JPH0585606A - 入出庫走行クレーンの制御方式 - Google Patents
入出庫走行クレーンの制御方式Info
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- JPH0585606A JPH0585606A JP27340191A JP27340191A JPH0585606A JP H0585606 A JPH0585606 A JP H0585606A JP 27340191 A JP27340191 A JP 27340191A JP 27340191 A JP27340191 A JP 27340191A JP H0585606 A JPH0585606 A JP H0585606A
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- Japan
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- unloading
- traveling crane
- striker
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 数mmから数十mmの位置修正が正確にでき、且
つ走行中のノイズ等の発生が停止位置の精度に極力影響
を与えないようにした入出庫走行クレーンの制御方式を
提供すること。 【構成】 棚の連毎に定位置ストライカを設け、各連の
荷受部の荷受け荷渡し位置を前記定位置ストライカの端
部からの計数値として予め記憶しておき、同一連内にあ
る荷受部間で荷受荷渡を行う場合、当該連に設けた定位
置ストライカの端部から入出庫走行クレーンが実際に停
止した位置の計数値とレベルの異なる目的荷受部の予め
記憶された計数値とを比較し、その差が許容値以下であ
れば、昇降キャレッジを該目的荷受部まで昇降させ、該
差が許容値を越えた場合、少なくとも当該連の定位置ス
トライカの一端を越える所定の距離だけ入出庫走行クレ
ーンを前進又は後退させた後、反対に後退又は前進させ
ストライカ端部からの計数値が前記記憶された計数値と
一致したら入出庫走行クレーンを停止する。
つ走行中のノイズ等の発生が停止位置の精度に極力影響
を与えないようにした入出庫走行クレーンの制御方式を
提供すること。 【構成】 棚の連毎に定位置ストライカを設け、各連の
荷受部の荷受け荷渡し位置を前記定位置ストライカの端
部からの計数値として予め記憶しておき、同一連内にあ
る荷受部間で荷受荷渡を行う場合、当該連に設けた定位
置ストライカの端部から入出庫走行クレーンが実際に停
止した位置の計数値とレベルの異なる目的荷受部の予め
記憶された計数値とを比較し、その差が許容値以下であ
れば、昇降キャレッジを該目的荷受部まで昇降させ、該
差が許容値を越えた場合、少なくとも当該連の定位置ス
トライカの一端を越える所定の距離だけ入出庫走行クレ
ーンを前進又は後退させた後、反対に後退又は前進させ
ストライカ端部からの計数値が前記記憶された計数値と
一致したら入出庫走行クレーンを停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動倉庫において、入出
庫走行クレーンを制御し、複数連からなる棚の荷受部か
らの荷受け或いは荷渡し、ある荷受部から他の荷受部へ
の荷受け或いは荷渡しを行う入出庫走行クレーンの制御
方式に関するものである。
庫走行クレーンを制御し、複数連からなる棚の荷受部か
らの荷受け或いは荷渡し、ある荷受部から他の荷受部へ
の荷受け或いは荷渡しを行う入出庫走行クレーンの制御
方式に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種の技術としては、特開昭62
−215404号公報に開示する入出庫走行クレーンの
制御方法があった。該制御方法の特徴は、棚の各荷受部
に入出庫用走行クレーンの昇降キャレッジ上に設けられ
た荷受け渡し装置が対応するときのクレーン位置を、走
行経路上のクレーン位置を表すようにクレーンの走行に
連動して変化する計数値で各荷受部毎に記憶させてお
き、前記荷受け渡し装置を現在対応している第一の荷受
部と同一縦列棚内に位置するレベル違いの第二の荷受部
に対応させるため昇降キャレッジを昇降させるとき、前
記第一の荷受部に対応する記憶数値と前記第二の荷受部
に対応する記憶数値とを比較演算し、その差が許容限度
以下であるときは昇降キャレッジの昇降のみを行わせ、
前記差が許容限度を越えているときはクレーンを当該差
に相当する距離以上の一定距離走行させた後後退移動さ
せ、計数値が前記第二の荷受部に対応する記憶数値と一
致する位置でクレーンを停止させると共に昇降キャレッ
ジを昇降させるようにしたものである。
−215404号公報に開示する入出庫走行クレーンの
制御方法があった。該制御方法の特徴は、棚の各荷受部
に入出庫用走行クレーンの昇降キャレッジ上に設けられ
た荷受け渡し装置が対応するときのクレーン位置を、走
行経路上のクレーン位置を表すようにクレーンの走行に
連動して変化する計数値で各荷受部毎に記憶させてお
き、前記荷受け渡し装置を現在対応している第一の荷受
部と同一縦列棚内に位置するレベル違いの第二の荷受部
に対応させるため昇降キャレッジを昇降させるとき、前
記第一の荷受部に対応する記憶数値と前記第二の荷受部
に対応する記憶数値とを比較演算し、その差が許容限度
以下であるときは昇降キャレッジの昇降のみを行わせ、
前記差が許容限度を越えているときはクレーンを当該差
に相当する距離以上の一定距離走行させた後後退移動さ
せ、計数値が前記第二の荷受部に対応する記憶数値と一
致する位置でクレーンを停止させると共に昇降キャレッ
ジを昇降させるようにしたものである。
【0003】入出庫用走行クレーンを上記のように制御
することにより、この種の入出庫用走行クレーンが数mm
から数十mmの微小距離だけ正確に位置修正することは、
安定した低速状態に達する前に停止させなければならな
いということから極めて困難であるという問題を解決し
ている。
することにより、この種の入出庫用走行クレーンが数mm
から数十mmの微小距離だけ正確に位置修正することは、
安定した低速状態に達する前に停止させなければならな
いということから極めて困難であるという問題を解決し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の入出庫走行クレーンの制御方法では、常に原点から
の走行クレーンの走行に伴って変化するパルスの計数値
又はこの計数値にクレーンの走行に伴って変化する計数
値を加減算した計数値と予め記憶した計数値との比較す
る方式であるから、クレーンの走行に伴って変化する計
数にノイズ等の発生により誤計数があった場合、それが
停止位置の精度に影響を与えるという問題があった。
来の入出庫走行クレーンの制御方法では、常に原点から
の走行クレーンの走行に伴って変化するパルスの計数値
又はこの計数値にクレーンの走行に伴って変化する計数
値を加減算した計数値と予め記憶した計数値との比較す
る方式であるから、クレーンの走行に伴って変化する計
数にノイズ等の発生により誤計数があった場合、それが
停止位置の精度に影響を与えるという問題があった。
【0005】また、上記制御方法は、現在の停止してい
る位置から目的位置に移動する場合、比較する現在位置
の計数値も目的位置の計数値もいずれも予め記憶してい
る計数値を用いるので、実際のクレーンの動きに即して
いない場合がある。即ち、下記のような不都合がある。 (a)棚の同一連内にある荷受部間で荷受け荷渡しを行
う場合で、現在停止している荷受部の実際の計数値と目
的荷受部の予め記憶している記憶値との差が許容値を越
えている場合でも、予め記憶されている現在停止してい
る荷受部の計数値との差が許容値を越えていなれれば、
そのまま昇降キャレッジを昇降することになり、目的荷
受部での荷渡しに支障(パレットを棚柱等に当てる等)
を来すおそれがある。 (b)また、棚の同一連内にある荷受部間で荷受け荷渡
しを行う場合で、現在停止している荷受部の実際の計数
値と目的荷受部の予め記憶している計数値との差が許容
値を越えていない場合でも、予め記憶している現在停止
している荷受部計数値との差が許容値を越えていれば一
旦クレーン走行をさせて戻るという余分動作を行うた
め、クレーンの動作サイクルが長くなる。
る位置から目的位置に移動する場合、比較する現在位置
の計数値も目的位置の計数値もいずれも予め記憶してい
る計数値を用いるので、実際のクレーンの動きに即して
いない場合がある。即ち、下記のような不都合がある。 (a)棚の同一連内にある荷受部間で荷受け荷渡しを行
う場合で、現在停止している荷受部の実際の計数値と目
的荷受部の予め記憶している記憶値との差が許容値を越
えている場合でも、予め記憶されている現在停止してい
る荷受部の計数値との差が許容値を越えていなれれば、
そのまま昇降キャレッジを昇降することになり、目的荷
受部での荷渡しに支障(パレットを棚柱等に当てる等)
を来すおそれがある。 (b)また、棚の同一連内にある荷受部間で荷受け荷渡
しを行う場合で、現在停止している荷受部の実際の計数
値と目的荷受部の予め記憶している計数値との差が許容
値を越えていない場合でも、予め記憶している現在停止
している荷受部計数値との差が許容値を越えていれば一
旦クレーン走行をさせて戻るという余分動作を行うた
め、クレーンの動作サイクルが長くなる。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
上記問題点を除去し、ノイズ等の発生が停止位置の精度
に極力影響を与えないようにし且つ実際の入出庫走行ク
レーンの動きに即した適正な停止位置制御ができる入出
庫走行クレーンの制御方式を提供することを目的とす
る。
上記問題点を除去し、ノイズ等の発生が停止位置の精度
に極力影響を与えないようにし且つ実際の入出庫走行ク
レーンの動きに即した適正な停止位置制御ができる入出
庫走行クレーンの制御方式を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、入出庫走行クレーンの制御方式において、棚
には走行経路に沿って連毎に定位置ストライカを設け、
入出庫走行クレーンには走行距離に比例したパルスを発
生させるアブソリュートエンコーダと、定位置ストライ
カを検知するストライカ検知器を設け、制御装置には入
出庫走行クレーンが移動する所定の位置から棚の各連ま
での距離を予め記憶しておく第1の記憶部と、荷受部の
荷受け荷渡し装置による荷受け荷渡し位置を入出庫走行
クレーンが前後方向に移動した場合当該荷受部が属する
連に設けた定位置ストライカの前後一端からのパルス数
の計数値で予め記憶しておく第2の記憶部を設け、制御
装置は下記のように動作する。入出庫走行クレーンが現
在停止している位置から目的の荷受部の属する連に移動
する場合、第1の記憶部に記憶された所定位置からの当
該連までの距離の計数値とを比較し、その差が0に近づ
く方向に入出庫走行クレーンを走行させると共に、該差
所定以下となり且つ前記ストライカ検知器が定位置スト
ライカの一端を検知したら、アブソリュートエンコーダ
のパルスを計数し、該計数値が第2の記憶部に記憶され
ている計数値に一致したら入出庫走行クレーンを停止す
る停止信号を発すると共に、実際の入出庫走行クレーン
が停止するまでのパルスの計数値を保持し、同一連内に
ある荷受部間で荷受け荷渡しを行う場合、該保持した計
数値と第2の記憶部に記憶されている目的とする荷受部
の計数値とを比較し、その差が許容値以下であれば、昇
降キャレッジを該目的荷受部まで昇降させ、該差が許容
値を越えた場合、少なくとも当該連の定位置ストライカ
の一端を越える所定の距離だけ入出庫走行クレーンを前
進又は後退させた後、反対に後退又は前進させストライ
カ検知器が定位置ストライカの一端を検知したら、アブ
ソリュートエンコーダのパルスを計数し、該計数値が第
2の記憶部に記憶されている計数値に一致したら入出庫
走行クレーンを停止する停止信号を発する。
本発明は、入出庫走行クレーンの制御方式において、棚
には走行経路に沿って連毎に定位置ストライカを設け、
入出庫走行クレーンには走行距離に比例したパルスを発
生させるアブソリュートエンコーダと、定位置ストライ
カを検知するストライカ検知器を設け、制御装置には入
出庫走行クレーンが移動する所定の位置から棚の各連ま
での距離を予め記憶しておく第1の記憶部と、荷受部の
荷受け荷渡し装置による荷受け荷渡し位置を入出庫走行
クレーンが前後方向に移動した場合当該荷受部が属する
連に設けた定位置ストライカの前後一端からのパルス数
の計数値で予め記憶しておく第2の記憶部を設け、制御
装置は下記のように動作する。入出庫走行クレーンが現
在停止している位置から目的の荷受部の属する連に移動
する場合、第1の記憶部に記憶された所定位置からの当
該連までの距離の計数値とを比較し、その差が0に近づ
く方向に入出庫走行クレーンを走行させると共に、該差
所定以下となり且つ前記ストライカ検知器が定位置スト
ライカの一端を検知したら、アブソリュートエンコーダ
のパルスを計数し、該計数値が第2の記憶部に記憶され
ている計数値に一致したら入出庫走行クレーンを停止す
る停止信号を発すると共に、実際の入出庫走行クレーン
が停止するまでのパルスの計数値を保持し、同一連内に
ある荷受部間で荷受け荷渡しを行う場合、該保持した計
数値と第2の記憶部に記憶されている目的とする荷受部
の計数値とを比較し、その差が許容値以下であれば、昇
降キャレッジを該目的荷受部まで昇降させ、該差が許容
値を越えた場合、少なくとも当該連の定位置ストライカ
の一端を越える所定の距離だけ入出庫走行クレーンを前
進又は後退させた後、反対に後退又は前進させストライ
カ検知器が定位置ストライカの一端を検知したら、アブ
ソリュートエンコーダのパルスを計数し、該計数値が第
2の記憶部に記憶されている計数値に一致したら入出庫
走行クレーンを停止する停止信号を発する。
【0008】
【作用】本発明によれば、入出庫走行クレーンが現在停
止している位置から目的の荷受部の属する連に移動する
場合、第1の記憶部に記憶された所定位置からの当該連
までの距離の計数値とを比較し、その差が0に近づく方
向に入出庫走行クレーンを走行させると共に、該差が所
定以下となり且つストライカ検知器が定位置ストライカ
の一端を検知したら、アブソリュートエンコーダのパル
スを計数し、該計数したパルス数が第2の記憶部に記憶
されているパルス数に一致したら入出庫走行クレーンを
停止する停止信号を発するから、入出庫走行クレーンが
現在停止している位置から目的の荷受部が属する連のス
トライカ検出位置まで走行する間にノイズ等のパルス計
数に影響する原因があっても、この停止位置の精度に影
響することがない。
止している位置から目的の荷受部の属する連に移動する
場合、第1の記憶部に記憶された所定位置からの当該連
までの距離の計数値とを比較し、その差が0に近づく方
向に入出庫走行クレーンを走行させると共に、該差が所
定以下となり且つストライカ検知器が定位置ストライカ
の一端を検知したら、アブソリュートエンコーダのパル
スを計数し、該計数したパルス数が第2の記憶部に記憶
されているパルス数に一致したら入出庫走行クレーンを
停止する停止信号を発するから、入出庫走行クレーンが
現在停止している位置から目的の荷受部が属する連のス
トライカ検出位置まで走行する間にノイズ等のパルス計
数に影響する原因があっても、この停止位置の精度に影
響することがない。
【0009】また、実際に定位置ストライカの一端から
入出庫走行クレーンが停止するまでの計数値を保持し、
同一連内にある荷受部間で荷受け荷渡しを行う場合、該
保持した計数値と第2の記憶部に記憶されている目的と
する荷受部の計数値とを比較し、その差が許容値以下で
あれば、昇降キャレッジを該目的荷受部まで昇降させ、
該差が許容値を越えた場合、少なくとも当該連の定位置
ストライカの一端を越える所定の距離だけ入出庫走行ク
レーンを前進又は後退させた後、反対に後退又は前進さ
せストライカ検知器が定位置ストライカの一端を検知し
たら、アブソリュートエンコーダのパルスを計数し、該
計数値が第2の記憶部に記憶されている計数値に一致し
たら入出庫走行クレーンを停止する停止信号を発するか
ら、上記と同様に入出庫走行クレーンが定位置ストライ
カの端部を離れて走行している間のノイズ等のパルス計
数に影響する原因があっても、この停止位置の精度に影
響を与えることがない。更に、実際に入出庫走行クレー
ンが停止するまでの計数値と目的とする荷受部の予め記
憶されている計数値とを比較するので、入出庫走行クレ
ーンの実際の移動に即した制御が可能で、適正な入出庫
走行クレーンの停止位置制御ができる。
入出庫走行クレーンが停止するまでの計数値を保持し、
同一連内にある荷受部間で荷受け荷渡しを行う場合、該
保持した計数値と第2の記憶部に記憶されている目的と
する荷受部の計数値とを比較し、その差が許容値以下で
あれば、昇降キャレッジを該目的荷受部まで昇降させ、
該差が許容値を越えた場合、少なくとも当該連の定位置
ストライカの一端を越える所定の距離だけ入出庫走行ク
レーンを前進又は後退させた後、反対に後退又は前進さ
せストライカ検知器が定位置ストライカの一端を検知し
たら、アブソリュートエンコーダのパルスを計数し、該
計数値が第2の記憶部に記憶されている計数値に一致し
たら入出庫走行クレーンを停止する停止信号を発するか
ら、上記と同様に入出庫走行クレーンが定位置ストライ
カの端部を離れて走行している間のノイズ等のパルス計
数に影響する原因があっても、この停止位置の精度に影
響を与えることがない。更に、実際に入出庫走行クレー
ンが停止するまでの計数値と目的とする荷受部の予め記
憶されている計数値とを比較するので、入出庫走行クレ
ーンの実際の移動に即した制御が可能で、適正な入出庫
走行クレーンの停止位置制御ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいてい
説明する。図4は本発明の入出庫走行クレーンの制御方
式が適用される自動倉庫の概要を示す図である。図示す
るように、複数の連M1,M2,M3,M4,M5,・
・・・・からなる棚10が設けられ、該棚10は各連毎
に複数の荷受部11が設けられている。入出庫走行クレ
ーン12は昇降キャレッジ13を具備し、床に敷設した
走行レール15上を前後に走行できるようになってい
る。図示しない入出庫ステーションにおいて、フォーク
(図示せず)によりピックアップし、昇降キャレッジ1
3上に載置された荷14は、入出庫走行クレーン12が
目的の荷受部11の位置する連Mまで走行し、続いて昇
降キャレッジ13が目的の荷受部11まで昇降し、フォ
ークにより当該荷受け部に荷14を載置する。また、出
庫の際は目的の荷受け部11から荷14をフォークでピ
ックアップし、上記と逆の順序で入出庫ステーションま
で移送し、荷降しする。また、ある荷受部11から他の
荷受部11への荷14の荷受け荷渡しを行う。なお、上
記連M1,M2,M3,M4,M5,・・・・・からな
る棚10は通常走行レール15に沿って左右両側に設け
られ、この左右の棚間でも荷渡し荷受けできるようにな
っているが、本実施例では説明の都合上片側だけを示し
ている。
説明する。図4は本発明の入出庫走行クレーンの制御方
式が適用される自動倉庫の概要を示す図である。図示す
るように、複数の連M1,M2,M3,M4,M5,・
・・・・からなる棚10が設けられ、該棚10は各連毎
に複数の荷受部11が設けられている。入出庫走行クレ
ーン12は昇降キャレッジ13を具備し、床に敷設した
走行レール15上を前後に走行できるようになってい
る。図示しない入出庫ステーションにおいて、フォーク
(図示せず)によりピックアップし、昇降キャレッジ1
3上に載置された荷14は、入出庫走行クレーン12が
目的の荷受部11の位置する連Mまで走行し、続いて昇
降キャレッジ13が目的の荷受部11まで昇降し、フォ
ークにより当該荷受け部に荷14を載置する。また、出
庫の際は目的の荷受け部11から荷14をフォークでピ
ックアップし、上記と逆の順序で入出庫ステーションま
で移送し、荷降しする。また、ある荷受部11から他の
荷受部11への荷14の荷受け荷渡しを行う。なお、上
記連M1,M2,M3,M4,M5,・・・・・からな
る棚10は通常走行レール15に沿って左右両側に設け
られ、この左右の棚間でも荷渡し荷受けできるようにな
っているが、本実施例では説明の都合上片側だけを示し
ている。
【0011】前記棚の各連M1,M2,M3,M4,・
・・・・には、図3に示すように、入出庫走行クレーン
12の走行経路に沿って、定位置ストライカS1,S
2,S3,S4,・・・・・が設けられている。これら
定位置ストライカS1,S2,S3,S4,・・・・・
の中心はそれぞれの各連M1,M2,M3,M4,・・
・・・の中心と一致させて設ける。
・・・・には、図3に示すように、入出庫走行クレーン
12の走行経路に沿って、定位置ストライカS1,S
2,S3,S4,・・・・・が設けられている。これら
定位置ストライカS1,S2,S3,S4,・・・・・
の中心はそれぞれの各連M1,M2,M3,M4,・・
・・・の中心と一致させて設ける。
【0012】図1及び図2は本発明の入出庫走行クレー
ンの制御システムの構成を示す図で、図1は制御装置の
構成を示す図、図2は全体構成を示す図である。図2に
おいて、1は制御装置、2は走行モータ5の駆動制御を
行う走行モータコントローラ、3は昇降モータ6を駆動
制御する昇降コントローラ、4はフォークモータ7を駆
動制御するフォークモータコントローラ4である。
ンの制御システムの構成を示す図で、図1は制御装置の
構成を示す図、図2は全体構成を示す図である。図2に
おいて、1は制御装置、2は走行モータ5の駆動制御を
行う走行モータコントローラ、3は昇降モータ6を駆動
制御する昇降コントローラ、4はフォークモータ7を駆
動制御するフォークモータコントローラ4である。
【0013】制御装置1には、キーボード等の入力装置
9(図1参照)から、作業サイクル設定信号や行先設定
信号が入力される。制御装置1からの制御信号により走
行モータコントローラ2を介して走行モータは起動及び
停止する。この走行モータ5の起動及び停止により、入
出庫走行クレーン12が走行及び停止する。この走行距
離に比例したパルスと絶対移動距離信号とを発生させる
アブソリュートエンコーダ8が設けられ、その出力は制
御装置に入力される。制御装置1からの制御信号により
昇降モータコントローラ3を介して昇降モータ6を起動
及び停止する。
9(図1参照)から、作業サイクル設定信号や行先設定
信号が入力される。制御装置1からの制御信号により走
行モータコントローラ2を介して走行モータは起動及び
停止する。この走行モータ5の起動及び停止により、入
出庫走行クレーン12が走行及び停止する。この走行距
離に比例したパルスと絶対移動距離信号とを発生させる
アブソリュートエンコーダ8が設けられ、その出力は制
御装置に入力される。制御装置1からの制御信号により
昇降モータコントローラ3を介して昇降モータ6を起動
及び停止する。
【0014】この昇降モータ6の起動及び停止により昇
降キャレッジ13が昇降及び停止し、その昇降位置は図
示しないセンサにより検出され、昇降位置検出信号とし
て昇降モータコントローラ3にフィードバックされる。
また、制御装置1からの制御信号によりフォークモータ
コントローラ4を介してフォークモータ7を起動及び停
止する。このフォークモータ7を起動及び停止によりフ
ォークが所定の動作を行い、そのフォーク位置は図示し
ないセンサにより検出され、フォーク位置検出信号とし
てフォークモータコントローラ4にフィードバックされ
る。
降キャレッジ13が昇降及び停止し、その昇降位置は図
示しないセンサにより検出され、昇降位置検出信号とし
て昇降モータコントローラ3にフィードバックされる。
また、制御装置1からの制御信号によりフォークモータ
コントローラ4を介してフォークモータ7を起動及び停
止する。このフォークモータ7を起動及び停止によりフ
ォークが所定の動作を行い、そのフォーク位置は図示し
ないセンサにより検出され、フォーク位置検出信号とし
てフォークモータコントローラ4にフィードバックされ
る。
【0015】前記制御装置1は図1に示すように、入出
力制御装置1−1、CPU1−2、データ記憶部1−
3、第1の記憶部1−4、第2の記憶部1−5及び制御
プログラム記憶部1−6で構成されている。データ記憶
部1−3には実際移動距離記憶エリア1−3aとストラ
イカ計数値記憶エリア1−3b等が設けられている。実
際移動距離記憶エリア1−3aにはアブソリュートエン
コーダ8からの出力の加減算により入出庫走行クレーン
12の原点からの実際の走行距離の計数値を記憶し、ス
トライカ計数値記憶エリア1−3bには定位置ストライ
カSの一端からのパルスの計数値を記憶する。
力制御装置1−1、CPU1−2、データ記憶部1−
3、第1の記憶部1−4、第2の記憶部1−5及び制御
プログラム記憶部1−6で構成されている。データ記憶
部1−3には実際移動距離記憶エリア1−3aとストラ
イカ計数値記憶エリア1−3b等が設けられている。実
際移動距離記憶エリア1−3aにはアブソリュートエン
コーダ8からの出力の加減算により入出庫走行クレーン
12の原点からの実際の走行距離の計数値を記憶し、ス
トライカ計数値記憶エリア1−3bには定位置ストライ
カSの一端からのパルスの計数値を記憶する。
【0016】第1の記憶部1−4には図3に示す連M0
(入出庫ステーション)の中心から、各連M1,M2,
M3,M4,・・・・・の定位置ストライカS1,S
2,S3,S4,・・・・・の中心までの距離L1,L
2,L3,L4,・・・・・が予め記憶される。また、
第2の記憶部1−5には棚の荷受部11のフォークによ
る荷受け荷渡しの位置を当該荷受部11が属する連Mに
設け定位置ストライカSの前後端からの計数値(アブソ
リュートエンコーダ8からのパルス数)として予め記憶
しておく。
(入出庫ステーション)の中心から、各連M1,M2,
M3,M4,・・・・・の定位置ストライカS1,S
2,S3,S4,・・・・・の中心までの距離L1,L
2,L3,L4,・・・・・が予め記憶される。また、
第2の記憶部1−5には棚の荷受部11のフォークによ
る荷受け荷渡しの位置を当該荷受部11が属する連Mに
設け定位置ストライカSの前後端からの計数値(アブソ
リュートエンコーダ8からのパルス数)として予め記憶
しておく。
【0017】この荷受部11の荷受け荷渡し位置は各荷
受部11毎に記憶するものではなく、図5に示すよう
に、同一連Mに属する荷受部11を複数段毎にグループ
分けし、そのグループ化した荷受部の荷受け荷渡し位置
として図6に示すように、定位置ストライカSの端部か
らの計数値を記憶する。即ち、図6においては、第1の
グループの計数値をa1、第2のグループの計数値をa
2、第3のグループの計数値をa3として記憶してお
く。
受部11毎に記憶するものではなく、図5に示すよう
に、同一連Mに属する荷受部11を複数段毎にグループ
分けし、そのグループ化した荷受部の荷受け荷渡し位置
として図6に示すように、定位置ストライカSの端部か
らの計数値を記憶する。即ち、図6においては、第1の
グループの計数値をa1、第2のグループの計数値をa
2、第3のグループの計数値をa3として記憶してお
く。
【0018】上記構成の制御システムにおいて、制御装
置1の制御動作を以下に説明する。入出庫走行クレーン
12が連M0(入出庫ステーション)から移動し第1の
目的荷受部11からの荷受け又は荷渡しする場合、当該
荷受部11が属する連Mに向かって入出庫走行クレーン
12を移動させる。この移動は入出庫走行クレーン12
の現在位置の計数値(0)と第1の記憶装置1−4に予
め記憶されている第1の目的荷受部11が属する連Mの
定位置ストライカSの中心までの距離Lの計数値とを比
較し、その差が0に近づく方向に入出庫走行クレーン1
2を走行させることにより行う。
置1の制御動作を以下に説明する。入出庫走行クレーン
12が連M0(入出庫ステーション)から移動し第1の
目的荷受部11からの荷受け又は荷渡しする場合、当該
荷受部11が属する連Mに向かって入出庫走行クレーン
12を移動させる。この移動は入出庫走行クレーン12
の現在位置の計数値(0)と第1の記憶装置1−4に予
め記憶されている第1の目的荷受部11が属する連Mの
定位置ストライカSの中心までの距離Lの計数値とを比
較し、その差が0に近づく方向に入出庫走行クレーン1
2を走行させることにより行う。
【0019】この差が所定以下となり且つストライカ検
知器が定位置ストライカSの一端を検知したら、アブソ
リュートエンコーダ8のパルスを計数し、この計数値が
第2の記憶部1−5に予め記憶されている第1の目的荷
受部11の荷受け荷渡し位置のパルスの計数値に一致し
たら走行モータコントローラ2に停止信号を発し入出庫
走行クレーン12を停止する。そして実際に入出庫走行
クレーン12が停止するまでパルスの計数を継続し、こ
の計数値を前記データ記憶部1−3のストライカ計数値
記憶エリア1−3bに記憶保持する。前記入出庫走行ク
レーン12の走行と並行して、昇降モータ6を起動し昇
降キャレッジ13を第1の目的荷受部11の荷受け荷渡
し位置まで昇降させて停止し、フォークモータ7を起動
させ荷の受け又は渡しを行う。この時、前記連M0から
の入出庫走行クレーン12の走行距離値は前記データ記
憶部1−3の実際移動距離記憶エリア1−3aに記憶し
保持する。
知器が定位置ストライカSの一端を検知したら、アブソ
リュートエンコーダ8のパルスを計数し、この計数値が
第2の記憶部1−5に予め記憶されている第1の目的荷
受部11の荷受け荷渡し位置のパルスの計数値に一致し
たら走行モータコントローラ2に停止信号を発し入出庫
走行クレーン12を停止する。そして実際に入出庫走行
クレーン12が停止するまでパルスの計数を継続し、こ
の計数値を前記データ記憶部1−3のストライカ計数値
記憶エリア1−3bに記憶保持する。前記入出庫走行ク
レーン12の走行と並行して、昇降モータ6を起動し昇
降キャレッジ13を第1の目的荷受部11の荷受け荷渡
し位置まで昇降させて停止し、フォークモータ7を起動
させ荷の受け又は渡しを行う。この時、前記連M0から
の入出庫走行クレーン12の走行距離値は前記データ記
憶部1−3の実際移動距離記憶エリア1−3aに記憶し
保持する。
【0020】上記入出庫走行クレーン12が現在停止位
置から異なる連Mの第2の目的荷受部11の荷受け又は
荷渡しを行う場合、先ず前記データ記憶部1−3のスト
ライカ計数値記憶エリアに記憶し保持している定位置ス
トライカSの一端からの計数値を消去する。続いてデー
タ記憶部1−3の実際移動距離記憶エリア1−3aに記
憶している入出庫走行クレーン12の実際の走行距離の
計数値と第1のデータ記憶部1−3に予め記憶されてい
る連M0から第2の目的荷受部11の属する連Mの定位
置ストライカSの中心までの距離Lの計数値とを比較
し、その差が0に近づく方向に入出庫走行クレーン12
を走行させると共に、この差が所定以下となり且つスト
ライカ検知器が定位置ストライカSの一端を検知したか
ら、アブソリュートエンコーダ8のパルスを計数し、こ
の計数値が第2の記憶部1−5に予め記憶されている第
2の目的荷受部11の荷受け荷渡し位置の計数値に一致
したら走行モータコントローラ2に停止信号を発し入出
庫走行クレーン12を停止する。そして実際に入出庫走
行クレーン12が停止するまで計数を継続し、該計数値
を前記データ記憶部1−3のストライカ計数値記憶エリ
ア1−3bに記憶保持する。この入出庫走行クレーン1
2の走行に並行して、昇降モータ6を起動し昇降キャレ
ッジ13を第2の目的荷受部11の荷受け荷渡し位置ま
で昇降させて停止し、フォークモータ7を起動させ荷の
受け又は渡しを行う。
置から異なる連Mの第2の目的荷受部11の荷受け又は
荷渡しを行う場合、先ず前記データ記憶部1−3のスト
ライカ計数値記憶エリアに記憶し保持している定位置ス
トライカSの一端からの計数値を消去する。続いてデー
タ記憶部1−3の実際移動距離記憶エリア1−3aに記
憶している入出庫走行クレーン12の実際の走行距離の
計数値と第1のデータ記憶部1−3に予め記憶されてい
る連M0から第2の目的荷受部11の属する連Mの定位
置ストライカSの中心までの距離Lの計数値とを比較
し、その差が0に近づく方向に入出庫走行クレーン12
を走行させると共に、この差が所定以下となり且つスト
ライカ検知器が定位置ストライカSの一端を検知したか
ら、アブソリュートエンコーダ8のパルスを計数し、こ
の計数値が第2の記憶部1−5に予め記憶されている第
2の目的荷受部11の荷受け荷渡し位置の計数値に一致
したら走行モータコントローラ2に停止信号を発し入出
庫走行クレーン12を停止する。そして実際に入出庫走
行クレーン12が停止するまで計数を継続し、該計数値
を前記データ記憶部1−3のストライカ計数値記憶エリ
ア1−3bに記憶保持する。この入出庫走行クレーン1
2の走行に並行して、昇降モータ6を起動し昇降キャレ
ッジ13を第2の目的荷受部11の荷受け荷渡し位置ま
で昇降させて停止し、フォークモータ7を起動させ荷の
受け又は渡しを行う。
【0021】次に、前記第2の目的荷受部11と同一連
内にある第3の目的荷受部11への荷受け荷渡しを行う
場合、前記データ記憶部1−3のストライカ計数値エリ
ア1−3bに記憶されている定位置ストライカSの一端
からの計数値と第2の記憶部1−5に予め記憶されてい
る第3の目的荷受部11の荷受け荷渡し位置の計数値と
を比較し、その差が許容値以下であれば、昇降キャレッ
ジ13を該第3の目的荷受部11まで昇降させる。
内にある第3の目的荷受部11への荷受け荷渡しを行う
場合、前記データ記憶部1−3のストライカ計数値エリ
ア1−3bに記憶されている定位置ストライカSの一端
からの計数値と第2の記憶部1−5に予め記憶されてい
る第3の目的荷受部11の荷受け荷渡し位置の計数値と
を比較し、その差が許容値以下であれば、昇降キャレッ
ジ13を該第3の目的荷受部11まで昇降させる。
【0022】該差が許容値を越えた場合、少なくとも当
該連の定位置ストライカSの一端を越える所定の距離ま
で入出庫走行クレーン12を前進又は後退させ後、反対
に後退又は前進させストライカ検知器が定位置ストライ
カSの一端を検知したら、アブソリュートエンコーダ8
のパルスを計数し、該計数値が前記第2の記憶部1−5
に予め記憶されている第3の目的荷受部11の荷受け荷
渡し位置の計数値に一致したら走行モータコントローラ
2に停止信号を送り入出庫走行クレーン12を停止す
る。
該連の定位置ストライカSの一端を越える所定の距離ま
で入出庫走行クレーン12を前進又は後退させ後、反対
に後退又は前進させストライカ検知器が定位置ストライ
カSの一端を検知したら、アブソリュートエンコーダ8
のパルスを計数し、該計数値が前記第2の記憶部1−5
に予め記憶されている第3の目的荷受部11の荷受け荷
渡し位置の計数値に一致したら走行モータコントローラ
2に停止信号を送り入出庫走行クレーン12を停止す
る。
【0023】なお、上記実施例では制御装置1は定位置
ストライカSの一端からの計数値と予め第2の記憶部に
記憶している計数値とが一致した場合に、走行モータコ
ントローラ2に停止信号を発するようにしているが、予
め記憶させている計数の位置で入出庫走行クレーンを停
止すべく、実際は入出庫走行クレーン12のある停止距
離を見込んで計数値を加減して早めに停止信号を発する
ようにしている。そしてこの場合でもリレーの動作具
合、ブレーキの効き具合(前進と後進で異なる)及び走
行レールの傾斜等によって記憶計数値とは数パルスずれ
ることに着目している。
ストライカSの一端からの計数値と予め第2の記憶部に
記憶している計数値とが一致した場合に、走行モータコ
ントローラ2に停止信号を発するようにしているが、予
め記憶させている計数の位置で入出庫走行クレーンを停
止すべく、実際は入出庫走行クレーン12のある停止距
離を見込んで計数値を加減して早めに停止信号を発する
ようにしている。そしてこの場合でもリレーの動作具
合、ブレーキの効き具合(前進と後進で異なる)及び走
行レールの傾斜等によって記憶計数値とは数パルスずれ
ることに着目している。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記のような優れた効果が得られる。 (1)入出庫走行クレーンがストライカ検出位置まで走
行する間にノイズ等のパルス計数に影響する原因があっ
ても、その停止位置の精度に影響することがないなく、
正確な位置に入出庫走行クレーンを停止できる。 (2)本発明の制御方式においては、比較する計数値に
上記特開昭62−215404号公報に開示しているも
ののように、両者とも予め記憶されている計数値を用い
るのではなく、現在停止位置の計数値は実際の計数値
(定位置ストライカの一端からの入出庫走行クレーンが
実際に停止するまでの計数値)を用いるので上記
(a),(b)に示すような不都合がない。
記のような優れた効果が得られる。 (1)入出庫走行クレーンがストライカ検出位置まで走
行する間にノイズ等のパルス計数に影響する原因があっ
ても、その停止位置の精度に影響することがないなく、
正確な位置に入出庫走行クレーンを停止できる。 (2)本発明の制御方式においては、比較する計数値に
上記特開昭62−215404号公報に開示しているも
ののように、両者とも予め記憶されている計数値を用い
るのではなく、現在停止位置の計数値は実際の計数値
(定位置ストライカの一端からの入出庫走行クレーンが
実際に停止するまでの計数値)を用いるので上記
(a),(b)に示すような不都合がない。
【図1】本発明の入出庫走行クレーンの制御方式に用い
る制御装置の構成を示すブロック図である。
る制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の入出庫走行クレーンの制御方式の全体
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】棚の連と該連毎に設けられた定位置ストライカ
の配置関係を示す図である。
の配置関係を示す図である。
【図4】本発明の入出庫走行クレーンの制御方式が適用
される自動倉庫の概要を示す図である。
される自動倉庫の概要を示す図である。
【図5】同一連に属する荷受部のグループ化を示す図で
ある。
ある。
【図6】グループ化した荷受部の荷受け荷渡し位置と定
位置ストライカの端部からの距離の関係を示す図であ
る。
位置ストライカの端部からの距離の関係を示す図であ
る。
1 制御装置 1−1 入出力制御装置 1−2 CPU 1−3 データ記憶部 1−4 第1の記憶部 1−5 第2の記憶部 1−6 制御プログラム 2 走行モータコントローラ 3 昇降モータコントローラ 4 フォークモータコントローラ 5 走行モータ 6 昇降モータ 7 フォークモータ 8 アブソリュートエンコーダ 9 入力装置
Claims (1)
- 【請求項1】 荷受け渡し装置を備えた昇降キャレッジ
を有する入出庫走行クレーン及び該入出庫走行クレーン
を制御する制御装置を具備し、該制御装置の制御によ
り、入出庫走行クレーンの走行制御、昇降キャレッジの
昇降制御及び荷受け渡し装置の荷受け荷渡し制御を行
い、前記入出庫走行クレーンの走行経路に沿って設けら
れた複数連からなる棚の荷受部からの荷受け或いは荷渡
し、ある荷受部から他の荷受部への荷受け或いは荷渡し
を行う入出庫走行クレーンの制御方式において、 前記棚には走行経路に沿って連毎に定位置ストライカを
設け、 前記入出庫走行クレーンには走行距離に比例したパルス
を発生させるアブソリュートエンコーダと、前記定位置
ストライカを検知するストライカ検知器を設け、 前記制御装置には前記入出庫走行クレーンが所定の位置
から前記棚の各連毎の距離を予め記憶しておく第1の記
憶部と、荷受部の前記荷受け渡し装置による荷受け荷渡
し位置を前記入出庫走行クレーンが前後方向に移動した
場合当該荷受部が属する連に設けた定位置ストライカの
前後一端からの前記アブソリュートエンコーダのパルス
の計数値で予め記憶しておく第2の記憶部とを設け、 前記制御装置は下記の動作をすることを特徴とする入出
庫走行クレーンの制御方式。前記入出庫走行クレーンが
現在停止している位置から目的の荷受部の属する連に移
動する場合、前記第1の記憶部に記憶された所定の位置
からの当該連までの距離の計数値と該停止位置の計数値
を比較し、その差が0に近づく方向に入出庫走行クレー
ンを走行させると共に、該差が所定以下となり且つ前記
ストライカ検知器が定位置ストライカの一端を検知した
ら、前記アブソリュートエンコーダのパルスを計数し、
該計数値が前記第2の記憶部に記憶されている計数値に
一致したら入出庫走行クレーンを停止する停止信号を送
出すると共に、前記入出庫走行クレーンが実際に停止す
るまでの計数値を保持し、 同一連内にある荷受部間で荷受荷渡を行う場合、前記保
持した計数値と前記第2の記憶部に記憶されている目的
とする荷受部の計数値とを比較し、その差が許容値以下
であれば、前記昇降キャレッジを該目的荷受部まで昇降
させ、該差が許容値を越えた場合、少なくとも当該連の
定位置ストライカの一端を越える所定の距離まで前記入
出庫走行クレーンを前進又は後退させた後、反対に後退
又は前進させ前記ストライカ検知器が定位置ストライカ
の一端を検知したら、前記アブソリュートエンコーダの
パルスを計数し、該計数値が前記第2の記憶部に記憶さ
れている計数値に一致したら入出庫走行クレーンを停止
する停止信号を発する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3273401A JPH07100522B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 入出庫走行クレーンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3273401A JPH07100522B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 入出庫走行クレーンの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585606A true JPH0585606A (ja) | 1993-04-06 |
JPH07100522B2 JPH07100522B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=17527384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3273401A Expired - Fee Related JPH07100522B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 入出庫走行クレーンの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07100522B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112378425A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-02-19 | 通用电气(武汉)自动化有限公司 | 多圈绝对值编码器初始值设定方法、装置及存储介质 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682706A (en) * | 1979-12-05 | 1981-07-06 | Daifuku Co Ltd | Motion stop controller for moving body for conveyance |
JPS5781003A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-20 | Daifuku Co Ltd | Present position detector for stop control of transporting mover |
JPS62215404A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-22 | Daifuku Co Ltd | 入出庫用走行クレ−ンの制御方法 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3273401A patent/JPH07100522B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682706A (en) * | 1979-12-05 | 1981-07-06 | Daifuku Co Ltd | Motion stop controller for moving body for conveyance |
JPS5781003A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-20 | Daifuku Co Ltd | Present position detector for stop control of transporting mover |
JPS62215404A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-22 | Daifuku Co Ltd | 入出庫用走行クレ−ンの制御方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112378425A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-02-19 | 通用电气(武汉)自动化有限公司 | 多圈绝对值编码器初始值设定方法、装置及存储介质 |
CN112378425B (zh) * | 2020-11-03 | 2022-03-25 | 通用电气(武汉)自动化有限公司 | 多圈绝对值编码器初始值设定方法、装置及存储介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07100522B2 (ja) | 1995-11-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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