JPH0584072U - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH0584072U JPH0584072U JP4961591U JP4961591U JPH0584072U JP H0584072 U JPH0584072 U JP H0584072U JP 4961591 U JP4961591 U JP 4961591U JP 4961591 U JP4961591 U JP 4961591U JP H0584072 U JPH0584072 U JP H0584072U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover member
- connector
- fpc
- main body
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】コンタクトピン16を内蔵するコネクタ本体部
11に、カバー部材14を前後方向に摺動可能に蓋装す
る。このカバー部材14を前方に摺動させた状態でFP
C20を挿入し、カバー部材を後方に摺動させてFPC
20をロックする。その場合、カバー部材の前端部がコ
ネクタ本体部11の前端より前方に突き出るようにな
し、その突出部17の側部に摺動操作用の爪部15を設
ける。 【効果】簡単容易にカバー部材を摺動させてロック及び
ロック解除操作を行うことができる。
11に、カバー部材14を前後方向に摺動可能に蓋装す
る。このカバー部材14を前方に摺動させた状態でFP
C20を挿入し、カバー部材を後方に摺動させてFPC
20をロックする。その場合、カバー部材の前端部がコ
ネクタ本体部11の前端より前方に突き出るようにな
し、その突出部17の側部に摺動操作用の爪部15を設
ける。 【効果】簡単容易にカバー部材を摺動させてロック及び
ロック解除操作を行うことができる。
Description
【0001】
本考案は、基板に固定されるコネクタ本体部に対してカバー部材が摺動可能に 配され、そのカバー部材によりコネクタ本体部内に挿入されたFPCをロックす るようにされたコネクタに関する。
【0002】
この種のコネクタの一例を図4に示す。この例のコネクタ30は、基板13に 取り付けられる枠状のコネクタ本体部11と、このコネクタ本体部11の上面側 開口を覆うように蓋装されたカバー部材14と、コネクタ本体部11に並列に内 蔵された複数本(例えば5本)のコンタクトピン16とを備えている。コネクタ 本体部11は合成樹脂を素材として射出成形等により製造されたもので、基板1 3には適宜の手段によりマウントされている。
【0003】 カバー部材14は、その中央部付近に後述のロック用凹部14aが形成されお り、コネクタ本体部11との間にFPCを挿入し得る程度の間隙を形成した状態 でその両側部(図には表れない)がコネクタ本体部11に摺動可能に支持されて いる。
【0004】 コンタクトピン16は、コネクタ本体部11にモールド固定されており、その 後端部は基板13の配線パターンにはんだ17により接続されている。このコン タクトピン16はコネクタ本体部11内で折り返されてその折り返し部分が上下 方向に弾性変形し得るようにされており、その前端部は若干上方に湾出する押圧 部16aとされている。
【0005】 かかるコネクタ30にあっては、カバー部材14が図4に示される位置にある ときには、コネクタ本体部11とカバー部材14との間から挿入されたFPC2 0がロック用凹部14aと押圧部16aとで挟圧保持され、FPCとコンタクト ピン16とが電気的に接続されたもとでロック状態となる。
【0006】 それに対し、カバー部材14を図4に示される位置から図の白抜き矢印に従っ て前方に摺動させると、ロック用凹部14aと押圧部16aとが離間してそれら の間に隙間が形成され、ロック状態が解除される。この状態においては、FPC 20をコネクタ30内から引き出したりそこに挿入したりすることができる。
【0007】
ところが、上述の如くの構成を有するコネクタ30においは、それがマウント される基板13の上方に近接してメカニカル部品やカバー類等19が配されるこ とがあり、かかる場合には、カバー部材14とそのメカニカル部品やカバー類等 19との間に指を入れることができず、従って、カバー部材14を摺動させてロ ック及びロック解除を行うにあたっては、特別な治具が必要となりその操作が面 倒である。
【0008】 かかる点に鑑み本考案は、基板にマウントされた状態でその上方に近接してメ カニカル部品やカバー類等が配されたもとにおいても、特別な治具を必要とする ことなく簡単容易にカバー部材を摺動させてロック及びロック解除操作を行うこ とができるようにされたコネクタを提供することを目的とする。
【0009】
上述の目的を達成すべく、本考案に係るコネクタは、基本的には、コンタクト ピンを内蔵するコネクタ本体部に、カバー部材が前後方向に摺動可能に蓋装され 、このカバー部材を前方に摺動させた状態でFPCを上記コネクタ本体部内に挿 入し、その状態からカバー部材を後方に摺動させることにより上記FPCがロッ クされるように構成され、その特徴とするところは、上記カバー部材によりFP Cがロックされた状態で該カバー部材の前端部が上記コネクタ本体部の前端より 前方に突き出るようにされていることである。
【0010】
上述の如くの構成とされた本考案に係るコネクタにおいては、カバー部材の前 端部がコネクタ本体部の前端より前方に突き出しているので、基板上方に近接し てメカニカル部品やカバー類等が配されていても、カバー部材を摺動させる際に はそこをつまむことができる。そのため、特別な治具を必要とすることなく簡単 容易にカバー部材を摺動させてロック及びロック解除操作を行うことが可能とな る。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 図1及び図2は、本考案に係るコネクタの一実施例を示す平面図及び断面図で あり、前述した図4に示される従来例のコネクタ30の各部に対応する部分には 同一の符号を付してそれらの詳細な説明を省略する。
【0012】 図1及び図2に示されるコネクタ10が図4に示される従来例のコネクタ30 と異なるのは、カバー部材14によりFPC20がロックされた状態(図2)に おいて、このカバー部材14の両側部がコネクタ本体部11の前端より前方に突 き出るようにされていて、この両側突出部17の外側部に摺動操作用の爪部15 (凹部もしくは凸部)が設けられている点である。
【0013】 かかるコネクタ30にあっては、カバー部材14が図3に示される如くに最前 方に摺動せしめられた状態では、ロック用凹部14aと押圧部16aとが離間し てそれらの間に隙間が形成され、ロック状態が解除される。この状態においては 、FPC20をコネクタ本体部11内のカバー部材14とコンタクトピン16と の間に挿入したりそこから引き出したりすることができる。
【0014】 それに対し、FPC20をコネクタ本体部11内に挿入したもとでカバー部材 14をその両側突出部17をつまんで図3に示される位置から図2に示される位 置に摺動させると、FPC20がロック用凹部14aと押圧部16aとで挟圧保 持され、FPCとコンタクトピン16とが電気的に接続されたもとでロック状態 となる。
【0015】 このような構成とされた本実施例のコネクタ10においては、カバー部材14 の前端部(両側突出部17)がコネクタ本体部11の前端より前方に突き出して おりその両側突出部17の側部に爪部15が設けられているので、基板13上方 に近接してメカニカル部品やカバー類等19が配されていても、カバー部材14 を摺動させる際には両側突出部17をつまむことができる。そのため、特別な治 具を必要とすることなく簡単容易にカバー部材14を摺動させてロック及びロッ ク解除操作を行うことが可能となる。
【0016】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係るコネクタによれば、基板にマウン トされた状態でその上方に近接してメカニカル部品やカバー類等が配されたもと においても、特別な治具を必要とすることなく簡単容易にカバー部材を摺動させ てロック及びロック解除操作を行うことができるという効果が得られる。
【図1】本考案に係るコネクタの一実施例を示す平面
図。
図。
【図2】図1のA−A線に従う断面図。
【図3】図1に示されるコネクタの動作説明に供される
断面図。
断面図。
【図4】従来例のコネクタの説明に供される断面図。
10 コネクタ 11 コネクタ本体部 13 基板 14 カバー部材 14a ロック用凹部 15 爪部 16 コンタクトピン 16a 押圧部 17 両側突出部 19 メカニカル部品やカバー類等 20 FPC
Claims (1)
- 【請求項1】 コンタクトピンを内蔵するコネクタ本体
部に、カバー部材が前後方向に摺動可能に蓋装され、こ
のカバー部材を前方に摺動させた状態でFPCを上記コ
ネクタ本体部内に挿入し、その状態からカバー部材を後
方に摺動させることにより上記FPCがロックされるよ
うに構成されたコネクタにおいて、上記カバー部材によ
り上記FPCがロックされた状態で該カバー部材の前端
部が上記コネクタ本体部の前端より前方に突き出るよう
にされていることを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4961591U JPH0584072U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4961591U JPH0584072U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584072U true JPH0584072U (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=12836143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4961591U Pending JPH0584072U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0584072U (ja) |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP4961591U patent/JPH0584072U/ja active Pending
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