JPH0583218U - サニタリールームユニットの天井梁逃げパネル - Google Patents

サニタリールームユニットの天井梁逃げパネル

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JPH0583218U
JPH0583218U JP2919791U JP2919791U JPH0583218U JP H0583218 U JPH0583218 U JP H0583218U JP 2919791 U JP2919791 U JP 2919791U JP 2919791 U JP2919791 U JP 2919791U JP H0583218 U JPH0583218 U JP H0583218U
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達也 丸川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サニタリールームユニットの天井梁逃げパネル
を構成する水平状パネルと垂直状パネルとの結合構造に
おいて、その結合状態を強固にするとともに、結合部分
の密封性の向上を図ること。 【構成】水平状パネル3のL字形フランジ6水平部6a
と垂直状パネル4のL字形フランジ9水平部9aとを重
ね合わせて、この重ね合わせ部分をクランパ20で挟む
ようにしている。これにより、水平状パネル3、垂直状
パネル4間の結合力と密封性とが向上することになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天井梁が露出した室内に設置されるサニタリールームユニットの天 井梁逃げパネルに係り、詳しくは、天井梁逃げパネルを構成している水平状パネ ルと垂直状パネルとの結合構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、天井梁が露出した室内に設置されるサニタリールームユニットにあ っては、設置室内に露出した天井梁を避けるべくユニット本体の天井側一辺部分 をその内側に向かって張り出させることが行われている。
【0003】 例えば、図8に示すように、ユニット本体の天井側一辺部分には、天井梁に対 応した断面ほぼL字形の天井梁逃げパネル51が設けられている。この天井梁逃 げパネル51は、垂直状パネル52と水平状パネル53とを組み合わせたものか らなり、近年では例えばFRPなどで薄板状に形成される。
【0004】 なお、このような薄板状のパネル52、53では、その幅方向の両側にフラン ジを設けて剛性を高めている。また、長尺サイズとする場合、長手方向の途中で 例えば二分割し、それぞれ分離部分のフランジどうしを突き合わせてねじで結合 するようにしている。
【0005】 このような天井梁逃げパネル51のうち、水平状パネル53は、サニタリール ームユニットの本体側壁54の天井側切欠部の水平部に載せられて、固定金具5 5を介して本体側壁54に固定されている。また、垂直状パネル52は、水平状 パネル53の一方フランジ上に垂直に立てられた姿勢で支持され、水平状パネル 53に固定の板ばね56に対して垂直状パネル52に固定の板ばね57を係合さ せることにより、水平状パネル53に結合されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来例では、ユニット内部からの組み立てを可能とした上 で、結合用の部材をユニット内部に露出させないようにするため、水平状パネル 53と垂直状パネル52との結合を、天井梁逃げパネル51の外側において、二 つの板ばね56、57を係合させることによって行っているが、このような板ば ねによる簡単な引っ掛け構造では、両パネル52、53間の結合強度が弱く、外 力を受けたときにばらけるおそれがある。しかも、両パネル52、53間の結合 強度が弱いために、連結部分にシールパッキンを介在させていても、そこの密封 性は不十分であると考えられる。
【0007】 本考案は、このような事情に鑑みて創案されたもので、水平状パネルと垂直状 パネルとを強固に結合するとともに、結合部分の密封性を改善することを課題と する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、本考案は、サニタリールームユニットの天 井側一辺部分に設けられる断面ほぼL字形の天井梁逃げパネルにおいて、次のよ うな構成をとる。
【0009】 本考案のサニタリールームユニットの天井梁逃げパネルは、幅方向一側に垂直 方向に立ち上がって途中から水平方向外側に延びるL字形フランジを有する薄板 状の水平状パネルと、 幅方向一側に少なくとも水平方向外側に延びるフランジを有する薄板状の垂直 状パネルとからなり、 かつ、水平状パネルのL字形フランジの水平部上に垂直状パネルのフランジが シールパッキンを介して重ね合わされ、この重ね合わせ部分がクランパによって 圧着結合されていることに特徴を有する。
【0010】 前記のクランパは、コ字形部材と、このコ字形部材の上側片に貫通状態にねじ 込まれるアジャストボルトとからなり、前記コ字形部材の下側片と前記アジャス トボルトの先端とで、水平状パネルのL字形フランジ水平部と垂直状パネルのフ ランジとの重ね合わせ部分を挟むものとするのが好ましい。
【0011】
【作用】
すなわち、水平状パネルのL字形フランジの水平部と垂直状パネルのフランジ とをシールパッキンを介して重ね合わせて、ここをクランパで圧着させるから、 両者が強固に結合されるとともに、重ね合わせ部分の密封性が良好になる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】 図1ないし図6に本考案の一実施例を示している。図中、1は天井梁、2は天 井梁1に対応した断面ほぼL字形の天井梁逃げパネルである。天井梁逃げパネル 2は、水平状パネル3と、垂直状パネル4とを組み合わせてなるものであり、本 体側壁5の三面上端の天井側切欠部に取り付けられる。
【0014】 水平状パネル3は、例えばFRPなどで薄板状に形成されるもので、その幅方 向一側には垂直方向に立ち上がって途中から水平方向に延びるL字形フランジ6 が、また、幅方向他側には垂直方向に立ち上がる垂直フランジ7がそれぞれ設け られている。この水平状パネル3は、本体側壁5の天井側切欠部の水平部上端に 載せられて、固定金具8を介して本体側壁5に固定されている。
【0015】 垂直状パネル4は、例えばFRPなどで薄板状に形成されるもので、その幅方 向一側には水平方向に延びて途中から垂直方向に立ち上がるL字形フランジ9が 、また、幅方向他側には水平方向に延びる水平フランジ10がそれぞれ設けられ ている。この垂直状パネル4は、水平状パネル3のL字形フランジ6の水平部6 a上にシールパッキン11を介して垂直に立てられた姿勢で支持されていて、水 平状パネル3に装着されるクランパ20を介して水平状パネル3と連結されてい る。さらに、この垂直状パネル4は本体側壁5に固定金具12を介して結合され ている。
【0016】 前記のクランパ20は、コ字形に屈曲形成されたコ字形部材21と、このコ字 形部材21の上側片23に貫通状態にねじ込まれるアジャストボルト22とから なり、コ字形部材21の下側片24とアジャストボルト22の先端とで、水平状 パネル3のL字形フランジ6の水平部6aと垂直状パネル4のL字形フランジ9 の水平部9aとの重ね合わせ部分を挟むものである。そして、コ字形部材21の 下側片24が、水平状パネル3のL字形フランジ6の水平部6a下面に重ね合わ されてねじにより取り付けられており、アジャストボルト22の先端が、水平状 パネル3のL字形フランジ6水平部6a上に載せられた垂直状パネル4のL字形 フランジ9の水平部9a上面に接触させられる。このクランパ20は、水平状パ ネル3のL字形フランジ6の水平部6aの長手方向数箇所(例えば六箇所)に等 間隔(例えば180mmおき)に設けられている。
【0017】 なお、垂直状パネル4の上側の水平フランジ10においてクランパ20のアジ ャストボルト22の存在位置に対応する位置には、U字形のねじ確認用切り欠き 10aが設けられており、また、垂直状パネル4の下側のL字形フランジ9にお いてクランパ20の取付ねじに対応する位置には、取付ねじの逃げ用切り欠き9 bが設けられている。
【0018】 そして、本実施例においては、水平状パネル3および垂直状パネル4は、いず れも、長手方向の中央位置で分離されて二分割となった長尺ものが用いられてお り、それぞれ分離部分のフランジどうしが突き合わされてボルト結合されるよう になっている。このような二分割パネルの場合、特に、水平状パネル3の分離部 分が下方に撓みやすい。なお、垂直状パネル4については、二分割であっても、 その分離部分の突き合わせの垂直方向長さが長いため、分離部分が下方へ撓みに くい。そこで、水平状パネル3の分離部分において、図4および図5に示すよう に、この水平状パネル3の各フランジ6、7内で両分離パネルにまたがるように 補強板13、14を取り付けることにより、分離部分からの撓みを防ぐように工 夫している。垂直状パネル4についても、図6および図2に示すように、その水 平フランジ10内で両分離パネルにまたがるように補強板15を取り付けること により、分離部分からの撓みを防ぐように工夫している。この垂直状パネル4の 補強板15には、垂直状パネル4の水平フランジ10のねじ確認用切り欠き10 aと同形状の切り欠きが設けられている。また、垂直状パネル4に対する補強板 15の取り付けは、天井パネル18の支持用ジョイントビス19により行われて いる。
【0019】 次に、上記の天井梁逃げパネル2の組み立て手順および動作を説明する。
【0020】 まず、水平状パネル3のL字形フランジ6の水平部6aの長手方向数箇所にク ランパ20をねじで取り付ける。この水平状パネル3を本体側壁5における天井 側切欠部の水平端面上に載置し、固定金具8を用いて水平状パネル3を本体側壁 5に固定する。
【0021】 そして、垂直状パネル4を天井側切欠部の垂直端面に添わせて、水平状パネル 3のL字形フランジ6の水平部6a上に載せ、水平状パネル3と垂直状パネル4 とをクランパ20を用いて結合する。すなわち、垂直状パネル4のL字形フラン ジ9の水平部9aを水平状パネル3のL字形フランジ6の水平部6a上に載せて 重ね合わせてから、水平状パネル3のL字形フランジ6の水平部6aに既に取り 付けてある複数のクランパ20のアジャストボルト22をドライバー(ねじ回し 道具)などでねじ込むと、アジャストボルト22の先端が垂直状パネル4のL字 形フランジ9の水平部9aに当接して、この水平部9aが水平状パネル3のL字 形フランジ6の水平部6a側に押し付けられる。なお、アジャストボルト22の 位置確認は、本体側壁5の天井側から作業者が身を乗り出して行う必要があって 、アジャストボルト22に対するドライバーの位置合わせが非常に困難になるけ れども、本実施例では、垂直状パネル4の水平フランジ10のねじ確認用切り欠 き10aにドライバーの軸部をはめ入れるだけで、ドライバーの軸部先端がアジ ャストボルト22の頭に当接するように案内されることになるから、作業が行い やすくなる。
【0022】 最後に、固定金具12を用いて垂直状パネル4を本体側壁5に結合する。すな わち、固定金具12のスリット12a、12bの開放端部を垂直状パネル4の側 部および本体側壁5の側部に設けているジョイントビス16、17に対して引っ 掛けて、固定金具12の上端を木づちなどで下向きに叩くと、両スリット12a 、12bの上端にジョイントビス16、17が位置し、垂直状パネル4が本体側 壁5に連結される。
【0023】 このようにして天井梁逃げパネル2を本体側壁5に取り付けた後、天井パネル 18を垂直状パネル4の室内側端面および本体側壁5の上面に沿って固定する。 その際、垂直状パネル4は、水平状パネル3および本体側壁5により垂直に立っ た姿勢に強固に支えられているので、天井パネル18が押し付けられてもふらつ くことがなく、天井パネル18の組み付け作業が行いやすくなる。
【0024】 なお、図7に示すように、クランパ20のアジャストボルト22は、垂直状パ ネル4の上縁から上方に突出するように長くしてもよく、その場合、ドライバー が不要になり、水平状パネル3と垂直状パネル4との結合については垂直状パネ ル4上縁での手探りにより簡単に行えるようになる。また、クランパ20の構成 についても特に限定されず、要は重ねたフランジ部分を挟持して圧着結合するも のであればよい。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、水平状パネルのL字形フランジの水平 部と垂直状パネルのフランジとをシールパッキンを介して重ね合わせて、ここを クランパで圧着結合させるから、パネル間の結合が強固になるとともに、重ね合 わせ部分での密封性が良好になる。
【0026】 このように頑強で水漏れなどのない信頼性の高いサニタリールームユニットを 提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の天井梁逃げパネルを示す斜視図であ
る。
【図2】水平状パネルと垂直状パネルとの結合形態を示
す縦断面図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】水平状パネルの分離部分を示す平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】垂直状パネルの分離部分を示す平面図である。
【図7】他の実施例を示す縦断面図である。
【図8】従来例の天井梁逃げパネルを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 天井梁 2 天井梁逃げパ
ネル 3 水平状パネル 4 垂直状パネル 5 本体側壁 6 水平状パネル
のL字形フランジ 6a 水平部 9 垂直状パネ
ルのL字形フランジ 9a 水平部 11 シールパッ
キン 20 クランパ 21 コ字形部材 22 アジャストボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7521−2E E04B 5/60 A

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サニタリールームユニットの天井側一辺部
    分に設けられる断面ほぼL字形の天井梁逃げパネルであ
    って、 幅方向一側に垂直方向に立ち上がって途中から水平方向
    外側に延びるL字形フランジを有する薄板状の水平状パ
    ネルと、 幅方向一側に少なくとも水平方向外側に延びるフランジ
    を有する薄板状の垂直状パネルとからなり、 かつ、水平状パネルのL字形フランジの水平部上に垂直
    状パネルのフランジがシールパッキンを介して重ね合わ
    され、この重ね合わせ部分がクランパによって圧着結合
    されていることを特徴とするサニタリールームユニット
    の天井梁逃げパネル。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のクランパは、コ字形部材
    と、このコ字形部材の上側片に貫通状態にねじ込まれる
    アジャストボルトとからなり、前記コ字形部材の下側片
    と前記アジャストボルトの先端とで、水平状パネルのL
    字形フランジ水平部と垂直状パネルのフランジとの重ね
    合わせ部分を挟むものである、ことを特徴とするサニタ
    リールームユニットの天井梁逃げパネル。
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