JPH0581664U - 感振器 - Google Patents

感振器

Info

Publication number
JPH0581664U
JPH0581664U JP3140092U JP3140092U JPH0581664U JP H0581664 U JPH0581664 U JP H0581664U JP 3140092 U JP3140092 U JP 3140092U JP 3140092 U JP3140092 U JP 3140092U JP H0581664 U JPH0581664 U JP H0581664U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
liquid
vibration
short
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3140092U
Other languages
English (en)
Inventor
勝美 日向
Original Assignee
明立精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 明立精機株式会社 filed Critical 明立精機株式会社
Priority to JP3140092U priority Critical patent/JPH0581664U/ja
Publication of JPH0581664U publication Critical patent/JPH0581664U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デパート,スーパーマーケット,その他一般
の商店で取り扱うことができ、しかも、小型,軽量,安
価な感振器を提供する。 【構成】 導電性の液体が収容された容器1と、該容器
1内に垂直方向に間隔を置いて配設された少なくとも2
個の電極20,21,22,23と、該電極間が前記液体に
よって短絡された時に作動する警報手段11,12とを
有する。振動によって液体が揺れると、電極20,21
又は20,22間、又は20,23間が短絡し、ブザー、電
極等の警報手段が作動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、感振器、より詳細には、一般家庭において、地震等の振動を感知し て警報を発生する、構造簡単かつ安価な感振器に関する。
【0002】
【従来の技術】
地震等の振動を感知する感振器は、従来より種々提案されているが、振動を検 知して警報を発する、それ自身独立型のいわゆるスタンドアロン型の感振器は、 今だに普及していない。これは、構造が複雑で高価であるばかりでなく、形状が 大きく、しかも、重さが重く、専門店で取り扱うものばかりで、一般家庭で気軽 に使用するのには難点があった。特に、寒冷地では、常時人のいない場所、例え ば、車庫内等で、暖房具を使用することが多く、そのような場合、所定以上の大 きさの振動の地震があった場合に、その地震があったことを検知し、警報を発生 する器具があれば、非常に便利である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、現状では、上述のごとき感振器を入手しようとしても、専門店に行か なければ入手することができず、しかも、高価であるばかりでなく、構造が大型 で、しかも重く、設置場所をも選ばなければならず、非常に使い勝手の悪いもの であった。
【0004】 本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特に、デパート,スー パーマーケット,その他一般の商店で取り扱うことができ、しかも、小型,軽量 ,安価な感振器を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のごとき課題を解決するために、導電性の液体が収容された容 器と、該容器内に垂直方向に間隔を置いて配設された少なくとも2個の電極と、 該電極間が前記液体によって短絡された時に作動する警報手段とを有すること、 更には、内面が凹球面状の基盤と、該基盤上に載置された導電性の球と、前記基 盤の内表面に微小間隔をもって同心状に配設された少なくとも一対の電極とを有 し、前記電極間が前記球によって短絡された時に作動する警報手段とを有するこ とを特徴としたものである。
【0006】
【作用】
容器内の収容した導電性の液体、或いは、凹球面上に載置された導電性の球が 地震等によって揺れ、該容器内に垂直方向に間隔を置いて配設した、或いは凹球 面上に微少間隔をもって配設した、少なくとも2個の電極間を前記液体又は球に よって短絡し、この短絡によって、ブザー,ランプ等の警報手段が作動する。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案による感振器の一実施例を説明するための構成図で、図中、1 は水銀その他の導電性の液体が収容された容器で、この容器1内には、垂直方向 に間隔を置いて、少なくとも2個の電極、図では4個の電極20,21,22,23 が配設されており、容器1が地震等によって振動した時に、容器内の液体によっ て、これら電極間が短絡される。なお、図では、基準電極20は液体中に入って いるが、必ずしも液体中に浸入させる必要はなく、液体の表面よりわずかに上の 位置に配設してもよく、この場合には、電極21,22,23と同様、容器1の内 周を1周するように配設するとよい。勿論、電極21,22,23は、必ずしも容 器1の内周を1周するように設ける必要はないが、このようにすると、容器1内 の液体が振動によって揺れた時に、液体がどの方向に揺れても電極間が短絡され る。
【0008】 図1において、10は前記容器1を搭載するための筐体で、該筐体10内には 電池等が収納されており、その側面又は上面には、前記電極間が短絡した時に作 動するブザー11,ランプ12等の警報手段が設けられている。なお、13は感 度調整ツマミで、ユーザによって警報を発する振動の大きさを調整できるように なっている。14はブザー、ランプ等の作動を停止するためのスイッチである。
【0009】 図2は、図1に示した感振器の動作説明をするための電気回路で、前述のよう に、地震等が発生すると容器1内の液体が揺れ、電極20と21間が液体によって 短絡するが、振動が大きくなると20と22間、更に大きくなると20と23間が短 絡する。感度調整ツマミ13は、どの大きさの振動の時に警報を発生するように するかを調整するためのもので、図では、22の電極が短絡された時に警報を発 生するように設定されている。もっと小さな振動でも警報を発生するようにした い時は、ツマミ13にて電極21を選択し、もっと大きな振動の時に警報を発生 するようにしたい時には、ツマミ13にて電極23を選択するようにすればよい 。ここで、今、地震が発生して、容器1内の液体が揺れて、電極20,22間が該 液体によって短絡されると、リレーコイルRyが動作して、リレー接点a1,a2 をオンする。リレー接点a1がオンされると、リレーコイルRyは自己保持され、 電極20,22間の短絡が開放されても作動し続ける。そのため、リレー接点a2 がオンされ続け、ブザー11,ランプ12等の警報手段が作動し続ける。警報を 解除する時は、スイッチ14を切ると、リレーコイルRyが消勢し、リレー接点 a1,a2が開放し、初期状態に戻る。
【0010】 なお、以上には、基準電極20に対して複数の選択電極21,22,23を設け、 所望の感度の電極21,22,23を選択する例について説明したが、上記以外に 、例えば、基準電極に対して垂直方向に間隔をもって配設された1個の電極を設 け、この電極と前記基準電極との間の間隔を調整することによって検出感度を調 整したり、或いは、液体の粘度を変えることによって検出感度を調整したり、或 いは、検出感度の異なる感振器を複数個準備しておき、1又は複数の感振器が同 時に作動するようにしたり、更には、容器の大きさ、形状等を変えて検出感度を 変えるようにしたりすることは、必要に応じて、任意に設計変更可能であること は容易に理解できよう。
【0011】 図3及び図4は、本考案の他の実施例を説明するための要部構成図で、図3に おいて、20は凹球面状の基盤で、この基盤20の上には導電性の球30が載っ ている。この球30は、常時は基盤20の中心(最下点)に位置しており、振動 を受けると、基盤20上の転げ回り、例えば、図中に点線にて示す30′の位置 にまで移動する。基盤20の表面には、図4に示すように、少なくとも一対の電 極211,212が微小間隔をもって同心状に配設されており、前記球30がこれ ら一対の電極211,212間を横切る時、これら電極間を短絡するので、この短 絡によって、前述のようにしてリレーコイルRyを作動するようにすると、図2 に関して説明したようにして振動を検出し、かつ、警報を発することができる。 なお、図4において、電極221,222は他の一対の電極で、振動が大きい時は 、これら電極221,222間が短絡されるので、これらの電極221,222間の 短絡を検出するようにしてもよく、このようにすると、より大きな振動を検出す ることが可能となる。
【0012】
【効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によると、構造が簡単かつ小型で、し かも安価に製作することができ、スーパーマーケット等の一般の店で店頭におい て販売することができ、市民参加の地震対策を講じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による感振器の一実施例を説明するた
めの構成図である。
【図2】 本考案による感振器の動作説明をするための
電気回路図である。
【図3】 本考案による感振器の他の実施例を説明する
ための要部構成図である。
【図4】 図3に示した基盤の平面図である。
【符号の説明】
1…液体を収容した容器、20,21,22,23…電極、
10…筐体、11…ブザー、12…電球、13…調整ツ
マミ、14…スイッチ、20…内面が凹球面状の基盤、
211,212,221,222…電極対、30…導電体
球。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の液体が収容された容器と、該容
    器内に垂直方向に間隔を置いて配設された少なくとも2
    個の電極と、該電極間が前記液体によって短絡された時
    に作動する警報手段とを有することを特徴とする感振
    器。
  2. 【請求項2】 内面が凹球面状の基盤と、該基盤上に載
    置された導電性の球と、前記基盤の内表面に微小間隔を
    もって同心状に配設された少なくとも一対の電極とを有
    し、前記電極間が前記球によって短絡された時に作動す
    る警報手段とを有することを特徴とする感振器。
JP3140092U 1992-04-13 1992-04-13 感振器 Pending JPH0581664U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3140092U JPH0581664U (ja) 1992-04-13 1992-04-13 感振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3140092U JPH0581664U (ja) 1992-04-13 1992-04-13 感振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0581664U true JPH0581664U (ja) 1993-11-05

Family

ID=12330210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3140092U Pending JPH0581664U (ja) 1992-04-13 1992-04-13 感振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0581664U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019164820A (ja) * 2019-05-15 2019-09-26 独立行政法人国立高等専門学校機構 揺れ検知駆動装置および揺れ検知駆動方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019164820A (ja) * 2019-05-15 2019-09-26 独立行政法人国立高等専門学校機構 揺れ検知駆動装置および揺れ検知駆動方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4484186A (en) Earthquake indicator
US3962693A (en) Motion detection device including a pendulum switch
US6121888A (en) Earthquake detector
US4688025A (en) Movement sensor
JP3081846U (ja) 地震警報器
US4408196A (en) Seismic alarm system
JP2002181535A (ja) 傾斜センサ
US5539387A (en) Earthquake sensor
US4359722A (en) Earthquake detection system with pendulum switch
US3769472A (en) Inertia sensor switch
JPH0581664U (ja) 感振器
JPH0350431Y2 (ja)
JPH1062234A (ja) 簡易型地震感知警報器
AU721303B2 (en) Earthquake sensor
CN213069199U (zh) 地震感应仪
JP3015485U (ja) 振動検出器
US5698827A (en) Micro- to macromotion sensing, detecting and warning device
JP4220564B1 (ja) 感度が調節できる地震センサー
JPS6228842B2 (ja)
US5546076A (en) Earth-tremor-responsive light
JP2861109B2 (ja) 感震装置
JPH0592660U (ja) 感振器
JPS626295B2 (ja)
JPH03125284U (ja)
JPH0474926A (ja) 傾斜検出装置