JPH0582884U - 電気/電子部品等の部品用キャリヤテープ - Google Patents

電気/電子部品等の部品用キャリヤテープ

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JPH0582884U
JPH0582884U JP014802U JP1480293U JPH0582884U JP H0582884 U JPH0582884 U JP H0582884U JP 014802 U JP014802 U JP 014802U JP 1480293 U JP1480293 U JP 1480293U JP H0582884 U JPH0582884 U JP H0582884U
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carrier tape
side strip
crossbar
wall portion
pair
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JP014802U
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English (en)
Inventor
トーマス・スクルティック
ジェイムズ・レオナード・シェンズ
Original Assignee
ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/0084Containers and magazines for components, e.g. tube-like magazines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リールに巻きやすく、積載した電気部品等の
部品を正確かつ安全に移送する柔軟なキャリヤテープを
提供する。 【構成】 サイドストリップ部21とクロスバー23と
ポケット24とを有している。クロスバー23は、サイ
ドストリップ部21の上面22に対してほぼ同一平面上
に隣接する2つの狭部29と、狭部29からくぼんでい
て狭部29の間に位置する凹部26とからなる。この、
狭部29と凹部26との組み合わせによって、キャリヤ
テープに柔軟性が備わり、さらに、凹部26によって、
高分子材料が均一に引き込まれるので、サイドストリッ
プ部21の厚さは均等なものとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一般的に、部品を移送するために使用されるタイプのキャリヤテー プに関する。
【0002】
【従来の技術】
この技術分野においては、抵抗器、コンデンサ、集積回路といった電子部品あ るいは電気部品などの部品を、その部品の製造業者から、その部品を新しい製品 に組み立てる別の製造業者へ移送するために使用される面保持型キャリヤテープ が広く普及している。尚、部品をキャリヤテープから順次取り出し、その後、そ れらを使って新しい製品を組み立てるという作業は、通常、自動制御式組立装置 によって行われる。
【0003】 従来のキャリヤテープのあるタイプのものは、多数の壁部を有するポリマース トリップを有している。この壁部によって、キャリヤテープの長さ沿いに一定の 間隔を置いて並ぶ一連の同一のポケットが形成されている。これらのポケットは 、キャリヤテープによって移送されるべき同一の複数個の部品を丁度収容できる ような形状を有している。従って、ポケットは、例えば、ストリップの平面形状 が多角形や長方形や略I字形や略T字形をなしたり、平坦なあるいは丸い底部を 有したりしていて、部品の形状に適合するようになっている。
【0004】 図1,2には、従来の一般的な実施例に係るキャリヤテープ10を示している 。キャリヤテープ10は、サイドストリップ部3と、ほぼ等間隔に設けられたク ロスバー15とを有するストリップを備えている。サイドストリップ部3とクロ スバー15とによって、キャリヤテープ10の上面13が形成されている。さら に、壁部16によって、互いに同様の形状をなす複数個のポケット14が形成さ れている。これらのポケット14は、キャリヤテープ10に沿って一定間隔毎に 設けられており、かつ、上面13を貫通している。
【0005】 ストリップのサイドストリップ部3には、上面13を貫通しかつほぼ等間隔に 設けられた孔27が形成されている。孔27は、キャリヤテープ10とその中に 収容された部品とを組立装置に対して順次移動させるドライブスプロケットと係 合するようになっている。また、孔27は、ポケット14を組立装置に正確に接 近させるために使用される割り出し孔すなわち位置決め孔としても作用する。さ らに、各ポケット14の中央部には、組立装置がポケット14内に部品が入って いるかどうかを検知するために、通常、点検孔12が形成されている。
【0006】 互いに同様の形状をなす複数個のポケット14を形成する壁部16は、底壁部 17と、サイドストリップ部3と底壁部17との間に延在する側壁部18とから なる。側壁部18には、ストリップの上面13に対して直角よりわずかに大きな 開先角度が設けられている。従って、側壁部18の傾斜した部分は、底壁部17 の方へ接近している。
【0007】 図3,4には、自動制御式組立装置40を有するキャリヤテープの作業状況の 一例が示されている。
【0008】 通常、キャリヤテープ10は、第1の製造現場で製造され、米国特許第4,893, 764号明細書に示されるホイールのようなリール11に巻かれ、運搬すべき部品 の供給業者へ送られる。部品の供給業者は、リール11からキャリヤテープ10 をほどき、キャリヤテープ10に沿った各ポケット14に部品2を詰め、各ポケ ット14に入れられた部品の上部に、キャリヤテープ10に沿って、カバースト リップ46を剥離自在に接着し、カバーストリップ46をハブに沿わせながら、 部品を収容したキャリヤテープをリール11に巻き付け、それをユーザーへ送る 。ユーザーは、そのリール11を組立装置へ供給し、そしてそこで部品2は取り 出される。
【0009】 図3には、電気部品2が自動制御式組立装置40によってキャリヤテープ10 から取り出される作業の概要が示されている。自動制御式組立装置40はドライ ブスプロケット5を有する。このドライブスプロケット5によって、キャリヤテ ープ10がリール11からほどかれるのと同時に、部品2を収容したポケット1 4は順次前進するようになっている。自動制御式組立装置40は、通常、金属片 41と、剥離自在に接着されたカバーストリップ46をキャリヤテープ10から 剥がして部品2を露出させる巻取リール1とを有する。このようにして露出した 部品2は、順次、バキューム式ピックアップ45に向けて送られる。そして、バ キューム式ピックアップ45は、部品2を取り出し、プリント回路基板上の電気 回路43(図4)に位置決めする。
【0010】 キャリヤテープ10は、リール11のハブの周囲に巻き付けることができるよ うに、高分子材料から形成される。このようなキャリヤテープ10を、連続的な 射出成形によって形成することもできるが、初期状態において平坦である、加熱 された高分子熱可塑性ストリップから、ポケットを成形する成形型を使用して形 成する方がより一般的である。成形型を利用する場合には、例えば、雄型と雌型 のセットを使用してもよいし、あるいは、雄型と雌型のどちらかの上方でストリ ップを真空成形してもよい。この成形型によって、ポケットを形成する側壁部に わずかな抜き勾配すなわちテーパーが設けられる。従って、ポケットを形成する 底壁部は、形状に関してはポケットの入口とほぼ等しいものとなるが、面積にお いてはそれよりもわずかに小さいものとなる。このような抜き勾配によって、キ ャリヤテープ10のストリップを、ポケットを形成する成形型から容易に取り外 すことができるようになっており、さらに、部品をポケット内に簡単に位置決め することができるような自動センタリング効果がもたらされている。
【0011】 雄型と雌型のセットを使ってキャリヤテープ10を成形しようと、雄型と雌型 のどちらかの上方でキャリヤテープ10を真空成形しようと、その成形処理中に 、クロスバー15に隣接する部分から離型するよりも多くの材料が、クロスバー 15から離れていてサイドストリップ3に沿っている部分から離型する。
【0012】 このことから、キャリヤテープ10の上面13は非平面形状をなすという結果 が生じる(図2)。キャリヤテープ10の上面13の、クロスバー15にほぼ隣 接する部分には突出部すなわち隆起部Bが形成されている。通常、サイドストリ ップの厚さTは、クロスバー15の近辺で増しており、クロスバーから離れた部 分では減っている。このような幾何学形状によって、カバーストリップ46は、 キャリヤテープ10の上面13に対して、クロスバー15のエッジから離れた部 分よりも、そこに隣接する部分において強力に接着することとなる。
【0013】 このように、従来のキャリヤテープ10では、サイドストリップ3の厚さがク ロスバー15の近辺で増しているために、カバーストリップ46は、キャリヤテ ープ10の上面13に対して、クロスバー15のエッジから離れた部分よりも、 そこに隣接する部分において強力に接着するので、カバーストリップ46を上面 13から剥がす際に幾つかの問題が生じる。つまり、上面13からカバーストリ ップ46を剥離するのに必要とされる力は均等ではないので、そのための引張力 も一様にかけることができなくなるのである。キャリヤテープ10を引っ張る力 が不均一であると、テープは振動を生じ、最終的には、(1)部品2がポケット1 4から振り落とされたり、(2)ポケット14内の部品2の向きが変わったり、(3) 部品2が機械的に損傷したり、あるいは、他の好ましくない結果がもたらされる 可能性がある。
【0014】 さらに、キャリヤテープ10が振動を生じると、カバーストリップ46、キャ リヤテープ10、及び、部品2の間に静電荷すなわち「摩擦電気」が蓄積し、部 品2がポケット14から取り出されるときに、その静電荷が部品2に放電するか もしれない。静電荷がこのように電子部品に放電すると、部品は損傷したり壊れ たりするかもしれず、そうなると、自動制御式組立装置40によって製造される 新しい器具は、欠陥品あるいは作動不良品となってしまう。
【0015】 ボール(Ball)氏による米国特許第4,781,953号明細書に示されたキャリヤテ ープは、その上面からくぼんだクロスバーを有している。カネコ氏らによる米国 特許第4,736,841号明細書に示されたキャリヤテープのクロスバーは、そのエッ ジ全体が、くぼんでいるか、または、サイドストリップの上面とは異なる高さに 設けられている。
【0016】 ボール氏による上記米国特許第4,781,953号明細書及びカネコ氏らによる上記 米国特許明細書第4,736,841号明細書に示されたキャリヤテープは、図1,2に示 された従来のキャリヤテープなどと比べると、クロスバーにおける有効厚さが増 大している。しかしこれは、(a)テープの剛性が増すために柔軟性が失われ、 テープをリールに巻くのが困難となる、(b)テープをリールに巻くときなどに 、キャリヤテープに取り付けられたカバーストリップの接着層における剪断応力 が増大する、といったことを初めとする種々の理由により好ましいことではない 。(b)に記すように剪断応力が増大すると、キャリヤテープに取り付けられた カバーストリップの接着層は薄い層に裂けてしまう。従って、従来のキャリヤテ ープに見られた欠点を克服する、電子部品用のキャリヤテープを提供することが 望ましいと言える。
【0017】
【考案の要旨】
本考案は、上記のタイプの、部品用キャリヤテープを供給する。本キャリヤテ ープは、部品を、その部品の供給業者から、コンピュータなどの、あるいはそれ 以外の、新しい製品すなわち器具に部品を組み立てるユーザーへ移送するのに特 に適しており、自動制御式組立装置で処理するのに特に適している。
【0018】 本考案に係るキャリヤテープによって以下のような特長が達成されている。つ まり、(a)移送された電子部品を露出させて組立装置による取出作業を遂行す るための、カバーストリップの剥離処理を、具合良く能率的にそして均等に行う ことができる、(b)振動などの機械的な力による部品の損傷が抑制される、(c )ほこりや他の有害な物質による部品の汚染が防止される、(d)収容された部 品が静電荷などの電気力の影響を受けないように保護される、(e)接着された カバーストリップをより均等にのぞましい状態で剥離することができる、(f) キャリヤテープを、その柔軟性のためにリールに具合良く巻くことができる、( g)キャリヤテープのサイドストリップの厚さがより均一的なものとなる、そし て、(h)キャリヤテープを自動制御式成形装置によって能率良く経済的に製造 することができる、のである。
【0019】 本考案に係るキャリヤテープは、上面を有する一対の対面するサイドストリッ プ部と、この一対のサイドストリップ部の間にほぼ等間隔に設けられたクロスバ ーとを有する部分を備えている。クロスバーは、サイドストリップ部に隣接する 一対のエッジ部を有する。この、「サイドストリップ部に隣接するエッジ部」と いうのは、クロスバーのエッジ部がサイドストリップ部とエッジを共有している ことを意味する。
【0020】 本考案に係るキャリヤテープは、さらに、壁部を有しており、この壁部によっ て、キャリヤテープに沿って一定間隔毎に互いに同様の形状をなす複数個のポケ ットが形成される。壁部は、底壁部と側壁部とからなる。側壁部は、サイドスト リップ部と底壁部との間に、そして、クロスバーと底壁部との間に延在する。
【0021】 本考案に係るキャリヤテープには、部品の損傷及びほこりや他の有毒な媒体に よる汚染を防止するために、カバーストリップが設けられている。
【0022】 クロスバーのエッジ部は、サイドストリップ部の上面とほぼ同一平面上に位置 する上面部を有する少なくとも2つの狭部を有する。クロスバーのエッジ部は、 さらに、この上面部からくぼんでいて狭部の間に位置する凹部を有する。この、 (1)上面部を有する一対の狭部と(2)クロスバーのエッジ部においてサイドス トリップ部に隣接する凹部との組み合わせによって、従来のキャリヤテープより も柔軟なキャリヤテープが提供される。このようなキャリヤテープであれば、例 えば、そこからカバーストリップをより均一的に剥離することができ、望ましい 剥離特性が達成されるのである。
【0023】 本考案に係るキャリヤテープの第1実施例においては、凹部は、キャリヤテー プの中心軸に対してほぼ垂直方向に延在するトラフ部よりなる。トラフ部は、ク ロスバーのエッジ部の間に延在するが、サイドストリップ部内に入り込んでいな いことが好ましい。
【0024】 本考案に係るキャリヤテープの第1実施例においては、サイドストリップ部の 上面とほぼ同一平面上に位置する上面部を有する、クロスバーのエッジ部は、2 つの狭部を備えている。この2つの狭部は、クロスバーのエッジ部間に延在する 。
【0025】 本考案に係るキャリヤテープの第2実施例においては、第1実施例とは異なり 、間隔の置かれた、略円錐台形の1対のキャビティが、各クロスバーのそれぞれ のエッジ部に隣接して1つずつ設けられている。このキャビティは、横断面にお いて適当な多角形状を有している。
【0026】 本考案に係るキャリヤテープの第3実施例においては、キャリヤテープのクロ スバーのエッジ部は、クロスバーの上方面と下方面との間に延在していてそれら を貫通している開口表面部を有している。開口表面部は、サイドストリップ部の 間に延在することが好ましい。開口表面部を設けることによって、キャリヤテー プに柔軟性が備わり、キャリヤテープをリールに具合良く巻くことができるよう になっている。開口表面部は、キャリヤテープが成形された後にクロスバーから 打ち抜かれることが好ましい。
【0027】
【実施例】
以下に、図5〜11に示した本考案の各実施例について詳細に説明する。
【0028】 図5,6には、本考案の第1実施例に係るキャリヤテープ20が示されている 。
【0029】 キャリヤテープ20は、部品を、その部品の製造業者から、その部品を新しい 製品に組み立てる別の製造業者へ移送するために使用される。尚、部品を図示の 如きキャリヤテープ20から順次取り出し、その後、それらを使って新しい製品 を組み立てるという作業は、通常、自動制御式組立装置によって行われる。
【0030】 キャリヤテープ20には、ブラケットなどの歯列矯正具、照明用器具などの光 学的物品、発光ダイオード(LED)、ファイバオプティックス、抵抗器やコンデ ンサやフラットパックあるいは集積回路などの電気部品などの、あるいはこれら 以外の、色々な種類の部品が収容される。上記フラットパックのあるものは、ボ デーと、少なくとも1本のコネクタピンすなわちリード線とを有しており、この リード線によって、組立装置によって組み立てられる新しい製品の電気回路に部 品を接続することができるようになっている。電気部品の中には、例えば、角を 形成する側壁と、上壁と、底壁とを有する直方体形状のボデーと、側壁からほぼ 垂直に突出し、底壁の下方に延在する、感度がよいが脆い複数本のリード線とを 備えたものがある。
【0031】 キャリヤテープ20は、フラットパックなどの電子部品を保護して移送するの に特に適している。フラットパックの例として、ガルウイング(gull wing)、 ジェイ−ベンド(J-bend)、スモールアウトラインデバイス(small outline de vice,SOIC's)、シンスモールアウトラインデバイス(thin small outline devi ces,TSOIC's)、フリップ−チップコンポーネント(flip-chip component)、フ ライングリードフラットパック(flying lead flatpack)が挙げられる。このよ うな電子部品は、ボデーと少なくとも1本のコネクタピンとを有しており、突出 部すなわちリード線をはんだ付けすることによって、組立装置40によって組み 立てられる新しい製品のプリント回路基板42上の電気回路43に接続されるよ うになっている(図3,4参照)。
【0032】 キャリヤテープ20は、上面22を有する一対のサイドストリップ部21と、 この一対のサイドストリップ21の間にほぼ等間隔に設けられたクロスバー23 とを有する。クロスバー23は、サイドストリップ部21に隣接する一対のエッ ジ部を有している。この、「サイドストリップ部21に隣接するエッジ部」とい うのは、クロスバー23のエッジ部がサイドストリップ部21とエッジを共有し ていることを意味する。
【0033】 キャリヤテープ20は、さらに、中心軸Aと壁部とを有する。この壁部によっ て、キャリヤテープ20に沿って一定間隔毎に互いに同様な形状をなす複数個の ポケット24が形成されている。壁部は、底壁部25と側壁部28とからなる。 側壁部28は、サイドストリップ部21と底壁部25との間に、さらに、クロス バー23と底壁部25との間に延在している。
【0034】 側壁部28に、サイドストリップ部21の上面22に対して90°よりわずか に大きな開先角度を任意に設けて、側壁部28の傾斜した部分を底壁部25の方 へ接近させることもできる。
【0035】 クロスバー23のエッジ部は、少なくとも2つの狭部29(図5)を有してい る。狭部29は、サイドストリップ部21の上面22とほぼ同一平面上に位置し ていてサイドストリップ部21に隣接する上面部を有する。クロスバー23のエ ッジ部は、さらに、この上面部からくぼんでいて狭部29の間に位置する凹部を 有している。このように、サイドストリップ部21の上面と同一平面上にある上 面部を有する一対の狭部29と、両狭部29間に設けられていてクロスバー23 のエッジ部においてサイドストリップ部21に隣接している凹部とを組み合わせ ることによって、図1,2に示される従来のキャリヤテープよりも柔軟なキャリ ヤテープが提供される。このようなキャリヤテープ20であれば、例えば、そこ からカバーストリップをより均一的に剥離することができ、望ましい剥離特性が 達成されるのである。
【0036】 この、「クロスバー23のエッジ部の上面部が、サイドストリップ部21の上 面22とほぼ同一平面上に位置している」というのは、キャリヤテープ20がリ ール11からほどかれているとき、すなわち、キャリヤテープ20が図3,5,6 に示されるのとほぼ等しい形状を呈していて平坦な状態にあるときには、狭部2 9の上面部は、サイドストリップ部21の上面22とほぼ同じ平面内にあるとい うことを意味する。
【0037】 例えば、キャリヤテープ20の第1実施例(図5,6)では、凹部は、狭部2 9の間に設けられていてキャリヤテープ20の中心軸A(図5)に対してほぼ垂 直方向に延在するトラフ部26よりなる。トラフ部26は、クロスバー23のエ ッジ部の間に延在するが、サイドストリップ部21内に入り込んでいないことが 好ましい。
【0038】 狭部29は、クロスバー23のエッジ部の間に延在する。トラフ部は2つの狭 部29からくぼんでいて、キャリヤテープの成形処理中に、ポリマーなどの材料 がより均一にサイドストリップ部21から引き込まれる。従って、図1の隆起部 Bのように、サイドストリップ部21の、クロスバー23に隣接する部分の厚み が増すようなことはない。
【0039】 部品2を、損傷や、ほこりや他の有害な媒体による汚染から保護するために、 カバーストリップ46'が設けられている。カバーストリップ46'は、当該技術 分野において広く知られている種々の方法によって取り付けることができる。例 えば、カバーストリップ46'にホットメルト接着剤を塗り、キャリヤテープ2 0の側面に沿った、サイドストリップ部21に隣接する部分だけを加熱アイロン によって接着するという方法がある。また、カバーストリップ46'全体に感圧 接着剤を塗布し、カバーストリップ46'を、キャリヤテープの側面及びクロス バー23に沿った部分に接着してもよい。あるいは、感圧接着剤をカバーストリ ップ46'の側面に沿ってストライプ状に塗り、カバーストリップ46'をキャリ ヤテープ20のサイドストリップ部21だけに接着することもできる。
【0040】 キャリヤテープ20は、自動制御式組立装置で処理するのに特に適しているが 、組立処理を手で行う場合においても使用できる。例えば、歯列矯正具はユーザ ーによって手でポケットから取り出されるものであるが、本考案に係るキャリヤ テープ20のポケット24を、このような物品の移送に適応させることもできる 。
【0041】 キャリヤテープ20は、さらに、サイドストリップ部21の各エッジ沿いに、 従来と同様の等間隔に並んだ、互いに大きさの等しい複数個の通し孔7を有して いる。通し孔7は、ドライブスプロケット5(図3)もしくは複数個のドライブ スプロケットの歯と係合するようになっている。キャリヤテープ20は、このド ライブスプロケットによって、部品2をポケット24に装入したりそこから取り 出したりする図示の如き自動制御式組立装置40内を駆動される。通し孔7は、 図5ではサイドストリップ部21の両エッジに沿って形成されているが、サイド ストリップ部21の一方のエッジだけに沿っていてもかまわない。業界の規格に おいて要求されているように、キャリヤテープ20の各ポケット24の底壁部2 5のほぼ中央に、点検孔を1つずつ任意に形成することもできる。そうすれば、 ポケット24内に部品2があるかないかを検知したり、あるいは、プローブをポ ケット24内に挿入して部品2を容易に取り出したりすることができるようにな る。
【0042】 図7,8には、本考案の第2実施例に係るキャリヤテープ50が示されている 。
【0043】 キャリヤテープ20と同様に、キャリヤテープ50は、通し孔7と、点検孔9 と、上面52を有する一対のサイドストリップ部51と、この一対のサイドスト リップ部51の間にほぼ等間隔に設けられたクロスバー53とを有する部分を備 えている。クロスバー53は、それぞれ、サイドストリップ部51に隣接する一 対のエッジ部を有している。
【0044】 やはりキャリヤテープ20と同じく、キャリヤテープ50は、中心軸Aと同様 の仮想中心軸(図示せず)と壁部とを有している。この壁部によって、キャリヤ テープ50に沿って一定間隔毎に互いに同様の形状をなす複数個のポケット54 が形成されている。壁部は、底壁部55と側壁部58とからなる。側壁部58は 、サイドストリップ部51と底壁部55との間に、そして、クロスバー53と底 壁部55との間に延在している。
【0045】 クロスバー53のエッジ部は、サイドストリップ部51の上面52とほぼ同一 平面上に位置する上面部と、この上面部からくぼんでいる凹部とを有している。
【0046】 キャリヤテープ50のクロスバー53のエッジ部は、サイドストリップ部51 の上面52とほぼ同一平面上に位置する上面部を有する2つの狭部57を備えて いる。キャリヤテープ50の凹部はキャリヤテープ20とは異なっている。つま り、そこでは、間隔の置かれた、略円錐台形の1対のキャビティが、各クロスバ ー53のそれぞれのエッジ部に隣接して1つずつ設けられているのである。この キャビティは、横断面において適当な多角形状を有している。
【0047】 図10,11には、本考案の第3実施例に係るキャリヤテープ80が示されて いる。
【0048】 キャリヤテープ80は、上面82を有する一対のサイドストリップ部81と、 上方面91と下方面93とを有する、ほぼ等間隔に設けられたクロスバー83と を備えている。クロスバー83は、一対のサイドストリップ部81の間に延在し ており、サイドストリップ部81に隣接する一対のエッジ部を有している。
【0049】 キャリヤテープ80は壁部を有しており、この壁部によって、キャリヤテープ 80に沿って一定間隔毎に互いに同様の形状をなす複数個のポケット84が形成 されている。壁部は、底壁部85と、サイドストリップ部81と底壁部85との 間に、及び、クロスバー83と底壁部85との間に延在する側壁部88とからな る。
【0050】 クロスバー83のエッジ部は、サイドストリップ部81の上面82とほぼ同一 平面上に位置する上面部を有する、少なくとも1つの、好ましくは2つの狭部8 6を備えている。さらに、クロスバー83のエッジ部は、クロスバー83の上方 面91と下方面93との間に延在していてそれらを貫通している開口表面部95 を有している。図10に示すように、開口表面部95は、サイドストリップ部8 1の間に延在することが好ましい。開口表面部95を設けることによって、キャ リヤテープ80に柔軟性が備わり、キャリヤテープ80をリールに具合良く巻く ことができるようになる。開口表面部95をキャリヤテープ80に成形すること もできるが、キャリヤテープ80を成形した後にそれらをクロスバー83から打 ち抜くことが好ましい。
【0051】 図9には、本考案に係るキャリヤテープ20,50の製造方法100の概要が 示されている。
【0052】 キャリヤテープ20,50は、リール11(図3)のハブの周囲に巻き付ける ことができるように、高分子材料より形成される。以下に記載する製造方法では 、キャリヤテープ20が例として取り上げられているが、キャリヤテープ50, 80も同様にして形成することができる。
【0053】 通常、キャリヤテープ20は、適当な薄い高分子材料から一体的に形成され、 柔軟性を有するように構成されている。この高分子材料としては、例えば、ポリ エステル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、スチレン、ポリ塩化ビニル、ア クリロニトリルブタジエンスチレンコポリマー(ABSプラスチック)、コポリ マーなどの、あるいはこれら以外の、熱可塑性の、結晶質材料あるいは非結晶質 材料が挙げられる。
【0054】 まず、加熱された平坦な高分子熱可塑性ストリップ101を成形型機構105 に供給する。当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、種々の手段 によって、この、加熱された平坦な高分子熱可塑性ストリップ101を準備する ことができる。例えば、平坦な熱可塑性ストリップ形状をなす、キャリヤテープ 20の高分子材料を、まず、リールのハブの周囲に巻き付け、その後、例えばロ ーラーによって、加熱機構へ送るという方法がある。この加熱機構は、例えば、 熱風吹き付けジェットを有するものである。そして、加熱されたストリップ10 1をローラーによって成形型機構105へ前進させるのである。リールのハブの 周囲にストリップを巻き付ける代わりに、平坦な熱可塑性ストリップを加熱機構 へ直接送り、その後、成形型機構105へ供給してもよい。さらに、別の手段と して、加熱された平坦な高分子熱可塑性ストリップ101を、押出機より成形型 機構105へ直接供給するという方法もある。さらに、別の手段として、加熱さ れた平坦な熱可塑性ストリップを連続的な射出成形によって供給するという方法 もある。
【0055】 図9に示される成形型機構105は、雄型106と、雌型107と、ストリッ プ101の真空成形などのためにストリップ101を雌型107へ引き寄せる真 空吸引機構108とを有する。また、成形型機構105は、雄型106及び/ま たは雌型107だけを、あるいは、雄型106及び/または雌型107と真空吸 引機構108とを有するものであってもよい。
【0056】 成形型機構105は、図9に示すような直線状のものであってもよいし、また 、一対の円柱形をなすものであってその円柱形の周囲にダイ表面を形成してもよ い。サイドストリップ部21とクロスバー23とがそれぞれ部分的にキャリヤテ ープ20の上面の一部をなすように、熱可塑性ストリップから、一対のサイドス トリップ部21と、一対のサイドストリップ部21の間にほぼ等間隔に延在し、 そのエッジ部がサイドストリップ部21に隣接するクロスバー23とが、成形型 機構105によって、成形すなわち圧伸される。さらに、壁部が、成形型機構1 05によって成形すなわち圧伸される。この壁部によって、キャリヤテープ20 に沿って間隔が置かれていて上面を貫通している、互いに同様の形状をなす複数 個のポケット24が形成される。さらに、成形型機構105によって、上面部を 有する一対の狭部29が、キャリヤテープ20の上面の一部をなす、クロスバー 23のエッジ部に、そして、凹部26が、キャリヤテープ20の上面からくぼん でいて狭部29の間に位置する、クロスバー23のエッジ部に成形すなわち圧伸 される。
【0057】 成形型機構105によって、ポケット24を形成する側壁部28にわずかな抜 き勾配すなわちテーパーが形成されることが好ましい。そうすれば、ポケット2 4を形成する壁部は、形状においてはポケット24の入口とほぼ等しいものとな るが、面積に関してはそれよりもわずかに小さいものとなる。
【0058】 ポケット24が成形されるのとほぼ同時に、サイドストリップ部21の上面2 2とほぼ同一平面上に位置する上面部を有するエッジ部と、この上面部よりくぼ んでいる凹部すなわちトラフ部26とを備えたクロスバー23が、成形型機構1 05によって形成される。キャリヤテープ20をこのようにして形成すると、そ の成形処理中に、材料がより均一にサイドストリップ部21から引き込まれるの で、図1の隆起部Bのように、サイドストリップ部21の、クロスバー23に隣 接する部分の厚みが増すようなことはない。従って、より均一的な厚さを有し、 クロスバーに隣接する部分の方がそこから離れている部分よりも厚みが増してい るようなことのないサイドストリップ部21が形成されるのである。
【0059】 ストリップ101は、成形型機構105によって成形すなわち圧伸されると、 ローラー109によってパンチ110へ送られる。このパンチ110によって、 通し孔27と点検孔9とが形成される。尚、本製造装置をキャリヤテープ80の 形成のために使用する場合には、パンチ110によって、開口表面部95がクロ スバー83から打ち抜かれることになる。次に、ストリップ101は、ローラー 112によってトリマー114へ送られ、業界の規格に適合するように耳を切ら れる。こうしてキャリヤテープ20の形状に仕上がったストリップ101は、ロ ーラー115によってリール11へ送られ、リール11のハブの周囲に巻かれる 。
【0060】 従来のキャリヤテープ10であれば隆起部Bを形成するのに使われていたはず の材料は、凹部26,56がキャリヤテープ20,50に成形される際に、サイド ストリップ状部より離型するので、サイドストリップ状部の厚さはより均一的な ものとなるのである。
【0061】 キャリヤテープ20,50は、例えば、イタリアのアルコトロニクス・メカニ カ(ARCOTRONICS MECCANICA)社あるいはアメリカ合衆国カリフォルニア州オク シデンタルに住所を有するエム・エイ・ピー・シー(M.A.P.C.-Mechanization o f Active and Passive Components-)社より一般的に入手することのできるET M320番またはETF278B番の型押テーピング装置などの機械の改良品を 使用して形成することができる。
【0062】 以上、本考案のいくつかの実施例に関して説明したが、当該技術分野において 通常の知識を有する者であれば、本考案の範囲内でそれらの実施例に多くの変形 を加えることもできる。例えば、キャリヤテープ20,50,80を連続的な射出 成形によって形成することも可能である。このように、本考案の範囲は、ここに 記載した構造ではなく、実用新案登録請求の範囲に記した構造及びそれと同等の 構造だけに限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のキャリヤテープの破断平面図である。
【図2】 図1のキャリヤテープの上面にカバーストリ
ップが取り付けられた状態の2−2線拡大断面図であ
り、サイドストリップ部を詳細に示すために誇張して示
している。
【図3】 キャリヤテープから電気部品を取り出す作業
を示す概略図である。
【図4】 本考案に係るキャリヤテープによって移送さ
れた電気部品がプリント回路基板に位置決めされている
状態を示す斜視図である。
【図5】 本考案の第1実施例に係る面保持型キャリヤ
テープの破断平面図である。
【図6】 図5のキャリヤテープの6−6線部分拡大断
面図である。
【図7】 本考案の第2実施例に係るキャリヤテープの
破断平面図である。
【図8】 図7のキャリヤテープの8−8線部分拡大断
面図である。
【図9】 本考案に係るキャリヤテープの製造方法を示
す概略図である。
【図10】 本考案の第3実施例に係る面保持型キャリ
ヤテープの破断平面図である。
【図11】 図10のキャリヤテープの11−11線拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 巻取リール 2 部品 3,21,51,81 サイドストリップ部 5 ドライ
ブスプロケット 7,27 通し孔 9,12
点検孔 10,20,50,80 キャリヤテープ 11 リー
ル 13,22,52,82 上面 14,24,
54,84 ポケット 15,23,53,83 クロスバー 16 壁部 17,25,55,85 底壁部 18,28,
58,88 側壁部 26,56 凹部 29,57,
86 狭部 40 自動制御式組立装置 41 金属
片 42 プリント回路基板 43 電気
回路 45 バキューム式ピックアップ 46,46'
カバーストリップ 91 上方面 93 下方
面 95 開口表面部 100 キ
ャリヤテープ製造方法 101 ストリップ 105 成
形型機構 106 雄型 107 雌
型 108 真空吸引機構 109,1
12,115 ローラー 110 パンチ 114 ト
リマー A 中心軸 B 隆起部 T 厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ジェイムズ・レオナード・シェンズ アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)それぞれが上面(22)を有する
    一対のサイドストリップ部(21)と、 (b)上記一対のサイドストリップ部(21)の間にほ
    ぼ等間隔に延在しており、かつ、上記サイドストリップ
    部(21)に隣接する一対のエッジを有しているクロス
    バー(23)と、 (c)本キャリヤテープに沿って一定間隔毎に互いに同
    様の形状を有している複数個のポケット(24)を形成
    する壁部とを備え、 上記壁部は、上記ポケット(24)を形成するために、
    底壁部(25)と、上記サイドストリップ部(21)と
    上記底壁部(25)との間に延在し、かつ、上記クロス
    バー(23)と上記底壁部(25)との間に延在する側
    壁部(28)とを有し、 上記クロスバー(23)の上記エッジは、それぞれが上
    記サイドストリップ部(21)の上記上面(22)に対
    してほぼ同一平面上に隣接する上面部を有する少なくと
    も2つの狭部(29)と、上記上面部からくぼんでいて
    上記狭部(29)の間に位置する凹部(26)とを備え
    ていることを特徴とする柔軟なキャリヤテープ。
  2. 【請求項2】 (a)それぞれが上面(22)を有する
    一対のサイドストリップ部(21)と、 (b)上記一対のサイドストリップ部(21)の間にほ
    ぼ等間隔に延在しており、かつ、上記サイドストリップ
    部(21)に隣接する一対のエッジを有しているクロス
    バー(23)と、 (c)本キャリヤテープに沿って一定間隔毎に互いに同
    様の形状を有している複数個のポケット(24)を形成
    する壁部とを備え、 上記壁部は、上記ポケット(24)を形成するために、
    底壁部(25)と、上記サイドストリップ部(21)と
    上記底壁部(25)との間に延在し、かつ、上記クロス
    バー(23)と上記底壁部(25)との間に延在する側
    壁部(28)とを有し、 上記クロスバー(23)の上記エッジは、それぞれが上
    記サイドストリップ部(21)の上記上面(22)に対
    してほぼ同一平面上にほぼ隣接する上面部を有する少な
    くとも2つの狭部(29)と、成形処理において、高分
    子材料が上記サイドストリップ部(21)からほぼ均一
    に引き込まれて実質的に均等な厚さを有するサイドスト
    リップ部が形成されるように、上記狭部(29)からく
    ぼんでいて上記狭部(29)の間に位置する凹部(2
    6)とを備えていることを特徴とする一体的に形成され
    た柔軟なキャリヤテープ。
  3. 【請求項3】 (a)それぞれが上面(82)を有する
    一対のサイドストリップ部(81)と、 (b)上記一対のサイドストリップ部(81)の間にほ
    ぼ等間隔に延在しており、かつ、上方面(91)と、下
    方面(93)と、上記サイドストリップ部(81)に隣
    接する一対のエッジとを有しているクロスバー(83)
    と、 (c)本キャリヤテープに沿って一定間隔毎に互いに同
    様の形状を有している複数個のポケット(84)を形成
    する壁部とを備え、 上記壁部は、上記ポケット(84)を形成するために、
    底壁部(85)と、上記サイドストリップ部(81)と
    上記底壁部(85)との間に延在し、かつ、上記クロス
    バー(83)と上記底壁部(85)との間に延在する側
    壁部(88)とを有し、 上記クロスバー(83)の上記エッジは、それぞれが上
    記サイドストリップ部(81)の上記上面(82)とほ
    ぼ同一平面上に位置する上面部を有する少なくとも2つ
    の狭部(86)と、上記クロスバー(83)の上記上方
    面(91)と上記下方面(93)との間に延在していて
    上記上方面(91)と上記下方面(93)とを貫通して
    いる開口部(95)とを備えていることを特徴とする一
    体的に形成された柔軟なキャリヤテープ。
JP014802U 1992-03-27 1993-03-29 電気/電子部品等の部品用キャリヤテープ Pending JPH0582884U (ja)

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