JPH056230Y2 - - Google Patents

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JPH056230Y2
JPH056230Y2 JP1987028729U JP2872987U JPH056230Y2 JP H056230 Y2 JPH056230 Y2 JP H056230Y2 JP 1987028729 U JP1987028729 U JP 1987028729U JP 2872987 U JP2872987 U JP 2872987U JP H056230 Y2 JPH056230 Y2 JP H056230Y2
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bonnet
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車両のボンネツトステー支持構造に
関するものである。
「従来の技術」 第12図には、従来の車両のボンネツトステー
支持構造が示されている。
車体1のエンジンルーム開口2を塞ぐために、
車体1にはボンネツト3が開閉自在に設けられ、
該ボンネツト3を開状態で保持するために、車体
1にはボンネツトステー4が設けられている。こ
のボンネツトステー4は、その一端4aが車体1
の支持部材5に回転自在に支持されており、ボン
ネツトの開時には、ボンネツトステー4は、起立
させられて、そのかぎ状の他端4bがボンネツト
3の内板6の孔6aおよび凹部6bに取り外し可
能に係止させられ(第13図も参照)、該ボンネ
ツト3を開状態で支持するようになつている。ま
た、エンジンルーム開口2を形成する車体開口縁
部7の内側立壁面7aには、ボンネツトステー保
持用クリツプ部材8が設けられており、ボンネツ
ト3の閉時には、ボンネツトステー4は、矢印×
方向に倒伏させられてそのロツド部4Cが前記ク
リツプ部材8に保持されるようになつている。
「考案が解決しようとする問題点」 上記従来の構造においては、クリツプ部材が車
体開口縁部の内側立壁面に取り付けられているの
で、クリツプ部材の内側立壁面に対する取付剛性
が低く、この結果、クリツプ部材が車体開口縁部
の内側立壁面から外れ易いという問題がある。
また、従来の他の構造として、実公昭61−
38856号公報に示されるものがあり、この公報の
構造においては、クリツプ部材が車体開口縁部の
上面に取り付けられており、従つて、クリツプ部
材の車体開口縁部に対する取付剛性が高くなる。
しかしながら、上記従来の他の構造において
は、クリツプ部材が車体開口縁部の上面に取り付
けられているので、ボンネツトの高さが高くなる
という問題がある。
本考案の目的は、ボンネツトの高さを低下させ
ることができ、更に、クリツプ部材の車体開口縁
部に対する取付剛性が高い車両のボンネツトステ
ー支持構造を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、車体に開閉自在に設けられたエンジ
ンルーム開口を塞ぐボンネツトと、一端が車体に
回転自在に支持されたボンネツトステーと、を備
え、このボンネツトステーは、ボンネツトの開時
に起立させられてその他端がボンネツトに取り外
し可能に係止させられ該ボンネツトを開状態で支
持するようになつており、前記エンジンルーム開
口を形成する車体開口縁部には、ボンネツトの閉
時に倒伏させられたボンネツトステーの他端を保
持するボンネツトステー保持用クリツプ部材が設
けられている車両のボンネツトステー支持構造で
あつて、前記ボンネツトステー保持用クリツプ部
材は、前記開口縁部に取り付けられる取付座を備
え、この取付座は、車体開口縁部の上面に取り付
けられる上面取付座と、車体開口縁部の内側立壁
面に取り付けられる立壁面取付座と、から構成さ
れ、該立壁面取付座には、ボンネツトステーの他
端を保持する保持部が設けられている。上面取付
座と立壁面取付座とは、連結部を介して互いに連
結されており、保持部は立壁面取付座上を連結部
の位置まで延びる部分を備える。
「作用」 本考案においては、クリツプ部材は、上面取付
座及び立壁面取付座の2つの取付座により、車体
開口縁部の上面及び内側立壁面に取り付けられる
ので、クリツプ部材は、車体開口縁部に確実に取
り付けられることになり、更に、ボンネツトステ
ーの他端を保持する保持部は、前記内側立壁面に
設けられているので、該保持部が車体開口縁部か
ら上方に突出することがなく、ボンネツトの高さ
が低下する。上面取付座と立壁面取付座とは、連
結部を介して連結されているので、保持部に作用
する外力は、上面取付座と立壁面取付座の両方で
負担され、取付剛性が高められる。また、上述の
ように、保持部が立壁面上を連結部まで延びる部
分を有するので、連結部の剛性が高められ、立壁
面取付座に加わる外力が効果的に上面取付座に伝
達される。
「実施例」 以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第1図には、本考案の第1実施例を示す自動車
の前部が示されている。
車体10の前部のエンジンルーム開口12を塞
ぐために、車体10にはボンネツト14が開閉自
在に設けられ、該ボンネツト14を開状態で保持
するために、車体10にはボンネツトステー16
が設けられている。すなわち、エンジンルーム開
口12を形成する車体開口縁部18のサスタワー
アツパパネル69には、ボンネツトステー16の
一端20が回転自在に支持されており、ボンネツ
トステー16は、ボンネツト14の開時には、起
立させられてその他端22がボンネツト14の内
板24に取り外し可能に係止させられ該ボンネツ
ト14を開状態で支持するようになつている。ま
た、ボンネツト14を矢印A方向に移動させて閉
じるときには、ボンネツトステー16が倒伏させ
られることとなり、このボンネツトステー16の
他端22を保持するために、車体開口縁部18の
シユラウドアツパパネル70にはボンネツトステ
ー保持用クリツプ部材26が設けられている。な
お、車体開口縁部18は、シユラウドアツパパネ
ル70、フエンダパネル72を含み、クリツプ部
材26をフエンダパネル72に取りつけることも
可能である。なお、第1図において、74はホイ
ルエプロン、76はフロントフレーム、78はエ
ンジン、80はラジエタ、82はエアクリーナで
ある。
第2図には、本考案の第1実施例によるボンネ
ツトステー支持構造が示され、第3図には、第1
実施例によるボンネツトステー保持用クリツプ部
材の外観が示され、第4図には、該クリツプ部材
がボンネツトステーの他端を保持している状態が
示されている。
ボンネツトステー保持用クリツプ部材26は、
樹脂にて一体的に形成され、車体開口縁部18に
取り付けられる取付座28を備えており、この取
付座28は、車体開口縁部18の上面30に取り
付けられる上面取付座32と、該上面取付座32
の端部から下方に延びており車体開口縁部18の
内側立壁面34に取り付けられる立壁面取付座3
6と、から形成されている。上面取付座32と立
壁面取付座36は、連結部により一体に連結され
ている。上面取付座32、立壁面取付座32に
は、それぞれ、突起38,40が形成され、一
方、車体開口縁部18の上面30、内側立壁面3
4には、該突起38,40に対応して、それぞ
れ、孔42,44が形成されている。そして、両
取付座32,36を車体開口縁部18に取り付け
る際には、まず、突起40を孔44に係合させて
立壁面取付座36を内側立壁面34に取り付け、
その後、上面取付座32を第3図の鎖線の状態か
ら矢印B方向に折り曲げ、突起38を孔42に係
合させて上面取付座32を上面30に取り付け、
これにより、両取付座32,36は、それぞれ、
車体開口縁部18の上面30、内側立壁面34に
確実に取り付けられることとなる。
前記立壁面取付座36には、ボンネツトステー
16の他端22を保持するための保持部46が設
けられ、この保持部46は、立壁面取付座36に
突設された2個の保持板48,50から構成され
ている。保持板48,50は、互いに平行にかつ
所定間隔を置いて配置され、互いに対向する面に
は突起52,54が形成されている。そして、ボ
ンネツトステー16のかぎ状の他端22は、両保
持板48,50の間に挟持されるとともに突起5
2,54に係合し、これにより、ボンネツトステ
ー16の他端22は、保持部46により確実に保
持されることとなる。なお、保持板48,50の
下端は、結合板56により結合され、この結合板
56には、長さ方向に途中まで溝58が形成され
ており、ボンネツトステー16の他端22が保持
板48,50の間に挿入される際に該保持板4
8,50の変形を容易にしている。なお、保持板
48の下端と立壁面取付座36の下端とは、三角
形状の結合板60により結合されて補強され、同
様にして、保持板50の下端と立壁面取付座36
の下端とは、結合板(図示せず)により結合され
て補強されている。また、保持部46を構成する
保持板48,50の上端は、立壁面取付座36上
を延びて上面取付座32と立壁面取付座36の間
の連結部の位置まで達している。この構成によ
り、立壁面取付座36が補強され、保持板48,
50から該立壁面取付座36に作用する外力が効
果的に上面取付座32に伝達されるようになる。
したがつて、取付剛性が高められる。
次に、第5図には、本考案の第2実施例による
ボンネツトステー支持構造が示され、第6,7図
には、それぞれ、第2実施例によるボンネツトス
テー保持用クリツプ部材の平面、側面が示されて
いる。
第2実施例においては、保持板48,50は、
ほぼ四角形状であり、ボンネツトステー16の他
端22のほぼ全体を保持するようになつている。
次に、第8図には、本考案の第3実施例による
ボンネツトステー支持構造が示され、第9,10
図には、それぞれ、第3実施例によるボンネツト
ステー保持用クリツプ部材の平面、側面が示さ
れ、第11図には、第9図の−断面が示
されている。
第3実施例においては、保持板48,50の上
端62,64は、互いに外側に傾斜しているの
で、ボンネツトステー16の他端22を保持板4
8,50の間に挿入するときに挿入操作が容易に
なる。また、上面取付座32と立壁面取付座36
との結合部66は、薄く形成されているので、上
面取付座32を鎖線の状態から矢印B方向に折り
曲げるときに折曲操作が容易になる。なお、符号
68は、保持板50の下端と立壁面取付座36の
下端とを結合する補強用の結合板を示す。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案によれば、ボンネ
ツトステー保持用クリツプ部材の取付座は、車体
開口縁部の上面に取り付けられる上面取付座と、
車体開口縁部の内側立壁面に取り付けられる立壁
面取付座と、から構成され、立壁面取付座には、
ボンネツトステーの他端を保持する保持部が設け
られており、上面取付座と立壁面取付座とは、連
結部を介して連結され、保持部が立壁面上を連結
部まで延びる部分を有するので、ボンネツトの高
さを低下させることができ、更に、クリツプ部材
の車体開口縁部に対する取付剛性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例を示す自動車の
前部の外観斜視図、第2図は、本考案の第1実施
例によるボンネツトステー支持構造の正面図、第
3図は、第1実施例によるボンネツトステー保持
用クリツプ部材の外観斜視図、第4図は、第1実
施例によるクリツプ部材がボンネツトステーの他
端を保持している状態を示す外観斜視図、第5図
は、本考案の第2実施例によるボンネツトステー
支持構造の正面図、第6,7図は、それぞれ、第
2実施例によるボンネツトステー保持用クリツプ
部材の平面図、側面図、第8図は、本考案の第3
実施例によるボンネツトステー支持構造の正面
図、第9,10図は、それぞれ、第3実施例によ
るボンネツトステー保持用クリツプ部材の平面
図、側面図、第11図は、第9図の−断
面図、第12図は、従来の車両のボンネツトステ
ー支持構造の外観斜視図、第13図は、第12図
の−断面図である。 10……車体、12……エンジンルーム開口、
14……ボンネツト、16……ボンネツトステ
ー、18……車体開口縁部、22……ボンネツト
ステーの他端、26……ボンネツトステー保持用
クリツプ部材、28……取付座、30……車体開
口縁部の上面、32……上面取付座、34……内
側立壁面、36……立壁面取付座、46……保持
部、48,50……保持板、52,54……突
起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体に開閉自在に設けられたエンジンルーム開
    口を塞ぐボンネツトと、一端が車体に回転自在に
    支持されたボンネツトステーと、を備え、このボ
    ンネツトステーは、ボンネツトの開時に起立させ
    られてその他端がボンネツトに取り外し可能に係
    止させられ該ボンネツトを開状態で支持するよう
    になつており、前記エンジンルーム開口を形成す
    る車体開口縁部には、ボンネツトの閉時に倒伏さ
    せられたボンネツトステーの他端を保持するボン
    ネツトステー保持用クリツプ部材が設けられてい
    る車両のボンネツトステー支持構造であつて、 前記ボンネツトステー保持用クリツプ部材は、
    前記車体開口縁部に取り付けられる取付座を備
    え、この取付座は、前記車体開口縁部の上面に取
    り付けられる上面取付座と、前記上面取付座に連
    結部を介して連結され前記車体開口縁部の内側立
    壁面に取り付けられる立壁面取付座と、から構成
    され、該立壁面取付座には、ボンネツトステーの
    他端を保持する保持部が設けられ、前記保持部は
    前記立壁面取付座上を前記連結部の位置まで延び
    る部分を備えたことを特徴とする車両のボンネツ
    トステー支持構造。
JP1987028729U 1987-02-27 1987-02-27 Expired - Lifetime JPH056230Y2 (ja)

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JPS63137078U JPS63137078U (ja) 1988-09-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60177265U (ja) * 1984-04-28 1985-11-25 三菱自動車工業株式会社 自動車のフ−ド支持装置

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