JPH0583119B2 - - Google Patents

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JPH0583119B2
JPH0583119B2 JP62118679A JP11867987A JPH0583119B2 JP H0583119 B2 JPH0583119 B2 JP H0583119B2 JP 62118679 A JP62118679 A JP 62118679A JP 11867987 A JP11867987 A JP 11867987A JP H0583119 B2 JPH0583119 B2 JP H0583119B2
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JP
Japan
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surfactant
cleaning
powder
cleaning aid
parts
Prior art date
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JP62118679A
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JPS63284299A (ja
Inventor
Hiroshi Shioda
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Maruki Shokai KK
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Maruki Shokai KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は粉末洗浄剤の製造方法、特には保存中
に団塊化せず、使用時に水中でまゝこなどを形成
することがなく、微粉末の飛散による害を発生す
ることのない、炭酸ナトリウムを主体とする粉末
洗浄剤の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 家庭用、工業用の粉末洗浄剤については、すで
に各種組成のものが公知とされており、石けんを
使用しない、いわゆる合成洗剤については界面活
性剤と炭酸ソーダを主体とする洗浄補助剤とから
なるものが汎用されている。
しかして、この種の合成洗剤の製造は、界面活
性剤と洗浄補助剤との水溶液をスプレードライヤ
ーを用いて乾燥粉末とするという方法で行われて
いるが、これには多額の燃料費が必要とされるほ
か飛散粉末による公害が発生する不利があり、界
面活性剤と洗浄補助剤とをタンクの中で撹拌混合
したのち、乾燥篩分けして製造するという方法に
は作業率が低く、大量生産に適さない欠点があ
る。
そのため、この粉末洗浄剤の製造については無
水炭酸ナトリウムを主体とする洗浄補助剤に特定
の非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤を添
加し、平刃を有する堅型転動造粒機を用いて撹拌
乾燥するという方法も提案されている(特公昭60
−23159号公報参照)が、この方法には、得られ
る粉粒状洗浄剤が保存中に部分的に固化したり、
水中に投入したときにまゝこを形成するために水
中に溶解させることが難しく、平均粒子径110μm
である微粒子が35%も含有されているため、飛散
粉末による公害を発生するという不利があり、こ
の改善が求められている。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決した粉末洗浄剤
の製造方法に関するもので、これは無水炭酸ナト
リウムを主体とする洗浄補助剤を予め親油性の高
い界面活性剤溶液で湿潤処理したのち、これを界
面活性剤および水分と共に機械的に混合し、乾燥
することを特徴とするものである。
すなわち、本発明者らは、粉末洗浄剤の保存中
における部分的な固化や、水中におけるまゝこ発
生を防止する方法について種々検討した結果、無
水炭酸ナトリウムを主体とする洗浄補助剤に界面
活性剤を混合する前にこれを親油性の高い界面活
性剤水溶液を用いて予め湿潤処理しておき、つい
でこれを界面活性剤と混合して乾燥すると、得ら
れる粉状体は油性の皮膜で湿潤状態を保つている
ので、保存中に固化することがなく、この無水炭
酸ナトリウムを主体とする洗浄補助剤はその表面
に油性の界面活性剤が付着しており、水中でまゝ
こを発生することなく容易に水に溶解するので、、
その使用に支障を起すことがなくなるし、これは
また微細粒子が全く混在していないので、粉末の
飛散による公害も発生しないという有利性をもつ
ものになるということを見出し、ここに使用する
洗浄補助剤、界面活性剤の種類、添加量などにつ
いての研究を進めて本発明を完成させた。
本発明の方法で使用される無水炭酸ナトリウム
を主体とする洗浄補助剤は公知のものでよく、し
たがつてこれは無水炭酸ナトリウムにビルダー用
としてのクエン酸ソーダ、けい酸ソーダ、硫酸ナ
トリウム(芒硝)、カルボキシルメチルセルロー
ズ((CMC)などを添加したものとすればよい。
本発明の方法は、この洗浄補助剤を予め親油性
の高い界面活性剤で湿潤処理するのであるが、
こゝに使用する親油性の高い界面活性剤は次式 HLB=7+11.7logM10 M0 (M10:親水性部の原子量の和、M0:親油性部
の原子量の和) で表わされるHLBが1〜4のものとすればよく、
これにはソルビタントリオレイン酸エステル
(HLB1.8)、ソルビタントリステアリン酸エステ
ル(HLB2.1)、ポリオキシエチレンソルビツト
ヘキサステアリン酸エステル(HLB2.6)、エチ
レングリコール脂肪酸エステル(HLB2.7)、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル(HLB3.4)、
ソルビタンセスキオレイン酸エステル
(HLB3.7)、グリセリンモノステアリン酸エステ
ル(HLB4.1)、ソルビタンモノオレイン酸エス
テル(HLB4.5)、ソルビタンモノステアリン酸
エステル(HLB4.7)、ジエチレングリコールモ
ノオレイン酸エステル(HLB4.7)、ジエチレン
グリコール脂肪酸エステル(HLB4.7)等があげ
られる。この親油性の高い界面活性剤による処理
は、界面活性剤を20〜50%のエマルジヨン水溶液
とし、これを粉末状の、例えば48〜150メツシユ
に粉砕された洗浄補助剤に噴霧すればよいが、こ
の噴霧量は洗浄補助剤に対して1〜5%重量%程
度とすればよく、洗浄補助剤はこのように処理さ
れることによつて、その表面が親油性界面活性剤
により被覆されたものとなり、かつ洗浄補助剤は
その親油性界性剤の皮膜をバインダーとして3〜
5個結合し、不定形な二次粒子を形成し14〜65メ
ツシユの物性をもつたものとされる。
本発明の方法はこのように処理された洗浄補助
剤を洗浄剤としての界面活性剤と混合するのであ
るが、この界面活性剤は充分なる洗浄力を得ると
いうところから、陰イオン界面活性剤と非イオン
界面活性剤を併用することがよく、この陰イオン
界面活性剤としてはカルボン酸ソーダ塩、スルホ
ン酸ソーダ塩、硫酸エステルソーダ塩等がよく、
非イオン界面活性剤としてはポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フエニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル等のポリエチレン系及びアルキロールアド
系などどが例示される。この界面活性剤の配合量
は洗浄補助剤100重量部に対し5重量部以下では
洗浄力が不足となり、15重量部以ででは次の乾燥
で時間がかかりすぎることになるので6〜14重量
部の範囲とすればよいが、好ましくは6〜10重量
部の範囲とすることがよい。
この洗浄補助剤と界面活性剤の混合はボールミ
ル、バグミル、リボンブレンダー、堅型ミキサー
などの撹拌装置を用いて行えばよいが、この混合
は50〜60℃の加熱下に行つてもよい。
このような方法で得られた粉末洗浄剤は平均粒
径で300〜800mμの粉状体とされるが、このもの
は油性の皮膜で被覆されているので長期保存中に
も固化することがなく、水中に投入した場合にも
まゝこを発生することなく容易に溶解するという
有利性をもつものであり、さらには粉体が飛散す
ることもなく、公害を発生するおそれが全くない
ので、家庭用、工業用洗剤として有用とされる。
次に本発明の実施例をあげる。
実施例 無水炭酸ナトリウム400gに芒硝100g、メタケ
イ酸ソーダ10gを添加し、リボンブレンダー中で
撹拌混合して平均粒子径が50〜150μmである洗浄
補助剤を作り、これに親油性界面活性剤ソルビタ
ントリオレイン酸エステルの30%エマルジヨン水
溶液20gを噴霧ノズルを用いて均一に噴霧し、50
℃で乾燥した。
ついで、このように表面処理をした洗浄補助剤
100部にカルボン酸ソーダ10部とポリオキシエチ
レンアルキルエーテル3部を添加し、リボンブレ
ンダーを用いて40℃で20分間撹拌混合したのち、
60℃で乾燥したところ、平均粒子径が300〜500μ
の粉末洗浄剤が得られた。
つぎにこの粉末洗浄剤を空気中25℃の状態で3
ケ月間保存したのち、その固結状態をしらべたと
ころ、このものは全く固化しておらず、このもの
は水中に投入したところまゝこを形成することな
く直ちに溶解し、この溶液を用いて木綿人工汚染
布をTerg−O−Tometerで洗浄したところ、洗
浄効率75%を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 無水炭酸ナトリウムを主体とする洗浄補助剤
    を予め親油性の高い界面活性剤溶液で湿潤処理し
    たのち、これを界面活性剤および水分と共に機械
    的に混合し、乾燥することを特徴とする粉末洗浄
    剤の製造方法。
JP11867987A 1987-05-15 1987-05-15 粉末洗浄剤の製造方法 Granted JPS63284299A (ja)

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JPS63284299A JPS63284299A (ja) 1988-11-21
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GB2299956A (en) 1995-04-13 1996-10-23 Procter & Gamble Detergent compositions for dishwashers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6189300A (ja) * 1984-10-09 1986-05-07 ライオン株式会社 非イオン界面活性剤を含む粒状洗剤組成物の製造方法

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