JPH058483Y2 - - Google Patents

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JPH058483Y2
JPH058483Y2 JP8974488U JP8974488U JPH058483Y2 JP H058483 Y2 JPH058483 Y2 JP H058483Y2 JP 8974488 U JP8974488 U JP 8974488U JP 8974488 U JP8974488 U JP 8974488U JP H058483 Y2 JPH058483 Y2 JP H058483Y2
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JP
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holding shaft
lens edge
spring
measuring device
hole
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JP8974488U
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はメガネ枠のレンズ縁形状を数値データ
で採取せんとするものである。
従来、メガネ枠のレンズ縁が希望するデザイン
通りに出来上つているかどうかは、目測による判
定か或は投影機を利用しての判定しかなく、正確
に判断し難い。また、メガネ枠のレンズ縁にはめ
るレンズの作成には予め型取機を使用し、即ちメ
ガネ枠を型取機上で固定すると共にレンズ縁溝に
接触子を接触させ、該接触に伴う作動と関連して
刃物を上下動させることにより、レンズ縁形状と
一致するプラスチツクモデルを打抜き、あとこれ
を玉摺機に使用してレンズ加工を行うようになす
のである。
ところで、このような使用に於いては打抜きに
必要な送り分力、背分力に打勝つだけの圧力が接
触圧としてレンズ縁溝にかゝることからメガネ枠
の変形が避けられず、従つて正確性に問題を生ず
るのであり、またメガネ枠の強固な把握及びそれ
に伴う変形の問題もある。
特に最近のフレームは薄型のものが流行となつ
ており、強度的に弱いことから上述の問題点の解
決が強く望まれるところである。他方、プラスチ
ツクスのモデルパターンは温度、湿度などの影響
を受けて変形するのであり、玉摺機に於けるレン
ズ加工のさい必らずしも正確な製品が得られない
嫌いもある。
本考案は斯有る問題点を解決せんとするもので
あつてメガネ枠のレンズ縁形状を、レンズ縁内の
仮設センターからレンズ縁溝に至る距離長さの数
値データとして採取し、ICメモリー、磁気メモ
リーなどとして保存し、必要に応じ即ちレンズ加
工時に該数値データを取出し、プラスチツクモデ
ルを用いることなくレンズ加工が行われるように
することのできる簡便な装置を市販に供せんとす
るものである。
以下、本考案装置を図面にもとづいて説明す
る。
1はメガネ枠載置用円台であつて中心部に透孔
Sの穿設された上テーブル1aと下テーブル1b
とからなり、両テーブルはシンクロナスモーター
2の駆動によりタイミングベルト3を介して一体
的に回動させられる。4a,4b,4cは上テー
ブル1a上に於いて透孔Sを取囲むようにして設
置されるメガネ枠押えであつてメガネ枠5が取付
けられる。6は下テーブル1bに穿設してなる切
欠であり、且つ該テーブル位置には基準角位置設
定検出器7が上記切欠6を上下間で挾む格好に設
けてあり、これはテーブルが回動して次述する数
値データとして採取するさいの基準角とする位置
信号を得るためのものである。
8は透孔Sの中心位置に配置される接触子、9
は接触子保持軸であつて、該軸は接触子先端Pが
前記固定されたメガネ枠5のレンズ縁溝内に常時
追随して接触するべく図示例では矢印左方向イに
向う弾撥作用が働くようになつている。
即ち、10は先端部を軸9の下端部附近と直角
をなす方向に枢着させた摺動杆であつて、装置の
フレームに固定されたブラケツト11を軸受とし
て枢支させると共に、その後半部は該ブラケツト
11と固着してなる匣体12及び該匣体と一体的
に止着させてなるシリンダー13内を挿通させ、
後端部はシリンダー内でスプリング14により弾
撥された円板15と止着させてなる。しかして、
摺動杆10は匣体12内に於いてその長さ方向と
直角をなす方向に多数のスリツトeを穿設してな
るスリツト式測長器1eを一体的に止着させてな
るのであり、且つ匣体内には上記測長器16を上
下方向から挾む格好に、即ち図示例では上方に発
光ダイオード17を下方にフオトダイオード18
a,18bを一定間距離隔てゝ設けしめてある。
一方、20は保持軸9をスプリング14の弾撥
力に抗して矢印右方向ロへ移動させるようになす
ための制御杆であつて、ブラケツト11に対し摺
動可能に軸支されてなり、且つブラケツト11を
挾む一定間距離隔てた位置にストツパー板21
a,21bが取付けられ、また先端にはフツクバ
ー22を取付けせしめると共にスプリング23の
先端を係止させ、後端は装置フレームの側に固定
したフツク24に係止させてなる。他方、25は
前端がブラケツト11に固定されると共に後端は
保持軸9の位置する反対の側で前記制動杆20と
平行状態に設けしめた案内杆であつて、該杆25
の一定間距離l隔てた2箇所には円弧溝26a,
26bが穿設されてなり、且つこれら円弧溝26
a,26b間を摺動するレバー27を設けしめる
のであり、該レバー27のボスGにはスプリング
28を介して杆軸側に弾撥されるボール29が内
蔵されていて、上記円弧溝26a,26bの箇所
ではボール29が溝26a,26b内に突出する
ことにより夫々れレバー位置が固定されるように
なつている。
即ち、第1図示例に於けるレバー27の固定位
置はボール29が溝26a内に嵌入されている状
態で、ボスGが制動杆20のストツパー板21b
と接触して制動杆20のスプリング23による矢
印ロ方向への摺動を制限するようになすのであ
り、このときストツパー板21aは保持軸9の下
端の爪板Mと一定距離隔てた前方の非接触位置に
あり、これに対しレバー27を右方向位置に移動
せしめ、ボール29が円弧溝26b内に嵌入され
て停止する一点鎖線位置ではスプリング23に牽
引されて(スプリング23はスプリング14より
弾性が強い)制動杆20が右方向に移動し、該移
動途中でストツパー板21aと保持軸9の下端の
爪板Mとが接触し、共に保持軸9を右方向に移動
させて爪板Mがブラケツト11の前面位置に設け
たコ字状枠30の溝i内に嵌入されるようになる
のである。こゝに該枠30はフオトセンサーに構
成されてなり、保持軸9の爪板Mが溝i内に嵌入
されることによりカウンタの初期設定が行われる
所謂カウンタ初期設定検出器である。
本装置の操作において、当初レバー27は図示
一点鎖線位置にあり、このとき保持軸9の爪板M
は上述の如くカウンタ初期設定検出器30のコ字
状枠内に嵌入されるのであるが、同時に接触子先
端Pは透孔S内で引掛りを生じせしめない位置と
なるのであり、上テーブル1aの脱着は自由とな
る。従つて、この状態で測定の終了したメガネ枠
は上テーブルと共に取外し可能となるのであり、
取外された上テーブルは他所でセツト治具を介し
新しいメガネ枠を芯出しながら固定して、再び取
付けられるようになされる。斯くして、新たなセ
ツトが行われると、レバー27は実線位置に移動
させることにより制動杆20をしてスプリング2
3による牽引作用から解放させ、これに伴つて保
持軸9はスプリング14の弾撥作用で左方向イに
移動し、接触子先端pがレンズ縁内に軽く押圧接
触するようになるのである。
しかして、次にシンクロナスモーター2を駆動
させ、回動する下テーブル1bの切欠6によつて
基準角位置設定検出器7が基準角位置を検出する
のであり、これを開始点としてシンクロナスモー
ター2の電源周波数による角度に対応する仮空セ
ンターからの距離をスリツト式測長器16から発
する信号によつて演算処理し、且つ数値データと
して記憶して行くのである。31はこのための制
御装置であり、また32は記憶装置である。
以上の構成の作用をブロツク線図で示すと第3
図に示す如くであり、またフローチヤートは第4
図に示す如くなる。
本考案は以上の如くメガネ枠のレンズ縁形状
を、該縁溝内に接触子先端が弾撥的に軽く押圧接
触させるようになし、メガネ枠を固定したテーブ
ルの回転に伴う接触子保持軸の往復移動を電気的
に測長し、数値データとして採取すると共に1C
メモリー、磁気メモリーなどして記憶保存するよ
うになすのであり、レンズ加工時には適宜該数値
データを取出し、これからレンズ加工が直接行わ
れるようになすのであり、従来のプラスチツクス
モデルを打抜き、これをもとに製作するものに比
べて非常に高精度なものを迅速且つ容易に行うこ
とのできるものである。なお、メガネ枠製造時そ
のレンズ縁形状が希望する正確なレンズ縁形状に
形成されているか否かのチエツクシステムとして
も使用可能ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
添附図面は本考案装置を示すもので、第1図は
装置要部の一部破断斜視図、第2図は接触子保持
軸が移動される状態の部分作用説明図、第3図は
電気的なブロツク線図、第4図は装置の測定手順
をフローチヤートで示すものである。 1a……上テーブル、1b……下テーブル、2
……モーター、4a,4b,4c……メガネ枠押
え、5……メガネ枠、6……切欠、7……基準角
位置設定検出器、8……接触子、9……保持軸、
10……摺動杆、14……スプリング、16……
スリツト式測長器、17……発光ダイオード、1
8a,18b……フオトダイオード、20……制
動杆、23……スプリング、27……レバー、3
0……カウンタ初期設定検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部に透孔を穿設したメガネ枠載置用テーブ
    ルの上テーブルと下テーブルとをモーターの駆動
    により一体的に回動されるようになし、上テーブ
    ルにはメガネ枠を取付けると共に、下テーブルの
    外周に於ける1箇所には切欠を設け且つ該切欠を
    挟む状態に基準角位置設定検出器を設けしめるの
    ほか、前記透孔内を嵌挿する状態に接触子保持軸
    を設け、該保持軸は下テーブルの下面で直角をな
    す方向の摺動杆を取付け、該摺動杆がスプリング
    を介して軸方向に押圧されることにより接触子先
    端が前記上テーブルに固定されたメガネ枠のレン
    ズ縁構内に弾撥的に嵌入されるようになつてお
    り、一方摺動杆には電気的測長器が取付けられる
    と共に測長器を挾む対向位置には発光ダイオード
    及びフオトダイオードを設けしめ、他方前記接触
    子保持軸をスプリングに抗して一定距離移動させ
    るための制動杆及びその作動用レバーを設け、該
    移動の限界位置にはカウンターの初期設定が行わ
    れるフオトセンサーが設けてあり、メガネ枠のレ
    ンズ縁内の仮設センターからレンズ縁溝に至る距
    離長さを電気的に距離測定することを特徴とした
    メガネ枠のレンズ縁形状測定装置。
JP8974488U 1988-07-05 1988-07-05 Expired - Lifetime JPH058483Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8974488U JPH058483Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8974488U JPH058483Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6429619U JPS6429619U (ja) 1989-02-22
JPH058483Y2 true JPH058483Y2 (ja) 1993-03-03

Family

ID=31314287

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8974488U Expired - Lifetime JPH058483Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05

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JPS6429619U (ja) 1989-02-22

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