JPH0582470A - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子の製造方法

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Publication number
JPH0582470A
JPH0582470A JP24339091A JP24339091A JPH0582470A JP H0582470 A JPH0582470 A JP H0582470A JP 24339091 A JP24339091 A JP 24339091A JP 24339091 A JP24339091 A JP 24339091A JP H0582470 A JPH0582470 A JP H0582470A
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JP
Japan
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auxiliary conductor
film
region
forming
gate electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP24339091A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Saito
実 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体素子のコンタクト部のアスペクト比を
低下させる方法。 【構成】 半導体基板(10)の素子形成領域にゲート
電極(24、24′)および所定の部分を形成した後、
補助導電体膜(32、32′)を素子分離領域にかけて
形成し、その上に中間絶縁膜(26)を形成して広いコ
ンタクト部(30)をパターニングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体素子の製造方
法、特に半導体素子における配線部に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の配線部は図3aに示すように、半
導体基板10の表面の酸化物膜21により分離される素
子形成領域にゲート電極23、24および拡散層領域2
9を形成後、図3bに示すように中間絶縁膜26を形成
し、続いて図3cに示すようにコンタクト部30を形成
するパターニングを行い、そして図3dに示すようにバ
リアメタル膜27、Al−Si膜28を堆積し、積層配
線として形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では素子密度を上げるための素子微細化に伴いコンタ
クト部29のアスペクト比が大きくなる。そのため、バ
リアメタル27とAl−Si膜28のカバレージが悪く
なり、このコンタクト部29での断線不良が起こり易く
なり、結果的に半導体素子が全く機能しなくなることが
ある。
【0004】また、図3cに示すコンタクト部29のパ
ターニングの際、電極23、24および素子分離領域2
1の合わせ余裕を考慮して、コンタクト部の径を大きく
し、それによりアスペクト比を小さくすることは可能で
あるが、上述したように、これには広い面積が必要であ
り高集積化に反する。
【0005】この発明は以上述べた微細化に伴うコンタ
クト部のアスペクト比の増大の問題をコンタクト部のア
スペクト比を見かけ上小さくすることにより解決するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば上記目
的は半導体基板表面の素子分離領域により分離され素子
形成領域に電極と拡散層を設けた後、そのコンタクト形
成部にまず補助導電体を従来のコンタクト領域より広い
領域に形成し、その上に中間絶縁膜を形成して、コンタ
クトのパターニングをする際、補助導電体の膜厚分だ
け、コンタクトの深さ(Y方向)を小さくすることによ
り達成される。
【0007】
【作用】その後、この補助導電体上にコンタクトを形成
すればよいため、合わせ余裕を考慮しても、コンタクト
径(X方向)を広げることが可能となり、コンタクト部
のアスペクト比を小さくすることができる。なお、この
補助導電体はバリアメタルと同様の作用をもつものであ
って、タングステンまたはタングステン合金、またはシ
リサイドであるとよい。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図3と同一または
同様の部分を図3に用いたと同じ参照番号を付して示す
図1および図2にもとづき説明する。
【0009】図1は、この発明の第1の実施例を示す工
程図である。まず図1aに示すように、半導体基板10
上に素子領域と素子分離領域21をLOCOS法を用い
て形成する。その後、素子領域上にゲート酸化膜22を
生成し、その上に多結晶シリコン膜23をCVDを用い
て生成する。この時、多結晶シリコン膜23にリンのド
ーピングを行う。更にその上にシリサイド24を生成し
た後、パターニングを行いゲート電極を形成する。ここ
で、拡散層28を注入により形成した後、サイドウォー
ル25を形成する。続いて、拡散層29を注入形成す
る。
【0010】次に、図1bに示すように、導電物質たと
えばW、WSi2 、TiWなどを堆積し、補助導電体膜
32を形成する。
【0011】次に、図1cに示すように、基板パターン
上に中間絶縁膜26を堆積する。そしてパターニングに
よりコンタクト部29を形成した後、図1dに示すよう
に、配線層となるAl−Si膜34を生成し、パターニ
ングを行う。この時図1bに示すように、補助導電体膜
32を素子分離領域21上まで伸すことにより、コンタ
クトの面積を広くすることが可能となり、カバレージの
良好な配線層を形成することができる。
【0012】図2はこの発明の第2の実施例を示す工程
図である。
【0013】まず図2aに示すように、半導体基板10
上に素子領域と素子分離領域21をLOCOS法を用い
て形成する。その後、素子領域上にゲート酸化膜22を
生成し、その上に多結晶シリコン膜23をCVDを用い
生成する。この時、シリコン膜23にリンのドーピング
を行う。ここでパターニングを行い、ゲート電極の一部
を形成する。ここで拡散層28を注入形成した後、サイ
ドウォール25を形成する。その後拡散層29を注入に
より形成する。
【0014】次に図2bに示すように、例えばWS
2 、MoSi2 などのシリサイド膜24′を堆積した
のち、これをパターニングし、ゲート電極24′と補助
導電体32′となる部分を限定する。これによりゲート
電極は低抵抗のポリサイド構造となる。
【0015】次に図2cに示すようにこの基板パターン
上に中間絶縁膜26を堆積する。そして図2dに示すよ
うにコンタクト部30をパターニングにより形成した
後、配線であるAl−Si膜34を生成し、パターニン
グを行う。この方法によれば、ゲート電極のシリサイド
と補助導電体のシリサイドを同時に形成するため、工程
の簡略化となる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、中間絶縁膜形成前に補助導電体を形成するよう
にしたので従来と同じ面積でもコンタクトを広くするこ
とができ、アスペクト比が小さくできる。従ってカバレ
ージの良好な配線を形成することが可能であり、配線不
良がなく、かつ高集積化が期待できる。
【0017】また第2の実施例のごとくゲート電極のポ
リサイド化も同時に行えるため工程の簡略化も期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す工程図である。
【図2】本発明の第二の実施例を示す工程図である。
【図3】従来の半導体素子製造方法を示す工程図であ
る。
【符号の説明】
10 基板 21 素子分離領域 22 ゲート酸化膜 23 多結晶シリコン膜 24、24′ シリサイド膜 25 サイドウォール 26 中間絶縁膜 28 拡散層 29 拡散層 30 コンタクト部 32、32′ 補助導電体 34 配線層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に素子領域および素子分離
    領域を形成する工程と、素子領域上にゲート電極及び拡
    散層領域を形成する工程と、選択された前記拡散層領域
    と素子分離領域上に補助導電体を形成する工程と、前記
    補助導電体上を含む全面に中間絶縁膜を形成する工程と
    前記補助導電体上の前記中間絶縁膜にコンタクトホール
    を形成する工程、とを備えていることを特徴とする半導
    体素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記補助導電体は金属であることを特徴
    とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記補助導電体はシリサイドであり、前
    記ゲート電極上にも同時に形成することを特徴とする請
    求項1記載の方法。
JP24339091A 1991-09-24 1991-09-24 半導体素子の製造方法 Pending JPH0582470A (ja)

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Effective date: 20010814