JPH0583391U - 送風機 - Google Patents

送風機

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Publication number
JPH0583391U
JPH0583391U JP3825592U JP3825592U JPH0583391U JP H0583391 U JPH0583391 U JP H0583391U JP 3825592 U JP3825592 U JP 3825592U JP 3825592 U JP3825592 U JP 3825592U JP H0583391 U JPH0583391 U JP H0583391U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
fan rotor
blower
rotor
wind direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3825592U
Other languages
English (en)
Inventor
祐一 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP3825592U priority Critical patent/JPH0583391U/ja
Publication of JPH0583391U publication Critical patent/JPH0583391U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風機の吹出部での通風抵抗を増加させるこ
となく風向を変化させ、その吹出風向も広範囲にわたっ
て変化できるようにする。 【構成】 貫流ファンのファンロータ1を覆うと共に、
このファンロータ1の回転により生じた空気流を吹出す
吹出部3を有するファンケーシング2を、ファンロータ
1の回転軸心Cを中心に回動可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は吹出方向を比較的自由に変更し得る送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の送風機を図4に基づいて説明する。同図は吹出部33においてファンロ ータ31の回転軸心Cと垂直方向に断面した状態を示す横断面図である。この図 において、ファンケーシング32はファンロータ31の回転によって生じた空気 流を案内して、ファンケーシング32に開設された吹出部33より吹出させてい る。このとき風向(吹出方向)35は、吹出部33に配置された風向調整板34 を矢印36の方向に揺動させることによって変化させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記送風機のファンケーシング32は、ファンロータ31の回転 によって生じる空気流を吹出部33に単に案内するのみであり、吹出部33に案 内されて吹出す空気流の風向は、吹出部33に配置された風向調整板34によっ て制御されていた。このため風向範囲は、風向調整板34の揺動範囲に限定され ることになる。また風向調整板34が吹出部33に配置されているので、風向を 大きく変化させる場合は、通風抵抗も増加するという問題もあった。
【0004】 この考案は上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的 は、通風抵抗を増加させることなく風向を変化させることが可能であって、その 吹出風向の調整範囲も大きく変化させることが可能な送風機を提供することにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこでこの考案の送風機は、貫流ファンのファンロータ1と、このファンロー タ1を覆うと共に、ファンロータ1の回転により生じた空気流を吹出す吹出部3 を有するファンケーシング2とから成り、このファンケーシング2をファンロー タ1の回転軸心Cを中心に回動可能としたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
ファンロータ1の回転によって生じた空気流は、ファンロータ1を覆っている ファンケーシング2に案内されて、ファンケーシング2に開設されている吹出部 3から吹出すことになる。このときファンケーシング2そのものがファンロータ 1の回転軸心Cを中心に回動可能であるから、ファンケーシング2に開設されて いる吹出部3もファンロータ1の回転軸心Cを中心に変更可能となるので、空気 流の吹出方向4を、周方向の広範囲にわたって変化させることができる。つまり 従来の送風機のように、吹出方向が一定範囲に制限される風向調整板を吹出部に 配置させる場合と比べて、通風抵抗を増加させることなく、周方向の広範囲にわ たって風向を変化させることができることになるのである。
【0007】
【実施例】
次にこの考案の送風機の具体的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説 明する。図1は貫流ファンとしてシロッコファンを内蔵し、この考案の送風機を 空気調和機に適用した場合を説明する縦断面図である。図2は図1のX−X部で の横断面図である。1はファンロータであり、羽根9を有し、回転することによ って空気流を生じさせている。2はファンケーシングであり、図2に示すスクロ ール10を有している。またこのファンケーシング2は、上記ファンロータ1の 全周を覆っており、ファンロータ1によって生じた空気流を吹出部3に案内する 。そしてこのファンケーシング2は、手動または自動によってファンロータ1の 回転軸心Cを中心に任意の角度に回動可能に支持されている。4は吹出部3での 空気流の吹出方向である。5はモータであり、その回転軸が上記ファンロータ1 に直接連結しており、ファンロータ1を回転させるものである。またこのモータ 5は、固定部材11によりプレート14に固定されている。6は熱交換器であり 、吸込部7に設けられ、流通する空気を希望する温度になるように加熱または冷 却している。8はこの空気調和機の両端部のカバーであり、この部分に空気調和 機の吊下部材または脚体が固定されることになる。
【0008】 なお吸込部7を一端部側のみに設け、他端側に吹出部3を設けてもよく、モー タ5もその一端側のみから回転軸を延出し、ファンロータ1を直結させてもよく 、その配置は任意である。
【0009】 そしてこの空気調和機は、モータ5を駆動して空気流を生じさせる。この空気 流は、この空気調和機の両端部寄りの吸込部7から吸込まれ、吸込部7に設けら れている熱交換器6を流通することによって所望の温度に調節される。さらにフ ァンロータ1の全周を覆うファンケーシング2に案内されて、ファンケーシング 2の中央部に開設されている吹出部3より吹出方向4で吹出されることになる。 その吹出方向4は、ファンケーシング2が図2に示す回転軸心Cを中心に矢印1 2の方向に回動可能であるから、回転軸心Cを中心に全周方向(360度方向) に変化させることができる。
【0010】 図3は別の実施例を示す図2に相当する図である。同図において、ファンロー タ1の全周を覆うファンケーシング2は断面円形であり、その吹出部3には固定 羽根13が設けられている。
【0011】 以上にこの考案の送風機の具体的な実施例について説明したが、この考案は上 記実施例に限定されるものではなく、この考案の範囲内で種々変更して実施する ことが可能である。例えば上記実施例においては、空気調和機に適用した場合を 例示しているが、他の送風機にも応用可能である。
【0012】
【考案の効果】
以上のようにこの考案の送風機では、従来例のように吹出部に風向調整板を配 置せずに、吹出部が開設されているファンケーシングをファンロータの回転軸心 を中心に回動可能にしたので、吹出部での通風抵抗を増加させることなく風向を 変化させること可能になり、その吹出方向の調整範囲も大きく変化させることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の送風機の一実施例を示す縦断面図で
ある。
【図2】上記実施例の横断面図である。
【図3】別実施例の横断面図である。
【図4】従来例の横断面図である。
【符号の説明】
1 ファンロータ 2 ファンケーシング 3 吹出部 C 回転軸心

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫流ファンのファンロータ(1)と、こ
    のファンロータ(1)を覆うと共に、ファンロータ
    (1)の回転により生じた空気流を吹出す吹出部(3)
    を有するファンケーシング(2)とから成り、このファ
    ンケーシング(2)をファンロータ(1)の回転軸心
    (C)を中心に回動可能としたことを特徴とする送風
    機。
JP3825592U 1992-04-20 1992-04-20 送風機 Pending JPH0583391U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3825592U JPH0583391U (ja) 1992-04-20 1992-04-20 送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3825592U JPH0583391U (ja) 1992-04-20 1992-04-20 送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0583391U true JPH0583391U (ja) 1993-11-12

Family

ID=12520210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3825592U Pending JPH0583391U (ja) 1992-04-20 1992-04-20 送風機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0583391U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018211633A1 (ja) * 2017-05-17 2018-11-22 三菱電機株式会社 サーキュレータ及びサーキュレータシステム

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JPS51512B1 (ja) * 1971-05-26 1976-01-08

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