JPH0582090U - 電子機器の取付台の固定構造 - Google Patents

電子機器の取付台の固定構造

Info

Publication number
JPH0582090U
JPH0582090U JP2205792U JP2205792U JPH0582090U JP H0582090 U JPH0582090 U JP H0582090U JP 2205792 U JP2205792 U JP 2205792U JP 2205792 U JP2205792 U JP 2205792U JP H0582090 U JPH0582090 U JP H0582090U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting base
screw
mounting
hole
installation surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2205792U
Other languages
English (en)
Inventor
欣也 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2205792U priority Critical patent/JPH0582090U/ja
Publication of JPH0582090U publication Critical patent/JPH0582090U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電子機器取付用の取付台を実装スペースの狭い
奥まった位置にある設置面に固定する場合であっても、
取付台を容易に固定できる取付台の固定構造の提供。 【構成】取付台100 は、一端側に形成された切欠部30a
が設置面5に立設されたガイド32の軸部32a に嵌合させ
られ、他端側に形成されただるま状の穴部31の幅狭の部
分31b に挿入されたおねじ34が設置面5に捩じ込まれ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器が設置される設置面に固定され電子機器が取付けられる取 付台の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信機器等の電子機器では、電子機器を振動、衝撃から保護するため、振動吸 収構造とされた取付台を介して床面等の設置面に固定される場合がある。この種 の従来の取付台を図7及び図8に示す。
【0003】 図7に示す取付台1は、電子機器2が取付けられる取付部3、床面等の設置面 5に固定される固定部6及び取付部3と固定部6との間に介在させられた振動吸 収部8とで構成されている。
【0004】 取付部3は、電子機器2が載置される載置板10、この載置板10の一端側に設 けられた一対の押圧ユニット12,12及び載置板10の他端側に設けられた一対のク ランプユニット13,13で構成されている。押圧ユニット12は角形のケース12a に ピン12b が突出させられて構成されており、ケース12a 内に設けられたスプリン グ(図示せず)によりピン12b は押圧されている。クランプユニット13は、基端 が載置板10に軸支されたねじ13a 、このねじ13a にスライド自在に取付られた係 合部 13b 、及びねじ13a に螺合させられた蝶ナット13c で構成されている。そ して、電子機器2は、背面側に設けられた穴部(図示せず)にピン12b の先端が 係合させられ、前面側に設けられた「L」字形の金具2aの先端にクランプユニッ ト13の係合部13b が係合させられ(図6参照)、蝶ナット13c で締め付けられる ことにより載置板10に取付けられる。
【0005】 振動吸収部8はゴム材料にて椀形に形成されており、下端側は固定部6に固着 され、上端側はねじ15にて載置板10に固定されている。また、固定部6は金属板 にて形成されており、四隅に形成されたねじ挿入穴8aに挿入されたねじ19を設置 面5に捩じ込むことにより設置面5に固定される。
【0006】 しかしながら上記取付台1では、この取付台1を設置面5に固定するためには 、固定部6のねじ挿入穴8aと対向させて載置板10に形成された穴部21からねじ19 や工具(図示せず)を通して固定部6のねじ止め作業を行う必要があるので、こ の固定作業は非常に煩雑な作業となっていた。
【0007】 上記取付台1の欠点を改良したのが図8に示す取付台1Aである。この取付台 1Aでは、載置板10より長尺とされた固定板23が固定部6に固定されており、こ の固定板23の両端に形成されたねじ挿入穴23a に挿入したねじ25を設置面5に捩 じ込むことにより、取付台1Aは設置面5に固定される。
【0008】 この取付台1Aに依れば、ねじ挿入穴23a が載置板10の外側に位置付けられて いるので、取付台1Aのねじ止め作業は容易に行える。ところが、取付台1Aを 奥まった場所に取付けるような場合、特に設置面5が架に設けられた棚であるよ うな場合には、奥まった部分に位置付けられたねじ挿入穴23a にねじ25を挿入し て設置面5に捩じ込む作業は、ねじ挿入穴23a が見づらく、又、手も届き難いの で、非常に困難な作業となっていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く、上記取付台では、実装スペースの狭い奥まった位置にある設置面 に固定するような場合に固定作業が非常に困難となっていた。また、取付台に形 成された複数のねじ挿入穴を設置面に形成されたねじ穴に合わせねばならず、こ の点からも固定作業が煩雑となっていた。
【0010】 本考案はこのような従来の欠点を解決するべくなされたものであり、実装スペ ースの狭い奥まった位置にある設置面に取付台を固定するような場合でも、取付 台を容易に固定できる取付台の固定構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案では、電子機器が取付けられる取付台を前記電子機器が設置される設置 に固定する電子機器の取付台の固定構造において、 前記設置面には、軸部及びこの軸部より太い先端部を有するガイドが立設され ると共に、このガイドと所定の距離を開けてねじ穴が形成され、 前記取付台は、一端側に前記ガイドの軸部と嵌合する幅の切欠部が形成され、 他端側には前記ねじ穴に螺合させられる所定のおねじの頭部を挿入し得る大きさ の第1の部分及びこの第1の部分と連通し前記おねじのねじ部を挿入し得る大き さの第2の部分を有する穴部が形成され、 前記取付台は、前記切欠部が前記ガイドの軸部に嵌合させられ、前記穴部の第 2の部分にねじ部が位置付けられた前記おねじが前記ねじ穴に捩じ込まれて前記 設置面に固定される構成となっている。
【0012】
【作用】
本考案では、取付台は、一端側に形成された切欠部が設置面に立設されたガイ ドの軸部に嵌合させられ、他端側に形成された穴部の第2の部分にねじ部が位置 付けられたおねじが設置面に形成されたねじ穴に捩じ込まれることにより、設置 面に固定される。この場合に、設置面のねじ穴にあらかじめおねじを中途まで捩 じ込んでおき、穴部の第1の部分におねじの頭部を挿入した後に取付台をスライ ドしておねじのねじ部を第2の部分に位置付けて、おねじをねじ穴に捩じ込む方 法を用いることもできる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図6を参照して詳述する。
【0014】 図1は本考案に係る取付台の斜視図、図2は取付台に電子機器を取付けた状態 の斜視図、図3は取付台を設置面に固定した状態の側面図、図4は取付台の固定 を説明する斜視図、図5は図3のA−A線拡大断面図、図6は電子機器の固定を 説明する図である。
【0015】 本考案に係る取付台100 は、電子機器2が取付けられる取付部3、固定部6、 取付部3と固定部6との間に介在させられた振動吸収部8、固定部6がねじ等に より固着された固定板30とで構成されている。
【0016】 ここに、取付部3、固定部6及び振動吸着部8の構成は、本例では、従来の取 付台1と同じ構成となっている。すなわち、取付部3は、載置板10、この載置板 10の一端側に設けられた一対の押圧ユニット12,12、及び載置板10の他端側に設 けられた一対のクランプユニット13,13で構成され、図2及び図6に示す如く、 載置板10に載置された電子機器の背面側に設けられた穴部(図示せず)に押圧ユ ニット12のピン12b の先端が係合させられ、前面側に設けられた「L」字形の金 具2aの先端にクランプユニット13の係合部13b が係合させられ、蝶ナット13c で 締め付けられることにより、電子機器2は取付部3に取付けられる。また、振動 吸収部8はゴム材料にて椀形に形成されており、下端側は固定部6に固着され、 上端側はねじ15にて載置板10に固定されている。また、固定部6は金属板にて形 成されており、前述した如く、ねじ、溶接、リベット等により固定板30に固着さ れている。
【0017】 固定板30は載置板10より長尺とされた金属板にて構成されており、両端は載置 板10より突出させられている。図4に示す如く、この固定板30の一端側には、設 置面5に立設されるガイド32の軸部32a と嵌合する幅の切欠部30a が形成され、 他端側には、設置面5に形成されたねじ穴5aに捩じ込まれるおねじ34が挿入され るだるま形の穴部31が形成されている。だるま形の穴部31は、おねじ34の頭部 34a が挿入し得る大きさの部分(第1の部分)31a と頭部34a よりも幅が狭くお ねじ34のねじ部34b を挿入し得る幅を有する部分(第2の部分)31b とで構成さ れている。また、ガイド32の軸部32a はねじが形成されており、この軸部32a が 設置面5のねじ穴5bに捩じ込まれることにより、ガイド32は設置面5に立設され る。また、図5に示す如く、ガイド32の先端部32b の径は切欠部30a の幅よりも 十分大きくされ、かつ設置面5と対向する側の面321 は傾斜させられている。そ して、先端部32b の設置面5からの高さは、軸部32a に固定板30の切欠部30a を 嵌合させたときに、傾斜面321 に切欠部30a の上縁がほぼ接触するように位置付 けられている。
【0018】 上記取付台100 の設置面5への固定は、固定板30の一端側に形成された切欠部 30a をガイド32の軸部32a に嵌合させ、他端側に形成された穴部31の幅狭の部分 31b にねじ部34b が位置付けられたおねじ34を設置面5のねじ穴5aに捩じ込むこ とによりなされる。従って、実装スペースの狭い奥まった位置にある設置面5に 取付台100 を固定する場合であっても、設置面5の奥の部分にガイド32を立設し ておくことにより、手前側だけのねじ締め作業となり、固定作業は容易に行える 。また、ねじ穴5aにあらかじめ中途までおねじ34を捩じ込んでおけば、穴部31の 面積の大の部分31a からおねじ34の頭部34a を挿入し、取付台100 をガイド32側 へ若干ずらすことによりおねじ34のねじ部34b を穴部31の部分31b に位置付けら れるので、取付台100 を設置面5に取付ける際に、ねじ穴5aと穴部31との位置合 わせも不要となる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の固定構造では、取付台の一端側の切欠部を設置面 に立設されたガイドの軸部に嵌合させ、他端側に形成された穴部の第2の部分に ねじ部が位置付けられたおねじを設置面に捩じ込むことにより、取付台を設置面 に固定できるので、実装スペースの狭い奥まった位置にある設置面に取付台を固 定する場合も固定作業は容易に行える。また、あらかじめ中途までおねじを設置 面に捩じ込んでおいても、穴部の第1の部分からおねじの頭部を挿入した後、取 付台を若干スライドすることによりおねじのねじ部を穴部の第2の部分に位置付 けられるので、設置面のねじ穴と取付台の穴部との位置合わせも不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る取付台の斜視図。
【図2】上記取付台に電子機器を取付けた状態の斜視
図。
【図3】上記取付台を設置面に固定した状態の側面図。
【図4】上記取付台の固定を説明する斜視図。
【図5】図3のA−A線拡大断面図。
【図6】上記取付台への電子機器の固定を説明する図。
【図7】従来の取付台の斜視図。
【図8】別の従来の取付台の斜視図。
【符号の説明】
2 電子機器 5 設置面 5a ねじ穴 30a 切欠部 31 穴部 31a 第1の部分 31b 第2の部分 32 ガイド 32a 軸部 32b 先端部 34 おねじ 34a 頭部 34b ねじ部 100 取付台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器が取付けられる取付台を前記電
    子機器が設置される設置面に固定する電子機器の取付台
    の固定構造において、 前記設置面には、軸部及びこの軸部より太い先端部を有
    するガイドが立設されると共に、このガイドと所定の距
    離を開けてねじ穴が形成され、 前記取付台は、一端側に前記ガイドの軸部と嵌合する幅
    の切欠部が形成され、他端側には前記ねじ穴に螺合させ
    られる所定のおねじの頭部を挿入し得る大きさの第1の
    部分及びこの第1の部分と連通し前記おねじのねじ部を
    挿入し得る大きさの第2の部分を有する穴部が形成さ
    れ、 前記取付台は、前記切欠部が前記ガイドの軸部に嵌合さ
    せられ、前記穴部の第2の部分にねじ部が位置付けられ
    た前記おねじが前記ねじ穴に捩じ込まれて前記設置面に
    固定されることを特徴とする電子機器の取付台の固定構
    造。
JP2205792U 1992-04-09 1992-04-09 電子機器の取付台の固定構造 Withdrawn JPH0582090U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2205792U JPH0582090U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 電子機器の取付台の固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2205792U JPH0582090U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 電子機器の取付台の固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0582090U true JPH0582090U (ja) 1993-11-05

Family

ID=12072288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2205792U Withdrawn JPH0582090U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 電子機器の取付台の固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0582090U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0351855Y2 (ja)
US5671124A (en) Circuit board locating device
JPH0582090U (ja) 電子機器の取付台の固定構造
US5727761A (en) Circuit board locating device
JPH0630534Y2 (ja) 板状体開口閉成用蓋体構造
US5207163A (en) Leg attaching tool
JP3694846B2 (ja) 配線器具取付枠
JP3913101B2 (ja) 機器取付金具
JPH0338875Y2 (ja)
JPS6325362Y2 (ja)
JP3000057B2 (ja) 固定具及び固定構造
JPS6313622Y2 (ja)
JPH0231866Y2 (ja)
KR0117568Y1 (ko) 일체식 밧데리 고정대
JPH0440282Y2 (ja)
JPH0521918Y2 (ja)
JPH0134382Y2 (ja)
JP3608188B2 (ja) 机のパネル取付け装置
JPS634806Y2 (ja)
JPH0311281Y2 (ja)
JP2506808Y2 (ja) 放熱板用半導体固定装置
JP2605236Y2 (ja) 検出器のスタンド型取付具
JP2577461Y2 (ja) 半導体センサの取り付け装置
JPH0112300Y2 (ja)
JPH09246753A (ja) プリント基板の保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960801