JPH058326Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH058326Y2
JPH058326Y2 JP3686988U JP3686988U JPH058326Y2 JP H058326 Y2 JPH058326 Y2 JP H058326Y2 JP 3686988 U JP3686988 U JP 3686988U JP 3686988 U JP3686988 U JP 3686988U JP H058326 Y2 JPH058326 Y2 JP H058326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retainer
attached
clip
notch
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3686988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01140012U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3686988U priority Critical patent/JPH058326Y2/ja
Publication of JPH01140012U publication Critical patent/JPH01140012U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH058326Y2 publication Critical patent/JPH058326Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、スポイラー、モール等の取付構造
に関し、特にはクリツプを装着したリテーナーを
被取付体であるスポイラー等に、クリツプが脱落
しないように取付けるリテーナーの取付構造に関
する。
(従来技術) 近年自動車の車体後部のトランクリツド上には
自動車の高速安定性を増すため、プラスチツクの
発泡体等からなるスポイラーが装着されている。
ところで、従来スポイラーをトランクリツド上
に取付けるに際し、スボイラーの車幅方向におけ
る熱伸縮を吸収するため、例えば実開昭61−
189889号公報の如く取付用クリツプを、長孔を穿
設したリテーナーに嵌挿係合し、クリツプとリテ
ーナーが相対的に移動可能とされている。
(考案が解決しようとする課題) ところがこのリテーナー60の長孔61に取付
用クリツプ62を嵌挿するには、第5図に示す如
く長孔61に連続してクリツプ頭部が挿入可能な
孔63が穿設されている必要がある。しかし、こ
の大径の孔63を有するクリツプ付リテーナーに
あつては、クリツプの移動によつて大径の孔から
脱落する虞を有し、リテーナーをスポイラーに取
付けた後においてもその取扱いに注意をはらわね
ばならないという問題点を有している。
(課題を解決するための手段) よつて本案はこのような問題点を解決するクリ
ツプ付リテーナーの取付構造を提供しようとする
もので、その要旨とするところは、リテーナーに
その縁辺の一部に開口する切欠を設けると共にそ
の切欠にクリツプを装着し、他方被取付体の取付
面に立壁を設け、前記リテーナーの切欠開口を立
壁に面して取付けたことを特徴とするクリツプを
装着したリテーナーの取付構造にある。なおリテ
ーナーの切欠には円形または長円形の透孔を連続
して設け、クリツプの装着部とするのが好まし
い。また被取付体の取付部には凹部を設け、その
内底面を取付面とする一方凹部内壁を立壁とする
ように構成するのが好ましい。
(作用) リテーナーの切欠開口が取付面に設けられた立
壁に面して取付けられるため、切欠の開口は立壁
によつて略閉鎖されることとなる。従つてリテー
ナーの取付前に予めクリツプを開口を通して切欠
に装着しておけば、クリツプの脱落する虞は殆ど
皆無となる。また切欠に続いて長円形の透孔を設
けておけばクリツプは長円に沿つて脱落の虞なく
摺動可能となるものであり、他方リテーナーを立
壁の壁面に沿つて摺動可能にすれば被取付体であ
るスポイラー等を車体に取付けた後においてクリ
ツプが揺動することもなく、被取付体を強固に車
体等に保持することが可能となる。更には被取付
体の取付面を凹部の内底面に設けることにより、
立壁を該凹部の内壁で構成することが可能となる
と共にリテーナーを隠蔽することも可能となる。
(実施例) 以下本案を実施例に基いて説明するに、第1図
はリテーナーの斜視図、第2図は第1図のリテー
ナーをスポイラーに取付け、更にスポイラーを車
体へ取付けた状態を示す第1図のA−A線相当断
面図、第3図は第1図のB−B線における第2図
と同様の断面図、第4図は他の実施例に係るリテ
ーナーの斜視図である。
本案取付構造は第2図に示す通り、リテーナー
10、クリツプ20、被取付体30、固着具40
および車体50よりなる。
リテーナー10は第1図に示すとおり、被取付
体30への取付部11とクリツプ20の装着部1
2とからなる。同図においては板状体からクリツ
プ装着部12を下方に突出する如く屈曲して設け
てあるがこれに限るものではない。取付部11に
は被取付体30への取付孔13が長円状に設けら
れ、クリツプ装着部12にはリテーナー10の縁
辺に開口するクリツプ装入用の切欠14が前記取
付孔13の長軸と略直角に設けられ、その内端は
クリツプ20の頸部が係止される円形の透孔15
につながつている。なお長円状取付孔13の長軸
はリテーナー10のスライド方向、すなわち被取
付体であるスポイラー等の熱伸縮方向に設けるこ
とはいうまでもない。
一方被取付体30であるスポイラーの取付面3
1には、ウエルドナツト32付のインサート33
がその端縁をスポイラー中に埋設する如く固着さ
れていると共に所定位置に立壁34が設けられて
いる。なおこの立壁34はリテーナー10を取付
面31に取付けたとき切欠14を有する縁辺に対
する如く設けられるものである。実施例において
被取付体30の取付部に凹部35を設け、その内
底面をリテーナー10の取付面31とする一方、
第3図に示すように相対する一対の内壁36にて
リテーナー10の切欠14を有する辺とその対辺
を挟持すると共にリテーナー10がその内壁に沿
つて摺動可能なように設けてある。
リテーナー10は切欠14にクリツプ20が装
着された後、第2図に示す如く取付部11の取付
孔13がインサート33のウエルドナツト32に
臨むように配され、取付ワツシヤ41を介してボ
ルト42等の固着具40で取付体30の取付面3
1に取付けられる。なお取付ワツシヤ41を使用
せず取付ボルト43で取付けることもできる。こ
の第1実施例は、リテーナー10自体が被取付体
の取付面31上を相対的に摺動可能なようにリテ
ーナー10の取付部11に長円状の取付孔13を
設けてあるが、第4図に示す第2実施例の如くク
リツプ装着部12に切欠14に続いて長円形の透
孔16を設け、取付部11の取付孔13を通常の
円形としてもよい。この第2実施例においてはリ
テーナー10が取付ボルト等の固着具40によつ
て被取付体30の取付面31に固着されるため、
リテーナー10は被取付体30の伸縮に伴つて移
動することとなる。従つて立壁34はリテーナー
10の切欠14を閉鎖する位置に設けられればよ
いものである。なお第1実施例の如く被取付体3
0に凹部35を設け、リテーナー10をその凹部
内に配することによりその内壁36にて切欠14
を閉鎖するようにしてもよいことは勿論のことで
ある。
図中51はトランクリツド等の車体パネルであ
り、また52は被取付体30とトランクリツド5
1等の間に配される両面テープ等の緩衝体であ
る。
(効果) 本案は以上の如く構成してなるため、リテーナ
ーの取付時にクリツプを装着した切欠を立壁に面
するように取付ければ、クリツプがリテーナーか
ら脱落する虞は殆ど解消することとなる。また立
壁がリテーナーを挟着するように設けられていれ
ば、リテーナーの向きを気にして取付ける必要も
なくなるものである。更に被取付体の熱伸縮によ
つて被取付体とリテーナーまたはリテーナーとク
リツプ間において相対的な移動が生じても、被取
付体の取付部が車体等から外れることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案第1実施例に係るリテーナーの斜
視図、第2図はその取付状態を示すA−A線相当
断面図、第3図はB−B線における第2図と同様
の断面図、第4図は他の実施例に係るリテーナー
の斜視図、第5図は従来のリテーナーの斜視図で
ある。 記号の説明、10……リテーナー、11……取
付部、12……クリツプ装着部、13……取付
孔、14……切欠、20……クリツプ、30……
被取付体、31……取付面、33……インサー
ト、34……立壁、40……固着具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 クリツプを装着したリテーナーを被取付体の
    取付面に取付ける構造において、リテーナーに
    その縁辺に開口する切欠を設けると共にその切
    欠にクリツプを装着し、他方被取付体の取付面
    に立壁を設け、前記リテーナーの切欠開口を立
    壁に面して取付け、リテーナーの切欠を立壁に
    て略閉鎖するように構成したことを特徴とする
    クリツプを装着したリテーナーの取付構造。 2 リテーナーの切欠が、円形または長円形の透
    孔に続いており、該透孔にクリツプが装着され
    ている請求項1記載のクリツプを装着したリテ
    ーナーの取付構造。 3 立壁が取付面上に相対して設けられ、その相
    対する壁間にリテーナーが壁面に沿つて所定距
    離摺動可能に取付けられている請求項1または
    2記載のクリツプを装着したリテーナーの取付
    構造。 4 被取付体の取付面が被取付体に設けられた凹
    部の内底面であり、立壁が該凹部の内壁である
    請求項1、2又は3記載のクリツプを装着した
    リテーナーの取付構造。
JP3686988U 1988-03-18 1988-03-18 Expired - Lifetime JPH058326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3686988U JPH058326Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3686988U JPH058326Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01140012U JPH01140012U (ja) 1989-09-25
JPH058326Y2 true JPH058326Y2 (ja) 1993-03-02

Family

ID=31263456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3686988U Expired - Lifetime JPH058326Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH058326Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01140012U (ja) 1989-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH058326Y2 (ja)
JP3557536B2 (ja) 部品の取付構造
JP3481874B2 (ja) パネル溝部へのモール取付構造
JPH043878Y2 (ja)
JPH0484907U (ja)
JPH0525967Y2 (ja)
JPH0413220Y2 (ja)
JPH0236857Y2 (ja)
JP2920149B2 (ja) 部品取付用のグロメット
JPS58214475A (ja) チツピングプロテクタ取付構造
JPS6032150U (ja) 車両のモ−ル取付構造
JP2003026052A (ja) 自動車部品取付用ブラケット
JPS624044Y2 (ja)
JPS5820435Y2 (ja) 自動車用ピラ−トリム
JPS6342051Y2 (ja)
JPH058327Y2 (ja)
JPH056230Y2 (ja)
JPH042831Y2 (ja)
JP3222589B2 (ja) ウエザーストリップ取付構造
JP2563505Y2 (ja) フロントバンパにおけるランプ取付構造
KR200211060Y1 (ko) 자동차의 트렁크 리드 힌지아암
JPH0214485Y2 (ja)
JPH0321309Y2 (ja)
JPH0357580Y2 (ja)
JPH0517329Y2 (ja)