JPH0581294A - ハイパーテキスト型自動案内装置 - Google Patents

ハイパーテキスト型自動案内装置

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JPH0581294A
JPH0581294A JP24118391A JP24118391A JPH0581294A JP H0581294 A JPH0581294 A JP H0581294A JP 24118391 A JP24118391 A JP 24118391A JP 24118391 A JP24118391 A JP 24118391A JP H0581294 A JPH0581294 A JP H0581294A
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JP24118391A
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English (en)
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Muneto Akatsuka
宗遠 赤塚
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SHINKO HUMAN CREATE KK
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SHINKO HUMAN CREATE KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工場,博物館,展示会会場などに設置され、
訪問者(見学者)にこれらの施設などに関係する各種の
案内情報を表示して提供するハイパーテキスト型自動案
内装置において、訪問者に対してタイミングよくその利
用を促すことができるハイパーテキスト型自動案内装置
を得る。 【構成】 CRTディスプレイ2のそばにいる訪問者の
有無を検知する反射型光電センサ5を自動案内装置1前
面垂直パネル面の部位に設け、光電センサ5からの検知
信号に基づいて訪問者がちょうど来たときに、予めリン
ク付けされたデータを示す画面をCRT2に表示した
り、スピーカ3から音声を出力する。例えば、主メニュ
ーを示す初期画面をCRT2に表示しておき、訪問者が
ちょうど来たところであることを検知し、訪問者に対し
て利用を促す旨の案内用音声をタイミングよく出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば工場,博物
館,展示会会場などに設置され、訪問者(見学者)にこ
れらの施設などに関係する各種の案内情報を表示して提
供するハイパーテキスト型自動案内装置に関し、詳しく
は訪問者が表示装置のそばにちょうど来たところを検知
して、訪問者に対してタイミングよく利用を促すことが
できるようにした、ハイパーテキスト型自動案内装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の自動案内装置とし
て、文字(テキスト),図形(グラフ),画像(イメー
ジ)などを表示する表示装置と音声を出力する音声出力
装置とを有する出力装置と、文字,図形,画像,音声な
どのデータを記憶する記憶装置と、画面単位における上
記データ間の関連性を定めるリンクとして扱われ上記表
示装置の画面上に表示されるリンクマークが指定される
ことにより、指定されたリンクマークに対応して予めリ
ンク付けされた画面単位のデータを上記記憶装置から読
み出し、これを上記出力装置に与えるデータ読み出し手
段とを備え、訪問者に各種の案内情報を提供するように
したハイパーテキスト型の自動案内装置が知られてい
る。
【0003】ハイパーテキストは、情報の単位となるノ
ードと、それらのノードを結び付けその関連性を表すリ
ンクとからなる構造を有しており、人が直接アクセスす
る情報の実体であるノードをリンク付けすることによ
り、データベースの構造をいわゆる階層型やネットワー
ク型などに自由に構成することが可能なものである。ハ
イパーテキスト型自動案内装置では、ノードは画面単位
のデータであり、リンクは、それらの画面単位のデータ
の関連を表すものであって一般に画面の所定領域にボタ
ンなどのリンクマークとして表示された形で扱われる。
【0004】図7は、ハイパーテキスト型自動案内装置
における表示装置に表示される画面の一例を模式的に示
す図である。この例は、製鉄所の見学に訪れる訪問者
(見学者)を対象としたものである。主メニューを示す
初期画面として、図7に示すように、画像と、「製鉄プ
ロセス」,「製品」などの6つの主題を示すメニューと
が表示されるとともに、各メニューに対応するリンクマ
ークとしてのボタンが表示される。
【0005】この場合、一般には、表示装置としてはC
RTディスプレイ、音声出力装置としてはスピーカが用
いられる。また、画面上にリンクマークとして表示され
るボタンは、CRTディスプレイ上に装着された、マウ
ス等と同様のいわゆるポインティングデバイスであるタ
ッチパネルをボタンの位置に合わせてタッチ操作するこ
とにより指定されるようになっている。
【0006】例えば、上記メニューのうちの「製鉄プロ
セス」に対応するボタンが訪問者によって指定される
と、このボタンに対応する予めリンク付けされたデータ
が読み出されて画面が更新され、例えば、図8に示すよ
うに、「製鉄プロセス」という主題を展開した画面が表
示される。この例では、画像と、「原料」,「製銑」な
どの6つの小主題を示すメニューとが表示されるととも
に、各メニューに対応するリンクマークとしてのボタン
が表示されるようになっている。そして、メニュー「原
料」に対応するボタンが訪問者によって指定されると、
このボタンに対応する予めリンク付けされたデータが読
み出されて画面が更新され、「原料」に関する情報を示
す画面が表示されることになる。
【0007】このようにして、ハイパーテキスト型自動
案内装置では、訪問者がその表示装置の画面上に表示さ
れたリンクマークとしてのボタンを指定してリンクをた
どって行くことにより、画面が更新されて訪問者に対し
て情報が提供されるようになっている。
【0008】なお、画面上に表示されるリンクマークと
してのボタンがタッチパネルなどのポインティングデバ
イスを介して人によって指定されると、そのボタンに対
応する予めリンク付けされた表示先(リンク先)の画面
単位のデータを読み出して表示することを選択閲覧処理
と称している。この場合、一般には画面データとともに
音声データがリンク付けされており、表示された画面に
関する音声解説がなされるようになっている。また、一
連の画面を所定時間間隔で次々と更新しながら表示する
ことを自動表示ループ処理(オートパイロット処理)と
称している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ハイパーテキスト型自動案内装置には次のような不具合
点があった。工場などの見学に訪れた訪問者により自動
案内装置の操作が行われていないとき、主メニューを示
す初期画面を表示した状態で、「よくいらっしゃいまし
た。ボタンを選んでタッチ操作して下さい」などの訪問
者への利用を促す旨の案内用音声を機械的に繰り返し出
力するようにしているので、他の展示物などを見学して
いる周りの人に対して騒音の種になるという不具合点が
あった。
【0010】そこで、訪問者による自動案内装置の操作
が行われていないとき、周りの人に迷惑をかけないよう
に音声を出力しないようにして、先に述べた自動表示ル
ープ処理を用いて、人目をひく一連の画面を短い表示時
間で次々と表示して訪問者の注意を引きつけるようにす
ることが考えられる。この場合には、訪問者が自動案内
装置に注意をはらってちょうどそのそばに来たところを
検知し、このとき主メニューを示す初期画面を表示する
ようにした手段が必要となる。
【0011】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、ハイパーテキスト型自動案内装置におい
て表示装置のそばにいる訪問者の有無を検知する訪問者
検知センサを備え、訪問者検知センサからの検知信号に
基づいて訪問者がちょうど来たところであることを検知
することにより、訪問者に対してタイミングよくその利
用を促すことができる、ハイパーテキスト型自動案内装
置の提供をその目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明によるハイパーテキスト型自動案内装置
は、文字,図形,画像などを表示する表示装置と音声を
出力する音声出力装置とを有する出力装置と、文字,図
形,画像,音声などのデータを記憶する記憶装置と、画
面単位における前記データ間の関連性を定めるリンクと
して扱われ前記表示装置の画面上に表示されるリンクマ
ークが指定されることにより、指定されたリンクマーク
に対応する予めリンク付けされた画面単位のデータを前
記記憶装置から読み出し、前記出力装置に与えるデータ
読み出し手段とを備え、所定箇所に設置されて訪問者に
案内情報を提供するハイパーテキスト型自動案内装置に
おいて、前記表示装置のそばにいる訪問者の有無を検知
する訪問者検知センサを備え、前記データ読み出し手段
は、前記訪問者検知センサからの検知信号に基づいて、
訪問者がちょうど来たときに予めリンク付けされたデー
タを前記出力装置に与える制御をも行うことを特徴とす
るものである。
【0013】
【作用】訪問者検知センサからの検知信号に基づいて訪
問者がちょうど来たところであることが検知されると、
データ読み出し手段によって予めリンク付けされたデー
タが出力装置に与えられる。例えば、主メニューを示す
初期画面が表示されている表示装置の前に訪問者が来て
立ち止まると、「よくいらっしゃいました。ボタンを選
んでタッチ操作して下さい」などの訪問者への利用を促
す旨の案内用音声が出力される。これにより、訪問者が
ちょうど来たところで案内用音声がタイミングよく出力
されるので、案内用音声を機械的に繰り返し出力するよ
うにしたものに比べ、他の展示物などを見学している周
りの人に対して騒音の種になるという不具合を改善でき
る。
【0014】また、例えば、訪問者の注意を引きつける
ために一連の所定の画面が短い時間間隔で次々と表示さ
れている表示装置の前に訪問者が来て立ち止まると、上
記自動表示ループ処理されている画面が更新されて主メ
ニューを示す初期画面が表示される。これにより、自動
案内装置に訪問者の注意を音声によらず引きつけること
ができるとともに、訪問者に対してタイミングよく利用
を促すことができ、訪問者は初期画面を見て希望するメ
ニューを選択してそのメニューに関する情報を閲覧する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例に基づいてこの発明を説明す
る。図1はこの発明の一実施例によるハイパーテキスト
型自動案内装置の外観を示す斜視図である。ハイパーテ
キスト型自動案内装置1(以下、単に自動案内装置とい
う。)の前面側の傾斜パネル面には、訪問者に提供する
情報を文字,図形,画像などの形で表示する表示装置と
してのCRTディスプレイ2、及び音声を出力する音声
出力装置としてのスピーカ3がそれぞれ設けられてい
る。
【0016】自動案内装置1の前面垂直パネル面の上端
寄りの部位には、所定の間隔を隔ててスリット孔4a,4b
が設けられている。各スリット孔4a,4bの内側には、C
RTディスプレイ2に近づきそのそばいる訪問者の有無
を検知するための訪問者検知センサとしての反射型光電
センサ(反射型光電スイッチ)5がそれぞれ設けられて
いる。
【0017】図2は図1に示すハイパーテキスト型自動
案内装置の電気的構成の要部を示すブロック図である。
この自動案内装置1は、CPU(中央処理装置)6を備
えている。CPU6には、CRTディスプレイ2、スピ
ーカ3、反射型光電センサ5、記憶装置としてのディス
ク装置7及びRAM8、タッチパネル9等が接続されて
いる。なお、入出力インタフェースについては図示省略
している。
【0018】ディスク装置7は、この自動案内装置1の
動作を制御するためのプログラム、文字,図形,画像,
音声などのデータを記憶するものである。RAM8は、
ディスク装置7から読み出したプログラムを格納した
り、制御上必要な各種データを一時的に格納するために
用いられるものである。ポインティングデバイスのひと
つであるタッチパネル9は、前述したようにCRTディ
スプレイ2上に装着されており、CRTディスプレイ2
に表示される画面上のリンクマークとしてのボタンの指
定に用いられ、指定されたボタンを示す信号を出力する
ものである。
【0019】反射型光電センサ5(以下、単に光電セン
サという。)は、訪問者がCRTディスプレイ2に近づ
き所定距離内に存在しているときその人体からの光反射
を検知してオン信号を出力するものである。CPU6
は、所定のプログラムに従って、初期画面の表示処理、
先に述べた自動表示ループ処理および選択閲覧処理、反
射型光電センサ5からの出力信号に基づいて訪問者がC
RTディスプレイ2(自動案内装置1)のところにちょ
うど来たところであることを検知して、その訪問者に対
して所定の情報を提供する処理などを行うものである。
【0020】図3は、この発明によるハイパーテキスト
型自動案内装置の動作の手順の一例を示すフローチャー
トである。図4は図3におけるステップP2の処理手順を
説明するためのフローチャートである。以下、図3及び
図4を参照しながら、訪問者によって利用されていない
時は音声案内をしない状態で初期画面を表示するように
した場合における自動案内装置の動作の一例を説明す
る。
【0021】まず、ステップP1において、主メニューを
示す初期画面が各メニューを指定するためのリンクマー
クとしてのボタンとともに表示される。ステップP2で
は、反射型光電センサ5からの出力信号を読み込むこと
により、訪問者がCRTディスプレイ2(自動案内装置
1)のそばに来て立ち止まったところか否かの判定、つ
まり訪問者がちょうど来たところか否かの判定がなされ
る。
【0022】このステップP2における判定は、光電セン
サ5からの出力信号を例えば1秒毎に読み込むことによ
り、図4に示す手順で行われる。まず、ステップP2a で
光電センサ5が今回オンとなっている否かが判定され
る。NOの場合、すなわち訪問者がCRTディスプレ
イ2(自動案内装置1)のそばにいないと判断される場
合には、後述するステップP3に進む。ここでYESの場
合にはステップP2b に進み、光電センサ5が前回オンと
なっていたか否かが判定される。
【0023】ステップP2b でNOの場合、すなわち訪
問者がCRTディスプレイ2(自動案内装置1)の前を
単に通り過ぎただけであると判断される場合には、ステ
ップP3に進む。ステップP2b でYESの場合にはステッ
プP2c に進み、光電センサ5が前々回オフとなっていた
か否かが判定される。ステップP2c でNOの場合、すな
わち訪問者がCRTディスプレイ2(自動案内装置
1)の前にすでに来て立ち続けている状態であると判断
される場合には、ステップP3に進む。ステップP2c でY
ESの場合には後述するステップP4に進む。
【0024】上記のようにして、図3のステップP2にお
いて、訪問者がちょうど来たところか否かの判定がなさ
れる。ステップP2でNOの場合はステップP3に進み、Y
ESの場合は後述するステップP4に進むことになる。こ
の場合、ステップP2で訪問者がちょうど来たところであ
ると判定されるまでは、ボタンが指定されたか否かの判
定がなされるステップP3においてYESとなることはな
いので、再度、ステップP2へ戻ることになる。
【0025】そして、ステップP2においてYESの場
合、すなわち訪問者がちょうど来たところである場合に
は、ステップP4で「よくいらっしゃいました。ボタンを
選んでタッチ操作して下さい」などの訪問者への利用を
促すための予めリンク付けされている案内用音声データ
が読み出され出力された後、ステップP2へ戻る。
【0026】次いでステップP2では、光電センサ5から
の出力信号を読み込むことにより、訪問者がCRTディ
スプレイ2(自動案内装置1)の前にすでに立っている
と判断してNOとなる。以後、自動案内装置1を現在利
用している訪問者が立ち去り、次の訪問者がちょうど来
たところであることが判定されるまで、NOと判定され
るステップP2、ステップP3、後述するステップP5が循環
されることになる。
【0027】このように循環される状態において、ステ
ップP3でYESの場合、すなわち訪問者によって初期画
面上に表示されているボタンが指定された場合には、ス
テップP5において、そのボタンに対応する予めリンク付
けされた次表示用の画面単位のデータを読み出し、その
画像データをCRTディスプレイ2に与えるとともに、
音声データがリンク付けされているときにはこの音声デ
ータをスピーカ3に与える。これにより、初期画面が更
新され、読み出されたデータを示す画面が表示されると
ともに、その画面に関する音声解説がなされる。
【0028】このように、この実施例では、ステップP2
で訪問者がちょうど来たところであるという判定がなさ
れる場合以外では、NOと判定されるステップP2、ステ
ップP3、ステップP5が循環されるようになっている。し
たがって、この間において、訪問者によって、画面上に
表示されるボタンが次々と指定されることにより、ボタ
ンに対応する予めリンク付けされた次表示用の画面単位
のデータが読み出され、種々の情報の閲覧が行われるこ
とになる。
【0029】なお、読み出される画像データを示す各画
面には初期画面を示すデータがリンク付けされるととも
に、画面の表示には表示時間(例えば60秒程度)が設定
されている。ステップP5においては、図示省略している
が、自動案内装置1を現在利用していた訪問者が立ち去
り上記表示時間中にボタンが指定されないときには、初
期画面用データを読み出しCRTディスプレイ2に初期
画面を表示する処理が行われる。
【0030】このように、訪問者がちょうど来たところ
であることを検知して予めリンク付けされている案内用
音声を出力するようにしたものであるから、従来の自動
案内装置のように利用されていない時にも案内用音声を
機械的に繰り返し出力するようにしたものに比べて、他
の展示物などを見学している周りの人に対して騒音の種
になるという不具合を改善することができる。
【0031】図5はこの発明によるハイパーテキスト型
自動案内装置の動作の手順の他の例を示すフローチャー
トである。図6は図5のフローチャートに示す動作手順
による表示画面の状態を説明するための図である。以
下、図5および図6を参照しながら、訪問者によって利
用されていない時は音声案内をしない状態で上述した自
動表示ループ処理を訪問者の注意を引きつけるために行
うようにした場合における自動案内装置の動作の一例を
説明する。
【0032】まず、ステップN1において自動表示ループ
用初期画面aを表示する。ステップN2では、光電センサ
5からの出力信号を読み込むことにより、訪問者がちょ
うど来たところか否かが判定される(図4参照)。ステ
ップN2でNOと判定される場合は、上述したように、
訪問者がCRTディスプレイ2(自動案内装置1)のそ
ばにいないと判断されるとき、訪問者がCRTディス
プレイ2(自動案内装置1)の前を単に通り過ぎただけ
であると判断されるとき、訪問者がCRTディスプレ
イ2(自動案内装置1)の前にすでに来て立ち続けてい
る状態であると判断されるときである。この場合、上記
のときについてはステップN2でYESと判定された後
のこととなるので後述し、理解を容易にするために、ま
ず、上記,にときについて説明する。
【0033】ステップN2でNOと判定されるとステップ
N3に進み、ステップN3において表示中画面の表示時間が
タイムアップしたか否かが判定される。ステップN3でY
ESの場合は後述するステップN4に進み、NOの場合に
はステップN5に進み、ステップN5でボタンが指定された
か否かの判定がなされる。この場合、ステップN2で訪問
者がちょうど来たところであると判定されるまではステ
ップN5ではYESとなることはないので、ステップN2へ
戻ることが繰り返されることになる。
【0034】そして、NOと判定されるステップN2を介
してステップN3に進み、ステップN3において現在表示さ
れている上記自動表示ループ用初期画面aの表示時間が
タイムアップしたと判定された場合(ステップN3でYE
S)にはステップN4に進む。このステップN4において、
この実施例では、現在の表示中画面である自動ループ用
初期画面aにタイムアップ後の次表示用画面データを示
す第1リンクとしてリンク付けされた画面データを読み
出し表示するようにしている。
【0035】これにより、自動表示ループ用初期画面a
が更新されて次画面bがCRTディスプレイ2に表示さ
れることになる。なお、このとき、ステップN3での判定
に用いられるタイムアップ時刻も更新された画面(この
場合は画面b)の表示時間に合わせて更新されるように
なっている。また、自動表示ループ処理される人目を引
く各画面の表示時間は数秒程度に設定されている。
【0036】このようにして、ステップN2において訪問
者がちょうど来たところであると判定されるまでは、N
Oと判定されるステップN2、ステップN3、ステップN4、
及びNOと判定されるステップN5が循環されることによ
り、自動表示ループ処理が行われる。
【0037】このように循環される状態において、ステ
ップN2においてYESの場合、すなわち訪問者がちょう
ど来たところである場合には、ステップN7において、自
動表示ループ用の各画面に第2リンクとしてリンク付け
されている主メニューを示す初期画面jのデータが読み
出されてCRTディスプレイ2に画面表示される。つま
り、訪問者がちょうど来たところで、上記自動表示ルー
プ処理にて表示されていた画面が更新されて、初期画面
jが表示される。
【0038】以後、以下に説明するように、自動案内装
置1を現在利用している訪問者が立ち去るまで、画面上
に表示されたボタンが訪問者によって指定されると、そ
のボタンに対応する予めリンク付けされた画面単位のデ
ータを読み出し表示するという選択閲覧処理が行われる
ことになる。なお、選択閲覧処理される各画面の表示時
間は、訪問者が表示画面の内容を理解しボタンを指示す
ることによる選択項目の決めるのに充分な時間として例
えば60秒程度に設定されている。
【0039】上記ステップN7で初期画面jが表示された
後、ステップN5に進み初期画面j上に表示されたボタン
が指定された否かが判定される。ボタンが指定されてい
なければステップN2に戻る。ここで、訪問者によってボ
タンが指定されると(ステップN5でYESの場合)、ス
テップN6において、そのボタンに対応する予めリンク付
けされた次表示用の画面単位のデータを読み出し、その
画像データをCRTディスプレイ2に与えるとともに、
音声データがリンク付けされているときにはこの音声デ
ータをスピーカ3に与えた後、ステップN2に戻る。これ
により、初期画面jが更新され、読み出された画像デー
タを示す画面(例えば画面k)が表示されるとともに、
その画面に関する音声解説がなされる。
【0040】ステップN2では、反射型光電センサ5から
の出力信号を読み込むことにより、訪問者がすでにCR
Tディスプレイ2の前に立って利用中のときであること
から(上記)NOという判定がなされ、ステップN3に
進みこのステップN3において現在表示されている画面の
表示時間がタイムアップしたか否かが判定される。ステ
ップN3でYESの場合は後述するステップN4に進み、N
Oの場合にはステップN5に進み、ステップN5でボタンが
指定されたか否かの判定がなされる。ステップN5でNO
の場合はステップN2に戻り、YESの場合はステップN6
に進み、ステップN6において、再び、訪問者によって指
定されたボタンに対応する予めリンク付けされた次表示
用の画面単位のデータが読み出されて表示されることに
なる。
【0041】そして、自動案内装置1を現在利用してい
る訪問者が立ち去り、ステップN3でYESの判定がなさ
れると、ステップN4において、この実施例では、表示中
画面である選択閲覧処理用の各画面にタイムアップ後の
次表示用画面データを示す第1リンクとしてリンク付け
された自動表示ループ用初期画面aデータが読み出さ
れ、その画面aがCRTディスプレイ2に表示される。
以後、光電センサ5からの出力信号を読み込むことによ
りステップN2で訪問者がちょうど来たところであると判
定されるまで、再度、上記自動表示ループ処理が行われ
ることになる。
【0042】このように、訪問者がCRTディスプレイ
2(自動案内装置1)のそばにいない時には人目を引く
一連の画面を短い時間間隔で次々と表示し、訪問者がち
ょうど来たところであることを検知して上記自動表示ル
ープ処理されていた画面を更新し、主メニューを示す初
期画面を表示するようにしたものであるから、自動案内
装置1に訪問者の注意を音声によらず引きつけることが
できるとともに、訪問者に対してタイミングよく利用を
促すことができ、訪問者は初期画面を見て希望するメニ
ューを選択してそのメニューに関する情報を閲覧するこ
とができる。
【0043】
【発明の効果】この発明によるハイパーテキスト型自動
案内装置は、表示装置のそばにいる訪問者の有無を検知
する訪問者検知センサを備え、訪問者検知センサからの
検知信号に基づいて、訪問者がちょうど来たときに予め
リンク付けされたデータが表示装置、音声出力装置に与
えられるように構成されている。
【0044】これにより、例えば、訪問者によって利用
されていない時は案内用音声を出力することなく主メニ
ューを示す初期画面を表示装置に表示しておき、訪問者
がちょうど来たところであることを検知し、訪問者に対
して利用を促す旨の案内用音声をタイミングよく出力す
ることができ、案内用音声を機械的に繰り返し出力する
ようにしたものに比べ他の展示物などを見学している周
りの人に対して騒音の種になるという不具合を改善でき
る。
【0045】また、例えば、訪問者によって利用されて
いない時は訪問者の注意を引きつけるために一連の所定
の画面を短い時間間隔で次々と表示装置に表示するよう
にしておき、訪問者がちょうど来たところであることを
検知して、上記表示されている画面を更新して主メニュ
ーを示す初期画面を表示装置に表示することにより、こ
の自動案内装置に訪問者の注意を音声によらず引きつけ
ることができるとともに、訪問者に対してタイミングよ
く利用を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるハイパーテキスト型
自動案内装置の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示すハイパーテキスト型自動案内装置の
電気的構成の要部を示すブロック図である。
【図3】この発明によるハイパーテキスト型自動案内装
置の動作の手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】図3でのステップP2の処理手順を説明するため
のフローチャートである。
【図5】この発明によるハイパーテキスト型自動案内装
置の動作の手順の他の例を示すフローチャートである。
【図6】図5のフローチャートに示す動作手順による表
示画面の状態を説明するための図である。
【図7】ハイパーテキスト型自動案内装置における表示
装置に表示される画面の一例を模式的に示す図である。
【図8】ハイパーテキスト型自動案内装置における表示
装置に表示される画面の他の例を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1…ハイパーテキスト型自動案内装置 2…CRTディ
スプレイ 3…スピーカ 4a,4b…スリット孔 5…反
射型光電センサ 6…CPU 7…ディスク装置 8…
RAM 9…タッチパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/00 A 8121−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字,図形,画像などを表示する表示装
    置と音声を出力する音声出力装置とを有する出力装置
    と、文字,図形,画像,音声などのデータを記憶する記
    憶装置と、画面単位における前記データ間の関連性を定
    めるリンクとして扱われ前記表示装置の画面上に表示さ
    れるリンクマークが指定されることにより、指定された
    リンクマークに対応する予めリンク付けされた画面単位
    のデータを前記記憶装置から読み出し、前記出力装置に
    与えるデータ読み出し手段とを備え、所定箇所に設置さ
    れて訪問者に案内情報を提供するハイパーテキスト型自
    動案内装置において、前記表示装置のそばにいる訪問者
    の有無を検知する訪問者検知センサを備え、前記データ
    読み出し手段は、前記訪問者検知センサからの検知信号
    に基づいて、訪問者がちょうど来たときに予めリンク付
    けされたデータを前記出力装置に与える制御をも行うこ
    とを特徴とするハイパーテキスト型自動案内装置。
JP24118391A 1991-09-20 1991-09-20 ハイパーテキスト型自動案内装置 Pending JPH0581294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24118391A JPH0581294A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 ハイパーテキスト型自動案内装置

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JP24118391A JPH0581294A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 ハイパーテキスト型自動案内装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0962395A (ja) * 1995-08-24 1997-03-07 Masayuki Oguri 情報案内システム
JP2010091962A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Denso Corp 情報処理装置,インタフェース提供方法およびプログラム
JP2021068112A (ja) * 2019-10-21 2021-04-30 クボタ環境サ−ビス株式会社 見学設備及び見学設備の制御システム

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