JPH0584111U - ガス絶縁開閉装置の吸着剤取付装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置の吸着剤取付装置

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JPH0584111U
JPH0584111U JP3162492U JP3162492U JPH0584111U JP H0584111 U JPH0584111 U JP H0584111U JP 3162492 U JP3162492 U JP 3162492U JP 3162492 U JP3162492 U JP 3162492U JP H0584111 U JPH0584111 U JP H0584111U
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JP
Japan
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container
opening
closing plate
adsorbent
insulated switchgear
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Pending
Application number
JP3162492U
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English (en)
Inventor
勝利 下山
孝 糸井
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着剤の空気に晒される時間を少なくし、人
為的ミスをなくする。 【構成】 ガス絶縁開閉装置の筐体7の窓9を開閉自在
に閉塞した蓋体8と、蓋体8の内面に装着された容器1
1と、容器11に充填された吸着剤12と、容器11の
開口を開閉自在に閉塞した開閉板15と、開閉板15を
開放する方向に付勢し容器11の内外の圧力差の減少時
に開閉板15を開放するばね19と、容器11内を減圧
しばね19の付勢力に抗して開閉板15を閉塞させる減
圧手段23とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガス絶縁開閉装置の窓を開閉自在に閉塞する蓋体の内面に容器を装 着し、その容器に吸着剤を充填したガス絶縁開閉装置の吸着剤取付装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来のガス絶縁開閉装置の吸着剤取付装置は、図4Aに示すように、ガス絶縁 開閉装置の窓をボルト,ナット1により開閉自在に閉塞する蓋体2の内面に、打 抜鋼板からなる容器3をねじ4により装着し、容器3内に吸着剤5を充填し、ガ ス絶縁開閉装置内における吸着剤5の飛散を防止し、かつ、ガス絶縁開閉装置に 封入されたSF6 ガス等の絶縁性ガスとの確実な接触をはかっている。 また、同図Bは蓋体2の内面に容器3を一体に装着し、容器3の開口に打抜鋼 板からなる蓋板6をボルト,ナット1により装着し、容器3内に吸着剤5を充填 している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の前記吸着剤取付装置は、使用状態のガス絶縁開閉装置内において吸着剤 が絶縁性ガスと充分に接触するよう配慮されているため、吸着剤はその取付作業 の途中においても大気と接触し、大気中の水分等を吸収して劣化するという問題 点がある。 しかも、ガス絶縁開閉装置では、1つのガス区分に吸着剤の取付部が数箇所あ るため、吸着剤が大気に晒される時間が長大になる。
【0004】 一方、例えば作業基準では、吸着剤を開封後空気に晒してよい時間が決められ ており、通常密封された吸着剤を開封後、30分以内に装置の真空引きを開始す るようになっている。即ち、吸着剤を開封すると、吸着剤の容器への詰め込み作 業、蓋体の装置への取付作業、配管接続作業などを30分以内に行わねばならな い。そのため、同一ガス区分の吸着剤の交換に際しては、吸着剤の取付部毎に作 業者を配置し、多人数で同時に作業をしなければならなく、現場作業の手順,効 率が悪いという問題点がある。 本考案は、前記の点に留意し、吸着剤の空気に晒される時間を少なくし、かつ 、作業者の数を少なくし、人為的ミスのないガス絶縁開閉装置の吸着剤取付装置 を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案のガス絶縁開閉装置の吸着剤取付装置は、 ガス絶縁開閉装置の筐体の窓を開閉自在に閉塞した蓋体と、蓋体の内面に装着さ れた容器と、容器に充填された吸着剤と、容器の開口を開閉自在に閉塞した開閉 板と、開閉板を開放する方向に付勢し容器の内外の圧力差の減少時に開閉板を開 放するばねと、容器内を減圧しばねの付勢力に抗して開閉板を閉塞させる減圧手 段とを備えたものである。
【0006】
【作用】
前記のように構成された本考案のガス絶縁開閉装置の吸着剤取付装置は、ガス 絶縁開閉装置の筐体の窓の蓋体の内面に、吸着剤の充填される容器が装着され、 その容器の開口が開閉板により開閉自在に閉塞され、ばねが開閉板を開放する方 向に付勢しかつ容器の内外の圧力差の減少時に開閉板を開放し、減圧手段により 容器内を減圧できるため、大気中で容器に吸着剤を充填後、減圧手段により容器 内を減圧することにより、開閉板は閉塞状態を維持し、吸着剤が大気に晒される 時間は容器に充填する間だけであり、蓋体の筐体への取付作業の間、容器は密閉 状態である。
【0007】 そして、蓋体の筐体への装着の終了後、筐体内を真空引きすることにより、容 器の内外の圧力差が減少し、ばねの付勢力に抗して開閉板が自動的に開放し、人 手を要することなく吸着剤が筐体内に晒される。さらに、容器の内外の圧力差が 無くなるため、ばねの付勢力によりその後の絶縁性ガスの封入に際しても開閉板 が容器を閉塞することがない。
【0008】
【実施例】
実施例について図1ないし図3を参照して説明する。各図において同一符号は 同一もしくは相当するものを示す。 (実施例1) 実施例1を示した図1において、左側は密閉状態,右側は開放状態を示し、7 はガス絶縁開閉装置の筐体、8は筐体7の窓9のフランジにボルト,ナット10 により着脱自在に装着された蓋体、11は蓋体8の内面に形成された筒形の容器 、12は容器11に収納された吸着剤、13は容器11の開口にボルト14によ り装着された打抜鋼板からなる蓋板、15は蓋板13の外側に位置し容器11の 開口を開閉自在に閉塞した開閉板、16は容器11の周側に基部がナット17に より固定されて立設された複数本のガイド、18はガイド16の先端に形成され たストッパであり、ガイド16に沿い開閉板15が移動自在になっている。19 はガイド16に設けられ開閉板15を開放する方向に付勢するばね、20は開閉 板15の容器11との当接部に設けられたパッキンである。
【0009】 21は開閉板15に透設された接続用ねじ孔であり、排気装置が接続される。 22はねじ孔21の端部に設けられた逆止弁であり、容器11内の気体を排出し 、容器11外の気体の容器11内への流入を阻止し、ねじ孔21,逆止弁22等 により減圧手段23が構成され、開閉板15が容器11の開口を閉塞した状態で 大気に対し容器11の内圧が真空等可成り低いとき、ばね19の付勢力に抗した 外圧により開閉板15が閉塞状態を維持するようになっている。
【0010】 つぎに、吸着剤12の充填時は、ボルト,ナット10を外して蓋体8を筐体7 から取出し、ナット17を外してガイド16,ばね19とともに開閉板15を容 器11から外し、ボルト14を外して蓋板13を開き、吸着剤12を容器11に 充填し、前記と逆の操作で蓋板13をボルト14により取付け、開閉板15,ガ イド16,ばね19をナット17により取付け、開閉板15を押圧して容器11 を閉塞した状態にし、ねじ孔21に排気装置を接続して容器11内を真空に排気 する。この排気により開閉板15への押圧を除いても、大気によりばね19の付 勢力に抗して開閉板15が閉塞状態を維持する。つぎにボルト,ナット10によ り蓋体8を筐体7に取付ける。 そして、筐体7内を真空引きすることにより、容器11の内外の圧力差が減少 し、ばね19の付勢力に抗して開閉板15が自動的に開放し、吸着剤12が筐体 7内に晒される。
【0011】 (実施例2) 実施例2を示した図2において、左側は密閉状態,右側は開放状態を示し、2 4はボルト25により容器11内において蓋体8に取付けられたガイドシリンダ 、26はシリンダ24のピストン、27はピストン26の先端に開閉板15を取 付けたボルト、28はピストン26と開閉板15間に設けられたOリング、29 はシリンダ24内に設けられピストン26を介して開閉板15を開放する方向に 付勢するばねである。 そして、吸着剤12の充填時は、ボルト27を外して開閉板15をピストン2 6から外し、ボルト14を外して蓋板13を開き、吸着剤12を充填し、逆の操 作で開閉板15を取付け、減圧手段23により容器11内を排気する。その他は 実施例1の場合とほぼ同様である。
【0012】 (実施例3) 実施例3を示した図3において、30は容器11に設けられた支持体、31は 支持体30に立設された支柱、32は開閉板15に延設された支杆、33は支柱 31の先端に設けられ支杆32の基部を枢支したピンであり、開閉板15を開閉 自在に支持している。34は支持体30の端部に形成されたストッパ、35は支 杆32の先端部と支持体30との間に設けられ開閉板15を開放する方向に付勢 したばねである。そして、吸着剤12の充填の操作及び作用等は実施例1とほぼ 同様である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているため、つぎに記載する効果を奏 する。 ガス絶縁開閉装置の筐体7の窓9の蓋体8の内面に、吸着剤12の充填される 容器11が装着され、その容器11の開口が開閉板15により開閉自在に閉塞さ れ、ばね19,29,35が開閉板15を開放する方向に付勢しかつ容器11の 内外の圧力差の減少時に開閉板15を開放し、減圧手段23により容器11内を 減圧するため、大気中で容器11に吸着剤12を充填後、減圧手段23により容 器11内を減圧することにより、開閉板15は閉塞状態を維持し、吸着剤12が 大気に晒される時間を容器11に充填する間だけの短時間にすることができ、蓋 体8の筐体7への取付作業の間、容器11を密閉状態に維持することができ、蓋 体8の筐体7への装着の終了後、筐体7を真空引きすることにより、容器11の 内外の圧力差が減少しばね19,29,35の付勢力に抗して開閉板15が自動 的に開放し、人手を要することなく吸着剤12を筐体7内に晒すことができ、人 為的ミスを未然に防止することができる。さらに、容器11の内外の圧力差が無 くなるため、ばね19,29,35の付勢力によりその後の絶縁性ガスの封入に 際しても開閉板15が容器11を閉塞することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の切断正面図である。
【図2】本考案の実施例2の切断正面図である。
【図3】本考案の実施例3の一部の切断正面図である。
【図4】A,Bはそれぞれ従来例の切断正面図である。
【符号の説明】
7 筐体 8 蓋体 9 窓 11 容器 12 吸着剤 15 開閉板 19 ばね 23 減圧手段 29 ばね 35 ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス絶縁開閉装置の筐体の窓を開閉自在
    に閉塞した蓋体と、該蓋体の内面に装着された容器と、
    該容器に充填された吸着剤と、前記容器の開口を開閉自
    在に閉塞した開閉板と、該開閉板を開放する方向に付勢
    し前記容器の内外の圧力差の減少時に前記開閉板を開放
    するばねと、前記容器内を減圧し前記ばねの付勢力に抗
    して前記開閉板を閉塞させる減圧手段とを備えたガス絶
    縁開閉装置の吸着剤取付装置。
JP3162492U 1992-04-15 1992-04-15 ガス絶縁開閉装置の吸着剤取付装置 Pending JPH0584111U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116565750A (zh) * 2023-07-07 2023-08-08 河北德瑞特电器有限公司 一种环保绝缘气体中压开关设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116565750A (zh) * 2023-07-07 2023-08-08 河北德瑞特电器有限公司 一种环保绝缘气体中压开关设备
CN116565750B (zh) * 2023-07-07 2023-09-12 河北德瑞特电器有限公司 一种环保绝缘气体中压开关设备

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