JPH0586365U - スプリンクラーヘッド用シーリングプレート - Google Patents

スプリンクラーヘッド用シーリングプレート

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Publication number
JPH0586365U
JPH0586365U JP049197U JP4919791U JPH0586365U JP H0586365 U JPH0586365 U JP H0586365U JP 049197 U JP049197 U JP 049197U JP 4919791 U JP4919791 U JP 4919791U JP H0586365 U JPH0586365 U JP H0586365U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sprinkler head
sealing plate
ceiling
detector
fire
Prior art date
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Pending
Application number
JP049197U
Other languages
English (en)
Inventor
孝 竹内
哲郎 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senju Sprinkler Co Ltd
Original Assignee
Senju Sprinkler Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Senju Sprinkler Co Ltd filed Critical Senju Sprinkler Co Ltd
Priority to JP049197U priority Critical patent/JPH0586365U/ja
Publication of JPH0586365U publication Critical patent/JPH0586365U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 天井面にスプリンクラーヘッドの他に煙感知
器や熱感知器を設置するにもかかわらず、天井面からの
突出物を少なくして美観を損ねないようにする。 【構成】 スプリンクラーヘッドSと天井の穴13の隙
間を覆い隠すシーリングプレート1に煙感知器7や熱感
知器が設置されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、消火用のスプリンクラーヘッドに取り付けるシーリングプレートに 関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にスプリンクラーヘッドを設置しなければならない建物における天井の施 工工事は、先ず、天井内となるところにスプリンクラー用の配管を施し、該配管 から下方に向けられた立ち下がり管にスプリンクラーヘッドを接続する。その後 、スプリンクラーヘッドに被着した保護キャップの鋭利な突起物で、張り付ける 前の天井板に印を付け、スプリンクラーヘッドの位置を確認してから天井板にス プリンクラーヘッドを突出させる穴を穿設する。この時、天井板に保護キャップ で印を付けても実際に天井を張ってみると必ず穴の位置がスプリンクラーヘッド の設置位置とずれてしまう。これは天井板に印を付ける時に、天井面より下方に 突出しているスプリンクラーヘッドに邪魔されて天井板を所定の位置に置いて印 を付けることができないからである。そのため、天井板に穿設する穴はスプリン クラーヘッドの外径よりもかなり大きくしておき、多少の位置ずれがあっても十 分スプリンクラーヘッドが穴から突出できるようにしておく。
【0003】 しかしながら、大きな穴を穿設した天井板を天井となるところに張り付けると スプリンクラーヘッドの周囲に大きな隙間ができてしまうため、見た目を非常に 悪くするばかりでなく、この隙間から天井内のゴミやホコリ等が落下してくると いう問題がある。そこで、従来よりこの隙間を覆い隠すものとしてスプリンクラ ーヘッドにシーリングプレートと称する皿状のものを取り付けていた。従来のシ ーリングプレートは単に隙間を隠すだけのものでしかなく何ら他の機能を備えて いないものであった。
【0004】 ところで、近時の建築材料や家具は新建材と呼ばれる石油を原料としたもので あり、燃焼したときには直ぐに炎が上がらず、多量の煙を発生させたり、少しづ つ燃え広がっていくものが多い。従って、このような火災では、たとえスプリン クラーヘッドを設置してあってもスプリンクラーヘッドを作動させるような炎が 発生しないため、スプリンクラーヘッドは作動することができず火災を大きくし たり、一酸化炭素や塩素ガスのような有毒ガスを発生させ、多くの人命を奪うと いう大参事になってしまうことがあった。このように多量の煙だけを出す火災に 対しては煙感知器が有効であり、又少しづつ燃焼するような火災に対しては熱感 知器が有効である。そのため、近時の建物では、スプリンクラーヘッド以外に煙 感知器や熱感知器等の火災感知器を別々に設置していたものである。
【0005】 又、煙感知器や熱感知器は予作動式のスプリンクラー消火設備に必ず設置しな ければならないものである。この予作動式のスプリンクラー消火設備とは、スプ リンクラーヘッドが火災以外の原因、たとえば外的衝撃に遭遇して破壊したり、 腐食雰囲気下でスプリンクラーヘッドが腐食して漏水したりしても、他の火災感 知器がスプリンクラーヘッドと同時に作動しなければスプリンクラーヘッドの配 管に水を送らないようにした安全性の高い消火設備である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、天井にスプリンクラーヘッド、煙感知器、熱感知器などを設置 すると天井からの突出物が多くなり、美観を損ねて非常に見苦しくするばかりで なく、それぞれの火災感知器設置のために天井面に向かって設置工事を行わなけ ればならないため多大な手間を要するものとなっていた。 本考案は、スプリンクラーヘッドの他に火災感知器を設置するにもかかわらず 、天井面からの突出物がスプリンクラーヘッド以外にないようにしたものである 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
シーリングプレートは、ほとんどのスプリンクラーヘッドに取り付けられるも のであるが、シーリングプレート自体は消火や火災感知に何ら寄与していないこ とから、本考案は、このシーリングプレートを利用することを基本思想としたも のである。
【0008】 本考案は、スプリンクラーヘッドに取り付けてスプリンクラーヘッドと天井穴 の隙間を隠すシーリングプレートにおいて、シーリングプレートに火災感知器が 設置されていることを特徴とするスプリンクラーヘッド用シーリングプレートで ある。
【0009】
【実施例】
シーリングプレート1は本体2と取付部3から構成されている。本体1は皿状 であり、反り返った内側は空間部となっている。取付部3は円筒状で本体2の中 央に形成されており、その内径はスプリンクラーヘッドSが容易に挿入できる大 きさとなっている。取付部3の内側上方にはスプリンクラーヘッドSに刻設され た凹凸部に嵌合させるための複数の突状線4・・・が形成されている。又取付部 3の上方にはスプリンクラーヘッドへの取付を容易にするとともに、取付後弾性 を与えてシーリングプレートが落下しにくくするためのスリット5・・・が複数 本刻設されている。本体2には放射状に複数個の開口6・・・が穿設されており 、該開口の内側には火災感知器である煙感知器7・・が適宜設置されている。煙 感知器は全ての開口に設置する必要はなく、一つのだけでもよいが複数個設置し たほうが何れの方向からの煙を感知することができるため感度が良好となるし、 又一つの煙感知器が故障しても他の煙感知器が作動するという信頼性のあるもの となる。複数個設置された煙感知器は布線8で並列接続され、該配線にはリード 線9、9が接続されている。このリード線は警報装置や予作動式スプリンクラー 消火設備の電気回路に接続される。
【0010】 シーリングプレートに設置する感知器としては煙感知器の他に図4に示すよう な熱感知器10でもよい。熱感知器は熱を感知した時に通電するようになってお り、バイメタルや形状記憶合金が用いられているものである。
【0011】 シーリングプレートへの火災感知器の設置は本体の内側に限らず本体の外側に 設置するすることもできる。本体の外側に火災感知器を設置する場合は、本体の 外側にそのまま設置してもよいし、又図5に示すように本体に窪み11を形成し てその中に埋め込んでもよい。
【0012】 次に本考案のシーリングプレートの取付について説明する。 天井板12に穿設した穴13からはスプリンクラーヘッドSが突出しており、 その周囲には大きな隙間ができている。そこでシーリングプレート1を下方から スプリンクラーヘッドSに挿入し、本体2の上端が天井板12に接するまで押し 込む。この時シーリングプレート1の取付部3の突状線4がスプリンクラーヘッ ドの凹凸部に嵌合して容易に落下しなくなる。シーリングプレートに設置された 火災感知器のリード9、9を天井内で配線し、所定の警報機或は予作動式スプリ ンクラー消火設備の電気回路に接続する。 なお、天井内の配線は2本の導線にしてもよいが、スプリンクラーヘッドの配 管が金属製であれば一方の導線として、これを利用することができる。又、スプ リンクラーヘッドの配管が塩化ビニールのような樹脂製のものでは、配管に導体 を貼り付けて配線にすることもできる。
【0013】
【考案の効果】
本考案のシーリングプレートは、煙感知器や熱感知器等の火災感知器がシーリ ングプレートに設置してあるため、天井面に火災感知器を取り付けているにもか かわらず天井面からの突出物がスプリンクラーヘッドだけであり、全く美観を損 ねることがなく、しかもこれらの火災感知器の取付が従来行われているシーリン グプレートの取付工事だけで済むため,他の取付工事を必要とせず工事費用も廉 価となる等、美観、経済性等に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のシーリングプレートをスプリンクラー
ヘッドに取り付けた状態を説明する図である。
【図2】本考案のシーリングプレートの斜視図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】火災感知器として熱感知器を設置したシーリン
グプレートの正面中央断面図である。
【図5】本体の外側に火災感知器を設置したシーリング
プレートの正面中央断面図である。
【符号の説明】
1 シーリングプレート 2 シーリングプレートの本体 3 シーリングプレートの取付部 6 本体の開口 7 煙感知器 9 リード 10 熱感知器 S スプリンクラーヘッド

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリンクラーヘッドに取り付けてスプ
    リンクラーヘッドと天井穴の隙間を隠すシーリングプレ
    ートにおいて、シーリングプレートに火災感知器が設置
    されていることを特徴とするスプリンクラーヘッド用シ
    ーリングプレート。
  2. 【請求項2】 前記火災感知器は、煙感知器であること
    を特徴とする請求項1記載のスプリンクラーヘッド用シ
    ーリングプレート。
  3. 【請求項3】 前記火災感知器は、熱感知器であること
    を特徴とする請求項1記載のスプリンクラーヘッド用シ
    ーリングプレート。
JP049197U 1991-05-31 1991-05-31 スプリンクラーヘッド用シーリングプレート Pending JPH0586365U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP049197U JPH0586365U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 スプリンクラーヘッド用シーリングプレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP049197U JPH0586365U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 スプリンクラーヘッド用シーリングプレート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0586365U true JPH0586365U (ja) 1993-11-22

Family

ID=12824281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP049197U Pending JPH0586365U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 スプリンクラーヘッド用シーリングプレート

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JP (1) JPH0586365U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200092619A (ko) * 2019-01-25 2020-08-04 우석대학교 산학협력단 연기 흡입형 화재감지장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63292971A (ja) * 1987-05-26 1988-11-30 ユ−ジ−株式会社 自動消火装置

Patent Citations (1)

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