JPH0585779U - エレベーター - Google Patents

エレベーター

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Publication number
JPH0585779U
JPH0585779U JP2574592U JP2574592U JPH0585779U JP H0585779 U JPH0585779 U JP H0585779U JP 2574592 U JP2574592 U JP 2574592U JP 2574592 U JP2574592 U JP 2574592U JP H0585779 U JPH0585779 U JP H0585779U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
rope
elevator
pair
hung
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2574592U
Other languages
English (en)
Inventor
永次 鳴海
雅彦 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Priority to JP2574592U priority Critical patent/JPH0585779U/ja
Publication of JPH0585779U publication Critical patent/JPH0585779U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 昇降路に上下移動可能に配設されたかご1
と、このかご1を上下移動させる駆動手段3と、この駆
動手段3と前記かご1とを一対のオーバーヘッドシーブ
15,16,17,18を介して連結されたロープ14
とを備えたエレベーターにおいて、前記かごに吊りシー
ブ13を設け、前記ロープ14の一端を前記駆動手段3
に止着し、次にこのロープ14を前記一対のオーバーヘ
ッドシーブ15,16,17,18の一方へ掛けた後に
前記吊りシーブ13に掛け、次にこのロープ14を前記
一対のオーバーヘッドシーブ15,16,17,18の
他方へ掛けた後にこのロープ14の他端を前記駆動手段
3に止着するようにした。 【効果】 エレベーターの運行中にロープ14やシンブ
ルロッド12等がびびり振動してしまうことはなく、か
ご1の中に乗客に不快感を与えるようなことはなくな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エレベーターのかごの複数個所に止着された複数本のロープのテン ションを均一化したエレベーターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベーターとして、例えば図4に示すようなリニアモータ式のものが ある。同図において、符号101は建物の昇降路を上下移動するエレベーターの かごであり、このかご101はリニアモータ102によって上下移動される。リ ニアモータ102は貫通孔を有する可動子103と、この貫通孔を貫通するコラ ム状の固定子104とからなっており、可動子103の両側にはかご101の重 量とバランスをとるための一対のカウンターウェイト105,106がフレーム 107を介して一体的に取り付けられている。フレーム107の上端であって固 定子104の両側にはロープ2本一組とし、このロープ2組108,109がシ ンブルロッドを介して止着され、この2組のロープ108,109は一対のオー バーヘッドシーブ110,111に掛けられた後、かご101に設けられたかご 枠フレーム112に止着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のエレベーターにあっては、かご枠フレーム1 12に一端が止着された2組のロープ108,109は他端がフレーム107に 止着されているので、多数の乗客がかご101の一箇所に片寄って乗ったりする と、かご101はほんの僅かだけ傾いてしまい、ロープ108,109の一方が 緩んでしまうことになる。その結果、エレベーター運行中に前記ロープ108, 109の一方やフレーム107におけるシンブルロッドが振動し、このびびり振 動がかご101を介して中の乗客へ伝わり、乗客に不快感を与えてしまうという 問題点があった。
【0004】 本考案は多数の乗客がかごの一箇所に片寄って乗ったりしても、このかごを吊 っているロープ等がびびり振動を起さないエレベーターを提供することを目的と する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案にあっては、昇降路に上下移動可能 に配設されたかごと、このかごを上下移動させる駆動手段と、この駆動手段と前 記かごとを一対のオーバーヘッドシーブを介して連結されたロープとを備えたエ レベーターにおいて、前記かごに吊りシーブを設け、前記ロープの一端を前記駆 動手段に止着し、次にこのロープを前記一対のオーバーヘッドシーブの一方へ掛 けた後に前記吊りシーブに掛け、次にこのロープを前記一対のオーバーヘッドシ ーブの他方へ掛けた後にこのロープの他端を前記駆動手段に止着するようにした 構成とするものである。
【0006】
【作用】
多数の乗客がかごの一箇所に片寄って乗ると、かごがほんの僅かだけ傾くこと になる。かごには吊りシーブを介して一本に繋ったロープが止着されているので 、かごが傾いても、吊りシーブの両側に位置するロープの一方側が緩んでしまう というようなことはない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1ないし図3は本考案に係るエレ ベーターの一実施例を示す図である。
【0008】 図1において、符号1は建物の昇降路内において上下移動可能に配設されたか ごであり、このかご1は建物内に設けられた、例えば駆動源としてのリニアモー タ2によって上下移動させられる。リニアモータ2は貫通孔を有する可動子3( 駆動手段)と、この貫通孔を貫通するコラム状の固定子4とからなっている。可 動子3の両側にはかご1の重量とバランスをとるための一対のカウンターウェイ ト5,6がフレーム7を介して一体的に取り付けられている。なお、カウンター ウェイト7はかご1の重さと定格積載荷重の半分の重さとを合計した重さに設定 されている。
【0009】 かご1にはかご枠材8が設けられており、このかご枠材8はかご1の頂面1a および底面1bのそれぞれに配設されたクロスヘッドチャンネル9およびプラン クチャンネル10と、かご1の両側面のそれぞれに配設されたアップライトチャ ンネル11とからなっている。クロスヘッドチャンネル9は図2に示すように断 面略コ字型の形鋼9a,9bからなり、この形鋼9a,9b間には支持軸12を 介して吊りシーブ13が回転自在に設けられている。
【0010】 一方、図3に示すようにフレーム7における固定子4より一方側にはシンブル ロッド12、圧縮スプリング13を介して3本のロープ14の一端が止着され、 次にこのロープ14は上方へ伸ばされて昇降路の上方に配設された一対の第1オ ーバーヘッドシーブ15,16の一方16に掛けられ、さらに次の一対の第2オ ーバーヘッドシーブ17,18の一方18に掛けられ、さらに下方に伸ばされて 吊りシーブ13に掛けられている。続いて、ロープ14は吊りシーブ13からオ ーバーヘッドシーブ17,18,15,16の他方17,15へ掛けられて、再 びフレーム7における固定子4より他方側にシンブルロッド(図示せず)、圧縮 スプリング(図示せず)を介してこのロープ14の他端が止着されている。
【0011】 多数の乗客がかご1の一箇所に片寄って乗ると、かご1がほんの僅かだけ傾く ことになる。かご1には吊りシーブ13を介して一本に繋ったロープ14が止着 されているので、かご1が傾いても吊りシーブ13の両側に位置するロープ14 の一方側が緩んでしまうというようなことはない。したがって、エレベーターの 運行中にロープ14やシンブルロッド12等がびびり振動してしまうことはない 。
【0012】 なお、吊りシーブ13の両側に位置するロープ14は、一本に繋ったロープな ので、このロープ14にテンションをかける作業は従来に比べて半分で済み、手 間がかからない。
【0013】 また、本考案は駆動源としてリニアモータを用いたエレベーターについて述べ たが、これに限られず間接油圧エレベーターへも適用することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ロープの一端を駆動手段に止着し、次に このロープを一対のオーバーヘッドシーブの一方へ掛けた後に吊りシーブに掛け 、次にこのロープを一対のオーバーヘッドシーブの他方へ掛けた後にこのロープ の他端を前記駆動手段に止着するようにしたので、多数の乗客がかごに片寄って 乗っても、ロープが部分的に緩んでしまうような箇所はない。したがって、エレ ベーターの運行中にロープやシンブルロッド等がびびり振動してしまうことはな く、かごの中に乗客に不快感を与えるようなことはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエレベーターの一実施例を示す斜
視図
【図2】図1におけるA−A線断面図
【図3】図1におけるB−B線断面図
【図4】従来例のエレベーターを示す斜視図
【符号の説明】
1…かご、3…可動子、13…吊りシーブ、14…ロー
プ、15,16…一対のオーバーヘッドシーブ、17,
18…一対のオーバーヘッドシーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路に上下移動可能に配設されたかご
    と、このかごを上下移動させる駆動手段と、この駆動手
    段と前記かごとを一対のオーバーヘッドシーブを介して
    連結されたロープとを備えたエレベーターにおいて、前
    記かごに吊りシーブを設け、前記ロープの一端を前記駆
    動手段に止着し、次にこのロープを前記一対のオーバー
    ヘッドシーブの一方へ掛けた後に前記吊りシーブに掛
    け、次にこのロープを前記一対のオーバーヘッドシーブ
    の他方へ掛けた後にこのロープの他端を前記駆動手段に
    止着するようにしたことを特徴とするエレベーター。
JP2574592U 1992-04-22 1992-04-22 エレベーター Pending JPH0585779U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2574592U JPH0585779U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 エレベーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2574592U JPH0585779U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 エレベーター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0585779U true JPH0585779U (ja) 1993-11-19

Family

ID=12174367

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JP2574592U Pending JPH0585779U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 エレベーター

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JP (1) JPH0585779U (ja)

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108483190A (zh) * 2018-03-29 2018-09-04 中国建筑股份有限公司 一种智能化铝合金模板传料装置及其操作方法

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JPS5026055A (ja) * 1973-07-09 1975-03-18
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JPH02158583A (ja) * 1988-12-09 1990-06-19 Nippon Otis Elevator Co エレベータ制動装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980203