JPH0585379B2 - - Google Patents

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JPH0585379B2
JPH0585379B2 JP16538885A JP16538885A JPH0585379B2 JP H0585379 B2 JPH0585379 B2 JP H0585379B2 JP 16538885 A JP16538885 A JP 16538885A JP 16538885 A JP16538885 A JP 16538885A JP H0585379 B2 JPH0585379 B2 JP H0585379B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
gear
power line
transmission
auxiliary
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16538885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6226132A (ja
Inventor
Takehisa Shio
Kaoru Watanabe
Yukihiro Masuko
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP16538885A priority Critical patent/JPS6226132A/ja
Publication of JPS6226132A publication Critical patent/JPS6226132A/ja
Publication of JPH0585379B2 publication Critical patent/JPH0585379B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ツインモータスクレーパ等、パワー
ラインを2個以上持つ車両における変速機の制御
装置に関するものである。
(従来の技術) 2つ以上のパワーラインを有する車両において
は、運転手の操作の繁雑さを軽減し、或は操縦系
統に関する機構の簡略化を図るため主変速機は運
転手の手動操作による手動変速型とし、補助変速
機は車両の走行状態等に追従する自動変速型とす
る場合がある。この種車両としては、第3図に示
す如く主エンジン4と補助エンジン1を搭載し、
主エンジン4と連結する主変速機3は機械式の手
動変速型が採用され、補助変速機2は自動変速型
とされるものである。この場合補助変速機2は運
転手の意志とは無関係に車両の走行状態、即ち車
速とアクセルペダルの踏込み量に従つて、一例と
して第4図に示すシフトスケジユールに従つて自
動変速を行う。
ここで、同図に示すシフトスケジユールは、補
助変速機2が運転手のアクセルペダルの踏込み量
と車速によつて変速する変速線の一部(2速→3
速、3速→2速)を示している。図中、実線は2
速から3速へのアツプシフト線であり、破線は3
速から2速へのダウンシフト線である。
従つて、例えば車両がA点に示す状態であると
すれば、補助変速機2は2速状態にある。次に、
アクセルを戻し2車両がB点に示す状態になる
と、補助変速機2は2速から3速へと自動変速す
る。更に、アクセルを踏込んで車両状態がC点に
示す状態になると、補助変速機2は3速から2速
へ自動変速を行うものである。
このような運転手の操作する主パワーラインは
手動式、補助パワーラインは自動式の複数のパワ
ーラインを有する車両にあつて、運転手が車両を
変速する時に行う操作は、一般に次の通りであ
る。
まず、アクセルを戻し、主変速機3のクラツチ
を切る。この時、一般にダブルクラツチと言われ
るクラツチペダルを2回踏む操作を行う。その
後、次の速度段にギヤを入れ、主変速機3のクラ
ツチをつなぐ。次に、アクセルを踏込んで走行を
続行する。このとき、車両は前述した如く、例え
ば第4図に示すA点の状態にあると、補助変速機
2は2速状態にあつて、運転手が手動変速機3の
変速をする時に行うアクセルペダルの戻し操作及
びその後の踏込み操作により、車両の走行状態は
同図に示すA点からB点へ、次いでB点からC点
の状態へと移動する。従つて、補助変速機2は2
速から3速へのアツプシフト点を越えた時2速か
ら3速へ自動変速し、3速から2速へのダウンシ
フト点を越えた時2速へと自動変速する。すなわ
ち、アクセルペダル操作を感知して補助変速機2
は、一度上位段に変速し、その後、元の変速段に
戻る自動変速を行うことになる。
このことは、補助変速機2に無用な変速が行わ
れることであり、パワーラインの耐久性に問題を
生じ、また運転フイーリングを悪いものにしてい
た。更にこのとき、手動主変速機3のクラツチを
切つた時、瞬時、主パワーライン(主エンジン
4、主変速機3)はニユートラル状態となるた
め、補助パワーライン(補助エンジン1、補助変
速機2)からの動力を受け、車両は後方から押さ
れることになる。
ここで、補助変速機2がロツクアツプ機構付ト
ルクコンバータ式のもので、ロツクアツプ状態に
ある時は主・補助パワーラインのそれぞれのエン
ジン回転数と車速の関係は、それぞれのパワーラ
イン系の減速比で規定されているものである。そ
こで、ある車速で走行中に主変速機3を変速させ
ようとすると、ニユートラル状態になつているこ
とによる速度変動に、補助パワーライン側が即座
に追従することができず、主変速機3の速度同期
がうまくとれず、運転手にとつて変速させようと
しても容易には変速しにくいものであつた。
(発明が解決しようとする問題点) このように、主パワーラインの変速は手動切換
えで、補助パワーラインの変速は車両の走行状
態、アクセル開度等により自動変速によつて行わ
れる複数のパワーラインを有する従来の車両にあ
つては、補助変速機が無用に変速されることがあ
つてパワーライン系に無理がかかり耐久性の点で
問題があり、また運転フイーリングも悪いもので
あつた。加えて、変速操作中、主変速機がニユー
トラル状態にあるとき、そのための車速変動に補
助パワーライン側が即座に追従できず、主変速機
の速度同期がうまくとれずに変速しにくいもので
あつた。
本発明は、これらの不具合を一掃し、不本意な
変速をなくし、円滑に変速できるこの種車両にお
ける変速制御装置を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) このため、本発明はロツクアツプ付トルクコン
バータ式の自動変速機を含む補助パワーライン系
を搭載する車両において、通常の走行時にあつて
はポジシヨンセレクトスイツチ、アクセルセン
サ、クラツチセンサ及び車速センサからの各信号
を受けて、最適の速度段を選択して補助パワーラ
イン系を駆動し、クラツチの踏込み時及びクラツ
チの踏込みを戻した後の所定時間は補助変速機の
変速を禁止すると共にロツクアツプクラツチを開
放状態とする制御ユニツトを有することを構成と
して、上記問題点の解決手段とするものである。
(作用) 運転手が手動式主変速機3の変速を行う時、ク
ラツチペダルの踏込みを検出するクラツチセンサ
からの信号により、補助変速機の変速を禁止し、
かつ補助変速機のトルクコンバータがロツクアツ
プ状態であれば、クラツチペダルを踏んでいる時
はロツクアツプクラツチを開放して、トルクコン
バータ状態にする。更にクラツチペダルを戻した
後も、ある一定時間内は変速禁止とトルクコンバ
ータ状態を保持して、ダブルクラツチ操作による
ような短時間内での速度段クラツチ及びロツクア
ツプクラツチの断続を防止する。
クラツチペダルが踏まれていない時は、車速セ
ンサ、ホジシヨンセレクトスイツチ、アクセルセ
ンサからの信号でその時点における補助変速機の
最適な速度段を判断し、自動的に各速度段クラツ
チ、ロツクアツプクラツチの係合を行うようにす
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。
第1図はロツクアツプ付トルクコンバータ式前
進3段自動変速機の場合を例として、本実施例に
よる補助パワーラインのシステム構成を示すもの
である。
制御ユニツト9はポジシヨンセレクトスイツチ
5、アクセルセンサ6、クラツチセンサ7、車速
センサ8からの信号に受け、その時の走行状態に
見合つた最適な速度段を選択して、多段クラツチ
14,15,16とロツクアツプクラツチ20の
組合せによつて変速を行わせ自動変速を行うもの
である。
ここで、ロツクアツプ状態、トルクコンバータ
状態となるのは次の通りである。
電磁弁21が制御ユニツト9から信号を受けて
駆動し、油圧制御弁22を作動させる。油圧制御
弁22の作動により、ロツクアツプクラツチ20
はピストンが作動されピストン室で圧油の給排が
なされる。このとき、同ロツクアツプクラツチ2
0を開放すればトルクコンバータ状態になり、係
合すればロツクアツプ状態となる。
トルクコンバータ状態になれば、ポンプ羽根車
10はエンジン1のクランク軸に直結されてお
り、動力は油を介してポンプ羽根車10によりタ
ービン羽根車11へ伝達され、タービン軸13か
らトルクコンバータ装置の後段にある歯車変速装
置へと伝達される。歯車変速装置は多段クラツチ
14,15,16を制御することにより、遊星歯
車機構と共に前進3段を得ることができる。遊星
歯車機構を通過した動力は、出力軸17、プロペ
ラシヤフト18を経てタイヤ12へ伝達される。
一方、ロツクアツプ状態となれば、ロツクアツ
プクラツチ20によりエンジン1の動力は油を介
さず直接にタービン軸13に伝わり、以下はトル
クコンバータ状態と同様に、最終的にタイヤ12
に伝達される。
次に、自動変速機の作用を説明する。ポジシヨ
ンセレクトスイツチ5がドライブレンジで車両走
行中に、運転手が主変速機3の切換え(変速)を
走つた時、制御ユニツト9は手動式主変速機3の
変速のために操作するクラツチペダルの踏込みを
検出するクラツチセンサ7の信号を入力し、運転
手がクラツチを踏込んでいる間、主変速機3の変
速とみなし、補助変速機2の多段クラツチ14,
15,16の状態を保持して補助変速機2の変速
を禁止する。更に、ロツクアツプクラツチ20が
係合してロツクアツプ状態にあれば、制御ユニツ
ト9は電磁弁21を作動させることで、油圧制御
弁22を作動させ、ロツクアツプクラツチ20を
開放状態にする。そのため、補助変速機2はロツ
クアツプ状態からトルクコンバータ状態となり、
補助パワーラインからの伝達動力はトルクコンバ
ータ状態で伝わるようになる。その後、制御ユニ
ツト9は運転手がクラツチペダルを戻すことをク
ラツチセンサ7によつて入力し、所定の時間が経
過すると変速終了とみなし、ロツクアツプクラツ
チを係合させる。クラツチペダルを踏んでいない
時は車速センサ8、アクセルセンサ6、ポジシヨ
ンセレクトスイツチ5の信号により、その時点に
おける最適な状態に補助パワーラインをするため
に、速度段用多段クラツチ14,15,16とロ
ツクアツプクラツチ20を制御し、補助変速機3
を最適速度段に自動変速させる。以上のロジツク
をブロツク線図で示すと第2図のようになる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明した如く本発明によると、運
転手は補助パワーラインの存在を気にせずに主パ
ワーラインの変速を円滑にすることができ、かつ
パワーラインには無理な力がかからないためにそ
の耐久性をより長く保つことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す自動変速装置の
システム構成図、第2図は本実施例による制御ロ
ジツクを示すブロツク線図、第3図は複数のパワ
ーラインをもつ車両の概略断面図、第4図は従来
の補助自動変速機の車速/アクセル開度に関する
変速シフト線図である。 図の主要部分の説明、5……ポジシヨンセレク
トスイツチ、6……アクセルセンサ、7……クラ
ツチセンサ、8……速度センサ、9……制御ユニ
ツト、14,15,16……速度段クラツチ、2
0……ロツクアツプクラツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロツクアツプ付トルクコンバータ式の自動変
    速機を含む補助パワーライン系を搭載する車両に
    おいて、通常の走行時にあつてはホジシヨンセレ
    クトスイツチ、アクセルセンサ、クラツチセンサ
    及び車速センサからの各信号を受けて、最適の速
    度段を選択して補助パワーライン系を駆動し、ク
    ラツチの踏込み時及びクラツチの踏込みを戻した
    後の所定時間は補助変速機の変速を禁止すると共
    にロツクアツプクラツチを開放状態とする制御ユ
    ニツトを有することを特徴とする複数のパワーラ
    イン系を持つ車両における自動変速装置。
JP16538885A 1985-07-26 1985-07-26 複数のパワ−ライン系を持つ車両における自動変速装置 Granted JPS6226132A (ja)

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JP16538885A JPS6226132A (ja) 1985-07-26 1985-07-26 複数のパワ−ライン系を持つ車両における自動変速装置

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JP16538885A JPS6226132A (ja) 1985-07-26 1985-07-26 複数のパワ−ライン系を持つ車両における自動変速装置

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Publication Number Publication Date
JPS6226132A JPS6226132A (ja) 1987-02-04
JPH0585379B2 true JPH0585379B2 (ja) 1993-12-07

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