JPH0586056A - メチン化合物 - Google Patents

メチン化合物

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JPH0586056A
JPH0586056A JP21046191A JP21046191A JPH0586056A JP H0586056 A JPH0586056 A JP H0586056A JP 21046191 A JP21046191 A JP 21046191A JP 21046191 A JP21046191 A JP 21046191A JP H0586056 A JPH0586056 A JP H0586056A
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JP
Japan
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group
twenty
alkyl group
compound
formula
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JP21046191A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Jinbo
良弘 神保
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】染料、写真用染料とくにハロゲン化銀写真感光
材料用染料(フィルター染料、イラジエーション防止染
料、アンチハレーション用染料など)、光学的情報記録
媒体の記録用化合物、細胞等生体染料染色剤、もしくは
医薬またはそれらの中間体として有用な化合物を提供す
る。 【構成】下記式(1)または(2)の4−(インドール
−3−イルメチリデン)−ピラゾリン−5−オン類化合
物。 〔式中、R,R11はアルキル基、アリール基、−C
OOR21,−CONR2122など、R,R22
は水素、アルキル基、アリール基または複素環基、R
はアルキル基、R,R14は水素、アルキル基、アリ
ール基または−COOR23,R,R,R
,R15,R16,R17,R18は水素、アルキ
ル基、アリール基、ハロゲンなどを示す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はピラゾロン核とインドー
ル核を有する新規なメチン化合物に関するものである。
本発明は染料、写真用色素、フィルター用色素、光学的
情報記録媒体の記録用化合物、細胞等生体試料染色剤、
あるいは医薬あるいはこれらの中間体として用い得る新
規なメチン化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピラゾロン核とインドール核を有するメ
チン化合物としては特開昭62−242933、同55
−96941、西独特許2902685、米国特許34
41563、シンセティックコミュニケーション 第2
0巻 3213ページ(Synth.Commun.,20、321
3)、ジャーナル・オブ・ケミカルソサエティ 第4巻
43ページ(J. Chem. Soc. PaK., 4、43)等に記載
されたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハロゲン化銀写真感光
材料に於いては分光感度を調節したり、入射光の散乱に
よる画像のボケ(イラジェーション)や写真乳剤と支持
体との界面でおこる光の反射による画像のボケ(ハレー
ション)を防止するためにこれらの化合物を写真材料中
に添加するとこが行われてきた。しかしながらこられの
化合物は写真乳剤に対して悪影響を与えたり、多層感光
材料の場合には不必要な層に拡散して写真感度を変化さ
せたりすることが多い。また露光後の写真処理過程にお
いて完全に分解されなかったりあるいは写真材料へ溶出
されずに残留し、有害な作用をひきおこすことがみられ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの有害な
作用が少ない新規な化合物を提供するものである。下記
に示す一般式(1)または(2)の化合物が有用であ
る。
【0005】
【化5】
【0006】
【化6】
【0007】式中R1 、R11は各々アルキル基、アリー
ル基、−COOR21、−CONR2122、−COR27
−CN、−OR21、−NR2122、または−N(R21
COR22を表し、R2 、R12は各々水素原子、アルキル
基、アリール基、または複素環基を表し、R3 はアルキ
ル基を表し、R4 、R14は各々水素原子、アルキル基、
アリール基、−COOR23を表し、R5 、R6 、R7
8 、R15、R16、R17、R18は各々水素原子、アルキ
ル基、アリール基、ハロゲン原子、−OR25、−NR25
26、または−N(R25)COR26を表し、R21
22、R23、R24、R25、R26は各々水素原子、アルキ
ル基、アリール基を表す。ただし一般式(1)で表され
る化合物は少なくとも一つの−CONHSO2 31、−
CONHCOR31、−SO2 NHCOR31、−SO2
HSO2 31で表される基によって置換された基を有し
ていなければならない。R31はアルキル基またはアリー
ル基を表す。一般式(2)で表される化合物においてR
11、R12で表される置換基の少なくとも一つはヘテロ原
子を含む基でなければならない。一般式(1)または
(2)で表される化合物はカルボキシ基、スルホ基また
はそれらの塩およびスルホンアミド基、スルファモイル
基を置換基として有していてはならない。
【0008】一般式(1)または(2)で表される化合
物のうちで特に好ましいものは一般式(3)または
(4)で表される化合物である。
【0009】
【化7】
【0010】式中R1 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8
はそれぞれ前記一般式(1)におけると同じものを表
し、R32は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子または
アルコキシ基を表し、R33は−CONHSO2 31、−
CONHCOR31、−SO2 NHCOR31または−SO
NHSO2 31を表し、R34は水素原子、アルキル基
を表し、R31は前記と同じものを表す。
【0011】
【化8】 式中、R12、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R34は前
記一般式(1)または(2)におけると同じものを表
し、Xは−N(R36)−または−O−を表し、R35は水
素原子、アルキル基またはアリール基を表し、R36は水
素原子、アルキル基またはアシル基を表す。
【0012】次に本発明に用いる一般式(1)(2)
(3)(4)の化合物について詳細に説明する。R1
11で表されるアルキル基は炭素数1から8のアルキル
基が好ましく、例えばメチル、エチル、プロピル、第3
ブチル、ノルマルブチル、1−メチルシクロプロピル、
クロロメチル、トリフルオロメチル、エトキシカルボニ
ルメチルなどが好ましい。
【0013】R1 、R11で表されるアリール基は炭素数
6から13のアリール基が好ましく、例えばフェニル、
4−メトキシフェニル、4−アセチルアミノフェニル、
4−アセチルスルファモイルフェニル、が好ましい。
【0014】R2 、R12で表されるアルキル基は炭素数
1から18のアルキル基が好ましく例えばメチル、2−
シアノエチル、2−ヒドロキシエチル、2−アセトキシ
エチル等が好ましい。
【0015】R3 、R12で表されるアリール基は炭素数
6から22のアリール基が好ましく例えばフェニル、2
−メトキシ−5−エトキシカルボニルフェニル、3,5
−ジ(エトキシカルボニル)フェニル、4−ジ(エトキ
シカルボニルメチル)アミノカルボニルフェニル、4−
ノルマルオクチルオキシカルボニルフェニル、4−ブタ
ンスルホンアミドカルボニルフェニル、4−メタンスル
ホンアミドカルボニルフェニル、3−アセチルスルファ
モイルフェニル、4−メタンスルホンアミドスルホニル
フェニル、4−アセチルスルファモイルフェニル、4−
プロピオニルスルファモイルフェニル、4−N−エチル
カルバモイルスルファモイルフェニル等が好ましい。
【0016】R2 、R12で表される複素環基としてはピ
リジル、4−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−2−
イル、4−ヒドロキシ−6−第3ブチルピリミジン−2
−イル、スルホラン−3−イル等がある。
【0017】R3 、R34で表されるアルキル基は炭素数
1から18のアルキル基が好ましく、例えばメチル、エ
チル、エトキシカルボニルメチル、第3ブトキシカルボ
ニルメチル、エトキシカルボニルエチル、ジメチルアミ
ノメチル、2−シアノエチル、3−アセトアミドプロピ
ル、3−プロピオニルアミノプロピル、3−プロパンス
ルホンアミドカルボニルエチルなどが好ましい。
【0018】R4 、R14で表されるアルキル基は炭素数
1から3のアルキル基が好ましく、メチル、エチル、プ
ロピルが好ましい。
【0019】R4 、R14で表されるアリール基はフェニ
ル基が好ましい。
【0020】R5 、R6 、R7 、R8 、R15、R16、R
17、R18で表されるアルキル基は炭素数1から6のアル
キル基が好ましくメチル、エチルなどが好ましい。
5 、R6 、R7 、R8 、R15、R16、R17、R18で表
されるアリール基はフェニル基が好ましい。
【0021】R21、R22、R23、R25、R26で表される
アルキル基は炭素数1から8のアルキル基が好ましく例
えばメチル、エチル、プロピル、イソプロプロピル、ブ
チル、イソブチル、第2ブチル、第3ブチル、シクロヘ
キシル、ノルマルヘキシル、メトキシエチル、エトキシ
エチル、シアノエチル、エトキシカルボニルメチル、エ
トキシカルボニルエチル、ジメチルアミノプロピル、ヒ
ドロキシエチル、2,2,3,3−テトラフルオロプロ
ピル、クロロエチル、ブロモエチル、アセトキシエチ
ル、ジメチルアミノエチル等が好ましい。
【0022】R21、R22、R23、R25、R26で表される
アリール基は炭素数6から12のアリール基が好ましく
例えばフェニル、4−メトキシフェニル、3−メチルフ
ェニルが好ましい。
【0023】R31で表されるアルキル基は炭素数1から
8のアルキル基が好ましく、例えばメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、オクチル、1−エトキ
シカルボニルプロピル、1−プロポキシカルボニルプロ
ピル、10−カンフェリル、2−クロロエチル、メトキ
シエチルなどが好ましい。
【0024】R31で表されるアリール基は炭素数6から
10のアリール基が好ましく例えばフェニル、トリル、
ジメチルフェニル、メトキシフェニル、アセチルアミノ
フェニル、ジ(メトキシカルボニル)フェニル、クロロ
フェニル、トリメチルフェニル、ナフチルが好ましい。
【0025】R32で表されるアルキル基は炭素数1から
4のアルキル基が好ましく、メチル、エチルが好まし
い。R32で表されるハロゲン原子はフッ素原子、塩素原
子、沃素原子が好ましい。
【0026】R32で表されるアルコキシ基はメトキシ、
エトキシ、2−メトキシエトキシ、2−エトキシエトキ
シが好ましい。
【0027】R33は−CONHSO2 31、−CONH
COR31、−SO2 NHCOR31、−SO2 NHSO2
31を表し、R31は前記と同様のものが好ましい。Xは
−N(R36)−が好ましい。
【0028】R35、R36で表されるアルキル基は炭素数
1から6のアルキル基が好ましくメチル、エチル、プロ
ピル、ブチル、ヘキシル、シクロヘキシル、ヒドロキシ
エチルが好ましい。R35とR36で環を形成していてもよ
い。好ましい環としては5ないし6員環が好ましい。
【0029】R35で表されるアリール基は炭素数6から
10のアリール基が好ましく例えばフェニル、4−メト
キシカルボニルフェニル、4−メトキシフェニル、2−
クロロ−5−アセトアミドフェニル、2−クロロ−5−
プロパンノイルアミノフェニル、2−クロロ−5−ベン
ズアミドフェニルが好ましい。R36で表されるアシル基
は炭素数2から10のアシル基が好ましく、アセチル、
プロピオニル、ブタノイル、クロロアセチル、ピバロイ
ル、ベンゾイル、4−メトキシベンゾイル、4−メタン
スルホンアミドベンゾイル、3−アセトアミドベンゾイ
ル等が好ましい。
【0030】本発明の化合物は水に対し難溶であり、こ
こでは水難溶性とは純水に対する溶解度が1.0g/リ
ットル(25℃)以下の化合物をいう。特に好ましくは
溶解度が0.1g/リットル以下の化合物である。
【0031】本発明の化合物が水に対し難溶であるため
にはカルボキシ基、スルホ基またはそれらの塩を置換基
として有していてはならない。
【0032】本発明の化合物を写真用フィルター染料と
して用いる場合には本化合物により染色した層から他層
へ本化合物が拡散することはなく、好ましい結果が得ら
れる。本発明の化合物の写真材料への添加方法は種々あ
るが例えば化合物をオイル、すなわち実質的に水不溶で
沸点が約160℃以上の高沸点溶媒に溶解した液を親水
性コロイド溶液に加えて分散する方法。この高沸点溶媒
としては、米国特許第2,322,027号に記載され
ているような、例えばフタール酸アルキルエステル(ジ
ブチルフタレート、ジオクチルフタレートなど)、リン
酸エステル(ジフェニルフォスフェート、トリフェニル
フォスフエート、トリクレジルフォスフェート、ジオク
チルブチルフォスフェート)、クエン酸エステル(例え
ばアセチルクエン酸トリブチル)、安息香酸エステル
(例えば安息香酸オクチル)、アルキルアミド(例えば
ジエチルラウリルアミド)、脂肪酸エステル類(例えば
ジブトキシエチルサクシネート、ジエチルアゼレー
ト)、トリメシン酸エステル類(例えばトリメシン酸ト
リブチル)などが使用できる。また、沸点約30℃ない
し約150℃の有機溶媒、例えば酢酸エチル、酢酸ブチ
ルの如き低級アルキルアセテート、プロピオン酸エチ
ル、2級ブチルアルコール、メチルイソブチルケトン、
β−エトキシエチルアセテート、メチルセロソルブアセ
テートや水に溶解しやすい溶媒、例えばメタノールやエ
タノール等のアルコールを用いることもできる。欧州特
許公開430186Aに記載の化合物(例えば化合物
1、5)は水不溶性高沸点溶媒(例えばトリクレジルフ
ォスヘート)への溶解度が低いためオイル分散できない
が本件の化合物はオイル分散しやすい。
【0033】また、本発明の化合物を国際公開WO88
/04794号、特表平1−502912号に記載され
た固体微粒子分散体の形で添加することも可能である。
これらの方法で本発明の化合物を写真材料に添加する場
合、化合物はヘテロ原子を含む基で置換されていること
が有利である。
【0034】本発明の化合物を写真用染料として用いる
場合写真処理により染料は脱色される必要がある。この
ためには染料は解離性基を有していることが好ましく例
えばアシルスルファモイル、アシルカルバモイル、スル
ホニルカルバモイル、スルホンイミドなどが好ましい。
【0035】以下に本発明の具体例を示す。
【0036】
【化9】
【0037】
【化10】
【0038】
【化11】
【0039】
【化12】
【0040】
【化13】
【0041】
【化14】
【0042】
【化15】
【0043】
【化16】
【0044】
【化17】
【0045】
【化18】
【0046】
【化19】
【0047】
【化20】
【0048】本発明の化合物は一般式(5)と一般式
(6)で表される化合物を有機溶媒中(例えばメタノー
ル、エタノール、アセトニトリル、DMF、イソプロパ
ノル、酢酸、ピリジン、無水酢酸)室温ないし還流の条
件下で得ることができる。反応の進行が遅い場合酢酸、
無水酢酸、トリエチルアミン、ピリジン、p−トルエン
スルホン酸、酢酸アンモニウムなどを適量添加すること
によって、より容易に合成できる。
【0049】
【化21】
【0050】
【化22】
【0051】
【実施例】
実施例1 3−メチル−1−(4−ヒドロキシ−6−メチルピリミ
ジン−2−イル)−ピラゾロン2.1g、インドール−
3−アルデヒド1.5g、メタノール50ミリリットル
の混合物を20分間加熱還流した。室温に冷却後、析出
した結晶を濾取し、メタノールで洗浄後乾燥することに
より例示化合物1を3.2g得た。融点300℃以上得
られた結晶は水、メタノール、酢酸エチル、アセトン、
DMFに不溶であるがアルカリ水には易溶であった。
【0052】実施例2 3−(2−クロロ−5−ミリストイルアミノ)フェニル
アミノ−1−(2,4,6−トリクロロ)フェニルピラ
ゾロン6.0g、インドール−3−アルデヒド1.5
g、メタノール50ミリリットルの混合物を30分間加
熱還流した。室温に冷却後、析出した結晶を濾集しメタ
ノール洗浄、乾燥することにより例示化合物2を4.2
g得た。融点224℃
【0053】実施例3〜7 実施例1とほぼ同様の操作により下記の化合物が得られ
た。 例示化合物 λmax(MeOH) 3 427nm 4 425nm 5 412nm 6 447nm 7 411nm
【0054】実施例8(写真感光材料への応用) 本発明の化合物1を1gと下記化合物Aの5%水溶液5
ミリリットルを混練し、サンドミルにより微粒子化し
た。さらにクエン酸0.5gとかした10%石灰処理ゼ
ラチン水溶液25ミリリットル中に分散し、用いた砂を
ガラスフィルターを用いて除去したのち、7%ゼラチン
溶液10ミリリットルを加えた(化合物の平均粒子径は
0.15μであった)。
【0055】
【化23】
【0056】次にこの分散物に硬膜剤として2,4−ジ
クロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5−トリアジンナト
リウム塩を加えてから、ポリエチレンテレフタレート透
明支持体の上に本発明の化合物が0.1g/m2になるよ
うに塗布した試料を作製した。試料を写真現像処理と同
じ亜硫酸ナトリウム3g/リットルを含むpH10の水
溶液中に30秒間浸漬し、化合物の消失の程度をみた。
消失は吸収スペクトルにより浸漬前後を比較したとこ
ろ、ほとんど残留がみられなかった。
【0057】実施例9 実施例8と同様の方法で試料を作製し、試料を亜硫酸ナ
トリウム5g/リットル、pH11の水溶液中に20秒
間浸漬し、乾燥したのち、紫外可視スペクトルメーター
でその光学濃度を測定し、化合物の残留の程度(A)を
みた。 A=浸漬後の光学濃度/浸漬前の光学濃度 各光学濃度は各試料の極大吸収波長で測定した。
【0058】
【表1】
【0059】写真処理に近い方法でほとんどその残留が
みられない。
【0060】
【発明の効果】本発明のメチン化合物は染料、写真用染
料とくにハロゲン化銀写真感光材料用染料(フィルター
染料、イラジエーション防止染料、アンチハレーション
染料など)、光学的情報記録媒体の記録用化合物、細胞
等生体染料染色剤、もしくは医薬、またはそれらの中間
体として有用である。
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【化13】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【化14】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】
【化17】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】
【化20】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】本発明の化合物は一般式(5)と一般式
(6)で表される化合物を有機溶媒中(例えばメタノー
ル、エタノール、アセトニトリル、DMF、イソプロパ
ノル、酢酸、ピリジン、無水酢酸)室温ないし還流の条
件下混合することで得ることができる。反応の進行が遅
い場合酢酸、無水酢酸、トリエチルアミン、ピリジン、
p−トルエンスルホン酸、酢酸アンモニウムなどを適量
添加することによって、より容易に合成できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)または一般式(2)で
    表されるメチン化合物 【化1】 【化2】 式中R1 、R11は各々アルキル基、アリール基、−CO
    OR21、−CONR2122、−COR21、−CN、−O
    21、−NR2122、または−N(R21)COR22を表
    し、R2 、R12は各々水素原子、アルキル基、アリール
    基、または複素環基を表し、R3 はアルキル基を表し、
    4 、R14は各々水素原子、アルキル基、アリール基、
    または−COOR23を表し、R5 、R6 、R7、R8
    15、R16、R17、R18は各々水素原子、アルキル基、
    アリール基、ハロゲン原子、−OR25、−NR2526
    または−N(R25)COR2 を表し、R21、R22
    23、R25、R26は各々水素原子、アルキル基、または
    アリール基を表す。ただし一般式(1)で表される化合
    物は少なくとも一つの−CONHSO2 31、−CON
    HCOR31、−SO2 NHCOR31、または−SO2
    HSO2 31で表される基によって置換された基を有し
    ていなければならない。R31はアルキル基、またはアリ
    ール基を表す。一般式(2)で表される化合物において
    11、R12で表される置換基の少なくとも一つはヘテロ
    原子を含む基でなければならない。一般式(1)または
    (2)で表される化合物はカルボキシ基、スルホ基また
    はそれらの塩およびスルホンアミド基、スルファモイル
    基を置換基として有していてはならない。
  2. 【請求項2】 一般式(3)で表される水難溶性の請求
    項1に記載のメチン化合物 【化3】 式中R1 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 はそれぞれ前
    記一般式(1)におけると同じものを表し、R32は水素
    原子、アルキル基、ハロゲン原子、またはアルコキシ基
    を表し、R33は−CONHSO2 31、−CONHCO
    31、−SO2 NHCOR31、または−SO2 NHSO
    2 31を表し、R34は水素原子、またはアルキル基を表
    しR31は前記一般式(1)におけると同じものを表す。
  3. 【請求項3】 一般式(4)で表される請求項1に記載
    の水難溶性メチン化合物 【化4】 式中R12、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R34は前記
    一般式(1)または(2)におけると同じものを表し、
    Xは−N(R36)−または−O−を表し、R35は水素原
    子、アルキル基、またはアリール基を表し、R36は水素
    原子、アルキル基またはアシル基を表す。
JP21046191A 1991-07-29 1991-07-29 メチン化合物 Pending JPH0586056A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5459026A (en) * 1993-09-24 1995-10-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic material

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