JPH0580755B2 - - Google Patents

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JPH0580755B2
JPH0580755B2 JP59180987A JP18098784A JPH0580755B2 JP H0580755 B2 JPH0580755 B2 JP H0580755B2 JP 59180987 A JP59180987 A JP 59180987A JP 18098784 A JP18098784 A JP 18098784A JP H0580755 B2 JPH0580755 B2 JP H0580755B2
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error
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JP59180987A
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Tadahiro Wada
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6182379A publication Critical patent/JPS6182379A/ja
Publication of JPH0580755B2 publication Critical patent/JPH0580755B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1883Methods for assignment of alternate areas for defective areas
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/90Tape-like record carriers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置におけるエラー検
出訂正方式に関するものである。
磁気記録再生装置、例えば磁気テープ装置のよ
うに磁気記録媒体に磁気ヘツドが実質上接触しな
がら書込みあるいは読取りを行う場合、磁気記録
媒体から生じるゴミあるいは外部からのゴミが磁
気記録媒体と磁気ヘツドとの間に入り込み、一般
にバースト・エラーと呼ばれる連続したエラーが
発生することが多い。このような場合、発生した
バースト・エラーを検出し、場合によつては訂正
することが必要となる。
〔従来技術〕
磁気記録再生装置、特に、カセツトテープ装置
のように書込み/読取りチヤンネルを少なくして
安価に実現したような磁気記録再生装置では、1
トラツク・シリアルあるいは2トラツク・パラレ
ルで記録再生することが多い。このような装置に
おいては、磁気テープにデータを記録する場合、
書込みあるいは読取りの単位を構成するセグメン
トにおいて、、セグメント中の情報データにエラ
ーを検出するエラー検出コードを付加してセグメ
ント・データを構成し、さらに複数のセグメン
ト・データを順次排他的論理和して作成されたデ
ータをエラー訂正コードとして含むセグメントを
上記複数のセグメント・データに関連する1グル
ープの複数のセグメントに対して付加することに
より、情報データのエラーを検出し訂正するよう
にしている。
第2図は、上記のような従来の方式に基づい
て、Aセグメント・グループおよびBセグメン
ト・グループよりなるデータ群を1トラツクにシ
リアルに記録した状態を説明するための図であ
る。図において、SEGはセグメント(Segment)
を、ECCはエラー訂正コード(Error
Correcting Code)を意味している。Aセグメン
ト・グループは、情報データを含むN個のセグメ
ントSEG0A,SEG1A…SEGNAとエラー訂正コ
ードECC・Aを含むECCセグメントとから構成
されており、これらセグメントがシリアルに記録
されている。一方、Bセグメント・グループは、
Aセグメント・グループと同様に、情報データを
含むN個のセグメントSEG0B,SEG1B…
SEGNBとエラー訂正コードECC・Bを含むECC
セグメントとから構成されており、これらセグメ
ントがAセグメント・グループに続いてシリアル
に記録されている。情報データを含むセグメント
は、第2図に示すように再同期信号と情報データ
とこの情報データのエラーを訂正するエラー訂正
コードとから構成されており、情報データとエラ
ー訂正コードのデータとがセグメント・データを
形成している。
一方、各ECCセグメントのエラー訂正コード
ECC・AおよびECC・BのデータEAおよびEB
次式で定義される。
A0A1…Ai…AN=EA (1) B0B1…Bi…BN=EB (2) ここに、一般にAi,BiはAセグメント・グルー
プおよびBセグメント・グループのi番目のセグ
メントのセグメント・データをそれぞれ表し、
は排他的論理和(EORと略記する場合がある)
を表している。すなわち、エラー訂正コードのデ
ータEAおよびEBは、各セグメント・グループの
セグメント・データを順次排他的論理和して作成
されたものである。
上記(1)および(2)式より、 Ai=A0A1…Ai-1Ai+1…ANEA (3) Bi=B0B1…Bi-1Bi+1…BNEB (4) が導かれる。これら式は、セグメント・データ
が、それが属するセグメント・グループの残りの
セグメント・データおよびそのセグメント・グル
ープのエラー訂正コードのデータを順次排多的論
理和したものに等しいことを示している。したが
つて、1つのセグメント・グループについて1セ
グメントのセグメント・データにエラーがある場
合には、上記式より正しいセグメント・データを
求め訂正できることが分かる。
従来の磁気記録再生装置におけるエラー検出は
以上の考えに基づいて、各セグメントのエラー検
出コードで情報データのエラーを検出し、各セグ
メント・グループのエラー訂正コードによりエラ
ーのあつたセグメント・データを訂正している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のエラー検出訂正方式では、前記(3)および
(4)式から明らかなように、1セグメント・グルー
プについて、1つのセグメント・データ・エラー
の訂正は可能であるが、複数個のセグメント例え
ば隣り合う2つのセグメントに亘つてセグメン
ト・データ・エラーがあるときにはもはや修正は
不可能であるという欠点がある。
また隣り合う複数のトラツクに亘つてエラーが
発生することがあり、このための対策をとること
が必要となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、上記問題点を解消した磁気記
録再生装置のエラー検出訂正方式を提供すること
にある。
本発明は、1セグメント・グループが、それぞ
れが情報データと該情報データに付加され該情報
データのエラーを検出するエラー検出コードとよ
りなるセグメント・データを含む複数のセグメン
トと、該複数のセグメントの各セグメント・デー
タを順次排他的論理和して作成されたエラー訂正
コードのデータを含むセグメントとからなり、 複数の該セグメント・グループが磁気記録媒体
のトラツク上に配置され、かつ読出された情報デ
ータとエラー訂正コードとから、前記セグメント
におけるエラーを訂正するエラー訂正機構を有す
る 磁気記録再生装置におけるエラー検出訂正方式
において、 前記セグメント・グループの複数個分のセグメ
ント・グループをまとめ、当該各セグメント・グ
ループを構成する各セグメントを、前記複数個と
同数の複数個の上記トラツク上に分配して配置す
るよう構成すると共に、 当該まとめられた複数個のセグメント・グルー
プにおいて、当該各1つのセグメント・グループ
内の各セグメントが異なるセグメント・グループ
のセグメントと隣り合うように前記複数個の夫合
のトラツク上に配置されてなる ことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
第3図は、本発明の前提として考慮された構成
例を示す図であつて、Aセグメント・グループお
よびBセグメント・グループよりなるデータ群を
1トラツクにシリアルに記録する場合の記録状態
を説明するための図である。なお、本構成例にお
けるAセグメント・グループおよびBセグメン
ト・グループの構成は第2図において説明したと
同様であるが、各セグメントの情報データに付加
されるエラー検出コードとしては、例えばCRC
(Cyclic Redundancy Check)コードを用いるこ
とができる。
第3図から明らかなように、1トラツク・シリ
アル記録ではAセグメント・グループのセグメン
トとBセグメント・グループのセグメントとを、
SEG0A,SEG0B,GEG1A,SEG1B…SEGNA,
SEGNB,ECC・A,ECC・Bのように、交互に
配置する。このような配置によれば、2セグメン
トに亘つてバースト・エラーが発生したような場
合、2セグメントのうちの一方はAセグメント・
グループに属し、他方はBセグメント・グループ
に属することは明らかである。したがつて、各セ
グメント・グループについては、それぞれ、1セ
グメント・データ・エラーであるから各セグメン
ト・グループ毎にエラー訂正が可能となる。
第3図図示の構成はセグメント・データにエラ
ーが存在する場合の対策として十分に有効であ
る。しかし、第3図図示の如く複数のセグメン
ト・データにおける1つのセグメント・データ内
各セグメントを、他のセグメント・データと隣接
するように配置する構成は、例えば磁気デイスク
などにおいて書き込みあるいは読み出し時のいわ
ゆる回転待ち時間を少なくする技術として存在し
ている。
この点を考慮して、本発明において複数のトラ
ツクに亘るエラーに対処するようにしている。
第4図は、Aセグメント・グループおよびBセ
グメント・グループよりなるデータ群をトラツク
0およびトラツク1の2トラツクにパラレルに記
録する実施例を説明するための図である。この図
から明らかなように、トラツク0にはAセグメン
ト・グループのセグメントとBセグメント・グル
ープのセグメントとを、SEG0A,SEG1B,
SEG2A,SEG3B…SEGNB,ECC・Aのように
交互に配置し、かつ、トラツク1にはAセグメン
ト・グループのセグメントとBセグメント・グル
ープのセグメントとを、SEG0B,SEG1A,
SEG2B,SEG3A…SEGNA,ECC・Bのように
交互に配置する。このような配置によれば、トラ
ツク0あるいはトラツク1のセグメントに亘つて
バースト・エラーが発生したような場合にも、各
セグメント・グループについては、それぞれ1セ
グメント・データ・エラーであるから各セグメン
ト毎にエラー訂正が可能となる。
上記実施例は、2トラツク・パラレル記録の場
合であるが3トラツク以上にパラレル記録する場
合においても、各トラツクにおいてAセグメン
ト・グループのセグメントとBセグメント・グル
ープのセグメントとが交互に配置されるようにす
れば良い。また、2つのセグメント・グループよ
りなるデータ群に限られるものではなく、複数の
例えばn組のセグメント・グループよりなるデー
タ群であつても、各セグメント・グループのセグ
メントが他のセグメント・グループのセグメント
と隣合うように交互にトラツクに配置すれば良い
ことは明らかである。この場合には、トラツク上
でnセグメントに亘るバースト・エラーが生じて
もエラーを訂正することが可能となる。
次に、以上のように磁気記録媒体のトラツク上
に記録される磁気記録再生装置において、エラー
を検出し訂正する回路について説明する。
第1図は、第4図に示すように2トラツクにパ
ラレルに記録されたAセグメント・グループおよ
びBセグメント・グループよりなるデータ群につ
いて生じるエラーを検出し訂正するエラー検出訂
正回路を示す。なお、この回路はAセグメント・
グループについてのエラー検出訂正回路のみを示
しており、Bセグメント・グループについてのエ
ラー検出訂正回路も全く同一の回路が存在するが
図面上は省略している。図中、1は、磁気記録媒
体より読取られたデータのうちAセグメント・グ
ループに属するセグメントのセグメント・データ
およびエラー訂正コードがシリアルに順次転送さ
れて格納される第1データ・バツフア、2は、各
セグメントの情報データに付加されているエラー
検出コードに基づいて情報データのエラーを検出
するエラー検出回路である。このエラー検出回路
2は、通常は論理“1”信号を発生しており、情
報データのエラーを検出した場合には、論理
“0”信号を発生するように構成されている。3
は、エラー検出回路2の出力信号が供給され、A
セグメント・グループに何個のセグメント・デー
タ・エラーがあつたかを計数するエラー・カウン
タであり、1セグメント・データ・エラーである
か、あるいは2以上のセグメント・データ・エラ
ーであるマルチ・セグメント・データ・エラーで
あるかを示す情報を出力する。4は、第1デー
タ・バツフア1にAセグメント・グループのセグ
メントが順次供給される場合にセグメントの数を
計数するセグメント・カウンタである。5は、エ
ラー検出回路2から最初の“0”信号が入力され
たときにセグメント・カウンタ4の計数値を記憶
するレジスタである。6は、第1データ・バツフ
ア1よりパラレルに出力される1セグメントのデ
ータとエラー検出回路2の出力信号とのANDを
とるAND回路である。7は、エラー・パター
ン・レジスタであり、後述するように1セグメン
ト・データ・エラーの場合に、正しいセグメン
ト・データが最終的に格納されるレジスタであ
る。そして、このエラー・パターン・レジスタ7
には最初、オール“0”がセツトされる。8は、
AND回路6の出力データとエラー・パターン・
レジスタ7に格納されているデータとをビツト対
応でEORをとるEOR回路であり、EOR回路の出
力データは、エラー・パターン・レジスタ7に送
られ、エラー・パターン・レジスタ7に格納され
ている前のデータと置き換えられる。9は、
AND回路6からの出力データ、および1セグメ
ント・データ・エラーの場合にエラー・パター
ン・レジスタ7に格納されているデータが供給さ
れる第2データ・バツフアである。10は、エラ
ー・パターン・レジスタ7からの出力データを否
定するNOT回路、11は、エラー検出回路2の
出力信号がセツト入力端子Sに供給され、エラ
ー・カウンタ3のマルチ・セグメント・データ・
エラーの発生を示す“1”信号がリセツト入力端
子Rに供給されるフリツプフロツプである。12
は、NOT回路10からの出力データ、フリツプ
フロツプ11の出力信号およびAセグメント・グ
ループのデータの読込みが終了したことを示すデ
ータ・エンド信号、すなわち“1”信号が供給さ
れ、エラーの有無を示す情報を出力するNAND
回路である。
次に、第1図のエラー検出訂正回路の動作を、
セグメント・データ・エラーがない場合、1セグ
メント・データ・エラーの場合、2以上のセグメ
ント・データ・エラーの場合のそれぞれに分けて
説明する。
セグメント・データ・エラーがない場合; 第4図に示すように磁気記録媒体に記録された
Aセグメント・グループおよびBセグメント・グ
ループよりなるデータ群を読取り、Aセグメン
ト・グループのデータをセグメント毎に順次、す
なわちセグメントSEG0A,SEG1A…SEGNA,
ECC・Aの順次で第1データ・バツフアにシリ
アルに転送して格納する。セグメント・カウンタ
4では、第1データバツフアに送られてくるセグ
メントの個数を計数している。エラー検出回路2
は、第1データ・バツフアに最初に格納されたセ
グメントSEG0Aの情報データのエラーを、この
情報データに付加されたエラー検出コードにより
検出する。今、情報データにエラーはないから、
エラー検出回路2は“1”信号を出力し、この
“1”信号は、AND回路6の一方の入力端子およ
びフリツプフロツプ11のセツト入力端子にそれ
ぞれ入力される。フリツプフロツプ11はセツト
され、“1”信号を出力する。一方、第一デー
タ・バツフア1に格納されていたセグメント・デ
ータは、AND回路6の他方の入力端子(複数の
入力端子)にパラレルに入力され、AND回路6
を経て第2データ・バツフア9に転送され格納さ
れると共に、EOR回路8に入力される。
EOR回路8では、第1データ・バツフア1よ
り入力されたセグメント・データとエラー・パタ
ーン・レジスタ7に格納されているオール“0”
データとをビツト対応にEORして、その結果を
エラー・パターン・レジスタ7に入力して、オー
ル“0”データと置き換える。
以上のようにして、順次セグメント・データが
処理され、第2データ・バツフア9にAセグメン
ト・グループの全セグメント・データが格納され
る。Aセグメント・グループの最後のセグメント
であるエラー訂正コード・セグメントECC・A
が第1・データ・バツフア1に入力されると、エ
ラー訂正コードは、AND回路6を経て、EOR回
路8に入力される。この場合、エラー訂正コード
は、一般には、第2データ・バツフアには格納さ
れない。EOR回路8では、最終的なEOR計算が
なされ、最終的な結果がエラー・パターン・レジ
スタ7に格納される。前記(1)式および(3)式より明
らかなように、全セグメント・データにエラーが
ない場合には、 A0A1…ANEA はオール“0”となる。したがつて、エラー・パ
ターン・レジスタ7の最終的な内容はオール
“0”であり、このオール“0”データはNOT回
路10にパラレルに入力され、オール“1”デー
タに反転されてNAND回路12の複数の入力端
子にパラレルに入力される。一方、フリツプフロ
ツプ11はセツト状態にあつて“1”信号を出力
し、この“1”信号はNAND回路12に入力さ
れている。したがつて、データ・エンドを示す
“1”信号がNAND回路12に入力されたとき、
“0”信号を出力し、この“0”信号はAセグメ
ント・グループのセグメント・データにエラーが
なかつたことを示している。そして、第2デー
タ・バツフアに格納されているエラーのないセグ
メント・データが出力される。
1セグメント・データ・エラーの場合; エラーのあるセグメント・データが第1デー
タ・バツフア1に転送されてくると、エラー検出
回路2は“0”信号を出力する。この“0”信号
は、レジスタ5、エラー・カウンタ3、AND回
路6の一方の入力端子に入力される。レジスタ5
は、そのときのセグメント・カウンタ4の計数値
を読み込む。この計数値は、エラーのあるセグメ
ントが何番目のセグメントであるかを示してい
る。一方、エラー・カウンタ3の計数値は1とな
り、1セグメント・データ・エラーがあることを
示している。
AND回路6は、エラー検出回路2の“0”信
号により抑止される結果、第1データ・バツフア
のエラーのあるセグメント・データは第2デー
タ・バツフア9には格納されず、第2データ・バ
ツフア9のその領域はオール“0”となる。
Aセグメント・グループのすべてのセグメント
の入力が終了すると、前記(3)式より明らかなよう
に最終的にエラー・パターン・レジスタ7に格納
されるデータは、エラーのあつたセグメント・デ
ータに一致している。したがつて、エラー・パタ
ーン・レジスタ7のデータを、第2データ・バツ
フアに入力して、レジスタ5によつて指示される
オール“0”のデータ領域に格納すれば、エラー
訂正されたAセグメント・グループの全セグメン
ト・データを第2データ・バツフアより出力する
ことができる。
一方、1セグメント・データ・エラーの故に、
エラー・パターン・レジスタ7の内容であるビツ
トパターン中には少なくとも1個の“1”ビツト
を必ず含んでおり、したがつてNOT回路10の
出力中には必ず“0”ビツトを含むこととなる。
このため、NAND回路12にデータ・エンド信
号“1”が入力されると、NAND回路12は
“1”信号を出力し、この“1”信号はAセグメ
ント・グループのセグメント・データにエラーが
あつたことを示している。
2以上のセグメント・データ・エラーの場合; Aセグメント・グループに2以上のセグメン
ト・データ・エラーが存在する場合、エラー・カ
ウンタ3の計数値は2以上となり、マルチ・セグ
メント・データ・エラーがあることを示してい
る。そして、マルチ・セグメント・データ・エラ
ーの場合には、第2データ・バツフアのセグメン
ト・データを訂正することはできない。このよう
な場合、エラー・パターン・レジスタ7の最終的
なデータのビツトパターンに“1”を含むことが
ほとんどであり、NAND回路12にデータ・エ
ンド信号“1”が入力されると、NAND回路1
2は“1”信号を出力し、データ・エラーがあつ
たことを示す。
しかし、場合によつてはエラー・パターン・レ
ジスタ7の最終的なデータがオール“0”となる
こともあり得る。このような場合、フリツプフロ
ツプ11がセツト状態のままであれば、NAND
回路12が“0”信号を出力し、マルチ・セグメ
ント・データ・エラーにもかかわらずエラー無し
の誤つた情報を与えてしまうこととなる。
このような状態を防止するためにマルチ・セグ
メント・データ・エラーの場合には、フリツプフ
ロツプ11のリセツト入力端子Rに、エラー・カ
ウンタ3のマルチ・セグメント・データ・エラー
の発生を示すリセツト信号を入力してフリツプフ
ロツプ11をリセツトしフリツプフロツプが
“0”信号を出力するようにしている。したがつ
て、エラー・パターン・レジスタ7の内容がオー
ル“0”であつても、NAND回路12の出力は
“1”となり、エラーの発生を示すことが可能と
なつている。
以上Aセグメント・グループのデータについて
のエラー検出訂正について説明したが、Bセグメ
ント・グループについても第1図に示すエラー検
出訂正回路と同様の他の回路によつてエラー検出
訂正を行うことができることは明らかである。
次に第5図により、図に示した形式で記録され
たデータをAセグメント・グループのセグメント
とBセグメント・グループのセグメントとを分離
する例を説明する。
図において13は、磁気記録媒体上にシリアル
に記録されたデータ群を磁気ヘツドで読み取り、
復調された結果がシリアルデータとして格納され
るシフトレジスタ。14はシフトレジスタ13に
シリアルに蓄積されたデータをパラレルに読み出
し、セグメントとの境界に記録された同期パター
ンを検出するデコーダ。15はAセグメント・グ
ループのセグメントのデータを格納するデータバ
ツフア。16はBセグメント・グループのセグメ
ントデータを格納するデータバツフア。17はデ
コーダ14からの同期パターン検出信号により交
互に反転し、データバツフア15,16を交互に
データの取り込みを可能とするライトイネーブル
信号を出力するフリツプフロツプ回路をそれぞれ
示す。
磁気記録媒体上に記録されたデータには、各セ
グメントの境界において同期パターンが記録され
ている。この同期パターンは、データ中には存在
しないような特定のパターンであつて、このパタ
ーンを検出する事によりセグメントの境界を検出
し、各グループに属するセグメントを分離する。
磁気記録媒体上に記録されたシリアルデータは、
復調されて、所定のバイト単位で転送されシフト
レジスタ13に格納される。シフトレジスタ13
に格納されたデータはパラレルに読み出されデコ
ーダ14に入力される。
一方シフトレジスタ13が読み出されたデータ
は、データバツフア15,16にも送出されてお
り、フリツプフロツプ回路17により、ライトイ
ネーブル信号が出力されている側のデータバツフ
ア15または16にデータが格納される。データ
バツフア15または16へのデータの格納は、デ
コーダ14により同期ターンが検出されるまでは
いずれか一方のデータバツフア15又は16にデ
ータの格納をつづける。デコーダ4により同期パ
ターンが検出されると、この検出出力によりフリ
ツプフロツプ回路17は反転し、先にライトイネ
ーブル状態となつていたデータバツフア15又は
16とは異なる側のデータバツフア15又は16
がライトイネーブルとされ、次の同期パターンが
検出されるまでの間、データの格納が行われる。
このようにして、一連のセグメントデータが群
がセグメント・グループ毎に分離されてデータバ
ツフア15,16に格納される。その後このデー
タバツフア15又は16の内容を第1図で説明し
た第1データ・バツフア1に転送してデータのエ
ラー検出訂正が行われる。
〔効果〕
以上説明したように本発明によれば、1セグメ
ント・グループを、それぞれが情報データとこの
情報データに付加されエラーを検出するエラー検
出コードとを含む複数セグメント・データと、こ
れら複数のセグメント・データの排他的論理和を
とつて作成されたエラー訂正コードとにより構成
し、n組のセグメント・グループよりなるデータ
群を磁気記録媒体のトラツク上に記録する場合
に、各セグメント・グループのセグメントを他の
セグメント・グループのセグメントに隣合うよう
に交互に配置しているので、n個のセグメントに
亘つてバースト・エラーが生じても、各セグメン
ト・グループについてみれば1つのセグメント・
データ・エラーであるからエラーを検出し且つ訂
正することが可能となる。したがつて、本発明に
よれば、特にデータを1トラツク・シリアルある
いは2トラツク・パラレルで記録再生するカセツ
トテープ装置に最適で且つ簡単な構成のエラー検
出訂正方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明磁気記録再生装置のエラー検出
訂正方式の一実施例を説明するための図、第2図
は従来のエラー検出訂正方式による磁気記録媒体
のトラツク上におけるセグメントの記録状態を説
明するための図、第3図は本発明の前提として考
慮された構成例を示す図、第4図は本発明の実施
例における磁気記録媒体のトラツク上におけるセ
グメントの記録状態を説明するための図、第5図
は磁気記録媒体上に記録されたデータをセグメン
ト・グループ単位に分離する例を説明するための
図である。 図中、1は第1データ・バツフア、2はエラー
検出回路、3はエラー・カウンタ、4はセグメン
ト・カウンタ、5はレジスタ、6はAND回路、
7はエラー・パターン・レジスタ、8はEOR回
路、9は第2データ・バツフア、10はNOT回
路、11はフリツプフロツプ、12はNAND回
路をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セグメント・グループが、それぞれが情報デ
    ータと該情報データに付加され該情報データのエ
    ラーを検出するエラー検出コードとよりなるセグ
    メント・データを含む複数のセグメントと、該複
    数のセグメントの各セグメント・データを順次排
    他的論理和して作成されたエラー訂正コードのデ
    ータを含むセグメントとからなり、 複数の該セグメント・グループが磁気記録媒体
    のトラツク上に配置され、かつ読出された情報デ
    ータとエラー訂正コードとから、前記セグメント
    におけるエラーを訂正するエラー訂正機構を有す
    る 磁気記録再生装置におけるエラー検出訂正方式
    において、 前記セグメント・グループの複数個分のセグメ
    ント・グループをまとめ、当該セグメント・グル
    ープを構成する各セグメントを、前記複数個と同
    数の複数個の上記トラツク上に分配して配置する
    よう構成すると共に、 当該まとめられた複数個のセグメント・グルー
    プにおいて、当該各1つのセグメント・グループ
    内の各セグメントが異なるセグメント・グループ
    のセグメントと隣り合うように前記複数個の夫々
    のトラツク上に配置されてなる ことを特徴とする磁気記録再生装置におけるエラ
    ー検出訂正方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4955311A (ja) * 1972-09-27 1974-05-29
JPS5171115A (en) * 1974-12-18 1976-06-19 Oki Electric Ind Co Ltd pom jikikirokuhoshiki

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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