JPH0585579U - 二つ割ハウジングの固定構造 - Google Patents

二つ割ハウジングの固定構造

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JPH0585579U
JPH0585579U JP2744092U JP2744092U JPH0585579U JP H0585579 U JPH0585579 U JP H0585579U JP 2744092 U JP2744092 U JP 2744092U JP 2744092 U JP2744092 U JP 2744092U JP H0585579 U JPH0585579 U JP H0585579U
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JP
Japan
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housing
split housing
split
shaped groove
parallel
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JP2744092U
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俊明 内田
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、二つ割ハウジングと筒形ケースを
有する電動工具において操作性、作業性の向上を目的と
する。 【構成】 モーター及び電源部を収納する二つ割ハウジ
ング１、２と先端機機構部を収納する筒形ケース３の当
接面９にハウジング１、２より突出部１０を形成し、突
出部内側にＬ字形溝２１を形成し、Ｌ字形溝２１に掛止
するコの字形弾性体を配設してなる構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、二つ割ハウジングと筒形ケースを有する電動工具の筒形ケース当接 面付近の二つ割ハウジングの固定構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来技術を図６にて説明する。モ−ター及び蓄電池１１、スイッチ４、正逆転 切換ボタン５等から成る電源部を収納する二つ割ハウジング、ハウジング（Ａ） １、ハウジング（Ｂ）２を有し、先端側には穴あけ、ねじ締め等を行うための機 構部を収納する筒形ケース３によって外枠構成される電動工具において、 筒形ケース３はハウジング（Ａ）１、ハウジング（Ｂ）２にケース止めネジ６ 、数本により固定される。又、ハウジング（Ａ）１とハウジング（Ｂ）２は、互 いにハウジング止めネジ７数本によって固定される。筒形ケース３とハウジング （Ａ）１、ハウジング（Ｂ）２の当接面９側のネジ位置の上側部ハウジング止め ネジ（イ）７’で当接面９よりハウジング側に固定する位置が確保できるが、下 側部については、正逆転切換ボタン５、スイッチ４が内蔵されているため、当接 面９より突出部１０を形成し、ハウジング止めネジ（ロ）８で固定するスペース を確保する必要があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の構造では、ハウジング止めネジ８を固定するために、ネジボス 及びネジ座グリの寸法を有する突当部があるので、工具の駆動軸Ｘ−Ｘとスイッ チ４の操作点までの距離Ａ2寸法が大きくなり、穴あけ、ネジ締め等を行う操作 性が悪いという問題と、工具全体の全高Ｂ2寸法が大きくなり、狭い箇所への穴 あけ締付等がしずらく、操作性が悪いという問題があった。
【０００４】 本考案の目的は、工具の操作性と作業性を向上させることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、二つ割ハウジング１、２と筒形ケース３の当接面の下側に、配 設した突出部１０の内側にハウジングの合せ部と平行及び当接面に平行なるＬ字 形の溝部を形成し、コの字形の弾性体を配設することにより突出部の厚さは、コ の字形の弾性体の線径とハウジングの外側肉厚のみであり、薄くできるため、Ａ 2 、Ｂ2寸法が小さくすることにより達成される。
【０００６】
【作用】
前記したハウジング突出部の合せ部と平行なる溝部の内側距離Ｌｂより、コの 字形弾性体の内寸法Ｌａを狭く形成し、溝部に配設してハウジング（Ａ）、ハウ ジング（Ｂ）を密着し固定することができる。
【０００７】
【実施例】
本考案による一実施例を図１〜図５で説明する。
【０００８】 図１に示す本体は、穴あけ、ねじ締付け作業等を行なうコードレス電動工具で あって、駆動源のモーター及び蓄電池１１、スイッチ４、正逆転切換ボタン５、 電気配線等から成る電源駆動部を収納する二つ割ハウジング、ハウジング（Ａ） １、ハウジング（Ｂ）２を有し、先端側に穴あけ、ねじ締め等を行うための機構 部を収納する筒形ケース３によって外枠部材が構成され筒形ケース３は、４本の ケース止めネジに６より、ハウジング（Ａ）１及びハウジング（Ｂ）２に固定さ れる。又ハウジング（Ａ）１とハウジング（Ｂ）２は、互いに数本のハウジング 止めネジ７で固定される。筒形ケース３とハウジング（Ａ）１、ハウジング（Ｂ ）２の当接面９の上側は、ハウジング止めネジ（イ）７’により固定し、下側に ついては、ハウジング（Ａ）１とハウジング（Ｂ）２の合せ部に当接面９より突 出しかつ、筒形ケース３の外周部をおおうような突出部をそれぞれに形成し、こ の突出部の内側に二つ割ハウジングの合せ部方向と平行及び当接面９と平行なる Ｌ字形の溝部２１を形成する。このＬ字形の溝部２１のハウジング合せ部と平行 なる溝部の内側距離Ｌｂより大きい内寸法Ｌａを有するコの字形弾性体２０を溝 内側距離Ｌａまで弾性変形させ、Ｌ字形溝２１に掛止させる。コの字形弾性体２ ０の弾性力により、ハウジング（Ａ）１、ハウジング（Ｂ）２の突出部１０は密 着し、固定することができる。
【０００９】
【発明の効果】
本考案によれば、ハウジング（Ａ）、ハウジング（Ｂ）の筒形ケースとの当接 面下側の突出部にＬ字形溝を形成し、コの字形弾性体により掛止させることで、 ハウジング（Ａ）、ハウジング（Ｂ）を固定したため、従来技術のようにネジボ ス及びネジ座グリ部を設けるスペースがいらなくなったので、工具の駆動軸Ｘ− Ｘとスイッチの操作点までの距離Ａ2寸法が小さくなり、穴あけ、ネジ締付等を 行なう時、被加工物への中心をねらいやすくかつ、本体に推力をかけても、本体 が倒れにくくなったため、操作性が向上した。さらに、工具全体の全高Ｂ2寸法 が小さくなり、狭い箇所への穴あけ、ネジ締付等が出来るようになったため、作 業性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案によるコードレス電動工具の一実施例
を示す側面図である。
【図２】 図１及び６図の上面図である。
【図３】 本考案による突出部及びコの字形弾性体取付
図である。
【図４】 図１の断面部拡大図である。
【図５】 本考案によるコ字形弾性体の取付前の単品で
ある。
【図６】 従来技術によるコードレス電動工具の側面図
である。
【符号の説明】
１はハウジング（Ａ）、２はハウジング（Ｂ）、３は筒
形ケース、４はスイッチ、５は正逆転切換ボタン、６は
ケース止めネジ、７、７’はハウジング止めネジ
（イ）、８はハウジング止めネジ（ロ）、９は当接面、
１０は突出部、１１は蓄電池、２０はコの字形弾性体、
２１はＬ字形溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 モーター及び電源部を収納する二つ割ハ
    ウジングを有し、先端側機構部を収納する筒形ケースに
    よって外枠を構成する電動工具において、 前記二つ割ハウジングと前記筒形ケースの当接面、二つ
    割ハウジングの合せ部に前記当接面より突出しかつ、筒
    形ケースの外周部をおおうような突出部をそれぞれの二
    つ割ハウジングに形成し、前記突出部の内側に二つ割ハ
    ウジングの合せ部方向と平行及び当接面と平行なるＬ字
    形の溝部を形成し、それぞれの溝部に掛止する内寸法が
    前記二つ割ハウジング合せ部と平行なる溝部の内側距離
    より狭いコの字形弾性体を弾性変形させて配設したこと
    を特徴とする二つ割ハウジングの固定構造。
JP1992027440U 1992-04-24 1992-04-24 電動工具の外枠固定構造 Expired - Lifetime JP2573136Y2 (ja)

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JP2573136Y2 (ja) 1998-05-28

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