JPS6228842B2 - - Google Patents

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JPS6228842B2
JPS6228842B2 JP54024141A JP2414179A JPS6228842B2 JP S6228842 B2 JPS6228842 B2 JP S6228842B2 JP 54024141 A JP54024141 A JP 54024141A JP 2414179 A JP2414179 A JP 2414179A JP S6228842 B2 JPS6228842 B2 JP S6228842B2
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JP
Japan
Prior art keywords
earthquake
detection device
earthquake detection
insulated
counter electrode
Prior art date
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Expired
Application number
JP54024141A
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English (en)
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JPS55116224A (en
Inventor
Yoshihiro Nakatani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は地震検知装置に関するものである。
地震発生時には、非常用照明器具の自動点灯、
都市ガス(および液化石油ガス)の自動遮断、電
気ストーブの自動消火等を行い、発生する被害を
最小限にくい止める必要がある。
このための従来の地震検知装置として、以下の
ようなものが開発されている。
たとえば、第1図および第2図に示す装置は落
球式地震検知装置である。第1図の装置は球面部
1を有する磁石2に鋼球3を吸着させ、その下方
に一対の電極4,4′を配し、電極4,4′間に電
源5および検出手段である負荷回路6を直列接続
したもので、地震発生によつて鋼球3が磁石2か
ら離れ電極4,4′に落下して(図示仮想線)電
極相互が導通し、負荷回路6が動作するようにな
つている。
また、第2図の装置は、球支持台7の孔8にマ
イクロスイツ9の作動棒10を挿通し、鋼球11
の重量でこの作動棒10の先端を押して孔8の上
端に載置支持したもので、地震が発生すると、鋼
球11が孔8の上端から転出して作動棒10が復
帰しマイクロスイツチ9が動作する。
さらに、第3図および第4図の装置は振子式地
震検知装置である。すなわち、第3図の装置は、
コイルばね12で鋼球13を吊り下げ、鋼球13
を囲むように導体リング14を配置し、鋼球13
と導体リング14とに接触信号検出手段15の入
力端を接続したもので、地震発生により鋼球13
が振動して導体リング14と接触することによつ
て動作する。
第4図の装置は、支持板16の孔17に不安定
体18の下端半球面19を載置して振感状態に支
持させ、この半球面19から下方にレバー20を
突出してその先端に一対のフランジ21,21′
を軸方向に間隔をおいて設け、フランジ21,2
1′間にマイクロスイツチ22の作動杆23を通
したもので、地震発生により不安定体18が傾
き、フランジ21,21′が傾動して作動杆23
を作動する。
第5図および第6図の装置は水銀式地震検知装
置である。すなわち、第5図の装置は、上段底部
24と下段底部25とをもつた容器26の上段底
部24に水銀(あるいは導電液体)27を収容
し、下段底部25に一対の電極28,28′を設
けて負荷29に接続したもので、地震発生により
水銀27があふれ出して下段底部25にこぼれ、
電極28,28′間を導通する。
また、第6図の装置は、水銀容器30の底部3
1と液面32のやや上方に位置する側壁33とに
電極34,34′を配置して接触信号検出手段1
5に接続したもので、地震発生により水銀35の
液面32が波打つことにより電極34,34′を
導通する。
第7図は磁石式地震検知装置を示している。す
なわち、コイルばね36で磁石37を吊り下げ、
磁石37のまわり三方向に電磁コイル38,3
9,40を配したもので、地震発生により磁石3
7が振動すると、電磁コイル38〜40に起電力
が誘起される。これを増幅して検出信号とする。
しかしながら、以上のように従来の装置は、い
ずれも以下のような欠点を持つている。すなわ
ち、 地震検知部を水平あるいは、垂直に取付ける
必要がある。傾けて取付けると地震の検知感度
が変化するか、あるいは地震の検知不能とな
る。
このため、感震型懐中電灯のように取付け状
態の定まらない器具に地震検知装置を取付ける
ことができない。
落球式や水銀式のような検知装置では、リセ
ツト機構を必要とし、機構が複雑になる傾向が
ある。また、リセツトの動作が機構によるた
め、押ボタンスイツチを使つた電気的なリセツ
ト方式に比べて取扱いにくい。
これに対して、凹球面に同心円状に対電極を交
互に配置し、凹球面上に導体球を転動可能に配置
したもの(たとえば実開昭51−131984号)は、設
置姿勢が限定されることなく地震検知ができる。
しかし、対電極が同心円状に形成されるため、
対電極からリード線を引き出すのが容易でなく、
構造が複雑になるという欠点があつた。
したがつて、この発明の目的は、設置姿勢が限
定されることなく地震検知ができるとともに、対
電極からリード線が引き出すやすい。
この発明の第1の実施例を第8図ないし第13
図に示す。すなわち、この地震検知装置は、半球
殻に形成した絶縁地震台41の凹球面41aに一
定間隔で交互に極性の異なる波形状電極板42…
を敷設し、この電極板42…上に導体球43を載
せ、電極板42…の一方の端子をD−フリツプフ
ロツプ44のクロツク入力端Cに接続している。
D−フリツプフロツプ44は相補型金属酸化膜半
導体の集積回路(C−MOS・IC)を用いてお
り、そのセツト入力端Dおよび前記電極の他方の
端子に電源Vの電圧を与え、出力端Qを地震検知
出力とし、リセツト端RはリセツトスイツチSを
介して電源Vに接続する。
この地震検知装置は、地震が発生すると、導体
球43が凹球面41a内を転動し、波形状電極板
42…の異極間にまたがつたり離れて極性の異な
る電極間で電気的断続が行われる。その結果、ク
ロツク入力端Cの電圧Vcは第13図のタイムチ
ヤートaのように震動によつて変化し、電圧Vc
の立上がりとともに出力端Qの電圧Vputが出る
ようになる(タイムチヤートcで時点t1)。ま
た、タイムt2でスイツチSによつてリセツトする
と(タイムチヤートb)出力は停止する。
このように凹球面41aに電極板42を配し導
体球43を転動するようにしたため、絶縁地震台
41の設置に方向性がなく第11図のように傾設
も可能となり、取付状態の定まらない器具に使用
することができ、またこのD−フリツプフロツプ
によれば、電源電圧は5Vでよく、消費電力は微
小であり、乾電池を使用しているような器具にも
十分使用できるうえ、リセツトがきわめて容易と
なる。また、波形状電極板42…により、あらゆ
る方向の震動に対して検知でき、またその地震検
知の感度は、電極間隔および導体球43の大きさ
によつて決まる。
この発明の第2の実施例を第14図に示す。す
なわち、この地震検知装置は、2個の絶縁半球殻
45にそれぞれ第1の実施例と同様に波形状電源
線46…,47…を敷設し、その相互を結合して
1つの球殻を形成している。その他は第1の実施
例と同様である。この場合、この球殻の取付方向
が全く限定されない。
この発明の第3の実施例を第15図に示す。す
なわち、この地震検知装置は、第1の実施例にお
いて、絶縁地震台41内に球冠48を同心配置し
て、球冠48の外面と絶縁地震台41の内面間に
導体球43が転動しうる間隔Hを形成している。
この地震検知装置は、垂直方向の動きに対する導
体球44の大きい飛躍を防止するという利点があ
る。
この発明の第4の実施例を第16図に示す。す
なわち、この地震検知装置は、ブロツク49に球
面50を凹設して絶縁地震台とし、球面50に電
極51…を敷設するようにしている。その他は第
1の実施例と同様である。この場合においては、
絶縁地震台の固定が容易になる。
この発明の第5の実施例を第17図に示す。す
なわち、この地震検知装置は、第1の実施例にお
いて、絶縁地震台41内に絶縁液体52を充満し
て蓋53で閉塞している。この地震検知装置によ
ると、導体球43の振動による転動をある程度制
動することができる。したがつて、微振動(雑
音)による誤動作を防止できる。
以上のように、この発明の地震検知装置は、略
凹球面を形成した絶縁地震台と、この絶縁地震台
の前記略凹球面に平行かつ交互に多数形成された
波形状の対電極と、この対電極の表面上に載置さ
れて転動することにより対電極の相互を接離する
導体球と、前記対電極の前記導体球により接離信
号を検出する検出手段とを備えたため、設置姿勢
が限定されることなくたとえ傾設されても地震検
知ができるとともに、対電極が波形状であつて交
互に平行に配置されたため対電極の各々の端部よ
り簡単にリード線を引き出すことができ、従来と
比較して対電極からリード線が引出しやすいとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はそれぞれ従来の地震検知
装置の略図、第8図はこの発明の第1の実施例の
平面略図、第9図はその断面略図、第10図はそ
の拡大部分断面図、第11図はその使用状態の断
面略図、第12図は検出手段の回路図、第13図
はそのタイムチヤート、第14図は第2の実施例
の断面略図、第15図は第3の実施例の断面略
図、第16図は第4の実施例の断面略図、第17
図は第5の実施例の断面略図である。 41…絶縁地震台、41a…凹球面、42…対
電極となる電極板、43…導体球、44…検出手
段であるD−フリツプフロツプ、46,47…対
電極となる電源線、48…球冠、49…ブロツ
ク、51…対電極となる電極、52…絶縁液体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 略凹球面を形成した絶縁地震台と、この絶縁
    地震台の前記略凹球面に平行かつ交互に多数形成
    された波形状の対電極と、この対電極の表面上に
    載置されて転動することにより対電極の相互を接
    離する導体球と、前記対電極の前記導体球により
    接離信号を検出する検出手段とを備えた地震検知
    装置。 2 前記検出手段は、D−フリツプフロツプで構
    成されている特許請求の範囲第1項記載の地震検
    知装置。
JP2414179A 1979-03-01 1979-03-01 Earthquake detector Granted JPS55116224A (en)

Priority Applications (1)

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JP2414179A JPS55116224A (en) 1979-03-01 1979-03-01 Earthquake detector

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JP2414179A JPS55116224A (en) 1979-03-01 1979-03-01 Earthquake detector

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Publication Number Publication Date
JPS55116224A JPS55116224A (en) 1980-09-06
JPS6228842B2 true JPS6228842B2 (ja) 1987-06-23

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Families Citing this family (6)

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