JPH0583446U - 偏心回転体のシール構造 - Google Patents

偏心回転体のシール構造

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JPH0583446U
JPH0583446U JP3245792U JP3245792U JPH0583446U JP H0583446 U JPH0583446 U JP H0583446U JP 3245792 U JP3245792 U JP 3245792U JP 3245792 U JP3245792 U JP 3245792U JP H0583446 U JPH0583446 U JP H0583446U
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rotating body
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rotary
rotating
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JP3245792U
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秀人 今林
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石山 文鎔
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転体の中央開口部に貫通した軸と、回転体
中央の開口部周縁との間の空間を物体が進入しないよう
にシールする構造の提供。 【構成】 回転供給盤5の中央部に開口10を設け、同
開口10の内で回転供給盤5の回転中心から偏心した位
置に回転軸3を貫通させ、回転軸3を嵌挿し且つ回転供
給盤5の開口10と嵌装する中間体11を設け、同中間
体11に開口10をシールするシールカバー12を取付
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、中央開口部に軸を貫通させた状態で回転する回転体の開口部のシー ル構造に関する。本考案は、粉粒体ホッパーの下部に設けた給粉機の偏心位置で 回転する供給盤のシール構造として有用である。これ以外に広く偏心回転体のシ ール構造として利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、中央開口部に軸を貫通させた状態で回転する回転体のシール構造として は、軸にシールするラバーを取付け、回転体の開口部を覆うように回転体上面ま で延長して上面と接触させることでシールする方法が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来のシール方法では、粉体ホッパーの底部における供給盤の粉体等の荷 重がラバーに直接作用する所では荷重によってラバーが変形して使用できなかっ た。 本考案が解決しようとする課題は、従来のこの問題点を解消し、粉体等の荷重 が作用する個所でも利用できる偏心した回転体と軸との間のシール構造を提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の要旨は、回転体の中央部に設けた開口部内で且 つ回転体の回転中心から偏心した位置に軸を貫通させ、回転体をその回転中心ま わりに回転させる回転体構造に於いて、 前記開口部を回転体中心まわりの円状とし、又前記軸を嵌挿し且つ回転体の開口 部と嵌装する中間体を設け、同中間体に回転体の開口部をシールするシールカバ ーを取付けたことを特徴とする偏心回転体のシール構造にある。 ここで軸は回転してもよいし、非回転の固定されたものでもよい。
【0005】
【作用】
この考案では、中間体が回転体と軸との間の開口部を埋め、粉体等の荷重に対 して耐えうるとともに、開口部の大部分のシールを行う。更に、中間体に取付け たシールカバーが中間体と開口部との間の間隙をシールする。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例は、粉粒体を収容するホッパーの底部にその底部中心から少し偏心し た位置で粉粒体収容溝を設けた供給盤を回転させて、ホッパー内の粉体を吐出す る供給機に使用した例である。
【0007】 図1は実施例の縦断面図、図2は同平面図、図3は平ギアとインターナルギア の関係を示す説明図、図4は中間体の取付状態を示す説明図である。
【0008】 図中、1はホッパー、2はホッパー1の底部、3は回転軸、4は回転羽根、5 は回転供給盤、6は環状溝の粉粒体収容部、7は同粉粒体収容部6に差し込まれ たスクレーパ、8は回転軸3に軸着された平ギア、9は回転軸3から僅か偏心し た位置を軸心Z2にして回転し、平ギア8と一部で噛合し、回転供給盤5に固着 されたインターナルギア、10は回転供給盤5の中央に開設した開口、11は同 開口内に回転自在に嵌挿され、一部に回転軸3を貫通した中間体、12は同中間 体11に被せられたシールカバー、13,14はシール、15,16はベアリン グである。Z1は回転軸3の軸心、Z2は回転供給盤5の軸心である。
【0009】 本実施例では、回転軸3が回転すればホッパー1の底部2の中心で攪拌羽根4 が回転し、底部2の内部の粉粒体を攪拌するとともに、回転供給盤5の粉粒体収 容部6に粉粒体を充填させる。
【0010】 一方、回転軸3の回転は、平ギア8,インターナルギア9を介して回転供給盤 5は軸心Z2まわりに回転させる。中間体11は回転軸3と回転供給盤5の開口 10との間にあって回転供給盤5が回転しても回転軸3に拘束されて静止し、開 口10を閉塞して粉粒体の進入を防止しシールとして作用する。特にシールカバ ーによって回転接触部を保護するようにシールされ、粉粒体の回転接触部への進 入がないようにしている。
【0011】 回転供給盤5の粉粒体収容部6内に充填された粉粒体は、回転供給盤5の回転 とともにホッパー1の内部から外部へ移送し、外部でスクレーパ7によって粉粒 体収容部6の粉粒体は排出される。
【0012】 本実施例における回転供給盤5の外径はホッパー1の外径よりやや大きい程で 済み、外径はホッパー1径と同じ程度で済み、しかも径が大きいだけ粉粒体収容 部6の収容体積を大きくとれ、同じ回転数で供給量を増すことができ、供給能力 を高めることができる。
【0013】
【考案の効果】
以上の様に、本考案によれば、回転体と軸との間の開口部に中間体を取付けた こと及びカバーによって開口部に作用する荷重に耐えるとともに粉粒体等の物体 の進入を防ぐことができ、シールの問題を解消した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の縦断面図である。
【図2】実施例の平面図である。
【図3】実施例の平ギアとインターナルギアの関係を示
す説明図である。
【図4】実施例の中間体の取付状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 底部 3 回転軸 4 回転羽根 5 回転供給盤 6 粉粒体収容部 7 スクレーパ 8 平ギア 9 インターナルギア 10 開口 11 中間体 12 シールカバー 13 シール 14 シール 15 ベアリング 16 ベアリング Z1 回転軸の軸心 Z2 回転供給盤の軸心

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の中央部に設けた開口部内で且つ
    回転体の回転中心から偏心した位置に軸を貫通させ、回
    転体をその回転中心まわりに回転させる回転体構造に於
    いて、 前記開口部を回転体中心まわりの円状とし、又前記軸を
    嵌挿し且つ回転体の開口部と嵌装する中間体を設け、同
    中間体に回転体の開口部をシールするシールカバーを取
    付けたことを特徴とする偏心回転体のシール構造。
JP1992032457U 1992-04-16 1992-04-16 給粉装置の給粉用偏心回転体のシール構造 Expired - Lifetime JP2581215Y2 (ja)

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JP1992032457U JP2581215Y2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 給粉装置の給粉用偏心回転体のシール構造

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JP1992032457U JP2581215Y2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 給粉装置の給粉用偏心回転体のシール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0583446U true JPH0583446U (ja) 1993-11-12
JP2581215Y2 JP2581215Y2 (ja) 1998-09-21

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ID=12359507

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JP1992032457U Expired - Lifetime JP2581215Y2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 給粉装置の給粉用偏心回転体のシール構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02125980A (ja) * 1988-11-04 1990-05-14 Sanyo Electric Co Ltd 圧縮機のスラスト受装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02125980A (ja) * 1988-11-04 1990-05-14 Sanyo Electric Co Ltd 圧縮機のスラスト受装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2581215Y2 (ja) 1998-09-21

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