JPH058228Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH058228Y2
JPH058228Y2 JP1985140336U JP14033685U JPH058228Y2 JP H058228 Y2 JPH058228 Y2 JP H058228Y2 JP 1985140336 U JP1985140336 U JP 1985140336U JP 14033685 U JP14033685 U JP 14033685U JP H058228 Y2 JPH058228 Y2 JP H058228Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speedometer
case
indicator
meter
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985140336U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6247490U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985140336U priority Critical patent/JPH058228Y2/ja
Publication of JPS6247490U publication Critical patent/JPS6247490U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH058228Y2 publication Critical patent/JPH058228Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動二輪車等に装備されるメータ構造
に係り、特にレース時等の軽量化を要する場合に
特に走行上必要としないメータ類を簡単に取り外
し、かつその配線の分離及び復元連結が簡単にで
きる自動二輪車のメータ構造に係る。
〔従来の技術〕 自動二輪車の前方側特にハンドル中央前上部に
装備されているメータ類はスピードメータ、タコ
メータ、テンプリチヤメータおよびインジケータ
等とから形成される。これ等は各々のメータ類が
共通のアツパケースに装着され、車体側に固定さ
れるものが多い。
またメータ計器別に分離されたものもあるが、
配線はメーンワイヤハーネスからそれぞれの計器
へ分岐線が一連のものとして分岐している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の如く、スピードメータ、タコメータ、テ
ンプリチヤメータおよびインジケータはそれぞれ
一体的に装着されており、また共通のメーンワイ
ヤハーネスに直結状に連結配線されているため、
例えばスピードメータを取外したいという場合で
も、全体を取外し、メーンワイヤハーネスとの接
続を取外さねばならず、極めて煩雑となる。一
方、レース等の場合において、車両重量を例え1
グラムでも極力軽くすることが要請される。従つ
てスピードメータ等が容易に取外し可能となれ
ば、上記要請に応ずることができると共に、必要
時には再び簡単に装着して使用することができ極
めて便利である。またレース等においてはスピー
ドメータとタコメータとを走行上で共用する必要
がなくタコメータだけで十分である。同様にイン
ジケータも特に必要とされない。
しかしながら、従来メータ構造においては上記
のように配線が一体構成となつていて、スピード
メータの計器体を取り外して配線を分断するとし
ても、再びスピードメータを取りつけて結線する
場合には大きな労力を要し、かつ結線ミスも生じ
るという難点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の如き要請に基づき創案されたも
ので、レース等の必要時において、特に走行上必
要としないメータ類を容易に取外し可能にすると
共に、容易に復元装着し得るようにして上記欠点
等を解決する自動二輪車のメータ構造を提供する
ことにあり、具体的な手段として、 スピードメータ、タコメータ、テンプリチヤメ
ータおよびインジケータ等から構成される自動二
輪車のメータ構造において、前記インジケータの
各パイロツトを取り付けるケースを前記他のメー
タの本体を取り付けるケースと別体に形成し、前
記スピードメータおよびインジケータを各々着脱
可能に独立して車体側に取り付け、複数本の接続
ピンを備え前記スピードメータおよびインジケー
タのワイヤハーネスが一体にまとめられた単一の
カプラーを、メーンワイヤハーネスが結線された
単一のソケツトに着脱自在に連結したことを特徴
とする自動二輪車のメータ構造、として構成し
た。
〔作用〕
レース等の場合において、スピードメータおよ
びインジケータを取外す場合には、メーンワイヤ
ハーネスからそれぞれのワイヤハーネスをカプラ
ー部分を分離取外し、別体構造に形成されるスピ
ードメータおよびインジケータのセツテイングボ
ルトを取外すことにより容易に行われる。また復
元も極めて容易に行われる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
スピードメータ1はスピードを表示するスピー
ドデザインダイヤル6、スピードメータポインタ
7、積算計8、走行距離計9等を設けると共に、
後に説明する照明灯などから構成される。
該スピードメータ1は別体の独立構造のものと
して形成され、セツテイングボルト21,22
(第2図)により車体側に固定される。またスピ
ードメータ1のアツパケース23も独立のものと
なり、ナツト24によりスピードメータ1の本体
に固定される。
第2図に示す如く、スピードメータ1の裏面側
には、スピードメータケーブル(図示せず)が連
結されるエルボボス25や、スピードメータ1の
照明灯へのアウターソケツト26,27等が配設
される。
インジケータ4は車両の旋回方向を表示するタ
ーンパイロツト15,16、高速スピードを表示
するスピードパイロツト17、エンジンのオイル
状態を表示するオイルパイロツト18、ヘツドラ
イトのハイビーム切換を表示するハイビームパイ
ロツト19およびニユートラルを指示するニユー
トラルパイロツト20等とから構成される。
インジケータ4は同じく別体構造に形成され、
各パイロツト15ないし20を装着するケース2
8には固定部28Aをタコメータ2側に突設して
あり、ナツト29により固定部28A,28Aが
タコメータ2の本体側に支持される。第1図に示
すターンパイロツト15,16、スピードパイロ
ツト17、オイルパイロツト18、ハイビームパ
イロツト19およびニユートラルパイロツト20
の裏側にはこれ等とワイヤハーネスとを連結する
ためのアウターソケツト30,31,32,3
3,34,35が第2図に示すようにそれぞれ設
けられている。
タコメータ2およびテンプリチヤメータ3は共
通構造に形成され、セツテイングボルト36,3
7,38(第2図)により車体側に固定される。
また共通のアツパケース39はナツト29によ
り、タコメータ2およびテンプリチヤメータ3の
本体側に固定される。なお上記した如くインジケ
ータ4のケース28はナツト29によりアツパケ
ース39と共に本体側に固定される。
第2図に示す如く、タコメータ2の裏面側には
照明灯のためのアウターソケツト40,41およ
びグロメツト42等が設けられている。またテン
プリチヤメータ3の裏側には温度表示灯等のため
のターミナル43,44,45がそれぞれ設けら
れている。
第3図に本実施例の場合のワイヤハーネスの構
成を示す。
メーンワイヤハーネス46の一端部にはテンプ
リチヤメータ3およびタコメータ2への分岐する
ワイヤハーネス47,48とソケツト49が形成
される。ソケツト49にはカプラー50により分
離ワイヤハーネス51が着脱可能に連結される。
分離ワイヤハーネス51からは更にスピードメー
タ用のワイヤハーネス52,53及びインジケー
タ用ワイヤハーネス54,55,56,57,5
8,59が分岐する。スピードメータ用ワイヤハ
ーネス52,53はアウターソケツト26,27
に夫々結線され、インジケータ用ワイヤハーネス
54,55,56,57,58,59はアウター
ソケツト30,31,32,33,34,35に
それぞれ結線される。
第4図および第5図に示す如く、カプラー50
はこれをソケツト49に案内挿入するためのガイ
ド部60、ケース本体61、ケース本体61内に
植設される接続ピン部62等とから構成される。
詳しくには接続ピン部62はスピードメータ1の
ワイヤハーネス52,53に連通する接続ピン部
62a,52b、ターンパイロツト15,16の
ワイヤハーネス54,55に連通する接続ピン部
62c,62d、スピードパイロツト17のワイ
ヤハーネス56に連通する接続ピン部62e、オ
イルパイロツト18のワイヤハーネス57に連通
する接続ピン部62f、ハイビームパイロツト1
9のワイヤハーネス58に連通する挿入ピン部6
2g、ニユートラルパイロツト20のワイヤハー
ネス59に連通する挿入ピン部62h、アース用
の挿入ピン部62i等から形成される。
メーンワイヤハーネス46から分岐する上記の
テンプリチヤ用ワイヤハーネス47はテンプリチ
ヤメータ3のターミナル43,44,45にそれ
ぞれ結線され、タコメータ用ワイヤハーネス48
はタコメータ2のアウターソケツト40,41、
グロメツト42にそれぞれ接続される。
第6図はインジケータ4のケース8とタコメー
タ2等のアツパケース39との連結部の詳細を示
すものである。
すなわちケース28に植設されるセツテイング
ボルト63にはナツト29のボス部aが螺合す
る。またアツパケース39はボス部29aに挿着
され、ナツト29の鍔部29bに抑えられてケー
ス28側に固定される。以上の構造からナツト2
9を弛め、ボス部29aとセツテイングボルト6
3との螺合解除によりケース28はタコメータ表
側アツパケース39から容易に取外し可能とな
る。
次に本実施例の作用を図に基づいて解説する。
軽量化等のためスピードメータ1とインジケー
タ4とを同時に取外すことが、ソケツト49とカ
プラー50との装着を解除した後スピードメータ
1のセツテイングボルト21,22を、さらにイ
ンジケータ4のナツト29をそれぞれ係止解除す
ることにより容易に行われる。この場合スピード
メータ1およびインジケータ4を復帰させるには
上記の逆作業により容易に行われる。
以上の如く、車両のメータまわりの軽量化が極
めて容易に、かつ短時間に行われる。
本実施例ではタコメータ2とテンプリチヤメー
タ3とを一体構造としたが、実施例と同様の手段
によりこれを分離形に形成することも勿論可能で
ある。
〔考案の効果〕
以上の説明によつて明らかな如く、本考案によ
れば次の如き効果が上げられる。
(A) スピードメータ及びインジケータをボルト及
びナツト締緩のみにより直接的に着脱自在に構
成したので、レース使用時には不要なスピード
メータ及びインジケータを除去して車体の軽量
化を短時間ですることができ、また復元も簡単
にできる。
(B) スピードメータ側とインジケータ側のワイヤ
ハーネスを一体として、タコメータ側のワイヤ
ハーネスと分離形に構成して、単一のカプラー
によるメーンワイヤハーネスとの連結式とした
ので、連結及び分離が極めて簡単で復元時にお
いて連結ミスが生じるおそれが全くない。
(C) 前記のような効果に基づき、商品価値が著し
く向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すメータの平面
図、第2図は第1図の背面図、第3図は実施例の
配線構造を示す背面図、第4図は実施例のワイヤ
ハーネスの係合部のカプラーの側面図、第5図は
第4図の矢視の平面図、第6図は第1図の−
線断面図。 1……スピードメータ、2……タコメータ、3
……テンプリチヤメータ、4……インジケータ、
5,23,39……アツパーケース、12……タ
コバイザ、15,16……ターンパイロツト、1
7……スピードパイロツト、18……オイルパイ
ロツト、19……ハイビームパイロツト、20…
…ニユートラルパイロツト、21,22,36,
37,38,63……セツテイングボルト、23
……スピードメータアツパケース、24,29…
…ナツト、25……エルボボス、26,27,3
0,31,32,33,34,35,40,41
……アウターソケツト、28……ケース、29a
……ボス部、29b……鍔部、42……グロメツ
ト、43,44,45……ターミナル、46……
メーンワイヤハーネス、47,48,51,5
2,53,54,55,56,57,58,59
……ワイヤハーネス、49……ソケツト、50…
…カプラー、60……ガイド部、61……ケース
本体、62,62a,62b,62c,62d,
62e,62f,62g,62h,62i……挿
入ピン部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スピードメータ、タコメータ、テンプリチヤメ
    ータおよびインジケータ等から構成される自動二
    輪車のメータ構造において、 前記スピードメータの本体を取り付けるケース
    を前記タコメータやテンプリチヤメータ等の他の
    メータの本体を取り付けるケースと別体に形成す
    るとともに、 前記インジケータの各パイロツトを取り付ける
    ケースを前記他のメータの本体を取り付けるケー
    スと別体に形成し、 前記スピードメータおよびインジケータを各々
    着脱可能に独立して車体側に取り付け、 複数本の接続ピンを備え前記スピードメータお
    よびインジケータのワイヤハーネスが一体にまと
    められた単一のカプラーを、メーンワイヤハーネ
    スが結線された単一のソケツトに着脱自在に連結
    した ことを特徴とする自動二輪車のメータ構造。
JP1985140336U 1985-09-13 1985-09-13 Expired - Lifetime JPH058228Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985140336U JPH058228Y2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985140336U JPH058228Y2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6247490U JPS6247490U (ja) 1987-03-24
JPH058228Y2 true JPH058228Y2 (ja) 1993-03-02

Family

ID=31047091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985140336U Expired - Lifetime JPH058228Y2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH058228Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5878405B2 (ja) * 2012-03-22 2016-03-08 本田技研工業株式会社 計器装置のハーネス取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750492B2 (ja) * 1974-01-14 1982-10-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750492U (ja) * 1980-09-08 1982-03-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750492B2 (ja) * 1974-01-14 1982-10-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6247490U (ja) 1987-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6152034B2 (ja)
JPS5915748Y2 (ja) 自動二輪車のワイヤハ−ネス結線装置
US6249425B1 (en) Wiring structure for instrument panel of vehicle
US20220258664A1 (en) Intelligent rear-end collision preventing dynamic color-changing brake light for automobile
US5502615A (en) Meter module assembly
JPH058228Y2 (ja)
EP0796767A3 (en) Wiring harness for vehicle
EP0776790A3 (en) Automobile instrument panel harness-connecting construction
JPH057917Y2 (ja)
JPH07257233A (ja) メータモジュール組立体
JP3137031B2 (ja) 車載用走行データ収録システム
JP3097800B2 (ja) メータモジュールおよびその組立体
JPS5547931A (en) Wiring system for automobile
JPH0662102B2 (ja) 自動二輪車の前カウリング取付構造
JPS6215934Y2 (ja)
JPH0757589B2 (ja) 車両用計器盤
JPH0126550Y2 (ja)
JPS6238867Y2 (ja)
JPS634703Y2 (ja)
JP3001145B2 (ja) メータモジュール
JPS626946Y2 (ja)
CN210174846U (zh) 一种用于反馈制动器磨损度的反馈组件
JPH04328208A (ja) ワイヤ・ハーネス
JPS6238868Y2 (ja)
JPH0332953A (ja) 車両用電子装置