JPH0585032A - 難接着性プラスチツク基体用印刷インキ、同基体の印刷物、及び同基体への印刷方法 - Google Patents

難接着性プラスチツク基体用印刷インキ、同基体の印刷物、及び同基体への印刷方法

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JPH0585032A
JPH0585032A JP3319647A JP31964791A JPH0585032A JP H0585032 A JPH0585032 A JP H0585032A JP 3319647 A JP3319647 A JP 3319647A JP 31964791 A JP31964791 A JP 31964791A JP H0585032 A JPH0585032 A JP H0585032A
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ink
curable ink
isocyanate compound
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JP3319647A
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Yosuke Hitomi
洋介 人見
Mari Murooka
万里 室岡
Norimichi Tokuda
典道 徳田
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/10Printing inks based on artificial resins
    • C09D11/101Inks specially adapted for printing processes involving curing by wave energy or particle radiation, e.g. with UV-curing following the printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M1/00Inking and printing with a printer's forme
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 難接着性プラスチック基体に接着しやすい印
刷インキを提供し、基体の印刷物、及び同基体への印刷
方法を提供する。 【構成】 紫外線硬化型インキにイソシアネート化合物
を添加したことを特徴とする、ポリオキシメチレン及び
ポリプロピレンより選んだ基体上に印刷を行なうための
印刷インキ。またインキの適用に当たりポリオキシメチ
レン及びポリプロピレンより選んだ基体がコロナ放電処
理、短波長紫外線照射、又は電子線照射より選択した前
処理を受ける。これにより接着性は更に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は難接着性プラスチック基
体、特にポリオキシメチレンまたはポリプロピレン製品
への印刷技術に関する。例えば、フロッピーディスクの
ヘッドウインドー開閉用シャッタをポリオキシメチレン
またはポリプロピレンより製作する場合に、シャッタの
表面に必要な印刷を行なう際に本発明の技術を応用出来
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン
(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポ
リブチレンテレフタレート(PBT)、ポリオキシメチ
レン(POM=ポリアセタール)、ポリカーボネート
(PC)、ABS等のプラスチック製品が広範囲の用途
で使用されている。これらのプラスチック製品にはその
用途により、スクリーン印刷、タンポ印刷、パッド印
刷、その他の印刷手法で各種印刷が施される。
【0003】プラスチック製品への印刷では、熱硬化性
又は熱可塑性のインキを硬化又は乾燥する際の熱、イン
キの溶剤、等によるプラスチック製品への悪影響が生じ
る。また、熱硬化型インキの場合、印刷後硬化するまで
長い時間を要するため、全体の製造工程が熱硬化工程に
要する時間により大きく制約される。これらの問題点を
解決するために、印刷後瞬時に硬化が完了する紫外線硬
化型インキでの印刷が広範囲に行なわれている。
【0004】
【発明が解決すべき課題】ところが、上に挙げたポリオ
キシメチレン及びポリプロピレン製品は、比較的安価
で、物性及び成形性が良好であるため、多くの用途(例
えばフロッピーディスクのヘッドウインドー開閉用シャ
ッタ等)に使用されているにもかかわらず、表面活性が
低いためにインキとの接着性が低く、紫外線硬化型イン
キでは実用に耐える接着強度が得られず、紫外線硬化型
インキでの印刷は絶望視されている。従って、現在、印
刷を必要とする場合には、2液タイプ(主剤と硬化剤と
から成る)の熱硬化性インキが使用されているが、量産
性に欠け、又それでも辛うじて印刷出来る程度の状況に
あり、あるいは紫外線硬化型インキでの印刷が必要な場
合には、他の素材への変更を余儀なくされてきた。
【0005】従って、本発明の目的は、紫外線硬化型イ
ンキによる、難接着性プラスチック基体、特にポリオキ
シメチレン及びポリプロピレンより選んだ基体を有する
製品への印刷接着強度を大幅に向上することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、紫外線硬化型
インキにイソシアネート化合物を添加することにより、
難接着性プラスチック基体、特にポリオキシメチレン及
びポリプロピレンより選んだ基体の表面へのインキ接着
強度を大幅に向上させる。更に好ましくは、ポリオキシ
メチレン及びポリプロピレンより選んだ基体の表面をコ
ロナ放電処理、短波長紫外線照射、又は電子線照射を行
なって更に接着強度を向上させる。
【0007】
【具体的構成】本発明に従ってイソシアネート化合物を
添加すべき紫外線硬化型インキは、一般に光重合性オリ
ゴマー(プレポリマー)、光重合性モノマー(反応性稀
釈剤)、光開始剤、光開始助剤、着色剤(顔料等)、そ
の他の添加剤等の成分から構成されたものを使用するこ
とが出来る。光重合性オリゴマーはアクリロイル基など
のビニル系官能基を1個ないし数個持つオリゴマーで、
放射線照射や加熱により重合してポリマーとなる。本発
明においてはエポキシアクリレート、エポキシ化油アク
リレート、ウレタンアクリレート、不飽和ポリエステ
ル、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレ
ート、ビニル/アクリレート、ポリエン/チオール、シ
リコンアクリレート、ポリブタジエン、ポリスチリルエ
チルメタクリレート、から選ばれた少なくとも一種を使
用することが出来る。光重合性モノマーは一般に低分子
量、低粘度で、反応性、溶解性が大きいものが多い。本
発明においてはアクリロイル基又はメタアクリロイル基
を1分子当たり1個持つ単官能アクリレート(メタクリ
レート)、2個以上持つ多官能性アクリレートの1種以
上を使用することが出来る。光開始剤としては、光開始
剤分子自身が分子開裂してラジカルを生成する分子内結
合開裂型、又は光開始剤が水素供与体とコンプレックス
を作り、水素原子が開始剤分子へ分子間移動してラジカ
ルを作る分子間水素引抜き型のいずれのものを使用して
も良い。光開始助剤としてはそれ自身は紫外線照射によ
り活性化はしないが、光開始剤と併用すると光開始剤単
独使用より開始反応が促進され、硬化反応を効率的にす
るものである。なお紫外線硬化型組成物に関しては例え
ば加藤清視著「紫外線硬化システム」(株)総合技術セ
ンター発行等の文献を参照されたい。
【0008】本発明で使用するイソシアネート化合物は
MDI、TDI、HDI、IPDI等の2個以上のイソ
シアネート基を有するポリイソシアネート化合物の1種
以上を使用することが出来る。
【0009】本発明におけるこのようなイソシアネート
化合物の添加量は紫外線硬化型インキ100重量部に対
して0.5〜35重量部、特に3〜25重量部にするの
が好ましい。必要以上の添加は印刷性の悪化、硬化度の
悪化を招く。イソシアネートの含有量をこの範囲にする
ことで、より一層良好な接着強度、印刷性、及び硬化度
を得ることが出来る。
【0010】本発明に使用する難接着性プラスチック基
体、特にポリオキシメチレン及びポリプロピレンより選
んだ材は100%ポリオキシメチレン及びポリプロピレ
ンでも充分に効果が得られるが、更に接着強度向上のた
めに必要な添加剤を加えても良い。
【0011】本発明に使用する難接着性プラスチック、
特にポリオキシメチレンまたはポリプロピレン製品には
必要に応じてコロナ放電処理、短波長紫外線照射処理、
又は電子線照射処理等の表面活性化処理を前処理として
施すことにより、より一層強力な接着強度が得られる。
このとき表面活性化処理後の表面の濡れ性は、例えば、
濡れ指数標準液(和光純薬工業株式会社製)あるいは純
水による接触角の測定により確認出来る。これらの濡れ
性を判定する値は表面粗度によっても変化するが、本発
明においては、濡れ指数でポリオキシエチレンの場合約
54dyne/cm以上、純水による接触角では70度
以下となることが好ましい。また、ポリプロピレンの場
合37dyne/cm以上となることが好ましい。
【0012】
【実施例の説明】以下に本発明の具体的実施例を上げ、
本発明を更に詳細に説明する。 実施例1 紫外線硬化型インキA(エポキシアクリレートオリゴマ
ー/多官能性アクリレート/光開始剤/カラーペースト
/顔料=45/30/3/12/10)100重量部に
対して、イソシアネート化合物a(脂肪族HDI系化合
物)を5重量部添加し、充分混合した後、270メッシ
ュのスクリーンによりポリオキシメチレン試験片に所定
のスクリーン印刷を行ない、365nmの波長の紫外線
強度が400mW/cm2 である紫外線照射装置により
2秒間照射を行ない印刷を硬化させサンプルを得た。
【0013】実施例2 イソシアネート化合物aの添加量を10重量部とした他
は実施例1と同様にしてサンプルを得た。
【0014】実施例3 イソシアネート化合物aの添加量を20重量部とした他
は実施例1と同様にしてサンプルを得た。
【0015】比較例1 イソシアネート化合物aの添加量を40重量部とした他
は実施例1と同様にしてサンプルを得た。
【0016】比較例2 イソシアネート化合物を添加しない以外は実施例1と同
様にしてサンプルを得た。
【0017】実施例4 印刷直前にポリオキシメチレン試験片の表面にコロナ放
電処理(600W、処理時の試験片の速度25m/mi
n)を施した他は実施例1と同様にしてサンプルを得
た。処理表面の濡れ指数は約54dyne/cm以上で
あった。なお、処理前の値は約45dyne/cmであ
った。
【0018】実施例5 印刷直前にポリオキシメチレン試験片の表面に短波長紫
外線照射処理(波長254nm,600mW/cm2
3秒間)を施した他は実施例1と同様にしてサンプルを
得た。処理表面の濡れ指数は約54dyne/cm以上
であった。
【0019】実施例6 印刷直前にポリオキシメチレン試験片の表面に電子線照
射処理(3Mrad、処理時の試験片の速度50m/m
in)を施した他は実施例1と同様にしてサンプルを得
た。処理表面の濡れ指数は約54dyne/cm以上で
あった。
【0020】実施例7 インキを紫外線硬化型インキB(ポリエステルアクリレ
ートオリゴマー/多官能性メタクリレート/光開始剤/
カラーペースト/顔料=50/25/3/12/10)
とした他は実施例1と同様にしてサンプルを得た。
【0021】実施例8 イソシアネート化合物aの添加量を10重量部とした他
は実施例7と同様にしてサンプルを得た。
【0022】実施例9 イソシアネート化合物aの添加量を20重量部とした他
は実施例7と同様にしてサンプルを得た。
【0023】実施例10 イソシアネート化合物aをイソシアネート化合物b(T
DI系環状トリマー化合物)に変更した他は実施例7と
同様にしてサンプルを得た。
【0024】実施例11 イソシアネート化合物bの添加量を10重量部にした他
は実施例7と同様にしてサンプルを得た。
【0025】実施例12 イソシアネート化合物bの添加量を20重量部にした他
は実施例7と同様にしてサンプルを得た。
【0026】実施例13 印刷直前にポリプロピレン試験片の表面にコロナ放電処
理(600W、処理時の試験片の速度25m/min)
を施した他は実施例1と同様にしてサンプルを得た。処
理表面の濡れ指数は約37dyne/cmであった。な
お、処理前の値は約31dyne/cmであった。
【0027】実施例14 印刷直前にポリプロピレン試験片の表面に短波長紫外線
照射処理(波長254nm,600mW/cm2 、3秒
間)を施した他は実施例1と同様にしてサンプルを得
た。処理表面の濡れ指数は約39dyne/cmであっ
た。
【0028】実施例15 印刷直前にポリプロピレン試験片の表面に電子線照射処
理(3Mrad、処理時の試験片の速度50m/mi
n)を施した他は実施例1と同様にしてサンプルを得
た。処理表面の濡れ指数は約40dyne/cmであっ
た。
【0029】以上の実施例1〜12、実施例13〜15
及び比較例1〜2で得たサンプルのセロファンテープに
よる剥離テスト、同クロスカット剥離テスト、及び紫外
線硬化後の硬化度(タッキング=べたつき)の評価結果
を表1に示す。なお、テープ剥離テストは、試験片上の
印刷部にセロファンテープを張り付け、その上から良く
こすって試験片に密着させた後、一挙にテープをはがし
て印刷の剥離状態を調べ、〇(剥離しない)、△(わず
かに剥離)、×(明白な剥離あり)で判定した。クロス
カット剥離テストはカッターを使用して印刷部に1mm
角の碁盤目状の切り込みを入れた後、テープ剥離テスト
と同様の試験を行ない同じ基準で評価した。いずれの評
価も紫外線硬化後3日後(72時間後)に行なった。ま
た硬化度の評価は紫外線硬化直後に触指にてべたつき具
合を、〇(べたつかない)、△(わずかにべたつく)、
×(べたつく)で判定した。
【0030】
【表1】
【0031】
【作用効果】表から明らかなように、イソシアネートを
添加した紫外線硬化型インキは無添加のものに比して接
着強度が格段に高い。コロナ放電処理等の前処理を行な
うと接着強度は更に改善される。しかし、イソシアネー
トが多すぎると硬化が不十分となる。以上のように本発
明によると紫外線硬化型インキを使用してポリオキシメ
チレン及びポリプロピレン等の難接着性プラスチック性
製品の良好な印刷が可能となり、量産性を高め、従来の
ような熱硬化製インキを利用することによる欠点を回避
でき、更にポリオキシメチレン及びポリプロピレン製品
の優れた特徴を利用することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【具体的構成】本発明に従ってイソシアネート化合物を
添加すべき紫外線硬化型インキは、一般に光重合性オリ
ゴマー(プレポリマー)、光重合性モノマー(反応性稀
釈剤)、光開始剤、光開始助剤、着色剤(顔料等)、そ
の他の添加剤等の成分から構成されたものを使用するこ
とが出来る。光重合性オリゴマーはアクリロイル基など
のビニル系官能基を1個ないし数個持つオリゴマーで、
紫外線照射により重合してポリマーとなる。本発明にお
いてはエポキシアクリレート、エポキシ化油アクリレー
ト、ウレタンアクリレート、不飽和ポリエステル、ポリ
エステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ビ
ニル/アクリレート、ポリエン/チオール、シリコンア
クリレート、ポリブタジエン、ポリスチリルエチルメタ
クリレート、から選ばれた少なくとも一種を使用するこ
とが出来る。光重合性モノマーは一般に低分子量、低粘
度で、反応性、溶解性が大きいものが多い。本発明にお
いてはアクリロイル基又はメタアクリロイル基を1分子
当たり1個持つ単官能アクリレート(メタクリレー
ト)、2個以上持つ多官能性アクリレートの1種以上を
使用することが出来る。光開始剤としては、光開始剤分
子自身が分子開裂してラジカルを生成する分子内結合開
裂型、又は光開始剤が水素供与体とコンプレックスを作
り、水素原子が開始剤分子へ分子間移動してラジカルを
作る分子間水素引抜き型のいずれのものを使用しても良
い。光開始助剤としてはそれ自身は紫外線照射により活
性化はしないが、光開始剤と併用すると光開始剤単独使
用より開始反応が促進され、硬化反応を効率的にするも
のである。なお紫外線硬化型組成物に関しては例えば加
藤清視著「紫外線硬化システム」(株)総合技術センタ
ー発行等の文献を参照されたい。紫外線硬化型インキ中
の紫外線硬化型樹脂の好ましい含有量は20〜60重量
%である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明で使用するイソシアネート化合物は
MDI(4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト)、TDI(トルイレンジイソシアネート)、HDI
(ヘキサメチレンジイソシアネート)、IPDI(イソ
ホロンジイソシアネート)、XDI(キシリレンジイソ
シアネート)等の2個以上のイソシアネート基を有する
ポリイソシアネート化合物の1種以上を使用することが
出来る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】実施例12 イソシアネート化合物bの添加量を20重量部にした他
は実施例7と同様にしてサンプルを得た。実施例13 インキAの代わりに紫外線硬化型インキC(ポリエステ
ルアクリレートオリゴマー30/多官能性メタクリレー
ト37/アクリル樹脂16/反応開始剤5/顔料3/メ
チレンクロライド5)とし、イソシアネート化合物aの
代わりにイソシアネート化合物C(XDI)を20重量
%添加した他は実施例1と同様にしてサンプルを得た。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】実施例1 印刷直前にポリプロピレン試験片の表面にコロナ放電処
理(600W、処理時の試験片の速度25m/min)
を施した他は実施例1と同様にしてサンプルを得た。処
理表面の濡れ指数は約37dyne/cmであった。な
お、処理前の値は約31dyne/cmであった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】実施例1 印刷直前にポリプロピレン試験片の表面に短波長紫外線
照射処理(波長254nm,600mW/cm、3秒
間)を施した他は実施例1と同様にしてサンプルを得
た。処理表面の濡れ指数は約39dyne/cmであっ
た。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】実施例1 印刷直前にポリプロピレン試験片の表面に電子線照射処
理(3Mrad、処理時の試験片の速度50m/mi
n)を施した他は実施例1と同様にしてサンプルを得
た。処理表面の濡れ指数は約40dyne/cmであっ
た。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】以上の実施例1〜1、実施例1〜1
及び比較例1〜2で得たサンプルのセロファンテープに
よる剥離テスト、同クロスカット剥離テスト、及び紫外
線硬化後の硬化度(タッキング=べたつき)の評価結果
を表1に示す。なお、テープ剥離テストは、試験片上の
印刷部にセロファンテープを張り付け、その上から良く
こすって試験片に密着させた後、一挙にテープをはがし
て印刷の剥離状態を調べ、○(剥離しない)、△(わず
かに剥離)、×(明白な剥離あり)で判定した。クロス
カット剥離テストはカッターを使用して印刷部に1mm
角の基盤目状の切り込みを入れた後、テープ剥離テスト
と同様の試験を行ない同じ基準で評価した。いずれの評
価も紫外線硬化後3日後(72時間後)に行なった。ま
た硬化度の評価は紫外線硬化直後に触指にてべたつき具
合を、○(べたつかない)、△(わずかにべたつく)、
×(べたつく)で判定した。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【表1】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線硬化型インキにイソシアネート化
    合物を添加したことを特徴とする、難接着性プラスチッ
    ク基体上に印刷を行なうための印刷インキ。
  2. 【請求項2】 紫外線硬化型インキにイソシアネート化
    合物を添加したことを特徴とする、ポリオキシメチレン
    及びポリプロピレンより選ばれた基体上に印刷を行なう
    ための請求項1の印刷インキ。
  3. 【請求項3】 イソシアネート化合物の添加量が、紫外
    線硬化型インキ100重量部当たり0.5〜35重量部
    である請求項1または2に記載の印刷インキ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の紫
    外線硬化型インキで所定の文字・図形を印刷した印刷
    物。
  5. 【請求項5】 基体がコロナ放電処理、短波長紫外線照
    射、又は電子線照射より選択した前処理を受けている請
    求項4に記載の印刷物。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかに記載の紫
    外線硬化型インキで所定の文字・図形を印刷することを
    特徴とする印刷方法。
  7. 【請求項7】 基体にコロナ放電処理、短波長紫外線照
    射、又は電子線照射より選択した前処理を行ない、次い
    でこの前処理を受けた基体にイソシアネートを添加した
    紫外線硬化型インキで所定の文字・図形を印刷すること
    を特徴とする請求項6に記載の印刷方法。
JP3319647A 1991-07-04 1991-11-08 難接着性プラスチツク基体用印刷インキ、同基体の印刷物、及び同基体への印刷方法 Withdrawn JPH0585032A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014178403A1 (ja) * 2013-04-30 2014-11-06 共同印刷株式会社 チューブ用積層体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014178403A1 (ja) * 2013-04-30 2014-11-06 共同印刷株式会社 チューブ用積層体

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