JPH0587428U - 小型冷風機 - Google Patents

小型冷風機

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Publication number
JPH0587428U
JPH0587428U JP033855U JP3385592U JPH0587428U JP H0587428 U JPH0587428 U JP H0587428U JP 033855 U JP033855 U JP 033855U JP 3385592 U JP3385592 U JP 3385592U JP H0587428 U JPH0587428 U JP H0587428U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoelectric element
refrigerant
fan
small
tank unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP033855U
Other languages
English (en)
Inventor
靖夫 濱田
克志 赤松
久人 原賀
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP033855U priority Critical patent/JPH0587428U/ja
Publication of JPH0587428U publication Critical patent/JPH0587428U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 冷媒を蓄えるタンク部4と、タンク部に取付
けられ冷媒を冷却する熱電素子5と、タンク部に取付け
られ冷媒で冷却された外気を吐出孔13から吐出せしめ
るファン6と、夜間に熱電素子を運転し且つ昼間にファ
ンを運転する運転制御部7とからなる小型冷風機1。 【効果】 冷却手段に熱電素子を採用したのでいわゆる
コンプレッサー音がないので騒音はごく小さい。また、
装置を高耐圧使用にする必要がないので装置全体が軽量
で小型になり、製造費を下げることもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスッポット(局部)冷却に好適な小型冷風機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にクーラーと称する冷房機は圧縮式冷凍機を備え、この圧縮式冷凍機で冷 媒を圧縮して所定の冷凍サイクルを形成する。 上記圧縮式冷凍機は高圧力に耐える強固な構造とされ、モータを駆動源として いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのために、大型で且つ高価なものとなる。更に、運転に係るコンプレッサー 音も大きい。 そこで本考案の目的は音が小さく、小型で、且つ安価な冷風機を提供すること にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本考案は、冷媒を蓄えるタンク部と、このタンク部に 取付けられ前記冷媒を冷却する熱電素子と、前記タンク部に取付けられ前記冷媒 で冷却された外気を吐出孔から吐出せしめるファンと、夜間に前記熱電素子を運 転し且つ昼間に前記ファンを運転する運転制御部とから小型冷風機を構成する。
【0005】
【作用】
夜間に前記熱電素子を運転してタンク部に氷を備蓄し、昼間は氷を徐々に溶か すことで冷空気を生成する。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。 図1は本考案に係る小型冷風機の断面図であり、小型冷風機1はケーシング2 内に水等の冷媒3を蓄えるタンク部4を収納し、タンク部4の一隅に熱電素子5 を付設し、又、多層円板ファン6を収納してなる。 7は運転制御部であり、この運転制御部7は夜間に前記熱電素子5を運転し且 つ昼間に前記多層円板ファン6を運転するものである。
【0007】 タンク部4の熱電素子5から遠い部分に、熱伝導率の良い銅板等を折曲げ形成 したところの熱交換膜8がはめ込まれ、ケーシング2の前面上部2aに開けられ た吸気孔10から取入れられた外気は多層円板ファン6の吸排作用により、タン ク部4の空気入口11、熱交換膜8の外面、タンク部4の空気出口12を介して ケーシング2の底面2bの吐出孔13から吐き出される。
【0008】 前記多層円板ファン6はモータ6aのモータ軸6bにマウントされた背板6c に、一定の間隔で複数枚のドーナツ状円板6dを取付けてなる。 円板6dの表面の空気は、粘性力にて高速回転する円板6dと同方向に回転し 遠心力を受ける。速度エネルギーは空気が円板6dから離れた後に圧力エネルギ ーに変換される。
【0009】 このように本考案が採用した多層円板ファン6は移動する空気が円板6dとほ ぼ平行に流れるために、気流音や衝突音が発生しにくく極めて静かなファンであ る。 ただし、円板6d相互間の隙間(空気通路の幅)は重要であって適切なギャッ プを維持するためにスペサーを兼ねた整流翼を円板6dと円板6dのと間に介在 させている。 なお、多層円板ファンの代りに遠心ファンや軸流ファンを使用することは差し 支えないが、上記の点で多層円板ファンが望ましい。
【0010】 以上の構成からなる小型冷風機の作用を次に述べる。 図1においてスイッチ14を閉じると熱電素子5に電流が流れる。熱電素子5 は、「異種金属の接触点を通して電流が流れると、そこで熱の吸収(または熱の 発生)が起る。」というペルチェ効果を発揮するものである。 従って、冷媒3の保有熱は放熱フィン15を介して大気中にどんどん放出され 、結果シャーベット状の氷水または氷になる。
【0011】 一方、多層円板ファン6を始動すると、矢印のごとく移動する空気は熱交換膜 8で冷却され、冷気となって吐出孔13から下方へ吐出される。
【0012】 図2は本考案の小型冷風機の運転の例を示す図であり、例えば16時〜翌朝8 時までの夜間は熱電素子5を運転する。熱電素子5は比較的熱交換容量が小さい ので時間をかけて徐々に水を氷に変換し、氷水または氷の状態でこれをタンク部 4に蓄積する。なお、タンク部4側の熱電素子5にもフインを設け、溶媒との接 触面積を大きくすることで熱交換の効率を向上できる。 そして、朝8時から16時までの昼間はスイッチ15(図1)をONにして多 層円板ファン6を運転する。 本例はいわゆる深夜割引電力をフルに利用してランニングコスト(運転費用) を下げたことに特徴がある。 しかし、熱電素子5は無音なのでこれを昼間も運転することは差し支えなく、 そのためには運転制御部7のタイマ設定等を変更すればよい。
【0013】
【考案の効果】
以上に述べた通り本考案は冷却手段に熱電素子を採用したのでいわゆるコンプ レッサー音がないので騒音はごく小さい。 また、装置を高耐圧使用にする必要がないので装置全体が軽量で小型になり、 製造費を下げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る小型冷風機の断面図
【図2】本考案の小型冷風機の運転の例を示す図
【符号の説明】
1…小型冷風機、2…ケーシング、3…冷媒、4…タン
ク部、5…熱電素子、6…多層円板ファン、7て運転制
御部、8…熱交換膜、13…吐出孔、15…放熱フィ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を蓄えるタンク部と、このタンク部
    に取付けられ前記冷媒を冷却する熱電素子と、前記タン
    ク部に取付けられ前記冷媒で冷却された外気を吐出孔か
    ら吐出せしめるファンと、夜間に前記熱電素子を運転し
    且つ昼間に前記ファンを運転する運転制御部とからなる
    小型冷風機。
JP033855U 1992-04-22 1992-04-22 小型冷風機 Pending JPH0587428U (ja)

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JPH0587428U true JPH0587428U (ja) 1993-11-26

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JP033855U Pending JPH0587428U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 小型冷風機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018113978A (ja) * 2018-03-20 2018-07-26 株式会社アイティラボ ペット用冷温装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60232440A (ja) * 1984-05-02 1985-11-19 Tokyo Electric Power Co Inc:The 蓄熱冷暖房装置
JPH01252832A (ja) * 1988-03-31 1989-10-09 Sharp Corp 蓄熱式冷温風機

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980817