JPH0584943A - ライン型サーマルヘツド - Google Patents

ライン型サーマルヘツド

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Publication number
JPH0584943A
JPH0584943A JP24775291A JP24775291A JPH0584943A JP H0584943 A JPH0584943 A JP H0584943A JP 24775291 A JP24775291 A JP 24775291A JP 24775291 A JP24775291 A JP 24775291A JP H0584943 A JPH0584943 A JP H0584943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
screw
heater part
platen roller
heating resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP24775291A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Watanabe
哲夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP24775291A priority Critical patent/JPH0584943A/ja
Publication of JPH0584943A publication Critical patent/JPH0584943A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第2基板がプラテンローラに完全に面接触し
て印写に濃淡の相違を生ずることがなく、さらに第2基
板を引下げる際、第1基板1と第2基板2との間の高熱
伝導性弾性部材が第2基板の変形を吸収して安定させる
とともに、第2基板の熱を迅速に第1基板に伝熱して放
熱することができて、全体の寿命を伸ばすことができる
ライン型サーマルヘッドを提供する。 【構成】 固定放熱性第1基板上に表面に発熱抵抗体を
形成した固定放熱性第2基板を設け、第1,2基板間に
高熱伝導性の弾性板状部材を介在させるとともに、幅方
向に延びる発熱抵抗体直下の複数の位置の第1基板に、
回転によって第2基板を凸状に変形させるねじと、凹状
に変形させるねじとを対にした発熱抵抗体の高さを微小
変形させる手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フアクシミリやプリ
ンタ等に用いられるサーマルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の前記のような固定放熱性第1基板
1上に表面に発熱抵抗体を形成した固定放熱性第2基板
2を設けたライン型サーマルヘッドは、その概略が図
2,3に示めされており、1,2はそれぞれ第1,2基
板を示し、3はグレーズ層、4はパターン基材、5はド
ライバ、6は発熱体、7は印写紙、8はプラテンローラ
をそれぞれ示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなラ
イン型サーマルヘッドにあっては、グレーズ層3の加工
精度又は第2基板2の反り等によって、印写のためにグ
レーズ層3をプラテンローラ8に当接させた場合、図2
に示すようにグレーズ層3をプラテンローラ8に完全に
面接触させることが困難であり、その結果図4に鎖線で
示すように幅方向において印写に濃淡の相違を生ずると
いう問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来のライン型サーマルヘッドのもつ問題を解消し、第2
基板のプラテンローラに対する当接面に凹凸を生ずるこ
とがなく、印写の際第2基板をプラテンローラに完全に
面接触させることができて、幅方向において印写に濃淡
の相違を生ずることのないライン型サーマルヘッドを提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、固定放熱性第1基板上に表面
に発熱抵抗体を形成した固定放熱性第2基板を設けたラ
イン型サーマルヘッドにおいて、第1基板と第2基板と
の間に高熱伝導性の弾性板状部材を介在させるととも
に、幅方向に延びる発熱抵抗体直下の複数の位置の第1
基板に、回転によって第2基板を凸状に変形させるねじ
と、同じく回転によって第2基板を凹状に変形させるね
じとを対にして配置することによって第2基板を変形さ
せ、発熱抵抗体の高さを微小変形させる変形手段を設け
たことを特徴とするものである。そして第2基板はセラ
ミック基材からなり、変形手段はセラミック基材を引張
る引張ねじと、突上げる突上ねじとの対からなってい
る。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明において、第2基板が凸
状となっている場合は、引張ねじを回転して第2基板を
引下げ、反対に凹状となっている場合は、突上ねじを回
転して第2基板を突上げてその凹凸を矯正し、第2基板
を引下げる際、第1基板1と第2基板2との間の高熱伝
導性弾性部材が第2基板の変形を吸収して安定させると
ともに、第2基板の熱を迅速に第1基板に伝熱して放熱
する。
【0007】
【実施例】図面に示すこの発明の実施例において、前記
従来のものと同様な部分には同一の符号を付して説明を
省略し、主として異なる部分について説明する。図1に
示すこの発明の実施例において、鉄又はアルミニューム
等からなる第1基板1とセラミック基材からなる第2基
板2との中間にSi等からなる高熱伝導性弾性部材10を
介設させ、第1基板1及び弾性部材10の幅方向に延びる
複数の位置に透孔11,12を設け、この透孔11,12に頭付
の引張ねじ13を遊嵌して、その先端のねじ部14を第2基
板2に設けたねじ孔に螺合し、この引張ねじ13と対をな
す突上ねじ16が第1基板1に設けたねじ孔に螺合し、そ
の先端が弾性部材10の透孔12に遊嵌して貫通したうえ、
第2基板2に当接している。
【0008】このようなものにおいて、ヒータ部9が凸
状となっている場合は、引張ねじ13を回転して第2基板
2を引下げ、反対に凹状となっている場合は、突上ねじ
16を回転して第2基板2を突上げて、ヒータ部9の凹凸
を矯正する。このように凹凸を矯正されたヒータ部9を
印写のためにプラテンローラ8に当接させた場合、ヒー
タ部9をプラテンローラ8に完全に面接触させ、その結
果図4に点線で示すように幅方向において印写に濃淡の
相違を生ずることがない。前記において第2基板2を引
下げる際、第1基板1と第2基板2との間の高熱伝導性
弾性部材10がその弾性によって第2基板2の微小変形を
吸収し、高熱伝導性によってヒータ部9の熱を迅速に第
1基板1に伝熱して放熱することができる。
【0009】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、固定放
熱性第1基板上に表面に発熱抵抗体を形成した固定放熱
性第2基板を設け、第1基板と第2基板との間に高熱伝
導性の弾性板状部材を介在させるとともに、幅方向に延
びる発熱抵抗体直下の複数の位置の第1基板に、回転に
よって第2基板を凸状に変形させるねじと、同じく回転
によって第2基板を凹状に変形させるねじとを対にして
配置することによって第2基板を変形させ、発熱抵抗体
の高さを微小変形させる変形手段を設け、第2基板が凸
状となっている場合は、引張ねじを回転して第2基板を
引下げ、反対に凹状となっている場合は、突上ねじを回
転して第2基板を突上げて、その凹凸を矯正するように
なっているので、この凹凸が矯正された第2基板がプラ
テンローラに完全に面接触して印写に濃淡の相違を生ず
ることがなく、さらに第2基板を引下げる際、第1基板
1と第2基板2との間の高熱伝導性弾性部材が第2基板
の変形を吸収して安定させるとともに、第2基板の熱を
迅速に第1基板に伝熱して放熱することができて、全体
の寿命を伸ばすことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の要部の縦断正面図である。
【図2】従来例の正面図である。
【図3】同上の一部の拡大図である。
【図4】この発明と従来例との熱伝導の状態を示す図面
である。
【符号の説明】
1 第1基板 2 第2基板 3 グレーズ層 7 印写紙 8 プラテンローラ 7 インクシート 9 ヒータ部 10 高熱伝導性の弾性板状部材 11,12 透孔 13 引張ねじ 16 突上ねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定放熱性第1基板上に表面に発熱抵抗
    体を形成した固定放熱性第2基板を設けたライン型サー
    マルヘッドにおいて、第1基板と第2基板との間に高熱
    伝導性の弾性板状部材を介設させるとともに、幅方向に
    延びる発熱抵抗体直下の複数の位置の第1基板に、回転
    によって第2基板を凸状に変形させるねじと、同じく回
    転によって第2基板を凹状に変形させるねじとを対にし
    て配置することによって第2基板を変形させ、発熱抵抗
    体の高さを微小変形させる変形手段を設けたことを特徴
    とするライン型サーマルヘッド。
  2. 【請求項2】 第2基板はセラミック基材からなり、変
    形手段はセラミック基材を引張る引張ねじと、突上げる
    突上ねじとの対からなる請求項1のライン型サーマルヘ
    ッド。
JP24775291A 1991-09-26 1991-09-26 ライン型サーマルヘツド Pending JPH0584943A (ja)

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