JPH058096B2 - - Google Patents

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JPH058096B2
JPH058096B2 JP60096177A JP9617785A JPH058096B2 JP H058096 B2 JPH058096 B2 JP H058096B2 JP 60096177 A JP60096177 A JP 60096177A JP 9617785 A JP9617785 A JP 9617785A JP H058096 B2 JPH058096 B2 JP H058096B2
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ethylene
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WR Grace and Co
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    • B32B27/32Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyolefins
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の分野 本発明は、防風窓(storm window)として使
用することができる、延ばすことができ且つ熱収
縮しうる、熱可塑性フイルムに関するものであ
る。本発明の好適実施態様は線状低密度ポリエチ
レンの内側層と(1)線状低密度ポリエチレン、(2)線
状中密度ポリエチレン、(3)エチレン−酢酸ビニル
共重合体及び(4)1種またはそれ以上の紫外光安定
剤の4成分ブレンドから成る2表面層から成り、
それによつて望ましい物理的性質の組み合わせが
有利に結果する、上下対称的な3層フイルムから
成つている。 発明の背景 本発明は新規且つ有用な多層熱収縮性フイルム
配合物を目的とする。熱収縮フイルムの著るしい
特色は、一定の温度に暴露するときに、収縮し、
または、収縮を抑制している場合には、フイルム
内に収縮張力を生じるべきフイルムの能力であ
る。 収縮フイルムの製造は、この技術分野で公知で
あるように、一般に流動点または融点まで加熱し
てある熱可塑性樹脂材料を、押出しまたは共押出
しダイを通じて、管状または平面(シート)状の
何れかに押出し(単層フイルム)又は共押出し
(多層フイルム)することによつて、達成するこ
とができる。たとえば、公知の流水方法による冷
却のための押出し後急冷ののちに、比較的厚い
“テープ”押出物を、次いでその配向温度範囲内
の温度に再加熱し且つ延伸して、クリスタライト
及び/または材料の分子を配向又は整列させる。 与えられた材料または複数の材料に対する配向
温度範囲は、その材料を構成する異なる樹脂質重
合体及び/またはそのブレンドによつて異なる。
しかしながら、与えられた熱可塑性材料に対する
配向温度範囲は一般に、その材料の結晶融点より
も低いがその材料の二次転移点(時によるとガラ
ス転移点と呼ばれる)よりも高いということがで
きる。この温度範囲内で材料を有効に配向させる
ことは容易である。 “配向”または“配向した”という用語は、本
明細書中では一般に、材料のクリスタライト及
び/または分子の物理的な整列によつて材料の分
子的な配置を改変して、たとえば、収縮張力及び
配向解除応力のようなフイルムのいくつかの機械
的性質を改良するために、配向温度範囲内の温度
に加熱してある樹脂状の熱可塑性重合体材料を延
伸し且つ直ちに冷却することによつて達成される
加工段階及びその結果生じる製品特性を述べるた
めに用いる。これらの性質は共にASTM D
2838−81に従つて測定することができる。 延伸力を一方向に加えるときには一軸配向が生
じる。 延伸力を2方向で加えると二軸配向が生じる。 “配向した”という用語は本明細書中では“熱
収縮性”という用語と互換的に用いられるが、こ
れらの用語は何れも、延伸させ且つその延伸した
寸法を実質的に保持しながら冷却することによつ
て固定してある材料を指示する。配向した(すな
わち熱収縮性)材料は適当な高い温度に加熱する
ときは最初の未延伸(非伸張)寸法にもどる傾向
がある。 前記の如きフイルムの製造のための基本的方法
にもどると、フイルムは押出し(または多層フイ
ルムの場合には共押出し)ののち先ず、たとえ
ば、流水急冷によつて冷却し、次いでその配向温
度範囲内に再加熱し且つ延伸によつて配向させる
ことを知ることができる。配向のための延伸は、
たとえば、“吹込みバブル”または“幅出し”に
よるというような、多くの方法で達成することが
できる。これらの方法はこの分野の専門家には公
知であつて、配向手順と呼ばれ、それによつて材
料を交差すなわち横方向(TD)及び/または縦
すなわち機械方向(MD)に延伸する。延伸した
のち、フイルムを実質的にその延伸した寸法を保
ちながら迅速な急冷によつてフイルムを急速に冷
却し、かくして配向(整列)した分子配置をセツ
トすなわち固定する。 いうまでもなく、ほとんどまたは全く配向を有
していないフイルムを所望する場合、たとえば非
配向すなわち非熱収縮性フイルムを所望する場合
には、フイルムを非配向性の材料から形成させて
もよいし、あるいは配向性の材料から形成させる
場合にはそれを熱膨張さればよい。熱膨張フイル
ムの形成においては、フイルムを押出しまたは共
押出しの直後に冷却するのではなくて、押出しの
短時間ののち、フイルムがなお材料の配向温度範
囲よりも高い温度にある間に先ず延伸する。然る
のち、フイルムを公知の方法によつて冷却する。 この分野に熟達している者は、この方法及び生
成するフイルムが実質的に非配向特性を有してい
るという事実は公知のことである。非配向フイル
ムを形成させるための他の方法もまた周知であ
る。 たとえば、キヤスト押出し又はキヤスト共押出
しの方法は、同様にこの分野の者には公知であ
る。 延伸の程度は与えられたフイルム中に存在する
配向の程度すなわち量を制御する。比較的大きな
配向度は一般に、たとえば、収縮張力及び配向解
除応力の値の増大によつて証明される。すなわ
ち、一般的に言つて、同じ材料から他は同じ条件
下に製造したフイルムに対しては、比較的大きな
程度に延伸、すなわち配向、させてあるフイルム
は、自由収縮、収縮張力及び/または配向解除応
力に対する比較的大きな値を表わす。前記のよう
に、最後の二つの値はASTM D−2838−81に従
つて測定すべきである。第一の値はASTM
D2732−70(1976年再承認)に従つて測定すべき
である。 延伸配向させた分子配置を固定させたのち、フ
イルムをロールとして貯蔵して、広範囲の商品を
しつかりと包装するために使用する。これに関し
ては、小袋または袋を形成させることが必要且つ
適切である場合には先ず収縮フイルムをそれ自体
に対してヒートシールし、次いでその中に包装す
べき製品を挿入したのち、袋または小袋をヒート
シール又は、たとえばクリツピングのような他の
適当な手段によつて閉じることによつて、製品を
熱収縮性フイルム中に封入することができる。 材料を吹込みバブル方法によつて製造した場合
には、材料はなお管状をしているか、又は裂き且
つ開くことによつて、フイルム材料のシートとな
つていることもある。あるいは、材料のシートを
用いてトレー中にある商品をオーバーラツプする
こともできる。これらの包装方法は、この分野の
習熟者にはすべて公知である。然るのち、封じた
製品を、たとえば、熱空気または熱水トンネル中
に通じることによつて高い温度にさらせばよい。
これは製品の回りにおいて取り囲んでいるフイル
ムの収縮を生じさせて製品の輪郭にぴつたりと一
致するとぴんと張つた包装が生じる。前記のよう
に、フイルムシート又は管から袋又は小袋を形成
させ、然るのち製品の包装に使用することもでき
る。この場合に、フイルムを管として形成せしめ
るときには、先ず管状のフイルムを裂いてフイル
ムのシートを形成させ、然るのちそのシートを袋
又は小袋の形態とすればよい。このような袋又は
小袋を生じさせるための方法は、同様に、この分
野の習熟者には公知である。 熱収縮フイルムのもう一つの別の用途は低価格
に二重窓の形成である。この用途においては、材
料のシートを窓枠に張り付け、然るのち、たとえ
ば手持ちの電気ヘアドライヤーの使用によつて熱
収縮させることによつて、フイルムをぴんと張ら
せ且つ窓の外観を改善させればよい。あるいはま
た、フイルムを窓枠又はハウジングを越して引つ
張り且つ張り付け後の熱収縮なしにそれに張り付
けることもできる。 フイルムの製造のための上記の全般的な概要は
すべて総括的な意味のものではなく、この分野の
習熟者にはこのような方法は公知であろう。たと
えば米国特許第4274900号;4229241号;4194039
号;4188443号;4048428号;3821182号及び
3022543号を参照するとよい。これらの特許の開
示は一般にこのような方法を代表するものであつ
て参考としてここに編入せしめる。 この種のフイルムの製造のためのその他の方法
は、この分野の者には公知である。公知の別法の
一つは、前記のような押出し又は共押出し方法に
よるのではなくて、押出しコーテイングによつて
多層フイルムを形成させる方法である。押出しコ
ーテイングにおいては先ず管状層を押出し、然る
のち追加の一層又は複数の層を順次最初の管状層
又は後続する層の外側表面上に被覆する。この方
法の例は米国特許第3741253号である。この特許
は一般に押出しコーテイング法の代表例であつ
て、参考としてここに編入せしめる。 フイルムの形成のためのその他の多くの変更方
法が、この分野の者には公知である。たとえば、
多数の層を先ず共押出しし、然るのち、追加の層
をその上に押出し被覆する。2本の多層管をそれ
ぞれ共押出しし、それらの管中の一方を他方上に
押出し被覆または積層させる。フイルム形成のた
めの押出しコーテイング方法は、一層以上のフイ
ルムに一層以上の他の層に対して有害と思われる
処理を施すことが望ましい場合には、全フイルム
を共押出しする方法よりも好ましいものと思われ
る。このような情況の例は塩化ビニリデンと塩化
ビニルの一種またはそれ以上の共重合体から成る
酸素バリヤー層を含有するフイルムの一層又はそ
れ以上の層を照射することが望ましい場合であ
る。 この分野の習熟者は一般に、照射はこのような
酸素バリヤー層組成物に対して有害であることを
認めいる。それ故、押出しコーテイングによつ
て、先ず第一の層を押出し又は共押出しし、その
層に放射線を照射し、然るのち酸素バリヤー層を
押出し被覆し、且つ必要に覆じ順次押出した照射
ずみの管の外側表面上に他の層を共押出しすれば
よい。 この連続操作は第一の層の照射架橋を、酸素バ
リヤー層又はその他の次々に付加した層を照射の
有害な作用にさらすことなしに、達成することを
可能とする。 全フイルム又はその一層以上の層の照射は、フ
イルムの酷使及び/又は破れ対する耐性あるいは
その他の物理的性質を改良するために望ましいこ
とである。一般に、ある種のフイルム材料の照射
は、その中に含まれる重合体分子鎖の架橋をもた
らし且つこのような作用は一般に向上した耐酷使
性を有する材料を結果するということは、この分
野で公知である。架橋を達成するために照射を用
いる場合には、それは電子線、X線、ガンマ線、
ベータ線などを用いる高エネルギー照射の使用に
よつて達成することができる。少なくとも約104
電子ボルトのエネルギーの電子線を用いることが
好ましい。照射源はフアンデルグラーフ電子加速
器、たとえば約500ワツトの出力を伴なつて約
2000000ボルトで働らくもの、とすることができ
る。あるいは、たとえばジエネラルエレクタトリ
ツクの2000000ボルト共鳴変圧器又は相当する
1000000ボルト、4キロワツト共鳴変圧器のよう
な、他の高エネルギー電子源を用いることができ
る。電圧は、たとえば、 1000000又は2000000又は 3000000又は6000000あるいはそれ以上又はそれ
以下とすることができる適当な水準に調節するこ
とができる。フイルムを照射するためのその他の
装置は、この技術の習熟者には公知である。照射
は通常は1メガラツド乃至75メガラツドで行なわ
れるが、8メガラツド乃至20メガラツドが好適範
囲である。照射は室温で行なうことが便宜的であ
るけれども、室温よりも高いか又は低い温度、た
とえば0℃〜60℃を用いることができる。 架橋はこの分野の習熟者には公知であるように
過酸化物の使用によつて化学的に行なうこともで
きる。架橋についての一般的な論議は、ジヨーン
ワイリー エンド サンズにより出版され1966年
に版権が得られた、“エンサイクロペジア オブ
ポリマー サイエンス エンド テクノロジ
ー、プラスチツク、レジンズ、ラバーズ、フアイ
バーズ”の第4巻の331〜414頁に見出すことがで
きる。この文献は64−22188の国会図書館登録カ
ード番号を有している。 可能なもう一つの異なる処理は、管状材料の加
工性をさらに改善するための押出したばかりの管
状材料の内部へのシリコーンの微細な霧すなわち
アンチ−フオツグスプレーの噴霧である。このよ
うな内部への適用を達成するための方法及び装置
は0071349A2の公開番号下にヨーロツパ特許明細
書中に開示されている。この文献は1983年2月9
日に公開された。 ポリオレフインの部類の収縮フイルム、特にポ
リエチレンの部類の収縮フイルムは、たとえば、
収縮力(フイルムが収縮の間に単位断面積当りに
表わす力の量)、自由収縮の程度(拘束しないで
高い温度にさらされたときに材料が受ける特定方
向における線的な寸法の低下)、引張強さ(フイ
ルムが切断し始める前にその単位断面積当りに加
えることができる最高の力)、ヒートシール性
(フイルムをそれ自体に対して又は他の与えられ
た表面に対してヒートシールしうる能力)、収縮
温度曲線(収縮と温度の関係)、引裂き開始及び
引裂き抵抗(フイルムの引裂きを開始させる力及
び引裂きを続ける力)、光学的性質(光沢、くも
り及び材料の透明性)、伸び(フイルムが室温に
おいて延伸すなわち伸張する程度)、弾性記録
(フイルムが室温で伸張を受けたのちにその最初
の未延伸(未伸張)の寸法までもどる程度)及び
寸法安定性(異なる種類の貯蔵条件下にフイルム
がその最初の寸法を維持する能力)のような、広
い範囲の物理的及び性能特性を提供する。これら
のフイルムの特性は特定フイルムの選択に重要な
役割を果し、且つフイルムのそれぞれの用途によ
つて異なる。 ポリオレフインフイルム及びポリオレフイン成
分を含むフイルムに伴なう上記の多くの物理的特
性にかんがみて、またさらにこれらのフイルムが
既に関係しており且つ将来関わる可能性のある多
くの用途を考慮すれば、これらのフイルムにおけ
る上記の物理的特性またはそれらの組合わせの何
れか又は全部を改良することに対する必要は大き
く、且つその試みは当然進行しつつある。特に低
価格二重窓材料として用いることができるフイル
ムに対する探索は、このようなフイルムの使用は
古くから用いられている遥かに高価格の永久的ガ
ラス二重窓と十分に競争することができるものと
考えられるために、進行しつつある。低価格の収
縮二重窓フイルムは(1)窓の機能を望ましくないほ
ど低下させることがない良好な光学的特性、(2)高
い物理的耐酷使性、(3)光による劣化に対する良好
な耐性、(4)良好な伸び(窓枠に張り付ける前にそ
の上にピンと張り伸ばすことができるように)、
(5)良好な弾性記憶(自然の力、たとえば風、雨、
小さな破片、を受けるときに容易には永久変形し
ないように)及び(6)低または中程度の配向(必要
に応じ、フイルム内に望ましくない程度の張力を
生じることなくきつちりと窓枠の輪郭へと収縮す
ることができるように)を有すしていることが好
ましい。配向は、たとえば、良好な引張強さのよ
うな物理的性質の向上をも、フイルムに提供す
る。 特に、本発明の多層フイルムは、窓の内側に対
してのみ使用すべき、現在製造されている単層二
重窓フイルムよりも好適である。この従来の単層
フイルムは、一面にポリ有機シロキサンのコーテ
イングを有する線状中密度ポリエチレン材料の単
一層から成つている。 線状ポリエチレン材料及びそのブレンド物を用
いるその他の従来のフイルムは、この分野の習熟
者には公知である。線状低密度ポリエチレン材料
の心層を有する従来の多層フイルムの例は、低
圧、低密度ポリエチレン(LLDPE)の心層と高
圧低密度ポリエチレン(通常の低密度ポリエチレ
ン)の外側層を有する3層フイルムについて論じ
ているホーナー(Horner)に対する米国特許第
4364981号、及び少なくとも一面上に高度に枝分
れした低密度ポリエチレンから成る層を伴なう線
状低密度ポリエチレンの心層を有する延伸ラツプ
フイルムについて論じているブリツグス
(Briggs)に対する米国特許第4399180号である。
アンソニー(Anthony)に対する米国特許第
4399173号は低メルトインデツクス、低圧、低密
度ポリエチレンの心層と高メルトインデツクス、
低圧、低密度ポリエチレンの2外側層から成る多
層フイルムを記している。クーパー(Cooper)
に対する米国特許第4425268号は延伸ラツプフイ
ルムに加工するために適した組成物を開示してい
る。一般に、クーパーの組成物はエチレン−酢酸
ビニル共重合体と線状低密度ポリエチレン材料の
ブレンドから成つている。この材料は粘着付与剤
を含有していてもよい。 本発明の目的 かくして、本発明の一般的な目的は低価格防風
窓として有用な熱収縮性フイルムを提供すること
にある。 本発明の他の目的は、たとえば良好な耐破れ及
び引裂き性並びに良好な伸び及び弾性記憶(弾性
またははねもどり)と結び付いた低い程度の配向
及び熱収縮性のような物理的特性の望ましい。新
規且つ改良した組み合わせを有する熱収縮性フイ
ルムを提供することにある。 本発明の別の目的は線状低密度ポリエチレンか
ら成る心層と(1)線状低密度ポリエチレン、(2)線状
中密度ポリエチレン、(3)エチレン−酢酸ビニル共
重合体及び(4)一種またはそれ以上の紫外安定剤の
4成分ブレンドから成る2表面層を有する、延伸
可能な3層熱収縮フイルムを提供することにあ
る。 本発明のさらに他の目的は本質的に線状低密度
ポリエチレンから成る心層と本質的に(1)線状低密
度ポリエチレン、(2)線状中密度ポリエチレン、(3)
エチレン−酢酸ビニル共重合体及び(4)一層又はそ
れ以上の紫外安定剤の4成分ブレンドから成る2
表面層を有する延伸可能な3層フイルムを提供す
ることにある。 本発明のさらに他の目的は線状低密度ポリエチ
レンから成る心層及び(1)重量で約40%乃至約60%
の線状低密度ポリエチレン、(2)重量で約20%乃至
約30%の線状中密度ポリエチレン、(3)重量で約20
%乃至約30%のエチレン−酢酸ビニル共重合体及
び(4)約500乃至約3000ppm(100万部当りの部数)
の一種又はそれ以上の紫外安定剤の4成分ブレン
ドから成る2表面層を有する延伸可能3層熱収縮
フイルムを提供することにある。 本発明の他の目的は本質的に線状低密度ポリエ
チレン及び本質的に(1)重量で約40%乃至約60%の
線状低密度ポリエチレン、(2)重量で約20%乃至約
30%の線状中密度ポリエチレン、(3)重量で約20%
乃至約30%のエチレン−酢酸ビニル共重合体及び
(4)約500乃至約3000ppmの一種又は一種以上の紫
外安定剤の4成分ブレンドから成る2表面層から
成る延伸可能な3層熱収縮フイルムを提供するこ
とにある。 本発明のさらに他の目的は本質的に線状低密度
ポリエチレンから成る心層及び本質的に(1)重量で
約50%の線状低密度ポリエチレン、(2)重量で約25
%の線状中密度ポリエチレン、(3)重量で約25%の
エチレン−酢酸ビニル共重合体及び(4)約1500ppm
のヒンダードアミン紫外光安定剤の4成分ブレン
ドから成る2表面層から成る二重窓として使用す
るために適する延伸可能な3層熱収縮フイルムを
提供することにある。 本発明のさらに他の目的及び広い範囲の応用性
は以下に開示する詳細な説明によつて、この分野
の通常の技術者には容易に明白となるであろう。 しかしながら、本発明の現状における好適実施
態様示している以下の詳細な説明は、例証の目的
に対してのみ与えるものであつて、十分に本発明
の範囲内にある種々の変更及び修飾は、以下の詳
細な説明を考慮して、この分野の通常の習熟者に
は容易に明白となるであろうということを了解す
べきである。 定 義 特に記載し且つ定義し、またはその他の限定が
ない限りは、ここで使用する用語“重合体”又は
“重合体樹脂”は一般に単独重合体、共重合体、
たとえばブロツク、グラフト、ランダム及び交互
共重合体、三元重合体など並びにそれらのブレン
ド及び変性物を包含するが、しかしこれらに限定
されることはない。さらに、特に他のことわりが
ない限りは、用語“重合体”又は“重合体樹脂”
は、その材料のすべての考えられる対称構造を包
含する。これらの構造はアイソタクチツク、シン
ジオタクチツク及びランダム対称を包含するが、
これらに限定されることはない。 ここで使用する“メルトフロー”という用語
は、特定の圧力及び温度下に10分間の中に与えら
れたオリフイスを通して押し出すことができる熱
可塑性樹脂の、グラム単位での、量である。この
値はASTM D−1238−79に従つて測定すること
ができる。 本明細書中で用いる場合の“表面”又は“表面
層”あるいは“スキン”又は“スキン層”という
用語は多層フイルム中でその表面を占める層を意
味する。 “内側”又は“内側層”という用語は本明細書
において用いる場合はフイルムのスキンすなわち
表面層ではない多層フイルムの層をいう。 本明細書中で用いる場合の“心”又は“心層”
という用語は、心層の両側に同数の層が存在して
いる場合の奇数の層を有する多層フイルム中の内
側の層を意味する。 本明細書中で用いる場合の“中間”又は“中間
層”という用語は、多層フイルムの心層と表面層
の間に位置する該フイルムの内側層をいう。 本明細書中で用いる場合の“上下対称”フイル
ムという用語は、実質的に対称的な層の配置を有
する多層フイルムをいう。上下対称フイルムの例
は以下の層配置を有するフイルムである:(1)A/
B/A、(2)A/B/B/A、(3)A/B/C/B/
A、など。非対称フイルム層配置の例はA/B/
C/Aの層配置を有するフイルムである。 本明細書中で用いる場合の“ポリオレフイン”
という用語は、たとえば、エチレン、プロピレ
ン、ブテン、イソプレン及びペンテンのような比
較的単純なオレフインの、単独重合体、共重合
体、それらのブレンド及び変性物を包含するが、
これらに限定されることはない。 本明細書中で用いる場合の“ポリエチレン”と
いう用語は、エチレンガス、C2H4、を重合させ
ることによつて取得した樹脂の部類をいう。重合
の触媒及び方法を変えることによつて、たとえば
密度、メルトインデツクス、結晶化度、枝分れ及
び架橋の程度、分子量及び分子量分布を広い範囲
にわたつて調節することができる。共重合、塩素
化及び添加剤の配合によつて、さらに修飾するこ
とができる。エチレンの低分子量重合体は潤滑剤
として用いられる液体であり;中位の分子量の重
合体はパラフインと混合しうるワツクスであり、
且つ高分子量重合体(一般に6000以上)はプラス
チツク工業で一般的に用いられる樹脂である。 約0.900g/cm3乃至約0.925g/cm3の範囲の密度
を有するポリエチレンを低密度ポリエチレンと呼
び、約0.926g/cm3乃至約0.940g/cm3の密度を有
するものを中密度ポリエチレンと呼び、約0.941
g/cm3乃至約0.965g/cm3及びそれ以上の密度を
有するものを高密度ポリエチレンと呼ぶ。通常の
低密度品種のポリエチレンは通常は比較的高い温
度及び圧力において重合させるのに対して、高密
度の品種は通常は比較的低い温度及び圧力におい
て重合させる。通常の低密度ポリエチレンの分子
構造は高度に枝分れしている。通常の中密度ポリ
エチレンは枝分れした分子構造を有しているけれ
ども、枝分れの程度は通常の低密度ポリエチレン
よりも低い。高密度ポリエチレンの分子構造はほ
とんど又は全く側鎖枝分れを有していない。 “線状低密度ポリエチレン”及び線状中密度ポ
リエチレンという用語は、本明細書中において用
いる場合は、エチレンと、たとえばブテン−1、
オクテンなどのようなC4〜C10アルフアオレフイ
ンから選択した1種またはそれ以上のコモノマー
の共重合体であつてその分子が僅かに側鎖枝分れ
又は架橋構造を有するのみの長鎖から成つている
ものをいう。この分子構造は、それぞれの線状の
対応物よりも高度に枝分れしている通常の低又は
中密度ポリエチレンとは対照的である。線状重合
体の分子鎖はからみ合つていてもよいが、分子を
相互に保持する傾向のある力は化学的なものでは
なく物理的なものであると思われ、それ故、熱の
形で加えるエネルギーによつて弱化する可能性が
ある。本明細書中で定義するような線状低密度ポ
リエチレンは通常は約0.900g/cm3乃至約0.925
g/cm3の範囲の密度を有しているが、密度を
0.916g/cm3乃至0.925g/cm3の範囲に保つことが
好ましい。ここに定義するような線状中密度ポリ
エチレンは通常は約0.926g/cm3乃至約0.941g/
cm3の範囲の密度を有している。 線状低及び中密度ポリエチレンのメルトフロー
インデツクスは一般に10分間当り約0.1乃至約10
g、好ましくは10分当り約0.5乃至約3.0gの範囲
である。この種の線状低及び線状中密度ポリエチ
レン樹脂は商業的に入手することができ且つ低圧
気相及び液相方法において遷移金属触媒を使用し
て製造される。 本明細書中で用いる場合の“エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体”(EVA)という用語は、エチレン
酢酸ビニルから成る共重合体であつて、その中の
エチレンに由来する単位が比較的多量に存在し且
つ酢酸ビニルに由来する単位が比較的僅かな量で
存在するものをいう。 “配向”又は“熱収縮性”という用語は、本明
細書中では、室温よりも高い適当な温度に加熱し
たときに(たとえば96℃)、少なくとも1の線状
方向において5%またはそれ以上の自由収縮を有
する材料として定義する。 本明細書中で用いる組成百分率はすべて“重量
による”基準で計算する。 密度はASTM D 1505−68(1979年再承認)
に従つて測定すべきである。 自由収縮はASTM D−2732に従つて測定すべ
きである。 収縮張力及び配向解除応力はASTM D−2838
−81に従つて測定すべきである。 フイルムの引張特性はASTM D−882−81に
従つて測定すべきである。 フイルムの伸張特性はASTM D638に従つて
測定すべきである。 フイルムのくもり及び光透過率はASTM D
1003−61(1971年再承認)に従つて測定すべきで
ある。 フイルムの反射性の光沢はASTM D2457−70
(1977年再承認)に従つて測定すべきである。 フイルムの引裂生長はASTM D 1938−67
(1978年再承認)に従つて測定すべきである。 フイルムの耐衝撃性はASTM D 3420−80に
従つて測定すべきである。 ある材料が“架橋”しているかどうかを測定す
るための一方法は沸とうトルエン又はキシレン中
で材料を40時間還流させることである。少なくと
も5%の重量百分率の残留物が残る場合は、その
材料は架橋しているものとみなされる。材料が架
橋しているかどうかを決定するための手順は0.4
gの材料を沸とうトルエン又はその他の適当な溶
剤、たとえばキシレン中で20時間還流することで
ある。不溶性の残留物(ゲル)が残らない場合は
架橋していないといつてよい。しかしながら、こ
れを下記の“メルトフロー”方法によつて確認し
なければならない。若し20時間の還流後に不溶解
残留物(ゲル)が残る場合は、その材料を同一条
件下にさらに20時間還流する。2回目の還流の完
了後に5重量パーセントを超える材料が残留する
場合は、その材料は架橋しているものとみなされ
る。少なくとも2回反復実施することが好まし
い。架橋の存在及び架橋の程度を測定するために
用いられるもう一つの方法はASTM D−2765−
68(1978年再承認)である。 材料が架橋しているかどうか決定するためのさ
らに他の方法はASTM D 1238−79に従つて、
材料のメルトフローを230℃において21600gの荷
重を用いながら測定することである。10分当りに
75gを超えるメルトフローを有する材料は非架橋
であるとみなさなければならない。一部の架橋材
料は5重量パーセント未満の残留ゲル含量を示す
から、残留する不溶性ゲル含量が5%未満である
場合は常に上記の“ゲル”方法の確認のためにこ
の方法を使用すべきである。 架橋がフイルムの照射によつて達成される場合
には既知のフイルム材料によつて吸収されたイオ
ン化放射線の量は、その試料の還流後に残留する
不溶解残留物(ゲル)の重量百分率を異なる既知
の程度に照射してある同一材料の標準物の還流後
に残留するゲルの重量百分率と比較することによ
つて、計算することができる。この分野の習熟者
は、吸収されたイオン化放射線の量と材料のメル
トフロー間に関係が存在することをも認めてい
る。かくして、材料が吸収したイオン化放射線の
量は、その材料のメルトフローを異なる既知の程
度に照射してある同一材料の試料のメルトフロー
と比較することによつて、決定することができ
る。 本明細書中で用いる場合の“結晶性”又は“結
晶性重合体”などの用語は、規則的な配列でよく
詰め合わせることができるように構成されている
分子鎖から成る重合体材料をいう。全体的に配列
が及んでいる有限の体積を“クリスタライト”の
用語で呼び、それをとり囲んでいる無秩序の領域
が存在しているときは、それを“無定形”の用語
によつて呼ぶ。クリスタライトはそれを取り囲ん
でいる材料の無定形の領域よりも密度が大であり
且つまたより高い屈折率を有している。結晶性の
材料を配向させるときは、クリスタライトが全体
的に相互に整列するようになる。結晶化度を測定
するための公知の3方法は(1)試験片の比容積
(V)を測定し、(b)試験片中のクリスタライトの
比容積(Vc)を測定し、且つ(c)試験片内に含ま
れる無定形領域の比容積(Va)を測定し、次い
で式〔結晶化度%=Va−V/Va−Vc〕を使用すること、 (2)X線回折方法、及び(3)赤外吸収方法である。こ
れらの方法は何れもこの分野においては公知であ
る。 結晶化度についての全般的な解説はジヨーン
ワイリー エンド サンズ インコーポレーテツ
ドによつて1966年に出版された“エンサイクロペ
ジア オブ ポリマー サイエンス エンド テ
クノロジー、プラスチツクス、レジンズ、ラバー
ズ、フアイバーズ”の第4巻、449〜527頁に見出
すことができる。この文献は64−22188の国会図
書館登録カード番号を有している。 “ゲージ”という用語は、フイルム又はその層
の厚さに対して適用する尺度の単位である。100
ゲージは1ミルに等しく、1ミルは1/1000インチ
に等しい。 ラツドは、放射を受ける材料1g当りに100エ
ルグのエネルギーの吸収をもたらすイオン化放射
線の量であつて、放射線源には関係しない。メガ
ラツドは106ラツドである(MRはメガラツドの
略号である)。 本発明の要約 たとえば、低い配向度すなわち熱収縮性、良好
な伸び、良好な耐破れ及び耐引裂性、良好な弾性
記憶、たとえばはねかえり又は弾性回復、及び良
好な耐光劣化性のような物理的性質の望ましい組
み合わせを有する柔軟な、熱収縮性熱可塑性フイ
ルムが、本発明の柔軟なフイルムによつて達成さ
れることが見出された。このフイルムは低価格の
防風窓として使用することが好ましい。このフイ
ルムはさらに高耐酷使性伸張/収縮性包装用とし
ても用いることができる。 このフイルムは線状低密度ポリエチレンから成
る内側層と(1)線状低密度ポリエチレン、(2)線状中
密度ポリエチレン、(3)エチレン−酢酸ビニル共重
合体及び(4)1種またはそれ以上の紫外安定剤4成
分のブレンドから成る2表面層から成つている。 本発明のフイルムの好適実施態様は、本質的に
線状低密度ポリエチレンから成る心層及び本質的
に(1)重量で約40乃至約60%の線状低密度ポリエチ
レン、(2)重量で約20%乃至約30%の線状中密度ポ
リエチレン、(3)重量で約20%乃至約30%のエチレ
ン−酢酸共重合体ビニル及び(4)100万部当り約500
〜3000部の1種又はそれ以上の紫外安定剤の4成
分ブレンドから成る2表面層から成つている。本
発明のもつとも好適な実施態様は、本質的に約
0.920g/cm3の密度を有するエチレンとオクテン
の共重合体である線状低密度ポリエチレンから成
る心層を包含する3層フイルムである。もつとも
好適な実施態様の2表面層は本質的に(1)重量で約
50%の約0.9200g/cm3の密度を有するエチレンと
オクテンの共重合体である線状低密度ポリエチレ
ン、(2)重量で約25%の約0.935g/cm3の密度を有
する線状中密度ポリエチレン、(3)重量で約25%の
約3.6%の酢酸ビニルに由来する単位と約0.9232
〜0.9250g/cm3の密度を有するエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体及び(4)100万部当り約1500部のヒン
ダードアミン紫外光安定剤の4成分ブレンドから
成つている。 フイルムは延伸、たとえば二軸配向、及び架橋
の両方が行なわれている。フイルムは約4.0乃至
約80MRの照射によつて架橋してあることが好ま
しい。さらに好適な架橋度は約5乃至約7MRの
範囲に照射によつて達成される。もつとも好適な
架橋度は約6MRの照射によつて達成される。 適当な程度の二軸配向及びそれに伴なう物理的
性質を達成するための延伸の程度は、横(TD)
及び縦(MD)の両方向において最初の寸法の約
3.0乃至約4.0倍の範囲であることが好ましい。 さらに好適な延伸の程度は縦及び横の両方向に
おいて最初の寸法の約3.0乃至3.5倍である。もつ
とも好適な延伸、すなわち配向、の程度は、横及
び縦の量方向において最初の寸法の約3.3倍であ
る。 スキン層の心層に対する好適厚さ比は約1:1
乃至約1:4である。両スキン層の厚さは相互に
実質的に等しく且つ各スキン層の厚さは心層の厚
さの約半分であることが好ましい。フイルムの全
体の厚さは約40ゲージ乃至約150ゲージであるこ
とが好ましい。フイルムの全体の厚さは約50乃至
約100ゲージであることがいつそう好ましい。フ
イルムの厚さは約75ゲージであることがもつとも
好ましい。 多層フイルムは特定の用途のために他の重合体
材料と併用することもできる。たとえば、各種の
物理的特性を改良するためにフイルムのどちらか
の側又は両側に付加的な層を加えてもよい。 好適実施態様の説明 第1図を参照すると、これは本発明の好適な3
層実施態様の断面図であつて、この実施態様は心
層1と2スキンすなわち表面層2及び3から成つ
ていることがわかる。1/2/1の3層の好適な
厚さ比を第1図中に示している。好適な心層1の
組成は1種又はそれ以上の線状低密度ポリエチレ
ン材料から成つている。心層1は本質的に約
0.918乃至約0.922g/cm3の密度を有するエチレン
とオクテンの共重合体である線状低密度ポリエチ
レン材料から成つていることが好ましい。 心層1は本質的に約0.920g/cm3の密度を有す
るエチレンとオクテンの共重合体である線状低密
度ポリエチレン材料から成ることがもつとも好ま
しい。 ダウケミカル社からダウレツクス2045の商品名
下に入手することができる材料が特に好適な心層
材料であることが実験的に解明されている。 この材料はエチレンとオクテンの共重合体であ
つて、23℃において約0.920g/cm3の密度と約0.7
〜1.2g/10分の流れ速度(ASTM D−1238、
E−28によつて測定)を有している。その他の線
状低密度ポリエチレン材料またはそのブレンド物
を心層1の形成のために用いることができる。 第1図、特に表面層2及び3について考察する
と、好適な表面層配合物は(1)線状低密度ポリエチ
レン材料、(2)線状中密度ポリエチレン材料、(3)エ
チレン−酢酸ビニル共重合体及び(4)1種又はそれ
以上の紫外安定剤から成るべきであるということ
が実験的に確かめられている。 両スキン層の配合物は(1)重量で約40%乃至約60
%の線状低密度ポリエチレン材料、(2)重量で約20
%乃至約30%の線状中密度ポリエチレン材料、(3)
重量で約20%乃至約30%のエチレン−酢酸ビニル
共重合体及び(4)1種またはそれ以上の紫外安定剤
の4成分ブレンドから成つている。 さらにいつそう好適なフイルムの表面層は(1)重
量で約45%乃至55%の線状低密度ポリエチレン材
料、(2)重量で約23%乃至27%の線状中密度ポリエ
チレン材料、(3)重量で約23%乃至27%のエチレン
−酢酸ビニル共重合体及び(4)1種またはそれ以上
の紫外安定剤の4成分ブレンドから成つている。
もつとも好適な本発明のスキンすなわち表面層配
合物は本質的に(1)重量で約50%の線状低密度ポリ
エチレン材料、(2)重量で約25%の線状中密度ポリ
エチレン材料、(3)重量で約25%のエチレン−酢酸
ビニル共重合体及び1種またはそれ以上のヒンダ
ードアミン紫外安定剤の4成分ブレンドから成つ
ている。 心層1について記述したものと同一のグループ
の線状低密度ポリエチレン樹脂をスキン層2及び
3の線状低密度ポリエチレン成分として使用する
ことができる。しかしながら、スキン層中で使用
する線状低密度ポリエチレン材料を心層において
用いた材料でなければならないということはな
い。 スキン層中で使用するために好適な線状低密度
ポリエチレンは前記のダウレツクス2045である。
スキン層の線状中密度ポリエチレンは23℃におい
て約0.933g/cm3乃至約0.937g/cm3の密度を有し
ていることが好ましい。線状中密度ポリエチレン
材料は23℃において約0.935g/cm3の密度を有し
ていることがいつそう好ましい。表面層配合物中
で使用するために好適な線状中密度ポリエチレン
材料はダウケミカル社からダウレツクス2037の商
品名下に入手することができる。 この材料はエチレンとオクテンの共重合体であ
り且つ23℃において約0.935g/cm3の密度及び
2.55±0.35g/10分の流れ速度(ASTM D−
1238、条件E−28によつて測定)を有している。
その他の線状低密度ポリエチレン及び線状中密度
ポリエチレン材料もまた、この分野の習熟者が容
易に認めるように、使用することができる。 重量で約2%乃至重量で約18%の酢酸ビニルに
由来する単位を包含するエチレン−酢酸ビニル共
重合体を用いることができる。エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体は重量で約2%乃至重量で約10%の
酢酸ビニルに由来する単位を包含することが好ま
しい。エチレン−酢酸ビニル共重合体は重量で約
2%乃至重量で約5%の酢酸ビニルに由来する単
位を包含することがいつそう好ましい。表面層配
合物において使用するためにもつとも好適なエチ
レン−酢酸ビニル共重合体は、エルパソポリオレ
フイン社から入手することができる。この材料は
23℃において約0.9232乃至約0.9250g/cm3の密度
と約2.0±0.5g/10分のメルトフロー(ASTM
D1238、条件E−28によつて測定)を有してい
る。この材料は約3.3乃至約4.1%の酢酸ビニルに
由来する単位を含有している。この材料中に存在
する酢酸ビニルに由来する単位の公称百分率は約
3.6%である。この分野の習熟者は容易に認めう
るように、その他のエチレン−酢酸ビニル共重合
体を用いることができる。 好適な紫外光安定剤はチバガイギーからチニユ
ービン(TINUVIN)622の商品名に入手するこ
とができる。この材料は2000を超える分子量と
130〜145℃の融点範囲を有すると思われる重合体
状のヒンダードアミンである。この材料に対して
公表されている溶解度値(20℃において100gの
溶液当りのg)次のとおりである:アセトン2、
ベンゼン30、クロロホルム40、酢酸エチル5、ヘ
キサン0.01、メタノール0.1、塩化メチレン40、
水0.01、キシレン8。両表面層は約500ppm(100
万部当りの部数)乃至約3000ppmの紫外光安定剤
を包含することが好ましい。両層は約1000乃至約
2000ppmの光安定剤を含有することがいつそう好
ましい。この分野の習熟者はその他の紫外光安定
剤を用いることができるということを容易に認識
するであろう。 スキン層2及び3の組成及びその他のパラメー
ターは実質的に同一であることが好ましい。しか
しながら、異なる線状低密度ポリエチレン、線状
中密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体及び紫外安定剤またはそれらのブレンド物を
各スキン層に対して使用することができる。 場合によつては、着色剤または染料をフイルム
中に混入させてもよい。且つ心層中にのみ混入さ
せることが好ましい。着色剤の存在は二重窓によ
つて囲まれている室またはその他の区域中への光
の透過を低下させる。この特色は温かい気候にお
ける冷房の必要を低下させる。またこれは室中に
入る日光のまぶしさをも低下させることができ
る。適当な染料/着色剤は、この分野の専門家に
は公知であり且つ入手が可能である。 この分野の習熟者は、ここに示した重量による
百分率のすべてが僅かな変動を受けるということ
を容易に認めるであろう。その上、これらの百分
率は、前記のシリコーンミストのような表面層へ
の添加剤の混入または塗布、あるいはたとえば滑
剤、酸化防止剤及びブロツキング防止剤のような
薬品の混入の結果としても、僅かに変化するおそ
れがある。好適なブロツキング防止剤はマツクカ
ラフ エンド ベントン社からスーパーフアイン
スーパーフロスの商品名下に入手することができ
る珪藻性シリカ、SiO2、である。この材料は約
29.0ポンド/立方フイートの湿潤密度、約2.30の
比重及び約9.5のPHを有している。その他の公知
のブロツキング防止剤を用いることができる。好
適な滑剤はエルカミド(ケムアミドEの商品名下
にハムコケミカルから入手することができる)で
ある。この材料は約335の分子量と約72℃乃至約
86℃の融点範囲を有するものと思われる。たとえ
ばステアラミド(ケムアミドSの商品名下にハム
コケミカル社から入手することができる)及び
N,N′−ジオレオイルエチレンジアミン(アク
ラワツクスCの商品名下にグリコケミカルから入
手することができる)のような他の滑剤を用いる
こともできる。押出した管の内面に対して使用す
るための好適なシリコーン噴霧剤はジエネラルエ
レクトリツクによりジエネラルエレクトリツク
SF18ポリジメチルシロキサンの商品名下に製造
された、液状のポリオルガノシロキサンである。
好適な酸化防止剤及び熱安定剤はテトラキス〔メ
チレン3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロ
キシフエニル)プロピオネート〕メタンである。
この材料は立体障害を有する4個のフエノール性
水酸基を含有し且つ約1178の分子量を有する対称
的な分子であると思われる。この材料はチバーガ
イギーによつてイルガノツクス1010の商品名下に
入手することができる。 表面層2及び3中へのこれらの薬品及び、シリ
コーン噴霧剤の場合には、管状の押出物の内側表
面層上への噴霧剤ミストの適用のための一般的な
範囲は次のとおりである: (1) 珪藻性シリカ: 好ましくは1000〜2000ppm、さらに好ましく
は1250〜1750ppm、もつとも好ましくは約
1500ppm。 (2) エルカミド: 好ましくは2000〜4000ppm、さらに好ましく
は2500〜3500ppm、もつとも好ましくは約
3000ppm。 (3) ポリジメチルシロキサン: 0.5mg/ft2以上。 (4) 酸化防止剤: 好ましくは100〜500ppm、さらに好ましくは
200〜400ppm、もつとも好ましくは約300ppm。 本発明の明細書及び特許請求の範囲内で用いる
場合の“本質的に……から成る”という用語は、
僅かな百分率の変動又はこの種の添加剤及び薬品
の使用を排除することを意味しない。 上記の種類の付加的な層及び/又は少量の各種
の添加剤を、必要に応じて本発明のフイルム構造
物に対して添加することができるが、本発明のフ
イルムの望ましい物理的性質及びその他の特性に
悪影響を及ぼすことがないように注意をはらわな
ければならない。 製造者から入手した多くの樹脂が既に少量の異
なる種類の添加剤を含有していることをも認めな
ければならない。 本発明の多層フイルムの製造のための好適方法
においては、基本的段階は、各層を共押出して多
層フイルムを形成させ、フイルムを照射し、次い
でフイルムを延伸して2軸的に配向させる。これ
らの段階及び付加的な望ましい段階を以下の項に
詳細に説明する。 この方法は、必要に応じ、前記のような望まし
い割合及び範囲にある原材料(すなわち重合体樹
脂)をブレンドすることによつて始まる。樹脂は
通常は供給者からペレツト状で購入されて、この
分野では公知のような多くの商業的に入手しうる
混合機の中の何れかを用いてブレンドすることが
できる。このブレンド工程中に、使用することを
所望する添加剤及び/又は薬品をも混入すること
ができる。添加剤は、僅かな割合の添加剤を含有
するマスターバツチを用いることによつて、ブレ
ンド中に混入することができる。たとえば、本発
明の好適実施態様においては、光安定剤及び酸化
防止剤を、アムパセツト社から10478の商品番号
下に入手することができるマスターバツチ中でブ
レンドすることによつて、表面層を形成するブレ
ンドに添加する。この材料は(1)重量で約88%の約
0.918〜0.922g/cm3の密度と約6〜10mg/10分の
メルトインデツクスを有する通常の低密度ポリエ
チレン、(2)重量で約10%のヒンダードアミン安定
剤(チニユービン662)及び(3)重量で約2%の酸
化防止剤(イルガノツクス1010)の3成分ブレン
ドから成つている。 樹脂及び使用可能な添加剤及び/又は薬品を、
次いで共押出しダイに供給する押出機のホツパー
に装入する。実質的に同一の2表面層を有する好
適な上下対称3層フイルムに対しては、少なくと
も2基の押出機を用いる必要がある。一つは実質
的に同一の2スキンすなわち表面層用及び一つは
心層用である。同一でない表面層を有するフイル
ムが望ましい場合は追加の押出機を用いるとよ
い。共押出しダイの直径とダイ間隙に依存する初
期直径及び厚さを有する比較的厚い管又は“テー
プ”として材料を押出す。管状フイルムおの最終
直径及び厚さはラツキング比、たとえば延伸比に
依存する。円形の共押出しダイはこの分野の者に
は公知であつて、多くの製造者から購入すること
ができる。管状の共押出しに代るものとして、ス
ロツトダイを用いて材料をシート状に共押出しす
ることもできる。希望するならば、公知の単層又
は多層押出しコーテイング方法を用いることもで
きる。 本発明のフイルムの好適実施態様を製造するた
めに用いるべきもう一つの工程段階は、テープ又
は膨張させてない管あるいはシートを、加速器か
らの高エネルギー電子線によつて照射することに
よつて照射して、管の材料を架橋することであ
る。架橋はフイルムの製造強度及び/又は、フイ
ルム材料がたとえばポリエチレン又はエチレン−
酢酸ビニル共重合体のように主としてエチレンか
ら成る場合に、材料が引裂かれるまで延伸するこ
とができる力を著るしく増大させる。照射はフイ
ルムの光学的性質をも改善することができ且つ高
温におけるフイルムの性質を変化させる。好適な
照射用量水準は約4.0MR乃至約8.0MRの範囲で
ある。さらにいつそう好適な範囲は約5.0MR乃
至約7.0MRである。もつとも好適な用量水準は
約6.0MRである。 共押出し、冷却と固化のための急冷及びテープ
の照射後に、押出したテープをその配向温度範囲
まで再加熱したのち、内部への空気圧力の適用に
よつてバブルとして膨張させ、それによつて厚い
壁を有する狭いテープを、望ましい厚さと幅の薄
い壁を有する幅の広いフイルムに変形する。この
方法はしばしば配向の“トラツプバブル方法”又
は“ラツキング”と呼ばれる。膨張及びその後の
延伸の程度は、しばしば“ラツキング比”又は
“延伸比”と呼ばれる。たとえば、2.0の横方向の
ラツキングすなわち延伸比は、横方向のラツキン
グの間にフイルムを横方向におけるその最初の押
出した寸法の2.0倍延伸したことを意味する。延
伸後に、管状のフイルムを重ねた平らに寝かせた
形につぶし、次いで、しばしば“ミルロール”と
呼ばれるロール状に巻く。ラツキング工程はフイ
ルムをその横方向に、且つ、ある程度まで、縦方
向すなわち機械方向に延伸することによつて配向
させ、かくしてフイルムに収縮能力を付与する。
追加の縦すなわち機械方向のラツキングすなわち
延伸は、再加熱した“テープ”をラツキングすな
わち“吹込みバブル”を区域へと送るために働ら
くローラーの速度よりも高い速度で、吹込みバブ
ルをつぶすために働らく空気抜きローラーを回転
させることによつて、達成することができる。本
発明のフイルムの好適な横及び縦の延伸比は横方
向に約3.0で縦方向に約3.0から横方向に約4.0で縦
方向に約4.0に至る範囲である。特に好適な延伸
比は縦横の両方向で約3.3である。 この分野における熟達者に対して本発明の範囲
をさらに開示し且つ明確とするために、以下の試
験データを示す。 本発明の好適実施態様は上記の記述に従がう共
押出し、照射及び内部的な空気の適用(バブル
法)による延伸(配向)から成つている。この実
施態様は約5MR(8.0ミリアンペア)で照射した
3層フイルムであり、1/2/1のおおよその厚
さ比を有している。この実施態様は“A+B+C
+D/A/A+B+C+D”の層構造から成つて
いる。Aは約0.920g/cm3の密度を有する線状低
密度ポリエチレン(ダウレツクス2045)である。
Bは約0.935g/cm3の密度を有する線状中密度ポ
リエチレン(ダウレツクス2037)を表わす。Cは
約3.3%乃至約4.1%の酢酸ビニルに由来する単位
と約0.9232〜0.9250g/cm3の密度を有するエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(エルパソPE204CS95)
を表わす。Dはヒンダードアミン安定剤(チニユ
ービン622)を表わす。 このフイルムに対する試験結果を下記第1表中
に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】 第1表に対して以下の脚注を適用する。 0 100ゲージは1ミルに等しい。 1 ASTM D882−81。 2 第1表中のすべての値は4反復測定から得た
平均値である。 3 信頼限界は、たとえば、報告された平均値が
10であり信頼限界が2であつたとすれば、100
回の繰返しの読みを行なつたときに、それらの
中の95が8〜12の間に含まれる値を有している
というものである。 4 ASTM D882−81 5 ASTM D882−81 6 ASTM D1938−79 7 ASTM D3420−80 8 ASTM D1003−61(1977年再承認) 9 ASTM D2457−70(1977年再承認) 9a 外側表面測定 10 ASTM D882−81 11 ASTM D2732−70(1976年再承認) 12 ASTM D2838−81(収縮力=収縮張力×フ
イルムの厚さ(ミル)×1000) 13 ASTM D2838−81 上記のデータは本発明のフイルムが従来の単層
防風窓フイルムと比較して著るしく向上した(1)切
断時伸び、(2)引裂生長及び(3)ボール破裂衝撃値を
有していることを実証する。それ故、本発明のフ
イルムは取り付けに際して窓枠に対してより容易
に張り付けることができる(たとえば改善された
伸び)。さらに、本発明のフイルムは一般に従来
のフイルムよりも酷使に対して耐えることができ
る(たとえば改善された引裂生長及びボール破裂
衝撃値)。 本発明の現状において好適な実施態様を示す詳
細な説明及び特定実施例は例証のためにのみ示し
たものであつて、本発明の精神及び範囲内の種々
の変更及び修飾は上記の詳細な説明及び実施例に
かんがみて、この分野の通常の習熟者には容易に
明白となるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な3層実施態様の断面図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 線状低密度ポリエチレンから成る架橋した心
    層;及び それぞれ(1)線状低密度ポリエチレン、(2)線状中
    密度ポリエチレン、(3)エチレン−酢酸ビニル共重
    合体、及び(4)少なくとも1種の紫外光安定剤から
    成る4成分ブレンドから成る架橋した2表面層か
    ら成る配向した多層フイルム。 2 線状低密度ポリエチレンから成る架橋した心
    層;及び それぞれ(1)重量で約40%乃至約60%の線状低密
    度ポリエチレン、(2)重量で約20%乃至約30%の線
    状中密度ポリエチレン、(3)重量で約20%乃至約30
    %のエチレン−酢酸ビニル共重合体及び(4)約
    500ppm乃至約3000ppmの少なくとも1種のヒン
    ダードアミン紫外光安定剤の4成分ブレンドから
    なる架橋した2表面層から成る防風窓として使用
    するために適応させた配向した3層フイルム。 3 本質的に立方センチメートル当り約0.920グ
    ラムの密度を有する線状低密度ポリエチレンから
    成る架橋した心層;及び それぞれ本質的に(1)重量で約50%の、立方セン
    チメートル当り約0.920グラムの密度を有する線
    状低密度ポリエチレン、(2)重量で約25%の、立法
    センチメートル当り約0.935グラムの密度を有す
    る線状中密度ポリエチレン、(3)重量で約25%の、
    約3.3%乃至約4.1%の酢酸ビニルに由来する単位
    を包含し且つ立方センチメートル当り約0.9232乃
    至約0.9250グラムの密度を有するエチレン−酢酸
    ビニル共重合体及び(4)100万部当り約1500部のヒ
    ンダードアミン紫外光安定剤の4成分ブレンドか
    ら成る架橋した2表面層 から成る防風窓として使用するために適応させた
    配向した3層フイルム。 4 100万部当り約500乃至約3000部の該紫外光安
    定剤を包含する、特許請求の範囲第1項記載のフ
    イルム。 5 100万部当り約1000乃至約2000部の該紫外光
    安定剤を包含する、特許請求の範囲第1項記載の
    フイルム。 6 100万部当り約1500部の該紫外光安定剤を包
    含する、特許請求の範囲第1項記載のフイルム。 7 該エチレン−酢酸ビニル共重合体は重量で約
    2%乃至重量で約18%の酢酸ビニルに由来する単
    位を包含する、特許請求の範囲第2項記載のフイ
    ルム。 8 該エチレン−酢酸ビニル共重合体は重量で約
    2%乃至重量で約10%の酢酸ビニルに由来する単
    位を包含する、特許請求の範囲第2項記載のフイ
    ルム。 9 該エチレン−酢酸ビニル共重合体は重量で約
    2%乃至重量で約5%の酢酸ビニルに由来する単
    位を包含する、特許請求の範囲第2項記載のフイ
    ルム。 10 100万部当り約1000部乃至約2000部のヒン
    ダードアミン紫外光安定剤を包含する、特許請求
    の範囲第2項記載のフイルム。 11 100万部当り約1500部のヒンダードアミン
    紫外光安定剤を包含する、特許請求の範囲第2項
    記載のフイルム。 12 さらに該各層の中の少なくとも1層に対す
    る着色添加剤を包含する、特許請求の範囲第2ま
    たは3項記載のフイルム。 13 さらに該心層中にのみ着色添加剤を包含す
    る、特許請求の範囲第2または3項記載のフイル
    ム。 14 約3MR乃至約8MRの放射線で架橋してあ
    る、特許請求の範囲第2または3項記載のフイル
    ム。 15 約5MR乃至約7MRの放射線で架橋してあ
    る、特許請求の範囲第2または3項記載のフイル
    ム。 16 約6MRの放射線で架橋してある、特許請
    求の範囲第2または3項記載のフイルム。 17 縦及び横方向の両方で約3.0乃至約4.0のラ
    ツキング比におけるラツキングによつて配向させ
    てある、特許請求の範囲第2または3項記載のフ
    イルム。 18 縦及び横方向の両方で約3.0乃至約3.5のラ
    ツキング比におけるラツキングによつて配向させ
    てある、特許請求の範囲第2または3項記載のフ
    イルム。 19 縦及び横方向の両方で約3.3のラツキング
    比におけるラツキングによつて配向させてある、
    特許請求の範囲第2または3項記載のフイルム。 20 73〓において約221%の切断時における平
    均縦方向伸び及び73〓において約226%の切断時
    における平均横方向伸びを有している、特許請求
    の範囲第2または3項記載のフイルム。 21 73〓において約29.13の平均縦方向引裂及
    び73〓において約30.38の平均横方向引裂を有し
    ている、特許請求の範囲第2または3項記載のフ
    イルム。 22 73〓、直径1.00インチ球体ヘツドにおいて
    約37.3センチメートル×キログラムの平均ボール
    破裂衝撃値を有している、特許請求の範囲第2ま
    たは3項記載のフイルム。
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