JPH0580899U - 車両用収納式小物入れ - Google Patents

車両用収納式小物入れ

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JPH0580899U
JPH0580899U JP2984592U JP2984592U JPH0580899U JP H0580899 U JPH0580899 U JP H0580899U JP 2984592 U JP2984592 U JP 2984592U JP 2984592 U JP2984592 U JP 2984592U JP H0580899 U JPH0580899 U JP H0580899U
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JP
Japan
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mirror
accessory case
mirror support
support member
leg member
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Pending
Application number
JP2984592U
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English (en)
Inventor
晃子 黒尾
修士 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室内で見やすい鏡を備えた収納式小物入れ
を提供すること。 【構成】 底板に段差を付けて低い部分で形成される小
物収納スペース6と高い部分で形成される鏡支持部7を
備えた収納式小物入れ本体5を設け、鏡支持部7に鏡支
持部材8を回動可能に固定し、この鏡支持部材8に鏡10
を支持するための脚部材9を起倒動可能に設け、この脚
部材9に鏡10を回動可能に設ける。これにより、小物収
納スペース6を蓋するような大きな鏡面を有する鏡10を
取り付けることができる。そして、鏡10を任意の角度お
よび方向に選定することができるので、最も適した鏡10
との対面姿勢を得ることができ、かつ、運転席からもそ
の鏡10を利用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車室内において特に化粧などをする場合に便利な鏡を備えた車両用 収納式小物入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車室内での鏡の取付位置は図9に示すようにフロントガラス1の助手席 側上部に設けたサンバイザー2に鏡3を付帯させたものと、室内バックミラー4 がある。5は鏡3の蓋である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例において、この鏡3を利用して化粧などをする場合には次のような 問題がある。すなわち、この鏡3は高い位置に設けられているので着座した状態 で自分の顔を鏡3に写すためには顔を上向きにしなければならない点、またこの 鏡3は比較的小さく、かつ、遠く離れているので鏡3には顔全体が写るが例えば 唇とか眉などを部分的に大きく写すことができない点、更に鏡3はサンバイザー 2に取り付けられているので鏡3の角度および方向を自由に選択することができ ない点が挙げられる。
【0004】 したがって、この鏡3を利用して化粧する場合には顔を上向きにし、鏡3の角 度が任意に選択することができないので不自然な姿勢になり、更には唇などを部 分的に大きく写すことができないので、特に走行中の車中では実質的にこの鏡3 を使用して化粧するのは困難であり、現実においては自分の手持ちの鏡を用いて 化粧しているのが実情である。
【0005】 また、この鏡3は助手席側に設けられており、かつ、上記のような問題を有し ているので運転者はなおさらのことこの鏡3を利用して化粧することができない という不便さがある。また、顔を上向きにして化粧をしている姿を外部から見ら れるので困るというのが実感である。
【0006】 本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、車室内において特に化粧など する場合に便利な鏡を備えた車両用収納式小物入れを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案に係る手段は、底板に段差を付けて低い部分 で形成される小物収納スペースと高い部分で形成される鏡支持部を備えた収納式 小物入れ本体を設け、該収納式小物入れ本体の鏡支持部に鏡支持部材を回動可能 に固定し、該鏡支持部材に鏡を支持するための脚部材を起倒動可能に設け、該脚 部材に鏡を回動可能に設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案はこのように構成したので次の通りの作用がある。すなわち、底板に段 差を付けて低い部分で形成される小物収納スペースと高い部分で形成される鏡支 持部を備えた収納式小物入れ本体を設けたので、小物収納スペースを蓋するよう に大きな鏡面を有する鏡を取り付けることが可能になる。そして、収納式小物入 れ本体の鏡支持部に鏡支持部材を回動可能に固定し、この鏡支持部材に鏡を支持 するための脚部材を起倒動可能に設け、この脚部材に鏡を回動可能に設けたので 、小物収納スペースを蓋するように大きな鏡面を有する鏡の収納が可能になり、 かつ、鏡を任意の角度および方向に向けることが可能になる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1において、収納式小物 入れ本体5の底には段差を付けて低い部分に形成された小物収納スペース6と高 い部分に形成された鏡支持部7が設けられている。そして、鏡支持部7には鏡支 持部材8が回動可能に設けられ、この鏡支持部材8には脚部材9が起倒動可能に 取り付けられ、この脚部材9には更に鏡10が回動可能に設けられている。
【0010】 鏡支持部材8は図2および図6に示すように脚部材9の基端部11が嵌入される 横孔13があけられており、脚部材9が起立したときに脚部材9の係止部12が嵌合 する半円弧状の係止溝14が設けられている。そしてこの係止溝14の下部には脚部 材9の起立を案内するための傾斜部15が形成されている。また、鏡支持部材8の 中心にはボルト16を挿通して鏡支持部材8を鏡支持部7に取り付けるための孔17 が設けられている。
【0011】 図3および図6において、鏡10の裏面には鏡保持部材18が固定されており、こ の鏡保持部材18には脚部材9に嵌合して鏡10を回動可能に固定するための保持部 19と嵌合するときに案内する案内部20が形成されている。
【0012】 図4において、収納式小物入れ本体5の両側にはレール21が設けられており、 インナパネル23にあけられた収納穴22の凹溝24にレール21が嵌合して収納式小物 入れ本体5の出し入れを可能にしている。また、鏡10は図5に示すように小物収 納スペース6の上を覆うように設けられている。
【0013】 次に、図6を用いて収納式小物入れの組み立てについて説明すると、先ず、収 納式小物入れ本体5の鏡支持部7にあけた孔25に鏡支持部材8を位置合わせして ボルト16を挿通しワッシャ26を介してナット27により鏡支持部材8を回動可能に 締結する。この鏡支持部材8の取り付けはボルト16による以外に孔25に嵌合する 突起を鏡支持部材8の裏面に一体に設けこの突起の先端を拡径して取り付けても よい。要するに鏡支持部材8が鏡支持部7に対して回動可能に取り付けられれば よいのである。
【0014】 次に脚部材9の基端部11を鏡支持部材8に設けた横孔13に嵌合し、鏡10の裏面 に固定した鏡保持部材18を脚部材9に嵌合して組み立てが完了する。そして、例 えば化粧セット28を小物収納スペース6に収納する。このようにして組み立てら れた収納式小物入れ本体5を例えば図8に示すように運転席と助手席の中間位置 に装着する。
【0015】 このように構成した本実施例の作用について次に説明する。図7において、収 納式小物入れ本体5の底に段差を付けて小物収納スペース6を形成し、かつ、鏡 支持部材8を鏡支持部7に設けこの支持部材8に起倒動可能に設けた脚部材9に より鏡10を支持しているので、小物収納スペース6を覆うように鏡10を設けても 、収納式小物入れ本体5をインナパネル23にあけられた収納穴22に収納すること ができ、図5に示すように広い鏡面を有する鏡10の取り付けが可能になる。
【0016】 次に鏡10を使用する時には収納式小物入れ本体5をレール21に案内させてスト ッパ29により停止する二点鎖線で示す5aの位置まで引き出すことが可能である。 そして、脚部材9は鏡支持部材8に対して起倒動可能に設けられ、かつ、鏡10は 鏡保持部材18を介して脚部材9に対して回動可能に保持されているので、脚部材 9aを9b、9cのように回動させながら鏡10a を10b から10d または10e のように回 動することにより、小物収納スペース6を覆うような大きな鏡面を有する鏡10で あっても脚部材9の起倒動が可能であり、かつ、鏡10の角度を任意に選定するこ とが可能になる。そして更に、鏡支持部材8が回動可能であるので、鏡10の方向 を任意に選定することが可能である。
【0017】 以上説明した実施例において、鏡支持部材8と脚部材9との結合は脚部材9の 基端部11を鏡支持部材8に設けた横孔13に嵌合したものを例示したが、回動可能 に設けた鏡支持部材8に伸縮自在な棒材の一端をボールジョイントにより結合し 他端に同じくボールジョイントを介して鏡10を取り付けるようにしてもよい。こ れにより鏡10の方向性が更によくなるとともに、鏡10の遠近の調整が可能になる 。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述した通り本考案によれば、底板に段差を付けて低い部分で形成される 小物収納スペースと高い部分で形成される鏡支持部を備えた収納式小物入れ本体 を設けたので、小物収納スペースを蓋するような大きな鏡面を有する鏡を取り付 けることができる。そして、収納式小物入れ本体の鏡支持部に鏡支持部材を回動 可能に固定し、この鏡支持部材に鏡を支持するための脚部材を起倒動可能に設け 、この脚部材に鏡を回動可能に設けたので、小物収納スペースを蓋するような大 きな鏡面を有する鏡であっても小物収納スペース上に収納することができ、かつ 、鏡を任意の角度および方向に向けることができる。このように、大きな鏡面を 有する鏡の取り付けができ、更に鏡を任意の角度および方向に選定することがで きるので、最も適した鏡との対面姿勢を得ることができ、かつ、運転席からもそ の鏡を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1における鏡支持部材の正面図である。
【図3】図1における鏡の側面図である。
【図4】図1における収納式小物入れ本体をインナパネ
ルに収納した状態を一部縦断面して示した正面図であ
る。
【図5】図4における収納式小物入れ本体の平面図であ
る。
【図6】図1における収納式小物入れの分解組み立て斜
視図である。
【図7】図1における収納式小物入れの作動図である。
【図8】図1における収納式小物入れの装着位置の一例
を示す正面図である。
【図9】従来例の正面図である。
【符合の説明】
5 収納式小物入れ本体 6 小物収納スペース 7 鏡支持部 8 鏡支持部材 9 脚部材 10 鏡

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板に段差を付けて低い部分で形成され
    る小物収納スペースと高い部分で形成される鏡支持部を
    備えた収納式小物入れ本体を設け、該収納式小物入れ本
    体の鏡支持部に鏡支持部材を回動可能に固定し、該鏡支
    持部材に鏡を支持するための脚部材を起倒動可能に設
    け、該脚部材に鏡を回動可能に設けたことを特徴とする
    車両用収納式小物入れ。
JP2984592U 1992-03-27 1992-03-27 車両用収納式小物入れ Pending JPH0580899U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2984592U JPH0580899U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 車両用収納式小物入れ

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JP2984592U JPH0580899U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 車両用収納式小物入れ

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Publication Number Publication Date
JPH0580899U true JPH0580899U (ja) 1993-11-02

Family

ID=12287338

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JP2984592U Pending JPH0580899U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 車両用収納式小物入れ

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JP (1) JPH0580899U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200488052Y1 (ko) * 2018-05-04 2018-12-07 조민서 차량용 화장거울 수납장치

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