JP2548687Y2 - 給粉機 - Google Patents

給粉機

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Publication number
JP2548687Y2
JP2548687Y2 JP3245892U JP3245892U JP2548687Y2 JP 2548687 Y2 JP2548687 Y2 JP 2548687Y2 JP 3245892 U JP3245892 U JP 3245892U JP 3245892 U JP3245892 U JP 3245892U JP 2548687 Y2 JP2548687 Y2 JP 2548687Y2
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JP
Japan
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rotary
hopper
center
granular material
powder
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JP3245892U
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English (en)
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JPH0582948U (ja
Inventor
弘海 山口
Original Assignee
石山 文鎔
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Publication date
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、粉粒体を貯えたホッパ
ー・貯室・タンク等の収容室(以下、単にホッパーとい
う)から粉粒体を排出する給粉機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給粉機は、図5に示すように粉粒
体を収めたホッパー底部の中心に回転軸を設け、同回転
軸に攪拌羽根を設け、又環状の粉粒体収容部を設けた回
転供給盤をその回転中心がホッパー外周縁の近くに位置
する状態に設ける構造のものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の給粉機では、回
転供給盤の半径は回転供給盤の径を大きくすればホッパ
ー中心にある回転軸に当り、ホッパー底面積の半径以下
にせざるを得なかった。その為に、ホッパー底部面積に
比べて小さな回転供給盤しか取付けられず、供給能力が
小さくなっていた。これを解消すべく回転供給盤をホッ
パー底部外周部に複数台設けたり、又は回転供給盤の中
心をホッパー外周から遠ざけ回転供給盤の径を大きくす
る方法が採用されているが、これでは構造が複雑で大型
化するという問題点があった。本考案の課題は、従来の
これらの問題点を解消し、小型・軽量で高い供給能力を
有する給粉機の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
考案の要旨は、粉粒体を収めたホッパーの底部に底部中
心から少し偏心した位置を中心にして、底部の周縁に沿
ってホッパー内部から外部に股がるように移動する環状
粉粒体収容部を有する回転供給盤を設け、ホッパー底部
の中心部に設けた回転軸を回転供給盤の中央開口部に貫
通させ、貫通した回転軸の回転供給盤上方位置に攪拌羽
根を設け、回転軸を貫挿した中間体を前記中央開口部に
嵌装し、又回転軸の回転を上記回転供給盤に伝動する駆
動機構を設けたことを特徴とする給粉機にある。ここ
で、回転供給盤の環状粉粒体収容部としては、環状の溝
の場合、多数に区画した枡空間の場合があり、前者はス
クレーパで後者は自重又は空気流で排出される。
【0005】
【作用】本考案では、回転供給盤の回転中心をホッパー
底部の中心より少し偏心した位置に設けているので、回
転供給盤の大きさとホッパー底部の底面積とはあまり変
わらないものにでき、給粉機の外形はホッパー底部から
あまり突出しないようにでき、小径で軽量化できる。ホ
ッパー底部の粉粒体は攪拌羽根によって回転供給盤の粉
粒体収容部に充填され、駆動機構によって回転供給盤が
回転してホッパー外部に移送された所でスクレーパ・自
重落下によって粉粒体収容部から排出される。ここで、
攪拌羽根はホッパー底部中心で回転する回転軸に取付け
られているので、ホッパー底部の粉粒体をくまなく均一
に攪拌でき、粉粒体収容部に円滑に充填させることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は実施例の縦断面図、図2は同平面図、図3
は平ギアとインターナルギアの関係を示す説明図、図4
は中間体の取付状態を示す説明図、図5は従来の給粉機
を示す説明図である。
【0007】図中、1はホッパー、2はホッパー1の底
部、3は回転軸、4は回転羽根、5は回転供給盤、6は
環状溝の粉粒体収容部、7は同粉粒体収容部6に差し込
まれたスクレーパ、8は回転軸3に軸着された平ギア、
9は回転軸3から僅か偏心した位置を軸心Z2にして回
転し、平ギア8と一部で噛合し、回転供給盤5に固着さ
れたインターナルギア、10は回転供給盤5の中央に開
設した開口、11は同開口内に回転自在に嵌挿され、一
部に回転軸3を貫通した中間体、12は同中間体11に
被せられたシールカバー、13,14はシール、15,
16はベアリングである。Z1は回転軸3の軸心、Z2
は回転供給盤5の軸心である。
【0008】本実施例では、回転軸3が回転すればホッ
パー1の底部2の中心で攪拌羽根4が回転し、底部2の
内部の粉粒体を攪拌するとともに、回転供給盤5の粉粒
体収容部6に粉粒体を充填させる。
【0009】一方、回転軸3の回転は、平ギア8,イン
ターナルギア9を介して回転供給盤5は軸心Z2まわり
に回転させる。中間体11は回転軸3と回転供給盤5の
開口10との間にあって回転供給盤5が回転しても回転
軸3に拘束されて静止し、開口10を閉塞して粉粒体の
進入を防止しシールとして作用する。特にシールカバー
によって回転接触部を保護するようにシールされ、粉粒
体の回転接触部への進入がないようにしている。
【0010】回転供給盤5の粉粒体収容部6内に充填さ
れた粉粒体は、回転供給盤5の回転とともにホッパー1
の内部から外部へ移送し、外部でスクレーパ7によって
粉粒体収容部6の粉粒体は排出される。
【0011】本実施例における回転供給盤5の外径はホ
ッパー1の外径よりやや大きい程で済み、外径はホッパ
ー1径と同じ程度で済み、しかも径が大きいだけ粉粒体
収容部6の収容体積を大きくとれ、同じ回転数で供給量
を増すことができ、供給能力を高めることができる。
【0012】
【考案の効果】以上の様に、本考案によれば、回転供給
盤の回転中心をホッパー中心の回転軸より少し偏心させ
た位置に設けたことにより、回転供給盤をホッパーと同
じ外形の大きさにでき、粉粒体収容部の体積を大きくで
き、供給量を高めることができる。又、回転供給盤はホ
ッパー外形からあまり出ることがないので、従来の同じ
能力のものに比べ半分程の寸法と重量で済むという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の縦断面図である。
【図2】実施例の平面図である。
【図3】実施例の平ギアとインターナルギアの関係を示
す説明図である。
【図4】実施例の中間体の取付状態を示す説明図であ
る。
【図5】従来の給粉機を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 底部 3 回転軸 4 回転羽根 5 回転供給盤 6 粉粒体収容部 7 スクレーパ 8 平ギア 9 インターナルギア 10 開口 11 中間体 12 シールカバー 13 シール 14 シール 15 ベアリング 16 ベアリング Z1 回転軸の軸心 Z2 回転供給盤の軸心

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を収めたホッパーの底部に底部中
    心から少し偏心した位置を中心にして、底部の周縁に沿
    ってホッパー内部から外部に股がるように移動する環状
    粉粒体収容部を有する回転供給盤を設け、ホッパー底部
    の中心部に設けた回転軸を回転供給盤の中央開口部に貫
    通させ、貫通した回転軸の回転供給盤上方位置に攪拌羽
    根を設け、回転軸を貫挿した中間体を前記中央開口部に
    嵌装し、又回転軸の回転を上記回転供給盤に伝動する駆
    動機構を設けたことを特徴とする給粉機。
JP3245892U 1992-04-16 1992-04-16 給粉機 Expired - Lifetime JP2548687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3245892U JP2548687Y2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 給粉機

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JP3245892U JP2548687Y2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 給粉機

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Publication Number Publication Date
JPH0582948U JPH0582948U (ja) 1993-11-09
JP2548687Y2 true JP2548687Y2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=12359533

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JPH0582948U (ja) 1993-11-09

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