JP2568342Y2 - 偏心回転体の駆動機構 - Google Patents

偏心回転体の駆動機構

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JP2568342Y2
JP2568342Y2 JP1992032456U JP3245692U JP2568342Y2 JP 2568342 Y2 JP2568342 Y2 JP 2568342Y2 JP 1992032456 U JP1992032456 U JP 1992032456U JP 3245692 U JP3245692 U JP 3245692U JP 2568342 Y2 JP2568342 Y2 JP 2568342Y2
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JP
Japan
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rotary
rotating body
hopper
drive shaft
rotating
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Application number
JP1992032456U
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English (en)
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JPH0583507U (ja
Inventor
輝也 平田
Original Assignee
大盛工業株式会社
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Publication date
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、中央開口部に回転駆動
軸を貫通させた状態で回転する回転体の駆動機構に関す
る。本考案は粉粒体ホッパーの下部に設けた給粉機の偏
心位置で回転する供給盤の駆動機構として有用である偏
心回転体の駆動機構として利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、中央開口部に回転駆動軸を貫通さ
せた状態で回転する回転体の回転機構は、回転体の中心
に設けた回転軸と回転駆動軸との間を平ギアで連動させ
るのが普通とするが、回転体の中心と回転駆動軸との軸
心との偏心(間隔)が小さいときは2枚の平ギアによる
大きなトルクの連動が難しく、複数の平ギアを使わなく
ては伝動しにくいものである。これを避けるため回転体
の回転中心と回転駆動軸との偏心を大きくすると開口部
が大きくなり回転体の機能が失われる。あるいは回転体
の外側に回転駆動軸を置かねばならず、回転体の回転中
心と回転駆動軸とを近付けることができにくいものであ
った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、ホッパー
下部の偏心した回転体と回転駆動軸を近付けた配置でも
回転体を回転駆動軸で円滑に駆動でき、且つホッパー下
部の回転羽根を同時に回転させることが出来る偏心回転
体の駆動機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
考案の要旨は、粉粒体を収納するホッパーの下部に粉粒
体を回転移送してホッパー外に排出する回転体をホッパ
ーの下部中心から偏心した状態に設け、同回転体の中央
部に設けた開口部内で且つ回転体の回転中心から偏心し
ホッパー下部中心位置に回転駆動軸を貫通させ、回転
体の裏面に回転体中心と同心のインターナルギアを取付
け、又回転駆動軸に同軸心の平ギアを取付けるととも
に、同平ギアを前記インターナルギアの一部と噛合さ
、しかも回転駆動軸の回転体上方位置にホッパー下部
の粉粒体を攪拌する回転羽根を取り付けたことを特徴と
する偏心回転体の駆動機構にある。
【0005】
【作用】この考案では、回転駆動軸のトルクはこれに取
付けた平ギア、インターナルギアを介して回転体に伝動
される。ここで平ギアは回転駆動軸まわりに回転する
が、これと噛合して回動させられるインターナルギアは
回転体裏面にその回転中心と同心に取付けられているの
で回転体の回転中心まわりに回転し、回転体をその回転
中心まわりに円滑に回動できるものとしている。しかも
平ギア、インターナルギアの半径は回転体の中心と回転
駆動軸との偏心距離より数〜数十倍の寸法をとることが
できるので簡単な構造で大きなトルクを伝動できる。
かも、回転体はホッパー下部の中心から偏心した位置で
回転し、ホッパー下部の粉粒体を外部へ排出し、同時に
回転駆動軸に取り付けた回転羽根はホッパー下部の粉粒
体を攪拌して排出を円滑にするようにする
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、ホッパーの底部に設けた回転体であ
る回転供給盤をその底部中心に立設した回転羽根を取付
けた回転軸である回転駆動軸で駆動した例である。図1
は実施例の縦断面図、図2は同平面図、図3は平ギアと
インターナルギアの関係を示す説明図、図4は中間体の
取付状態を示す説明図である。
【0007】図中、1はホッパー、2はホッパー1の底
部、3は本考案の回転駆動軸である回転軸、4は回転羽
根、5は本考案の回転体である回転供給盤、6は同回転
供給盤の粉粒体を収容する環状溝の粉粒体収容部、7は
同粉粒体収容部6に差し込まれたスクレーパ、8は回転
軸3に軸着された平ギア、9は回転軸3から僅か偏心し
た位置を軸心Z2にして回転し、平ギア8と一部で噛合
し、回転供給盤5に固着されたインターナルギア、10
は回転供給盤5の中央に開設した開口、11は同開口
内に回転自在に嵌挿され、一部に回転軸3を貫通した
中間体、12は同中間体11に被せられたシールカバ
ー、13,14はシール、15,16はベアリングであ
る。Z1は回転軸3の軸心、Z2は回転供給盤5の軸心
である。
【0008】本実施例では、回転軸3が回転すればホッ
パー1の底部2の中心で回転羽根4が回転し、底部2の
内部の粉粒体を攪拌するとともに、回転供給盤5の粉粒
体収容部6に粉粒体を充填させる。
【0009】一方、回転軸3の回転は、平ギア8,イン
ターナルギア9を介して回転供給盤5は軸心Z2まわり
に回転させる。中間体11は回転軸3と回転供給盤5の
開口10との間にあって回転供給盤5が回転しても回
転軸3に拘束されて静止し、開口10を閉塞して粉粒
体の進入を防止しシールとして作用する。特にシールカ
バー12によって回転接触部を保護するようにシールさ
れ、粉粒体の回転接触部への進入がないようにしてい
る。
【0010】回転供給盤5の粉粒体収容部6内に充填さ
れた粉粒体は、回転供給盤5の回転とともにホッパー1
の内部から外部へ移送し、外部でスクレーパ7によって
粉粒体収容部6の粉粒体は排出される。
【0011】本実施例における回転供給盤5の外径はホ
ッパー1の外径よりやや大きい程で済み、外径はホッパ
ー1径と同じ程度で済み、しかも径が大きいだけ粉粒体
収容部6の収容体積を大きくとれ、同じ回転数で供給量
を増すことができ、供給能力を高めることができる。
【0012】
【考案の効果】以上の様に、本考案によれば、回転体に
インターナルギアを、又回転駆動軸に平ギアを取付け、
平ギアをインターナルギアの内周噛合の一部に噛合する
ようにしたことにより、回転体の回転中心を回転駆動軸
に近付けても円滑に大きなトルクを伝動でき、偏心回転
およびホッパー内の回転羽根を簡単でコンパクトな構
造で容易に駆動できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の縦断面図である。
【図2】実施例の平面図である。
【図3】実施例の平ギアとインターナルギアの関係を示
す説明図である。
【図4】実施例の中間体の取付状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 底部 3 回転軸 4 回転羽根 5 回転供給盤 6 粉粒体収容部 7 スクレーパ 8 平ギア 9 インターナルギア 10 開口 11 中間体 12 シールカバー 13 シール 14 シール 15 ベアリング 16 ベアリング Z1 回転軸の軸心 Z2 回転供給盤の軸心

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を収納するホッパーの下部に粉粒
    体を回転移送してホッパー外に排出する回転体をホッパ
    ーの下部中心から偏心した状態に設け、同回転体の中央
    部に設けた開口部内で且つ回転体の回転中心から偏心し
    ホッパー下部中心位置に回転駆動軸を貫通させ、回転
    体の裏面に回転体中心と同心のインターナルギアを取付
    け、又回転駆動軸に同軸心の平ギアを取付けるととも
    に、同平ギアを前記インターナルギアの一部と噛合さ
    、しかも回転駆動軸の回転体上方位置にホッパー下部
    の粉粒体を攪拌する回転羽根を取り付けたことを特徴と
    する偏心回転体の駆動機構。
JP1992032456U 1992-04-16 1992-04-16 偏心回転体の駆動機構 Expired - Lifetime JP2568342Y2 (ja)

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JP1992032456U JP2568342Y2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 偏心回転体の駆動機構

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Publication Number Publication Date
JPH0583507U JPH0583507U (ja) 1993-11-12
JP2568342Y2 true JP2568342Y2 (ja) 1998-04-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4646831B2 (ja) * 2006-03-01 2011-03-09 株式会社岡常歯車製作所 減速機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60126437U (ja) * 1984-02-03 1985-08-26 石川島播磨重工業株式会社 テ−ブルフイ−ダ
JPH061801B2 (ja) * 1984-12-24 1994-01-05 株式会社日立製作所 リ−ドフレ−ム
JPS6240996U (ja) * 1985-08-29 1987-03-11
JPH057321Y2 (ja) * 1986-09-30 1993-02-24

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JPH0583507U (ja) 1993-11-12

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