JPH058452A - インパクトドツトプリンタ - Google Patents
インパクトドツトプリンタInfo
- Publication number
- JPH058452A JPH058452A JP16279491A JP16279491A JPH058452A JP H058452 A JPH058452 A JP H058452A JP 16279491 A JP16279491 A JP 16279491A JP 16279491 A JP16279491 A JP 16279491A JP H058452 A JPH058452 A JP H058452A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- impact
- shot
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2打目以降の変位に対して何らの応答不良を
生じることなく1打目の応答性を高めることである。 【構成】 連続して2ドット以上を印字する際に1打目
の印字タイミングと2打目以降の印字タイミングとを実
質的に同一とするためピン駆動パルス幅又は駆動電圧を
調整する。
生じることなく1打目の応答性を高めることである。 【構成】 連続して2ドット以上を印字する際に1打目
の印字タイミングと2打目以降の印字タイミングとを実
質的に同一とするためピン駆動パルス幅又は駆動電圧を
調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインパクトドットプリン
タに関する。
タに関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、永久磁石によりバネを撓ませ
てアマチュアを吸引し、印字信号を受信したとき電磁コ
イルに通電し、これによりアマチュアを解放し、バネの
撓みエネルギにより印字を行うバネチャージ型ヘッドを
有するインパクトドットプリンタや、復帰バネにより所
定位置へ保たれた、エアギャップを持つアマチュアを印
字信号を受信したときに電磁コイルに通電しこれにより
アマチュアを吸引し印字ワイヤを打撃することにより印
字を行うクラッパ型ヘッドを有するインパクトドットプ
リンタ等は知られている。
てアマチュアを吸引し、印字信号を受信したとき電磁コ
イルに通電し、これによりアマチュアを解放し、バネの
撓みエネルギにより印字を行うバネチャージ型ヘッドを
有するインパクトドットプリンタや、復帰バネにより所
定位置へ保たれた、エアギャップを持つアマチュアを印
字信号を受信したときに電磁コイルに通電しこれにより
アマチュアを吸引し印字ワイヤを打撃することにより印
字を行うクラッパ型ヘッドを有するインパクトドットプ
リンタ等は知られている。
【0003】また公知のドットプリンタにおいては、単
一ドット印字の時にも、連続ドット印字の時にも同一の
駆動条件でのみ印字作動をしていた。即ち図3に示すよ
うに、(1)印字コマンドを受信し、(2)その受信し
たコマンドを解析し、(3)キャラクタジェネレータ
(キャラジェネ)に格納された文字ドットデータをプリ
ントバッファに展開し、その後(4)プリントバッファ
の内容を印字する、という手順で印字を行っている。し
かして現今のプリンタにおいては、(4)の印字動作
は、あるタイミングで各々のピンが打たれるべきかどう
かを判断して印字を行っているだけである。即ち、図3
における印字動作の手順をより詳細に述べると、印字動
作に際し、各ピンは、図4に示すように、キャリッジを
移動し、印字タイミングを図り、OKの場合には更にプ
リントバッファの対応するBitは1か?即ち印字すべ
きか否かを図り、これがOKの場合に限りピン出しによ
って印字を行うという工程によって印字作業を行ってい
た。
一ドット印字の時にも、連続ドット印字の時にも同一の
駆動条件でのみ印字作動をしていた。即ち図3に示すよ
うに、(1)印字コマンドを受信し、(2)その受信し
たコマンドを解析し、(3)キャラクタジェネレータ
(キャラジェネ)に格納された文字ドットデータをプリ
ントバッファに展開し、その後(4)プリントバッファ
の内容を印字する、という手順で印字を行っている。し
かして現今のプリンタにおいては、(4)の印字動作
は、あるタイミングで各々のピンが打たれるべきかどう
かを判断して印字を行っているだけである。即ち、図3
における印字動作の手順をより詳細に述べると、印字動
作に際し、各ピンは、図4に示すように、キャリッジを
移動し、印字タイミングを図り、OKの場合には更にプ
リントバッファの対応するBitは1か?即ち印字すべ
きか否かを図り、これがOKの場合に限りピン出しによ
って印字を行うという工程によって印字作業を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
プリンタにおいては、図5に示すように1打目の印字は
電磁コイルの通電開始からワイヤの動作開始までに大き
な駆動エネルギを必要とするため時間Tの遅れが生じ
る。しかし連続して印字する場合2打目以降は1打目の
印字反力を利用して印字動作に入るため、インパクト力
が増幅され時間Tの遅れは生じない。かかる欠点を解決
するためには1打目の印字周期によってヘッドの駆動周
波数が決定されるため1打目の応答性を高める必要があ
る。しかして1打目の応答性を高めるために電磁コイル
の駆動条件を改善するべく、電磁コイルの作動時間を長
くしたり又は電磁コイルへ作動する電圧を高くなるよう
に設定すると、1打目の応答性を高めることはできる
が、本来遅れ時間Tが存在しなかった2打目以降の変位
に対して駆動条件が長すぎたり、印字力が過大となった
り、印字ヘッドの昇温速度が早まったり又は印字リボン
の破断が発生するというような種々の欠陥を誘起し、結
局必要以上のエネルギを消費するだけで最終的にはイン
パクト力の増幅により脱調し、応答不良を発生しやすく
なる。
プリンタにおいては、図5に示すように1打目の印字は
電磁コイルの通電開始からワイヤの動作開始までに大き
な駆動エネルギを必要とするため時間Tの遅れが生じ
る。しかし連続して印字する場合2打目以降は1打目の
印字反力を利用して印字動作に入るため、インパクト力
が増幅され時間Tの遅れは生じない。かかる欠点を解決
するためには1打目の印字周期によってヘッドの駆動周
波数が決定されるため1打目の応答性を高める必要があ
る。しかして1打目の応答性を高めるために電磁コイル
の駆動条件を改善するべく、電磁コイルの作動時間を長
くしたり又は電磁コイルへ作動する電圧を高くなるよう
に設定すると、1打目の応答性を高めることはできる
が、本来遅れ時間Tが存在しなかった2打目以降の変位
に対して駆動条件が長すぎたり、印字力が過大となった
り、印字ヘッドの昇温速度が早まったり又は印字リボン
の破断が発生するというような種々の欠陥を誘起し、結
局必要以上のエネルギを消費するだけで最終的にはイン
パクト力の増幅により脱調し、応答不良を発生しやすく
なる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は2打目以降の変
位に対して何らの応答不良を生じることなく1打目の応
答性を高めるものである。
位に対して何らの応答不良を生じることなく1打目の応
答性を高めるものである。
【0006】
【作用】印字ピンが印字を行う際ひとつ前の印字タイミ
ングの印字ピンデータを参照して、初めての印字か否か
を判断し、この判断に応答してヘッド駆動パルス幅を調
整して印字する。
ングの印字ピンデータを参照して、初めての印字か否か
を判断し、この判断に応答してヘッド駆動パルス幅を調
整して印字する。
【0007】
【実施例】本発明は上記課題を解決するため図3におけ
る(4)の印字動作においては、ある印字タイミングに
おいて、ひとつ前の印字タイミングの印字ピンデータも
参照し、各々のピンについて連続して印字されるもの
か、そうでなく初めて印字を開始するものかを判断し、
連続しているものの場合にはヘッド駆動パルス幅を短く
し、そうでないものは長くすることにより、上記課題を
解決している。
る(4)の印字動作においては、ある印字タイミングに
おいて、ひとつ前の印字タイミングの印字ピンデータも
参照し、各々のピンについて連続して印字されるもの
か、そうでなく初めて印字を開始するものかを判断し、
連続しているものの場合にはヘッド駆動パルス幅を短く
し、そうでないものは長くすることにより、上記課題を
解決している。
【0008】即ち、公知装置の印字操作手順を示す図4
に対応する本件の印字操作手順を示す図2を参照する
と、印字動作を開始する場合まずキャリッジ移動を行
う。次に印字タイミングを図り、印字タイミングがOK
の場合にはプリントバッファの対応するBitが1か?
か即ち印字すべきか否かをチェックし、OKの場合に
は、更にその1つ前の印字タイミングで印字を行ったか
否かをチェックする。もしイエスなら、その場合には、
2打目以降用の短いパルス幅で、又は1打目より低い電
圧でもって印字をするように指令する。もしノーなら、
その場合には、1打目用の長いパルス幅で、又は前者よ
りも高い電圧で印字を開始するように指令をするのであ
る。
に対応する本件の印字操作手順を示す図2を参照する
と、印字動作を開始する場合まずキャリッジ移動を行
う。次に印字タイミングを図り、印字タイミングがOK
の場合にはプリントバッファの対応するBitが1か?
か即ち印字すべきか否かをチェックし、OKの場合に
は、更にその1つ前の印字タイミングで印字を行ったか
否かをチェックする。もしイエスなら、その場合には、
2打目以降用の短いパルス幅で、又は1打目より低い電
圧でもって印字をするように指令する。もしノーなら、
その場合には、1打目用の長いパルス幅で、又は前者よ
りも高い電圧で印字を開始するように指令をするのであ
る。
【0009】例えば24本のピンを有するプリンタバッ
ファ内のデータとピン駆動パルスとの関係を示す図1に
おいて、例えばNo21ピン用データを見た場合、+9
アドレスが印字する最初の位置であり、次いで+12及
び+15アドレスの位置において連続して印字を行うこ
とが判断される。この場合の印字タイミングにおいては
+9アドレスの位置の時間を次の2つの位置の時間より
も長く取りパルス幅を拡大するようにしている。
ファ内のデータとピン駆動パルスとの関係を示す図1に
おいて、例えばNo21ピン用データを見た場合、+9
アドレスが印字する最初の位置であり、次いで+12及
び+15アドレスの位置において連続して印字を行うこ
とが判断される。この場合の印字タイミングにおいては
+9アドレスの位置の時間を次の2つの位置の時間より
も長く取りパルス幅を拡大するようにしている。
【0010】なお、上記のようにヘッドピン駆動パルス
幅を制御する代わりに、ひとつ前の印字タイミングの印
字ピンデータを参照した結果各々のピンが初めて印字を
開始するものか連続して印字するものかを判別し、これ
に応答して各ピン駆動電圧を上げたり又は下げたりする
(1打目の電圧を高く、2打目以降の電圧を低くする)
ことにより上記本発明と同様に2打目以降の印字力増大
を防ぐこともできる(図2参照)。
幅を制御する代わりに、ひとつ前の印字タイミングの印
字ピンデータを参照した結果各々のピンが初めて印字を
開始するものか連続して印字するものかを判別し、これ
に応答して各ピン駆動電圧を上げたり又は下げたりする
(1打目の電圧を高く、2打目以降の電圧を低くする)
ことにより上記本発明と同様に2打目以降の印字力増大
を防ぐこともできる(図2参照)。
【0011】本発明によれば連続ドット印字の2打目以
降のヘッド駆動パルス幅又は駆動電圧を、印字反力によ
るインパクト力の増加分を予め減じて設定することによ
り2打目以降のインパクト力を1打目とほぼ同一にする
ことができるため連続ドット印字の安定化が図られる。
また連続ドットの2打目以降のインパクト力の増加を考
慮することなく、1打目の駆動条件を設定できる。この
ため、静止状態からの印字(1打目)に、大きな駆動エ
ネルギを供給でき、印字動作を速めることができるので
ある。
降のヘッド駆動パルス幅又は駆動電圧を、印字反力によ
るインパクト力の増加分を予め減じて設定することによ
り2打目以降のインパクト力を1打目とほぼ同一にする
ことができるため連続ドット印字の安定化が図られる。
また連続ドットの2打目以降のインパクト力の増加を考
慮することなく、1打目の駆動条件を設定できる。この
ため、静止状態からの印字(1打目)に、大きな駆動エ
ネルギを供給でき、印字動作を速めることができるので
ある。
【0012】
【発明の効果】このように本発明は1打目のインパクト
力をそれ以降のインパクト力と同様に調整することがで
きる。このため連続ドット印字の安定化が図られると同
時に、印字動作の高速化が得られ、さらに駆動エネルギ
の浪費を防止できるのである。
力をそれ以降のインパクト力と同様に調整することがで
きる。このため連続ドット印字の安定化が図られると同
時に、印字動作の高速化が得られ、さらに駆動エネルギ
の浪費を防止できるのである。
【図1】プリンタバッファ内のデータとピン駆動パルス
との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
【図2】本発明の印字動作の詳細を示す図である。
【図3】インパクトドットプリンタにおける印字動作の
開始から終了までを示すフローチャートを示す図であ
る。
開始から終了までを示すフローチャートを示す図であ
る。
【図4】公知装置の印字動作の詳細を示す図である。
【図5】公知のインパクトドットプリンタにおける時間
と変位及び電圧との関係を示す図である。
と変位及び電圧との関係を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 連続して2ドット以上を印字する際に1
打目の印字タイミングを速めることにより該1打目の印
字タイミングと2打目以降の印字タイミングとを実質的
に同一となるように調整したことを特徴とするインパク
トドットプリンタ。 - 【請求項2】 ピン駆動パルス幅を調節することにより
1打目の印字タイミングと2打目以降の印字タイミング
とを実質的に同一となるように調整したことを特徴とす
る請求項1のインパクトドットプリンタ。 - 【請求項3】 ピン駆動電圧を調節することにより1打
目の印字タイミングと2打目以降の印字タイミングとを
実質的に同一となるように調整したことを特徴とする請
求項1のインパクトドットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16279491A JPH058452A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | インパクトドツトプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16279491A JPH058452A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | インパクトドツトプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058452A true JPH058452A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15761337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16279491A Pending JPH058452A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | インパクトドツトプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058452A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5557478A (en) * | 1978-10-24 | 1980-04-28 | Seikosha Co Ltd | Wire dot printer |
JPH03106658A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-07 | Brother Ind Ltd | ドットプリンタ |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP16279491A patent/JPH058452A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5557478A (en) * | 1978-10-24 | 1980-04-28 | Seikosha Co Ltd | Wire dot printer |
JPH03106658A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-07 | Brother Ind Ltd | ドットプリンタ |
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