JPH0583024B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0583024B2 JPH0583024B2 JP60176612A JP17661285A JPH0583024B2 JP H0583024 B2 JPH0583024 B2 JP H0583024B2 JP 60176612 A JP60176612 A JP 60176612A JP 17661285 A JP17661285 A JP 17661285A JP H0583024 B2 JPH0583024 B2 JP H0583024B2
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- JP
- Japan
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- optical sensor
- light source
- light
- reading device
- image reading
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 25
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 5
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 claims description 5
- UHYPYGJEEGLRJD-UHFFFAOYSA-N cadmium(2+);selenium(2-) Chemical compound [Se-2].[Cd+2] UHYPYGJEEGLRJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000004298 light response Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Facsimile Heads (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、フアクシミリなど各種のOA機器に
用いられる原稿の幅と同一寸法をする高速読取を
可能にした画像読取装置に関するものである。
用いられる原稿の幅と同一寸法をする高速読取を
可能にした画像読取装置に関するものである。
従来の技術
従来、この種の画像読取装置では、センサとし
て光電流が大きく回路構成が簡単なCdS−CdSe
固溶体を用いたもが実用化されているが、このセ
ンサの光応答速度が遅いためA4版(8素子/mm、
1728素子)で10m sec/line程度と読取速度が遅
いという欠点があつた。そのため、例えば特願昭
59−181751に示されている様に、バイアス光を加
えて高速読取を可能にする改良がなされた。
て光電流が大きく回路構成が簡単なCdS−CdSe
固溶体を用いたもが実用化されているが、このセ
ンサの光応答速度が遅いためA4版(8素子/mm、
1728素子)で10m sec/line程度と読取速度が遅
いという欠点があつた。そのため、例えば特願昭
59−181751に示されている様に、バイアス光を加
えて高速読取を可能にする改良がなされた。
すなわち、線状光源で原稿を照射し、その反射
光を集束性フアイバアレイで光センサ上に結像し
原稿の情報を読み取るに際して、光センサの光応
答速度を改善するために、別に設けた線状光源の
光をバイアス光として光センサ上に直接照射し、
前述の原稿からの反射光に重畳することにより、
光センサの応答速度を速くして、高速度の画像読
み取りを可能とする構造となつている。
光を集束性フアイバアレイで光センサ上に結像し
原稿の情報を読み取るに際して、光センサの光応
答速度を改善するために、別に設けた線状光源の
光をバイアス光として光センサ上に直接照射し、
前述の原稿からの反射光に重畳することにより、
光センサの応答速度を速くして、高速度の画像読
み取りを可能とする構造となつている。
すなわち、光センサとしてCdS,CdSeあるい
は固溶体CdS−CdSeなどの光導電性薄膜を用い
た場合の応答速度は5m sec程度であり、このセ
ンサにバイアス光を附加して1/2〜1/5程度
に高速化できるものである。
は固溶体CdS−CdSeなどの光導電性薄膜を用い
た場合の応答速度は5m sec程度であり、このセ
ンサにバイアス光を附加して1/2〜1/5程度
に高速化できるものである。
発明が解決しようとする問題点
しかし、このような従来の方式では、バイアス
光を照射しても光応答速度が1m sec程度であり、
これ以上速くすることは、光源を明るくすること
以外には方法がないとう問題点があつた。
光を照射しても光応答速度が1m sec程度であり、
これ以上速くすることは、光源を明るくすること
以外には方法がないとう問題点があつた。
また、バイアス光源として、例えば高価な黄緑
色LEDアレイを2本も用いるなど、コストの面
でも問題があつた。
色LEDアレイを2本も用いるなど、コストの面
でも問題があつた。
本発明は安価な光を用いて、かつ容易に高速読
み取りができる画像読取装置を提供することを目
的としている。
み取りができる画像読取装置を提供することを目
的としている。
問題点を解決するための手段
本発明は、光センサをバイアス光用としての可
視光源で定常的に一様に照射しておき、別の赤外
光源で原稿を照射し、原稿からの反射光を集束性
フアイバアレイで光センサ上に結像するものであ
る。
視光源で定常的に一様に照射しておき、別の赤外
光源で原稿を照射し、原稿からの反射光を集束性
フアイバアレイで光センサ上に結像するものであ
る。
作 用
本発明は、光導電性光センサの光電流が適当な
波長域の赤外光照射につて減少する現象を利用し
ており、上記の構成とすることにより画信号を高
速度で検知することができる。
波長域の赤外光照射につて減少する現象を利用し
ており、上記の構成とすることにより画信号を高
速度で検知することができる。
実施例
図は本発明の画像読取装置の一実施例を示す副
走査方向の断面図である。CdS,CdSeや固溶体
CdS−CdSeなどの光導電体から成る光センサ1
を主走査方向に8素子/mmの密度でA4版で1728
素子形成し、この光センサ1を、線状可視光源4
すなわちLEDアレイで光センサ1の分光感度に
適した波長の光を用いて一様に定常的にバイアス
光として照射する。一方、線状赤外光源5により
1〜3μm程度の波長の光で原稿面6を照射する。
原稿6からの反射光3が、光集束性フアイバアレ
イ2に入射し、光センサ1上に原稿の像を結像さ
せる構造である。
走査方向の断面図である。CdS,CdSeや固溶体
CdS−CdSeなどの光導電体から成る光センサ1
を主走査方向に8素子/mmの密度でA4版で1728
素子形成し、この光センサ1を、線状可視光源4
すなわちLEDアレイで光センサ1の分光感度に
適した波長の光を用いて一様に定常的にバイアス
光として照射する。一方、線状赤外光源5により
1〜3μm程度の波長の光で原稿面6を照射する。
原稿6からの反射光3が、光集束性フアイバアレ
イ2に入射し、光センサ1上に原稿の像を結像さ
せる構造である。
ここで、バイアス光8の光強度は、CdS,
CdSeあるいは固溶体CdS−CdSeを主体として成
る光センサの場合、光センサ1面で30〜300ルツ
クス程度である。読取回路で必要な光電流が得ら
れる100ルツクス以下の方が、照射赤外光量が少
なくて済む。線状赤外光源5による1〜3μm程度
の波長の赤外光量は、原稿6の白地による反射光
3の光センサ1上での結像で得られる光電流の減
少が、定常光電流を100として、50以上となるこ
とを要する。この読取装置により原稿の白・黒の
信号を高速に読み取ることができる。従来、5m
sec/line程度の速度が、1/10〜1/20の高速
で読み取りが可能となる。
CdSeあるいは固溶体CdS−CdSeを主体として成
る光センサの場合、光センサ1面で30〜300ルツ
クス程度である。読取回路で必要な光電流が得ら
れる100ルツクス以下の方が、照射赤外光量が少
なくて済む。線状赤外光源5による1〜3μm程度
の波長の赤外光量は、原稿6の白地による反射光
3の光センサ1上での結像で得られる光電流の減
少が、定常光電流を100として、50以上となるこ
とを要する。この読取装置により原稿の白・黒の
信号を高速に読み取ることができる。従来、5m
sec/line程度の速度が、1/10〜1/20の高速
で読み取りが可能となる。
ここに線状可視光源としては、低発光効率の
LED,ELなどの固体光源で済み、また線状赤外
光源としては1〜3μm程度の発光効率の大きなW
灯で良く、何れも安価である。
LED,ELなどの固体光源で済み、また線状赤外
光源としては1〜3μm程度の発光効率の大きなW
灯で良く、何れも安価である。
発明の効果
以上述べた様に、本発明によれば、線状の可視
光源と赤外光源を併用して構成してなる画像読取
装置であり、安価で、しかも高速で画像が読み取
れるという工業上極めて有用な効果を有する。
光源と赤外光源を併用して構成してなる画像読取
装置であり、安価で、しかも高速で画像が読み取
れるという工業上極めて有用な効果を有する。
図は本発明の一実施例における画像読取装置の
断面図である。 1……光センサ、2……光集束性フアイバアレ
イ、3……反射光、4……バイアス光用可視光
源、5……線状赤外線光源、6……原稿、8……
バイアス光。
断面図である。 1……光センサ、2……光集束性フアイバアレ
イ、3……反射光、4……バイアス光用可視光
源、5……線状赤外線光源、6……原稿、8……
バイアス光。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板上に形成された光センサアレイと、これ
を一様に定常的に照射するバイアス光用線状可視
光源と、原稿を照射する線状赤外線光源と、原稿
からの反射赤外光を光センサアレイに結像する集
束性フアイバアレイを有することを特徴とする画
像読取装置。 2 光センサアレイが、CdS,CdSeあるいは固
溶体CdS−CdSeを主体とする光センサで構成さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の画像読取装置。 3 光センサの、定常可視光による光電流を100
とした時、原稿からの反射赤外光の最大強度によ
る光電流の減少が50以上であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項あるいは第2項の何れかに
記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60176612A JPS6236958A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60176612A JPS6236958A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236958A JPS6236958A (ja) | 1987-02-17 |
JPH0583024B2 true JPH0583024B2 (ja) | 1993-11-24 |
Family
ID=16016610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60176612A Granted JPS6236958A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6236958A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63234667A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-29 | Canon Inc | 原稿読取装置 |
-
1985
- 1985-08-09 JP JP60176612A patent/JPS6236958A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6236958A (ja) | 1987-02-17 |
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