JP2007181146A - 画像投影装置、画像投影装置の投影画像補正方法及びプログラム - Google Patents

画像投影装置、画像投影装置の投影画像補正方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007181146A
JP2007181146A JP2005380333A JP2005380333A JP2007181146A JP 2007181146 A JP2007181146 A JP 2007181146A JP 2005380333 A JP2005380333 A JP 2005380333A JP 2005380333 A JP2005380333 A JP 2005380333A JP 2007181146 A JP2007181146 A JP 2007181146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
image
unit
projection
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005380333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4702050B2 (ja
Inventor
Tetsuo Narukawa
哲郎 成川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2005380333A priority Critical patent/JP4702050B2/ja
Publication of JP2007181146A publication Critical patent/JP2007181146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4702050B2 publication Critical patent/JP4702050B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】スクリーンの辺を検出できなかった場合でも画像を正しく補正する。
【解決手段】撮像部12は、スクリーンSを撮影してスクリーンSの辺を検出する。スクリーンSの辺を1〜3つ検出した場合、投影部13は、四角形画像を投影し、撮像部12は、この四角形画像を撮影して、投影エリアを取得する。画像処理部17は、角度センサ14h,14vが取得した水平角度θh、垂直角度θvに基づいて、スクリーンSをスクリーン座標に変換し、スクリーンSの回転補正を行う。画像処理部17は、検出できなかったスクリーンSの辺を、検出されたスクリーンSの辺に基づいて補正する。そして、画像処理部17は、演算部16が求めた変換式に基づいて、スクリーンSの4つの頂点座標と投影エリアの4つの頂点座標とが対応させるように、投影画像の変形を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像投影装置、画像投影装置の投影画像補正方法及びプログラムに関するものである。
従来のプロジェクタとして、CCD等の撮像素子を用いてスクリーンをカメラで撮影し、スクリーンに予め付されている黒枠に基づいて投光エリアの位置を設定するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
かかる従来のプロジェクタは、デジタルカメラでスクリーンを撮影する。図14において、Area11は、デジタルカメラの撮影エリアであり、(a1,b1),(a2,b1),(a1,b2),(a2,b2)は、撮影エリアArea11の4つの頂点座標を示し、(a,b)は、撮影エリアArea11の中心位置を示す。
Area12は、デジタルカメラで捉えたスクリーンエリアを示し、(x1,y1),(x2,y1),(x1,y2),(x2,y2)は、スクリーンエリアArea12の4つの頂点座標を示し、(x,y)は、スクリーンエリアArea12の中心位置を示す。
プロジェクタは、中心位置(x,y)を中心位置(a,b)に移動する移動量を算出して、スクリーンエリアArea12を、算出した移動量だけ移動させる。
また、かかるプロジェクタは、スクリーン枠の4つの頂点と投光エリアの4つの頂点とが対応するように画像を変形することにより、スクリーンに対応する画像を投影することができる。
特開2004−72570号公報(第8−10頁、図1)
しかし、このような従来のプロジェクタでは、スクリーンの4辺を撮像エリアArea11内に収める必要があり、スクリーン枠を取得できない場合、あるいは撮像エリアArea11よりもスクリーンエリアArea12が大きく、撮像エリアArea11の範囲にスクリーンエリアArea12が収まらなくて、スクリーンの3辺までしか検出できなかった場合、画像を正しく補正することができない。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、画像を正しく補正することが可能な画像投影装置、画像投影装置の投影画像補正方法及びプログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る画像投影装置は、
多角形のスクリーンに画像を投影する投影部と、
前記スクリーンを撮影して、撮像エリア内にスクリーン画像を形成する撮像部と、
前記投影部と前記撮像部とを制御する制御部と、
前記撮像部の撮影によって、前記撮像エリア内に形成された前記スクリーン画像からスクリーン辺を検出し、検出されたスクリーン辺と前記投影部が投影する投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形する補正を行う画像処理部と、を備え、
前記制御部は、
前記画像処理部が前記撮像部の撮像エリア内で検出した前記スクリーン辺の数がいくつあるかを判定し、
前記スクリーン辺の少なくとも1辺が検出されなかったと判定した場合に、前記投影部を制御して、前記スクリーンと形状が対応する多角形画像を投影し、
前記撮像部を制御して、前記撮像エリア内に収まるように前記投影部が投影した前記多角形画像を撮影し、
前記画像処理部は、
前記撮像部の前記撮像エリア内において検出されなかったスクリーン辺を、検出されたスクリーン辺の情報に基づいて取得し、検出されたスクリーン辺及び取得したスクリーン辺に基づいて前記スクリーン画像を形成し、
前記投影部が投影した多角形画像の形状と前記撮像部の前記撮像エリア内に形成された多角形画像の形状との関係を取得し、取得した関係に従って、形成した前記スクリーン画像のスクリーン辺と前記投影部が投影する前記投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形する補正を行うように構成されたことを特徴とする。
前記スクリーンの傾斜角度を計測するスクリーン傾斜角度計測部を備え、
前記制御部は、前記スクリーン辺の少なくとも1辺が検出されなかったと判定した場合に、前記スクリーンの傾斜角度を計測するように前記スクリーン傾斜角度計測部を制御し、
前記画像処理部は、前記撮像部の前記撮像エリア内において検出されたスクリーン辺を、前記スクリーン傾斜角度計測部が計測した前記スクリーンの傾斜角度に基づいて、前記スクリーンの平面を基準として座標が設定されたスクリーン座標系の辺に変換し、
前記撮像エリア内において検出されなかったスクリーン辺を、前記スクリーン座標系におけるスクリーン辺の情報に基づいて取得し、前記スクリーン座標系におけるスクリーン辺及び取得したスクリーン辺に基づいて補正した前記スクリーン画像を形成するようにしてもよい。
第1の多角形の各頂点座標と第2の多角形の各頂点座標とが供給され、前記第1の多角形の各頂点座標を前記第2の多角形の各頂点座標に変換する変換式を取得する変換式取得部を備え、
前記制御部は、前記撮像部の前記撮像エリア内に形成された多角形画像を前記第1の多角形、前記投影部が投影した多角形画像を前記第2の多角形として、前記第1の多角形の各頂点座標と前記第2の多角形の各頂点座標とを前記変換式取得部に供給して、前記変換式取得部から変換式を取得して前記画像処理部に供給し、
前記画像処理部は、制御部から供給された変換式に従って、前記投影部が投影した多角形画像の形状と前記撮像部の前記撮像エリア内に形成された多角形画像の形状との関係を取得するようにしてもよい。
本発明の第2の観点に係る画像投影装置の投影画像補正方法は、
多角形のスクリーンに画像を投影する投影部と、前記スクリーンを撮影して、撮像エリア内にスクリーン画像を形成する撮像部と、を備えた画像投影装置の投影画像補正方法であって、
前記投影部に、前記多角形のスクリーンに画像を投影させるステップと、
前記撮像部に、前記スクリーンを撮影させて、撮像エリア内にスクリーン画像を形成するステップと、
前記撮像部の撮影によって、前記撮像エリア内に形成された前記スクリーン画像からスクリーン辺を検出し、検出されたスクリーン辺と前記投影部が投影する投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形するステップと、
前記撮像部の撮像エリア内で検出した前記スクリーン辺の数がいくつあるかを判定するステップと、
前記スクリーン辺の少なくとも1辺が検出されなかったと判定した場合に、前記投影部を制御して、前記スクリーンと形状が対応する多角形画像を投影するステップと、
前記撮像部を制御して、前記撮像エリア内に収まるように前記投影部が投影した前記多角形画像を撮影するステップと、
前記撮像部の前記撮像エリア内において検出されなかったスクリーン辺を、検出されたスクリーン辺の情報に基づいて取得し、検出されたスクリーン辺及び取得したスクリーン辺に基づいて前記スクリーン画像を形成するステップと、
前記投影部が投影した多角形画像の形状と前記撮像部の前記撮像エリア内に形成された多角形画像の形状との関係を取得するステップと、
取得した関係に従って、形成した前記スクリーン画像のスクリーン辺と前記投影部が投影する前記投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形する補正を行うステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
画像投影装置の投影部に、多角形のスクリーンに画像を投影する手順、
画像投影装置の撮像部に、前記スクリーンを撮影させて、前記撮像部の撮像エリア内にスクリーン画像を形成する手順、
前記撮像部の撮影によって、前記撮像エリア内に形成された前記スクリーン画像からスクリーン辺を検出し、検出されたスクリーン辺と前記投影部が投影する投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形する手順と、
前記撮像部の撮像エリア内で検出した前記スクリーン辺の数がいくつあるかを判定する手順と、
前記スクリーン辺の少なくとも1辺が検出されなかったと判定した場合に、前記投影部を制御して、前記スクリーンと形状が対応する多角形画像を投影する手順と、
前記撮像部を制御して、前記撮像エリア内に収まるように前記投影部が投影した前記多角形画像を撮影する手順、
前記撮像部の前記撮像エリア内において検出されなかったスクリーン辺を、検出されたスクリーン辺の情報に基づいて取得し、検出されたスクリーン辺及び取得したスクリーン辺に基づいて前記スクリーン画像を形成する手順、
前記投影部が投影した多角形画像の形状と前記撮像部の前記撮像エリア内に形成された多角形画像の形状との関係を取得する手順、
取得した関係に従って、形成した前記スクリーン画像のスクリーン辺と前記投影部が投影する前記投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形する補正を行う手順、
を実行させるためのものである。
本発明によれば、画像を正しく補正することができる。
以下、本発明の実施形態に係る画像投影装置としてのプロジェクタを、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るプロジェクタ1の構成を図1に示す。
本実施形態に係るプロジェクタ1は、画像メモリ11と、撮像部12と、投影部13と、角度センサ14h,14vと、画像入力部15と、演算部16と、画像処理部17と、リモコン受光部18と、キーパッド19と、制御部20と、を備える。
このプロジェクタ1は、スクリーンSを撮影し、スクリーンSの4辺に投影画像の4辺を対応させることにより、画像の形状を補正し、撮像エリアの範囲においてスクリーンの辺をすべて検出できなかった場合でも、画像を正しく補正するように構成されている。
画像メモリ11は、画像データを記憶するためのものである。撮像部12は、図2に示すように、スクリーンSを撮影するものであり、CCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)等の撮像素子を備える。スクリーンSの形状は、四角形であり、スクリーンSは4つの頂点を有している。撮像部12は、スクリーンSを撮影することにより、図2に示すような撮像エリアArea1を形成する。
撮像部12は、スクリーンSの辺を検出するときに撮影を行う。撮像エリアArea1とスクリーンSのエリアとの関係は、プロジェクタ1の光軸に対するスクリーンSの傾斜角度に基づいて決定される。図3(a)は、撮像エリアArea1内にスクリーンSの辺が含まれない場合を示す。図3(b)は、スクリーンSの4つの辺が含まれる場合を示す。図3(c)は、スクリーンSの辺が1〜3つ含まれる場合を示す(この図では、2つの辺)。
投影部13は、画像を投影するものであり、投影素子(図示せず)と投影レンズ13aとを有している。この投影レンズ13aは、図4に示すように、プロジェクタ1の前面パネルに配置される。尚、撮像部12は、投影レンズ13aとの視差を少なくするため、投影レンズ13aの近傍に配置される。
投影部13は、図3(b)に示すように、撮像エリア内にスクリーンSの4つの辺が含まれる場合、あるいは、図3(c)に示すように、スクリーンSの1〜3つの辺が含まれる場合、多角形画像として、図5に示すような四角形画像Qを投影する。
この四角形画像Qは、投影画像とスクリーンSとを対応させるための画像であり、四角形画像Qの4つの角度は、90°である。この四角形画像Qは、検出されたスクリーンSの辺から推測してスクリーンSに収まるであろうサイズに設定される。Area2は、この四角形画像Qを投影したときに形成された投影エリアを示す。尚、画像メモリ11は、この四角形画像Qのデータを予め記憶する。
撮像部12は、この投影エリアArea2を撮影し、撮像素子上の投影エリアArea2の座標を取得する。この撮像部12の撮像素子上における座標系を撮像素子座標とし、投影部13の投影素子上における座標系を投影素子座標系とする。尚、いずれの座標系も2次元の直交座標系とする。
角度センサ14hは、プロジェクタ1の光軸に対するスクリーンSの傾斜角度として、スクリーンSの水平方向の水平角度θhを計測するセンサである。角度センサ14vは、プロジェクタ1の光軸に対してスクリーンSの垂直方向の垂直角度θvを計測するものである。
角度センサ14h,14vには、例えば、パッシブ方式の位相差センサが用いられる。角度センサ14h,14vは、図2に示すように、プロジェクタ1の前面に配置される。
画像入力部15は、投影する投影画像の画像データを入力するものである。プロジェクタ1は、例えば、画像データを記憶するコンピュータ(図示せず)に接続され、画像入力部15は、このコンピュータから画像データが供給される。画像入力部15は、コンピュータから画像データが供給されると、供給された画像データを画像メモリ11に記憶する。
演算部16は、第1の四角形の4つの頂点座標を第2の四角形の4つの頂点座標とが供給されて、第1の四角形の4つの頂点座標を第2の四角形の4つの頂点座標に変換する変換式を取得するものである。この変換式を取得する方法について説明する。
まず、座標系をx,y,z軸からなる直交座標系として、式fMを数1に示すように定義する。
Figure 2007181146
そして、次の数2が成り立つような行列Mの決定を試みる。
Figure 2007181146
まず、式fMは行列Mをスカラー倍しても不変であり、数2の第1の条件より、行列Mを次の数3によって表すことができる。
Figure 2007181146
さらに、m31=α、m32=βとして、数2の第2、第3の条件より、行列Mは、次の数4によって表される。
Figure 2007181146
また、数2の第4の条件に従ってα、βを求めると、α、βは、それぞれ、次の数5によって表される。
Figure 2007181146
数5によって表されたα、βを数3に代入して、式を整理すると、数6を導くことができる。
Figure 2007181146
ここで、数7に示す関係式が成立する。
Figure 2007181146
行列M1,M2を次の数8に示すように定義する。
Figure 2007181146
この結果、数7の第2式は、座標P0,P1,P2,P3を、それぞれ、座標Q0,Q1,Q2,Q3に変換する変換式となる。
演算部16は、投影素子座標と撮像素子座標とが供給されると、それぞれの行列Mを決定し、この2つの座標間を変換する変換式を取得する。また、演算部16は、スクリーンSの4頂点の座標と4つの投影素子座標とが供給されると、それぞれの行列Mを決定し、スクリーンSの4つの頂点座標を4つの投影素子座標に変換する変換式を取得する。
画像処理部17は、画像データに対する画像処理を行うものである。画像処理部17は、画像処理として、撮像部12の撮影によって得られたスクリーンSの辺を検出する。
画像処理部17は、例えば、撮影画像に対して2値化してフィルタ処理を施するエッジ画像を取得し、ハフ変換を行うことにより、このエッジ画像からスクリーンSの辺を検出する。ハフ変換とは、2次元平面上の直線を構成する点を、回転座標系のρ-θ平面上に投票して、ρ-θ平面上の投票数に変換する変換手法である。
次に、画像処理部17は、検出されたスクリーンSの辺が0の場合、水平角度θhと垂直角度θvとのデータが供給されて、制御部20から、台形補正を行うように指示される。この場合、画像処理部17は、画像処理として、台形補正処理を実行する。
具体的には、画像処理部17は、台形補正前の四角形を図6(a)に示すように四角形abcdとして、図6(b)に示す投影像a’b’c’d’の中に、投影像p’q’r’s’を切り出す。
画像処理部17は、図6(c)に示すように、切り出した投影像p’q’r’s’を逆変換して投影像pqrsを生成し、生成した投影像pqrsに、四角形abcdの画像を射影変換することにより、台形補正を行う。
画像処理部17は、このように台形補正処理を行うと、この補正した画像のデータを画像メモリ11に記憶する。
また、画像処理部17は、撮像エリアArea1内において、検出したスクリーンSの辺が少なくとも1つの場合、制御部20から、演算部16が取得した変換式が供給されて、投影画像の画像変形処理を実行するように指示される。

画像処理部17は、供給された変換式に従って、投影素子座標における投影画像を変形する画像変形処理を実行する。画像処理部17は、このようにして変形した画像のデータを、画像メモリ11に記憶する。
また、画像処理部17は、図3(c)に示すように、撮像エリアArea1内におけるスクリーンSの辺が1〜3つ検出された場合、検出されなかったスクリーンSの辺の頂点座標を取得する座標取得処理を実行する。図7は、投影部13が四角形画像Qを投影した状態を示す。この場合、画像処理部17には、水平角度θhと垂直角度θvとのデータが供給される。
画像処理部17は、プロジェクタ1とスクリーンSとの角度と検出した水平角度θh、垂直角度θvとが一致しているとして、検出されたスクリーンSを、スクリーンS面を基準に座標が設定されたスクリーン座標に変換する。画像処理部17は、このように座標変換を行って、図8に示すような補正スクリーンS1を生成する。
スクリーンSが地平面に対して垂直でプロジェクタ1がスクリーンSに対して左右に傾いていなければ、検出されたスクリーンの辺によって形成された直線は、スクリーン座標において正確に水平、垂直となる。
しかし、スクリーンSが水平でなく、プロジェクタ1がスクリーンSに対して左右に傾いていれば、この図8に示すように、補正スクリーンS1は回転する。
このため、画像処理部17に、この補正スクリーンS1の回転方向の補正を行う。画像処理部17は、補正スクリーンS1から、撮像エリアArea1内において検出できたスクリーンSの辺の傾きの平均値を取得することにより、この補正スクリーンS1の回転方向の補正を行う。画像処理部17は、このような補正スクリーンS1に対する回転補正を行って、図9に示すような補正スクリーンS2を生成する。
このようにして、画像処理部17は、スクリーンSに対して、水平方向、垂直方向、光軸を軸とする回転方向の3つの角度による補正を行う。
検出されたスクリーンSの辺が2辺以上の場合、図9に示すように、補正スクリーンS1と補正スクリーンS2との間に、測定誤差等による微妙なずれが生じる。
投影画像がスクリーンSのエリアと一致することが望ましいため、画像処理部17は、図10に示すように、図7に示す撮像エリアArea1とスクリーンSとの関係において、検出できなかった辺には、補正スクリーンS2の辺を用い、検出できた辺には、補正スクリーンS1の辺をそのまま用い、この4辺による四角形の補正スクリーンS3を生成する。画像処理部17は、このようにしてスクリーンSの形状を補正して、この補正スクリーンS3の4つの頂点座標を取得する。
画像処理部17は、このように座標取得処理を実行して、補正スクリーンS3の4つの頂点座標を取得すると、取得した頂点座標を制御部20に供給する。そして、画像処理部17は、このように変形した補正スクリーンS3の画像データを画像メモリ11に記憶する。
リモコン受光部18は、リモコン(図示せず)からの赤外線等を受光するものである。リモコンは、プロジェクタ1の操作情報を取得するためのものであり、プロジェクタ1の電源をオン、オフする電源スイッチを備える。リモコンは、取得した操作情報を、赤外線を利用してプロジェクタ1に送信する。
キーパッド19は、プロジェクタ1を操作するための操作情報を入力するためのものであり、プロジェクタ1の水平方向、垂直方向の角度調整用のキー等を備える。キーパッド19は、キーが操作されたとき、この操作情報を制御部20に送信する。
制御部20は、プロジェクタ1全体を制御するものであり、CPU、ROM、RAM等を備える。制御部20は、リモコン受光部18から、電源をオンした旨の操作情報を取得した場合、あるいは、キーパッド19からプロジェクタ1の水平方向、垂直方向の角度調整用のキーを操作した旨の操作情報を受信した場合、補正制御処理を実行する。
制御部20は、スクリーンSを撮影するように撮像部12を制御し、画像処理部17に、撮像エリアArea1内のスクリーンSの辺を検出するように指示する。
画像処理部17がスクリーンSの辺を検出すると、制御部20は、検出されたスクリーンSの辺がいくつあるかを判定する。そして、制御部20は、検出されたスクリーンSの辺の数に従って、異なる処理を実行する。
撮像エリアArea1内に、検出されたスクリーンSの辺がないと判定した場合、図3(a)に示すように、スクリーンSのエリアが撮像エリアArea1と比較して十分に広いと考えられる。この場合、スクリーンSの4頂点の座標が得られないため、投影エリアArea2とスクリーンSのエリアとを対応させるような画像変形を行うことはできない。
このため、制御部20は、角度センサ14h,14vに、それぞれ、スクリーンSの水平角度θh、垂直角度θvを取得させ、この角度センサ14h,14vが取得した水平角度θh、垂直角度θvを画像処理部17に供給する。そして、制御部20は、画像処理部17に、投影画像の台形補正を行うように指示する。
撮像エリアArea1内において、検出されたスクリーンSの辺が4つと判定した場合、図3(b)に示すように、撮像エリアArea1内にスクリーンSが収まっている場合である。この場合、スクリーンSの4つ頂点座標が得られるため、投影部13の投影素子における4つの頂点が撮像素子のどの4点に対応するかを判別することができる。このため、スクリーンSの4つの頂点座標を投影素子座標に変換することにより投影画像のの四角形が定まるため、投影画像をこの四角形に変形するような画像変形を行う。
制御部20は、投影エリアArea2の4つの頂点座標と投影素子座標の四角形画像Qの4つの頂点座標とを演算部16に供給し、この変換式を取得する変換式取得処理を実行する。
即ち、制御部20は、検出したスクリーンSの4辺から推測してスクリーンSに十分に収まると考えられるサイズの四角形画像Qを投影するように投影部13を制御する。
制御部20は、撮像部12を制御して、投影エリアArea2が撮像エリアArea1内に収まるように、投影エリアArea2を撮影し、投影エリアArea2の4つの頂点座標を取得する。
そして、制御部20は、演算部16に、投影素子における投影画像の4つの頂点座標とスクリーンSの4つの頂点座標とを供給して、この2つの座標間の変換式を取得するように指示する。
制御部20は、このような変換式取得処理を実行すると、演算部16から変換式を取得し、画像処理部17に対し、取得した変換式を供給し、この変換式に従って画像変形処理を実行するように指示する。
撮像エリアArea1内において、検出したスクリーンSの辺が1〜3つと判定した場合、即ち、4辺のうち、少なくとも1辺が検出されなかったと判定した場合、図3(c)に示すように、撮像エリアArea1内において検出されなかったスクリーンSの辺があるため、このままでは、上記のような画像変形を行うことはできない。
この場合、制御部20は、まず、変換式取得処理を実行する。そして、制御部20は、角度センサ14h、14vに、それぞれ、水平角度θh、垂直角度θvを取得させる。制御部20は、角度センサ14h、14vがそれぞれ取得した水平角度θh、垂直角度θvを画像処理部17に供給して、座標取得処理を実行するように指示する。
制御部20は、さらに演算部16に、投影素子における投影画像の4つの頂点座標とスクリーンSの4つの頂点座標とを供給して、この2つの座標間の変換式を取得させる。制御部20は、画像処理部17に対し、この変換式を供給して、この変換式に従って画像変形処理を行うように指示する。
制御部20は、画像処理部17に対し、演算部16から取得した変換式を供給し、供給した変換式に従って画像変形処理を実行するように指示する。
このように、補正制御処理を実行すると、制御部20は、画像メモリ11に記憶された補正画像をスクリーンSに投影するように投影部13を制御する。
次に本実施形態に係るプロジェクタ1の動作を説明する。
制御部20は、リモコン受光部18から、電源をオンした旨の操作情報を取得した場合、あるいは、キーパッド19からプロジェクタ1の水平方向、垂直方向の角度調整用のキーを操作した旨の操作情報を受信すると、補正制御処理を実行する。
制御部20は、図11に示すフローチャートに従って、この補正制御処理を実行する。
即ち、制御部20は、スクリーンSを撮影するように撮像部12を制御する(ステップS11)。
制御部20は、画像処理部17に対し、スクリーンSの辺を検出するように指示する(ステップS12)。
制御部20は、検出されたスクリーンSの辺がいくつあるかを判定する(ステップS13)。
撮像エリアArea1内において、検出されたスクリーンSの辺がないと判定した場合(ステップS13において0本)、制御部20は、角度センサ14h、14vに、それぞれ、スクリーンSの水平角度θh、垂直角度θvを取得するように制御する(ステップS14)。
制御部20は、画像処理部17に、角度センサ14h,14vが取得した水平角度θh、垂直角度θvを供給して、投影画像の台形補正を行うように指示する(ステップS15)。
撮像エリアArea1内において、検出されたスクリーンSの辺が4つと判定した場合(ステップS13において、4つ)、制御部20は、図12に示すフローチャートに従って変換式取得処理を実行する(ステップS16)。
制御部20は、検出したスクリーンSの4辺から推定してスクリーンSに十分に収まると考えられるサイズの四角形画像Qを投影するように投影部13を制御する(図12のステップS31)。
制御部20は、撮像部12を制御して、撮像エリアArea1内に投影エリアArea2が収まるように、投影エリアArea2を撮影する(ステップS32)。
制御部20は、撮像部12に、投影エリアArea2の4つの頂点座標を取得させる(ステップS33)。
制御部20は、演算部16に、撮像素子座標における投影エリアArea2の4つの頂点座標と投影素子座標における四角形画像Qの4つの頂点座標とを供給して、この2つの座標間の変換式を取得するように指示する(ステップS34)。
制御部20は、このように変換式取得処理を実行すると、画像処理部17に対し、取得した変換式を供給し、供給した変換式に従って画像変形処理を実行するように指示する(図11のステップS17)。
画像処理部17は、供給された変換式に従って、投影画像の各座標を投影素子座標の各座標に変換する。そして、画像処理部17は、変形した画像のデータを画像メモリ11に記憶する。
撮像エリアArea1内において、検出されたスクリーンSの辺が1〜3つと判定した場合(ステップS13において1〜3つ)、制御部20は、図12に示すフローチャートに従って変換式取得処理を実行する(ステップS18)。
制御部20は、角度センサ14h、14vに、それぞれ、スクリーンSの水平角度θh、垂直角度θvを取得するように制御する(ステップS19)。
制御部20は、画像処理部17に対して座標取得処理を実行するように指示する(ステップS20)。
画像処理部17は、図13に示すフローチャートに従って、座標取得処理を実行する。即ち、画像処理部17は、検出されたスクリーンSを、スクリーンS面を基準に原点が設定されたスクリーン座標系の座標に変換する(図13のステップS41)。
画像処理部17は、スクリーンS1から、検出できたスクリーンSの辺の傾きの平均値を取得する(ステップS42)。
画像処理部17は、スクリーンS1の回転方向の補正を行う(ステップS43)。
画像処理部17は、検出できなかった辺には、スクリーンS2の辺を用い、検出できた辺には、スクリーンS1の辺をそのまま用いて、この4辺による四角形をスクリーンS3として取得し、このスクリーンS3の4つの頂点座標を取得する(ステップS44)。
画像処理部17は、取得した4つの頂点座標を制御部20に供給する(ステップS45)。
制御部20は、画像処理部17から4つの頂点座標が供給されると、この4つの頂点座標を演算部16に供給して、投影画像の4つの頂点座標をスクリーンS3の4つの頂点座標に変換する変換式を取得する(図11のステップS21)。
制御部20は、画像処理部17に対して、取得した変換式を供給し、供給した変換式に従って画像変形処理を実行するように指示する(ステップS17)。画像処理部17は、供給された変換式に従って、投影画像の各座標を投影素子座標の各座標に変換する。そして、画像処理部17は、変形した画像のデータを画像メモリ11に記憶する。
制御部20は、このように補正制御処理を実行すると、補正した画像をスクリーンSに投影するように投影部13を制御する。投影部13は、画像メモリ11から、補正した画像のデータを読み出して、スクリーンSに投影する。スクリーンSには、検出されたスクリーンSの辺に一致した長方形の投影画像が投影される。
以上説明したように、本実施形態によれば、スクリーンSの4辺すべてを検出できなかった場合に、プロジェクタ1は、スクリーンSの水平角度θh、垂直角度θvを用いて検出できなかった辺の傾きを求め、スクリーンS3の4つの頂点座標を取得するようにした。
従って、スクリーンSの枠がない場合、あるいはスクリーンが大きく撮像エリアArea1の範囲にスクリーンSが収まらない場合であっても、スクリーンSと投影エリアArea2とが対応するように投影画像を正しく補正することができる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、画像処理部17は、撮像エリアArea1内におけるスクリーンSの辺が1〜3つ検出された場合に、検出できたスクリーンSの辺の平均値に基づいて、補正スクリーン1の回転補正を行うようにした。しかし、辺の平均値ではなく、例えば、中間値等を用いて補正スクリーン1の回転補正を行うようにしてもよい。
角度センサ14h,14vはパッシブ方式の位相差センサとして説明した。しかし、角度センサ14h,14vは、このものに限られるものではなく、アクティブ方式のものであってもよい。
本実施形態では、投影部13が、投影画像のサイズを決定するため、投影画像とは異なる四角形画像Qを投影するようにした。しかし、投影画像のサイズが判別できれば、画像入力部15が入力した投影画像を四角形画像Qとして投影するようにしてもよい。また、投影画像のサイズを決定するための画像形状は、四角形でなくてもよく、スクリーンSの形状に対応していれば、三角形、あるいは五角形以上であってもよい。
上記実施形態では、プログラムが、それぞれメモリ等に予め記憶されているものとして説明した。しかし、撮影装置を、装置の全部又は一部として動作させ、あるいは、上述の処理を実行させるためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す図である。 図1に示す撮像部がスクリーンの方向を撮影したときの様子を示す図である。 スクリーンと撮像エリアとの具体的な関係を示す図である。 図1に示すプロジェクタの前面パネルを示す図である。 図1に示すプロジェクタが四角形画像を投影したときの撮像エリアと投影エリアとスクリーンとの関係を示す図である。 図1に示す画像処理部が実行する台形補正を示す図である。 スクリーンの辺が撮像エリアからはみ出た場合を示す図である。 水平角度と垂直角度とを用いて図7に示すスクリーンをスクリーン座標に変換した様子を示す図である。 図8に示すスクリーンに対して回転方向の補正を行った様子を示す図である。 図9に示すスクリーンから、最終的な投影エリアを設定する様子を示す図である。 図1に示す制御部が実行する補正制御処理を示すフローチャートである。 図1に示す制御部が実行する変換式取得処理を示すフローチャートである。 図1に示す画像処理部が実行する座標取得処理を示すフローチャートである。 従来の投影画像の補正内容を示す図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
12 撮像部
13 投影部
14h,14v 角度センサ
16 演算部
17 画像処理部
20 制御部

Claims (5)

  1. 多角形のスクリーンに画像を投影する投影部と、
    前記スクリーンを撮影して、撮像エリア内にスクリーン画像を形成する撮像部と、
    前記投影部と前記撮像部とを制御する制御部と、
    前記撮像部の撮影によって、前記撮像エリア内に形成された前記スクリーン画像からスクリーン辺を検出し、検出されたスクリーン辺と前記投影部が投影する投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形する補正を行う画像処理部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記画像処理部が前記撮像部の撮像エリア内で検出した前記スクリーン辺の数がいくつあるかを判定し、
    前記スクリーン辺の少なくとも1辺が検出されなかったと判定した場合に、前記投影部を制御して、前記スクリーンと形状が対応する多角形画像を投影し、
    前記撮像部を制御して、前記撮像エリア内に収まるように前記投影部が投影した前記多角形画像を撮影し、
    前記画像処理部は、
    前記撮像部の前記撮像エリア内において検出されなかったスクリーン辺を、検出されたスクリーン辺の情報に基づいて取得し、検出されたスクリーン辺及び取得したスクリーン辺に基づいて前記スクリーン画像を形成し、
    前記投影部が投影した多角形画像の形状と前記撮像部の前記撮像エリア内に形成された多角形画像の形状との関係を取得し、取得した関係に従って、形成した前記スクリーン画像のスクリーン辺と前記投影部が投影する前記投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形する補正を行うように構成された、
    ことを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記スクリーンの傾斜角度を計測するスクリーン傾斜角度計測部を備え、
    前記制御部は、前記スクリーン辺の少なくとも1辺が検出されなかったと判定した場合に、前記スクリーンの傾斜角度を計測するように前記スクリーン傾斜角度計測部を制御し、
    前記画像処理部は、前記撮像部の前記撮像エリア内において検出されたスクリーン辺を、前記スクリーン傾斜角度計測部が計測した前記スクリーンの傾斜角度に基づいて、前記スクリーンの平面を基準として座標が設定されたスクリーン座標系の辺に変換し、
    前記撮像エリア内において検出されなかったスクリーン辺を、前記スクリーン座標系におけるスクリーン辺の情報に基づいて取得し、前記スクリーン座標系におけるスクリーン辺及び取得したスクリーン辺に基づいて補正した前記スクリーン画像を形成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 第1の多角形の各頂点座標と第2の多角形の各頂点座標とが供給され、前記第1の多角形の各頂点座標を前記第2の多角形の各頂点座標に変換する変換式を取得する変換式取得部を備え、
    前記制御部は、前記撮像部の前記撮像エリア内に形成された多角形画像を前記第1の多角形、前記投影部が投影した多角形画像を前記第2の多角形として、前記第1の多角形の各頂点座標と前記第2の多角形の各頂点座標とを前記変換式取得部に供給して、前記変換式取得部から変換式を取得して前記画像処理部に供給し、
    前記画像処理部は、制御部から供給された変換式に従って、前記投影部が投影した多角形画像の形状と前記撮像部の前記撮像エリア内に形成された多角形画像の形状との関係を取得する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像投影装置。
  4. 多角形のスクリーンに画像を投影する投影部と、前記スクリーンを撮影して、撮像エリア内にスクリーン画像を形成する撮像部と、を備えた画像投影装置の投影画像補正方法であって、
    前記投影部に、前記多角形のスクリーンに画像を投影させるステップと、
    前記撮像部に、前記スクリーンを撮影させて、撮像エリア内にスクリーン画像を形成するステップと、
    前記撮像部の撮影によって、前記撮像エリア内に形成された前記スクリーン画像からスクリーン辺を検出し、検出されたスクリーン辺と前記投影部が投影する投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形するステップと、
    前記撮像部の撮像エリア内で検出した前記スクリーン辺の数がいくつあるかを判定するステップと、
    前記スクリーン辺の少なくとも1辺が検出されなかったと判定した場合に、前記投影部を制御して、前記スクリーンと形状が対応する多角形画像を投影するステップと、
    前記撮像部を制御して、前記撮像エリア内に収まるように前記投影部が投影した前記多角形画像を撮影するステップと、
    前記撮像部の前記撮像エリア内において検出されなかったスクリーン辺を、検出されたスクリーン辺の情報に基づいて取得し、検出されたスクリーン辺及び取得したスクリーン辺に基づいて前記スクリーン画像を形成するステップと、
    前記投影部が投影した多角形画像の形状と前記撮像部の前記撮像エリア内に形成された多角形画像の形状との関係を取得するステップと、
    取得した関係に従って、形成した前記スクリーン画像のスクリーン辺と前記投影部が投影する前記投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形する補正を行うステップと、を備えた、
    ことを特徴とする画像投影装置の投影画像補正方法。
  5. コンピュータに、
    画像投影装置の投影部に、多角形のスクリーンに画像を投影する手順、
    画像投影装置の撮像部に、前記スクリーンを撮影させて、前記撮像部の撮像エリア内にスクリーン画像を形成する手順、
    前記撮像部の撮影によって、前記撮像エリア内に形成された前記スクリーン画像からスクリーン辺を検出し、検出されたスクリーン辺と前記投影部が投影する投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形する手順と、
    前記撮像部の撮像エリア内で検出した前記スクリーン辺の数がいくつあるかを判定する手順と、
    前記スクリーン辺の少なくとも1辺が検出されなかったと判定した場合に、前記投影部を制御して、前記スクリーンと形状が対応する多角形画像を投影する手順と、
    前記撮像部を制御して、前記撮像エリア内に収まるように前記投影部が投影した前記多角形画像を撮影する手順、
    前記撮像部の前記撮像エリア内において検出されなかったスクリーン辺を、検出されたスクリーン辺の情報に基づいて取得し、検出されたスクリーン辺及び取得したスクリーン辺に基づいて前記スクリーン画像を形成する手順、
    前記投影部が投影した多角形画像の形状と前記撮像部の前記撮像エリア内に形成された多角形画像の形状との関係を取得する手順、
    取得した関係に従って、形成した前記スクリーン画像のスクリーン辺と前記投影部が投影する前記投影対象画像の辺とが対応するように前記投影対象画像の形状を変形する補正を行う手順、
    を実行させるためのプログラム。
JP2005380333A 2005-12-28 2005-12-28 画像投影装置、画像投影装置の投影画像補正方法及びプログラム Expired - Fee Related JP4702050B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005380333A JP4702050B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 画像投影装置、画像投影装置の投影画像補正方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005380333A JP4702050B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 画像投影装置、画像投影装置の投影画像補正方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007181146A true JP2007181146A (ja) 2007-07-12
JP4702050B2 JP4702050B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=38305781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005380333A Expired - Fee Related JP4702050B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 画像投影装置、画像投影装置の投影画像補正方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4702050B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011523742A (ja) * 2008-05-20 2011-08-18 本田技研工業株式会社 Rgb及び奥行き計測ハイブリッドカメラセンサを使用する長方形テーブル検知
WO2011122129A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 三洋電機株式会社 制御装置および投写型映像表示装置
JP2012065139A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Seiko Epson Corp プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
CN103313009A (zh) * 2012-03-08 2013-09-18 精工爱普生株式会社 图像处理装置、图像处理方法、以及投影仪
CN112584112A (zh) * 2020-12-02 2021-03-30 深圳市当智科技有限公司 基于大小校正的投影方法、系统及可读存储介质
CN115174878A (zh) * 2022-07-18 2022-10-11 峰米(重庆)创新科技有限公司 投影画面校正方法、装置和存储介质

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002247614A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Ricoh Co Ltd プロゼェクタ
JP2005229282A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Seiko Epson Corp プロジェクタおよびマルチプロジェクションディスプレイ
JP2006060447A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Seiko Epson Corp スクリーンの一部の辺を用いたキーストーン補正

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002247614A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Ricoh Co Ltd プロゼェクタ
JP2005229282A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Seiko Epson Corp プロジェクタおよびマルチプロジェクションディスプレイ
JP2006060447A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Seiko Epson Corp スクリーンの一部の辺を用いたキーストーン補正

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011523742A (ja) * 2008-05-20 2011-08-18 本田技研工業株式会社 Rgb及び奥行き計測ハイブリッドカメラセンサを使用する長方形テーブル検知
WO2011122129A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 三洋電機株式会社 制御装置および投写型映像表示装置
JP2011229121A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Sanyo Electric Co Ltd 制御装置および投写型映像表示装置
JP2012065139A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Seiko Epson Corp プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
CN103313009A (zh) * 2012-03-08 2013-09-18 精工爱普生株式会社 图像处理装置、图像处理方法、以及投影仪
JP2013186332A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Seiko Epson Corp 画像処理装置、画像処理方法、およびプロジェクター
CN103313009B (zh) * 2012-03-08 2018-06-29 精工爱普生株式会社 图像处理装置、图像处理方法、以及投影仪
CN112584112A (zh) * 2020-12-02 2021-03-30 深圳市当智科技有限公司 基于大小校正的投影方法、系统及可读存储介质
CN112584112B (zh) * 2020-12-02 2023-10-03 深圳市当智科技有限公司 基于大小校正的投影方法、系统及可读存储介质
CN115174878A (zh) * 2022-07-18 2022-10-11 峰米(重庆)创新科技有限公司 投影画面校正方法、装置和存储介质
CN115174878B (zh) * 2022-07-18 2024-03-15 峰米(重庆)创新科技有限公司 投影画面校正方法、装置和存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4702050B2 (ja) 2011-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8025414B2 (en) Projector, projected image adjustment method, and program for projecting an image while correcting the shape of the image
US9860494B2 (en) System and method for calibrating a display system using a short throw camera
CN102025951B (zh) 投影型显示装置、梯形失真修正方法
JP3844076B2 (ja) 画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法
TWI253006B (en) Image processing system, projector, information storage medium, and image processing method
JP5401940B2 (ja) 投写光学系のズーム比測定方法、そのズーム比測定方法を用いた投写画像の補正方法及びその補正方法を実行するプロジェクタ
US8649593B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
US20140267427A1 (en) Projector, method of controlling projector, and program thereof
CN110099267B (zh) 梯形校正系统、方法以及投影仪
CN112689135A (zh) 投影校正方法、装置、存储介质及电子设备
WO2014115884A1 (ja) 投射装置、画像補正方法およびプログラム
TWI244335B (en) Projector and compensation method for the tilt of projector
JP2005006228A (ja) プロジェクタ
JP4702050B2 (ja) 画像投影装置、画像投影装置の投影画像補正方法及びプログラム
JP2014131257A (ja) 画像補正システム、画像補正方法及びプログラム
CN110225321B (zh) 梯形校正的训练样本数据获取系统和方法
JP2009206800A (ja) 画像処理装置、プロジェクタ、画像処理方法
JP2006304100A (ja) マルチプロジェクションシステム及び監視方法
JP2005123693A (ja) プロジェクタおよび歪補正方法
JP5067536B2 (ja) プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像生成方法
US20120146949A1 (en) Method for positioning compensation of a touch object on a touch surface of a screen and optical touch module thereof
JP2008294545A (ja) 投射型映像表示装置及び投射型映像表示システム
CN111131801B (zh) 投影仪校正系统、方法及投影仪
JP5560722B2 (ja) 画像処理装置、画像表示システム、および画像処理方法
WO2021085247A1 (ja) 撮像支援装置、撮像装置、撮像システム、撮像支援システム、撮像支援方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4702050

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees