JPH10163430A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH10163430A
JPH10163430A JP32002196A JP32002196A JPH10163430A JP H10163430 A JPH10163430 A JP H10163430A JP 32002196 A JP32002196 A JP 32002196A JP 32002196 A JP32002196 A JP 32002196A JP H10163430 A JPH10163430 A JP H10163430A
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film
resistance element
semiconductor
semiconductor device
low
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JP32002196A
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Shuji Kawada
修二 川田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロジック系LSIの高抵抗素子と低抵抗素子
を、少ない工数で高い信頼性をもって混載させる。 【解決手段】 不純物濃度の低い1層目ポリシリコン膜
2と不純物濃度の高い2層目ポリシリコン膜5との間
に、高抵抗素子の形成領域にのみSiNエッチング停止
膜パターン3H を介在させ、さらにWSix膜6を積層
してW−ポリサイド膜を形成した後、このW−ポリサイ
ド膜をレジスト・パターンを介してエッチングする。こ
れにより、薄い1層目ポリシリコン膜2H を主体とする
高抵抗素子8H と、W−ポリサイド膜の膜厚全体を用い
た低抵抗素子8L とを、フィールド酸化膜1上で同時に
形成する。高抵抗素子8H の両端部にW−ポリサイド膜
を厚膜のまま残してこれを電極パッド部とすれば、この
部分に直接コンタクトを形成できるので、従来のような
拡散層の仲介は不要となり、高集積化に有利となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、特に
ロジック系LSIの製造において、抵抗値の異なる複数
種類の抵抗素子を、少ない工程数で高い信頼性をもっ
て、かつ狭い面積内に混載させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI、特にロジック系LSIでは、様
々な抵抗値を有する抵抗素子が基板上に混載されてい
る。この抵抗素子として、LSIの開発初期には拡散抵
抗、すなわちSi基板中に形成された不純物拡散層(以
下、拡散層と称する。)が利用されていたが、近年では
ポリシリコン抵抗が多用されている。このポリシリコン
抵抗は、素子分離領域上に形成すれば素子形成領域の面
積を縮小して高集積化を図り、かつ寄生容量も低減させ
ることもできる。ただし、すべての抵抗素子をポリシリ
コン抵抗のみで構成するのではなく、高抵抗素子を拡散
抵抗で構成し、低抵抗素子のみポリシリコン抵抗とする
構成も知られている。
【0003】また、回路設計技術の進歩により、厚さ2
0〜30nmのポリシリコン薄膜を用いる場合にはすべ
ての抵抗素子をポリシリコン抵抗で構成することも可能
となっているが、この場合にも、ポリシリコン抵抗の回
路への接続は拡散層を経由して行われている。図10
に、拡散層13にコンタクトする2層目ポリシリコン膜
からなる高抵抗素子19と、1層目ポリシリコン膜15
を含み素子分離領域であるフィールド酸化膜上に形成さ
れた低抵抗素子17とを混載させた半導体装置の構成例
を示す。上記低抵抗素子17は、実際には更なる低抵抗
化を図るために1層目ポリシリコン膜15の上にタング
ステン・シリサイド(WSix)膜が積層された、いわ
ゆるタングステン・ポリサイド(W−ポリサイド)膜を
用いて形成されている。
【0004】上記低抵抗素子17は、これを取り囲む層
間絶縁膜14,18,20を貫通して拡散層13に達す
るコンタクトホール20aと、これに埋め込まれる図示
されない上層配線膜とを介して、回路へ接続される。ま
た、上記高抵抗素子17は、これを被覆する層間絶縁膜
18,20に開口されるコンタクトホール20b,20
cと、これらに埋め込まれる図示されない上層配線膜と
を介して、回路に接続される。
【0005】この半導体装置の典型的な製造工程につい
て、図7ないし図10を参照しながら説明する。まず、
図7に示されるように、予めフィールド酸化膜12(S
iOx)と拡散層13が形成されたSi基板11の全面
に層間絶縁膜14を形成し、該フィールド酸化膜12上
で低抵抗素子17をパターニングする。この低抵抗素子
17は、1層目ポリシリコン膜(1−polySi)1
5とタングステン・シリサイド(WSix)膜16とを
積層してなるW−ポリサイド膜をパターニングして形成
されたものである。
【0006】次に、図8に示されるように、基体の全面
をたとえばSiOxからなる層間絶縁膜18で被覆し、
拡散層13に臨むコンタクトホール18a,18bを開
口する。次に、基体の全面に低濃度にて不純物を含有す
る2層目ポリシリコン膜(2−polySi)を成膜
し、この膜をパターニングすることにより、図9に示さ
れるように拡散層13へコンタクトする高抵抗素子19
を形成する。このようにポリシリコン膜の不純物濃度が
低い場合、コンタクト抵抗が不安定化し、回路全体で抵
抗値のバラツキが大きくなり易いが、これは拡散層13
から高抵抗素子19へ不純物をオートドープさせること
で解消している。
【0007】次に、図10に示されるように、基体の全
面をたとえばSiOxからなる層間絶縁膜20で被覆
し、拡散層13に臨むコンタクトホール20a、および
低抵抗素子17に臨むコンタクトホール20b,20c
を開口する。低抵抗素子17に対するコンタクトは、コ
ンタクトホール20b,20cに上層配線を埋め込むこ
とにより達成することができるが、高抵抗素子19に対
するコンタクトはコンタクトホール20aに上層配線を
埋め込み、拡散層13を介して達成する。このようにわ
ざわざ拡散層13を介しているのは、高抵抗素子19が
薄いポリシリコン膜であるために、この直上で層間絶縁
膜20をエッチングしてコンタクトホールを開口しよう
とすると、ポリシリコン膜が浸食されたり消失する虞れ
が大きいからである。
【0008】以上は、低抵抗素子と高抵抗素子とが電気
的に分離されている例であったが、実際の回路内ではた
とえば図11(a)の等価回路に示されるように、抵抗
値の異なる2種類の抵抗r1 ,r2 が相互に接続され、
その中間に能動素子(ここではMOSトランジスタを例
示。)を並列接続される部分が存在する。このような部
分に対応する基板構造を図示したものが図11(b)で
ある。図11(a)の端子A,B,Cおよび抵抗r1
抵抗r2 は、それぞれ図11(b)のコンタクトホール
20a,20b,20cおよび高抵抗素子19と低抵抗
素子17にそれぞれ対応している。高抵抗素子19と低
抵抗素子17との接続は、該低抵抗素子17に臨んで層
間絶縁膜18に開口されたコンタクトホール18cを介
して行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の抵抗素子の構造およびその形成プロセスには、
高集積化と工数削減の観点から未だ改善の余地がある。
まず、前掲の図10および図11に示した構造では、高
抵抗素子19の他素子への接続が拡散層13を介して行
われることから、同じ拡散層13に少なくとも2つのコ
ンタクトホール20a,18aを開口しなければならな
い。したがって、これらのコンタクトホールの直径、プ
ラグ間の寄生容量、コンタクトホールのアライメント・
マージン等の要素を見込むと、拡散層13の面積をかな
り広く確保しておくことが必要となり、高集積化の妨げ
となる。
【0010】また、図9に示した構造を達成するまでに
必要な工程を簡単にまとめると、 (D−1)W−ポリサイド膜の成膜 (I−1)W−ポリサイド膜への不純物導入のためのイ
オン注入 (P−1)フォトリソグラフィ (E−1)W−ポリサイド膜のドライエッチング(低抵
抗素子17のパターニング) (D−2)層間絶縁膜18の成膜 (P−2)フォトリソグラフィ (E−2)層間絶縁膜18のドライエッチング(コンタ
クトホール18a,18bの形成) (D−3)2層目ポリシリコン膜の成膜 (I−2)2層目ポリシリコン膜への不純物導入のため
のイオン注入 (P−3)フォトリソグラフィ (E−3)2層目ポリシリコン膜のドライエッチング
(高抵抗素子19のパターニング) となる。
【0011】ここで、カッコ内のアルファベットは、
D:堆積、I:イオン注入、P:フォトリソグラフィ、
E:エッチングの各工程を表し、ハイフンの右側の数字
はこれらの各プロセスの度数を表している。たとえば
(D−3)とは、3回目の堆積工程の意味である。以上
の工程を種類ごとに数えると、堆積3回、イオン注入2
回、フォトリソグラフィ3回、エッチング3回が行われ
ており、多くの工数が費やされていることがわかる。こ
れは、低抵抗素子17と高抵抗素子19とが互いに異な
る材料層により形成されていることに、ひとつの原因が
ある。
【0012】さらに、上述のように2層の層間絶縁膜を
用いることは、これら層間絶縁膜18,20に開口され
るコンタクトホール20a,20b,20cのアスペク
ト比を必然的に増大させている。しかしこれにより、コ
ンタクトホールを開口するためのエッチングそのものに
極めて高度な技術が必要となる他、形成されたコンタク
トホールに上層配線材料あるいはプラグ材料を均一に埋
め込むことも困難となる。この埋め込みの不完全さが、
ひいては半導体装置の性能や信頼性の低下につながる原
因となる。また、2層の層間絶縁膜18,20を用いる
ことにより、基体の表面段差が増大し、コンタクトホー
ルを形成するためのエッチング・マスクをフォトリソグ
ラフィで形成する際の解像度も劣化しやすくなる。
【0013】このように、高抵抗素子と低抵抗素子とを
混載した従来の半導体装置には高集積化を妨げる要因が
あり、またその製造方法は多くの工数を要するという問
題を抱えている。そこで本発明は、これらの問題を解決
し、高集積化に適する構造を有する半導体装置と、これ
を簡便なプロセスにより製造する方法を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
膜厚方向に不純物濃度分布を有する半導体膜の膜厚方向
の一部を利用して高抵抗素子、膜厚全体を利用して低抵
抗素子をそれぞれ形成することにより、素子構成上は高
抵抗素子と低抵抗素子を一部共通の材料膜を用いて構成
し、しかも両者を共に素子分離領域上に配することを可
能とすることで、上述の目的を達成しようとするもので
ある。上記高抵抗素子は、この半導体膜の不純物濃度が
相対的に低い領域を主体として構成される。
【0015】かかる半導体装置を製造するには、素子分
離領域上の半導体膜の膜厚方向の中途部に該半導体膜と
エッチング選択比を確保し得るエッチング停止膜を選択
的に介在させておき、別のエッチング・マスクを介して
この半導体膜をエッチングすれば良い。このエッチング
は、エッチング・マスクの直下の半導体層に及ばないこ
とは当然であるが、エッチング停止膜で遮蔽される領域
にも及ばない。つまり、エッチング・マスクの直下には
半導体膜の膜厚の全体からなるパターンが残存し、エッ
チング停止膜の直下には半導体膜の膜厚方向の一部のみ
からなるパターンが残存する。前者のパターンが低抵抗
素子、後者のパターンが高抵抗素子となるが、本発明で
はこれら両者を自己整合的かつ同時に形成することがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の基本的な考え方は、膜厚
方向に不純物濃度分布を有する半導体膜の一部と全体と
を使い分けることで、抵抗値の異なる複数の抵抗素子を
共通の半導体層から同時に形成することにある。つま
り、不純物濃度の相対的に低い部分を薄く残せば、この
薄膜部を高抵抗素子として利用することができ、不純物
濃度の相対的に高い部分も含めて膜厚の全体を用いれ
ば、この厚膜部を低抵抗素子として利用することができ
る。
【0017】上記半導体膜に不純物を導入する方法とし
ては、(1)気相成長時の成膜雰囲気中から成膜の進行
と共に導入する方法、(2)不純物を含まない状態で成
膜された半導体膜にプレデボジション法あるいはイオン
注入により導入する方法とがある。(1)の方法によれ
ば、成膜雰囲気中の不純物ガスの流量制御により膜中不
純物の濃度分布を段階的にも連続的にも形成することが
できる。(2)の方法では1回の導入操作による不純物
の拡散範囲に限度があるので、成膜と不純物導入とを必
要回数だけ繰り返すことにより、段階的な不純物濃度分
布を得ることができる。
【0018】なお、上記高抵抗素子の主体をなす部分
は、上述のように半導体膜中で相対的に不純物濃度の低
い領域であるが、この部分は薄膜部であるため、該高抵
抗素子を他素子へ接続するためのコンタクトホールを自
身の上に開口しようとすると、エッチング選択比の不足
により膜が浸食されたり消失したりする虞れが大きい。
本発明では、高抵抗素子の他素子への接続部、つまり電
極パッド部に厚膜部を用いる構成とすることで、該高抵
抗素子へ直接にコンタクトをとることが可能となり、従
来のように拡散層を仲介させる必要がない。この結果、
拡散層の面積を縮小することができ、高集積化に有利と
なる。
【0019】また、上記の厚膜部は電極パッドにとどま
らず、所望の形状にパターニングされることにより低抵
抗素子として利用することができる。この構成はすなわ
ち、高抵抗素子と低抵抗素子とが半導体膜の中で相対的
に不純物濃度の低い領域を共有することで互いに電気的
に接続された構成である。つまり本発明では、パターン
上の工夫により、高抵抗素子と低抵抗素子を互いに電気
的に分離された素子として構成できることはもちろん、
上述のように互いに接続された素子としても構成するこ
とができる。したがって、たとえば前掲の図11(b)
に示したようなコンタクトホール18cは不要となる。
【0020】なお、上記半導体膜は、相対的に不純物濃
度の低い1層目シリコン系薄膜と相対的に不純物濃度の
高い2層目シリコン系薄膜との積層膜とすることが有効
である。これらのシリコン系薄膜は、たとえばCVDに
より成膜されるポリシリコン膜やアモルファス・シリコ
ン膜である。これらのシリコン系薄膜の各不純物濃度と
各膜厚とを、高抵抗素子と低抵抗素子の所望の抵抗値に
応じてそれぞれ最適化すれば良い。なお、これらのシリ
コン系薄膜の上には、高融点金属シリサイド膜や高融点
金属膜を積層しても良い。この類の積層膜としては、ポ
リシリコン膜の上に高融点金属シリサイド膜を積層した
ポリサイド膜や、高融点金属膜を積層したポリメタル膜
が代表的である。
【0021】上述のような半導体装置の製造を可能とす
る本発明の製造方法は、1回のエッチングで共通の半導
体膜から薄膜部と厚膜部とを同時に加工できるプロセス
を含むものである。かかるプロセスは、半導体膜の膜厚
方向の中途部に該半導体膜に対してエッチング選択比を
確保し得るエッチング停止膜を選択的に介在させておく
ことで実現する。そのための最も簡便な方法は、半導体
膜の成膜を2工程に分けて行い、これら両工程の間でエ
ッチング停止膜のパターニングを行うことである。前半
の成膜工程では不純物濃度が相対的に低い第1半導体膜
を成膜し、後半の成膜工程では不純物濃度が相対的に高
い第2半導体膜を成膜するが、このときの両半導体膜の
不純物濃度と膜厚との選択により、高抵抗素子と低抵抗
素子の抵抗値を所望の値に設定することが可能となる。
【0022】本発明では、半導体膜の上に形成されるエ
ッチング・マスクと半導体膜の内部に形成されるエッチ
ング停止膜との少なくとも一方に遮蔽される領域にそれ
ぞれ厚膜部と薄膜部とを残すので、該エッチング停止膜
と該エッチング・マスクの相対的な位置関係や双方のパ
ターンの重なり具合の設定により、厚膜部と薄膜部とを
様々なパターンに残すことができる。
【0023】たとえば、エッチング・マスクのパターン
をエッチング停止膜のパターンと一部重なるように配す
れば、エッチング終了後には薄膜部の端部に連続した厚
膜部を残すことができる。この厚膜部は、通常の電極パ
ッド程度の大きさに形成して高抵抗素子の他素子への接
続部とすることもできるが、より大きな所望のパターン
に形成することにより、該高抵抗素子に接続された低抵
抗素子として用いることもできる。
【0024】なお、本発明で使用するエッチング停止膜
は、基本的に第1半導体膜に対してエッチング選択比が
確保できる材料膜であれば良く、その代表例はSiOx
膜,SiN膜,SiON膜等のシリコン化合物薄膜であ
る。ただし、第1半導体膜として前述のように相対的に
低いポリシリコン膜、第2半導体膜として不純物濃度が
相対的に高いポリシリコン膜を用いる場合には、これら
2層のポリシリコン膜間での不純物拡散により各々の膜
中不純物濃度、ひいては抵抗値が変化する虞れがある。
このような場合には、不純物拡散に対するバリヤ性の高
いSiN膜をエッチング停止膜として用いることが特に
好適である。
【0025】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0026】実施例1 本実施例では、電気的に互いに分離された低抵抗素子と
高抵抗素子とを共通のW−ポリサイド膜の加工により形
成するプロセス、およびこのプロセスにより形成される
半導体装置について、図1ないし図5を参照しながら説
明する。なお、これらの図面は、半導体ウェハの中から
フィールド酸化膜1の形成領域のみを拡大して示したも
のであり、(a)は上面図、(b)はそのA−A線断面
図である。図示されない素子形成領域に形成される能動
素子は、MOSトランジスタ、バイポーラ・トランジス
タ等、特に限定されるものではない。
【0027】まず、図1に示されるように、シリコン基
板上に公知のLOCOS法によりフィールド酸化膜1
(SiOx)を形成し、さらに基体の全面にたとえばL
PCVD法により1層目ポリシリコン膜2(1−pol
ySi)を10〜20nmの厚さに成膜し、この1層目
ポリシリコン膜2にリン(P+ )をイオン注入した。こ
のときのイオン注入条件は、たとえばイオン加速電圧=
15keV,ドース量=1×1013/cm2 程度とし
た。
【0028】続いて、基体の全面にたとえばプラズマC
VDによりSiNエッチング停止膜3を約30〜50n
mの厚さに成膜した。このSiNエッチング停止膜3の
上にはさらに、通常のレジスト塗布、フォトリソグラフ
ィ、現像の各工程を経てレジスト・パターン4を形成し
た。このレジスト・パターン4は、高抵抗素子の形成領
域内に形成した。なお、上記のレジスト・パターニング
は図示されない素子形成領域でも同様に行われており、
能動素子がたとえばMOSトランジスタである場合に
は、上記レジスト・パターン7H ,7L と同時にゲート
電極加工用のレジスト・パターンが形成されることにな
る。
【0029】次に、上記レジスト・パターン4をマスク
として上記SiNエッチング停止膜3をドライエッチン
グした。このドライエッチングは、たとえば次のような
条件で行った。 装置 有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置 CHF3 流量 45 SCCM CH2 2 5 SCCM 圧力 0.27 Pa マイクロ波パワー 900 W(2.45 GHz) RFバイアス・パワー 100 W(800 kHz) ウェハ温度 20 ℃
【0030】このドライエッチングの結果、図2に示さ
れるように、高抵抗素子の形成領域においてSiNエッ
チング停止膜パターン3H (添字Hは、高抵抗素子の形
成領域で形成されたパターンに付す。以下同様。)が形
成された。なお、上述のドライエッチングを行う代わり
に、熱リン酸溶液を用いたウェットエッチングによりS
iNエッチング停止膜を選択的に除去することもでき
る。この後、レジスト・パターン4をO2 プラズマ・ア
ッシング、もしくはレジスト剥離剤を用いたウェット処
理により除去した。
【0031】次に、図3に示されるように、基体の全面
にたとえばLPCVDにより2層目ポリシリコン膜5
(2−polySi)を約130nmの厚さに成膜し、
この2層目ポリシリコン膜5にリン(P+ )をイオン注
入した。このときのイオン注入条件は、たとえばイオン
加速電圧=40keV,ドース量=1×1016/cm2
程度とした。続いて、たとえばWF6 /SiCl2 2
混合ガスを用いたLPCVDを行い、基体の全面にWS
ix膜6を約100nmの厚さに成膜した。
【0032】さらに、このWSix膜6の上でレジスト
・パターニングを行い、高抵抗素子の形成領域ではレジ
スト・パターン7H 、低抵抗素子の形成領域ではレジス
ト・パターン7L (添字Lは、低抵抗素子の形成領域で
形成されたパターンに付す。以下同様。)をそれぞれ形
成した。高抵抗素子の形成領域に形成されたレジスト・
パターン7H は、パッド電極のパターンに倣ったもので
あり、上記SiNエッチング停止膜パターン3H の両端
に若干オーバーラップする位置に形成した。一方、低抵
抗素子の形成領域に形成されたレジスト・パターン7L
は、抵抗素子の本体部分とパッド電極とを合わせたパタ
ーンに倣ったものである。
【0033】次に、上記レジスト・パターン7H ,7L
をマスクとしてW−ポリサイド膜、すなわち、WSix
膜6、2層目ポリシリコン膜5、1層目ポリシリコン膜
2の積層膜のドライエッチングを行った。ここでは、図
示されない素子形成領域でMOSトランジスタのゲート
電極を同時に形成することを想定し、極めて薄いゲート
酸化膜に対しても十分に大きなエッチング選択比を確保
できるエッチング条件を採用した。この条件とは、たと
えば以下のとおりである。 装置 有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置 Cl2 流量 72 SCCM O2 8 SCCM 圧力 0.4 Pa マイクロ波パワー 850 W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 40 W(13.56MHz) ウェハ温度 0 ℃
【0034】このドライエッチングは、フィールド酸化
膜1が露出した時点(素子形成領域ではゲート酸化膜が
露出した時点)で最終的に終了となるが、高抵抗素子の
形成領域ではその時点に至る前に、SiNエッチング停
止膜パターン3H が露出した部位でもエッチングが停止
した。この後、O2 プラズマ・アッシング、もしくはレ
ジスト剥離剤を用いたウェット処理により、レジスト・
パターン7H ,7L を除去し、図4に示されるような高
抵抗素子8H と低抵抗素子8L とを同時に形成した。な
お、上記高抵抗素子8H の抵抗値は、設計どおりの低い
値に維持されていた。これは、エッチング停止膜として
SiN膜を用いたことで、不純物濃度の高い2層目ポリ
シリコン膜5から不純物濃度の低い1層目ポリシリコン
膜2への不純物拡散が遮断され、抵抗値の上昇が防止さ
れたからである。
【0035】ここで、上述の工程を簡単にまとめると、
次のようになる。 (D−1)1層目ポリシリコンの成膜 (I−1)1層目ポリシリコン膜への不純物導入のため
のイオン注入 (D−2)SiNエッチング停止膜の成膜 (P−1)フォトリソグラフィ (E−1)SiNエッチング停止膜のドライエッチング (D−3)2層目ポリシリコン膜の成膜 (I−2)2層目ポリシリコン膜への不純物導入のため
のイオン注入 (D−4)WSix膜の成膜 (P−2)フォトリソグラフィ (E−2)W−ポリサイド膜のドライエッチング(高抵
抗素子8H と低抵抗素子8L の同時パターニング) すなわち、堆積4回、イオン注入2回、フォトリソグラ
フィ2回、エッチング2回が行われている。
【0036】これを、前述の従来例の工数と比較してみ
る。ただし、本実施例では抵抗素子をW−ポリサイド膜
を用いて形成しているので、ポリシリコン膜を用いた従
来例と条件を揃えるためにWSix膜の堆積1回分は除
外して考える。これより、本実施例では従来例に比べて
フォトリソグラフィ1回とエッチング1回が削減できる
ことがわかる。
【0037】この後、図5に示されるように、基体の全
面をたとえばSiOxからなる層間絶縁膜9で被覆し、
上記の高抵抗素子8H のパッド電極部へ臨むコンタクト
ホール9a,9bと、上記低抵抗素子8L へ臨むコンタ
クトホール9c,9dをこの層間絶縁膜9に開口し、さ
らに上層配線10でこれらのコンタクトホール9a,9
b,9c,9dを埋め込んだ。この上層配線は、たとえ
ばTi系バリヤメタル、Al−1%Si膜、TiN反射
防止膜の積層膜を用いて形成することができるが、Wプ
ラグとAl系上層配線との組合せとしても構わない。こ
のようにして、これら両抵抗素子を他素子へ各々接続す
ることができた。
【0038】従来、高抵抗素子は薄いポリシリコン膜を
用いて形成されており、この膜の上でコンタクトホール
のエッチングを行うことができないために、該高抵抗素
子へのコンタクトは拡散層を介してとられていた。しか
し、本発明のようにパッド電極部に厚膜部を残す構成と
すれば、この部分で直接にコンタクトをとることが可能
となる。また、高抵抗素子を拡散層にコンタクトさせた
り、拡散層へ該高抵抗素子の取出し電極を接続するため
のコンタクトホールが不要となるので、従来例に比べて
拡散層の面積を大幅に縮小することができ、高集積化に
有利となる。さらに本発明では、高抵抗素子も低抵抗素
子も共通の半導体膜を用いて共にフィールド酸化膜上へ
形成することができるので、これらを被覆する層間絶縁
膜9が1層で済み、基体の表面段差の増大や該層間絶縁
膜9に開口されるコンタクトホール9a,9b,9c,
9dの高アスペクト比化を抑制することができる。した
がって、上層配線10の信頼性や半導体装置の製造歩留
りを向上させることができる。
【0039】実施例2 本実施例では、低抵抗素子と高抵抗素子とが電気的に接
続された半導体装置の構成例について、図6を参照しな
がら説明する。図6(a)は等価回路図、図6(c)は
この回路部分に相当する半導体装置の模式的断面図、図
6(b)はこの模式的断面図から高抵抗素子と低抵抗素
子のパターンのみを抽出した上面図である。
【0040】図6(a)に示す等価回路では、抵抗値の
異なる2種類の抵抗、すなわち高抵抗素子R1 と低抵抗
素子R2 とが相互に接続され、その中間に能動素子(こ
こではMOSトランジスタを例示。)が並列接続されて
いる。かかる抵抗素子同士の接続は、図6(c)に示さ
れるように、両抵抗素子R1 ,R2 に共通に含まれる第
1ポリシリコン膜2HL(添字HLは、高抵抗素子と低抵
抗素子の形成領域の双方にわたって形成されたパターン
であることを表す。)により達成されている。つまり、
前掲の図4の高抵抗素子8H の電極パッドをそのまま延
長して低抵抗素子8L を形成したような構成である。
【0041】上記高抵抗素子R1 と低抵抗素子R2 は層
間絶縁膜9に被覆されており、この層間絶縁膜9に開口
されるコンタクトホールとこれらを埋め込む上層配線1
0(Al)により他素子へ接続される。ここで、高抵抗
素子R1 のパッド電極部に臨んで開口されるコンタクト
ホール9Aは、図6(a)の等価回路の端子Aに対応し
ており、低抵抗素子R2 に臨んで開口されるコンタクト
ホール9B,9Cは、等価回路の端子B,Cにそれぞれ
対応している。この構成を前掲の図11(b)に示した
従来例と比較してみると、高抵抗素子と低抵抗素子を接
続するためのコンタクトホール18cが本発明では不要
となっていることがわかる。したがって、本発明では基
体の平坦化が容易となり、これに伴って信頼性の高い半
導体装置が提供されることになる。
【0042】以上、本発明を2例の実施例にもとづいて
説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定される
ものではない。たとえば、上述の実施例では抵抗素子の
抵抗値が2種類である場合について述べたが、本発明で
は同様にしてn種類以上(nは3以上の整数を表す。)
の抵抗値を有する抵抗素子を同時に形成することもでき
る。すなわち、不純物濃度の異なるn種類の半導体膜を
1層積層するごとにその上でエッチング停止膜をパター
ニングすることにより、膜厚方向に(n−1)層のエッ
チング停止膜を介在させた半導体膜を成膜する。この半
導体膜をエッチングすれば、各エッチング停止膜の直下
に厚さの異なる半導体膜を残すことができ、各々抵抗値
の異なる抵抗素子として用いることができる。この他、
半導体装置の構成、各材料膜の成膜方法、各材料膜の厚
さ、且つドライエッチング条件、高抵抗素子と低抵抗素
子のパターン形状等の細部は、適宜変更や選択が可能で
ある。
【0043】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の半導体装置の製造方法では高抵抗素子と低抵抗素子
とを共通の半導体膜の膜厚方向の一部または全体を用い
て共に素子分離領域上に形成することができるので、従
来法に比べて工数の削減が可能となる。これにより、T
AT(ターン・アラウンド・タイム)を短縮することが
できる。また、上記の方法により製造される本発明の半
導体装置は、高抵抗素子の他素子あるいは低抵抗素子へ
の接続が容易な構造とされているので、半導体装置の寸
法が縮小されて高集積化が可能となる他、接続そのもの
の信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用し、共通のW−ポリサイド膜の加
工により電気的に互いに分離された高抵抗素子と低抵抗
素子とを同時に形成するプロセス例において、フィール
ド酸化膜上で1層目ポリシリコン膜とSiNエッチング
停止膜を順次成膜し、さらに高抵抗素子の形成領域内で
レジスト・パターニングを行った状態を示す図であり、
(a)は上面図、(b)は模式的断面図である。
【図2】図1のSiNエッチング停止膜をドライエッチ
ングした後、レジスト・パターンを除去した状態を示す
図であり、(a)は上面図、(b)は模式的断面図であ
る。
【図3】図2の基体の全面に2層目ポリシリコン膜とW
Six膜とを順次成膜してW−ポリサイド膜を形成し、
さらにこの上でレジスト・パターニングを行った状態を
示す図であり、(a)は上面図、(b)は模式的断面図
である。
【図4】図3のレジスト・パターンをマスクとしてW−
ポリサイド膜をドライエッチングすることにより高抵抗
素子と低抵抗素子を同時に形成し、レジスト・パターン
を除去した状態を示す図であり、(a)は上面図、
(b)は模式的断面図である。
【図5】図4の基体の全面に層間絶縁膜を形成し、コン
タクトホールの開口および上層配線の形成を行った状態
を示す模式的断面図である。
【図6】共通のW−ポリサイド膜の加工により電気的に
接続された高抵抗素子と低抵抗素子とが形成された本発
明の半導体装置の他の構成例を示す図であり、(a)は
等価回路図、(b)は上面図、(c)は模式的断面図で
ある。
【図7】高抵抗素子をポリシリコン膜、低抵抗素子をW
−ポリサイド膜で形成した従来の半導体装置の製造プロ
セスにおいて、フィールド酸化膜上に低抵抗素子を形成
した状態を示す模式的断面図である。
【図8】図7の基体の全面を層間絶縁膜で被覆し、拡散
層に臨むコンタクトホールを形成した状態を示す模式的
断面図である。
【図9】図8のコンタクトホールを被覆する高抵抗素子
を形成した状態を示す模式的断面図である。
【図10】図9の基体の全面を層間絶縁膜で被覆し、拡
散層と低抵抗素子に臨むコンタクトホールを開口した状
態を示す模式的断面図である。
【図11】拡散層からフィールド酸化膜上へわたる高抵
抗素子と低抵抗素子の接続形式を説明するための図であ
り、(a)は等価回路図、(b)は模式的断面図であ
る。
【符号の説明】
1…フィールド酸化膜 2…1層目ポリシリコン膜 3
…SiNエッチング停止膜 3H …SiNエッチング停
止膜パターン 5…2層目ポリシリコン膜 6…WSi
x膜 7H ,7L …レジスト・パターン 8H ,R1
高抵抗素子 8L,R2 …低抵抗素子 9…層間絶縁膜
9a,9b,9c,9d,9A,9B,9C…コンタ
クトホール 10…上層配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/04 A

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膜厚方向に不純物濃度分布を有する半導
    体膜の不純物濃度が相対的に低い領域を主体として構成
    される高抵抗素子と、同じ半導体膜の膜厚の全体を用い
    て構成される低抵抗素子とが共に素子分離領域上に形成
    されてなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記高抵抗素子の他素子への接続部が、
    前記半導体膜の膜厚の全体を用いて構成されてなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記高抵抗素子と前記低抵抗素子とは、
    前記半導体膜の相対的に不純物濃度の低い領域を共有す
    ることにより素子分離領域上で互いに接続されてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体膜が相対的に不純物濃度の低
    い1層目シリコン系薄膜と相対的に不純物濃度の高い2
    層目シリコン系薄膜との積層膜であることを特徴とする
    請求項2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記1層目シリコン膜と前記2層目シリ
    コン膜の各不純物濃度と各膜厚とが、前記高抵抗素子と
    前記低抵抗素子の所望の抵抗値に応じてそれぞれ最適化
    されてなることを特徴とする請求項4記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 素子分離領域上に相対的に不純物濃度の
    低い第1半導体膜を成膜する工程と、 高抵抗素子の形成予定領域において前記第1半導体膜上
    に該第1半導体膜に対してエッチング選択比を確保し得
    る材料からなるエッチング停止膜を所定のパターンに形
    成する工程と、 基体の全面に相対的に不純物濃度の高い第2半導体膜を
    成膜して半導体積層膜を形成する工程と、 前記半導体積層膜上に形成されたエッチング・マスクを
    介し、前記エッチング停止膜の存在領域と不在領域の双
    方で該半導体積層膜をエッチングすることにより、前記
    エッチング停止膜の直下に残存した前記第1半導体膜を
    主体とする高抵抗素子と、前記半導体積層膜の膜厚の全
    体からなる低抵抗素子とを同時に形成することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1半導体膜と前記第2半導体膜の
    各不純物濃度と各膜厚とを、前記高抵抗素子と前記低抵
    抗素子の所望の抵抗値に応じてそれぞれ最適化すること
    を特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記エッチング・マスクのパターンを前
    記エッチング停止膜のパターンと一部重なるごとく設定
    することにより、前記高抵抗素子の端部に前記半導体積
    層膜の膜厚の全体を残すことを特徴とする請求項6記載
    の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記高抵抗素子の端部に残された前記半
    導体積層膜で、該高抵抗素子の他素子への接続部を形成
    することを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 前記高抵抗素子の端部に残された前記
    半導体積層膜で、該高抵抗素子と接続された低抵抗素子
    を形成することを特徴とする請求項8記載の半導体装置
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1半導体膜と前記第2半導体膜
    が共にシリコン系薄膜からなり、前記エッチング停止膜
    がシリコン化合物薄膜からなることを特徴とする請求項
    6記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記シリコン化合物薄膜がSiN膜で
    あることを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製
    造方法。
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