JPH058614U - 位置矯正型自動ねじ締め機 - Google Patents
位置矯正型自動ねじ締め機Info
- Publication number
- JPH058614U JPH058614U JP5182291U JP5182291U JPH058614U JP H058614 U JPH058614 U JP H058614U JP 5182291 U JP5182291 U JP 5182291U JP 5182291 U JP5182291 U JP 5182291U JP H058614 U JPH058614 U JP H058614U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- information
- screw tightening
- screw holes
- tightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Position Or Direction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ねじ締め不良や製品の損傷を防止する。
【構成】 重ね合わされたねじ穴3,4を透過した光を
画像情報としてカメラ6で取り込み、画像情報に基いて
ねじ穴3,4の中心位置及び面積を計測する画像処理部
7と、画像処理部の計測結果情報に基いてねじ穴3,4
のずれを検出して矯正部に送る一方、矯正されたねじ穴
3,4の再度の計測結果情報に基いてねじ締めの可否情
報及び矯正されたねじ締め位置情報を自動ねじ締め部1
0にフィードバックする制御部8とを備えることによ
り、画像処理によってねじ穴の位置ずれの検出、矯正等
を行う。
画像情報としてカメラ6で取り込み、画像情報に基いて
ねじ穴3,4の中心位置及び面積を計測する画像処理部
7と、画像処理部の計測結果情報に基いてねじ穴3,4
のずれを検出して矯正部に送る一方、矯正されたねじ穴
3,4の再度の計測結果情報に基いてねじ締めの可否情
報及び矯正されたねじ締め位置情報を自動ねじ締め部1
0にフィードバックする制御部8とを備えることによ
り、画像処理によってねじ穴の位置ずれの検出、矯正等
を行う。
Description
【0001】
本考案は、位置矯正型自動ねじ締め機に関し、特に複数の部材の重ね合わされ
たねじ穴のずれを矯正する矯正部と、この矯正部によって矯正されたねじ穴にね
じを螺入してねじ締めする自動ねじ締め部とを有する位置矯正型自動ねじ締め機
に関する。
【0002】
従来の位置矯正型自動ねじ締め機は、上記矯正部が複数の部材の重ね合わされ
たねじ穴を機械的に位置合わせし、この矯正されたねじ穴に自動ねじ締め部がね
じを螺入してねじ締めするように構成されている。
【0003】
この従来の位置矯正型自動ねじ締め機は、矯正部が重ね合わされたねじ穴を機
械的に位置合わせしてずれを矯正するようにしているため、機械の精度や部材の
寸法精度によりねじ穴位置がずれた場合でも、所定位置でねじ締めされてしまい
、ねじ締めの不良又は部材等を損傷する問題があった。
【0004】
そこで、本考案は、ねじ締め不良や製品の損傷を防止し得る位置矯正型自動ね
じ締め機の提供を目的とする。
【0005】
本考案は、複数の部材の重ね合わされたねじ穴のずれを矯正する矯正部と、こ
の矯正部によって矯正されたねじ穴にねじを螺入してねじ締めする自動ねじ締め
部とを有する位置矯正型自動ねじ締め機において、前記重ね合わされたねじ穴に
光を照射する照射部と、ねじ穴を透過した光を画像情報として取り込むカメラと
、カメラからの画像情報に基いてねじ穴の中心位置及び面積を計測する画像処理
部と、画像処理部の計測結果情報に基いて上記重ね合わされたねじ穴のずれを検
出して前記矯正部に送る一方、矯正されたねじ穴の再度の計測結果情報に基いて
ねじ締めの可否情報及び矯正されたねじ締め位置情報を前記自動ねじ締め部にフ
ィードバックする制御部とを備えている。
【0006】
矯正部は、重ね合わされたねじ穴のずれを水平方向の力によって矯正する細い
ピンを有していることが好ましい。
【0007】
上記手段においては、重ね合わされたねじ穴の位置ずれが、画像処理によって
検出されると共に、矯正され、かつねじの螺入可否の処理が行われる。
【0008】
次に、本考案について図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本考案の一実施例の位置矯正型自動ねじ締め機のブロック図である。
【0010】
複数の部材1,2の重ね合わされたねじ穴3,4付近には、照明部5によって
下方から光が照射されている。重ね合わされたねじ穴3,4を透過した光は、C
CD等のカメラ6によって画像情報として取り込まれ、このカメラ6から画像情
報は、画像処理部7に送られてねじ穴3,4の中心位置及び面積が計測され、計
測結果情報として制御部8に送出される。
【0011】
制御部8は、画像処理部7の計測結果情報に基いて上記重ね合わされたねじ穴
3,4のずれを検出し、ずれ量の情報を矯正部9に送る一方、後述するように矯
正部9によって矯正されたねじ穴3,4の再度の計測結果情報に基いてねじ締め
の可否情報及び矯正されたねじ締め位置情報を自動ねじ締め部10にフィードバ
ックする。
【0012】
ずれ量の情報を受けた矯正部9は、その下部に突設した細いピン(図示せず)
をねじ穴3に挿入し、部材1に水平方向の力を加えてずれ量分に相当するねじ穴
3のずれを矯正する。
【0013】
また、制御部9からねじ締め可の情報及び矯正されたねじ締め位置情報を受け
た自動ねじ締め部10は、所要のねじ締め位置に移動した後、ねじ(図示せず)
をねじ穴3,4に螺入してねじ締めを行う。自動ねじ締め部10がねじ締め不可
の情報を受けた場合は、ねじ締めを行わない。
【0014】
以上説明したように本考案は、重ね合わされたねじ穴の位置ずれを、画像処理
によって検出すると共に、矯正し、かつねじの螺入可否の処理を行っているので
、従来のように機械的な重ね合わせ精度によるねじ穴の位置ずれから生じるねじ
締め不良や製品の損傷を防止できるという効果を有する。
【図1】本考案の一実施例の位置矯正型自動ねじ締め機
のブロック図である。
のブロック図である。
1 部材
2 部材
3 ねじ穴
4 ねじ穴
5 照明部
6 カメラ
7 画像処理部
8 制御部
9 矯正部
10 自動ねじ締め部
Claims (2)
- 【請求項1】複数の部材の重ね合わされたねじ穴のずれ
を矯正する矯正部と、この矯正部によって矯正されたね
じ穴にねじを螺入してねじ締めする自動ねじ締め部とを
有する位置矯正型自動ねじ締め機において、 前記重ね合わされたねじ穴に光を照射する照射部と、ね
じ穴を透過した光を画像情報として取り込むカメラと、
カメラからの画像情報に基いてねじ穴の中心位置及び面
積を計測する画像処理部と、画像処理部の計測結果に基
いて上記重ね合わされたねじ穴のずれ量を検出して前記
矯正部に送る一方、矯正されねじ穴の再度の計測結果情
報に基いてねじ締めの可否情報及び矯正されたねじ締め
位置情報を前記自動ねじ締め部にフィードバックする制
御部とを備えることを特徴とする位置矯正型自動ねじ締
め機。 - 【請求項2】請求項1記載の位置矯正型自動ねじ締め機
において、矯正部が重ね合わされたねじ穴のずれを水平
方向の力によって矯正する細いピンを有することを特徴
とする位置矯正型自動ねじ締め機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182291U JPH058614U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 位置矯正型自動ねじ締め機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182291U JPH058614U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 位置矯正型自動ねじ締め機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058614U true JPH058614U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=12897588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5182291U Pending JPH058614U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 位置矯正型自動ねじ締め機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058614U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0765175A (ja) * | 1993-08-31 | 1995-03-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位置認識方法 |
WO1996032222A1 (fr) * | 1995-04-11 | 1996-10-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de reconnaissance d'un trou de vis |
JP2019188564A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | ビス締め装置 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP5182291U patent/JPH058614U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0765175A (ja) * | 1993-08-31 | 1995-03-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位置認識方法 |
WO1996032222A1 (fr) * | 1995-04-11 | 1996-10-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de reconnaissance d'un trou de vis |
JP2019188564A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | ビス締め装置 |
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