JPH0585115B2 - - Google Patents
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- JPH0585115B2 JPH0585115B2 JP11411186A JP11411186A JPH0585115B2 JP H0585115 B2 JPH0585115 B2 JP H0585115B2 JP 11411186 A JP11411186 A JP 11411186A JP 11411186 A JP11411186 A JP 11411186A JP H0585115 B2 JPH0585115 B2 JP H0585115B2
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- circuit
- signal
- pal
- phase
- secam
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- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000009420 retrofitting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、テレビジヨン受像機、特にSECAM
信号とPAL信号を受像できるようにしたデユア
ルタイプのカラーテレビジヨン受像機に関する。
信号とPAL信号を受像できるようにしたデユア
ルタイプのカラーテレビジヨン受像機に関する。
(ロ) 従来の技術
最近のテレビジヨン受像機では、後付けでデユ
アル受像機に変更できるようにする等の目的で、
SECAM用のカラー信号処理回路をPAL用のそれ
とは別個に設けずず、SECAMカラー信号をPAL
カラー信号に変換し、PAL用のカラー信号処理
回路でカラー復調再生等を行なうようにしたもの
である。この場合に使用するSECAM/PAL変換
用のICとして、フイリツプス社のTDA3592Aが
あり、その詳細については1986年1月29日付で発
行された同社の“Laboratory Report”のNo.
ETV8602に紹介されている。
アル受像機に変更できるようにする等の目的で、
SECAM用のカラー信号処理回路をPAL用のそれ
とは別個に設けずず、SECAMカラー信号をPAL
カラー信号に変換し、PAL用のカラー信号処理
回路でカラー復調再生等を行なうようにしたもの
である。この場合に使用するSECAM/PAL変換
用のICとして、フイリツプス社のTDA3592Aが
あり、その詳細については1986年1月29日付で発
行された同社の“Laboratory Report”のNo.
ETV8602に紹介されている。
第3図は上記ICを使用したSECAM/PAL変
換回路の概略構成を表わしている。同図に於い
て、ベルフイルタ1で周波数補正されたSECAM
カラー信号がIC2内のFM復調回路3にそのまゝ
入力され、ここで復調されてR−Y、B−Y線順
次の信号が得られる。そして、この信号のR−
Y、B−Y期間の各直流レベルがクランプ回路4
で揃えられ、且つ、バーストパルス発生回路5か
らのバーストパルスが各水平ブランキング期間に
挿入されて、PAL用変調回路6に送られる。こ
の変調回路6は、CW(搬送波)発振回路7から
の互に90゜の位相差をもつ4.43MHzの第1第2CW
信号を得て、バーストパルスが挿入された前記線
順次信号の位相変調を行なう。その際、この線順
次信号のB−Y期間では色差信号部分は第1CW
信号を用いて、且つバーストパルス部分は第
1CW信号を180゜反転した信号を用いてそれぞれ変
調され、R−Y期間の色差信号部分及びバースト
パルス部分は共に第2CW信号を用いて変調され
るので、その出力信号は第4図のAとなる。そし
て、この出力信号Aをレベル調整用の可変抵抗器
VR2を通したものBと、1H遅延線11を通して
得た信号Cとが、マトリツクス回路9でベクトル
合成される。その際、フリツプ・フロツプ8の出
力によつてR−Y信号の位相が交互に反転されて
合成されるので、このマトリツクス回路9から
PAL信号形式に変換されたカラー信号Dが得ら
れる訳である。
換回路の概略構成を表わしている。同図に於い
て、ベルフイルタ1で周波数補正されたSECAM
カラー信号がIC2内のFM復調回路3にそのまゝ
入力され、ここで復調されてR−Y、B−Y線順
次の信号が得られる。そして、この信号のR−
Y、B−Y期間の各直流レベルがクランプ回路4
で揃えられ、且つ、バーストパルス発生回路5か
らのバーストパルスが各水平ブランキング期間に
挿入されて、PAL用変調回路6に送られる。こ
の変調回路6は、CW(搬送波)発振回路7から
の互に90゜の位相差をもつ4.43MHzの第1第2CW
信号を得て、バーストパルスが挿入された前記線
順次信号の位相変調を行なう。その際、この線順
次信号のB−Y期間では色差信号部分は第1CW
信号を用いて、且つバーストパルス部分は第
1CW信号を180゜反転した信号を用いてそれぞれ変
調され、R−Y期間の色差信号部分及びバースト
パルス部分は共に第2CW信号を用いて変調され
るので、その出力信号は第4図のAとなる。そし
て、この出力信号Aをレベル調整用の可変抵抗器
VR2を通したものBと、1H遅延線11を通して
得た信号Cとが、マトリツクス回路9でベクトル
合成される。その際、フリツプ・フロツプ8の出
力によつてR−Y信号の位相が交互に反転されて
合成されるので、このマトリツクス回路9から
PAL信号形式に変換されたカラー信号Dが得ら
れる訳である。
なお、IC2内の回路7はFM復調回路3から出
力される前記線順次信号のR−Y期間とB−Y期
間のレベル差を検出して前記フリツプ・フロツプ
8の反転動作が正常になるよう制御するID回路
である。
力される前記線順次信号のR−Y期間とB−Y期
間のレベル差を検出して前記フリツプ・フロツプ
8の反転動作が正常になるよう制御するID回路
である。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
ところで、第3図の回路では、SECAM信号を
PAL信号に変換するために、CW発振回路10用
の水晶振動子X1や1H遅延線11等が、PALカラ
ー信号処理回路内に設けられるそれらとは別個に
必要となる。このため、SECAM/PALデユアル
タイプの受像機を実現する際に、その分だけコス
トアツプになると云う欠点があつた。
PAL信号に変換するために、CW発振回路10用
の水晶振動子X1や1H遅延線11等が、PALカラ
ー信号処理回路内に設けられるそれらとは別個に
必要となる。このため、SECAM/PALデユアル
タイプの受像機を実現する際に、その分だけコス
トアツプになると云う欠点があつた。
そこで、本発明は上記の点に留意してなされた
ものであり、PAL用のカラー信号処理回路とは
別個に上記のCW発振回路や1H遅延回路を設け
ることなく、SECAM信号をPAL用の処理回路で
カラー復調再生できるようにしたデユアル型のカ
ラーテレビジヨン受像機を安価に実現することを
目的とする。
ものであり、PAL用のカラー信号処理回路とは
別個に上記のCW発振回路や1H遅延回路を設け
ることなく、SECAM信号をPAL用の処理回路で
カラー復調再生できるようにしたデユアル型のカ
ラーテレビジヨン受像機を安価に実現することを
目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明のカラーテレビジヨン受像機は、
SECAM放送受信時にそのSECAMの搬送カラー
信号を直接復調して得たR−Y、B−Y線順次信
号中のB−Y、R−Y各信号を互いに90゜の位相
差をもつ第1第2CW信号でそれぞれ位相変調す
る際に、その第1第2CW信号をPALカラー信号
処理回路用の可変制御発振回路を固定周波数発振
動作に切換えて該発振回路から取り出すと共に、
PALカラー信号処理回路内に設けられたR−Y、
B−Y分離用の加減算回路のうち、加算回路の出
力がR−Y用、B−Y用の各復調回路に導かれ、
且つ、そのR−Y用復調回路に供給するCW信号
の1H毎の位相反転動作を停止させるよう切換え
た状態で、このPALカラー信号処理回路に前記
位相変調後の線順次信号が入力されるように構成
した。
SECAM放送受信時にそのSECAMの搬送カラー
信号を直接復調して得たR−Y、B−Y線順次信
号中のB−Y、R−Y各信号を互いに90゜の位相
差をもつ第1第2CW信号でそれぞれ位相変調す
る際に、その第1第2CW信号をPALカラー信号
処理回路用の可変制御発振回路を固定周波数発振
動作に切換えて該発振回路から取り出すと共に、
PALカラー信号処理回路内に設けられたR−Y、
B−Y分離用の加減算回路のうち、加算回路の出
力がR−Y用、B−Y用の各復調回路に導かれ、
且つ、そのR−Y用復調回路に供給するCW信号
の1H毎の位相反転動作を停止させるよう切換え
た状態で、このPALカラー信号処理回路に前記
位相変調後の線順次信号が入力されるように構成
した。
(ホ) 作用
上記構成により、前記位相変調された線順次信
号がPALカラー信号処理回路内の前記遅延回路
と加減算回路によつてR−Y、B−Y同時信号に
変換されたのち、上記カラー信号処理回路内のR
−Y、B−Y各復調回路でカラー復調再生され
る。
号がPALカラー信号処理回路内の前記遅延回路
と加減算回路によつてR−Y、B−Y同時信号に
変換されたのち、上記カラー信号処理回路内のR
−Y、B−Y各復調回路でカラー復調再生され
る。
(ヘ) 実施例
第1図は本発明の一実施例を示しており、以
下、この実施例を第2図を参照しながら説明する
が、前述の第3図と同一部分には同じ番号を付し
て説明を援用する。
下、この実施例を第2図を参照しながら説明する
が、前述の第3図と同一部分には同じ番号を付し
て説明を援用する。
第1図の回路は、大別するとSECAM/PAL変
換部SCとPAL(カラー信号)処理部PPとからな
り、上記変換部SC内の回路1〜8は何れも第3
図と同一構成のものであるが、変調回路6に供給
される第1第2CW信号C1,C2は後述する可変制
御発振器の出力信号及びこれを90゜移相回路12
で90゜進相させたものを使用している。また、上
記変調回路6の後段にはその出力ラインl1と、
SECAMまたはPALのカラー複合映像信号が導入
される入力端子Tへの直結ラインl2とを切換える
第1切換回路13が設けられ、この切換回路が、
ID回路7の出力信号を得て動作するPAL/
SECAM判別回路14の出力によつて切換えられ
る構成となつている。
換部SCとPAL(カラー信号)処理部PPとからな
り、上記変換部SC内の回路1〜8は何れも第3
図と同一構成のものであるが、変調回路6に供給
される第1第2CW信号C1,C2は後述する可変制
御発振器の出力信号及びこれを90゜移相回路12
で90゜進相させたものを使用している。また、上
記変調回路6の後段にはその出力ラインl1と、
SECAMまたはPALのカラー複合映像信号が導入
される入力端子Tへの直結ラインl2とを切換える
第1切換回路13が設けられ、この切換回路が、
ID回路7の出力信号を得て動作するPAL/
SECAM判別回路14の出力によつて切換えられ
る構成となつている。
一方、前記PAL処理部PPは、先の第1切換回
路13の出力ラインl3に接続されたカラー信号抽
出用のバンドパスアンプ15、そのカラー信号中
の色差信号とバーースト信号とを分離して導出す
るゲート回路16、上記色差信号のR−Y、B−
Y分離用の1H遅延回路17と加減算回路18,
19、B−Y復調回路20とR−Y復調回路2
1、カラーマトリツクス回路22、4.43MHzの可
変制御発振回路23、この発振器から得る第1第
3CW信号C1,C3(C3はC1よりも90゜進んでいる。)
の一方C3を入力とするPALスイツチ24、この
PALスイツチ24の駆動用のフリツプ・フロツ
プ25を備えているが、これらは従来のPAL受
像機に採用されているものと同じである。
路13の出力ラインl3に接続されたカラー信号抽
出用のバンドパスアンプ15、そのカラー信号中
の色差信号とバーースト信号とを分離して導出す
るゲート回路16、上記色差信号のR−Y、B−
Y分離用の1H遅延回路17と加減算回路18,
19、B−Y復調回路20とR−Y復調回路2
1、カラーマトリツクス回路22、4.43MHzの可
変制御発振回路23、この発振器から得る第1第
3CW信号C1,C3(C3はC1よりも90゜進んでいる。)
の一方C3を入力とするPALスイツチ24、この
PALスイツチ24の駆動用のフリツプ・フロツ
プ25を備えているが、これらは従来のPAL受
像機に採用されているものと同じである。
また、このPAL処理部PP内には、前記ゲート
回路16から導出されるバースト信号を前記発振
器25からの第1CW信号C1で位相検波して動作
するACC兼カラーキラー回路26、上記ゲート
回路16からのバースト信号を前記PALスイツ
チ24を通つたCW信号で位相検波して動作する
ID回路27、及び前記ゲート回路16からのバ
ースト信号を前記第1CW信号C1で位相検波し、
その出力に応じて可変制御発振器23の位相を制
御するAPC回路28を備えており、これらも従
来のものと何等変らないが、ここでは次の各構成
を特徴としている。先ず第1の点は前記APC回
路28からの制御電圧と一定の直流圧E0とを前
記PAL/SECAM判別回路14の出力に応じて動
作する第2切換回路29によつて切換えるように
した点であり、次に第2の点は前記加減算回路1
8,19とR−Y用復調回路21との間に第3切
換回路30を設け、この切換回路を上記判別回路
14の出力に応じて切換えるようにした点であ
る。また、第3の点はPALスイツチ24を1H毎
に切換えるフリツプ・フロツプ25の反転動作
を、上記判別回路14からSECAM判別出力を得
たときに停止させて、このPALスイツチ24か
ら出力されるCW信号の位相を固定するようにし
た点である。
回路16から導出されるバースト信号を前記発振
器25からの第1CW信号C1で位相検波して動作
するACC兼カラーキラー回路26、上記ゲート
回路16からのバースト信号を前記PALスイツ
チ24を通つたCW信号で位相検波して動作する
ID回路27、及び前記ゲート回路16からのバ
ースト信号を前記第1CW信号C1で位相検波し、
その出力に応じて可変制御発振器23の位相を制
御するAPC回路28を備えており、これらも従
来のものと何等変らないが、ここでは次の各構成
を特徴としている。先ず第1の点は前記APC回
路28からの制御電圧と一定の直流圧E0とを前
記PAL/SECAM判別回路14の出力に応じて動
作する第2切換回路29によつて切換えるように
した点であり、次に第2の点は前記加減算回路1
8,19とR−Y用復調回路21との間に第3切
換回路30を設け、この切換回路を上記判別回路
14の出力に応じて切換えるようにした点であ
る。また、第3の点はPALスイツチ24を1H毎
に切換えるフリツプ・フロツプ25の反転動作
を、上記判別回路14からSECAM判別出力を得
たときに停止させて、このPALスイツチ24か
ら出力されるCW信号の位相を固定するようにし
た点である。
次に斯る実施例の動作を説明すると、SECAM
放送受信時には先ずPAL/SECAM判別回路14
の出力によつて第2切換回路29が図示の状態に
切換わるので、発振回路23は4.43MHzの固定周
波数発振器として動作し、その一定位相の第
1CW信号C1がSECAM/PAL変換部SCに導か
れ、この第1CW信号C1及びこれを90゜移相回路1
2によつて90゜進相させた第2CW信号C2がPAL用
の位相変調回路6に与えられる。そしてこの変調
回路はB−Y信号部分に対しては第3図の場合と
同様に第1CW信号C1を用いて変調し、R−Y信
号部分に対しては第3図の場合と同様に第2CW
信号C2を用いて変調するが、バーストパルス部
分は第3図の場合とはことなり常に(即ち、B−
Y期間でもR−Y期間でも)第1CW信号C1の位
相反転出力を用いて変調するようになつている。
それによつて、この変調回路6の出力ラインl2に
は、第2図Eの如きカラー信号が得られる。
放送受信時には先ずPAL/SECAM判別回路14
の出力によつて第2切換回路29が図示の状態に
切換わるので、発振回路23は4.43MHzの固定周
波数発振器として動作し、その一定位相の第
1CW信号C1がSECAM/PAL変換部SCに導か
れ、この第1CW信号C1及びこれを90゜移相回路1
2によつて90゜進相させた第2CW信号C2がPAL用
の位相変調回路6に与えられる。そしてこの変調
回路はB−Y信号部分に対しては第3図の場合と
同様に第1CW信号C1を用いて変調し、R−Y信
号部分に対しては第3図の場合と同様に第2CW
信号C2を用いて変調するが、バーストパルス部
分は第3図の場合とはことなり常に(即ち、B−
Y期間でもR−Y期間でも)第1CW信号C1の位
相反転出力を用いて変調するようになつている。
それによつて、この変調回路6の出力ラインl2に
は、第2図Eの如きカラー信号が得られる。
前記変調後の出力信号Eは図示の状態にある第
1切換回路13を通つてPAL処理部PP内のバン
ドパスフイルタ15に入力され、ゲート回路16
でバースト信号が除去された第2図Fの信号とし
て導出され、この信号Fが1H遅延回路17と加
減算回路18,19に入力され、従つて、その各
出力はそれぞれ第4図G,H,Iとなる。
1切換回路13を通つてPAL処理部PP内のバン
ドパスフイルタ15に入力され、ゲート回路16
でバースト信号が除去された第2図Fの信号とし
て導出され、この信号Fが1H遅延回路17と加
減算回路18,19に入力され、従つて、その各
出力はそれぞれ第4図G,H,Iとなる。
ここでSECAM放送受信時は前記判別回路14
の出力によつて第3切換回路30が図示の状態に
切換えられているので、上記加算回路18の出力
HだけがB−Y用、R−Y用の各復調回路20,
21に入力される。また、このときプリツプ・フ
ロツプ25は上記判別回路14の出力によつて、
PALスイツチ24から第3CW信号C3(=C2)がそ
のまゝの位相で導出されるモードになるよう保持
されている。従つて、B−Y復調回路20には、
その入力信号H中のB−Y信号の位相に一致する
第1CW信号C1が与えられ、R−Y用復調回路2
1には上記信号H中のR−Y信号の位相に一致す
る第3CW信号C3=C2が与えられるので、この各
復調回路20,21からそれぞれB−Y信号及び
R−Y信号が復調される。そして、このB−Y、
R−Y各信号を得てマトリツクス回路22でG−
Y信号が作成される訳である。
の出力によつて第3切換回路30が図示の状態に
切換えられているので、上記加算回路18の出力
HだけがB−Y用、R−Y用の各復調回路20,
21に入力される。また、このときプリツプ・フ
ロツプ25は上記判別回路14の出力によつて、
PALスイツチ24から第3CW信号C3(=C2)がそ
のまゝの位相で導出されるモードになるよう保持
されている。従つて、B−Y復調回路20には、
その入力信号H中のB−Y信号の位相に一致する
第1CW信号C1が与えられ、R−Y用復調回路2
1には上記信号H中のR−Y信号の位相に一致す
る第3CW信号C3=C2が与えられるので、この各
復調回路20,21からそれぞれB−Y信号及び
R−Y信号が復調される。そして、このB−Y、
R−Y各信号を得てマトリツクス回路22でG−
Y信号が作成される訳である。
ここで、ID回路27はゲート回路16で分離
されたバースト信号(第2図JとPALスイツチ
24からのCW信号が与えられるので、SECAM
放送受信時には上記バーースト信号とCW信号間
の位相検波による上記ID回路27の出力は零と
なつて、前記フリツプ・フロツプ25に何等影響
を与えない。
されたバースト信号(第2図JとPALスイツチ
24からのCW信号が与えられるので、SECAM
放送受信時には上記バーースト信号とCW信号間
の位相検波による上記ID回路27の出力は零と
なつて、前記フリツプ・フロツプ25に何等影響
を与えない。
また、この状態では前述の如くAPC回路28
を切り離して発振器23を動作させているが、そ
れはこの発振器から得る第1第2CW信号が
SECAM/PAL変換部SC内の変調回路6へのキ
ヤリア及びバースト信号として供給されているの
で、APC回路28を動作させると、上記発振回
路23の周波数変動が助長される方向に制御さ
れ、CW信号の周波数が大きくずれてしまうから
である。
を切り離して発振器23を動作させているが、そ
れはこの発振器から得る第1第2CW信号が
SECAM/PAL変換部SC内の変調回路6へのキ
ヤリア及びバースト信号として供給されているの
で、APC回路28を動作させると、上記発振回
路23の周波数変動が助長される方向に制御さ
れ、CW信号の周波数が大きくずれてしまうから
である。
また、PAL放送受信時は、第1〜第3切換回
路13,29,30は図示と逆の状態に切換わ
り、また、フリツプ・フロツプ25もID回路2
7による制御の元に1H毎の反転動作を行なうの
で、入力端子Tに入力されたPALのカラー複合
映像信号が、PAL処理部PP内で従来の場合と同
様に処理されてカラー復調再生が行なわれる訳で
ある。
路13,29,30は図示と逆の状態に切換わ
り、また、フリツプ・フロツプ25もID回路2
7による制御の元に1H毎の反転動作を行なうの
で、入力端子Tに入力されたPALのカラー複合
映像信号が、PAL処理部PP内で従来の場合と同
様に処理されてカラー復調再生が行なわれる訳で
ある。
なお、ACC兼カラーキラー回路26は、
SECAM放送受信時に於いてもPAL放送受信時と
同様に動作し、その際このSECAM時のACC動作
は受像機側で挿入されたバースト信号に基づくも
のであるから意味がないものであるが、この動作
をSECAM時に特に停止させる必要もないので、
そのまゝにしているのである。
SECAM放送受信時に於いてもPAL放送受信時と
同様に動作し、その際このSECAM時のACC動作
は受像機側で挿入されたバースト信号に基づくも
のであるから意味がないものであるが、この動作
をSECAM時に特に停止させる必要もないので、
そのまゝにしているのである。
また、本実施例では、PAL用の位相変調回路
6に供給する第2のCW信号として発振器23か
ら直接得る第3CW信号C3を使用せず、第1CW信
号C1を90゜移相回路12を通すことによつて第
3CW信号C3と同位相の第2CW信号C2を作成する
ようにしているが、これはSECAM/PAL変換部
SCとPAL処理部PPをそれぞれ別チツプのICで構
成する場合にはこのように構成した方がその各
ICの外付け端子ピン及びそのピン間の接続リー
ドが一組節約できるからである。
6に供給する第2のCW信号として発振器23か
ら直接得る第3CW信号C3を使用せず、第1CW信
号C1を90゜移相回路12を通すことによつて第
3CW信号C3と同位相の第2CW信号C2を作成する
ようにしているが、これはSECAM/PAL変換部
SCとPAL処理部PPをそれぞれ別チツプのICで構
成する場合にはこのように構成した方がその各
ICの外付け端子ピン及びそのピン間の接続リー
ドが一組節約できるからである。
(ト) 発明の効果
以上の如く本発明に依れば、SECAMカラー信
号をPALカラー信号処理回路で復調再生するよ
うに構成する場合に、CW発振回路、1H遅延回
路、加減算回路等を上記PALカラー信号処理回
路のものと別個に必要とせず、従つて、SECA/
PAL変換部の構成が簡単になり、特にこの部分
をIC化する場合には外付け部品及び外付けピン
数を少なくでき、しかも、上記PALカラー信号
処理回路自体の構成も殆んど変更する必要がなく
従来のICをそのまゝ使用でき、従つて、デユア
ル型のカラーテレビジヨン受像機を安価に実現で
きると言う利点がある。
号をPALカラー信号処理回路で復調再生するよ
うに構成する場合に、CW発振回路、1H遅延回
路、加減算回路等を上記PALカラー信号処理回
路のものと別個に必要とせず、従つて、SECA/
PAL変換部の構成が簡単になり、特にこの部分
をIC化する場合には外付け部品及び外付けピン
数を少なくでき、しかも、上記PALカラー信号
処理回路自体の構成も殆んど変更する必要がなく
従来のICをそのまゝ使用でき、従つて、デユア
ル型のカラーテレビジヨン受像機を安価に実現で
きると言う利点がある。
第1図は本発明テレビジヨン受像機の一実施例
の要部を示すブロツク図であり、第2図はその各
部のカラー信号の位相関係を示す図である。第3
図は従来のSECAM/PAL変換回路の要部を示す
ブロツク図であり、第4図はその各部のカラー信
号の位相関係を示す図である。 CS:SECAM/PAL変換部、PP:PAL(カラ
ー信号)処理部。
の要部を示すブロツク図であり、第2図はその各
部のカラー信号の位相関係を示す図である。第3
図は従来のSECAM/PAL変換回路の要部を示す
ブロツク図であり、第4図はその各部のカラー信
号の位相関係を示す図である。 CS:SECAM/PAL変換部、PP:PAL(カラ
ー信号)処理部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 SECAMカラー信号を変換してPALカラー信
号処理回路で復調し受像するPAL/SECAMデユ
アル型のカラーテレビジヨン受像機に於いて、 前記SECAMカラー信号を直接復調してR−
Y、B−Y線順次信号を出力する復調回路と、 前記順次信号中のB−Y信号に対しは第1CW
信号を用いて位相変調し、且つ、その第1CW信
号を位相反転させてバースト信号として付加さ
せ、R−Y信号に対しては第1CW信号と90゜位相
の異なる第2CW信号を用いて位相変調を行ない、
且つ、上記第1CW信号の位相反転出力をバース
ト信号として付加させるよう動作する変調回路
と、 入力された搬送カラー信号をB−Y信号とR−
Y信号に分離するための1H遅延回路及び加減算
回路と、その加算出力が入力されるB−Y用復調
回路と、減算出力または加算出力が選択的に入力
されるR−Y用復調回路とを備えるPALカラー
信号処理回路と、 SECAM放送受信時に前記R−Y用復調回路に
前記加算出力が入力され、PAL放送受信時に前
記減算出力が入力されるよう切換える切換回路
と、 前記カラー信号処理回路内の前記復調回路に
CW信号を供給する可変制御発振回路を一定周波
数の固定発振器として動作させる切換回路と、 前記発振回路から前記第1第2CW信号を導出
する回路と PAL放送受信時には前記R−Y用復調回路に
供給するCW信号を1H毎に位相反転せしめ、
SECAM放送受信時にはその位相反転動作を停止
させる回路とを備え、 前記変調回路から出力される搬送カラー信号を
前記PALカラー信号処理回路の入力として供給
するようにしたカラーテレビジヨン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11411186A JPS62269592A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | カラ−テレビジヨン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11411186A JPS62269592A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | カラ−テレビジヨン受像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62269592A JPS62269592A (ja) | 1987-11-24 |
JPH0585115B2 true JPH0585115B2 (ja) | 1993-12-06 |
Family
ID=14629401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11411186A Granted JPS62269592A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | カラ−テレビジヨン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62269592A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04291894A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-15 | Sanyo Electric Co Ltd | クロマ信号処理回路 |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP11411186A patent/JPS62269592A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62269592A (ja) | 1987-11-24 |
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