JPH0586612U - 車高調整装置 - Google Patents

車高調整装置

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JPH0586612U
JPH0586612U JP3629592U JP3629592U JPH0586612U JP H0586612 U JPH0586612 U JP H0586612U JP 3629592 U JP3629592 U JP 3629592U JP 3629592 U JP3629592 U JP 3629592U JP H0586612 U JPH0586612 U JP H0586612U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車高の上げ下げ時間を短縮させる。 【構成】 車高を下げるとき電磁バルブ22がオンにな
ると、インバージョンバルブ15、17の入口ポート2
3、27が閉じて排出ポート25、29が開かれ、エア
スプリング10、11内のエアが排出される。車高を上
げるときは電磁バルブ22がオフとなってエア通路1
2、14が開かれ、エア源13とサージタンク19、2
0からのエアがエアスプリング10、11に供給され
る。 【効果】 車高を下げる時、エアスプリング10、11
内のエアのみが排出されるため、短時間で下げることが
できる。車高を上げる時、エアスプリング10、11に
エア源13からもエアを圧送できるので、短時間で上げ
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車高調整装置に係り、特に、車軸と車体との間に介装されたエアス プリングのエア貯留量を調整して車軸と車体との位置を制御する技術に関し、例 えば、バス等の大型車両の車高を調整するエアサスペンションシステムに利用し て有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、バス等の大型自動車においては、車高調整装置が使用されている。従 来の車高調整装置は前後の車軸にそれぞれ配されている伸縮自在な各エアスプリ ングにレベリングバルブによりエアを圧送して所定のクッションおよび車高を維 持するように構成されている。
【0003】 このような車高調整装置を備えた車両においては、乗客が乗り降りする際に、 前輪側のエアスプリングのエアを抜くことによって車高を下げることができる。 また、フェリー等で車両を輸送する際に車両が揺れないように、全てのエアスプ リングのエアを排出することによって、車全体の車高を下げることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の車高調整装置においては、次のような理由で車高調整に時間を 要するという問題がある。
【0005】 レベリングバルブがインバージョンバルブを介してエアスプリングとサージ タンクとに接続されているため、車高を上げるときにはエアスプリングとサージ タンク双方へエアを圧送しなければならない。
【0006】 車高を下げるときにはエアスプリングとサージタンク双方のエアを共に、イ ンバージョンバルブを介して排出しなければならない。
【0007】 特に、車高を上げるときには、エアスプリング内のエアと共に、エアの排出 されたサージタンクにもエア圧送しなければならないので、車高の上げ時間に多 くの時間を要することになる。
【0008】 本考案の目的は、車高調整時間を短縮することができる車高調整装置を提供す ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る車高調整装置は、エアを発生するエア源と、エアの貯留量によっ て車軸と車体との位置を調整するエアスプリングと、エア源からのエアをエアス プリングへ導くエア通路途中に介装されて、指令に応じてエア排出通路とエア導 入通路とのうちいずれかの通路を形成する制御弁と、制御弁にエア通路の切り換 えを指令する切換指令部とを備えており、前記制御弁は、切換指令部からエア導 入指令を受けたときにエア源とエアスプリングとを結ぶエア導入通路を形成し、 切換指令部からエア排出指令を受けたときにエア源とエアスプリングとを結ぶエ ア通路を閉じてエアスプリングからのエアを排出するエア排出通路を形成するよ うに構成されている車高調整装置において、 前記エア源と前記制御弁とを結ぶエア通路途中にエアタンクが接続されている ことを特徴とする。
【0010】 本考案に係る車高調整装置は、エアを発生するエア源と、エアの貯留量に応じ て車軸と車体との位置を調整するエアスプリングと、エア源からのエアをエアス プリングへ導くエア通路途中に介装されて、指令に応じてエア排出通路とエア導 入通路のうちいずれかの通路を形成する制御弁と、制御弁にエア通路の切り換え を指令する切換指令部とを備えており、前記制御弁は、切換指令部からエア導入 指令を受けたときにエア源とエアスプリングとを結ぶエア導入通路を形成し、切 換指令部からエア排出指令を受けたときにエア源とエアスプリングとを結ぶエア 通路を閉じてエアスプリングからのエアを排出するエア排出通路を形成するよう に構成されている車高調整装置において、 前記エア源と前記制御弁とを結ぶエア通路途中に、このエア通路と並列にバイ パス通路が接続されており、このバイパス通路中にエアタンクとこのエアタンク 内のエアを前記制御弁側へのみ通すチェックバルブが介装されていることを特徴 とする。
【0011】 さらに、本考案に係る車高調整装置は、エアを発生するエア源と、エアの貯留 量に応じて車軸と車体との位置を調整するエアスプリングと、エア源からのエア をエアスプリングへ導くエア通路途中に介装されて、指令に応じてエア排出通路 とエア導入通路のうちいずれかの通路を形成する制御弁と、制御弁にエア通路の 切り換えを指令する切換指令部とを備えており、前記制御弁は、切換指令部から エア導入指令を受けたときにエア源とエアスプリングとを結ぶエア導入通路を形 成し、切換指令部からエア排出指令を受けたときにエア源とエアスプリングとを 結ぶエア通路を閉じてエアスプリングからのエアを排出するエア排出通路を形成 するように構成されている車高調整装置において、 前記エア源とは別にエアを貯留する補助タンクと、この補助タンクと前記エア スプリングとを結ぶエア通路中に介装されて、制御弁と共に前記切換指令部から の指令に応答する補助制御弁とを備えており、前記補助制御弁は、エア導入指令 により補助タンクとエアスプリングとを結ぶエア導入通路を形成し、エア排出指 令により補助タンクとエアスプリングとを結ぶエア通路を閉じてエアスプリング からのエアを排出するエア排出通路を形成するように構成されていることを特徴 とする。
【0012】
【作用】
前記した第1の手段によれば、エア源と制御弁とを結ぶエア通路中にエアタン クが接続されており、車高を下げるときにはエアスプリング内のエアのみが制御 弁を介して大気中に排出され、エアタンクの排出路が制御弁によって閉塞される ため、エアスプリング内のエアのみを排出することができ、車高を短時間で下げ ることができる。一方、車高を上げるときには、エアスプリングにはエア源から のエアと共にエアタンクからのエアが供給されるため、車高を短時間で高くする ことができる。
【0013】 また、エア源と制御弁とを結ぶエア通路と並列に設けられたバイパス路中にエ アタンクとチェックバルブが介装された第2の手段においては、車高を下げると きにはエアスプリング内のエアのみが制御弁を介して排出され、車高を上げると きにはエアタンクからのエアと共にエア源からのエアがエアスプリングに供給さ れるため、短時間で車高を高くすることができる。
【0014】 さらに、エアスプリングを制御弁を介してエア源に接続するとともに、補助制 御弁を介して補助タンクに接続した第3の手段においては、車高を下げるときに はエアスプリング内のエアが各制御弁を介して排出され、車高を高くするときに はエア源からのエアと共に、補助タンクからのエアがエアスプリングに圧送され るため、車高を短時間で高くすることができる。
【0015】
【実施例】
図1は本考案の実施例1である車高調整装置を示す回路図である。
【0016】 本実施例1において、本考案に係る車高調整装置は、フロント系統のエアサス ペンションに適用されているとともに、リア系統のエアサスペンションに適用さ れている。但し、便宜上、リア系統のエアサスペンションについては図示および 説明を省略する。
【0017】 フロント側の車高調整装置は左右一対のエアスプリング10、11を備えてお り、両エアスプリング10、11は車体と車軸との間に介装されている。これら エアスプリング10、11はエアの貯留量に応じて車体と車軸との位置を調整し 得るようになっている。
【0018】 そして、第1エアスプリング10は第1エア通路12を介してエア源13に接 続され、第2エアスプリング11は第2エア通路14を介してエア源13に接続 されている。
【0019】 第1エア通路12の途中には制御弁を構成する第1インバージョンバルブ15 と第1レベリングバルブ16とがそれぞれ介装されている。第2エア通路14の 途中には第2インバージョンバルブ17と第2レベリングバルブ18とがそれぞ れ介装されている。
【0020】 さらに、第1インバージョンバルブ15と第1レベリングバルブ16とを結ぶ 第1エア通路12には第1サージタンク19が接続されている。第2インバージ ョンバルブ17とレベリングバルブ18とを結ぶ第2エア通路14には第2サー ジタンク20が接続されている。
【0021】 第1、第2インバージョンバルブ15、17には連絡通路21を介して電磁バ ルブ22が接続されており、この電磁バルブ22にはエア源13からのエアが供 給されている。この電磁バルブ22は各インバージョンバルブ15、17に対し てエア通路の切り換えを指令する切換指令部として構成されている。
【0022】 すなわち、電磁バルブ22は、オフ(非通電状態)のときにはエア通路21へ のエアの導入を遮断して各インバージョンバルブ15、17にエア導入指令を出 力し、他方、オン(通電状態)のときにはエア源13からのエアをエア通路21 へ導入して各インバージョンバルブ15、17へエア排出指令を出力するように 構成されている。
【0023】 第1インバージョンバルブ15は入口ポート23、出口ポート24、排出ポー ト25および制御ポート26を備えており、電磁バルブ22がオフのときには入 口ポート23と出口ポート24とを結ぶエア導入路を形成し、電磁バルブ22が オンのときには入口ポート23と出口ポート24とを結ぶエア導入路を閉じて、 出口ポート24と排出ポート25とを結ぶエア排出路を形成するように構成され ている。
【0024】 同様に、第2インバージョンバルブ17は入口ポート27、出口ポート28、 排出ポート29および制御ポート30を備えており、電磁バルブ22がオフのと きには入口ポート27と出口ポート28とを結ぶエア導入通路を形成し、電磁バ ルブ22がオンのときには入口ポート27と出口ポート28とを結ぶ導入路を閉 じて、出口ポート28と排出ポート29とを結ぶエア排出通路を形成するように 構成されている。
【0025】 第1、第2レベリングバルブ16、18はそれぞれ、レバー31、32および リンケージ33、34を備えており、リンケージ33、34が車軸に連結されて いる。また、第1、第2レベリングバルブ16、18には入口ポート35、36 および出口ポート37、38がそれぞれ設けられており、各レバー31、32は 各エアスプリング10、11内のエアが排出されたときに下方に下がるようにそ れぞれ構成されている。そして、各レバー31、32の位置に応じて入口ポート 35と出口ポート37とを結ぶエア通路、または、入口ポート36と出口ポート 38とを結ぶエア通路が開閉されるようになっている。
【0026】 次に作用を説明する。 車高を下げるとき。 まず、電磁バルブ22が通電されてオンになると、エア源13からのエアが制 御ポート26、30に供給されて各インバージョンバルブ15、17にエア圧が 印加され、出口ポート24と排出ポート25とを結ぶエア排出路が形成されると ともに、出口ポート28と排出ポート29とを結ぶエア排出通路が形成され、各 エアスプリング10、11内のエアが排出ポート25、29からそれぞれ排出さ れる。
【0027】 これにより、各エアスプリング10、11内のエアの貯留量が少なくなり、車 高が下がることになる。このとき、レバー31、32が下がるため、入口ポート 35と出口ポート37とを結ぶエア通路と入口ポート35と出口ポート38とを 結ぶエア通路が共に開かれ、エア源13からのエアがサージタンク19、20に 供給される。
【0028】 このとき、入口ポート23と出口ポート24とを結ぶエア通路と入口ポート2 7と出口ポート28とを結ぶエア通路は遮断されているため、サージタンク19 、20内のエアが排出されることはない。
【0029】 このように、車高を下げるときには、各エアスプリング10、11内のエアの みが排出されるため、車高を短時間で下げることができる。
【0030】 車高を戻すとき。 次に、電磁バルブ22がオフとなって各制御ポート26、30にエア圧が印加 されない状態となると、エア通路が切り換えられ、入口ポート23と出口ポート 24とを結ぶエア導入通路と入口ポート27と出口ポート28とを結ぶエア導入 通路とがそれぞれ形成され、各サージタンク19、20内の高圧エアがそれぞれ エアスプリング10、11に圧送される。
【0031】 これにより、車高が上がる。車高が上がると、各レバー31、32が回動し、 エア源13からのエアも各エアスプリング10、11にそれぞれ圧送される。こ のため、車高を短時間で元の位置に戻すことができる。
【0032】 図2は、本考案の実施例2である車高調整装置を示す回路図である。
【0033】 便宜上、本実施例2では、フロント側における片側のエアサスペンションにつ いてのみ説明する。
【0034】 本実施例2においては、レベリングバルブ16とインバージョンバルブ15と を結ぶエア通路12と並列にバイパス通路39が設けられており、このバイパス 通路39の途中にサージタンク19と共に、チェックバルブ40およびオンオフ バルブ41が介装されている。また、エアスプリング10には小型のサージタン ク42が接続されている。
【0035】 次に、本実施例2の作用を説明する。 車高を下げるときには、電磁バルブ22がオンとなり、エアスプリング10内 のエアが排出ポート25を介して排出されるとともに、バイパス通路39がオン オフバルブ41によって開かれ、エア源13からのエアがサージタンク19内に 供給される。これにより、エアスプリング10のエアが短時間で排出され、車高 を下げることができる。
【0036】 次に、電磁バルブ22がオフとなると、オンオフバルブ41がオフになるとと もに、入口ポート23と出口ポート24とを結ぶエア導入通路が形成され、エア スプリング10にはサージタンク19内の高圧エアが供給されるとともに、サー ジタンク42からのエアが供給される。このため、エアスプリング10内のエア 圧が短時間にて高められ、車高を短い時間をもって元の位置まで戻すことができ る。
【0037】 図3は、本考案の実施例3である車高調整装置を示す回路図である。
【0038】 本実施例3においては、インバージョンバルブ15、17とレベリングバルブ 16、18との間は、エア通路12、14によってそれぞれ流体連結され、サー ジタンク19、20がエア通路47、48を介してインバージョンバルブ45、 46にそれぞれ流体連結され、インバージョンバルブ45、46はエア通路43 、44を介してエアスプリング10、11にそれぞれ流体連結されている。イン バージョンバルブ45、46は前述したインバージョンバルブ15、17と同一 機能の制御弁を構成しているものである。
【0039】 また、各インバージョンバルブ45、46はエア通路47、48が接続された 入口ポート、出口ポート49、50、排出ポート51、52および制御ポート5 3、54をそれぞれ備えており、各制御ポート53、54がエア通路55を介し て電磁バルブ22に接続されている。
【0040】 次に、本実施例3の作用を説明する。 まず、電磁バルブ22がオンとなると、各インバージョンバルブ15、17、 45、46のエア導入通路が閉じられてエア排出通路が形成される。これにより 、エアスプリング10内のエアはインバージョンバルブ15の排出ポート25か ら排出されるとともに、インバージョンバルブ45の排出ポート51から排出さ れる。
【0041】 また、エアスプリング11内のエアはインバージョンバルブ17の排出ポート 29から排出されるとともに、インバージョンバルブ46の排出ポート52から 排出される。
【0042】 すなわち、各エアスプリング10、11内のエアは2系統の排出路から排出さ れる。このため、各エアスプリング10、11内のエアを短時間で排出すること ができ、車高を下げる時間を前記各実施例1、2よりもさらに短くすることがで きる。
【0043】 次に、電磁バルブ22がオフになると、各インバージョンバルブ15、17、 45、46のエア導入通路が形成され、エア源13からのエアが各レベリングバ ルブ16、18および各インバージョンバルブ15、17を介してエアスプリン グ10、11へ供給されるとともに、サージタンク19、20内の高圧エアがエ アスプリング10、11にそれぞれ供給される。このため、各エアスプリング1 0、11には2系統からエアが圧送されるため、車高を短時間で高めることがで きる。
【0044】 また、本実施例3では、車高を下げるときにサージタンク19、20の排出路 がインバージョンバルブ45、46によって遮断されるため、エアの消費量は零 のまま維持され、次の車高上げの初期にはこの保持された圧力もサージタンク1 0、11へそれぞれ供給される。
【0045】 実施例1、実施例2および実施例3の時間短縮の仕組みは、要約すると、次表 1の通りになる。
【0046】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、車高を下げるときにはエアスプリング 内のエアを排出し、車高を高くするときにはエア源と補助タンクからのエアをエ アスプリングに供給するように構成したため、車高調整に要する時間を短縮する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1である車高調整装置を示す回
路図である。
【図2】本考案の実施例2である車高調整装置を示す回
路図である
【図3】本考案の実施例3である車高調整装置を示す回
路図である。
【符号の説明】
10、11…エアスプリング、12…エア通路、13…
エア源、14…エア通路、15…インバージョンバル
ブ、16…レベリングバルブ、17…インバージョンバ
ルブ、18…レベリングバルブ、19、20…サージタ
ンク、21…連絡通路、22…電磁バルブ、23…入口
ポート、24…出口ポート、25…排出ポート、26…
制御ポート、27…入口ポート、28…出口ポート、2
9…排出ポート、30…制御ポート、31、32…レバ
ー、33、34…リンケージ、35、36…入口ポー
ト、37、38…出口ポート、39…バイパス通路、4
0…チェックバルブ、41…オンオフバルブ、42…サ
ージタンク、43、44…エア通路、45、46…イン
バージョンバルブ、47、48…入口ポート、49、5
0…出口ポート、51、52…排出ポート、53、54
…制御ポート、55…エア通路。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアを発生するエア源と、エアの貯留量
    によって車軸と車体との位置を調整するエアスプリング
    と、エア源からのエアをエアスプリングへ導くエア通路
    途中に介装されて、指令に応じてエア排出通路とエア導
    入通路とのうちいずれかの通路を形成する制御弁と、制
    御弁にエア通路の切り換えを指令する切換指令部とを備
    えており、前記制御弁は、切換指令部からエア導入指令
    を受けたときにエア源とエアスプリングとを結ぶエア導
    入通路を形成し、切換指令部からエア排出指令を受けた
    ときにエア源とエアスプリングとを結ぶエア通路を閉じ
    てエアスプリングからのエアを排出するエア排出通路を
    形成するように構成されている車高調整装置において、 前記エア源と前記制御弁とを結ぶエア通路途中にエアタ
    ンクが接続されていることを特徴とする車高調整装置。
  2. 【請求項2】 エアを発生するエア源と、エアの貯留量
    に応じて車軸と車体との位置を調整するエアスプリング
    と、エア源からのエアをエアスプリングへ導くエア通路
    途中に介装されて、指令に応じてエア排出通路とエア導
    入通路のうちいずれかの通路を形成する制御弁と、制御
    弁にエア通路の切り換えを指令する切換指令部とを備え
    ており、前記制御弁は、切換指令部からエア導入指令を
    受けたときにエア源とエアスプリングとを結ぶエア導入
    通路を形成し、切換指令部からエア排出指令を受けたと
    きにエア源とエアスプリングとを結ぶエア通路を閉じて
    エアスプリングからのエアを排出するエア排出通路を形
    成するように構成されている車高調整装置において、 前記エア源と前記制御弁とを結ぶエア通路途中に、この
    エア通路と並列にバイパス通路が接続されており、この
    バイパス通路中にエアタンクとこのエアタンク内のエア
    を前記制御弁側へのみ通すチェックバルブが介装されて
    いることを特徴とする車高調整装置。
  3. 【請求項3】 エアを発生するエア源と、エアの貯留量
    に応じて車軸と車体との位置を調整するエアスプリング
    と、エア源からのエアをエアスプリングへ導くエア通路
    途中に介装されて、指令に応じてエア排出通路とエア導
    入通路のうちいずれかの通路を形成する制御弁と、制御
    弁にエア通路の切り換えを指令する切換指令部とを備え
    ており、前記制御弁は、切換指令部からエア導入指令を
    受けたときにエア源とエアスプリングとを結ぶエア導入
    通路を形成し、切換指令部からエア排出指令を受けたと
    きにエア源とエアスプリングとを結ぶエア通路を閉じて
    エアスプリングからのエアを排出するエア排出通路を形
    成するように構成されている車高調整装置において、 前記エア源とは別にエアを貯留する補助タンクと、この
    補助タンクと前記エアスプリングとを結ぶエア通路中に
    介装されて、制御弁と共に前記切換指令部からの指令に
    応答する補助制御弁とを備えており、前記補助制御弁
    は、エア導入指令により補助タンクとエアスプリングと
    を結ぶエア導入通路を形成し、エア排出指令により補助
    タンクとエアスプリングとを結ぶエア通路を閉じてエア
    スプリングからのエアを排出するエア排出通路を形成す
    るように構成されていることを特徴とする車高調整装
    置。
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