JPH0582147B2 - - Google Patents

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JPH0582147B2
JPH0582147B2 JP60013229A JP1322985A JPH0582147B2 JP H0582147 B2 JPH0582147 B2 JP H0582147B2 JP 60013229 A JP60013229 A JP 60013229A JP 1322985 A JP1322985 A JP 1322985A JP H0582147 B2 JPH0582147 B2 JP H0582147B2
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Yasufumi Yamada
Keizo Natsume
Hirotaka Takeuchi
Yasutaka Nakamori
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NipponDenso Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、所謂チヨツパ技術を利用して、所定
の負荷に供給する負荷電流を所望の値に制御する
負荷電流制御装置に関する。
[従来の技術] 従来より、パルス技術及び各種のスイツチング
素子の開発に伴い、この種の負荷電流制御装置に
おいても、所謂チヨツパ技術を利用したものが多
数提案されている。
即ち、例えばトランジスタやサイリスタ等のス
イツチング素子とインダクタンス素子とを直列に
接続してなる複数のスイツチング回路を、電源と
負荷との間に並列に接続し、各スイツチング回路
のスイツチング素子を夫々同じ周期、且つその周
期をほぼ等分した位相差でスイツチング制御、即
ちチヨツパ制御することにより、位相が夫々異な
る複数の脈動電流を発生させ、これらを重ね合わ
せて負荷に供給するというものである。
そして、このようなチヨツパ技術を利用した負
荷電流制御装置によれば、各スイツチング素子の
スイツチング周期やそのスイツチングにおける
ON時間を変化させれば各脈動電流の大きさが変
化して、電源の型によらず常に所望の負荷電流が
得られるため、負荷電流を広範囲に渡つて制御す
る必要のあるシステムには有利である。
尚、以下、上述のようにチヨツパ技術を利用し
た負荷電流制御装置を、多相多重チヨツパともい
う。また、その各スイツチング回路を、単に相と
もいい、そのスイツチング動作により発生される
脈動電流を、単に相電流ともいう。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の多相多重チヨツパは各相
電流の制御を実行する装置部分が大変複雑であり
多相多重チヨツパの大型化、高コスト化を招いて
いた。
多相多重チヨツパは負荷電流を前述のごとく各
相電流の合成として出力するが、このとき各相の
電流は相互に平衡状態であることが要求される。
即ち、ある相電流が他の相電流に比較して多くな
つているとすると、その相電流が負荷電流の合成
成分となつているときには他の相電流の合成で得
られるときの負荷電流よりも負荷電流自体が多く
なり、結局負荷電流は相電流の切換の周波数で大
きく脈動し、負荷の動作が不均一になつたり、耳
障りな音が発生してしまうことになるのである。
また、上記のような相電流の不平衡状態がある
と、多くの相電流が流れる相の回路素子を安定動
作領域内で動作させることが不可能となる可能性
もあり、多相多重チヨツパの信頼性の低下にもつ
ながるのである。
そこで従来の多相多重チヨツパは、相電流を制
御するために各相毎に相電流を検出する電流検出
器、その検出器出力を増幅する増幅器、更にはそ
の検出結果から各相電流の平均値が等しくなるよ
うに作動するバランス制御回路等を備える構成で
あつた。従つて、N相の多相多重チヨツパであれ
ば上記の機器や回路が全てN個づつ必要となつて
しまうために回路構成も複雑で、大型化、高コス
ト化が回避できなかつたのである。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであ
り、装置の信頼性や性能を低下させることなく、
回路構成が簡素化でき、装置の小型化及び低コス
ト化が達成できる優れた負荷電流制御装置を提供
することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 即ち、上記目的を達成するためになされた本発
明は、第1図に例示する如く、 電源から負荷に流れる電流経路に、少なくとも
スイツチング素子とインダクタンス素子とを直列
接続してなる複数のスイツチング手段を並列に設
け、制御手段によつて前記各スイツチング素子を
夫々同じ周期且つ該周期をほぼ等分した位相差で
スイツチングすることにより、前記負荷に流れる
負荷電流を所望の値に制御する負荷電流制御装置
において、 前記制御手段が、 前記負荷電流を検出して該電流のピーク値を検
出するピーク値検出手段と、 前記各スイツチング素子のONからOFFへのス
イツチングタイミングから、前記ピーク値検出手
段により検出された負荷電流のピーク値が前記各
スイツチング素子の何れのスイツチング動作に対
応したものかを判定し、該ピーク値が所定値とな
るように該判定したスイツチング素子のON時間
を調整して、前記負荷電流の各ピーク値を一致さ
せるON時間調整手段と、 を備えたことを特徴とする負荷電流制御装置を要
旨としている。
[作用] 以上のように構成された本発明の負荷電流制御
装置においては、電源から負荷に流れる電流経路
に、少なくともスイツチング素子とインダクタン
ス素子とを直列接続してなる複数のスイツチング
手段が並列に接続されており、制御手段が、各ス
イツチング手段のスイツチング素子を夫々同じ周
期、且つその周期をほぼ等分した位相差でスイツ
チングする。すると、各スイツチング手段には、
夫々に設けられたインダクタンス素子のインダク
タンス成分に起因して、スイツチング素子がON
されると緩やかに増加しOFFされると緩やかに
減少する脈動電流(相電流)が流れることとな
り、この各相電流が合成された所定の電流が負荷
に供給されることとなる。
従つて、制御手段により、各スイツチング素子
のスイツチング周期やそのスイツチングにおける
ON時間を変化させれば各相電流の大きさが変化
するため、負荷電流を所望の値に制御できるので
ある。
ここで、本発明の負荷電流制御装置において
は、制御手段が、ピーク値検出手段と、ON時間
調整手段とを備えている。
まず、ピーク値検出手段は、上述のように各相
電流が合成された負荷電流を検出して、そのピー
ク値を検出する。
即ち、負荷電流は各相電流の合成値であり、何
れかのスイツチング素子をONしたタイミングで
緩やかに増加し、何れかのスイツチング素子を
OFFしたタイミングで緩やかに減少するという
ように、ある程度の脈動を示すため、ピーク値検
出手段によつて、負荷電流における各脈動のピー
ク値を検出するのである。
そして、ON時間調整手段は、各スイツチング
素子のONからOFFへのスイツチングタイミング
から、ピーク値検出手段により検出された負荷電
流のピーク値が、各スイツチング素子の何れのス
イツチング動作に対応したものかを判定し、その
ピーク値が所定値となるように、その判定したス
イツチング素子のON時間を調整することによ
り、負荷電流の各ピーク値を一致させる。
つまり、負荷電流は、上述のように、何れかの
スイツチング素子をONからOFFへスイツチング
したとき、それまでの増加傾向から減少傾向に移
行するため、各スイツチング素子のONからOFF
へのスイツチングタイミングから、そのときの負
荷電流のピーク値が、何れのスイツチング素子の
スイツチング動作に対応したものかが判るのであ
る。そして、そのピーク値が所定値になるよう
に、それに対応するスイツチング素子のON時
間、即ちONからOFFへのタイミングを調整する
ことにより、各スイツチング素子のスイツチング
動作に起因する負荷電流のピーク値を全て均一に
するのである。
従つて、本発明の負荷電流制御装置によれば、
上述の従来装置のように各相電流を検出すること
なく、それらを平衡状態にすることができるた
め、装置構成を小型化することができるのであ
る。
ここで、ピーク値検出手段は、通常のピークホ
ールド回路等のように、負荷電流を常に監視して
ピーク値を検出するように構成することができる
が、各スイツチング素子のONからOFFへのスイ
ツチングタイミングに同期にして負荷電流を検出
するように構成してもよい。
つまり、負荷電流は、何れかのスイツチング手
段におけるスイツチング素子がON状態からOFF
状態となつたときに、それまでの増加傾向から減
少傾向に移行するため、各スイツチング素子の
ONからOFFへのスイツチングタイミングに同期
して負荷電流を検出するように構成すれば、その
検出値がそのまま負荷電流のピーク値となつて、
装置構成や制御内容を、より一層簡素化すること
ができるのである。
[実施例] 以下、本発明をより具体的に説明するために実
施例を挙げて詳述する。
まず、第2図は、本発明の負荷電流制御装置を
利用して、直流電動機の速度制御を行うシステム
の電気回路図である。本実施例では三相のチヨツ
パ回路を示している。
図において、1は直流電動機2を駆動する電力
源となる直流電源を表わしている。直流電動機2
の電機子電流、即ち本実施例における負荷電流Ia
は、結合リアクトル3で各相電流I1,I2,I3、に
分流している。この相電流I1,I2,I3、を断続す
るものがスイツチングトランジスタTR1,TR2
TR3であり、後述するように作られるベース信号
を増幅する増幅器4の出力をベースに入力し、コ
レクターエミツタ間を導通・不導通状態として高
速動作のスイツチングを実行する。
各スイツチングトランジスタのベース信号は後
述する制御回路20によつてまずそのデユーテイ
比DTnが決定される。決定されたデユーテイ比
DTn信号は次に分配器5に入力されると、ここ
でそれぞれ2π/3づつの位相差を持つデユーテ
イ比DTnの3つのパルス信号(ベース信号)に
分配されて前述の増幅器4へそれぞれ出力される
のである。
また直流電動機2の電機子端子を短絡するよう
に接続されている3つのダイオード6はフリーホ
イール用ダイオード、7は直流電動機2の温度や
回転数等の運転情報を検出するためのセンサであ
る。
上記システムの負荷電流Iaは電流検出器8によ
つて常時その瞬時値が検出され、増幅器9によつ
て検出結果を増幅した後にA/D変換器10へ入
力されている。このA/D変換器10は上記入力
した負荷電流IaのA/D変換を実行するタイミン
グとして前述した3つの2π/3づつの位相差を
有するベース信号も同時に入力しており、このベ
ース信号に同期したタイミングでA/D変換を施
すと制御回路20へその結果を出力する。
制御回路20は図示のようにマイクロコンピユ
ータを中心とする論理演算回路から構成されてい
る。CPU20Aは、ROM20B内に予め格納さ
れているプログラム及びマツプ等に従つて適宜演
算を実行する。この演算の結果や各種入力情報等
の一時的な情報はRAM20Cにより記憶されて
いる。また、入力ポート20D、出力ポート20
Eは制御回路20と外部機とのインターフエイス
であり、入力ポート20Dは前記したA/D変換
値、センサ7の出力及び本システムの操作者が任
意に入力可能な指令値(所望の直流電動機2の回
転速度等)等の情報を適宜CPU20Aへ伝送し、
出力ポート20EはCPU20Aの演算結果(前
述したデユーテイ比)を分配器5へ伝送する役割
を果している。20Fは情報の伝送通路となるバ
スラインである。
次に、以上の構成からなるシステムの動作につ
いて説明する。
第3図A,BはROM20B内に格納されてい
るプログラムのフローチヤートで、A図がメイン
ルーチンを、B図が割込みルーチンを表わしてい
る。
本システムが起動されるとA図のメインルーチ
ンの処理がCPU20Aによつて開始され、まず
ステツプ100が実行される。ステツプ100は制御回
路20の初期設定を実行するもので、RAM20
Cをクリアしたり入力ポート20D、出力ポート
20Eを初期状態に設定して以後の処理に備え、
ステツプ110へ移る。ステツプ110からステツプ
160が分配器5へ出力するベース信号のデユーテ
イ比を演算し、出力するための一連の処理を実行
するものである。この処理が開始されるとまずセ
ンサ7及び指令値等の各種条件が入力ポート20
Dを介して取り込まれ(ステツプ110)、その情報
を基にベース信号の基本デユーテイ比Tonが演算
される(ステツプ120)。基本デユーテイ比Tonの
演算とは、実際に検出された負荷電流Iaと指令値
から演算された目標となる負荷電流Iacとの差か
ら、デユーテイ比をどれほど変更したとき目標値
が得られるかを示したマツプ等を予めROM20
B内に用意したり、あるいは実際に理論計算を施
したりすることで得られるものである。そして、
この様にして得られた値Tonは、RAM20C内
の所定アドレスにストアされる。
続くステツプ130では、後述するB図の割込ル
ーチンで得られた負荷電流Iaのピーク値ip1,ip2
ip3をRAM20C内の所定アドレスから取り出
し、その平均値である平均ピーク値Ipが算出され
る。
第4図に負荷電流Ia及びそのピーク値ip1,ip2
ip3とスイツチングトランジスタTR1,TR2
TR3のベース信号との関係を示している。図より
明らかなように、スイツチングトランジスタTR1
がON状態からOFF状態へ変化した瞬間に、該ス
イツチングトランジスタTR1を流れていた相電流
I1が遮断される。このため、相電流I1が合成され
ていた負荷電流Iaはその瞬間より減少を始め、こ
のときにピーク値ip1を示すのである。同様にス
イツチングトランジスタTR2,TR3がOFF状態
となるとき、負荷電流Iaはピーク値ip2,ip3を示
して変化する。
ステツプ130でこれらのピーク値ip1,ip2,ip3
の平均ピーク値Ipの算出が終了すると、次いでス
テツプ140にて各ピーク値ip1,ip2,ip3と平均ピ
ーク値Ipとの差、ピーク値偏差Δip1,Δip2,Δip3
が演算される。ピーク値偏差Δipn(n=1,2,
3)の有する物理的意味は、第4図から分るよう
に各相電流In(n=1,2,3)間に不平衡が生
じたときの不平衡の大きさを表わしている。例え
ば、Δip1=Ip−ip1が大きな正の値であれば、ピ
ーク値ip1が他のピーク値ip2,ip3より極めて小さ
いことを意味するが、これは即ち相電流I1が他の
相電流I2,I3に比較して小さな値であり、負荷電
流Iaを均等に分担せず相電流I2,I3がその大部分
を担つている不平衡状態であると判断できるので
ある。
こうして、各相電流の不平衡状態が求められる
と、その不平衡状態を解消するために各スイツチ
ングトランジスタTRn(n=1,2,3)のベー
ス信号デユーテイ比DTn(n=1,2,3)が演
算される、ON時間調整手段としての処理が実行
される(ステツプ150)例えば、前述した例の様
にΔip1が大きな正の値であれば、相電流I1が何ら
かの原因、例えば素子のバラツキ等で他の相電流
I2,I3より小さな値となつているため、これを増
加させなければならない。そこでステツプ120で
演算された基本デユーテイ比Tonよりも大きなデ
ユーテイ比でスイツチングトランジスタTR1
ON状態を長く維持して平衡状態へ近づけるので
ある。Δipn値とデユーテイ比の増減値との関係
は実際に演算操作を行うかあるいはマツプを
ROM20Bに予め用意しておきこれを検索する
ことで簡単に実行できる。
この様にして各スイツチングトランジスタ
TRnのデユーテイ比が求まると、その値は分配
器5へ出力ポート20Eを介して出力され、前述
の如く2π/3の位相差を持つて実際にスイツチ
ングトランジスタTRnのベースへ与えられるの
である。
次にB図の割り込みルーチンを説明する。これ
は、A/D変換器10からの出力が入力ポート2
0Dに伝送されたときにCPU20Aにて処理さ
れる、ピーク値検出手段としてのルーチンであ
る。前述したようにA/D変換器はベース信号も
入力しており、それに同期して負荷電流IaのA/
D変換を実行するのであるが、ベース信号に同期
とは、第4図に示した各ベース信号の立下がり点
に同期することである。第4図から明らかであ
り、既に述べたように、ベース信号の立下がり点
で相電流Inは遮断され負荷電流Iaがピーク値を示
す。そして、本システムの制御(メインルーチ
ン)の条件としてはこのピーク値ipnのみを必要
とするのであるから、ベース信号に同期してA/
D変換を実行するだけで充分である。従つて、こ
のベース信号に同期した負荷電流IaのA/D変換
値(ipnのA/D変換値)がA/D変換器10よ
り伝送されたとき、その情報の取り込みのために
本割り込みルーチンが開始されるのである。な
お、この際A/D変換器10からはA/D変換値
と共に同期したベース信号の相nの情報も入力ポ
ート20Dへ出力する。
まず、入力ポート20DからA/D変換器10
出力があつたとCPU20Aに信号が送られると、
CPU20Aはそれまで実行していた制御を中断
して割り込みルーチンの処理に入る。そして始め
にステツプ200を実行してA/D変換値(ipnの
値)を取り込み、次いでその値はどの相のピーク
値、即ちどのベース信号の立下がり点に同期して
得られたものかの情報を取り込んでその相に対応
して定められているRAM20C内のアドレスへ
A/D変換値を格納(ステツプ210)して再び割
り込みがされる以前の処理へ帰つて制御を継続す
るのである。
以上のごとく動作する本システムにおいては、
わずか1組の電流検出のための装置、電流検出器
8、増幅器9及びA/D変換器10を有するのみ
で極めて経済的な小型・軽量化がなされている。
しかし、それにも拘らず3相それぞれの相電流In
は、常に均等に負荷電流Iaを分担する平衡状態に
フイードバツク制御され、安定した電流を負荷で
ある直流電動機2に供給することができるのであ
る。
また、負荷電流Iaの検出に際しては、そのピー
ク値がスイツチングトランジスタTRnのベース
信号と密接な関係にあることを利用し、ベース信
号の立下がり点に同期してA/D変換を実行して
いるもので、A/D変換タイミングの制御や情報
処理等が極めて簡素化されるのである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の負荷電流制御装
置においては、電源から負荷に流れる電流経路
に、少なくともスイツチング素子とインダクタン
ス素子とを直列接続してなる複数のスイツチング
手段を並列に接続し、制御手段により、各スイツ
チング素子を夫々同じ周期、且つその周期をほぼ
等分した位相差でスイツチングすることによつ
て、位相が夫々異なる複数の相電流を発生させ、
これらを重ね合わせた合成電流を負荷に供給す
る。
そして、ピーク値検出手段により、負荷電流に
含まれる脈動のピーク値を検出し、ON時間調整
手段により、各スイツチング素子のONからOFF
へのスイツチングタイミングから、ピーク値検出
手段により検出された負荷電流のピーク値が、各
スイツチング素子の何れのスイツチング動作に対
応したものかを判定し、そのピーク値が所定値と
なるように、その判定したスイツチング素子の
ON時間を調整して、負荷電流の各ピーク値を一
致させている。
このように、本発明の負荷電流制御手段によれ
ば、従来装置のように各相電流を検出することな
く、負荷電流だけを検出して、各相電流を平衡状
態にすることができるようになる。従つて、装置
構成を複雑にすることなく、負荷電流を安定して
制御することができ、また装置の信頼性を向上さ
せることができるのである。
また更に、ピーク値検出手段を、各スイツチン
グ素子のONからOFFへのスイツチングタイミン
グに同期して負荷電流を検出するように構成すれ
ば、検出した電流値がそのまま負荷電流のピーク
値となるため、負荷電流を常に監視することなく
そのピーク値を検出することができるようにな
り、装置全体をより一層簡素化することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は実施
例の電気回路図、第3図Aはそのメインルーチン
のフローチヤート、第3図Bはその割り込みルー
チンのフローチヤート、第4図はその制御の説明
図を示す。 1……直流電源、2……直流電動機、3……結
合リアクトル、TR1,TR2,TR3……スイツ
チングトランジスタ、8……電流検出器、10…
…A/D変換器、20……制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電源から負荷に流れる電流経路に、少なくと
    もスイツチング素子とインダクタンス素子とを直
    列接続してなる複数のスイツチング手段を並列に
    設け、制御手段によつて前記各スイツチング素子
    を夫々同じ周期且つ該周期をほぼ等分した位相差
    でスイツチングすることにより、前記負荷に流れ
    る負荷電流を所望の値に制御する負荷電流制御装
    置において、 前記制御手段が、 前記負荷電流を検出して該電流のピーク値を検
    出するピーク値検出手段と、 前記各スイツチング素子のONからOFFへのス
    イツチングタイミングから、前記ピーク値検出手
    段により検出された負荷電流のピーク値が前記各
    スイツチング素子の何れのスイツチング動作に対
    応したものかを判定し、該ピーク値が所定値とな
    るように該判定したスイツチング素子のON時間
    を調整して、前記負荷電流の各ピーク値を一致さ
    せるON時間調整手段と、 を備えたことを特徴とする負荷電流制御装置。 2 前記ピーク値検出手段を、前記各スイツチン
    グ素子のONからOFFへのスイツチングタイミン
    グに同期して前記負荷電流を検出するように構成
    してなること、 を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の負荷電
    流制御装置。
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