JPH0585223A - ヘツドアツプデイスプレイ装置 - Google Patents

ヘツドアツプデイスプレイ装置

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JPH0585223A
JPH0585223A JP24344891A JP24344891A JPH0585223A JP H0585223 A JPH0585223 A JP H0585223A JP 24344891 A JP24344891 A JP 24344891A JP 24344891 A JP24344891 A JP 24344891A JP H0585223 A JPH0585223 A JP H0585223A
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JP
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distance
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head
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Application number
JP24344891A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kato
雅之 加藤
Takakazu Aritake
敬和 有竹
Takeshi Matsumoto
松本  剛
Junji Tomita
順二 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は外界からの背景光と情報光源からの
情報光とを重ねて背景視野内に所定の情報像を表示する
ようにしたヘッドアップディスプレイ装置に関し、ヘッ
ドアップディスプレイ装置を用いてドライバの前方視野
に車間距離の目安となる距離指示像を表示し、これによ
りドライバが目視によって車間距離を正確に判断し得る
ようにすることを目的とする。 【構成】 情報光を投射する投射光学系ユニット(2
0)と、該情報光を外界からの背景光と重ねて背景視野
内に情報像を表示させるコンバイナ(22)とからなる
車両用のヘッドアップディスプレイ装置において、投射
光学系ユニット(20)とコンバイナ(22)とが車両
の進行方向に車間距離の目安となる少なくとも1つの距
離指示像(VI)を表示するように構成されることが特
徴とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外界からの背景光と情報
光源からの情報光とを重ねて背景視野内に所定の情報像
を表示するようにしたヘッドアップディスプレイ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドアップディスプレイ装置(HU
D)は従来から戦闘機等の航空機に利用されており、こ
のようなヘッドアップディスプレイ装置として、航空機
等の計器類等の指示情報を持つ情報光を投射する投射光
学系ユニットと、この情報光を外界からの背景光と重ね
て背景視野内に所定の情報像を表示させるコンバイナと
なるタイプのものが知られている。この種のヘッドアッ
プディスプレイ装置では、パイロットは計器類等に視線
を変えることなく前方背景視野内で種々の情報を観察す
ることが可能である。近年、かかるヘッドアップディス
プレイ装置は自動車等の車両にも応用され、例えば車両
速度表示等の情報像がドライバの前方視野内に表示され
る。
【0003】図20を参照すると、車両の運転席に組み
込まれたヘッドアップディスプレイ装置の従来例が示さ
れ、同図において、参照符号10は車両のフロントウイ
ンドを示す。ヘッドアップディスプレイ装置はフロント
ウインド10の下方側例えばダッシュボード(図示され
ない)内に配置された投射光学系ユニット12と、フロ
ントウインド10に一体的に形成されたコンバイナ14
とから構成される。投射光学系ユニット12内には、例
えば蛍光表示管等から構成される情報光源と、この情報
光源からの情報光を結像させる結像レンズ系とが設けら
れ、そこから射出された情報光Lはコンバイナ14を介
してドライバの眼16に届くことになり、これによりド
ライバは情報光源からの情報像をフロントウインド10
の外側に虚像18として観察し得ることとなる。要する
に、フロントウインド10の前方視野内に例えば速度等
の情報像が表示される訳である。なお、コンバイナ18
としては、周知のようにハーフミラーあるいは反射型ホ
ログラム要素等が用いられる。
【0004】また、図21にはヘッドアップディスプレ
イ装置の別の従来例が示され、この従来例はコンバイナ
14がフロントウインド14に一体的形成されずにその
内側に例えばダッシュボード上に設置される点を除けば
図20のものと同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車等の
車両の運転時には、前方の車両との追突事故を防止する
ためには、ドライバは前方の車両に対して所定の車間距
離を維持することが必要である。一般的には、かかる車
間距離の維持については、ドライバの目測によって行わ
れるが、このような目測による車間距離の判断は特にド
ライバが疲労状態にある時などは正確になされず、知ら
ぬうちに前方に車両に接近し過ぎたりすることがある。
一方、車両に車間距離測定装置を搭載することも行われ
ており、この場合には車間距離が数値で示されたり、あ
るいは前方の車両に近づき過ぎると警報音が発せられた
りするが、しかし車間距離が数値で示されても危険性を
感覚的にとらえることは難しい。また、音響によるドラ
イバへの警告は不快性が伴うことが難点となる。
【0006】そこで、本発明は上述したようなヘッドア
ップディスプレイ装置を用いてドライバの前方視野に車
間距離の目安となる距離指示像を表示し、これによりド
ライバが目視によって適正な車間距離を保てるようにす
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、情報光
を投射する投射光学系ユニットと、該情報光を外界から
の背景光と重ねて背景視野内に情報像を表示させるコン
バイナとからなる車両用のヘッドアップディスプレイ装
置において、投射光学系ユニットとコンバイナとが車両
の進行方向に車間距離の目安となる少なくとも1つの距
離指示像を表示するように構成されることが特徴とされ
る。
【0008】
【作用】以上の構成から明らかなように、本発明による
ヘッドアップディスプレイ装置にあっては、車両の進行
方向に車間距離の目安となる少なくとも1つの距離指示
像が表示されるので、ドライバはその距離指示像に基づ
いて適正な車間距離を維持し得ることになる。
【0009】
【実施例】図1ないし図20を参照して、本発明による
ヘッドアップディスプレイ装置の実施例について説明す
る。先ず、図1ないし図3を参照すると、本発明による
ヘッドアップディスプレイ装置の一実施例が示され、こ
のヘッドアップディスプレイ装置は上述した従来の場合
と同様に投射光学系ユニット20およびコンバイナ22
を具備する。本実施例においては、投射光学系ユニット
20は情報光源として蛍光表示管20aと、この蛍光表
示管20aからの光を結像させる結像レンズ系20bと
を備え、そこから射出された情報光Lはコンバイナ22
を介してドライバの眼24に向かわせられ、かくしてド
ライバはその前方背景に虚像VIを観察することにな
る。すなわち、図2に示すように、車両Vを運転するド
ライバDは道路面R上に虚像VIを観察する訳である。
例えば、本実施例では、投射光学系ユニット20および
コンバイナ22は虚像VIが車両から30メートル前方の
箇所に表示されるように構成されると、ドライバは虚像
VIを距離指示像として車間距離の目安として利用する
ことができる。すなわち、例えばドライバが前方の車両
に対して30メートルの車間距離を維持したい場合には、
ドライバDは虚像すなわち距離指示像VIを前方の車両
に道路面R上で接触させるように走行すれば、30メート
ルの車間距離が維持され得ることになり、また前方の車
両に対して40メートルの車間距離を維持したい場合に
は、距離指示像VIを前方の車両から10メートル程離す
ように走行すればよいことになる。本実施例では、虚像
VIを車両から30メートル前方の箇所に表示するにした
が、それとは異なった距離例えば車両から40メートル前
方の箇所に表示するようにしてもよいことは言うまでも
ない。また、図3に示すように、距離指示像VIを車両
から30メートル前方の箇所に表示する場合には、該距離
指示像VIの一部として数値"30"の表示を合わせて行う
ことも好ましく、このようにすれば、ドライバは距離指
示像VIの指示距離が30メートルであることが直ちに認
識し得ることになる。
【0010】上述の実施例では、距離指示像VIとして
水平の長尺像を用いたが、このとき長尺の距離指示像の
横幅を30メートル前方での車両の車幅に一致させること
が好ましい。このように距離指示像VIを車幅指示像と
しても利用した場合には、隘路等での車両の接触事故を
未然に防止することも可能となる。すなわち、距離指示
像VIが前方の隘路箇所で障害物に接触する場合には、
ドライバはその車両が該隘路箇所を通り抜けられないこ
と前もって認識し得ることになる訳である。なお、距離
指示像VIの形態については必ずしも水平の長尺像とす
る必要はなく、例えば図4(a)に示すように矩形状の
形態、あるいは図4(b)に示すように車両を後方から
見た形態であってもよいが、これら形態の距離指示像の
横幅についても車幅に一致させられることが好ましい。
【0011】図4および図5を参照すると、本発明によ
るヘッドアップディスプレイ装置の第2の実施例が示さ
れ、この実施例では、2つの距離指示像が車両の前方で
異なった距離で表示されることが特徴とされる。詳述す
ると、投射光学系ユニット20は情報光源として2つの
蛍光表示管20a1 および20a2 を備え、これら蛍光
表示管20a1 および20a2 から発した光はそれぞれ
互いに異なった波長λ 1 およびλ2 を有する。蛍光表示
管20a1 および20a2 からの光はビームスプリッタ
20cを介して共に結像レンズ系20bに導かれた後に
投射光学系ユニット20からそれぞれ情報光L1 および
2 として射出させられる。コンバイナ22は2つのコ
ンバイナ要素221 および222 からなる複構造とさ
れ、これら双方のコンバイナ要素221 および222
反射特性は異なる。すなわち、コンバイナ要素221
波長λ1 の光に対してだけ反射するような反射特性を持
ち、またコンバイナ222 は波長λ2 の光に対してだけ
反射するような反射特性を持つ。このため情報光L1
コンバイナ要素221 によって直ちに反射されてドライ
バの眼24に向けられ、また情報光L2 はコンバイナ要
素221 を一旦透過した後にコンバイナ222 によって
反射されてドライバの眼24に向けられ、かくしてドラ
イバは前方背景に2つの虚像VI1 およびVI2 をそれ
ぞれ距離指示像として観察し得ることになる。本実施例
では、例えば、図6に示すように、虚像VI1 は車両の
40メートル前方に表示され、また虚像VI2 は車両の20
メートル前方に表示される。
【0012】図5および図6に示す実施例にあっては、
車間距離の目安となる距離指示像が2つ表示されるの
で、先に述べた実施例の場合よりも、適切な車間距離を
一層取り易くなる。例えば、前方の車両に対して30メー
トルの車間距離を維持した場合にはドライバは前方の車
両を2つの距離指示像VI1 およびVI2 の間に位置さ
せるように走行すればよいことになる。図6から明らか
なように、本実施例においても、距離指示像VI1 およ
びVI2 のそれぞれの一部として数値"40"および"20"の
表示を合わせて行うことが好ましい。
【0013】ところで、距離指示像の表示については、
車両の走行中に常に行う必要はなく、例えばインストル
メントパネル上のスイッチの操作によって必要に応じて
距離指示像を表示することが好ましい。また、スイッチ
の操作によって距離指示像を表示する場合でも、かかる
距離指示像が常にドライバの視野に存在することはドラ
イバにとって目障りなものとなるので、適当な時間間隔
で距離指示像を表示することが好ましい。更に、車両が
カーブする際や車両が坂道等を走行する際、距離指示像
の表示はドライバには却って目障りとなるので、その場
合には車幅指示像の表示を行わない方が好ましい。そこ
で、そのような制御手段の一例について以下に説明す
る。
【0014】図7を参照すると、かかる制御手段とし
て、マイクロコンピュータを利用した制御回路26が示
され、それは中央処理装置(CPU)26aと、ヘッド
アップディスプレイ装置の作動プログラム、定数等を記
憶している読出し専用メモリ(ROM)26bと、一時
的なデータ等を記憶する書込み・読出し可能なメモリ
(RAM)26cと、入出力インターフェース(I/
O)26dとを包含する。電源回路28は投射光学系ユ
ニット20の蛍光表示管20aの電源であり、この電源
回路28のオン/オフ制御は制御回路26によって行わ
れる。すなわち、電源回路28にはオン/オフ信号OS
が制御回路26からI/O26dを介して出力され、オ
ン/オフ信号OSが低レベルのとき、電源回路28から
蛍光表示管20aへの電力供給は行われず、オン/オフ
信号OSが高レベルのとき、電源回路28から蛍光表示
管20aへの電力供給が行われる。
【0015】また、図7において、直進度センサ30は
車両の直進度を検出するものであり、その具体的な構成
の一例が図8(a)に示される。詳述すると、直進度セ
ンサ30は車両のハンドルの回転軸Sに装着された発光
ダイオード30aと、この発光ダイオード30aからの
光を検出する光検出器30bとからなり、このとき発光
ダイオード30aは回転軸Sと共に回転変位するのに対
して、光検出器30bは固定位置に設置される。車両が
直進状態にあるとき、発光ダイオード30aは光検出器
30bと整合された状態にあるが、回転軸Sが図8
(b)に示すように反時計方向に角度αだけ回動変位さ
れると、発光ダイオード30aの整合位置から外れて遠
のくことになる。このとき光検出器30bが発光ダイオ
ード30aから受ける受光強度については図9に示すよ
うに次第に減少する。すなわち、発光ダイオード30a
が図8(a)に示すように光検出器30bに対して整合
位置にあるとき、かかる受光強度は最大であるが、発光
ダイオード30aが光検出器30bから遠のけば遠のく
程、その受光強度は減少することになる。したがって、
光検出器30bの出力電圧を検出することにより、車両
の直進度(換言するれば回転度)が検出されることにな
る。
【0016】比較回路32は直進度センサ30からの出
力電圧を所定の閾値電圧と比較して直進度検出信号DS
1を制御回路26に対して出力する。すなわち、直進度
センサ30からの出力電圧が所定の閾値電圧よりも小さ
ければ、直進度検出信号DS1は低レベルに維持され、
直進度センサ30からの出力電圧が所定の閾値電圧を越
えたとき、比較回路32からの直進度検出信号DS1の
出力は低レベルから高レベルに立ち上がることになる。
比較回路32に設定される閾値電圧については、例えば
図9に破線で示す光強度を光検出器30bが検出した際
に直進度センサ30から出力される電圧値とされる。す
なわち、車両が所定の角度以上でカーブした際に直進度
検出信号DS1の出力は低レベルから高レベルに立ち上
がる訳である。
【0017】更に、図7において、傾斜度センサ34は
車両が坂道等を走行する際に車両の傾斜度を検出するも
のであり、その具体的な構成の一例が図10(a)に示
される。詳述すると、傾斜度センサ34は中空の球状ハ
ウジング34aを具備し、この球状ハウジング34a内
には透明な高粘性液体と共に可動半球錘重34bが封入
される。球状ハウジング34aの一部には透明窓34c
が設けられ、車両が水平位置に置かれた際に球状ハウジ
ング34aは透明窓34cが真上となるように該車両に
装着される。傾斜度センサ34は透明窓34cに対して
45度の角度で傾斜して配置されたビームスプリッタ34
dと、このビームスプリッタ34dの上方に配置された
発光ダイオード34eと、ビームスプリッタ34dの側
方に配置された光検出器34fとからなる。なお、球状
ハウジング34aの内壁面にはそこでの光の反射を阻止
するためには黒色の塗料が塗布され、一方可動半球錘重
34bの平坦面は鏡面処理される。車両が水平状態で走
行している間、発光ダイオード34eから発した光はビ
ームスプリッタ34dおよび透明窓34cを透過して可
動半球錘重34bの平坦面に向かい、そこで反射された
後に再び透明窓34cを透過してビームスプリッタ34
dによって光検出器34fに向かって反射させられる。
一方、車両が例えば角度βの勾配を持つ坂道を走行する
場合、球状ハウジング34aは図10(b)に示すよう
に車両と共に水平面に対して角度βだけ傾斜することに
なるが、可動半球錘重34bだけはその傾斜面を水平面
に一致させた状態、すなわち図10(a)と同じ状態の
儘に維持される。この場合、球場ハウジング34aの傾
斜、すなわち車両の傾斜が大きくなればなる程、発光ダ
イオード34eから発して可動半球錘重34bの平坦面
から反射し返される光の量は減少する。すなわち、図1
1に示すように、光検出器34fの受光強度は角度βの
増大に伴って次第に減少する。したがって、光検出器3
0bの出力電圧を検出することにより、車両の傾斜度が
検出されることになる。
【0018】比較回路36は傾斜度センサ34からの出
力電圧を所定の閾値電圧と比較して傾斜度検出信号DS
2を制御回路26に対して出力する。すなわち、傾斜度
センサ34からの出力電圧が所定の閾値電圧よりも小さ
ければ、傾斜度検出信号DS2は低レベルに維持され、
傾斜度センサ34からの出力電圧が所定の閾値電圧を越
えたとき、比較回路36からの直進度検出信号DS2の
出力は低レベルから高レベルに立ち上がることになる。
比較回路36に設定される閾値電圧については、例えば
図11に破線で示す光強度を光検出器32bが検出した
際に傾斜度センサ36から出力される電圧値とされる。
すなわち、車両が所定の角度以上に傾斜した際に傾斜度
検出信号DS2の出力は低レベルから高レベルに立ち上
がる訳である。なお、スイッチ38は車両のインストル
メントパネル上に設けられるものであって、このスイッ
チ38を“オン”すると、図7の制御回路が動作するこ
とになる。
【0019】次に、図12に示す表示作動オン/オフル
ーチンを参照して、本発明によるヘッドアップディスプ
レイ装置の作動について説明する。この表示作動オン/
オフルーチンは所定の時間間隔、例えば10ms毎に実行さ
れる割込みルーチンであり、その実行開始はスイッチ3
8の“オン”によって行われる。ステップ1201で
は、フラグFが“0”であるか否かが判断される。初期
状態では、F=0であるから、ステップ1202に進
み、そこでカウンタCが+1だけカウントアップされる
(なお、初期状態では、C=0)。次いで、ステップ1
203に進み、そこでカウンタCのカウント数が2000以
下であるか否かが判断される。このときC≦2000である
ので、ステップ1204に進み、そこで比較回路32か
らの直進度検出信号DS1の出力が低レベル(L)か高
レベル(H)であるかが判断される。もし直進度検出信
号DS1の出力が低レベル(L)であれば、すなわち車
両が直進状態にあれば、ステップステップ1205に進
み、そこで比較回路36からの傾斜度検出信号DS2の
出力が低レベル(L)か高レベル(H)であるかが判断
される。もし傾斜度検出信号DS2の出力が低レベル
(L)であれば、すなわち車両が水平状態にあれば、ス
テップステップ1206に進み、そこで電源回路28へ
のオン/オフ信号OSが低レベル(L)から高レベル
(H)にされ、かくして電源回路28から蛍光表示管2
0aへの電力供給が行われて距離指示像の表示が行われ
る。ここでルーチンは一旦終了するが、その後10ms毎に
ルーチンは実行される。
【0020】ルーチンが10ms毎に実行される間、ステッ
プ1202ではカウンタCのカウント数は+1ずつ加算
されるが、そのカウント数が2000に到達するまでは、す
なわち20秒が経過するまでは、ステップ1202からス
テップ1204に進むことになる。この間にもしステッ
プ1204で直進度検出信号DS1の出力が高レベルで
ある判断されると、すなわち車両がカーブ状態にあると
判断されると、ステップ1207に進み、そこで電源回
路28へのオン/オフ信号OSが低レベルに戻され、こ
れにより電源回路28から蛍光表示管20aへの電力供
給が停止されて、距離指示像の表示が消される。また、
ステップ1204で直進度検出信号DS1の出力が低レ
ベルであると判断されても、ステップ1205で傾斜度
検出信号DS2の出力が高レベルであると判断される
と、すなわち車両が傾斜状態にあると判断されると、ス
テップ1207に進み、そこで距離指示像の表示が消さ
れる。要するに、ドライバにとって距離指示像の表示が
目障りとなる車両のカーブ時あるいは傾斜時には、ドラ
イバの前方背景から距離指示像が消滅させられる訳であ
る。
【0021】ステップ1202でカウント数が2000に到
達すると、すなわち電源スイッチ38の“オン”から20
秒が経過すると、ステップ1203からステップ120
8に進み、そこでカウンタCがクリアされ、次いでステ
ップ1209でフラグFが“0”から“1”に書き換え
られた後ルーチンは一旦終了する。10ms後にルーチンが
実行されたとき、F=1とされているので、ステップ1
201から1210に進み、そこでカウンタCが+1だ
けカウントアップされ、次いでステップ1211に進
み、そこでカウンタCのカウント数が30000 以下である
か否かが判断される。このときC≦30000 であるので、
ステップ1207に進み、そこで電源回路28へのオン
/オフ信号OSが低レベルに戻され、これにより電源回
路28から蛍光表示管20aへの電力供給が停止され
て、距離指示像の表示が消された後、ルーチンは一旦終
了する。その後10ms毎にルーチンが実行されるが、ステ
ップ1210でカウンタCのカウント数は+1ずつ加算
されるだけであり、カウント数が30000 に到達するまで
は、すなわち5分経過するまでは、距離指示像の表示は
消された儘とされる。
【0022】ステップ1211でカウンタCのカウント
数が30000 を越えると、すなわち5分経過すると、ステ
ップ1211からステップ1212に進み、そこでカウ
ントCはクリアされ、次いでステップ1213でフラグ
Fが“1”から“0”に書き換えられた後ルーチンは一
旦終了する。10ms後にルーチンが実行されたとき、F=
0とされているので、ステップ1201からステップ1
202に進み、上述した動作が繰り返されることにな
る。
【0023】本発明によるヘッドアップディスプレイ装
置を以上に述べたような態様で制御すれば、必要に応じ
て距離指示像の表示を行うことができるだけでなく、距
離指示像の表示を所定の時間間隔で行うことも可能であ
る。また、距離指示像の表示がドライバにとって却って
目障りとなる車両のカーブ時あるいは傾斜時にはかかる
車幅指示像の表示を消すことも可能である。
【0024】図13ないし図20を参照すると、本発明
によるヘッドアップディスプレイ装置の第3の実施例が
示され、この実施例では距離指示像の表示距離が車両の
速度に応じて変化させられることが特徴とされる。すな
わち、本実施例では、以下に詳述するように、距離指示
像の表示距離が車両の速度に応じて変えられ、その距離
指示像を前方の車両に道路面上で一致させるように運転
すれば、所定の車間距離が維持されることになる。
【0025】図13に示す実施例では、投射光学系ユニ
ット20は結像レンズ系20bにはズーム機能が与えら
れ、このズーム機能により、距離指示像の表示位置が例
えば車両の前方20メートルの箇所と60メートルの箇所と
の間で可変とされる。また、本実施例では、例えば、車
両の時速が30kmに到達するまで、距離指示像の表示位置
は車両の前方20メートルの箇所に維持され、車両の時速
が30kmから100km に増大する間、その速度増加に伴って
距離指示像の表示位置が車両の前方20メートルの箇所か
ら60メートルの箇所まで次第に変化させられ、車両の時
速が100km 以上となった際には距離指示像の表示位置は
車両の前方60メートルの箇所に維持されることにする。
このような距離指示像の表示位置制御を達成するための
制御手段の一例について以下に説明する。
【0026】図14を参照すると、かかる制御手段とし
て、マイクロコンピュータを利用した制御回路40が示
され、それは図7の場合と同様に中央処理装置(CP
U)40aと、投射光学系ユニット20のズーム機構の
作動プログラム、定数等を記憶している読出し専用メモ
リ(ROM)40bと、一時的なデータ等を記憶する書
込み・読出し可能なメモリ(RAM)40cと、入出力
インターフェース(I/O)40dとを包含する。ズー
ム機構駆動モータ42は投射光学系ユニット20のズー
ム機構を駆動するためのものであり、例えばパルスモー
タが用いられる。パルス発生回路44はズーム機構駆動
モータすなわちパルスモータ42を駆動させるための駆
動回路であり、この駆動回路には制御回路40から駆動
信号PSが出力され、駆動信号PSが低レベル(L)か
ら高レベル(H)に立ち上がると、パルス発生回路44
から駆動パルスがズーム機構駆動モータ42に対して出
力され、これによりズーム機構駆動モータ42が回転駆
動させられることになる。逆相パルス発生回路46はパ
ルス発生回路44からの駆動パルスの相を逆転させてズ
ーム機構駆動用モータ42の正逆回転を制御させるため
の回路である。逆相パルス発生回路46には制御回路4
0から切換信号RSが出力され、この切換信号RSが低
レベル(L)から高レベル(H)に立ち上がると、パル
ス発生回路44からの駆動パルスの相を逆転させて、ズ
ーム機構駆動モータ42の回転駆動が順方向から逆方向
に変えられる。すなわち、駆動信号PSが高レベルでか
つ切換信号RSが低レベルであるとき、ズーム機構駆動
モータ42は順方向に回転駆動され、駆動信号PSおよ
び切換信号RSが共に高レベルであるとき、ズーム機構
駆動モータ42は逆方向に回転駆動されることになる。
【0027】また、図14において、車速センサ48は
車両の速度を検出するためのものであり、その具体的な
構成の一例が図15に示される。詳述すると、車速セン
サ48は複数の磁石片を所定の周囲間隔で保持する磁石
ホィール48aと、各磁石片の通過をパルス信号として
検出するコイル部42bとからなる。磁石ホィール48
aは車両の車軸と共に回転するように設けられ、このた
め車両の速度が増大するればする程、コイル部48bで
検出されるパルス信号の周波数は高くなる。このような
連続的なパルス信号はパルス周期計数回路50に出力さ
れ、このパルス周期計数回路50から出力される信号が
車速データSDとして制御回路40に取り込まれる。
【0028】更に、図14において、表示位置センサ5
2は結像レンズ系20bのズーム機能によって距離指示
像の表示位置が変更された際にその表示位置を検出する
ためのものであり、その具体的な構成の一例が図16に
示される。表示位置センサ52は差動トランスとして構
成され、この作動トランス52は筒状絶縁体(図示され
ない)内に配置された可動コア52aと、該筒状絶縁体
の周囲に巻かれた一次コイル52bと、その上に更に巻
かれた二次コイル52cとから構成され、二次コイル5
2cは巻き線方向が逆になった2つの二次コイル部分5
2c1 および52c2 からなる。一次コイル52bに交
流信号を印加すると、二次コイル52cの端子間の誘起
電圧が可動コア52aの位置に応じて変化する。可動コ
ア52aを結像レンズ系20bのズーム機構の可動部に
連結させてその位置を検出することによって距離指示像
の表示位置を検出することが可能である。というのは、
可動コア52aを結像レンズ系20bのズーム機構の可
動部の変位量と距離指示像の表示位置との間には相関関
係が存在するからである。したがって、作動トランス5
2の二次コイル52cの端子間の誘起電圧と距離指示像
(虚像VI)との間には図17のグラフに示すような関
係を得ることが可能である。すなわち、図17のグラフ
において、その縦軸は作動トランス52の二次コイル5
2cの端子間の誘起電圧Vp を示し、その横軸はと距離
指示像の表示位置を示す。すなわち、誘起電圧Vp がV
20ボルトであるとき、虚像VIの表示位置が車両の前方
20メートルであり、誘起電圧Vp がV60ボルトであると
き、虚像VIの表示位置が車両の前方60メートルとな
る。表示位置センサすなわち作動トラス52の検出電圧
p はA/D変換器54を介して制御回路40に取り込
まれる。なお、スイッチ56は車両のインストルメント
パネル上に設けられるものであって、このスイッチ56
を“オン”すると、図14の制御回路が動作することに
なる。
【0029】上述したように、本実施例では、車両の時
速が30kmに到達するまで、距離指示像の表示位置は車両
の前方20メートルの箇所に維持され、車両の時速が30km
から100km に増大する間、その速度増加に伴って距離指
示像の表示位置が車両の前方20メートルの箇所から60メ
ートルの箇所まで次第に変化させられ、車両の時速が10
0km 以上となった際には距離指示像の表示位置は車両の
前方60メートルの箇所に維持されるのであるから、車両
の時速が30km以下のときは表示位置センサ52からの出
力電圧Vp がV20ボルトとなるようにズーム機構駆動モ
ータ42を制御し、車両の時速が30km以上に増大された
際には表示位置センサ52からの出力電圧Vp がV60
ルトに向かって増大するようにズーム機構駆動モータ4
2を制御し、車両の時速が100km 以上となったときは表
示位置センサ52からの出力電圧Vp がV60ボルトとな
るようにズーム機構駆動モータ42を制御すればよいこ
とが分かる。本実施例では、車速センサ48によって検
出された車速(時速)は図18のグラフに示す関係に従
って電圧VS に変換される。要するに、図18のフラグ
によって得られた変換電圧VS に表示位置センサ52か
らの出力電圧Vp を一致させるようにズーム機構駆動モ
ータ42を制御することにより、車両の速度に応じた位
置に距離指示像を表示し得ることになる。
【0030】図19のズーム機構制御ルーチンを参照し
て、投射光学系ユニット20のズーム機構の作動を説明
する。なお、このズーム機構制御ルーチンは例えば4ms
毎に実行される割込みルーチンとされる。先ず、ステッ
プ1901では、パルス周期計数回路50から車速デー
タDSが取り込まれ、次いでステップ1902では、図
18のグラフに基づいて作成された一次元マップから車
速データDSをパラメータとして変換電圧VS が求めら
れ、このデータは一旦RAM40cに格納される。ステ
ップ1903では、A/D変換器54から距離指示像の
表示位置データVp が取り込まれ、次いでステップ19
04では、以下の演算が行われる。
【0031】ΔV←VS −Vp この差ΔVは検出車速時で距離指示像が表示されるべき
表示位置と実際に距離指示像が表示されている表示位置
とのずれ量を示す。ステップ1905では、差ΔVが
“0”であるか否かが判断され、もしΔV≠0であれ
ば、すなわち検出車速時で距離指示像が表示されるべき
表示位置と実際に距離指示像が表示されている表示位置
との間のずれ量が存在する場合には、ステップ1906
に進み、そこでΔVが正であるか負であるかが判断され
る。もしΔV>0であれば、すなわちステップ1907
に進み、そこで駆動信号PSが低レベル(L)から高レ
ベル(H)にされ、次いでステップ1908では、切換
信号RSは初期状態すなわち低レベル(L)の儘とさ
れ、これによりズーム機構駆動モータ42は差ΔVを縮
めるべく順方向に回転駆動させられ、その後ルーチンは
一旦終了する。
【0032】4ms経過毎にルーチンは繰り返し実行され
るが、差ΔVが0以上である限り、ズーム機構駆動モー
タ42の順方向への回転駆動が持続される。ステップ1
905で差ΔVが“0”に等しいと判断された場合に
は、ステップ1909に進み、そこで駆動信号PSは低
レベルに戻され、次いでステップ1910では、切換信
号RSは低レベルの儘とされ、これによりズーム機構駆
動モータ42の駆動は停止される。言うまでもなく、こ
のときは検出車速時で距離指示像が表示されるべき表示
位置と実際に距離指示像が表示されている表示位置との
間のずれ量は“0”とされるので、ズーム機構駆動モー
タ42を駆動させる必要はない。
【0033】一方、ステップ1905で差ΔVが負であ
ると判断された場合には、ステップ1911に進み、そ
こでステップ1911に進み、そこで駆動信号PSは低
レベルから高レベルとされ、次いでステップ1912で
は、切換信号RSは低レベルから高レベル(H)にさ
れ、これによりズーム機構駆動モータ42は差ΔVを縮
めるべく逆方向に回転駆動させられる。
【0034】かくして、車両の車速に応じて適正な位置
に距離指示像は車間距離指示像として表示され得ること
になる。なお、ここで注目すべき点は、図18から明ら
かなように、車両の時速が30km以下のときは、その変換
電圧VS は常にV20とされるので、距離指示像は車両の
前方20メートルに表示され、また車両の時速が100km以
上のときは、その変換電圧VS は常にV60とされるの
で、距離指示像は車両の前方60メートルに表示されると
いうことである。
【0035】詳述の実施例でも用いられた種々のセンサ
等についてはその他の代換物と置き換え得ることは明ら
かであろう。また、上述の第3の実施例において、図7
に示した制御手段を組み込んで距離指示像の表示に対す
る消滅を図12の場合と同様な態様で制御し得ることが
理解されるべきである。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるヘッドアップディスプレイ装置を用いれば、ドラ
イバは距離指示像によって前方の車両から適正な車間距
離を維持し得るので、追突事故の発生の防止に大きく寄
与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドアップディスプレイ装置の
一実施例を示す概略図である。
【図2】図1のヘッドアップディスプレイ装置を用いて
距離指示像を表示した際の該距離指示像と車両との位置
関係を示す概略図である。
【図3】図1のヘッドアップディスプレイ装置によって
表示された距離指示像をドライバ側から観察した状態を
示す具体図である。
【図4】距離指示像の具体的形態の変形例を示す概略図
である。
【図5】本発明によるヘッドアップディスプレイ装置の
第2の実施例を示す概略図である。
【図6】図5のヘッドアップディスプレイ装置によって
表示された距離指示像をドライバ側から観察した状態を
示す具体図である。
【図7】本発明によるヘッドアップディスプレイ装置の
制御手段の一例を示すブロック図である。
【図8】図7のブロック図に用いられる車両の直進度セ
ンサの具体例を示す概略図である。
【図9】図8の直進度センサの検出特性を示すグラフで
ある。
【図10】図7のブロック図に用いられる車両の傾斜度
センサの具体例を示す概略図である。
【図11】図8の傾斜度センサの検出特性を示すグラフ
である。
【図12】本発明によるヘッドアップディスプレイ装置
の表示作動のオン/オフ制御を説明するルーチンであ
る。
【図13】本発明によるヘッドアップディスプレイ装置
の第3の実施例を示す概略図である。
【図14】図13のヘッドアップディスプレイ装置の制
御手段の一例を示すブロック図である。
【図15】図14のブロック図に用いられる車速センサ
の具体例を示す概略図である。
【図16】図14のブロック図に用いられる表示位置セ
ンサの具体例を示す概略図である。
【図17】図16の表示位置センサの出力電圧と距離指
示像の表示位置との関係を示すグラフである。
【図18】図15の車速センサからの車速データを電圧
に変換するための変換特性を示すグラフである。
【図19】本発明によるヘッドアップディスプレイ装置
の投射光学系ユニットに組み込まれたズーム機構の作動
制御を説明するルーチンである。
【図20】従来の車両用ヘッドアップディスプレイ装置
の一例を示す概略図である。
【図21】従来の車両用ヘッドアップディスプレイ装置
の別の例を示す概略図である。
【符号の説明】
10…フロントウインド 12…投射光学系ユニット 14…コンバイナ 16…眼 18…虚像 20…投射光学系ユニット 20a…蛍光表示管 20b…結像レンズ系 22…コンバイナ 24…眼 26…制御回路 28…電源回路 30…直進度センサ 32…比較回路 34…傾斜度センサ 36…比較回路 38…電源スイッチ 40…制御回路 42…ズーム機構駆動モータ 44…パルス発生回路 46…逆相パルス発生回路 48…車速センサ 50…パルス周期計数回路 52…表示位置センサ 54…A/D変換器 56…電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富田 順二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報光を投射する投射光学系ユニット
    (20)と、該情報光を外界からの背景光と重ねて背景
    視野内に情報像を表示させるコンバイナ(22)とから
    なる車両用のヘッドアップディスプレイ装置において、 前記投射光学系ユニット(20)と前記コンバイナ(2
    2)とが車両の進行方向に車間距離の目安となる少なく
    とも1つの距離指示像(VI)を表示するように構成さ
    れることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のヘッドアップディスプ
    レイ装置において、前記距離指示像(VI)の横幅がそ
    の距離での車幅に一致させられて車幅表示像としても機
    能させられることを特徴とするヘッドアップディスプレ
    イ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のヘッドアップ
    ディスプレイ装置において、車両の直進度を検出する直
    進度センサ(30)と、該車両が予め決められた程度以
    上でカーブしたことが前記直進度センサ(30)によっ
    て検出された際に前記投射光学系ユニットの表示作動を
    停止させるように制御する制御手段(26)とが設けら
    れることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のヘッドアップディスプ
    レイ装置において、更に、車両の傾斜度を検出する傾斜
    度センサ(34)と、該車両が予め決められた程度以上
    で傾斜されたことが前記傾斜度センサ(34)によって
    検出された際に前記投射光学系ユニット(20)の表示
    作動を停止させるように制御する制御手段(26)が設
    けられることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載のヘッドアップディスプレイ装置において、前
    記投射光学系ユニット(20)がズーム機構(20b)
    を備え、前記距離表示像の表示位置を車両の速度に応じ
    て変更させるべく前記投射光学系ユニットのズーム機構
    を制御する制御手段(40)が設けられることを特徴と
    するヘッドアップディスプレイ装置。
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