JPH0580881U - 自動車用ハイマウントストップランプ - Google Patents
自動車用ハイマウントストップランプInfo
- Publication number
- JPH0580881U JPH0580881U JP1094891U JP1094891U JPH0580881U JP H0580881 U JPH0580881 U JP H0580881U JP 1094891 U JP1094891 U JP 1094891U JP 1094891 U JP1094891 U JP 1094891U JP H0580881 U JPH0580881 U JP H0580881U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stop lamp
- key cylinder
- automobile
- light emitting
- high mount
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 ハイマウントストップランプ専用の取付部を
設けることなく取付けることができるハイマウントスト
ップランプを提供する。 〔構成〕 ハイマウントストップランプに取付け用の開
孔(1)を設け、この開孔(1)を通してキーシリンダ
Kを自動車本体に固定することにより、キーシリンダの
庇部Kaと自動車のアウターパネルで挟持する。
設けることなく取付けることができるハイマウントスト
ップランプを提供する。 〔構成〕 ハイマウントストップランプに取付け用の開
孔(1)を設け、この開孔(1)を通してキーシリンダ
Kを自動車本体に固定することにより、キーシリンダの
庇部Kaと自動車のアウターパネルで挟持する。
Description
【0001】
本考案は自動車用ハイマウントストップランプに関する。ハイマウントストッ プランプとは、自動車後面の比較的高い位置に取付けられたストップランプをい う。
【0002】
実開昭62−174949号公報に後部開閉体へのランプ取付構造が開示され ている。この構造では、ランプが後部開閉体の内部に取り付けられ、開閉体を施 錠するためのキーシリンダはランプとは別に自動車本体側に設けられている。 実開昭61−105246に開示されたストップランプ取付構造では、図6に 示すように、ストップランプLとキーシリンダKが別々にバックドアDに設けら れている。
【0003】
従来技術によるハイマウントストップランプは、ハイマウントストップランプ 専用の取付部を自動車に設け、そこに取付けられている。 しかしながら同一型式の自動車であってもハイマウントストップランプを付け る仕様のものと付けない仕様のものがある場合がある。 このような場合、一律にハイマウントストップランプのための取付け部を車体 に設け、これを付けない自動車には目かくし用の蓋を設けることが行われている 。しかしこの方法では、取付穴加工をすることと、これに蓋をするという二重の 無駄をすることとなる。 ハイマウントストップランプを取付ける自動車にだけ取付穴加工をすることも 可能であるが、この場合は、自動車の製造ラインを煩雑化するという問題がある 。 さらにハイマウントストップランプを取付けた時、自動車の後面にキーシリン ダ、ハイマウントストップランプ等の多数の部品が設けられるので、デザインが 煩雑になるという問題がある。
【0004】 本考案はハイマウントストップランプ専用の取付部を設けることなく自動車 に取付けることができるハイマウントストップランプを提供することを課題とす る。
【0005】
上記課題は、発光素子と、発光素子を支持する支持部と、発光素子と支持部の ためのハウジングと、発光素子のため電気配線を備えるストップランプにおいて 、自動車のキーシリンダの外径にほぼ等しい内径の開孔を有し、該開孔がその中 を通るキーシリンダに対する相対的回転運動を防止する回転防止機構を備え、上 記電気配線が該開孔の内側面から該開孔内に出て該開孔とキーシリンダの間に設 けられる隙間等を通って自動車本体側の電気回路に接続され、キーシリンダを自 動車本体に固定することにより、キーシリンダの上部庇部と自動車のアウターパ ネルにより挟持されることを特徴とする自動車用ストップランプによって解決さ れた。
【0006】
キーシリンダは、ストップランプの開孔と自動車本体に設けられたキーシリン ダ取付穴を通り、リテーナ等によって固定される。この結果、ストップランプは キーシリンダの上部庇部と自動車のアウターパネルにより挟持される。 キーシリンダはその性質上、自動車本体との間に回転防止機構を有し、キーシ リンダとストップランプの間にも回転防止機構が存在するので、ストップランプ も自動車本体に対して回転しない。 ストップランプへの電力供給あるいは制御のために電気配線はストップランプ の開孔の内側面から開孔内に出て、該開孔とキーシリンダの間の隙間を通り、あ るいはキーシリンダの軸方向に溝を通り自動車本体内部に導かれる。 この結果、ストップランプの取付けとキーシリンダの取付けを同時に行うこと ができる。 またストップランプを取付けない仕様の自動車に対しては、キーシリンダだけ を取付けることができ、前に述べた二重の無駄を排することができる。 ストップランプとキーシリンダ8を同一箇所に配置することができるので、デ ザイン上もシンプルにすることができる。
【0007】
図1は本考案に係るハイマウントストップランプを装着した自動車の背面から の斜視図である。 この実施例では、キーシリンダKとストップランプLが同一箇所に設けられて いる。
【0008】 図2は自動車に取付ける前の図1のストップランプとキーシリンダの斜視図で ある。 このストップランプLは中央の開孔1を中心として左右対称に発光部2が配置 されている。ストップランプLのケーシングはベース3とカバー4からなり、カ バー4の上面部4aは透明な材質で作られ、ケーシング内部の発光素子の光が外 部から見えるようになっている。 中央の開孔1の内径はキーシリンダKの外径にほぼ対応し、キーシリンダKを 通した時にキーシリンダKとストップランプLが相対的に回転しないように、キ ーシリンダKのキー溝5に対応する突起1aが設けられている。 ストップランプのための電気配線6はこの開孔1の中に出て、キーシリンダK に別に設けられている(図示しない)溝を通って自動車本体内部に導かれ、コネ クタ7によって自動車本体側の電気回路と接続される。
【0009】 図3はストップランプのカバー4を取り除いた時の上面図である。 ベース3の上に配線基板8が固定され、配線基板8の上に発光素子としてのL ED9が6個づつ左右に配置され、各LED9は導体部分10,11に接続され 、両導体部分10,11は2本の導線12,13からなる電気配線6に接続され ている。
【0010】 図4は本考案に係るストップランプの自動車への固定方法を説明するための図 3のIV−IV線に対応する断面図である。 本考案に係るストップランプは次のようにして固定される。 まずストップランプLが、両面接着テープ14を介して自動車のアウターパネ ル15の上に載置される。次にキーシリンダKを、ストップランプLの開孔1と アウターパネル15に設けられたキーシリンダ取付孔を通し、アウターパネル1 5の内側でリテーナ16によって固定する。この結果、ストップランプはキーシ リンダの庇部Kaとアウターパネル15によって挟持される。 この時電気配線6もこの開孔1およびキーシリンダKの取付孔を通して自動車 本体内部に導かれ、コネクター7を用いて自動車本体内の電気回路と接続される 。
【0011】 図5は本考案の他の実施例としてのハイマウントストップランプを装着した自 動車の背部からの斜視図である。 この例では、発光部はリヤスポイラーに取付けられている。この場合は、リヤ スポイラーが両端と中央のキーシリンダの3箇所で固定されるので、リヤスポイ ラーを確実に固定するという効果をも生じる。
【0012】
i) 専用の取付穴加工が不要である。 ii) 取付が簡単である。 iii) 後からの追加装着が可能である。 iv) 車体に密着している為、見映えがよい。 v) 車内取付型ストップランプのようなバックウィンドウによる反射がない 。 vi) 後方視界を悪化させない。 vii) 車体形状にかかわらず車体後部にキーシリンダがあれば装着できるので 、部品の共通化が可能。
【図1】本考案による自動車用ハイマウントストップラ
ンプを装着した自動車の背面からの斜視図である。
ンプを装着した自動車の背面からの斜視図である。
【図2】自動車に取付ける前の図1のストップランプと
キーシリンダの斜視図である。
キーシリンダの斜視図である。
【図3】ストップランプのカバー4を取り除いた時の上
面図である。
面図である。
【図4】本考案に係るストップランプの自動車への固定
方法を説明するための図3のIV−IV線に対応する断面図
である。
方法を説明するための図3のIV−IV線に対応する断面図
である。
【図5】本考案の他の実施例としてのハイマウントスト
ップランプを装着した自動車の背部からの斜視図であ
る。
ップランプを装着した自動車の背部からの斜視図であ
る。
【図6】従来技術によるハイマウントストップランプを
装着した自動車の背面からの斜視図である。
装着した自動車の背面からの斜視図である。
1 開孔 2 発光部 3 ベース 4 カバー 5 キー溝 6 電気配線 7 コネクタ 8 配線基材 9 LED 10,11 導体部分 12,13 導線
Claims (1)
- 【請求項1】 発光素子と、発光素子を支持する支持部
と、発光素子と支持部のためのハウジングと、発光素子
のため電気配線を備えるストップランプにおいて、自動
車のキーシリンダの外径にほぼ等しい内径の開孔を有
し、該開孔がその中を通るキーシリンダに対する相対的
回転運動を防止する回転防止機構を備え、上記電気配線
が該開孔の内側面から該開孔内に出て該開孔とキーシリ
ンダの間に設けられる隙間等を通って自動車本体側の電
気回路に接続され、キーシリンダを自動車本体に固定す
ることにより、キーシリンダの上部庇部と自動車のアウ
ターパネルにより挟持されることを特徴とする自動車用
ストップランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094891U JP2537010Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 自動車用ハイマウントストップランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094891U JP2537010Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 自動車用ハイマウントストップランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580881U true JPH0580881U (ja) | 1993-11-02 |
JP2537010Y2 JP2537010Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=11764425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1094891U Expired - Lifetime JP2537010Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 自動車用ハイマウントストップランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537010Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP1094891U patent/JP2537010Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2537010Y2 (ja) | 1997-05-28 |
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