JPH0585114B2 - - Google Patents
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- JPH0585114B2 JPH0585114B2 JP11411086A JP11411086A JPH0585114B2 JP H0585114 B2 JPH0585114 B2 JP H0585114B2 JP 11411086 A JP11411086 A JP 11411086A JP 11411086 A JP11411086 A JP 11411086A JP H0585114 B2 JPH0585114 B2 JP H0585114B2
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- Japan
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- signal
- circuit
- pal
- color
- secam
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- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000009420 retrofitting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、テレビジヨン受像機特にSECAM信
号とPAL信号を受像できるようにしたデユアル
タイプのカラーテレビジヨン受像機に関する。
号とPAL信号を受像できるようにしたデユアル
タイプのカラーテレビジヨン受像機に関する。
(ロ) 従来の技術
最近のテレビジヨン受像機では、後付けでデユ
アル受像機に変更できるようにする等の目的で、
SECAM用のカラー信号処理回路をPAL用のそれ
とは別個に設けず、SECAMカラー信号をPALカ
ラー信号に変換し、PAL用のカラー信号処理回
路でカラー復調再生等を行なうようにしたもので
ある。この場合に使用するSECAM/PAL変換用
のICとして、フイリツプス社のTDA3592Aであ
り、その詳細については1986年1月29日付で発行
された同社の“Laboratory Report”のNo.
ETV8602に紹介されている。
アル受像機に変更できるようにする等の目的で、
SECAM用のカラー信号処理回路をPAL用のそれ
とは別個に設けず、SECAMカラー信号をPALカ
ラー信号に変換し、PAL用のカラー信号処理回
路でカラー復調再生等を行なうようにしたもので
ある。この場合に使用するSECAM/PAL変換用
のICとして、フイリツプス社のTDA3592Aであ
り、その詳細については1986年1月29日付で発行
された同社の“Laboratory Report”のNo.
ETV8602に紹介されている。
第3図は上記ICを使用したSECAM/PAL変
換回路の概略構成を表わしている。同図に於い
て、ベルフイルタ1で周波数補正されたSECAM
カラー信号がIC2内のFM復調回路3にそのまゝ
入力され、ここで復調されてR−Y、B−Y線順
次の信号が得られる。そして、この信号のR−
Y、B−Y期間の各直流レベルがクランプ回路4
で揃えられ、且つ、バーストパルス発生回路5か
らのバーストパルスが各水平ブランキング期間に
挿入されて、PAL用変換回路6に送られる。こ
の変調回路6は、CW(搬送波)発振回路7から
の互に90゜の位相差をもつ4.43MHzの第1第2CW
信号を得て、バーストパルスが挿入された前記線
順次信号の位相変調を行なう。その際、この線順
次信号のB−Y期間では色差信号部分は第1CW
信号を用いて、且つバーストパス部分は第1CW
信号を180゜反転した信号を用いてそれぞれ変調さ
れ、R−Y期間の色差信号部分及びバーストパル
ス部分は共に第2CW信号を用いて変調されるの
で、その出力信号は第4図のAとなる。そして、
この出力信号Aをレベル調整用の可変抵抗器VR2
を通したものBと、1H遅延線11を通して得た
信号Cとが、マトリツクス回路9でベクトル合成
される。その際、フリツプ・フロツプ8の出力に
よつてR−Y信号の位相が交互に反転されて合成
されるので、このマトリツクス回路9からPAL
信号形式に変換されたカラー信号Dが得られる訳
である。
換回路の概略構成を表わしている。同図に於い
て、ベルフイルタ1で周波数補正されたSECAM
カラー信号がIC2内のFM復調回路3にそのまゝ
入力され、ここで復調されてR−Y、B−Y線順
次の信号が得られる。そして、この信号のR−
Y、B−Y期間の各直流レベルがクランプ回路4
で揃えられ、且つ、バーストパルス発生回路5か
らのバーストパルスが各水平ブランキング期間に
挿入されて、PAL用変換回路6に送られる。こ
の変調回路6は、CW(搬送波)発振回路7から
の互に90゜の位相差をもつ4.43MHzの第1第2CW
信号を得て、バーストパルスが挿入された前記線
順次信号の位相変調を行なう。その際、この線順
次信号のB−Y期間では色差信号部分は第1CW
信号を用いて、且つバーストパス部分は第1CW
信号を180゜反転した信号を用いてそれぞれ変調さ
れ、R−Y期間の色差信号部分及びバーストパル
ス部分は共に第2CW信号を用いて変調されるの
で、その出力信号は第4図のAとなる。そして、
この出力信号Aをレベル調整用の可変抵抗器VR2
を通したものBと、1H遅延線11を通して得た
信号Cとが、マトリツクス回路9でベクトル合成
される。その際、フリツプ・フロツプ8の出力に
よつてR−Y信号の位相が交互に反転されて合成
されるので、このマトリツクス回路9からPAL
信号形式に変換されたカラー信号Dが得られる訳
である。
なお、IC2内の回路7はFM復調回路3から出
力される前記線順次信号のR−Y期間とB−Y期
間のレベル差を検出して前記フリツプ・フロツプ
8の反転動作が正常になるよう制御するID回路
である。
力される前記線順次信号のR−Y期間とB−Y期
間のレベル差を検出して前記フリツプ・フロツプ
8の反転動作が正常になるよう制御するID回路
である。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
ところで、第3図の回路では、SECAM信号を
PAL信号に変換するために、CW発振回路10用
の水晶振動子X1や1H遅延線11等が、PALカラ
ー信号処理回路内に設けられるそれらとは別個に
必要となる。このため、SECAM/PALデユアル
タイプの受像機を実現する際に、その分だけコス
トアツプになると云う欠点があつた。
PAL信号に変換するために、CW発振回路10用
の水晶振動子X1や1H遅延線11等が、PALカラ
ー信号処理回路内に設けられるそれらとは別個に
必要となる。このため、SECAM/PALデユアル
タイプの受像機を実現する際に、その分だけコス
トアツプになると云う欠点があつた。
そこで、本発明は上記の点に留意してなされた
ものであり、PAL用のカラー信号処理回路とは
別個に上記のCW発振回路や1H遅延回路を設け
ることなく、SECAM信号をPAL用の処理回路で
カラー復調再生できるようにしたカラーテレビジ
ヨン受像機を安価に実現することを目的とする。
ものであり、PAL用のカラー信号処理回路とは
別個に上記のCW発振回路や1H遅延回路を設け
ることなく、SECAM信号をPAL用の処理回路で
カラー復調再生できるようにしたカラーテレビジ
ヨン受像機を安価に実現することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明のカラーテレビジヨン受像機では、
SECAMカラー信号を直接復調して得たR−Y、
B−Y線順次信号中のB−Y、R−Y各信号を互
いに90゜の位相差をもつ第1第2CW信号でそれぞ
れ位相変調する際に、その第1第2CW信号を
PALカラー信号処理回路用の可変制御発振回路
を固定周波数発振動作に切換えて該発振回路から
取り出すと共に、PALカラー信号のR−Y、B
−Y分離用の1H遅延回路及び加減算回路、R−
Y、B−Y復調回路等を備えるPALカラー信号
処理回路に前記位相変調後の線順次信号を入力す
るようにした。
SECAMカラー信号を直接復調して得たR−Y、
B−Y線順次信号中のB−Y、R−Y各信号を互
いに90゜の位相差をもつ第1第2CW信号でそれぞ
れ位相変調する際に、その第1第2CW信号を
PALカラー信号処理回路用の可変制御発振回路
を固定周波数発振動作に切換えて該発振回路から
取り出すと共に、PALカラー信号のR−Y、B
−Y分離用の1H遅延回路及び加減算回路、R−
Y、B−Y復調回路等を備えるPALカラー信号
処理回路に前記位相変調後の線順次信号を入力す
るようにした。
(ホ) 作用
上記構成により、前記位相変調された線順次信
号がPALカラー信号処理回路内の前記遅延回路
と加減算回路によつてR−Y、B−Y同時信号に
変換されたのち、上記カラー信号処理回路内のR
−Y、B−Y各復調回路でカラー復調再生され
る。
号がPALカラー信号処理回路内の前記遅延回路
と加減算回路によつてR−Y、B−Y同時信号に
変換されたのち、上記カラー信号処理回路内のR
−Y、B−Y各復調回路でカラー復調再生され
る。
(ヘ) 実施例
第1図は本発明の一実施例を示しており、以
下、この実施例を第2図を参照しながら説明する
が、前述の第3図と同一部分には同じ番号を付し
て説明を援用する。
下、この実施例を第2図を参照しながら説明する
が、前述の第3図と同一部分には同じ番号を付し
て説明を援用する。
第1図の回路は、大別するとSECAM/PAL変
換部SCとPAL(カラー信号)処理部PPとからな
り、上記変換部SC内の回路1〜8は何れも第3
図と同一構成のものであるが、変調回路6に供給
される第1第2CW信号C1,C2は後述する可変制
御発振器の出力信号及びこれを90゜移相回路12
で90゜進相させたものを使用している。また、上
記変調回路6の後段にはその出力ラインl1と、
SECAMまたはPALの複合映像信号が導入される
入力端子Tへの直結ラインl2とを切換える第1切
換回路13が設けられ、この切換回路が、ID回
路7の出力信号を得て動作するPAL/SECAM判
別回路14の出力によつて切換えられる構成とな
つている。
換部SCとPAL(カラー信号)処理部PPとからな
り、上記変換部SC内の回路1〜8は何れも第3
図と同一構成のものであるが、変調回路6に供給
される第1第2CW信号C1,C2は後述する可変制
御発振器の出力信号及びこれを90゜移相回路12
で90゜進相させたものを使用している。また、上
記変調回路6の後段にはその出力ラインl1と、
SECAMまたはPALの複合映像信号が導入される
入力端子Tへの直結ラインl2とを切換える第1切
換回路13が設けられ、この切換回路が、ID回
路7の出力信号を得て動作するPAL/SECAM判
別回路14の出力によつて切換えられる構成とな
つている。
一方、前記PAL処理部PPは、先の第1切換回
路13の出力ラインl3に接続されたカラー信号抽
出用のバンドパスアンプ15、そのカラー信号中
の色差信号とバースト信号とを分離して導出する
ゲート回路16、上記色差信号のR−Y、B−Y
分離用の1H遅延回路17と加減算回路18,1
9、B−Y復調回路20とR−Y復調回路21、
カラーマトリツス回路22、4.43MHzの可変制御
発振回路23、この発振器から得る第1第3CW
信号C1,C3,(C3はC1よりも90゜進んでいる。)の
一方C3を入力とするとPALスイツチ24、この
PALスイツチ24の駆動用のフリツプ・フロツ
プ25を備えているが、これらは従業のPAL受
像機に採用されているものと同じである。
路13の出力ラインl3に接続されたカラー信号抽
出用のバンドパスアンプ15、そのカラー信号中
の色差信号とバースト信号とを分離して導出する
ゲート回路16、上記色差信号のR−Y、B−Y
分離用の1H遅延回路17と加減算回路18,1
9、B−Y復調回路20とR−Y復調回路21、
カラーマトリツス回路22、4.43MHzの可変制御
発振回路23、この発振器から得る第1第3CW
信号C1,C3,(C3はC1よりも90゜進んでいる。)の
一方C3を入力とするとPALスイツチ24、この
PALスイツチ24の駆動用のフリツプ・フロツ
プ25を備えているが、これらは従業のPAL受
像機に採用されているものと同じである。
また、このPAL処理部PP内には、前記ゲート
回路16から導出されるバースト信号を前記発振
器25からの第1CW信号C1で位相検波して動作
するACC兼カラーキラー回路26、上記ゲート
回路16からのバースト信号を前記PALスイツ
24を通つたCW信号で位相検波して動作するID
回路27、及び前記ゲート回路16からのバース
ト信号を前記第1CW信号C1で位相検波し、その
出力に応じて可変制御発振器23の位相を制御す
るAPC回路28を備えており、これらも従来の
ものと何等変らないが、ここでは次の構成を特徴
としている。それは前記APC回路28からの制
御電圧と一定の直流電圧E0とを前記PAL/
SECAM判別回路14の出力に応じて動作する第
2切換回路29によつて切換えるようにした点で
ある。
回路16から導出されるバースト信号を前記発振
器25からの第1CW信号C1で位相検波して動作
するACC兼カラーキラー回路26、上記ゲート
回路16からのバースト信号を前記PALスイツ
24を通つたCW信号で位相検波して動作するID
回路27、及び前記ゲート回路16からのバース
ト信号を前記第1CW信号C1で位相検波し、その
出力に応じて可変制御発振器23の位相を制御す
るAPC回路28を備えており、これらも従来の
ものと何等変らないが、ここでは次の構成を特徴
としている。それは前記APC回路28からの制
御電圧と一定の直流電圧E0とを前記PAL/
SECAM判別回路14の出力に応じて動作する第
2切換回路29によつて切換えるようにした点で
ある。
次に斯る実施例の動作を説明すると、SECAM
放送受信時には先ずPAL/SECAM判別回路14
の出力によつて第2切換回路29が図示の状態に
切換わるので、発振回路23は4.43MHzの固定周
波数発振器として動作し、その一定位相の第
1CW信号C1がSECAM/PAL変換部SCに導か
れ、この第1CW信号C1及びこれを90゜移相回路1
2によつて90゜進相させた第2CW信号C2がPAL用
の位相変調回路6に与えられる。それによりこの
変調回路6の出力ラインl2には、第3図の場合と
全く同様に、第2図Aの如く位相変調されたR−
Y、B−Y線順次の信号が得られる。
放送受信時には先ずPAL/SECAM判別回路14
の出力によつて第2切換回路29が図示の状態に
切換わるので、発振回路23は4.43MHzの固定周
波数発振器として動作し、その一定位相の第
1CW信号C1がSECAM/PAL変換部SCに導か
れ、この第1CW信号C1及びこれを90゜移相回路1
2によつて90゜進相させた第2CW信号C2がPAL用
の位相変調回路6に与えられる。それによりこの
変調回路6の出力ラインl2には、第3図の場合と
全く同様に、第2図Aの如く位相変調されたR−
Y、B−Y線順次の信号が得られる。
前記変調後の出力信号Aは図示の状態にある第
1切換回路13を通つてPAL処理部PP内のバン
ドパスフイルタ15に入力され、ゲート回路16
でバースト信号が除去された第2図Eの信号とし
て導出され、この信号Eが1H遅延回路17と加
減算回路18,19に入力される。従つて、その
各出力はそれぞれ第4図F,GG,Hとなり、そ
の加減算回路18,19の出力信号G,Hがそれ
ぞれB−Y復調回路20及びR−Y復調回路21
に入力される。
1切換回路13を通つてPAL処理部PP内のバン
ドパスフイルタ15に入力され、ゲート回路16
でバースト信号が除去された第2図Eの信号とし
て導出され、この信号Eが1H遅延回路17と加
減算回路18,19に入力される。従つて、その
各出力はそれぞれ第4図F,GG,Hとなり、そ
の加減算回路18,19の出力信号G,Hがそれ
ぞれB−Y復調回路20及びR−Y復調回路21
に入力される。
一方、前記復調回路の一方20には、その入力
信号G中のB−Y信号の位相に一致する第1CW
信号C1が発振回路23から直接与えられるので、
この復調回路20では上記B−Y信号のみが復調
され、R−Y信号は除去される。また、他方の復
調回路21にはその入力信号H中のR−Y信号の
位相と一致するよう1H毎に第3CW信号C3(=C2)
及びその反転出力がPALスイツチ24から交互
に与えられるので、この復調回路21では上記R
−Y信号のみが復調され、B−Y信号は除去され
る。そして、この各復調回路20,21でそれぞ
れ復調されたB−Y信号及びR−Y信号を得てマ
トリツクス回路22でG−Y信号が作成される訳
である。
信号G中のB−Y信号の位相に一致する第1CW
信号C1が発振回路23から直接与えられるので、
この復調回路20では上記B−Y信号のみが復調
され、R−Y信号は除去される。また、他方の復
調回路21にはその入力信号H中のR−Y信号の
位相と一致するよう1H毎に第3CW信号C3(=C2)
及びその反転出力がPALスイツチ24から交互
に与えられるので、この復調回路21では上記R
−Y信号のみが復調され、B−Y信号は除去され
る。そして、この各復調回路20,21でそれぞ
れ復調されたB−Y信号及びR−Y信号を得てマ
トリツクス回路22でG−Y信号が作成される訳
である。
ここで、ID回路27はゲート回路16で分離
されたバースト信号(第2図IとPALスイツチ
24からのCW信号が与えられるので、このCW
信号と上記バースト信号I中のR−Y軸方向の信
号との位相が不一致のときに、フリツプ・フロツ
プ25の反転動作を止め、それによつてPALス
イツチ24の動作モードが正常になるように制御
するが、斯る動作はPALカラー信号に対する場
合と基本的に同一である。
されたバースト信号(第2図IとPALスイツチ
24からのCW信号が与えられるので、このCW
信号と上記バースト信号I中のR−Y軸方向の信
号との位相が不一致のときに、フリツプ・フロツ
プ25の反転動作を止め、それによつてPALス
イツチ24の動作モードが正常になるように制御
するが、斯る動作はPALカラー信号に対する場
合と基本的に同一である。
また、この状態では前述の如くAPC回路28
を切り離して発振器23を動作させているが、そ
れはこの発振器から得る第1第2CW信号が
SECAM/PAL変換部SC内の変調回路6へのキ
ヤリア及びバースト信号として供給されているの
で、APC回路28を動作させると、上記発振回
路23の周波数変動が助長される方向に制御さ
れ、CW信号の周波数が大きくずれてしまうから
である。
を切り離して発振器23を動作させているが、そ
れはこの発振器から得る第1第2CW信号が
SECAM/PAL変換部SC内の変調回路6へのキ
ヤリア及びバースト信号として供給されているの
で、APC回路28を動作させると、上記発振回
路23の周波数変動が助長される方向に制御さ
れ、CW信号の周波数が大きくずれてしまうから
である。
また、PAL放送受信時は入力端子Tに入力さ
れたPALのカラー複合映像信号が、図示と逆の
状態にある第1切換回路13を通つてバンドパス
アンプ15に入力され、このアンプ15から第4
図Dの型式のPALカラー信号が導出される。従
つて、PAL処理部PPは上記PALカラー信号に対
して動作するが、この動作は従来のものと何等変
りないので、説明を省略する。
れたPALのカラー複合映像信号が、図示と逆の
状態にある第1切換回路13を通つてバンドパス
アンプ15に入力され、このアンプ15から第4
図Dの型式のPALカラー信号が導出される。従
つて、PAL処理部PPは上記PALカラー信号に対
して動作するが、この動作は従来のものと何等変
りないので、説明を省略する。
なお、ACC兼カラーキラー回路26は、
SECAM放送受信時に於いてもPAL放送受信時と
同様に動作し、このSECAM時のACC動作は受像
機側で挿入されたバースト信号に基づくものであ
るから意味がないものであるが、この動作を
SECAM時に特に停止させる必要もないので、そ
のまゝにしているのである。
SECAM放送受信時に於いてもPAL放送受信時と
同様に動作し、このSECAM時のACC動作は受像
機側で挿入されたバースト信号に基づくものであ
るから意味がないものであるが、この動作を
SECAM時に特に停止させる必要もないので、そ
のまゝにしているのである。
また、本実施例では、PAL用の位相変調回路
6に供給する第2のCW信号として発振器23か
ら直接得る第3CW信号C3を使用せず、第1CW信
号C1を90゜移相回路12を通すことによつて第
3CW信号C9と同位相の第2CW信号C2を作成する
ようにしているが、これはSECAM/PAL変換部
SCとPAL処理部PPをそれぞれ別チツプのICで構
成する場合にはこのように構成した方がその各
ICの外付け端子ピン及びそのピン間の接続リー
ドが一組節約できるからである。
6に供給する第2のCW信号として発振器23か
ら直接得る第3CW信号C3を使用せず、第1CW信
号C1を90゜移相回路12を通すことによつて第
3CW信号C9と同位相の第2CW信号C2を作成する
ようにしているが、これはSECAM/PAL変換部
SCとPAL処理部PPをそれぞれ別チツプのICで構
成する場合にはこのように構成した方がその各
ICの外付け端子ピン及びそのピン間の接続リー
ドが一組節約できるからである。
(ト) 発明の効果
以上の如く本発明に依れば、SECAMカラー信
号をPALカラー信号処理回路で復調再生するよ
うに構成する場合に、CW発振回路、1H遅延回
路、加減算回路等を上記PALカラー信号処理回
路のものと別個に必要とせず、従つて、SECA/
PAL変換部の構成が簡単になり、特にこの部分
をIC化する場合には外付け部品及び外付けピン
数を少なくでき、しかも、上記PALカラー信号
処理回路自体の構成も殆んど変更する必要がなく
従来のICをそのまゝ使用でき、従つて、デユア
ル型のテレビジヨン受像機を安価に実現できると
言う利点がある。
号をPALカラー信号処理回路で復調再生するよ
うに構成する場合に、CW発振回路、1H遅延回
路、加減算回路等を上記PALカラー信号処理回
路のものと別個に必要とせず、従つて、SECA/
PAL変換部の構成が簡単になり、特にこの部分
をIC化する場合には外付け部品及び外付けピン
数を少なくでき、しかも、上記PALカラー信号
処理回路自体の構成も殆んど変更する必要がなく
従来のICをそのまゝ使用でき、従つて、デユア
ル型のテレビジヨン受像機を安価に実現できると
言う利点がある。
第1図は本発明テレビジヨン受像機の一実施例
の要部を示すブロツク図であり、第2図はその各
部のカラー信号の位相関係を示す図である。第3
図は従来のSECAM/PAL変換回路の要部を示す
ブロツク図であり、第4図はその各部のカラー信
号の位相関係を示す図である。 SC:SECAM/PAL変換部、PP:PAL(カラ
ー信号)処理部。
の要部を示すブロツク図であり、第2図はその各
部のカラー信号の位相関係を示す図である。第3
図は従来のSECAM/PAL変換回路の要部を示す
ブロツク図であり、第4図はその各部のカラー信
号の位相関係を示す図である。 SC:SECAM/PAL変換部、PP:PAL(カラ
ー信号)処理部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 SECAMカラー信号を変換してPALカラー信
号処理回路で復調し受像するPAL/SECAMデユ
アル型のカラーテレビジヨン受像機に於いて、 前記SECAMカラー信号を直接復調してR−
Y、B−Y線順次信号を出力する復調回路と、 前記順次信号中のB−Y信号に対しては第
1CW信号を用いて位相変調し、且つ、その第
1CW信号を位相反転させてバースト信号として
付加させ、R−Y信号に対しては第1CW信号と
90゜位相の異なる第2CW信号を用いて位相変調を
行ない、且つ、その第2CW信号をバースト信号
として付加させるよう動作する変調回路と、 入力された搬送カラー信号を1H遅延回路と加
減算回路を用いてB−Y信号とR−Y信号に分離
する回路と、そのR−Y、B−Y各信号の復調を
行なう復調回路とを備えるPALカラー信号処理
回路と、 前記カラー信号処理回路内の前記復調回路に
CW信号を供給する可変制御発振回路をSECAM
放送受信時に一定周波数の固定発振器として動作
させる切換回路と、 前記発振回路から前記第1第2CW信号を導出
する回路とを備え、 前記変調回路から出力されるカラー信号を前記
PALカラー信号処理回路の入力として供給する
ようにしたカラーテレビジヨン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11411086A JPS62269591A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | カラ−テレビジヨン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11411086A JPS62269591A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | カラ−テレビジヨン受像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62269591A JPS62269591A (ja) | 1987-11-24 |
JPH0585114B2 true JPH0585114B2 (ja) | 1993-12-06 |
Family
ID=14629376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11411086A Granted JPS62269591A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | カラ−テレビジヨン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62269591A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2562690B2 (ja) * | 1989-07-19 | 1996-12-11 | 三洋電機株式会社 | クロマ信号処理回路 |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP11411086A patent/JPS62269591A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62269591A (ja) | 1987-11-24 |
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