JPH0581882B2 - - Google Patents

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JPH0581882B2
JPH0581882B2 JP60092230A JP9223085A JPH0581882B2 JP H0581882 B2 JPH0581882 B2 JP H0581882B2 JP 60092230 A JP60092230 A JP 60092230A JP 9223085 A JP9223085 A JP 9223085A JP H0581882 B2 JPH0581882 B2 JP H0581882B2
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Japan
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light
light receiving
optical axis
light emitting
housing
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JP60092230A
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JPS61251809A (ja
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Hironobu Sato
Takesuke Maruyama
Takashi Azumi
Kenji Sano
Takaki Hisada
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Priority to EP86105943A priority patent/EP0201036B1/en
Priority to DE8686105943T priority patent/DE3686285T2/de
Priority to US06/858,792 priority patent/US4740676A/en
Publication of JPS61251809A publication Critical patent/JPS61251809A/ja
Publication of JPH0581882B2 publication Critical patent/JPH0581882B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S17/06Systems determining position data of a target
    • G01S17/46Indirect determination of position data
    • G01S17/48Active triangulation systems, i.e. using the transmission and reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、コンパクトビデオカメラに係り、特
に、これに備え付けられた自動焦点調節装置に関
する。
〔発明の背景〕
従来、ビデオカメラには、操作性を高めるため
に、焦点を自動的に調節する手段が設けられてい
る。かかる手段は種々提案されているが、その一
例として、たとえば、特開昭57−104809号公報、
特開昭57−20708号公報および『光学』第12巻第
5号第354頁(1983年10月)に開示されるように、
発光手段と受光手段を備え、発光手段から発した
光を被写体に照射し、これからの反射光を受光手
段で受光し、受光手段におけるセンサでの反射光
の照射位置を検出した焦点を調節するようにした
技術が知られている。
以下、第7図により、かかる従来の自動焦点調
節装置を具体的に説明する。なお、同図におい
て、1は投射レンズ、2は発光素子、3は受光レ
ンズ、4は受光素子、5はフオーカスレンズを内
蔵したフオーカス部材、6はフオーカス部材5に
設けられたカム面、7はリンク機構、8は弾性
体、11は被写体である。
この自動焦点調整装置は、投射レンズ1と発光
素子2とからなる発光部と、受光レンズ3と2分
割センサを備えた受光素子4とからなる受光部
と、カム面6を有するフオーカス部材5とリンク
機構7と弾性体8とからなる受光素子駆動部とで
構成される。発光部と受光部とは、投射レンズ1
と受光レンズ3との光軸が基線長と呼ばれる所定
の間隔でかつ互いに平行となるように配置され
ている。フオーカス部材5は図示しないモータに
よつて回動駆動され、図示しない多条ネジにより
光軸方向に直進運動し、このフオーカス部材5の
直進運動が受光素子4に伝達され、これが矢印x
方向に移動できるように、フオーカス部材5と受
光素子4との間にリンク機構7が設けられてい
る。このリンク機構7は長さ1のレバーと長さ
2のレバーとが連結されてなり、連結部が支点
となり、支点を中心に回動し、長さ1のレバー
の端部はフオーカス部材5に設けられたカム面6
に、長さ2のレバーの端部は受光素子4の一部
に当接している。受光素子4は弾性体8によつて
付勢され、これによつてリンク機構7の長さ2
のレバーの端部が受光素子4の一部に隙間なく当
接している。
かかる構成により、フオーカス部材5の回転し
ながら直進する運動は、カム面6、リンク機構7
によつて矢印z方向の直進運動に変換され、これ
によつて受光素子4は矢印x方向に直進運動す
る。また、フオーカス部材5の直進はカム面6に
よつて拡大され、これによつて受光素子4の位置
決め精度が非常に高い。
次に、この従来技術の動作を説明すると、発光
素子2から発光した光は、投射レンズ1を経て、
距離yの位置にある被写体11に照射される。こ
の被写体11からの反射光は、受光レンズ3を経
て、受光素子4上(2分割受光センサ上)に結像
する。ことき、2分割受光センサの各分割面に均
等に反射光が入射しないときには、各分割面に均
等に反射光が入射させるために、図示しないモー
タによつてフオーカス部材5を回転し、受光素子
4は矢印x方向に移動する。そして、反射光が各
分割面に均等に入射するようになつたところで、
モータの回動を停止させるようになつている。フ
オーカス部材5の上記回転にともなつてビデオカ
メラの光学系の投影レンズが光軸方向に移動し、
受光素子4の2分割センサのそれぞれの分割面に
均等に反射光が入射した状態で、ビデオカメラは
正しく焦点が合つた状態となる。
ところで受光素子4の移動量xは、投射レンズ
1の光軸と受光レンズ3の光軸との間隔と、受
光レンズ3の焦点距離fと、被写体11までの距
離yとにより、次式で示される。
x=f/y (1) また、受光素子4の移動量xと、フオーカス環
5のカム6の移動量zと、リンク機構7の各レバ
ーの長さ12との間には、次の関係式が成り
立つ。
x=2z/1 (2) ところで、ビデオカメラを小型にするために
は、発光部と受光部の小型化をはかる必要があ
り、このためには、間隔を小さくする必要があ
るが、この間隔を小さくすると、式(1)より受光
素子4の移動量xも小さくなる。このため、(2)式
におけるレバーの長さ2またはカム面6の移動
量zを小さくするか、あるいはレバーの長さ1
を大きくする必要がある。しかし、カム面6の移
動量zは、前述したように、カム面6の拡大によ
る受光素子4の位置決めを高精度にするために設
けたものであり、小さくすることは不適である。
また、レバーの長さ2も小さくするには設計上
限界がある。
また、レバーの長さ1を大きくすると、受光
部が撮影レンズよりますます離れることになり、
ビデオカメラが全体として大きくなつたり、被写
体からの反射光が、被写体距離yによつては画面
内で大きくずれたりする不具合が生じるという欠
点を有していた。このように、リンク機構7を用
いると、発光部と受光部との間隔(基線長)を
小さくすることは困難であるし、また、構成も非
常に複雑なものとなる。
また、自動焦点調節手段として、第8図に示す
ように、受光素子4を受光レンズ3の光軸に対し
て略直角方向に配置し、受光レンズ3と受光素子
4との間に回転可能な平面鏡16を設け、この平
面鏡16にて受光レンズ3を通過した光を略直角
方向に反射させて受光素子4に導き、この受光素
子4上に結像させるようにしたものである。な
お、この種装置に関連するものとして、特開昭48
−3925号公報が挙げられる。
しかし、このように平面鏡を用いた自動焦点調
節手段は、一般に平面鏡の回転角が数度以下で非
常に小さく、このために、高い回転精度が要求さ
れ、また、基線長を短縮すると、その平面鏡の
回転角がさらに小さくなり、一層高い回転精度が
要求されるので、基線長を短縮してセツトの小
型化を図ることは困難とされている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点を解
消し、高い焦点調節精度を維持しながら構成を簡
単なものとして小型化を可能とした自動焦点調節
装置を備えたコンパクトビデオカメラを提供する
にある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、撮影レ
ンズの周りに、発光部と受光部を並列し小さな基
線長で配置し、該受光部の受光レンズと受光素子
の間に、該基線長に応じた小さな屈折力を有する
透過性の偏向部材を、該並行する面にほぼ直交す
る軸の周りに回転可能に設け、該偏向部材から、
該偏向部材と一体的に、該発光部と該撮影レンズ
との間に向かい該基線長内に位置する延長部材を
設け、この延長部材の先端部を該撮影レンズの外
周に設けたフオーカス部材のカム面に弾性部材に
より近接するようにして、該偏向部材を該フオー
カス部材に連動して回転させることにより、受光
素子に対する被写体からの反射光の結像状態を調
節して、合焦状態を得ることができるようにした
点に特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は本発明によるコンパクトビデオカメラ
の一実施例を示す断面構成図であつて、1は投射
レンズ、2は発光素子であり、投射レンズ1と発
光素子2で発光部20を構成し、3は受光レン
ズ、4は受光素子で2分割センサであり、受光レ
ンズ3と2分割センサ4で受光部40を構成して
いる。12は投影レンズであつて、発光部20と
受光部40は、投影レンズ12のまわりに近接し
て並行に設けられている。50は発光部20と受
光部40の中心間距離で基線長である。受光部4
0の受光レンズ3と2分割センサ4との間には、
透過性の偏向部材として、例えば平行平面透明板
9が設けられていて、回転軸9aで回転可能に保
持されており、平面平行透明板9は延長部材14
を有しており、延長部材14の一端にはカムフオ
ロア15が設けられており、撮影レンズ12のフ
オーカスレンズを含んでいるフオーカス部材5に
設けたカム面6に弾性部材8で隙間なく当接して
いる。10はビデオカメラ本体、11は被写体で
ある。
第2図は第1図の被写体11側からみたコンパ
クトビデオカメラの正面図であつて、第1図に対
応する部分には同一符号をつけている。
第3図は第1図における平行平面透明板9の取
りつけ部分を示す正面図、第4図はその側面図で
あつて、13は平行平面透明板9を保持するため
のフレーム、14は平行平面透明板9に固定され
た延長部材、15は延長部材14の一端に固定さ
れたカムフオロアであり、第1図に対応する部分
には同一符号をつけている。
第3図および第4図において、フレーム13は
受光部の各部材(受光レンズ3、受光素子4な
ど)が取りつけられたケースに固定されており、
このフレーム13に軸受(図示せず)が設けられ
て、平行平面透明板9を取りつけた回転軸9aを
円滑に回転可能に保持している。また、平行平面
透明板9の側面には延長部材14が設けられ、こ
の延長部材14の先端には、フオーカス部材5の
カム面6(第1図)に接する円筒状のカムフオロ
ア15が設けられている。延長部材14は、平行
平面透明板9が光軸に対して90°まで回転したと
きにフレーム13に衝突しないように、フレーム
13を回避する形状にしてある。
発光素子2よりの光は、投射レンズ1を経て、
被写体11に投射され、この被写体11からの反
射光は、受光レンズ3と平行平面透明板9を経
て、受光素子4に到達する。このとき、反射光が
受光素子4の2分割センサの各分割面に均等に入
射しないとき、即ち、非合焦時は、フオーカス部
材5がモータ(図示せず)で回動され、それに伴
ないフオーカスレンズを内蔵したフオーカス部材
5のカム面6に接する平行平面透明板9も回転軸
9aを中心として、反射光が2分割センサーの各
分割面に均等に入射するまで回転する。
これによつて、ビデオカメラの撮影レンズ12
の焦点が合わされることになる。
次に、第5図aにより、平行平面透明板9の作
用について説明する。
いま、平行平面透明板9が受光レンズ3の光軸
Cに対して角度βだけ傾いているとすると、この
光軸Cに対し角度θで平行平面透明板9に入射し
た光線Lは、図面から明らかなように平行平面透
明板9にて偏向し、受光面Rで、平行平面透明板
9がない場合に比較して、eだけ位置ずれが生じ
る。このずれ量eは次式より求められる。
e=h(sinβ−cosβtanθ) (3) 但し、h=d(tani−tani′) i=θ+90°−β sini=Nsini′である。
即ち、位置ずれ量eは、平行平面透明板9の屈
折率Nと厚さd、平行平面透明板9に入射する光
線Lの光軸Cとなす角度θ-、平行平面透明板9の
光軸Cに対する傾き角βで定められる値である。
屈折率Nは平行平面透明板9の材質で定まり、厚
さdは形状寸法を決めることで定まる。また角度
θは、被写体距離(第7図のy)と基線長(投射
レンズ1と受光レンズ3との間隔で第7図の)
で定まる値であるから、角度βをコントロールす
ることによつて、位置ずれ量eを決定することが
できる。
次に、上記原理による本発明の合焦動作につい
て第5図bにより説明する。受光素子4を受光レ
ンズ3の光軸上に設定し、受光レンズ3と受光素
子4の間に平行平面透明板9を設ける。平行平面
透明板9には、延長部材14とカムフオロワ15
が一体的に形成されており、フオーカス部材5の
カム面6にカムフオロア15が圧接している。合
焦状態では、被写体距離yとフオーカス部材5の
合焦位置と被写体11からの反射光Lが2分割受
光素子4の各分割面に均等に入射するように平行
平面透明板9を回転させる。平行平面透明板9の
角度βと位置ずれ量eの関係については前述した
とおりである。
次に、本発明は、基線長を短縮した場合におい
ても同等の精度を実現できる特徴があり、以下、
基線長が50mmと25mmの場合について、説明する。
第5図bにより、受光素子4を受光レンズ3の
光軸C上に設定し、被写体距離y=1m、基線長
=50mm、受光レンズの焦点距離f=30mmとした
場合、受光面4a上では、平行平面透明板9がな
い時、式(1)で求まるxだけ光軸Cよりずれが生じ
る。
即ち、x=1.5mmとなる。このずれ量を平行平
面透明板9で光軸Cにもつていくためには、平行
平面透明板9の屈折率N=1.5168、厚さd=3mm
とし、式(3)でe=1.5mmとして角度βを求めると、
33.8度になり、平行平面透明板9を光軸に対し、
33.8度傾ければよい。
至近被写体距離yを1mとして無限遠距離まで
測距するならば、(3)式を計算し、平行平面透明板
9の光軸Cに対する角度βは、33.8度から90度ま
での範囲であり、平行平面透明板9の回転角度α
=(90−β)は、56.2度である。
次に、回転角度αは、投射レンズ1の光軸と受
光レンズ3の光軸との間隔(基線長)と平行平
面透明板9の厚さdおよび屈折率Nによつて大き
く変化する。
このことは、基線長を短縮した場合において
も、厚さdを薄くしたり、屈折率Nを小さくする
ことにより、屈折率を小さくすることで、基線長
を短縮する以前と同等の回転角度αを得ること
ができる。
具体的に説明すると、前述のように、基線長
を50mmにした場合、板厚2が3mmの平行平面透明
板9の回転角度αは、56.2度である。ここで、板
厚dを3mmのままにして、基線長を25mmに半減
すると、回転角度αは、35.4度になる。しかし、
板厚dを2mmにすると、回転角度αは、47.4度と
増大する。
このように、基線長を短縮した場合において
も、板厚dを薄くし、屈折力を小さくすることに
よつて、回転角度を大きくすることができるの
で、同一撮影レンズにおいては回転の精度を一定
に保つことができる。
また、角度βを小さくしすぎると、平行平面透
明板9から空気中へ光線が入射するとき、全反射
が生じることが考えられる。しかし、この実施例
の場合、板厚dを1mmにし、βを15.8度にして
も、入射角が39.7度となり、全反射角41.2度より
小さいので、全反射は生じない。
次に、カムリフト量δは、従来のカムリフト量
とは異なるが、光学設計より求まる前玉移動量D
と平行平面透明板9の回転角度αと、平行平面透
明板9と一体的に形成した延長部材14の長さ
Lnとで決まり、次式で表される。
δ=D−Ln×sinα 従つて、フオーカス部材上に形成されるカム形状
δ′は、 δ′=D−δ=L-n×sinα となる。
式から明らかなように、延長部材の長さLnを
大きくすれば、カム形状δ′は大きくなり、精度的
に有利になる。また、延長部材の長さLnが基線
長以内であつても、平行平面透明板の屈折力を小
さくし、回転角度αを大きくするので、カム形状
δ′は大きくなり、精度的に有利になる。
また、平行平面透明板9を傾けると、受光素子
4に入射するスポツト像が収差の影響で劣化する
ことがある。このような場合は、受光レンズ3を
非球面化し、平行平面透明板9と組み合わせるこ
とにより、スポツト像の劣化を低減することがで
きる。本実施例においては、次式に示す非球面を
用いている。
Z=c×h2/1+√1−(K+1)c2h2+(AE)h4 但し、h=面頂点から光軸に直角方向の距離 Z=距離hにおける面頂点からの曲がり
量 c=0.067743 K=−0.7135243 AE=6.550627/106 さらに、平行平面透明板9を受光レンズ3と受
光素子4との間に設けると、従来に比べ平行平面
透明板9内部における光量ロスや、平行平面透明
板9表面での反射による光量ロスが生じる。しか
し、本実施例では、光量ロスをさけるために、反
射防止コーテイング処理を行なつている。
コーテイング剤としては、MgF2を使用し、膜
厚0.3μm程度とし、光量ロスを防止している。
また、可視光を吸収し、赤外線のみを透過する
物質で平行平面透明板9を形成することにより、
受光素子4に悪影響を及ぼす光線を遮断するフイ
ルターとして使用することもできる。
また、平行平面透明板9の代わりに、メニスカ
スレンズや凸レンズ等の周知の偏向部材を用いて
も、同等の効果を得ることができる。
次に、平行平面透明板9の設定位置は、受光レ
ンズ3と受光素子4の間であれば、傾けた時に、
受光レンズ3や受光素子4に衝突したり、受光レ
ンズ3の有効径と受光素子4の受光面外周部とを
結んだ直線内に平行平面透明板9の側面部が入り
込まない限り、任意に設定できる。本実施例で
は、平行平面透明板9の大きさをできるだけ小さ
くするために、受光素子4の表面から、受光レン
ズ3の焦点距離の約1/3の距離に平行平面透明
板9を設けた。
さらに、第6図に示すように、平行平面透明板
9と回転軸9a、延長部材14、カムフオロア1
5をプラスチツク材料を用いて、一体化して形成
することにより、部品点数の低減、軽量化や、組
立時に延長部材14と平行平面透明板9との位置
調整をなくすことができる。
このように、本実施例によれば、基線長を短
縮した場合においても、上記(3)式から明らかなよ
うに、平行平面透明板9の厚さd或いは屈折率N
を変えるだけで、自動焦点調節機能を容易になさ
しめることができ、換言すれば、平行平面透明板
の回転角を小さくする必要がなく、該平行平面透
明板の回転精度を厳しくする必要がないので、そ
の構成部品、例えば軸受部9a等の公差を厳しく
する必要がない。
また、平行平面透明板に回転軸、延長部材、カ
ムフオロアを一体化できるので、部品点数の低減
をはかることもできる。
このように、この実施例によれば、基線長を短
縮した場合においても、測距動作を容易に得るこ
とができ、従来、受光素子を移動させるために用
いていた複雑なリンク機構を必要とせず構造も簡
単となり、小形に構成できる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、発
光部と受光部の基線長を充分小さくして、屈折力
の小さい偏向部材を選択することにより、部品精
度を厳しくすることなく、発光部と受光部からな
る測距ユニツトを高い測距精度をもつてコンパク
ト化することができ、また、該偏向部材と一体的
に延長部材やカムフオロアを形成して、基線長内
にカムフオロア位置を設定できることから、測距
ユニツトを撮影レンズに充分近づけることがで
き、従つて、全体としてコンパクトで高精度な自
動焦点調節装置を備えたコンパクトビデオカメラ
を提供することができる。
さらに、偏向部材を回転させる測距方式と延長
部材とカムフオロアによるメカ機構を組み合わせ
ることにより、高精度な合焦動作が得られる。
また、受光素子を固定しておくことができるか
ら、受光素子に不当な加重がかかることなく、信
頼性が大幅に向上するなどの優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコンパクトビデオカメラ
の一実施例を示す断面構成図、第2図はその被写
体側からみた正面図、第3図は第1図における平
行平面板の取りつけ部分を示す正面図、第4図は
その側面図、第5図aは第1図における平行平面
透明板の原理動作の説明図、第5図bは受光素子
を受光レンズの光軸上に配置した場合の説明図、
第6図は平行平面透明板と回転軸、延長部材、カ
ムフオロアとを一体化した具体例を示す正面図、
第7図は従来の自動焦点調整装置の一例を示す構
成図、第8図は従来の他の例を示す構成図であ
る。 1……投射レンズ、2……発光素子、3……受
光レンズ、4……受光素子、5……フオーカス部
材、6……カム面、9……平行平面透明板、9a
……回転軸、10……カメラ本体、12……撮影
レンズ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直線状に配置された投射光学系と発光素子と
    からなる発光部が発光部ハウジング内に収納さ
    れ、 同じく直線状に配置された受光光学系と受光素
    子とからなる受光部が、上記発光部に対して並列
    して受光部ハウジング内に収納され、 上記発光部ハウジングおよび受光部ハウジング
    は、カム面を備えたフオーカス部材を有する撮影
    レンズの周辺に近接して、且つ、該撮影レンズの
    光軸に対して平行に配置され、 上記発光部と受光部とは、該発光部の光軸中心
    と受光部の光軸中心との間の基線長が上記撮影レ
    ンズの光透過部の直径よりも小さくなるように
    し、且つ、上記発光部の光軸と上記受光部の光軸
    とを含む平面が、上記撮影レンズの外周の接線を
    含み上記撮影レンズの光軸に平行な平面に平行で
    あつて、 上記発光部ハウジングと受光部ハウジングとは
    一体的に構成されて、且つ、発光部からの投射光
    が装置内で乱反射して受光部ハウジング内へ漏れ
    込まないように該発光部と該受光部とを隔離する
    ための隔離壁が設けられており、 上記受光部ハウジング内には、上記受光光学系
    と上記受光素子との間に、上記投射光学系の光軸
    と上記受光光学系の光軸とを含む平面にほぼ垂直
    な軸を中心に回転する光透過性の偏向部材が配置
    されており、該偏向部材は上記受光部ハウジング
    内において上記受光部光軸に対して直交する軸心
    回りに回転可能となるように上記受光部ハウジン
    グに対して枢軸支持され、且つ、弾性部材によつ
    て常に一方向に回転付勢されており、 該弾性部材の一端部は上記偏向部材の一端部に
    係合され、且つ、該弾性部材の他端部は上記受光
    部ハウジングに対して係合されており、 さらに該偏向部材は、これと一体に、該撮影レ
    ンズの方向に向い、且つ、上記投射光学系の光軸
    と上記受光光学系の光軸との間の基線長領域内に
    おいて、上記撮影レンズの光透過部の直径よりも
    小さくした上記基線長に対して、該偏向部材の最
    大回転角度が、少なくとも被写体からの光が該偏
    向部材で全反射しない範囲で、十分大きくなるよ
    うに、該偏向部材の厚さ及び該カム面の形状を設
    定するとともに、該カム面に向けて延びる延長部
    材を形成し、該延長部材は、その先端に係合部を
    有し、上記弾性部材によつて該係合部が上記フオ
    ーカス部材のカム面に圧接付勢されており、 さらに、上記一体的に構成された発光部ハウジ
    ングおよび受光部ハウジングは、それぞれ上記発
    光部および上記受光部を収納した上で上記撮影レ
    ンズの外周に対して取り付けられていることを特
    徴とするコンパクトビデオカメラ。
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