JPH0583970U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0583970U
JPH0583970U JP2265592U JP2265592U JPH0583970U JP H0583970 U JPH0583970 U JP H0583970U JP 2265592 U JP2265592 U JP 2265592U JP 2265592 U JP2265592 U JP 2265592U JP H0583970 U JPH0583970 U JP H0583970U
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dustproof
movable contact
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国秀 遠藤
弘治 信成
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的は、十分な防塵効果を得るこ
とができるとともに、自動組立てに適したスイッチ装置
を提供することである。 【構成】 スイッチケース11の開口部11cより収容
部11a内に圧入された第1の防塵部材15はスイッチ
機構部を構成する可動接片14等を覆い、さらに、可動
接片14を駆動する操作子16の軸部16aと第1の防
塵部材15の透孔15c相互間に生ずる間隙は第2の防
塵部材19によって閉塞している。したがって、十分な
防塵効果を得ることができる。しかも、可動接片14、
第1の防塵部材15、操作子16は、開口部11cより
収容部11a内に順次装着することによって組立てが完
了するため、自動組立てに適している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばロッカータイプと称するスイッチ装置に係わり、特にその 防塵構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のスイッチ装置の防塵構造としては、操作子の軸部周囲とスイッチケー スの開口部との間に生じる間隙をゴム製のカバーによって覆ったり、スイッチケ ースの内部に、スイッチ機構部と操作部とを仕切る仕切り板を樹脂によってスイ ッチケースと一体的に形成し、この仕切り板に前記スイッチ機構部を構成する可 動接片を駆動するための操作子の軸部が回動自在に挿通する等の方法が用いられ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のスイッチ装置に採用されている防塵構造は、所定の防塵効果を得る ことができる。しかし、ゴム製のカバーは人手によらなければ、スイッチケース に装着できないため、自動組立てには不向きである。
【0004】 また、スイッチケースの内部に仕切り板を設けた場合、仕切り板より下方に位 置するスイッチ機構部を別の工程によって予め組立て、これをスイッチケースに 組込むという作業となる。この半製品としてのスイッチ機構部は、基板に設けら れたコモン接片に可動接片が載置されただけの構成である。このため、可動接片 は僅かな振動によってコモン接片から脱落してしまい、これを自動組立てによっ て製造する場合、歩留まりが低下するおそれを有している。
【0005】 この考案は、従来のスイッチ装置に係わる課題を解決するためになされたもの であり、その目的とするところは、十分な防塵効果を得ることができるとともに 、自動組立てに適したスイッチ装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記課題を解決するため、底部と対向した開口部を備えた収容部 を有するスイッチケースと、前記収容部の底部に配設されるスイッチ機構部と、 中央部に透孔を有し、前記開口部より収容部に圧入され、スイッチ機構部を覆う 第1の防塵部材と、前記スイッチケースに回動自在に設けられ、前記第1の防塵 部材の透孔に軸部が挿通され、この軸部を介して前記スイッチ機構部を駆動する 操作子と、前記操作子の軸部に設けられ、この軸部と前記透孔相互間の間隙を閉 塞する第2の防塵部材とを有している。
【0007】
【作用】
すなわち、スイッチケースの開口部より収容部内に圧入された第1の防塵部材 はスイッチ機構部を覆い、さらに、スイッチ機構部を駆動する操作子の軸部と第 1の防塵部材の透孔相互間に生ずる間隙は第2の防塵部材によって閉塞している 。したがって、十分な防塵効果を得ることができる。
【0008】 しかも、スイッチ機構部、第1の防塵部材、操作子は、開口部より収容部内に 順次装着することによって組立てが完了するため、自動組立てに適しているもの である。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0010】 図1、図2において、スイッチケース11には、収容部11aが設けられてい る。この収容部11aは底部11bと対向した開口部11cを有し、この収容部 11aの内部には、スイッチ機構部を構成するコモン接片12および固定接片1 3が所定間隔離間して設けられている。このコモン接片12には、可動接片14 が回動自在に載置され、この可動接片14の一端部は前記固定接片13に接触可 能とされている。
【0011】 一方、前記収容部11aの内部には、樹脂製の第1の防塵部材15が設けられ ている。この第1の防塵部材15は、収容部11aの内面に突設された段部11 dに当接され位置決めされる。この第1の防塵部材15の中央部には操作子16 の軸部16aが挿通されている。この操作子16の前記軸部16aの両側には、 図2に示すように、所定間隔離間して脚部16b、16cが設けられ、これら脚 部16b、16cの先端には、操作子16の回動支点となる回動軸16d、16 eが設けられている。これら回動軸16d、16eは、前記スイッチケース11 の側面に設けられた透孔11e、11fに回動自在に嵌合されている。この透孔 11e、11fは、前記段部11dより上方に設けられており、これら開口部1 1e、11fは前記スイッチ機構部と第1の防塵部材15によって仕切られてい る。
【0012】 前記操作子16の軸部16a内には、前記可動接片14に摺接する作動子17 が出入自在に設けられ、この作動子17は前記軸部16aおよび作動子17の内 部に設けられたばね18によって突出方向に付勢されている。また、前記軸部1 6aには、軸部16aと第1の防塵部材15の間隙を閉塞するための第2の防塵 部材19が嵌合されている。この第2の防塵部材19は、例えばウレタンホーム によって構成されている。この第2の防塵部材19は、ウレタンホームに限定さ れるものではなく、伸縮性に富み、且つ塵埃を通過しない程度の密度を有する材 質を持つ物であればよい。
【0013】 図3、図4は、第1の防塵部材15を示すものである。この第1の防塵部材1 5は可塑性を有しており、その周縁部15aは下端より上端が広がるように傾斜 され、この周縁部15aの上端は前記収容部11aの内面より広くされている。 したがって、第1の防塵部材15を収容部11aに収容した場合、その周縁部1 5aは収容部11aの内側方向に変形し、収容部11aの内面に密着される。
【0014】 また、第1の防塵部材15の表面部且つ周囲には、操作子16の回動方向両端 を収容可能な溝部15bが設けられ、中央部には前記操作子16の軸部16aが 挿通される挿通口15cが設けられている。さらに、第1の防塵部材15の長手 方向に沿う側面部には、操作子16の回動軸16d、16eが収容される一対の 凹部15d、15eが設けられている。また、第1の防塵部材15の四隅には、 位置決め用の突起15fが設けられ、裏面部には、前記可動接片14の両端を収 容する凹部15gが設けられている。
【0015】 上記構成のスイッチ装置を組立てる場合、先ず、インサート成形により、スイ ッチケース11にコモン接片12、固定接片13が設けられる。この後、収容部 11a内のコモン接片12に可動接片14が載置され、さらに、収容部11a内 に第1の防塵部材15が圧入される。この状態において、作動子17、ばね18 が軸部16a内に組込まれるとともに、第2の防塵部材19が軸部16aに嵌合 された操作子がスイッチケース11に装着される。すなわち、操作子16の軸部 16aを第1の防塵部材15の透孔15cに挿通し、この状態で、操作子16の 脚部16b、16cに設けられた回動軸16d、16eをスイッチケース11の 透孔11e、11fに嵌合することにより組立てが完了する。 尚、前記作動子17およびばね18にはグリスが塗布され、このグリスによっ て軸部16aから作動子17およびばね18の脱落防止が図られている。
【0016】 上記実施例によれば、スイッチケース11の収容部11a内に第1の防塵部材 15を圧入して密着させ、この第1の防塵部材15によってスイッチ機構部と操 作部とを仕切り、さらに、この第1の防塵部材15の透孔15cと操作子16の 軸部16a相互間に生じる間隙を軸部16aに嵌合した第2の防塵部材19によ って閉塞している。したがって、スイッチ機構部を操作部および透孔11c、1 1dから確実に遮断できるため、良好な防塵効果を得ることができるものである 。
【0017】 また、可動接片14、可塑性を有する第1の防塵部材15、および作動子17 、ばね18、第2の防塵部材19を含む操作子16は、スイッチケース11の収 容部11a内に開口部11cから順次組込めばよい。したがって、組立てが容易 であり、自動組立てに適しているものである。
【0018】 さらに、第1の防塵部材15は、その表面に操作子16の回動方向両端を収容 可能な第1の凹部15bを有し、裏面に可動接片14の両端を収容する第2の凹 部15gを有している。したがって、スイッチ装置の大型化を防止することがで きるものである。 なお、この考案は、上記実施例に限定されるものではなく、この考案の要旨を 変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0019】
【考案の効果】
以上、詳述したようにこの考案によれば、十分な防塵効果を得ることができる とともに、自動組立てに適したスイッチ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す側断面図。
【図2】図1を他の方向から見た側断面図。
【図3】図1、図2に示す第1の防塵部材を取出して示
す斜視図。
【図4】図3に示す第1の防塵部材を他の方向から見た
斜視図。
【符号の説明】
11…スイッチケース、11a…収容部、11b…底
部、11c…開口部、12…コモン接片、13…固定接
片、14…可動接片、15…第1の防塵部材、15c…
透孔、16…操作子、16a…軸部、19…第2の防塵
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部と対向した開口部を備えた収容部を
    有するスイッチケースと、 前記収容部の底部に配設されるスイッチ機構部と、 中央部に透孔を有し、前記開口部より収容部に圧入さ
    れ、スイッチ機構部を覆う第1の防塵部材と、 前記スイッチケースに回動自在に設けられ、前記第1の
    防塵部材の透孔に軸部が挿通され、この軸部を介して前
    記スイッチ機構部を駆動する操作子と、 前記操作子の軸部に設けられ、この軸部と前記透孔相互
    間の間隙を閉塞する第2の防塵部材と、 を具備したことを特徴とするスイッチ装置。
JP1992022655U 1992-04-10 1992-04-10 スイッチ装置 Expired - Fee Related JP2591918Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113817A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Shinden Co Ltd 防塵ロッカースイッチ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544553U (ja) * 1978-09-18 1980-03-24
JPS60134255U (ja) * 1984-02-20 1985-09-06 アルプス電気株式会社 シ−ソ−スイツチの防塵構造

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