JPH0585476A - 船内外機の側面カバー - Google Patents
船内外機の側面カバーInfo
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- JPH0585476A JPH0585476A JP3164941A JP16494191A JPH0585476A JP H0585476 A JPH0585476 A JP H0585476A JP 3164941 A JP3164941 A JP 3164941A JP 16494191 A JP16494191 A JP 16494191A JP H0585476 A JPH0585476 A JP H0585476A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/32—Housings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/02—Mounting of propulsion units
- B63H20/06—Mounting of propulsion units on an intermediate support
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/10—Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
-
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- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/12—Means enabling steering
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- B63H20/14—Transmission between propulsion power unit and propulsion element
- B63H20/20—Transmission between propulsion power unit and propulsion element with provision for reverse drive
-
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- B63H20/14—Transmission between propulsion power unit and propulsion element
- B63H20/22—Transmission between propulsion power unit and propulsion element allowing movement of the propulsion element about at least a horizontal axis without disconnection of the drive, e.g. using universal joints
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、アッパケース70の外表面に凹凸
を少なくし、外観デザインを向上し、併せて水上スキー
の牽引ロープの引っ掛かりを防止することを目的とす
る。 【構成】 船尾板12に支持されたスイベルブラケット
47と、推進ユニット50の一部を構成するアッパケー
ス70とを接合し、前後方向に中心をもつボルト48で
締め上げて組み立ててなる船内外機において、アッパケ
ース70の上部70bと下部70aとの間に段部71を
設け、段部71により形成される空間77を覆うと共
に、下部70aの側壁面76と面一になるように側面カ
バー80を取り付け、かつ、側面カバー80の縁94を
僅かな間隙をおいて側壁面76に近接して取り付けたも
のである。
を少なくし、外観デザインを向上し、併せて水上スキー
の牽引ロープの引っ掛かりを防止することを目的とす
る。 【構成】 船尾板12に支持されたスイベルブラケット
47と、推進ユニット50の一部を構成するアッパケー
ス70とを接合し、前後方向に中心をもつボルト48で
締め上げて組み立ててなる船内外機において、アッパケ
ース70の上部70bと下部70aとの間に段部71を
設け、段部71により形成される空間77を覆うと共
に、下部70aの側壁面76と面一になるように側面カ
バー80を取り付け、かつ、側面カバー80の縁94を
僅かな間隙をおいて側壁面76に近接して取り付けたも
のである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、船内外機の推進ユニ
ットのカバーに関し、特にアッパケースの側面部を覆う
側面カバーに関する。
ットのカバーに関し、特にアッパケースの側面部を覆う
側面カバーに関する。
【0002】船内外機の推進ユニットは、船尾板に対し
上下および左右方向に回動自在に支持されている。この
支持は、ジンバルハウジング、ジンバルリング、スイベ
ルブラケットから構成されるブラケットユニットにより
行われる。ところで、艤装は通常、次のステップで行わ
れる。 ブラケットユニットを船尾板に固定する。 アッパケースやロアケース内に各種軸、ギア、クラ
ッチ等を組み込み、その後、ロアケースをアッパケース
にボルト等で結合し、1つの推進ユニットとする。 ブラケットユニット、とりわけスイベルブラケット
に複数のスタッドボルトをその中心を前後方向に配置し
て植設する。 スイベルブラケットの後端面に、アッパケースの前
端面が接合するように、スタッドボルトをアッパケース
の取付穴に通しながら、の推進ユニットを後方から入
れる。 のスタッドボルトに取付ナットで仮締めする。 推進ユニットの後方から、ボックスレンチを挿入
し、取付ナットを締め上げる。 以上のステップにより、推進ユニットがスイベルブラケ
ットに組み付けられる。なお、スタッドボルトにかえ、
ボルトで行う場合には、ステップを飛ばし、ステップ
およびでボルトを仮締め、締め上げることとなる。
上下および左右方向に回動自在に支持されている。この
支持は、ジンバルハウジング、ジンバルリング、スイベ
ルブラケットから構成されるブラケットユニットにより
行われる。ところで、艤装は通常、次のステップで行わ
れる。 ブラケットユニットを船尾板に固定する。 アッパケースやロアケース内に各種軸、ギア、クラ
ッチ等を組み込み、その後、ロアケースをアッパケース
にボルト等で結合し、1つの推進ユニットとする。 ブラケットユニット、とりわけスイベルブラケット
に複数のスタッドボルトをその中心を前後方向に配置し
て植設する。 スイベルブラケットの後端面に、アッパケースの前
端面が接合するように、スタッドボルトをアッパケース
の取付穴に通しながら、の推進ユニットを後方から入
れる。 のスタッドボルトに取付ナットで仮締めする。 推進ユニットの後方から、ボックスレンチを挿入
し、取付ナットを締め上げる。 以上のステップにより、推進ユニットがスイベルブラケ
ットに組み付けられる。なお、スタッドボルトにかえ、
ボルトで行う場合には、ステップを飛ばし、ステップ
およびでボルトを仮締め、締め上げることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】いずれにせよ、推進ユ
ニットは以上のステップで取り付けられるのであるが、
ステップの作業の都合上、ボルトの中心後方にはボル
トあるいはナットの脱着のためのスペース、ボックスレ
ンチ等の工具挿入スペース等を確保しなければならな
い。このため、従来は、アッパケースの上部が幅狭ある
いは、凹凸の多い外表面となっていた。その結果、外観
デザインが悪くなるばかりではなく、水上スキーの牽引
ロープがその凹凸に引っ掛かるおそれがあった。
ニットは以上のステップで取り付けられるのであるが、
ステップの作業の都合上、ボルトの中心後方にはボル
トあるいはナットの脱着のためのスペース、ボックスレ
ンチ等の工具挿入スペース等を確保しなければならな
い。このため、従来は、アッパケースの上部が幅狭ある
いは、凹凸の多い外表面となっていた。その結果、外観
デザインが悪くなるばかりではなく、水上スキーの牽引
ロープがその凹凸に引っ掛かるおそれがあった。
【0004】そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みな
されたもので、アッパケースの外表面に凹凸を少なく
し、外観デザインの向上を図ると共に、併せて水上スキ
ーのロープの引っ掛かるのを防止することを目的とす
る。
されたもので、アッパケースの外表面に凹凸を少なく
し、外観デザインの向上を図ると共に、併せて水上スキ
ーのロープの引っ掛かるのを防止することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、船尾板に支持されたスイベルブラケット
と、推進ユニットの一部を構成するアッパケースとを接
合し、中心を前後方向に配置したボルトで締め上げて組
み付けてなる船内外機において、アッパケースの上部と
下部との間に段部を設け、該段部により形成される空間
を覆うと共に、前記下部の側壁面と面一になるように側
面カバーを取り付け、かつ、前記側面カバーの縁を僅か
な間隙をおいて前記側壁面に近接して取り付けたことを
特徴とするものである。
成するために、船尾板に支持されたスイベルブラケット
と、推進ユニットの一部を構成するアッパケースとを接
合し、中心を前後方向に配置したボルトで締め上げて組
み付けてなる船内外機において、アッパケースの上部と
下部との間に段部を設け、該段部により形成される空間
を覆うと共に、前記下部の側壁面と面一になるように側
面カバーを取り付け、かつ、前記側面カバーの縁を僅か
な間隙をおいて前記側壁面に近接して取り付けたことを
特徴とするものである。
【0006】
【作用】段部により形成される空間が、側面カバーで覆
われ、また側壁面と面一になるように側面カバーが取り
付けられるので、アッパケースの外表面に凹凸が少なく
なる。更に、側面カバーの縁が僅かな間隙をおいて側壁
面に近接して取り付けられるので、水上スキーの牽引ロ
ープがその間に引っ掛かることも防止される。
われ、また側壁面と面一になるように側面カバーが取り
付けられるので、アッパケースの外表面に凹凸が少なく
なる。更に、側面カバーの縁が僅かな間隙をおいて側壁
面に近接して取り付けられるので、水上スキーの牽引ロ
ープがその間に引っ掛かることも防止される。
【0007】
【実施例】図1は、本発明を適用した船内外機全体の側
断面図である。図2は、推進ユニットをスイベルブラケ
ットに組付ける場合の説明図である。図3は、カバーの
後部取付け状態を示す一部断面図である。図4は、図1
のIV-IV 線断面図である。図5は、カバー前部の係止部
を示す斜視図である。図6は、カバーの一部を破断した
状態での推進ユニットの背面図である。図7は、本発明
の第2実施例を示す図で、側面カバーを取り外した状態
での推進ユニットの一部側面図である。
断面図である。図2は、推進ユニットをスイベルブラケ
ットに組付ける場合の説明図である。図3は、カバーの
後部取付け状態を示す一部断面図である。図4は、図1
のIV-IV 線断面図である。図5は、カバー前部の係止部
を示す斜視図である。図6は、カバーの一部を破断した
状態での推進ユニットの背面図である。図7は、本発明
の第2実施例を示す図で、側面カバーを取り外した状態
での推進ユニットの一部側面図である。
【0008】10は船体、12は船尾板、14はエンジ
ンで、エンジン14は船体10の後部に支持されてい
る。20はリモコン、22はケーブル、29は油圧ポン
プが内蔵された切換弁で、この切換弁29はリモコン2
0のリモコンレバー20aを運転者が操作することによ
り、ケーブル22、コネクタ24、ロッド25および切
換レバー27を介して切り換えられる。ケーブル22
は、周知の様に、アウタチューブ22aとインナケーブ
ル22bからなり、アウタチューブ22aは、前方をリ
モコン20に、後方を後述するスイベルブラケット47
に固定されている。インナーケーブル22bは、前方を
リモコンレバー20aに、後方をコネクタ24に接続さ
れる。なお、インナーケーブル22b、コネクタ24、
ロッド25等は、アッパケース70内のガイド穴120
内に配置される。
ンで、エンジン14は船体10の後部に支持されてい
る。20はリモコン、22はケーブル、29は油圧ポン
プが内蔵された切換弁で、この切換弁29はリモコン2
0のリモコンレバー20aを運転者が操作することによ
り、ケーブル22、コネクタ24、ロッド25および切
換レバー27を介して切り換えられる。ケーブル22
は、周知の様に、アウタチューブ22aとインナケーブ
ル22bからなり、アウタチューブ22aは、前方をリ
モコン20に、後方を後述するスイベルブラケット47
に固定されている。インナーケーブル22bは、前方を
リモコンレバー20aに、後方をコネクタ24に接続さ
れる。なお、インナーケーブル22b、コネクタ24、
ロッド25等は、アッパケース70内のガイド穴120
内に配置される。
【0009】40はブラケットユニット、50は推進ユ
ニットで、推進ユニット50はブラケットユニット40
を介して船尾板12に支持されている。ブラケットユニ
ット40は、船尾板12にボルト締めされたジンバルハ
ウジング45と、垂直状の操舵軸43周りに回動可能に
取り付けられたジンバルリング42と、ジンバルリング
42に固定された水平状のチルト軸44周りに回動可能
に取り付けられたスイベルブラケット47とから構成さ
れる。これにより、推進ユニット50はブラケットユニ
ット40の操舵軸43およびチルト軸44を軸にそれぞ
れ左右および上下に揺動可能に支持される。46はチル
トシリンダで、左右一対配置される。このチルトシリン
ダ46の前端は、ジンバルリング42の下端外側に、そ
の後端は、後述するアッパケース70の後部外側に連結
されている。不図示のオイルポンプからチルトシリンダ
46内にオイルが出入りすることにより、チルトシリン
ダ46の両端間が伸縮し、推進ユニット50をチルト軸
44周りで回動させる。
ニットで、推進ユニット50はブラケットユニット40
を介して船尾板12に支持されている。ブラケットユニ
ット40は、船尾板12にボルト締めされたジンバルハ
ウジング45と、垂直状の操舵軸43周りに回動可能に
取り付けられたジンバルリング42と、ジンバルリング
42に固定された水平状のチルト軸44周りに回動可能
に取り付けられたスイベルブラケット47とから構成さ
れる。これにより、推進ユニット50はブラケットユニ
ット40の操舵軸43およびチルト軸44を軸にそれぞ
れ左右および上下に揺動可能に支持される。46はチル
トシリンダで、左右一対配置される。このチルトシリン
ダ46の前端は、ジンバルリング42の下端外側に、そ
の後端は、後述するアッパケース70の後部外側に連結
されている。不図示のオイルポンプからチルトシリンダ
46内にオイルが出入りすることにより、チルトシリン
ダ46の両端間が伸縮し、推進ユニット50をチルト軸
44周りで回動させる。
【0010】推進ユニット50は、下部にロアケース6
0を、上部にアッパケース70を有し、これらケース6
0、70の内部には、エンジン14の動力をプロペラ3
0に伝達する機構やエンジン60からの排気や冷却水を
外部に排出する通路が形成されている。ロアケース60
およびアッパケース70はいづれもアルミ合金ダイカス
ト製で、両者は不図示の複数の垂直状の締めつけボルト
で結合されている。
0を、上部にアッパケース70を有し、これらケース6
0、70の内部には、エンジン14の動力をプロペラ3
0に伝達する機構やエンジン60からの排気や冷却水を
外部に排出する通路が形成されている。ロアケース60
およびアッパケース70はいづれもアルミ合金ダイカス
ト製で、両者は不図示の複数の垂直状の締めつけボルト
で結合されている。
【0011】ロアケース60の水平面で切った各横断面
は、水抵抗を軽減するため、略流線形をしている。ロア
ケース60の上部には、水平面状のスプラッシュプレー
ト62、キャビテーションプレート64が一体的に形成
されている(図4参照)。
は、水抵抗を軽減するため、略流線形をしている。ロア
ケース60の上部には、水平面状のスプラッシュプレー
ト62、キャビテーションプレート64が一体的に形成
されている(図4参照)。
【0012】次に、図1を用い、エンジン14からプロ
ペラ30へ動力伝達する機構について説明する。16は
エンジン出力軸、36はアッパケース70内に軸支され
た入力軸、33はアッパケース70およびロアケース6
0内に垂直状に軸支されたドライブ軸、31はロアケー
ス60内に軸支されたプロペラ軸である。エンジン出力
軸16は入力軸36とユニバーサルジョイント18で連
結される。ドライブ軸33はドライブ軸33に固定され
た駆動歯車34およびプロペラ軸31に固定された被動
歯車32を介し、プロペラ軸31へ回転駆動力を伝達し
ている。入力軸36には、油圧クラッチ39が固定さ
れ、また油圧クラッチ39の前後には、前進用ベベルギ
ア37および後進用ベベルギア38が入力軸36と回転
可能に軸支されている。前進用ベベルギア37および後
進用ベベルギア38は、ドライブ軸33の上端に固定さ
れた入力ギア35と常時噛み合っている。入力軸36の
内部には複数の油路(不図示)が穿設され、これらの油
路を介して、油圧クラッチ39は、切換弁29へ連通す
る。切換弁29は油圧ポンプが内蔵され、この油圧ポン
プからの圧油は切換弁29で油路を選択されて、油圧ク
ラッチ39に送られる。油圧クラッチ39は選択された
油路に応じ、前進用ベベルギア37または後進用ベベル
ギア38と入力軸36とを回転不能にさせる。例えば、
前進用ベベルギア37用の油圧クラッチ39に圧油が送
られた場合には、入力軸36と前進用ベベルギア37と
は油圧クラッチ39で結合され、入力軸36から油圧ク
ラッチ39、前進用ベベルギア37、入力ギア35、ド
ライブ軸33へと動力伝達する。なお、その場合、後進
用ベベルギア38と入力軸36とは回転可能になってお
り、動力伝達が行われないようになっている。
ペラ30へ動力伝達する機構について説明する。16は
エンジン出力軸、36はアッパケース70内に軸支され
た入力軸、33はアッパケース70およびロアケース6
0内に垂直状に軸支されたドライブ軸、31はロアケー
ス60内に軸支されたプロペラ軸である。エンジン出力
軸16は入力軸36とユニバーサルジョイント18で連
結される。ドライブ軸33はドライブ軸33に固定され
た駆動歯車34およびプロペラ軸31に固定された被動
歯車32を介し、プロペラ軸31へ回転駆動力を伝達し
ている。入力軸36には、油圧クラッチ39が固定さ
れ、また油圧クラッチ39の前後には、前進用ベベルギ
ア37および後進用ベベルギア38が入力軸36と回転
可能に軸支されている。前進用ベベルギア37および後
進用ベベルギア38は、ドライブ軸33の上端に固定さ
れた入力ギア35と常時噛み合っている。入力軸36の
内部には複数の油路(不図示)が穿設され、これらの油
路を介して、油圧クラッチ39は、切換弁29へ連通す
る。切換弁29は油圧ポンプが内蔵され、この油圧ポン
プからの圧油は切換弁29で油路を選択されて、油圧ク
ラッチ39に送られる。油圧クラッチ39は選択された
油路に応じ、前進用ベベルギア37または後進用ベベル
ギア38と入力軸36とを回転不能にさせる。例えば、
前進用ベベルギア37用の油圧クラッチ39に圧油が送
られた場合には、入力軸36と前進用ベベルギア37と
は油圧クラッチ39で結合され、入力軸36から油圧ク
ラッチ39、前進用ベベルギア37、入力ギア35、ド
ライブ軸33へと動力伝達する。なお、その場合、後進
用ベベルギア38と入力軸36とは回転可能になってお
り、動力伝達が行われないようになっている。
【0013】図1、図2、図4および図6を用いて、ア
ッパケース70の形状および構造を説明する。アッパケ
ース70は、下方に向かい末広がり状の形状をした下部
70aと、立方体状の上部70bとからなり、上部70
bは下部70aより幅狭に形成されている。両者の幅の
差により、上部70bと下部70aの間には段部71が
形成される。この段部71の上方には空間77が形成さ
れる。前記ステップで説明したように、これは、アッ
パケース70をスイベルブラケット47に取り付けた
後、ナット49をスタッドボルト48に締め付ける際、
ナット49を締め付ける工具、例えばボックスレンチ等
が、アッパケース70の側面壁76に干渉しないで、後
方から容易に挿入出来るようにするためである。上部7
0bの前方端にはフランジ72が進行方向左右に突出
し、アッパケース70と一体成形されている。また、立
方体状の上部70bは、側面を除く4面、すなわち、上
面、前面および後面で開口している。前面の開口にはエ
ンジン14の動力を伝達する機構が通り、上面の開口に
は油圧クラッチ、ベベルギア37、38等のアッパケー
ス70内への組み込み用のものであり、後面の開口に
は、切換弁29がその開口を閉塞する様に取り付けられ
る。上部70bの上面には、その開口を塞ぐと共に、上
面より両側方および後方にオーバーハングするように上
カバー100が、4本の締め付けボルト101により固
着されている。なお、上カバー100は、クルーが足を
載せても歪まないように、アルミ合金製で造られてい
る。
ッパケース70の形状および構造を説明する。アッパケ
ース70は、下方に向かい末広がり状の形状をした下部
70aと、立方体状の上部70bとからなり、上部70
bは下部70aより幅狭に形成されている。両者の幅の
差により、上部70bと下部70aの間には段部71が
形成される。この段部71の上方には空間77が形成さ
れる。前記ステップで説明したように、これは、アッ
パケース70をスイベルブラケット47に取り付けた
後、ナット49をスタッドボルト48に締め付ける際、
ナット49を締め付ける工具、例えばボックスレンチ等
が、アッパケース70の側面壁76に干渉しないで、後
方から容易に挿入出来るようにするためである。上部7
0bの前方端にはフランジ72が進行方向左右に突出
し、アッパケース70と一体成形されている。また、立
方体状の上部70bは、側面を除く4面、すなわち、上
面、前面および後面で開口している。前面の開口にはエ
ンジン14の動力を伝達する機構が通り、上面の開口に
は油圧クラッチ、ベベルギア37、38等のアッパケー
ス70内への組み込み用のものであり、後面の開口に
は、切換弁29がその開口を閉塞する様に取り付けられ
る。上部70bの上面には、その開口を塞ぐと共に、上
面より両側方および後方にオーバーハングするように上
カバー100が、4本の締め付けボルト101により固
着されている。なお、上カバー100は、クルーが足を
載せても歪まないように、アルミ合金製で造られてい
る。
【0014】スイベルブラケット47は、略円錐台状の
形状をしてい、底面を前方に、上面を後方に向けて配置
されている。スイベルブラケット47の後端面47aに
は、左右2列に3本づつ、計6本のスタッドボルト48
が、後方に向けて植設されている。アッパケース70の
フランジ72には、スタッドボルト48に対応する6ケ
の貫通穴73が前後に貫通している。
形状をしてい、底面を前方に、上面を後方に向けて配置
されている。スイベルブラケット47の後端面47aに
は、左右2列に3本づつ、計6本のスタッドボルト48
が、後方に向けて植設されている。アッパケース70の
フランジ72には、スタッドボルト48に対応する6ケ
の貫通穴73が前後に貫通している。
【0015】次に、図2を用いながら、推進ユニット5
0をスイベルブラケット47へ組付ける手順を説明す
る。アッパケース70、ロアーケース60を組んだ状態
(切換弁29および上カバー100も組んだ状態で、側
面カバー80は取り付けない状態で)で、スイベルブラ
ケット47の後方から推進ユニット50を組み付ける。
まず、フランジ72の貫通穴73にスイベルブラケット
47のスタッドボルト48を挿入し、取付ナット(回り
止め機能付き)49を仮締めする。その後、ボックスレ
ンチ等で後方から取付ナット49へ挿入し、取付ナット
49を締め上げる。これにより、推進ユニット50をス
イベルブラケット47に固定できる。
0をスイベルブラケット47へ組付ける手順を説明す
る。アッパケース70、ロアーケース60を組んだ状態
(切換弁29および上カバー100も組んだ状態で、側
面カバー80は取り付けない状態で)で、スイベルブラ
ケット47の後方から推進ユニット50を組み付ける。
まず、フランジ72の貫通穴73にスイベルブラケット
47のスタッドボルト48を挿入し、取付ナット(回り
止め機能付き)49を仮締めする。その後、ボックスレ
ンチ等で後方から取付ナット49へ挿入し、取付ナット
49を締め上げる。これにより、推進ユニット50をス
イベルブラケット47に固定できる。
【0016】次に、側面カバー80について説明する。
アッパケース70の上部70bの周囲には、樹脂製の側
面カバー80が設けられている。この側面カバー80
は、横断面U字状をなし、そのU字状の2ケの前端縁9
0は、側面視で直線状をなし、スイベルブラケット47
の後端面47aと僅かな間隔をおいて対向している。側
面カバー80の上端縁92は、一平面上にあり、上カバ
ー100の下端縁102と僅かな間隔をおいて対向して
いる。側面カバー80の下端縁94も上端縁92と同様
に、一平面上にあり、アッパケース70の段部71と僅
かな間隔をおいて対向している。なお、上端縁92と下
端縁94は平行ではなく、後方に行くに従い、互いに接
近するように形成されている。側面カバー80の外壁面
はこれと隣接する部材の外壁面、すなわち、上カバー1
00、スイベルブラケット47およびアッパケース70
の下部70aの各外壁面と面一になるように形成されて
いる。これにより、推進ユニット50およびスイベルブ
ラケット47が滑らかな連続した外表面になるようにな
っている。その結果、スタッドボルト48や取付ナット
49あるいは側面カバー80の端面に水上スキーの牽引
ロープ等が掛かったり、絡み付くことが防止出来る。
アッパケース70の上部70bの周囲には、樹脂製の側
面カバー80が設けられている。この側面カバー80
は、横断面U字状をなし、そのU字状の2ケの前端縁9
0は、側面視で直線状をなし、スイベルブラケット47
の後端面47aと僅かな間隔をおいて対向している。側
面カバー80の上端縁92は、一平面上にあり、上カバ
ー100の下端縁102と僅かな間隔をおいて対向して
いる。側面カバー80の下端縁94も上端縁92と同様
に、一平面上にあり、アッパケース70の段部71と僅
かな間隔をおいて対向している。なお、上端縁92と下
端縁94は平行ではなく、後方に行くに従い、互いに接
近するように形成されている。側面カバー80の外壁面
はこれと隣接する部材の外壁面、すなわち、上カバー1
00、スイベルブラケット47およびアッパケース70
の下部70aの各外壁面と面一になるように形成されて
いる。これにより、推進ユニット50およびスイベルブ
ラケット47が滑らかな連続した外表面になるようにな
っている。その結果、スタッドボルト48や取付ナット
49あるいは側面カバー80の端面に水上スキーの牽引
ロープ等が掛かったり、絡み付くことが防止出来る。
【0017】次に、側面カバー80の取り付け構造につ
いて説明する。側面カバー80は、図5および図6に示
すように、その内側に水平板82が一体的に突設されて
いる。この水平板82は、U字状の先端部に各2ケ、計
4ヶ所設けられている。この水平板82の前端部には、
切欠82eがそれぞれ設けられている。水平板82の前
端部には、円筒部材83が固着される。円筒部材83の
前部は、その内部に円筒状穴83aが形成されるととも
に、円筒状穴83aの入口は縮径するように係止突起8
3cが形成されている。また、円筒部材83の前部に
は、前端から後方に向かって前後方向に切り欠いたスリ
ット83bが設けられている。円筒部材80の後部に
は、水平板82の前端が丁度嵌合するように、切欠83
dが設けられ、切欠83dの中央内部には、水平板82
の切欠82eに丁度嵌合するように突起83eが設けら
れている。円筒部材83は、水平板82に切欠83dを
嵌合しながら挿入し、突起83eが切欠82eに嵌まる
まで挿入することにより、位置決めされる。それらは、
挿入前に接着材を塗布しておくので、挿入後、円筒部材
80は、側面カバー80に接着され、一体となる。以上
が、前部係止部81の構造である。
いて説明する。側面カバー80は、図5および図6に示
すように、その内側に水平板82が一体的に突設されて
いる。この水平板82は、U字状の先端部に各2ケ、計
4ヶ所設けられている。この水平板82の前端部には、
切欠82eがそれぞれ設けられている。水平板82の前
端部には、円筒部材83が固着される。円筒部材83の
前部は、その内部に円筒状穴83aが形成されるととも
に、円筒状穴83aの入口は縮径するように係止突起8
3cが形成されている。また、円筒部材83の前部に
は、前端から後方に向かって前後方向に切り欠いたスリ
ット83bが設けられている。円筒部材80の後部に
は、水平板82の前端が丁度嵌合するように、切欠83
dが設けられ、切欠83dの中央内部には、水平板82
の切欠82eに丁度嵌合するように突起83eが設けら
れている。円筒部材83は、水平板82に切欠83dを
嵌合しながら挿入し、突起83eが切欠82eに嵌まる
まで挿入することにより、位置決めされる。それらは、
挿入前に接着材を塗布しておくので、挿入後、円筒部材
80は、側面カバー80に接着され、一体となる。以上
が、前部係止部81の構造である。
【0018】側面カバー80の後方には、後部固定部8
5が設けられる。後部固定部85を構成する取り付け用
の取付穴86が側面カバー80の後面から引っ込むよう
に設けられている。アッパケース70の段部71のう
ち、切換弁29の後方に位置する所には、L字状のステ
ー87がボルトで固定される。ステー87の上部背面に
は、ナット890が溶接等で固着されている。
5が設けられる。後部固定部85を構成する取り付け用
の取付穴86が側面カバー80の後面から引っ込むよう
に設けられている。アッパケース70の段部71のう
ち、切換弁29の後方に位置する所には、L字状のステ
ー87がボルトで固定される。ステー87の上部背面に
は、ナット890が溶接等で固着されている。
【0019】次に、側面カバー80をアッパケース70
に組付ける手順を説明する。側面カバー80を少し捩じ
りながら、後方から前方に挿入する。すると、前部係止
部81の円筒状穴83aが、スリット83bの機能によ
り拡径しながら6角形状をした取付ナット49に嵌ま
る。更に挿入すると、円筒部材83が取付ナット49を
取り込むように、突起83cが取付ナット49に係止す
る。この係止により、位置決めされ、また、ある程度の
力では側面カバー80が後方に抜けてこないようにな
る。次に、取付穴86に取付ボルト88を挿入し、ナッ
ト89に螺合する。これにより、側面カバー80が推進
ユニット50に位置決めされた状態で固定される。従っ
て、側面カバー80を後方から挿入し、取付ボルト88
を締め込むことにより、容易に固定出来る。本実施例で
は、取付ナット49を利用して、これに締代をもって嵌
合したので、推進ユニット50側に特別な部品を必要と
しない。また、側面カバー80内にこれを締め付けるた
めの工具を挿入する必要もなくなり、側面カバー80に
穴を開口する必要性がなくなる。また、このことと、側
面カバー80の全部の縁(前端縁90、上端縁92、下
端縁94)が、アッパケース70やスイベルブラケット
47と僅かな間隔をおいて近接して取り付けることによ
り、ベベルギア37、38の噛み合い音等を遮蔽するこ
とが出来る。よって、ギア騒音を軽減させることが出来
る。また、旋回時等の横波が取付ナット49にかかるの
を防止でき、ボルトの塩付きを防止出来る。なお、側面
カバー80を設けたので、スタッドボルト48の左右方
向の間隔を広く取っても、側面カバー80で埋めること
ができ、転舵時の左右方向の荷重に対し、スイベルブラ
ケット47に推進ユニット50を強固に取り付けること
が出来る。
に組付ける手順を説明する。側面カバー80を少し捩じ
りながら、後方から前方に挿入する。すると、前部係止
部81の円筒状穴83aが、スリット83bの機能によ
り拡径しながら6角形状をした取付ナット49に嵌ま
る。更に挿入すると、円筒部材83が取付ナット49を
取り込むように、突起83cが取付ナット49に係止す
る。この係止により、位置決めされ、また、ある程度の
力では側面カバー80が後方に抜けてこないようにな
る。次に、取付穴86に取付ボルト88を挿入し、ナッ
ト89に螺合する。これにより、側面カバー80が推進
ユニット50に位置決めされた状態で固定される。従っ
て、側面カバー80を後方から挿入し、取付ボルト88
を締め込むことにより、容易に固定出来る。本実施例で
は、取付ナット49を利用して、これに締代をもって嵌
合したので、推進ユニット50側に特別な部品を必要と
しない。また、側面カバー80内にこれを締め付けるた
めの工具を挿入する必要もなくなり、側面カバー80に
穴を開口する必要性がなくなる。また、このことと、側
面カバー80の全部の縁(前端縁90、上端縁92、下
端縁94)が、アッパケース70やスイベルブラケット
47と僅かな間隔をおいて近接して取り付けることによ
り、ベベルギア37、38の噛み合い音等を遮蔽するこ
とが出来る。よって、ギア騒音を軽減させることが出来
る。また、旋回時等の横波が取付ナット49にかかるの
を防止でき、ボルトの塩付きを防止出来る。なお、側面
カバー80を設けたので、スタッドボルト48の左右方
向の間隔を広く取っても、側面カバー80で埋めること
ができ、転舵時の左右方向の荷重に対し、スイベルブラ
ケット47に推進ユニット50を強固に取り付けること
が出来る。
【0020】側面カバー80の側面には、取扱注意文や
各種説明文を記載したマーキングシート79を貼付する
ことができる。側面カバー80は、喫水面上に位置して
いるので、マーキングシート79は常時目視することが
できる。なお、側面カバー80はスタッドボルト48を
覆って設けているので、その位置にも、マーキングシー
ト79を貼付することができ、従来のように、スタッド
ボルト48付近からマーキングシートを遠ざけて貼付す
る必要がない。よって、表示位置の自由度が増す。
各種説明文を記載したマーキングシート79を貼付する
ことができる。側面カバー80は、喫水面上に位置して
いるので、マーキングシート79は常時目視することが
できる。なお、側面カバー80はスタッドボルト48を
覆って設けているので、その位置にも、マーキングシー
ト79を貼付することができ、従来のように、スタッド
ボルト48付近からマーキングシートを遠ざけて貼付す
る必要がない。よって、表示位置の自由度が増す。
【0021】本実施例では、側面カバー80の全縁をこ
れと接する部材(スイベルブラケット、上カバー)と面
一に、かつ、僅かな間隔をおいて近接して取付けたの
で、取付ナット等の締め付け部分に塩付きが生ずること
が少なく、膠着を防止することが出来る。一方、万一、
側面カバー80内に海水が侵入した場合には、取付ナッ
ト等の締め付け部分のみならず、前部係止部81や後部
固定部85にも塩付きが生じ、側面カバー80自身も取
れなくおそれもあるが、本実施例では、締付ボルト10
1を取り外し、更に、上カバー100を外せば、側面カ
バー80の上部から工具等を挿入させることが出来、側
面カバー80を多少破損するかもしれないが、最低限、
側面カバー80を取り外すことができ、推進ユニット5
0の脱着が可能となる。
れと接する部材(スイベルブラケット、上カバー)と面
一に、かつ、僅かな間隔をおいて近接して取付けたの
で、取付ナット等の締め付け部分に塩付きが生ずること
が少なく、膠着を防止することが出来る。一方、万一、
側面カバー80内に海水が侵入した場合には、取付ナッ
ト等の締め付け部分のみならず、前部係止部81や後部
固定部85にも塩付きが生じ、側面カバー80自身も取
れなくおそれもあるが、本実施例では、締付ボルト10
1を取り外し、更に、上カバー100を外せば、側面カ
バー80の上部から工具等を挿入させることが出来、側
面カバー80を多少破損するかもしれないが、最低限、
側面カバー80を取り外すことができ、推進ユニット5
0の脱着が可能となる。
【0022】図7は、本発明の第2実施例を示す。アッ
パケース70の上部70bには、上端フランジ72b、
下端フランジ72cが前端左右に配置されるフランジ7
2aを継ぐ様にそれぞれU字状に形成される。各フラン
ジはアッパケース70と一体に形成されるとともに、継
ぎ部の表面は段付部もなく滑らかに形成される。側面カ
バー80は第1実施例のものと同様に形成され、全縁が
アッパケース70の各フランジ72a、72b、72c
と表面が面一に、かつ僅かな間隔をおいて近接して取付
けられる。
パケース70の上部70bには、上端フランジ72b、
下端フランジ72cが前端左右に配置されるフランジ7
2aを継ぐ様にそれぞれU字状に形成される。各フラン
ジはアッパケース70と一体に形成されるとともに、継
ぎ部の表面は段付部もなく滑らかに形成される。側面カ
バー80は第1実施例のものと同様に形成され、全縁が
アッパケース70の各フランジ72a、72b、72c
と表面が面一に、かつ僅かな間隔をおいて近接して取付
けられる。
【0023】
【効果】本発明は、側面カバーを取り付けることによ
り、アッパケースの外表面の凹凸を減すことが出来る。
また、水上スキーの牽引ロープが引っ掛かることも防止
出来る。
り、アッパケースの外表面の凹凸を減すことが出来る。
また、水上スキーの牽引ロープが引っ掛かることも防止
出来る。
【図1】本発明を適用した船内外機全体の側断面図であ
る。
る。
【図2】推進ユニットをスイベルブラケットに組付ける
場合の説明図である。
場合の説明図である。
【図3】側面カバーの後部取付け状態を示す一部断面図
である。
である。
【図4】図1のIV-IV 線断面図である。
【図5】側面カバー前部の係止部を示す斜視図である。
【図6】側面カバーの一部を破断した状態での推進ユニ
ットの背面図である。
ットの背面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す図で、側面カバーを
取り外した状態での推進ユニットの一部側面図である。
取り外した状態での推進ユニットの一部側面図である。
10・・・・・船体 12・・・・・船尾板 14・・・・・エンジン 22・・・・・ケーブル 29・・・・・切換弁 30・・・・・プロペラ 31・・・・・プロペラ軸 33・・・・・ドライブ軸 36・・・・・入力軸 37・・・・・前進用ベベルギア 38・・・・・後進用ベベルギア 39・・・・・油圧クラッチ 40・・・・・ブラケットユニット 47・・・・・スイベルブラケット 50・・・・・推進ユニット 60・・・・・ロアケース 70・・・・・アッパケース 70a・・・・アッパケースの下部 70b・・・・アッパケースの上部 71・・・・・段部 72・・・・・フランジ 77・・・・・空間 80・・・・・側面カバー 81・・・・・前部係止部 85・・・・・後部固定部
Claims (1)
- 【請求項1】 船尾板に支持されたスイベルブラケット
と、推進ユニットの一部を構成するアッパケースとを接
合し、中心を前後方向に配置したボルトで締め上げて組
み付けてなる船内外機において、アッパケースの上部と
下部との間に段部を設け、該段部により形成される空間
を覆うと共に、前記下部の側壁面と面一になるように側
面カバーを取り付け、かつ、前記側面カバーの縁を僅か
な間隙をおいて前記側壁面に近接して取り付けてなる船
内外機の側面カバー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03164941A JP3109606B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 船内外機の側面カバーの取付構造 |
US07/892,358 US5238433A (en) | 1991-06-10 | 1992-06-02 | Cover for the inboard-outboard motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03164941A JP3109606B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 船内外機の側面カバーの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585476A true JPH0585476A (ja) | 1993-04-06 |
JP3109606B2 JP3109606B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=15802762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03164941A Expired - Fee Related JP3109606B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 船内外機の側面カバーの取付構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5238433A (ja) |
JP (1) | JP3109606B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007331603A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 船内外機のシフト装置 |
US8147285B2 (en) | 2008-11-17 | 2012-04-03 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Marine vessel propulsion unit |
JP2014189092A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Yanmar Co Ltd | 船舶のスタンドライブ装置 |
JP2016055676A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | ヤンマー株式会社 | 船舶 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3465855B2 (ja) * | 1994-08-05 | 2003-11-10 | ヤマハマリン株式会社 | 船外機のアノード取付構造 |
US6585545B1 (en) * | 2002-02-06 | 2003-07-01 | Bombardier Motor Corperation Of America | Shielded tilt-trim subsystem for boats using a stern drive system |
US9623948B1 (en) * | 2015-05-18 | 2017-04-18 | Brunswick Corporation | Stern drives for marine vessels |
US9963213B1 (en) | 2017-01-20 | 2018-05-08 | Brunswick Corporation | Mounting systems for outboard motors |
US9969475B1 (en) | 2017-01-20 | 2018-05-15 | Brunswick Corporation | Mounting systems for outboard motors |
US10464648B1 (en) | 2018-03-15 | 2019-11-05 | Brunswick Corporation | Marine drives having sound blocking member |
JP7032615B1 (ja) | 2020-07-30 | 2022-03-08 | ファナック株式会社 | 数値制御装置、及び制御方法 |
US11305857B1 (en) | 2020-09-01 | 2022-04-19 | Brunswick Corporation | Outboard motor with sound absorbing blanket |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3957011A (en) * | 1975-07-17 | 1976-05-18 | Chrysler Corporation | Kick-up/steering camming feature for inboard-outboard marine drive |
US4775342A (en) * | 1981-02-18 | 1988-10-04 | Kaama Marine Engineering, Inc. | Stern drive |
US4565534A (en) * | 1983-12-14 | 1986-01-21 | Outboard Marine Corporation | Water pump location for marine propulsion device |
US4642058A (en) * | 1985-05-06 | 1987-02-10 | Outboard Marine Corporation | Hydraulic system for marine propulsion devices |
JP2545409B2 (ja) * | 1987-10-02 | 1996-10-16 | 三信工業株式会社 | 船内外機の駆動ユニット |
US4971585A (en) * | 1989-05-12 | 1990-11-20 | Outboard Marine Corporation | Marine propulsion device seal arrangement |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP03164941A patent/JP3109606B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-06-02 US US07/892,358 patent/US5238433A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007331603A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 船内外機のシフト装置 |
US8020684B2 (en) | 2006-06-15 | 2011-09-20 | Yanmar Co., Ltd. | Shift apparatus for inboard-outboard drive |
US8147285B2 (en) | 2008-11-17 | 2012-04-03 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Marine vessel propulsion unit |
JP2014189092A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Yanmar Co Ltd | 船舶のスタンドライブ装置 |
JP2016055676A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | ヤンマー株式会社 | 船舶 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5238433A (en) | 1993-08-24 |
JP3109606B2 (ja) | 2000-11-20 |
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---|---|---|---|
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