JPS6120438Y2 - - Google Patents

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JPS6120438Y2
JPS6120438Y2 JP12307880U JP12307880U JPS6120438Y2 JP S6120438 Y2 JPS6120438 Y2 JP S6120438Y2 JP 12307880 U JP12307880 U JP 12307880U JP 12307880 U JP12307880 U JP 12307880U JP S6120438 Y2 JPS6120438 Y2 JP S6120438Y2
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JP
Japan
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cold air
distribution plate
discharge
discharge ports
air distribution
Prior art date
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Expired
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JP12307880U
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English (en)
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JPS5746712U (ja
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  • Duct Arrangements (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は広域中の一部のみを空調するためのス
ポツトクーラーの構造に関する。
この種のクーラーは一般に、約50〜200mmの直
径を有する一本の吐出ダクトから冷風を比較的早
い速度で吐出し、クーラー本体から比較的遠くに
離れた場所を冷房するように設計されている。そ
のためクラー本体のすぐ近くを冷房する場合に
は、吐出ダクトからの冷風の吐出方向を変えたと
しても、ダクトの径の関係でほんの一部にしか冷
風が当らないという問題がある。また近距離の領
域を冷房する場合には、吐出ダクトからの冷風の
吐出速度を低下させることもできるようになつて
いるが、その構造では吐出速度は低下させると風
量が減少することになり、冷房能力が低下してし
まう。
また人体が一定速度の冷風に晒されつづける
と、冷房感覚が麻痺するばかりか、人体生理的に
も悪影響を受けることになるという問題もある。
したがつて本考案の目的は、冷房対象が遠距離
にある場合でも近距離にある場合でも、常に適切
な冷房効果を与えることができるスポツトクーラ
ーを提供することにある。
さらに本考案の目的は、冷房対象が遠距離にあ
る場合には吐出断面積の狭い吐出口から冷風を吐
出させ、近距離の場合には吐出断面積の広い吐出
口から冷風を吐出させるというように、二つの吐
出口を設けるとともにそれぞれ吐出口を切換え使
用できるスポツトクーラーを提供することにあ
る。
また本考案の目的は、上記二つの吐出口から吐
出される冷風の割合を任意に選ぶことができるス
ポツトクーラーを提供することにある。
本考案の別の目的は、上記二つの吐出口から吐
出される冷風の割合を周期的にかつ自動的に変化
させることができるスポツトクーラーを提供する
ことにある。
以下図面を参照しながら実施例を用いて説明す
る。
先ず第1図において、スポツトクーラー本体1
にはモルトプレン等の断熱材製仕切壁2を用いて
他の部分から断熱された風路3を形成し、この風
路3に送風機4と冷媒蒸発器5とを配し、本体1
の下部の空気入口6から周辺の空気を風路3内に
吸入するとともに冷却できるようにしてある。風
路3の上端には吐出ダクト7が接続されており、
この吐出ダクト7の先端が断面積の狭い第1の吐
出口8となつている。また風路3は途中部分を空
気入口6の上方に吐出断面積の広い第2の吐出口
9として開口させてある。この第2の吐出口9に
はルーバー10が備えられている。さらに風路3
には第2の吐出口9に対応した位置に断熱構造の
冷気振り分け板11が備えられている。この冷気
振り分け板11は上端の回動軸12を中心とし
て、図に鎖線で示したように○イ−○ロ間で可動にな
つている。
さて冷媒蒸発器5にて冷却されつつ送風機4に
て風路3から吐出される冷風の吐出状態は、冷気
振り分け板11の位置によつて第2図に示したよ
うに変化する。ここで、吐出冷風の概略範囲には
ハツチングを旋してある。先ず第2図イは冷気振
り分け板11が○イの位置にあるときを示し、この
ときには冷気振り分け板11が第2の吐出口9を
塞ぐことにより、冷気は第1の吐出口8からのみ
高速で吐出するので、遠い位置(例えばc位置)
の冷房に適する。第2図ロは冷気振り分け板11
が○ロの位置にあるときを示し、このときには冷気
振り分け板11が吐出ダクト7への通路を遮断す
ることにより、冷気は第2の吐出口9からのみ低
速で吐出するので、近い位置(例えばa位置)の
冷房に適する。第2図○ハは冷気振り分け板11が
○ハの位置にあるときを示し、このときには第1お
よび第2の吐出口8,9の両方から冷気を吐出す
るので、中間位置(例えばb位置)の冷房に適す
る。なお冷気振り分け板11の位置によつて第1
および第2の吐出口8,9からの吐出冷風量の割
合は種々変化することはもちろんである。
冷気振り分け板11の駆動はモータの回転力に
て行うようにしてもよい。その場合の一例構造を
第3図に示した。第3図において、ギヤードモー
タ13の出力軸14にカム15を取付け、このカ
ム15の周面に冷気振り分け板11を引張りばね
16にて押しつけている。この結果、カム15は
冷気振り分け板11の引張りばね16による付勢
側に位置している。この構造によると、ギヤード
モータ13を駆動してカム15を回動させること
により冷気振り分け板11の位置を任意に選ぶこ
とができる。さらにギヤードモータ13の運転を
継続すると、冷気振り分け板11が自動的に往復
動するので、第1の吐出口8からの冷風量が増加
するとともに第2の吐出口9からの冷風量が減少
(零を含む)した状態と、それとは正反対の状態
とを周期的に繰り返えし、その結果、冷房感覚の
麻痺や人体生理的な悪影響を防止できる。
なお図中において、20は圧縮機、21は冷媒
凝縮器、22は凝縮器用送風機、23はキヤスタ
ー、24はスプリング固定端、25,26は断熱
吸音材製壁部を示している。
以上実施例を用いて説明したように、本考案に
よれば常に適切な冷房効果を得ることのできるス
ポツトクーラーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスポツトクーラーの一実
施例の概略構成断面図、第2図は作用説明図、第
3図は冷気振り分け板の自動駆動機構の一例を示
す要部拡大断面図である。 4……送風機、5……冷媒蒸発器、6……空気
入口、7……吐出ダクト、8……第1の吐出口、
9……第2の吐出口、11……冷気振り分け板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 境界部を設けて分離させた2つの吐出口を風路
    に設け、該吐出口を通して冷風を吐出させるスポ
    ツトクーラーにおいて、上記風路内に設けられか
    つ上記境界部に一端を回動自在に取りつけられた
    冷気振り分け板と、該冷気振り分け板を上記2つ
    の吐出のうち一方の吐出口を閉成する位置に付勢
    したばねと、上記冷気振り分け板の近傍でかつ上
    記ばねによつて付勢側に位置し、上記冷気振り分
    け板を上記ばねの付勢力に逆つて上記2つの吐出
    口のうち他方の吐出口を閉成する位置に移動させ
    得る回転可能なカムとを有し、上記2つの吐出口
    の断面積が互いに異なるものであることを特徴と
    するスポツトクーラー。
JP12307880U 1980-09-01 1980-09-01 Expired JPS6120438Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12307880U JPS6120438Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12307880U JPS6120438Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5746712U JPS5746712U (ja) 1982-03-15
JPS6120438Y2 true JPS6120438Y2 (ja) 1986-06-19

Family

ID=29483670

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JP12307880U Expired JPS6120438Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01

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JPS5746712U (ja) 1982-03-15

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