JPH0587368U - ガスケット - Google Patents

ガスケット

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Publication number
JPH0587368U
JPH0587368U JP2881592U JP2881592U JPH0587368U JP H0587368 U JPH0587368 U JP H0587368U JP 2881592 U JP2881592 U JP 2881592U JP 2881592 U JP2881592 U JP 2881592U JP H0587368 U JPH0587368 U JP H0587368U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
gasket
hole
protrusion
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2881592U
Other languages
English (en)
Inventor
山口正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2881592U priority Critical patent/JPH0587368U/ja
Publication of JPH0587368U publication Critical patent/JPH0587368U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジングからずれたり、脱落することがな
いガスケットを提供することを目的とする。 【構成】 ハウジング上部7とハウジング下部5との間
に配設されて両者7、5間をシールするシール部2と、
このシール部2の所定の箇所から径方向に延出する板状
部3と、この板状部3から起立する突部4とからなり、
この突部4を前記ハウジング上部7またはハウジング下
部5に設けた孔6に圧入することにより、孔6が形成さ
れたハウジング上部7またはハウジング下部5にガスケ
ット1を係止することを特徴とするガスケット。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はガスケットに関し、特に、ハウジングからずれたり、脱落すること がないガスケットに関するものである。
【0002】
【従来技術および解決しようとする課題】
一般に、ハードディスクドライブ等に用いられるガスケットにおいては、ハー ドディスクドライブ等の軽量化、コンパクト化との関係で、専用の装着溝を設け ることができず、また、一部に壁が設けられている程度の部位に配設してハウジ ングのシール性を確保する必要がある。
【0003】 このような場合、従来は図8に示すように、両面テープ22を介してガスケッ ト21をハウジング下部23に貼着して、ガスケット21のずれおよび脱落を防 止していた。
【0004】 しかしながら、ガスケット21に両面テープ22を貼着するには手間がかかる とともに、コストも高くなるという問題点を有していた。
【0005】 この考案は前記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、専 用の装着溝が設けられていないような部位等に配設されても、ずれおよび脱落が 生じることなく、ハウジングのシール性を確保することができるガスケットを提 供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案はハウジング上部とハウジング下部と の間に配設されて両者間をシールするシール部と、このシール部の所定の箇所か ら径方向に延出する板状部と、この板状部から起立する突部とからなり、この突 部を前記ハウジング上部またはハウジング下部に設けた孔に圧入することにより 、孔が形成されたハウジング上部またはハウジング下部にガスケットを係止する という手段を採用したものである。
【0007】
【作用】
この考案は上記の手段を採用したことにより、ハウジング上部とハウジング下 部との間をシールするシール部の所定の箇所に板状部を形成し、この板状部に設 けた突部を前記ハウジング上部またはハウジング下部に設けた孔に圧入すること により、ガスケットをハウジング上部またはハウジング下部に係止することがで きる。
【0008】
【実施例】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。 図1〜図3にはこの考案によるガスケットの実施例が示されていて、このガス ケット1は環状のシール部2と、このシール部2の所定の箇所から外周側に延出 する板状部3と、この板状部3から垂直に起立する突部4とからなり、前記突部 4の断面形状は、図3に示すように、円形状をしている。
【0009】 そして、このガスケット1はフッ素ゴム、ブチルゴム、シリコンゴム等から形 成され、前記シール部2は断面略半球状に形成されている。
【0010】 また、前記突部4の外径は後述するハウジング下部5に設けた孔6の内径より も大径に形成されている。
【0011】 上記のように構成したガスケット1を、図4に示すように、ハウジング上部7 とハウジング下部5との間に配設することにより両者7、5間をシールすること になる。
【0012】 そして、前記ガスケット1の外周側に形成した突部4を、ハウジング下部5に 形成した開口部が円形状の孔6に圧入する。
【0013】 この時、前記突部4の外径は前記ハウジング下部5に設けた孔6の内径よりも 大径に形成されているため、孔6に突部4が圧入されると、突部4は孔6に係止 されるようになる。
【0014】 したがって、前記突部4をガスケット1の所定の箇所に設けることにより、ガ スケット1はハウジング下部5に係止され、ずれたり、ハウジング下部から脱落 することがなく、ハウジング上部7とハウジング下部5との間を確実にシールす るとともに、ガスケット1が両者7、5間で破損したり、傷がついたりすること がない。
【0015】 なお、実施例においては、突部4の断面形状を円形としたが、これに限定され ることなく、図5に示すような十字形や、図6に示すような鼓形等前記ハウジン グ下部5に設けた孔6に合致した形状であれば良い。
【0016】 また、シール部2の断面形状を半球状としたが、図7に示すような平板状であ っても良く、シール性が確保できればその形状は限定されない。
【0017】 さらに、ハウジング下部5に孔6を設け、この孔6にガスケット1の突部4を 圧入したが、ハウジング上部7に孔を設けて、この孔にガスケットの突部を圧入 しても良い。
【0018】
【考案の効果】
この考案は前記のように、ハウジング上部とハウジング下部との間をシールす るシール部の所定の箇所に板状部を形成し、この板状部に設けた突部を前記ハウ ジング上部またはハウジング下部に設けた孔に圧入することにより、ガスケット をハウジング上部またはハウジング下部に係止することができる。 したがって、ハウジング上部またはハウジング下部にガスケット装着用の溝を 設けなくとも、所定の箇所に孔を形成することによりガスケットをハウジング上 部またはハウジング下部に確実に係止することができ、スペースの狭い場所でも ガスケットのずれ、脱落を防止することができるとともに、破損および傷がつく のを防止することができるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるガスケットの実施例を示す概略
平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB−B断面図であって、突部の断面形状
を示す概略断面図である。
【図4】ガスケットをハウジング上部とハウジング下部
との間に装着した状態を示す概略断面図である。
【図5】突部の断面形状の第2の例を示す概略断面図で
ある。
【図6】突部の断面形状の第3の例を示す概略断面図で
ある。
【図7】ガスケットのシール部の別の例を示す概略断面
図である。
【図8】従来のガスケットを示す概略断面図である。
【符号の説明】
1、11、21……ガスケット 2、12……シール部 3、13……板状部 4、8、9、14……突部 5、23……ハウジング下部 6……孔 7……ハウジング上部 22……両面テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング上部(7)とハウジング下部
    (5)との間に配設されて両者(7、5)間をシールす
    るシール部(2、12)と、該シール部(2、12)の
    所定の箇所から径方向に延出する板状部(3、13)
    と、該板状部(3、13)から起立する突部(4、1
    4)とからなり、該突部(4、14)を前記ハウジング
    上部(7)またはハウジング下部(5)に設けた孔
    (6)に圧入することにより、孔(6)が形成されたハ
    ウジング上部(7)またはハウジング下部(5)にガス
    ケット(1)を係止することを特徴とするガスケット。
JP2881592U 1992-04-30 1992-04-30 ガスケット Pending JPH0587368U (ja)

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JP2881592U JPH0587368U (ja) 1992-04-30 1992-04-30 ガスケット

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JPH0587368U true JPH0587368U (ja) 1993-11-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016104630A (ja) * 2016-02-25 2016-06-09 三菱自動車工業株式会社 電動車両のシール構造
JP2020060201A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 内山工業株式会社 ガスケット
JP2020060200A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 内山工業株式会社 ガスケット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058960B2 (ja) * 1978-10-09 1985-12-23 サントリー株式会社 ウィルスの検出,定量剤

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