JPH0581281A - チワン語入力装置 - Google Patents

チワン語入力装置

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JPH0581281A
JPH0581281A JP3240966A JP24096691A JPH0581281A JP H0581281 A JPH0581281 A JP H0581281A JP 3240966 A JP3240966 A JP 3240966A JP 24096691 A JP24096691 A JP 24096691A JP H0581281 A JPH0581281 A JP H0581281A
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JP
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character
consonant
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characters
key
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JP3240966A
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Jin Sugano
▲じん▼ 菅野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、チワン文字を打鍵入力するチワン
語入力装置において、入力キーの数を削減し、かつチワ
ン語の全ての音節を最多3打鍵で入力を可能とすること
により、使い勝手の良いチワン語入力装置の提供を目的
とする。 【構成】 キーボードには、チワン語の頭子音と介子音
とを同時に入力するキーと、母音文字と声調文字とを同
時に入力するキーと、末子音文字を入力するキーとを設
けて、チワン語の音節を末子音のある文字で3回の打鍵
で入力するように構成する。更に頭子音と介子音の入力
モード、母音文字と声調文字の入力モード、末子音入力
モードを設け、1打鍵毎に入力モードを切り替えること
により、上記各文字入力キーを共通のキーに割り付ける
ことを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中華人民共和国の南部に
住むチワン族が使用する言語であるチワン語の文字を打
鍵入力するチワン語入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チワン族は主に中華人民共和国の広西チ
ワン族自治区に住み,人口は1300万人強であり,中
国では漢民族の次に人口が多く,他の少数民族よりも圧
倒的に人口が多い少数民族である。
【0003】チワン語は主にチワン族の間で使用されて
いる民族言語であり,チワン族が有力な少数民族である
ので、,中国の主要少数民族言語の一つとしての地位を
得ている。
【0004】チワン語を表す現在のチワン文字はローマ
字を基に作られており,この文字は1957年に中国国
務院より承認され,同年正式に実施されたものである。
チワン語の子音,母音や声調を表すチワン文字を表1に
示す。
【0005】
【表1】 このように,チワン文字には,一般のアルファベットの
外に特殊な文字が使用されている。
【0006】そのため,従来のチワン語入力装置は,ア
ルファベットの外に,独特な文字も入力できるキーを用
意し,アルファベット単位でチワン文字を打鍵入力する
ものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし,前記のような
チワン文字を打鍵入力する装置は,チワン語の1音節を
入力するのに,多くの打鍵回数を必要とするものであ
る。
【0008】前記のようなチワン文字を打鍵入力する装
置では,頭文字,介子音文字,母音文字,末子音文字,
声調文字の順でチワン文字を打鍵入力するが,1音節を
表すチワン文字をアルファベット(あるいは上記特殊な
文字)単位で入力するため,最多の場合は頭子音文字を
1打鍵,介子音文字を1打鍵,母音文字を2打鍵,末子
音文字を1打鍵,声調文字を1打鍵、合計6打鍵で入力
しなければならなかった。
【0009】本発明は上の課題に鑑みされたものであ
り,入力者が操作し易いように入力キーの数を削減し,
かつチワン語の全ての音節が2打鍵(末子音がない音
節)または3打鍵(末子音がある音節)で入力できる打
鍵回数が少ない,使い勝手の良いチワン語入力装置の提
供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する第
一の発明(請求項1,2)は,チワン文字を打鍵入力す
るチワン語入力装置において,キーボード1には、チワ
ン語の頭子音文字と介子音文字とを同時に入力するキー
と、母音文字と声調文字とを同時に入力するキーと、末
子音文字を入力するキーとを設けて、チワン語の音節を
末子音がない音節は2回の打鍵で入力し、末子音がある
音節は3回の打鍵で入力するように構成したことを特徴
とするチワン語入力装置である。
【0011】また、前記キーボード1に、頭子音文字と
介子音文字とを入力するキー12.14と、末子音文字
を入力するキー11.13とは別個のキーを割当て、チ
ワン文字を入力するモードとして、頭子音文字と介子音
文字とを入力するモードと、母音文字と声調文字とを入
力するモードと、末子音文字を入力するモードとを設
け、文字コードを作成する手段2,3は、前記入力モー
ドを認識する手段7を設け、前記キーボード1からキー
コードを受け取ったときは該キーコード及び該モードが
示す値との両方に基づいて文字コードを作成し、その後
で前記入力モードを切り替えるようにし、且つ末子音文
字入力モードの時に、頭子音文字と介子音文字とを入力
するキー12,14が打鍵されたことを判別した時は入
力モードを頭子音文字及び介子音文字の入力モードに切
り替えた後で、該モードに基づき対応する文字コードを
発生するように構成した。
【0012】前記の課題を解決する第二の発明(請求項
3)は、チワン文字を打鍵入力するチワン語入力装置に
おいて、キーボード1と、該キーボード1が発生するキ
ーコードに基づいて文字コードを作成する手段2,3
と、該文字コード作成手段2,3により作成された文字
コードを音節毎に格納する文字コードバッファ4と、該
文字コードバッファ4に声調を示す文字コードが格納さ
れた後で、末子音文字コードが作成された時には、該声
調文字コードを該末子音文字コードの後に入れ換えて該
文字コードバッファ4に格納する正書法チェック手段5
とを設けて構成したことを特徴とするチワン語入力装置
である。
【0013】
【作用】第一の発明では,チワン文字を入力するときの
打鍵回数を少なくするために,チワン文字を頭子音文字
(介子音が付くものを含む),母音文字及び声調文字,
末子音文字の3部分に分け,チワン語の各音節を表す文
字を打鍵入力するときに,第1打鍵で頭子音文字(介子
音が付くものを含む)が入力でき,第2打鍵で母音文字
及び声調文字が入力でき,更に末子音がある音節は第3
打鍵で末子音文字が入力できるようにした。更にこのよ
うなチワン語入力装置において、キー数を削減するため
に、頭子音文字を入力するキーと末子音文字を入力する
キーとは同一の子音文字であっても別個のキーとして割
り当てると共に、各打鍵に対応したモードを設けた。こ
れにより頭子音文字入力キーと母音声調文字入力キー、
且つ/又は末子音文字入力キーと母音声調入力キーとを
共通のキーに割り当てても現在の入力モードを認識する
ことにより正しい文字入力が可能となり、キー数を削減
することができる。
【0014】また、第二の発明では,声調文字がある音
節については、声調文字は末子音文字の後に表記され
る。このため、母音文字と声調文字とが同時に入力がな
されると、その後で末子音が入力された時には、末子音
文字コードを母音文字コードの後に続け、その後に声調
文字コードが来るように声調文字コードをシフトするよ
うにした。このため、キー数を削減するために母音文字
と声調文字とを同時に入力する構成を採用しても、表示
に矛盾のないチワン語文字入力を実現できる。
【0015】
【実施例】以下図面に基づき本発明の一実施例を詳細に
説明する。まず,図1のチワン語入力装置の構成を説明
する。
【0016】図1中,1はキーボードであり,キー配列
の1例は図2に示されている。2は文字コードテーブル
であり,キーボード1にある文字入力キーが打鍵された
ときに発生するキーコードに対して,異なる入力モード
時に異なる文字コード列に変換するコード対応表が格納
されているものである。該文字コードテーブルを使用す
れば,例えば頭子音及び介子音の入力モード時(以下頭
子音入力モードとする)にはキーコードを頭子音文字コ
ード列に変換し,母音及び声調の入力モード時(以下母
音入力モードとする)にはキーコードを母音文字コード
列と声調文字コード列に変換し,末子音入力モード時に
はキーコードを末子音文字コード列に変換することがで
きる。
【0017】3はキーボード1から送られるキーコード
に基づき文字コードテーブル2をアクセスし,文字コー
ド列を読み出して出力する文字コード出力手段である。
また,本実施例の装置においてはモードフラグ7が設け
られている。この文字コード出力手段3は,キーボード
1からのキーコードと(キーボード1には後述するよう
にシフトキー15,16があるので,複数のキーコード
が送られるときもある),このモードフラグ7の値に基
づいて文字コードテーブル2をアクセスするためのアド
レスを作成し,文字コードを読み出すものである。
【0018】4は文字コード出力手段3が出力する文字
コード列を格納する文字コードバッファである。5はチ
ワン語の正書法に基づき,正しい綴りの文字コード列を
出力するためにある正書法チェック手段である。
【0019】6は表示手段であり,ディスプレイ60と
図示しない画面コードバッファ,キャラクタジェネレー
タ等により構成されるものであり,文字コードバッファ
4に格納されている文字コード列を画面に表示するもの
である。
【0020】この図1に構成を示した本実施例の装置の
動作については,後でより詳しく説明する。図2は本実
施例のキーボード1のキー配列を説明する図であり,チ
ワン語の入力に使用するキーを大きく左手部の文字入力
キー,右手部の文字入力キー,左シフトキー,右シフト
キーに分けている。以下,このような配置を採用した理
由を説明する。
【0021】まず頭子音文字を入力するキーの割当てを
図3を用いて説明する。図3に示すように、三段あるキ
ー配列のうち中段及び下段の入力キー12,14には,
チワン語で使用されている全ての頭子音文字22個及び
ゼロ子音「?」が割当てられている。
【0022】頭子音がなく,母音から始まる音節は,ま
ずゼロ子音「?」を打鍵してから母音等を入力するよう
に定める。なお,ゼロ子音が打鍵されたとき,その記号
「?」はディスプレイ60には表示されない。
【0023】各キーの下段にある頭子音文字は,該文字
が割当てられた文字入力キーを単独打鍵して入力する。
また、各キーの上段にある2文字目がyである頭子音文
字は,該文字が割当てられた文字入力キーと左シフトキ
ー15を同時打鍵して入力する。各キーの上段にある2
文字目がvである頭子音文字は,該文字が割当てられた
文字入力キーと右シフトキー16を同時打鍵して入力す
る。
【0024】次に母音声調文字を入力するキーの割当て
を図4で説明する。図4において,各母音文字は左手部
の文字入力キー11,12と右手部の文字入力キー1
3,14に一対ずつ割当てられている。本実施例は母音
文字を11種類にまとめているが,この11個の母音文
字を左手部にある11個の文字入力キーと右手部にある
11個の文字入力キーの双方に割り当てたのは,母音文
字と声調文字を同時に入力するためである。
【0025】チワン語の声調は8種類あるが,このうち
第7声調と第8声調は末子音文字を使って声調を表すた
め,本実施例では第7声調と第8声調を表すキーを末子
音入力キーとして用意し,母音声調文字の入力キーは第
1声調から第6声調までの母音を入力の対象とする。
【0026】母音声調文字は次に示す例のように打鍵入
力する。第1声調の母音は右手部の文字入力キー13,
14を単独打鍵して入力する。第2声調の母音は左手部
の文字入力キー11,12を単独打鍵して入力する。
【0027】第3声調の母音は右手部の文字入力キー1
3,14と右シフトキー16とを同時打鍵して入力す
る。第4声調の母音は左手部の文字入力キー11,12
と左シフトキー15とを同時打鍵して入力する。
【0028】第5声調の母音は右手部の文字入力キー1
3,14と左シフトキー15とを同時打鍵して入力す
る。第6声調の母音は左手部の文字入力キー11,12
と右シフトキー16を同時打鍵して入力する。
【0029】なお,第7声調と第8声調の入力は,母音
入力モードで第1声調の母音文字(声調符号なし)を打
鍵入力した後,第7声調であれば次の末子音入力モード
でp,t,kのいずれかを打鍵入力し,第8声調であれ
ば次の末子音入力モードでb,d,gのいずれかを打鍵
入力して行う。
【0030】次に末子音文字を入力するキーの割当てを
図5で説明する。末子音は全部で12種類ある。図5に
おいて,末子音の入力に使用する文字入力キーは上段に
配列されたキー11,13の合計9個用意され,同じ文
字入力キーに割当てられている末子音文字は同じ読みを
表し,声調の別によって使い分けるものである。
【0031】図5の各キーの下段にある文字は文字入力
キー11,13を単独打鍵して入力し,左手部の文字入
力キーの上段にある文字は左シフトキー15と同時打鍵
して入力し,右手部の文字入力キーの上段にある文字は
右シフトキー16と同時打鍵して入力する。
【0032】以上説明した図3,図4,図5のキー配列
を採用したのが図2のキーボードである。本実施例にお
いては,同じ文字入力キーに子音文字(頭子音文字また
は末子音文字)と母音声調文字の双方が割当てられてい
るが,図1の文字コード出力手段3は,文字コードを読
み出すためには現在打鍵されているのは頭子音文字であ
るか,母音声調文字であるか,末子音文字であるかを認
識する必要がある。
【0033】そこで文字コード出力手段3にモードフラ
グ7を設けることにより,現在のキー打鍵の入力モード
を区別できるようにした。モードフラグ7は頭子音入力
モード,母音入力モード,末子音入力モードの内,現在
どの入力モードにあるかを示すものであり,その初期値
は頭子音入力モードである。
【0034】次に本実施例における処理動作を,図1と
図2に加えて,図6および図7を用いて説明する。まず
本実施例の文字コード出力手段3の動作を図6のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0035】 入力待ち状態(101)で打鍵がなさ
れると、文字コード出力手段3はキーボード1が発生す
るキーコードによりチワン文字キーが打鍵されたのか否
か(例えば数字入力キーや装置の機能キーの打鍵による
ものか)を認識して(102)、チワン文字キーの打鍵
でなければ、入力キーに基づく処理(数字入力や、各種
機能の実行など)を行った後(103)、入力待ち状態
に戻る。
【0036】 チワン文字キーの打鍵であれば、文字
コード出力手段3はモードフラグ7の値を調べる。頭子
音入力モード時には(104),末子音文字入力キー1
1,13の打鍵は無効とする(105)。頭子音文字入
力キー12,14の打鍵であれば、該キーコードと頭子
音入力モードを示すモードフラグ7の値を基に文字コー
ドテーブル2を検索し、キーコードに対応する頭子音の
文字コードを出力した後(106),モードフラグ7を
母音入力モードを示す値に切り換える(107)。
【0037】 母音入力モード時には,全ての文字入
力キーの打鍵を有効とし,文字コード出力手段3は打鍵
によって発生したキーコードと母音入力モードを示すモ
ードフラグ7の値を基に文字コードテーブル2を検索
し,キーコードに対応する母音入力モードの文字コード
を出力した後(108),モードフラグ7を末子音入力
モードを示す値に切り換える(109)。なお、上記の
ように打鍵された入力キーの位置とシフトキー15.1
6の入力に基づき、第2〜第6声調が入力されたとき
は、入力キーに対応する母音文字コードに続いて、声調
文字コードも出力する。(文字コードテーブル2は入力
キーのキーコードとシフトキーのコードとモードフラグ
7の値に基づいてアクセスされるものであり、母音のコ
ードと声調のコードが組み合わされて格納されてい
る。) 末子音入力モード時には,全ての文字入力キー11
の打鍵を有効とするが入力された文字コードを判定し
(110),もし頭子音キー12,14が打鍵された
ら、モードフラグ7を頭子音入力モードを示す値に切り
替えた後(111)、上記106の頭子音文字入力処理
を実行する。一方末子音文字入力キー11,13が打鍵
されたときは、キーコードと末子音入力モードを示すモ
ードフラグ7の値を基に文字コードテーブル2を検索
し,キーコードに対応する末子音の文字コードを出力し
た後(112)、モードフラグ7を頭子音入力モードを
示す値に切り換える(113)。
【0038】文字コード出力手段3は,上に示す〜
の処理を繰り返す。この構成により,オペレータはチワ
ン語の音節を表す文字を頭子音文字,母音声調文字,末
子音文字の順に打鍵入力すれば,文字コード出力手段3
は子音文字と母音声調文字の双方が割当てられている文
字入力キーから,頭子音の入力,母音声調文字の入力,
末子音文字の入力を正しく認識して,文字コードを出力
することができる。
【0039】そして,入力された音節を表す文字をチワ
ン語の正書法で定められた綴りで表示するために,表示
手段6が文字をディスプレイ60に表示する前に,正書
法チェック手段5がチワン語の正書法に基づいて文字コ
ードバッファ4中の文字コードの綴りをチェックし,も
し修正する必要があれば正しい綴りの文字を文字コード
バッファ4に出力する。
【0040】正書法チェック手段5では,主に母音入力
モードの次に末子音文字入力キーが打鍵された場合は文
字コードバッファ4に格納された文字コードの値を調べ
て母音文字の後に声調文字があるかどうかをチェックし
(第2声調〜第6声調の声調文字コードがあるかをチェ
ックする),もしあれば文字コードバッファ4中の声調
文字コードを入力された末子音の後にシフトする処理を
行う。
【0041】更に図7によりチワン語の具体的な入力例
を説明する。左側のブロックは打鍵されたキーを示し,
中側のブロックは左側ブロックの打鍵に基づく文字コー
ド出力手段3及び正書法チェック手段5による処理を示
している。
【0042】また右側のブロックはディスプレイ60の
表示を示すものである。これは中側のブロックに示す文
字コード出力手段3及び正書法チェック手段5による出
力の画面表示を示している。
【0043】イ) まず文字入力キー14Aが打鍵され
ると(201),初期状態ではモードフラグは頭子音入
力モードの値であるので,頭子音文字gが文字コードバ
ッファ4に書き込まれ,その後モードフラグ7を母音入
力モードの値に切り換える(202)。そしてディスプ
レイ60にはgが表示される(203)。
【0044】ロ) 文字入力キー12Bが打鍵されると
(211),モードフラグは母音入力モードの値である
ので,母音文字コード及び第2声調の声調文字コードが
文字コードバッファ4に書き込まれ,その後モードフラ
グ7を末子音入力モードの値に切り換える(212)。
そしてディスプレイ60には母音と第2声調を示す文字
が表示される(213)。
【0045】ハ) 文字入力キー12Cが打鍵されると
(221),これは頭子音文字入力キーであるため,モ
ードフラグ7を末子音入力モードから頭子音入力モード
の値に切り換えて,頭子音文字mが文字コードバッファ
4に書き込まれ,その後モードフラグ7を母音入力モー
ドの値に切り換える(222)。そしてディスプレイ6
0にはmが表示される(223)。
【0046】ニ) 文字入力キー14Dと左シフトキー
15が同時打鍵されると(231),モードフラグは母
音入力モードの値であるので,母音文字コードと第5声
調を示す文字コードが文字コードバッファ4に書き込ま
れ,その後モードフラグ7を末子音入力モードの値に切
り換える(232)。そしてディスプレイ60には母音
と第5声調を示す文字が表示される(233)。
【0047】ホ) 文字入力キー13Eが打鍵されると
(241),モードフラグは末子音入力モードの値であ
り、かつ末子音文字入力キーの打鍵であるので,末子音
文字が文字コードバッファ4に書き込まれ,その後モー
ドフラグ7を頭子音入力モードの値に切り換える(24
2)。そして正書法チェック手段5は母音文字の後にあ
る声調文字を末子音文字の後にシフトしてディスプレイ
60に表示する(243)。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
頭子音文字を1打鍵で入力し,母音声調文字を1打鍵で
入力し,末子音文字を1打鍵で入力することを可能とし
たので、チワン語の全ての音節が2打鍵(末子音がない
音節)または3打鍵(末子音がある音節)で入力でき,
打鍵回数が少なくなる。
【0049】また,子音文字と母音声調文字を同一のキ
ーで入力できるため、入力装置のキー数を削減すること
ができ,入力が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチワン語入力装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1におけるチワン語入力装置のキーボード1
のキー配列を説明する図である。
【図3】図2におけるキーボード1の頭子音文字入力キ
ーの割当てを説明する図である。
【図4】図2におけるキーボード1の母音声調文字入力
キーの割当てを説明する図である。
【図5】図2におけるキーボード1の末子音文字入力キ
ーの割当てを説明する図である。
【図6】本発明の一実施例の文字コード発生手段の動作
を説明するフローチャートである。
【図7】本発明のチワン語入力装置によるチワン文字入
力の具体例を示す図である。
【符号の説明】 1 キーボード 2 文字コードテーブル 3 文字コード出力手段 4 文字コードバッファ 5 正書法チェック手段 6 表示手段 7 モードフラグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チワン文字を打鍵入力するチワン語入力装
    置において,キーボード(1)には、チワン語の頭子音
    文字と介子音文字とを同時に入力するキーと、母音文字
    と声調文字とを同時に入力するキーと、末子音文字を入
    力するキーとを設けて、チワン語の音節を末子音がない
    音節は2回の打鍵で入力し、末子音がある音節は3回の
    打鍵で入力するように構成したことを特徴とするチワン
    語入力装置。
  2. 【請求項2】前記キーボード(1)に、頭子音文字と介
    子音文字とを入力するキー(12,14)と、末子音文
    字を入力するキー(11,13)とは別個のキーを割当
    て、 チワン文字を入力するモードとして、頭子音文字と介子
    音文字とを入力するモードと、母音文字と声調文字とを
    入力するモードと、末子音文字を入力するモードとを設
    け、 文字コードを作成する手段(2,3)は、前記入力モー
    ドを認識する手段(7)を設け、前記キーボード(1)
    からキーコードを受け取ったときは該キーコード及び該
    モードが示す値との両方に基づいて文字コードを作成
    し、その後で前記入力モードを切り替えるようにし、 且つ末子音文字入力モードの時に、頭子音文字と介子音
    文字とを入力するキー(12,14)が打鍵されたこと
    を判別した時は入力モードを頭子音文字及び介子音文字
    の入力モードに切り替えた後で、該モードに基づき対応
    する文字コードを発生するように構成したことを特徴と
    する請求項1に記載のチワン語入力装置。
  3. 【請求項3】チワン文字を打鍵入力するチワン語入力装
    置において、 キーボード(1)と、 該キーボード(1)が発生するキーコードに基づいて文
    字コードを作成する手段(2,3)と、 該文字コード作成手段(2,3)により作成された文字
    コードを音節毎に格納する文字コードバッファ(4)
    と、 該文字コードバッファ(4)に声調を示す文字コードが
    格納された後で、末子音文字コードが作成された時に
    は、該声調文字コードを該末子音文字コードの後に入れ
    換えて該文字コードバッファ(4)に格納する正書法チ
    ェック手段(5)とを設けて構成したことを特徴とする
    チワン語入力装置。
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