JPH0587135B2 - - Google Patents

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JPH0587135B2
JPH0587135B2 JP61142411A JP14241186A JPH0587135B2 JP H0587135 B2 JPH0587135 B2 JP H0587135B2 JP 61142411 A JP61142411 A JP 61142411A JP 14241186 A JP14241186 A JP 14241186A JP H0587135 B2 JPH0587135 B2 JP H0587135B2
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JP
Japan
Prior art keywords
region
collector
base
area
emitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61142411A
Other languages
English (en)
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JPS62298171A (ja
Inventor
Tadahiko Tanaka
Norihiro Shigeta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP14241186A priority Critical patent/JPS62298171A/ja
Publication of JPS62298171A publication Critical patent/JPS62298171A/ja
Publication of JPH0587135B2 publication Critical patent/JPH0587135B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は高周波動作の可能なトランジスタ、特
にコレクタ容量の小さなトランジスタに関するも
のである。
(ロ) 従来の技術 近年、ニユーメデイアの発展に伴い、情報伝達
の方法が変わり、情報量も増大の一途をたどつて
いる。これらの情報を我々に伝える表示装置とし
てのCRTデイスプレイは、パソコン・ワープロ
などのOA機器等多くの分野で使用されている。
このため、増大する情報を我々に確実に伝えるた
めのCRTデイスプレイの高精細度化への市場の
ニーズは、一段と高まりを見せている。また人間
工学的見地からCRT画面をなるべく平坦にかつ
画面全体での画質の均一性を改善し、認識性が良
く疲労の少ないものが要求されている。
これらの要求に対して、CRTデイスプレイの
高精細度化は著しいものがあり、解像度で8本/
mm1画面で一般用TVの50画面分の表示情報量を
達成している。
一方画面のフラツト化が進み、周辺部での高精
細度化が技術的問題となつている。本来CRTは、
構造上、画像を映す管面は球状の方が電子ビーム
のスポツト径が変化せず画面は鮮明になる。この
ため、画面のフラツト化のための回路技術とし
て、ダイナミツクフオーカス技術が必要となる。
ダイナミツクフオーカスとは、電子ビーム焦点を
水平走行中に変化させて、フラツトな管面の場合
でも、常に電子ビームのスポツト径を最適にさせ
ることである。こうすることにより、デイスプレ
イの文字、図形などのボケ、ズレなどが全くなく
なり、非常に鮮明な画面となるため、高精細度デ
イスプレイを作るためには不可欠の技術となる。
このためにダイナミツクフオーカス用トランジ
スタの特性としては、 (1) グリツド電圧が高いために、1500Vの電圧に
耐えること (2) 高周波動作をさせるために、コレクタ容量が
小さいこと であることが要求される。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところが特開昭57−155773号公報等の如きトラ
ンジスタを使用した場合、コレクタ容量が大きい
ため、グリツド電圧波形に歪みを生じ、その結
果、電子ビームのスポツトサイズが変わつてしま
い、管面全体で均一な鮮明度が得られない問題点
を有していた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は斯る問題点に鑑みてなされ、少なくと
もコレクタ領域3、ベース領域4およびエミツタ
領域5とを備え、前記ベース面積対コレクタ領域
幅の比が所定値以下であるようなベース面積を有
するトランジスタを1個以上有することで解決す
るものである。
(ホ) 作用 コレクタ領域の少数キヤリアの流れは第3図に
示す点線のように2次元的な広がりを示し、この
少数キヤリアの広がり面積(第4図に点線で示
す。)にコレクタ電流はほぼ比例する。
一方半導体装置1のベース長およびコレクタ領
域幅を第3図の如く夫々LBおよびWiとすると、
コレクタ電流ICは前述した2次元的な広がりを考
慮すると(LB+Wi)2とほぼ比例する。一般には
ベース長LBはコレクタ領域幅Wiに較べ非常に大
きいために、コレクタ電流ICはベース面積LB 2
比例する。
しかし前記ベース面積LB 2対コレクタ領域幅Wi
の比が所定値以下(ここではWiは耐圧で決定さ
れる値のため一定とすると、ベース面積LB 2が小
さくなる。)であると、コレクタ領域Wiは無視で
きずコレクタ電流ICは(LB+Wi)2に比例する。
従つて第2図に示す如くコレクタ電流ICはベース
長LBに対し非線形領域を有する。ここで第2図
のベース長LBはベース面積LB 2の平方根となる。
本発明はこの非線形領域を活用するものであ
り、前記ベース面積LB 2を小さくしてもコレクタ
電流ICがそれほど減少しない領域を使用するの
で、ベース面積と比例関係にあるコレクタ容量が
小さくなつても、それほどコレクタ電流ICが減少
しない点に着目した。
(ヘ) 実施例 以下に本発明の一実施例を第1図イ乃至第1図
ロを参照しながら説明する。
本発明に依るトランジスタ1は第1図ロに示す
如く、N+型のコレクタコンタクト領域と成る半
導体基板2、N型エピタキシヤル層より成るコレ
クタ領域3、P型のベース領域4、N+型のエミ
ツタ領域5、ベース領域4を囲みベース領域4か
ら一定の間隔で離間された複数本のP型のガード
領域6、コレクタ領域3端部に設けられたN+
のアニユラー領域7、夫々の領域にオーミツクコ
ンタクトしたコレクタ電極8、ベース電極9およ
びエミツタ電極10、アニユラー領域7にオーミ
ツクコンタクトし酸化膜11上を内側に延在させ
たシールド電極12より構成されている。また図
示してないがガード領域6とオーミツクコンタク
トしたフイールド電極、少なくともフイールド電
極を被覆する絶縁膜を形成しても良い。
ここでベース領域4とガード領域6は基板3表
面のシリコン酸化膜11を選択除去して、周知の
選択拡散を行い形成する。前記ガード領域6は逆
バイアス時に空乏層が均等に広がり高耐圧を可能
とする。またエミツタ領域5とアニユラー領域7
は選択拡散法によりベース領域4内およびコレク
タ領域3の周端部にN+拡散し、前記アニユラー
領域7はチヤンネルストツプ領域として働く。
本発明の特徴は前記ベース面積LB 2対コレクタ
領域幅Wiの比が所定値以下であるようなベース
面積を有する前述の如きトランジスタを1個以上
有することにある。
コレクタ領域3の少数キヤリアの流れは第3図
イに示す如く、点線のように約45°の角度で2次
元的に広がり、この少数キヤリアの広がりによつ
て得られるピラミツド型の立方体の体積にコレク
タ電流ICが比例する。このピラミツド型の立方体
の体積は、ベース領域が一片の長さLBの正方形
であるとすると、上面がLB 2、下面が(LB+2Wi)
2の面積を有するピラミツド型形状の体積となる。
これを電流が流れる方向と直角の方向(基板の水
平面と平行な方向)の平均断面積で近似すると、
横方向にWi/2だけ広がつた地点が平均断面積
となり、(LB+2Wi)2は(LB+Wi)2となる。すな
わち、コレクタ電流ICは(LB+Wi)2とほぼ比例
する。従つて第2図に示す如くコレクタ電流IC
ベース長LBに対して非線形領域を有する。従つ
て前記ベース面積LB 2を小さくしてもコレクタ電
流ICがそれ程小さくならない領域があり、この場
合コレクタ容量は逆にベース面積LB 2と比例する
ので小さくなる。
例えば従来のトランジスタと本発明のトランジ
スタを比較すると第5図のようになる。ここで
Wiは150μmとする。
従つて従来のトランジスタのコレクタ電流と同
じ値にするためには本発明のトランジスタを5個
並列に接続する必要があり、その際のコレクタ容
量は5pFとなる。その結果従来よりも約1/2のコ
レクタ容量となり、性能は2倍となる。ただし
Wiは耐圧で決定されるため、Wiを変化させると
前記LB 2/Wiの所定値も変化してゆく、Wiを
150μmとした場合はLB 2/Wiの比はおよそ1000以
下が望ましい。
第2図はWi=1500μmとした場合で LB<1000×150 LB<387μm となり、コレクタ容量が1/2となる効果が表れる
点である。
(ト) 発明の効果 以上の説明からも明らかな如く、前記ベース面
積対コレクタ領域幅の比が所定値以下であるよう
なベース面積を有するトランジスタ1を1個以上
有することで、前記コレクタ容量を減少させるこ
とが可能となり、グリツド電圧波形の歪みを防止
し管面全体を均一で鮮明にすることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本発明の一実施例であり半導体装置
の平面図、第1図ロは第1図イにおけるX−
X′線の断面図、第2図は本発明のコレクタ電流
−ベース長の特性図、第3図イおよび第4図は本
発明の半導体装置を説明する概略断面図および平
面図、第5図は従来および本発明の半導体装置の
特性図である。 1はトランジスタ、2は半導体基板、3はコレ
クタ領域、4はベース領域、5はエミツタ領域、
6はガード領域、7はアニユラー領域、8はコレ
クタ電極、9はベース電極、10はエミツタ電
極、11は酸化膜、12はシールド電極である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一導電型のコレクタ領域となる半導体基板
    と、 この半導体基板に設けられた逆導電型のベース
    領域と、 このベース領域に形成した一導電型のエミツタ
    領域と、 前記ベース領域の周囲に設けられた複数本の逆
    導電型のガード領域と、 前記半導体基板の裏側に設けられたコレクタ電
    極と、 前記ベース領域およびエミツタ領域に設けられ
    たベース電極およびエミツタ電極とを備えた半導
    体装置であつて、 前記ベース領域の面積をベース領域の底面から
    前記半導体基板の裏面までの距離で割つた値が
    1000より小さいことを特徴とする半導体装置。
JP14241186A 1986-06-17 1986-06-17 半導体装置 Granted JPS62298171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14241186A JPS62298171A (ja) 1986-06-17 1986-06-17 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14241186A JPS62298171A (ja) 1986-06-17 1986-06-17 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62298171A JPS62298171A (ja) 1987-12-25
JPH0587135B2 true JPH0587135B2 (ja) 1993-12-15

Family

ID=15314713

Family Applications (1)

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JP14241186A Granted JPS62298171A (ja) 1986-06-17 1986-06-17 半導体装置

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JP (1) JPS62298171A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50102271A (ja) * 1974-01-09 1975-08-13
JPS58108771A (ja) * 1981-12-22 1983-06-28 Fujitsu Ltd 半導体装置
JPS6178162A (ja) * 1984-09-25 1986-04-21 Toshiba Corp 半導体装置
JPS61214572A (ja) * 1985-03-20 1986-09-24 Toshiba Corp 半導体装置

Patent Citations (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50102271A (ja) * 1974-01-09 1975-08-13
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JPS6178162A (ja) * 1984-09-25 1986-04-21 Toshiba Corp 半導体装置
JPS61214572A (ja) * 1985-03-20 1986-09-24 Toshiba Corp 半導体装置

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JPS62298171A (ja) 1987-12-25

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