JP2532394Y2 - 自動車用ハイマウントストップランプ - Google Patents

自動車用ハイマウントストップランプ

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JP2532394Y2
JP2532394Y2 JP1991010929U JP1092991U JP2532394Y2 JP 2532394 Y2 JP2532394 Y2 JP 2532394Y2 JP 1991010929 U JP1991010929 U JP 1991010929U JP 1092991 U JP1092991 U JP 1092991U JP 2532394 Y2 JP2532394 Y2 JP 2532394Y2
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JP
Japan
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spare tire
stay
stop lamp
mount stop
automobile
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JPH0526635U (ja
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敬 金子
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用ハイマウントス
トップランプに関する。ハイマウントストップランプと
は自動車後面の比較的高い位置に取付けられたストップ
ランプをいう。
【0002】
【従来の技術】ハイマウントストップランプは後続車か
ら見えやすいという利点を有するが、ジープタイプの自
動車の場合には、ハイマウントストップランプを取付け
る場所に制約がある。スペアタイヤを後面に備えるジー
プタイヤの自動車に取付けたハイマウントストップラン
プが特開平2−68236号公報に開示されている。図
7はそのハイマウントストップランプを備えたジープタ
イプの自動車の斜視図である。自動車の後面にスペアタ
イヤTがタイヤキャリアCによって保持され、タイヤキ
ャリアCの中にハイマウントストップランプLが組込ま
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図7のハイマウントス
トップランプは見やすい位置に取付けられるので、点灯
を後続車に確実に視認させることができ、またタイヤキ
ャリアを有効に利用できるという利点がある。反面、タ
イヤキャリアはスペアタイヤを保持しながら、ハイマウ
ントストップランプを内蔵するので構造が複雑であり、
またストップランプの発光部の形状がタイヤキャリアの
形状によって制約を受けるという問題がある。本考案は
タイヤキャリアを複雑化することなく、しかも自動車の
後面パネルに加工を施こすことなく取付けることがで
き、さらにストップランプの発光部の形状に関する制約
が少いハイマウントストップランプを提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、スペアタイ
ヤを保持するためのスペアタイヤキャリアを車体後面に
備える自動車に取付けるハイマウントストップランプに
おいて、ランプアセンブリと、このランプアセンブリを
一端に固定するとともに他端を上記スペアタイヤキャリ
アに固定されたステーとから成り、該ステーをスペアタ
イヤの裏面と自動車の車体後面の間の空間を通してスペ
アタイヤ上方に突出させ、該ステーの一端に装着された
ランプアセンブリをスペアタイヤ外周よりも外側に位置
させたハイマウントストップランプによって解決され
た。なおランプアセンブリとは、白熱灯あるいは発光ダ
イオード等の発光素子およびそれらの支持部、ケーシン
グ、電気配線等が一体に組立てられたものをいう。
【0005】
【作 用】図1は本考案による自動車用ハイマウントス
トップランプを備えた自動車の背面図である。このハイ
マウントストップランプにおいては、ランプアセンブリ
1が一端に固定されているステー2がスペアタイヤキャ
リア3の基部に固定されている。図2は図1のII−II線
断面図である。スペアタイヤキャリア3はスペアタイヤ
4のディスクホール5をボルト6で固定する支持板7
と、スペアタイヤキャリア3を自動車の後面8に固定す
る基部9と、基部9と支持板7を連結する中間部材10
から成る。図2から分かるように、スペアタイヤ4の裏
面と自動車の車体後面8の間に空間11が形成されてい
る。本考案では、この空間11内にステー2を配置し、
ステー2の一端にランプアセンブリ1を固定し、他端を
スペアタイヤキャリア3に固定する。この構造では、ス
ペアタイヤキャリア3のハイマントストップランプのた
めの機能はステー2を固定するだけであるので構造が簡
単である。構造全体が単純であるので、製造および保守
が容易である。
【0006】
【実施例】以下、図3から図6に基づき、本考案の実施
例について説明する。ステー2は、スペアタイヤ4の裏
面と自動車の車体後面8の間の空間を通してスペアタイ
ヤ4上方に突出させて設けられており、該ステー2の一
端に装着されたランプアセンブリ1がスペアタイヤ4外
周よりも外側に位置するように設けられている。ステー
2自体は、中央に断面が半円形の溝2aができるように
プレス加工を施した鉄板から成り、その一端にランプア
センブリ1を取付けるネジのための孔2bを設け、他端
にステー2をスペアタイヤキャリア3の基部9に取付け
るネジのための孔2cを設け、孔2cの近傍で鉄板を鈍
角に曲げ、ステー2がスペアタイヤキャリア3の基部9
に接触する領域では溝2aの部分を除去し開孔2dを形
成した構造を有する。
【0007】ランプアセンブリ1をステー2の一端にネ
ジで固定し、ランプアセンブリ1のため電気配線12を
図4に示すようにステー2の溝2aに沿って配置する。
この結果、図5に示すようにランプアセンブリ1とステ
ー2が組立てられる。
【0008】他方、スペアタイヤキャリア3の基部9に
は、図6に示すように、ステー2の孔2cに対応する位
置にステー固定用の孔9aが設けられ、さらにステー2
の開孔2dに対応する位置に電気配線12を通すための
孔9bが設けられている。図5のようにランプアセンブ
リ1が組立てられたステー2を図6のスペアタイヤキャ
リア3の基部9の側面9cに固定し、電気配線12を孔
9bに通す。この結果、図1に示すように、本考案に係
るハイマウントストップランプが実現される。
【0009】
【考案の効果】以上のように、本考案の自動車用ハイマ
ウントストップランプによると以下のような効果を奏す
ることができる。 ランプアセンブリと、このランプアセンブリを一端
に固定するとともに他端を上記スペアタイヤキャリアに
固定されたステーとから成り、該ステーをスペアタイヤ
の裏面と自動車の車体後面の間の空間を通してスペアタ
イヤ上方に突出させ、該ステーの一端に装着されたラン
プアセンブリをスペアタイヤ外周よりも外側に位置させ
たので、ランプアセンブリをスペアタイヤから独立させ
て、後方からの視認性を向上させることができる。 ステーをスペアタイヤの裏面と自動車の車体後面の
間のデッドスペースを利用してスペアタイヤ上方に突出
させたので、ステーを取り付けるためのスペースを必要
とせず、かつステー自体は後方から見えないので、外観
を損ねることがない。 ランプアセンブリはスペアタイヤより上方で、かつ
スペアタイヤ外周よりも外側に位置するように設けられ
ているので、従来のスペアタイヤ中心部に設けたものに
比べて、後方からの視認性に優れている。 構造が簡単であるので、自動車への取付が容易であ
る。 取付け部分が自動車の後面自体ではなくタイヤキャ
リアであるので、自動車後面部の製造工程に変更を必要
としない。 また同じ理由により、幌付きタイプの自動車へも適
用することが可能であり、さらに幌の着脱作業にも影響
を与えない。 発光部の形状の自由度が高いので、後方から視認性
を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動車用ハイマウントストップラ
ンプを備えた自動車の背面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本考案に係るハイマウントストップランプのラ
ンプアセンブリとステーの部分の分解斜視図である。
【図4】図3のステーの構に電気配線を配置した時の断
面図である。
【図5】図1のランプアセンブリとステーを組立てた時
の斜視図である。
【図6】スペアタイヤキャリアの斜視図である。
【図7】従来技術によるハイマウントストップランプを
備えたジープタイプの自動車の斜視図である。
【符号の説明】
1 ランプアセンブリ 2 ステー 2a 溝 2d 開孔 3 スペアタイヤキャリア 4 スペアタイヤ 5 ディスクホイール 8 自動車の後面 9 スペアタイヤキャリアの基部 12 電気配線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペアタイヤを保持するためのスペアタ
    イヤキャリアを車体後面に備える自動車に取付けるハイ
    マウントストップランプにおいて、ランプアセンブリ
    と、このランプアセンブリを一端に固定するとともに他
    端を上記スペアタイヤキャリアに固定されたステーとか
    ら成り、該ステーをスペアタイヤの裏面と自動車の車体
    後面の間の空間を通してスペアタイヤ上方に突出させ、
    該ステーの一端に装着されたランプアセンブリをスペア
    タイヤ外周よりも外側に位置させたことを特徴とする自
    動車用ハイマウントストップランプ。
JP1991010929U 1991-03-04 1991-03-04 自動車用ハイマウントストップランプ Expired - Lifetime JP2532394Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0526635U JPH0526635U (ja) 1993-04-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2663280B2 (ja) * 1988-08-31 1997-10-15 スズキ株式会社 自動車用ハイマウントストップランプ装置
JPH02143341U (ja) * 1989-05-08 1990-12-05

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JPH0526635U (ja) 1993-04-06

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