JPS6058960B2 - ウィルスの検出,定量剤 - Google Patents
ウィルスの検出,定量剤Info
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- JPS6058960B2 JPS6058960B2 JP53124412A JP12441278A JPS6058960B2 JP S6058960 B2 JPS6058960 B2 JP S6058960B2 JP 53124412 A JP53124412 A JP 53124412A JP 12441278 A JP12441278 A JP 12441278A JP S6058960 B2 JPS6058960 B2 JP S6058960B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/415—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from plants
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/70—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving virus or bacteriophage
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S930/01—Peptide or protein sequence
- Y10S930/26—Containing cys-cys disulfide bridge between nonadjacent cysteine residues
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(一次構造式)
(但し上式中Ala,Ar′G,Asn,Cys,Gl
n,Gly,?U,Lys,Phe,PrO,Ser,
Thr,Tyr,Val,は夫々L型のアラニン,アル
ギニン,アスパラギン,1ノ2シスチン,グルタミン,
グリシン,ロイシン,リジン,フェニルアラニン,プロ
リン,セリン,スレオニン,チロシン,及びバリン残基
を示し、R1〜R5も夫々以下のL−アミン酸残基を意
味する。
n,Gly,?U,Lys,Phe,PrO,Ser,
Thr,Tyr,Val,は夫々L型のアラニン,アル
ギニン,アスパラギン,1ノ2シスチン,グルタミン,
グリシン,ロイシン,リジン,フェニルアラニン,プロ
リン,セリン,スレオニン,チロシン,及びバリン残基
を示し、R1〜R5も夫々以下のL−アミン酸残基を意
味する。
R1リジンのときR2:アスパラギン,R3:ロイシン
,R4:スレオニン,R5:アスパラギン酸。
,R4:スレオニン,R5:アスパラギン酸。
R1がアルギンニンのときR2,R5:グリシン、R3
:イソロイシン,R4:セリン。なお式中1=ョは−S
−S一結合を示し、また各アミノ酸記号の傍に附記され
たアラビア数字はN末端から附されたアミノ酸配列番号
である。
:イソロイシン,R4:セリン。なお式中1=ョは−S
−S一結合を示し、また各アミノ酸記号の傍に附記され
たアラビア数字はN末端から附されたアミノ酸配列番号
である。
)で示される新規ポリペプチドを有効成分として含むウ
ィルスの検出、定量剤に関、する。換言すれば、本発明
は第5,第27,第33,第34,及び第42アミノ酸
残基が相違する点を除き、結合アミノ酸の総数、N一末
端及びC一末端を含めアミノ酸の種類ならびに配列順序
が全く同様てある2種の類似体を有効成分として含むウ
ィルスの検出、定量剤に係る。第1番目の類似体(以下
SPlと仮称する。
ィルスの検出、定量剤に関、する。換言すれば、本発明
は第5,第27,第33,第34,及び第42アミノ酸
残基が相違する点を除き、結合アミノ酸の総数、N一末
端及びC一末端を含めアミノ酸の種類ならびに配列順序
が全く同様てある2種の類似体を有効成分として含むウ
ィルスの検出、定量剤に係る。第1番目の類似体(以下
SPlと仮称する。
)は45個の単位アミノ酸より成り、一次構造式(式中
各アミノ酸残基記号の意味は上述のとおり)なる構造を
有し、その第3位と第3唯、第4位と第31位、第12
位と第2V.及び第1唯と第2蚊に存在する各システイ
ン分子対間のジスルフィド結合により架橋された特異な
四環構造を有する。第二番目の類似体(以下SP2と仮
称する)も45個の単位アミノ酸より成り、一次構造式
(式中各アミノ酸記号の意味は上述のとおり。
各アミノ酸残基記号の意味は上述のとおり)なる構造を
有し、その第3位と第3唯、第4位と第31位、第12
位と第2V.及び第1唯と第2蚊に存在する各システイ
ン分子対間のジスルフィド結合により架橋された特異な
四環構造を有する。第二番目の類似体(以下SP2と仮
称する)も45個の単位アミノ酸より成り、一次構造式
(式中各アミノ酸記号の意味は上述のとおり。
)なる構造を有し、これまた前記SPlと全く同様の四
環状化合物である。これら両類似体は、共に本出願人の
別途出願に係る昭和5坪特許願第20539号・発明の
主題であるが、これらの以下の物理・化学的パラメータ
ーにより特徴づけられる。RsplJ 外観:無色針状晶 等電点:約10 分子量:後述のアミノ酸配列決定の結果より4913を
計算される。
環状化合物である。これら両類似体は、共に本出願人の
別途出願に係る昭和5坪特許願第20539号・発明の
主題であるが、これらの以下の物理・化学的パラメータ
ーにより特徴づけられる。RsplJ 外観:無色針状晶 等電点:約10 分子量:後述のアミノ酸配列決定の結果より4913を
計算される。
但し沈降平衝法(ベツク マン社製SpincOM
OdelE超遠心分離機 を用い、歳グアニジンを
含むPH7.5の 0.05Mトリス塩酸バッファー
中に1〜5Tn9/mlの濃度に溶解して17600r
′Pmで測 定。
OdelE超遠心分離機 を用い、歳グアニジンを
含むPH7.5の 0.05Mトリス塩酸バッファー
中に1〜5Tn9/mlの濃度に溶解して17600r
′Pmで測 定。
)で測定した結果では約5500との値 を示す。構
成アミノ酸数:仙個 アミノ酸配列: (各符号の意味は前示のとおり、数字は配列順序を示す
。
成アミノ酸数:仙個 アミノ酸配列: (各符号の意味は前示のとおり、数字は配列順序を示す
。
元素分析結果
紫外線部吸収スベクトルニ278nm附近にペプチド特
有の吸収を認める(各サンプルの2mg/mlを日立2
波長複光束型吸光度計−356により測定。
有の吸収を認める(各サンプルの2mg/mlを日立2
波長複光束型吸光度計−356により測定。
)。赤外部吸収スベクトルニ波長1600crft−1
近辺にペプチド特有の吸収を認める(日立格子型赤外分
光光度計.により測定。)。Rsp2J 分子量:4812(アミノ酸配列決定の結果から)。
近辺にペプチド特有の吸収を認める(日立格子型赤外分
光光度計.により測定。)。Rsp2J 分子量:4812(アミノ酸配列決定の結果から)。
但し超遠心機を用いる沈降平衝法で測定 (手段
はSPlに準じる。)した結果では約 5500。構成
アミノ酸数:仙個 アミノ酸配列: (各符号の意味は前示のとおり、数字は配列順序を示す
。
はSPlに準じる。)した結果では約 5500。構成
アミノ酸数:仙個 アミノ酸配列: (各符号の意味は前示のとおり、数字は配列順序を示す
。
)元素分析結果:
紫外部吸収スベクトルニ278nm附近にペプチド特
有の吸収を認める。
有の吸収を認める。
赤外部吸収スベクトルニ波数1600cm−1近辺にペ
プ チド特有の吸収を認め
る。
プ チド特有の吸収を認め
る。
以上の如くSPlとSP2は物理化学的に極めて近似し
ており、従つて両者の分離も、カルボキシメチル(CM
)セルローズの如き陽イオン交換性担体を用いるクロマ
トグラフィーによらなければ相互の分離は困難である。
ており、従つて両者の分離も、カルボキシメチル(CM
)セルローズの如き陽イオン交換性担体を用いるクロマ
トグラフィーによらなければ相互の分離は困難である。
0来歴及び製法ョSPl及びSP2ならびにそれらの類
似体は麦類(大麦、小麦など)に広く分布している。
似体は麦類(大麦、小麦など)に広く分布している。
小麦では普通系(TrjticurTlmOnOcOu
rrl)のものに最も多量に含まれ、大麦では6条種(
HOrdeumagriOcri−ThOn)に属する
ものの方が2条種(H.SPOnta−Neunl)系
のものに比し含量が高い。以下製法の1例を示す。小麦
粉4k9を0.05N硫酸20eに懸濁し、30℃に3
時間保つ。
rrl)のものに最も多量に含まれ、大麦では6条種(
HOrdeumagriOcri−ThOn)に属する
ものの方が2条種(H.SPOnta−Neunl)系
のものに比し含量が高い。以下製法の1例を示す。小麦
粉4k9を0.05N硫酸20eに懸濁し、30℃に3
時間保つ。
後、室温下に遠心(3000r′Pm,lO分)して不
溶物を除き、上清を10N苛性ソーダで中和後5.0゜
Cで12I寺間放置して生成する沈澱を遠心除去する。
上清を0.05M燐酸塩バツアー(PH7.2)で飽和
したカルボキシメチルセルローズカラム(2.5×80
cm)に負荷し、食塩濃度を0.1モルから0.8モル
に向つて直線状に増加させた上記バツアー溶液で溶出す
る(流出速度:55mt/時間)。溶出液を一定量づつ
フラクシヨンコレクターで分画すると同時にその吸光度
を測定し、280nm附近に吸光を示す分画を所望によ
り1.5×75cmのカラムを用い同様の方法で再びク
ロマト分離に附した後、凍結乾燥に附す。収量120m
9。上の乾燥物120m9を0.2M重炭酸アンモニウ
ムで緩衝化したCMセルローズカラム(3.1×33c
m)に負荷し、0.2〜0.8モルに濃度を変化させた
重炭酸アンモニウム溶液(PH8.O)を用い、66m
1/時間の速度で溶出する。これを13m1づつ分画し
ながら同時に280r1mにおける吸光度を測り、分画
番号63〜75及び同80〜89の2種の吸光性画分を
集める。第1の画分はSPlであり、第2の画分はSP
2である。本発明はこれらの新規ポリペプチドをウィル
スの検出ならびに定量剤として利用することを要旨とす
るものてある。動植物細胞と用いるウィルスの培養手段
は、ウィルスの分離及びその性質把握ワクチンの製造な
らびにウィルス病の予防及び治療手段の研究などに利用
され、ウィルス研究に多くの献をしている。しかし、そ
れらの研究、開発の前提となるのは先づウィルスを検出
し、かつ゛定量することであるが、今日そのための手段
としては、(1)ウィルスに感染した細胞変性を起こす
ことを利用する方法(細胞変性効果利用法)。
溶物を除き、上清を10N苛性ソーダで中和後5.0゜
Cで12I寺間放置して生成する沈澱を遠心除去する。
上清を0.05M燐酸塩バツアー(PH7.2)で飽和
したカルボキシメチルセルローズカラム(2.5×80
cm)に負荷し、食塩濃度を0.1モルから0.8モル
に向つて直線状に増加させた上記バツアー溶液で溶出す
る(流出速度:55mt/時間)。溶出液を一定量づつ
フラクシヨンコレクターで分画すると同時にその吸光度
を測定し、280nm附近に吸光を示す分画を所望によ
り1.5×75cmのカラムを用い同様の方法で再びク
ロマト分離に附した後、凍結乾燥に附す。収量120m
9。上の乾燥物120m9を0.2M重炭酸アンモニウ
ムで緩衝化したCMセルローズカラム(3.1×33c
m)に負荷し、0.2〜0.8モルに濃度を変化させた
重炭酸アンモニウム溶液(PH8.O)を用い、66m
1/時間の速度で溶出する。これを13m1づつ分画し
ながら同時に280r1mにおける吸光度を測り、分画
番号63〜75及び同80〜89の2種の吸光性画分を
集める。第1の画分はSPlであり、第2の画分はSP
2である。本発明はこれらの新規ポリペプチドをウィル
スの検出ならびに定量剤として利用することを要旨とす
るものてある。動植物細胞と用いるウィルスの培養手段
は、ウィルスの分離及びその性質把握ワクチンの製造な
らびにウィルス病の予防及び治療手段の研究などに利用
され、ウィルス研究に多くの献をしている。しかし、そ
れらの研究、開発の前提となるのは先づウィルスを検出
し、かつ゛定量することであるが、今日そのための手段
としては、(1)ウィルスに感染した細胞変性を起こす
ことを利用する方法(細胞変性効果利用法)。
(2)ウィルス感染細胞に赤血球を混合すると、赤血球
を凝集する現象を利用する方法(赤血球凝集反応法)。
を凝集する現象を利用する方法(赤血球凝集反応法)。
(3)あるウィルスに感染した細胞が、他のウィルスの
感染を阻止する現象を利用する方法(インターフェア法
)。j(4)特定ウィルスに対し特異的に作用する抗血
清を作り、これを利用する方法(抗血清反応法)。
感染を阻止する現象を利用する方法(インターフェア法
)。j(4)特定ウィルスに対し特異的に作用する抗血
清を作り、これを利用する方法(抗血清反応法)。
(5)ウィルス感染に因つて起こる細胞の代謝変化を利
用する方法(代謝変化測定法)。
用する方法(代謝変化測定法)。
(6)ウィルスを直接に、又は染色後、鏡検観察する方
法(鏡検法)。
法(鏡検法)。
などがあり、この中(1)法が最も一般的であるが、こ
れらの方法では検出できないウィルスも多数存在してお
り、例えばモロニー株マウス白血病ウィルス(Muri
neleukemiavirua(MO−MuLVv)
)はその例である。
れらの方法では検出できないウィルスも多数存在してお
り、例えばモロニー株マウス白血病ウィルス(Muri
neleukemiavirua(MO−MuLVv)
)はその例である。
また上記(1)〜(6)の普通法で検出可能な場合でも
、結果が不明瞭で正確な判断ができないとか、操作が著
しく煩雑であるとかの場合には、実際問題として以上の
方法をそのまま適用することは難しい。
、結果が不明瞭で正確な判断ができないとか、操作が著
しく煩雑であるとかの場合には、実際問題として以上の
方法をそのまま適用することは難しい。
このため、種々の改良法も提案され、例えばロウ等(W
.P.ROwe,etal9VirOlOgy42,l
l36〜9(1970)は上のMO上UL,yに感染し
た細胞をマウス胎児細胞(ME)で培養後、紫外線照射
を行つて細胞を静止させ、これにXC細胞(ラウス肉腫
ウイルスプラーク株で癌化したラット腫瘍細胞)を加え
て培養し、生成したプラーク数を染色、測定した。この
方法は、XC細胞の、ウィルス惑染細胞で増殖したウィ
ルスによつて容易に合胞体(Syncytlum)を形
成する性質を利用したものであつて、いわば間接的なウ
ィルスの検出、定量法である。従つて、例えば細胞変性
効果を利用できる直接法に比べ対象が合胞体を作るウィ
ルスのみに限定されるのはやむを得ない。この他、抗血
清を利用する方法も一部利用されているが、抗血清の作
成が繁雑て時日を要する欠点がある。さらにインターフ
エエア法も特殊なウィルスにしか適用できない。以上の
理由から、ウィルス研究の指針としての、より簡便、か
つ正確で、しかも汎用性のあるウィルスの検出、定量手
段の開発が強く要望されていた。
.P.ROwe,etal9VirOlOgy42,l
l36〜9(1970)は上のMO上UL,yに感染し
た細胞をマウス胎児細胞(ME)で培養後、紫外線照射
を行つて細胞を静止させ、これにXC細胞(ラウス肉腫
ウイルスプラーク株で癌化したラット腫瘍細胞)を加え
て培養し、生成したプラーク数を染色、測定した。この
方法は、XC細胞の、ウィルス惑染細胞で増殖したウィ
ルスによつて容易に合胞体(Syncytlum)を形
成する性質を利用したものであつて、いわば間接的なウ
ィルスの検出、定量法である。従つて、例えば細胞変性
効果を利用できる直接法に比べ対象が合胞体を作るウィ
ルスのみに限定されるのはやむを得ない。この他、抗血
清を利用する方法も一部利用されているが、抗血清の作
成が繁雑て時日を要する欠点がある。さらにインターフ
エエア法も特殊なウィルスにしか適用できない。以上の
理由から、ウィルス研究の指針としての、より簡便、か
つ正確で、しかも汎用性のあるウィルスの検出、定量手
段の開発が強く要望されていた。
本発明は以上の要望に応えようとするものてちる。本発
明者等は上記SPの生化学的諸性質を研究する過程で、
SPが接触阻止状態にある.正常細胞(細胞周期のG期
に在るもの)には作用しないが、ウィルス感染細胞に対
しては接触状態に在つてもこれに作用してそれを死滅さ
せるという、特異な作用を有するものであることを見出
した。本発明は正にこの知見に基くものである。ところ
で、前述のマウス白血病ウィルスは被感染細胞に対し細
胞変性作用を呈しない。即ち、この場合本ウィルス感染
細胞と非感染細胞とは、光学顕微鏡下の外観及びDNA
合成能等において全く相違が認められないので、慣用の
細胞変性効果によるウィルスの直接検出ないし定量が不
可能な例である。しかるに、実験の結果、接触阻止状態
に在る被感染細胞、例えばA3l細胞(マウスBALB
/C由来のクローン)にSPを作用させると、ウィルス
感染細胞だけが死滅し、正常細胞は全く影響を受けない
ことが見出され、かつ、この現象は殆んど定量的であつ
て、前記ロウのXC細胞利用法(XCプラーク法)によ
る測定結果とよく一致することが判つた。因みに、この
XCプラーク法では、ウィルス感染細胞に紫外線を照射
して細胞を静止させた後、それにXC細胞を散布して生
成する合胞体の数から原のウィルス数を算出するので、
ウィルス惑受性を失つた細胞やウィルスに未感染の細胞
を生きた侭分離することはできない(原の細胞は紫外線
照射により静止せしめられており、しかも別のXC細胞
が培地中に加えられている)。ところが、培地中に直培
SPを添加する手段によれば、第一操作が極めて簡単で
ある上に、ウィルスの感染を免れた細胞が培地中にその
まま生残つているため、当該細胞(生残りの原因として
は、ウィルス量の不足や細胞の変異などが挙げられよう
)を分離して、種々の研究に利用できるという効果を持
つている。
明者等は上記SPの生化学的諸性質を研究する過程で、
SPが接触阻止状態にある.正常細胞(細胞周期のG期
に在るもの)には作用しないが、ウィルス感染細胞に対
しては接触状態に在つてもこれに作用してそれを死滅さ
せるという、特異な作用を有するものであることを見出
した。本発明は正にこの知見に基くものである。ところ
で、前述のマウス白血病ウィルスは被感染細胞に対し細
胞変性作用を呈しない。即ち、この場合本ウィルス感染
細胞と非感染細胞とは、光学顕微鏡下の外観及びDNA
合成能等において全く相違が認められないので、慣用の
細胞変性効果によるウィルスの直接検出ないし定量が不
可能な例である。しかるに、実験の結果、接触阻止状態
に在る被感染細胞、例えばA3l細胞(マウスBALB
/C由来のクローン)にSPを作用させると、ウィルス
感染細胞だけが死滅し、正常細胞は全く影響を受けない
ことが見出され、かつ、この現象は殆んど定量的であつ
て、前記ロウのXC細胞利用法(XCプラーク法)によ
る測定結果とよく一致することが判つた。因みに、この
XCプラーク法では、ウィルス感染細胞に紫外線を照射
して細胞を静止させた後、それにXC細胞を散布して生
成する合胞体の数から原のウィルス数を算出するので、
ウィルス惑受性を失つた細胞やウィルスに未感染の細胞
を生きた侭分離することはできない(原の細胞は紫外線
照射により静止せしめられており、しかも別のXC細胞
が培地中に加えられている)。ところが、培地中に直培
SPを添加する手段によれば、第一操作が極めて簡単で
ある上に、ウィルスの感染を免れた細胞が培地中にその
まま生残つているため、当該細胞(生残りの原因として
は、ウィルス量の不足や細胞の変異などが挙げられよう
)を分離して、種々の研究に利用できるという効果を持
つている。
従つて、感染に用いたウィルス量(個数)が充分である
場合には、この手段は、ウィルス感受性につき変異した
細胞の分離や増殖性に変異を持つたウィルスの分離にも
利用できるという利点がある。このように、本発明試薬
(SP)を利用すると、(1) 細胞変性効果を示さな
いウィルスと宿主細胞との混合物から当該ウィルスを簡
単に検出、定量することができ、その操作は細胞変性効
果を有するウィルスと宿主細胞との混合物からウィルス
を検出する操作と殆んど同程度てある。
場合には、この手段は、ウィルス感受性につき変異した
細胞の分離や増殖性に変異を持つたウィルスの分離にも
利用できるという利点がある。このように、本発明試薬
(SP)を利用すると、(1) 細胞変性効果を示さな
いウィルスと宿主細胞との混合物から当該ウィルスを簡
単に検出、定量することができ、その操作は細胞変性効
果を有するウィルスと宿主細胞との混合物からウィルス
を検出する操作と殆んど同程度てある。
(■) ウィルスに対する感受性を失つた細胞の検出、
分離が可能となる。
分離が可能となる。
という、ウィルス研究上、新規、有用な手段が提供され
る。
る。
実施例1
(ウィルス感染細胞と非惑染細胞に対するSPの作用)
1−a実験試料細胞:A3l細胞(マウスBALB/C
由来のクロ ーン)ウイルスニMO−MuLV(モロ
ニー株マウス白 血病ウィルス)培養液:イーグ
ルMEMl5%牛脂児血清添加 培地SP:SPl
とSP2の混合物 1−b実験方法 A−31細胞をプレート当り3×1(1f′個分散し、
同時にMuLVの充分量を添加感染させて5日間37℃
で培養後、接触阻止状態の発生を鏡検、確認した上で、
SPを10μy/mlの割で培地に添加して4時間処理
する。
1−a実験試料細胞:A3l細胞(マウスBALB/C
由来のクロ ーン)ウイルスニMO−MuLV(モロ
ニー株マウス白 血病ウィルス)培養液:イーグ
ルMEMl5%牛脂児血清添加 培地SP:SPl
とSP2の混合物 1−b実験方法 A−31細胞をプレート当り3×1(1f′個分散し、
同時にMuLVの充分量を添加感染させて5日間37℃
で培養後、接触阻止状態の発生を鏡検、確認した上で、
SPを10μy/mlの割で培地に添加して4時間処理
する。
次いでニュートラルレッド(終濃度0.4%)で染色し
てからトリプシンて細胞を分散させ、被染色細胞を生細
胞とみなして、チ五ルクニビユルカー計算盤を用いて、
MLlL.■非感染AGl細胞と比較しながら算定する
。1−C結果 下表(第1表)に示される。
てからトリプシンて細胞を分散させ、被染色細胞を生細
胞とみなして、チ五ルクニビユルカー計算盤を用いて、
MLlL.■非感染AGl細胞と比較しながら算定する
。1−C結果 下表(第1表)に示される。
上表の示す如く、SPはウィルス感染細胞を極めて特異
的に攻撃死滅させることが窺われる。
的に攻撃死滅させることが窺われる。
実施例2 (ウィルス量の測定)
2−a実験材料
細胞:A3l細胞(1−aと同じ)
XC細胞(ラウスザルコーマウイルスプ ラーク株
で癌化したラットの腫瘍細胞)ウイルスニMuLV(y
−a)と同じ)培養液:イーグルMEM(1−a)と同
じ)SP:1−a)と同じ。
で癌化したラットの腫瘍細胞)ウイルスニMuLV(y
−a)と同じ)培養液:イーグルMEM(1−a)と同
じ)SP:1−a)と同じ。
2−b実験方法
MuLVを101倍から1CP倍まで段階的に稀釈,し
、/!31細胞が各皿当り5×101個づつ存在する各
プレート上に夫々の稀釈液を添加し、5時間培養して接
触阻止状態に達したのを確認してからトリプシンで処理
する。
、/!31細胞が各皿当り5×101個づつ存在する各
プレート上に夫々の稀釈液を添加し、5時間培養して接
触阻止状態に達したのを確認してからトリプシンで処理
する。
分散された細胞を各プレート当り3等分し、37℃で接
触阻止状態にト達するまで再び培養する。以上操作を2
回反覆し、全細胞を被感染細胞化する(もちろん、これ
は分散液中にMuL,■が存在している場合で、存在し
ていなければ感染は起こらない。)。次に、以上の如く
して得た接触阻止細胞のプレートに、終濃度10μy/
Mtの割でSPを加え、2峙間後にニュートラルレッド
で染色し、実施例1と同様にして生細胞数を数える。一
方、上の実験と並行に、前記XC−プラーク法を用いて
比較を行う。
触阻止状態にト達するまで再び培養する。以上操作を2
回反覆し、全細胞を被感染細胞化する(もちろん、これ
は分散液中にMuL,■が存在している場合で、存在し
ていなければ感染は起こらない。)。次に、以上の如く
して得た接触阻止細胞のプレートに、終濃度10μy/
Mtの割でSPを加え、2峙間後にニュートラルレッド
で染色し、実施例1と同様にして生細胞数を数える。一
方、上の実験と並行に、前記XC−プラーク法を用いて
比較を行う。
このため、接触阻止状態の細胞に、15〜2囲2間紫外
線を照射するか又はマイトマシンCを5〜10py/m
lの割で加えて細胞を静止させた後、XC細胞を各プレ
ート当り2〜4×1Cf′/ml個の割で加える。24
時間後メタノールで固定し、次いでギムザ染色を行つて
、生成したプラーク数を計算する。
線を照射するか又はマイトマシンCを5〜10py/m
lの割で加えて細胞を静止させた後、XC細胞を各プレ
ート当り2〜4×1Cf′/ml個の割で加える。24
時間後メタノールで固定し、次いでギムザ染色を行つて
、生成したプラーク数を計算する。
シーc結果
結果は下表(第2表)に示される。
上表より、ウィルスの稀釈度が10−4より低いところ
では、SP処理により生細胞数の急激な減少が認められ
るが、これはSPに感受性の高いウィルス感染細胞の存
在を示すものである。
では、SP処理により生細胞数の急激な減少が認められ
るが、これはSPに感受性の高いウィルス感染細胞の存
在を示すものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(一次構造式) ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し上式中Ala、Arg、Asn、Cyn、Gln
、Gly、Leu、Lys、Phe、Pro、Ser、
Thr、Tyr及びValは夫々L型のアラニン、アル
ギニン、アスパラギン、1/2シスチン、グルタミン、
グリシン、ロイシン、リジン、フェニルアラニン、プロ
ニン、セリン、スレオニン、チロシン及びバリン残基を
示し、かつR_1〜R_5も夫々以下のLアミン酸残基
を意味する。 R_1リジンのとき:−R_2:アスパラギン、R_3
:ロイシン、R_4:スレオニン、R_5:アスパラギ
ン酸。 R_1がアルギンニンのとき:−R_2及びR_5:グ
リシン、R_3:イソロイシン、R_4:セリンなお式
中「=」は−S−S−結合を示し、また各アミノ酸記号
の傍に附記されたアラビア数字はN末端から附されたア
ミノ酸配列番号である。 )で示される新規ポリペプチドを有効成分として含むウ
ィルスの検出、定量剤。2 一次構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し上式中Ala、Arg、Asn、Asp、Cys
、Gln、Gly、Leu、Lys、Phe、Pro、
Ser、Thr、Tyr及びValは夫々L型のアラニ
ン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、1/
2シスチン、グルタミン、グリシン、ロイシン、リジン
、フェニルアラニン、プロリン、セリン、スレオニン、
チロシン及びバリン残基を示す。 なお式中「=」は−S−S−結合を示し、また各アミノ
酸記号の傍に附記されたアラビア数字はN末端から附さ
れたアミノ酸配列番号である。)を有する特許請求の範
囲第1項記載の新規ポリペプチドを有効成分として含む
ウィルスの検出、定量剤。3 一次構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し上式中Ala、Arg、Asn、Cys、Gln
、Gly、Ile、Leu、Lys、Phe、Pro、
Ser、Thr、Tyr及びValは夫々L型のアラニ
ン、アルギニン、アスパラギン、1/2シスチン、グル
タミン、グリシン、イソロイシン、ロイシン、リジン、
フェニルアラニン、プロニン、セリン、スレオニン、チ
ロシン及びバリン残基を示す。 なお式中「=」は−S−S−結合を示し、また各アミノ
酸記号の傍に附記されたアラビア数字はN末端から附さ
れたアミノ酸配列番号である。)を有する特許請求の範
囲第項記載の新規ポリペプチドを有効成分として含むウ
ィルスの検出、定量剤。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53124412A JPS6058960B2 (ja) | 1978-10-09 | 1978-10-09 | ウィルスの検出,定量剤 |
DE19792954675 DE2954675C2 (de) | 1978-10-09 | 1979-10-05 | Verwendung von Polypeptiden zur Bekämpfung von Krebs |
US06/082,657 US4287185A (en) | 1978-10-09 | 1979-10-09 | Method for the detection of viruses |
US06/274,454 US4427657A (en) | 1978-10-09 | 1981-06-17 | Method for treatment of transplanted tumors in mice |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53124412A JPS6058960B2 (ja) | 1978-10-09 | 1978-10-09 | ウィルスの検出,定量剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5550897A JPS5550897A (en) | 1980-04-14 |
JPS6058960B2 true JPS6058960B2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=14884823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53124412A Expired JPS6058960B2 (ja) | 1978-10-09 | 1978-10-09 | ウィルスの検出,定量剤 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4287185A (ja) |
JP (1) | JPS6058960B2 (ja) |
DE (1) | DE2954675C2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0587368U (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-26 | エヌオーケー株式会社 | ガスケット |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6058960B2 (ja) | 1978-10-09 | 1985-12-23 | サントリー株式会社 | ウィルスの検出,定量剤 |
US4497799A (en) * | 1981-11-09 | 1985-02-05 | Suntory Ltd. | Polypeptide carcinostatic agent |
DE3275998D1 (en) * | 1981-12-22 | 1987-05-14 | Baylor College Medicine | Immunological composition and method for hepatitis b virus |
IE57724B1 (en) * | 1983-05-09 | 1993-03-24 | Todaro George Joseph | Biologically active polypeptides |
US5240912A (en) * | 1983-05-09 | 1993-08-31 | Todaro George J | Transforming growth factor (TGF) peptides |
US4863899A (en) * | 1983-05-09 | 1989-09-05 | Todaro George J | Biologically active polypeptides |
JPS6034997A (ja) * | 1983-05-09 | 1985-02-22 | ジヨージ、ジヨセフ、トダロ | 生物学的活性ポリペプチド類 |
US4877437A (en) * | 1988-04-29 | 1989-10-31 | Glasstech International L.P. | Vacuum platen for sharp bends |
US4921847A (en) * | 1988-05-23 | 1990-05-01 | Engelhard Corporation | Trihalo(amine)gold(III) anti-tumor complexes |
US5376640A (en) * | 1989-12-25 | 1994-12-27 | Nisshin Flour Milling Co., Ltd. | Lipolytic enzyme inhibitors |
JP2960947B2 (ja) * | 1989-12-25 | 1999-10-12 | 日清製粉株式会社 | 脂質分解酵素阻害剤 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6058960B2 (ja) | 1978-10-09 | 1985-12-23 | サントリー株式会社 | ウィルスの検出,定量剤 |
-
1978
- 1978-10-09 JP JP53124412A patent/JPS6058960B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-10-05 DE DE19792954675 patent/DE2954675C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1979-10-09 US US06/082,657 patent/US4287185A/en not_active Expired - Lifetime
-
1981
- 1981-06-17 US US06/274,454 patent/US4427657A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0587368U (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-26 | エヌオーケー株式会社 | ガスケット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5550897A (en) | 1980-04-14 |
US4427657A (en) | 1984-01-24 |
US4287185A (en) | 1981-09-01 |
DE2954675C2 (de) | 1991-07-18 |
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